「父親たちの星条旗」公式サイト
3日連続試写会の第一弾はこちらの作品でした☆
「硫黄島2部作」の第一弾、"アメリカからみた硫黄島"。。。
"硫黄島の戦い"
1945年2月16日から約1ヶ月もの間繰り広げられた日米の攻防戦。
太平洋戦争末期の激戦であり、硫黄島は太平洋戦争において、米軍の死者数が日本軍の死者数を上回った唯一の戦場となったー。
第2次世界大戦の重大な転機となった硫黄島の戦いで、米軍兵士たちはその勝利のシンボルとして摺鉢山に星条旗を掲げる。しかし、この光景は長引く戦争に疲れたアメリカ国民の士気を高めるために利用され、旗を掲げる6人の兵士、ジョン・ブラッドリー(ライアン・フィリップ)らはたちまち英雄に祭り上げられる。
兵士の中には、自分が祖国で名を成すとは知らずに撮影直後に死んでいった者、生還した者でも、祭り上げられることに関心を抱かず、自分を英雄などとは思わなかった。彼らはただ、名誉とは無縁に戦い、戦死した仲間たちとともに前線に留まりたかっただけだった…。
"硫黄島の戦い"って言われてもイマイチピンとこないし、この写真も見たことあるのかないのかもよくわからないのですが、ひとつの戦いをアメリカ側からと日本側からという2つの視点から描く2本の作品。
どちらか一方の視点から描かれている戦争映画がほとんどだという中すごく興味深い作品です。
上映前にちょっとした豆知識を教えてくれました。
硫黄島の住所は東京都小笠原村。東京とグアムのほぼ中心に位置し、東京からの距離は約1200キロ。
大きさは、東京都品川区とほぼおなじくらいだそうです。
この戦いで日本が敗れた後、硫黄島はB29の拠点?になって、燃料補給や爆弾補給(だったような、、、)をして、日本に攻撃するようになったそうで。
コレをきっかけに一気に日本は敗戦モードになったのでしょう。
そう考えるととっても恐ろしい戦い、恐ろしい島だったんだなぁ、と感じました。
圧巻の戦争シーン。そして「英雄」として祭り上げられた彼らの苦悩のシーン。
それらがいい具合にかみ合っていて、2時間以上の上映時間はまったく退屈しません。
(脚本はポール・ハギス!)
戦争っていったい何なのだろう?
何のために戦うのか?
英雄とはいったい???
そんなギモンが私にも降りかかってきて、激しい銃撃戦に倒れていく兵士たちを見ているのがすごくつらかったです。
国家ってやっぱり「国」のことしか考えていなくて、個々の感情とかそういうのは全く無視で、、、
戦争とはとっても虚しく、そして無駄なもの。戦争には英雄なんていないんだ。
クリント・イーストウッドはそういうことを戦争を知らない私たちにも伝えてくれたような気がしました。
銃撃戦のシーンはとってもリアルで恐ろしい。
ありゃ?コレはプライベートライアン??なんて思ってしまったけど、スピルバーグが製作なのね。。。
米軍を攻撃している日本兵のお顔がほとんど出てきません。
これらが「硫黄島からの手紙」でどのように表現されるのでしょうか。
★★★★☆ 10月28日より公開です。
エンドロールに登場する写真たちがすごく印象的。主役の3人は、実物とも結構似ているナァと思いました。
「映画」として鑑賞していたのだけど、この写真の兵士たちをみて、「これが現実だったのか、、、」と
改めて、戦争とは恐ろしいものだと感じました。
上映終了後には、第2弾の「硫黄島からの手紙」の予告を流してくれました。
なにげに、この予告でイチバン涙してしまった。。。
やっぱり日本人としてはこの「日本から見た硫黄島」の戦いがすごく気になります。
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地元での試写だったのね。
戦争映画、今までもたくさん観てきたけど、
これは第二部との両方から観るという意味で
興味深い作品だったな
最近のイーストウッド作品なら
『ミステックリバー』が好きなmigです
早く「硫黄島からの手紙」が観てみたいね!
このすさまじいい戦いでの日本兵たち、考えると涙出てきちゃいそうだけど、
すごく楽しみです!
今からいっぱい試写応募しなくては
イーストウッド作品♪
実はなにげに「ミリオンダラーベイビー」は私は好きじゃないの。
どちらかというと「ミスティックリバー」のほうが私も好きです
監督もおっしゃっているように、今までのどの戦争映画とも違った切り口で 戦争が若者に与える大きな影響を描いていましたね。
日本版の方もとっても楽しみですね! アメリカでは2月公開予定らしいですが、早まって年内公開されれば、二宮君のアカデミー賞ノミネートも確実!とかどこかで報道されていました。
ホント興味深いですよね(-_-)ウーム。
見たいというか、見なければ!というか…。
いつもきららさんの映画コメを見て、
この映画を見に行こう!と決めているさだきちです。(≧∇≦)
コメントとトラックバックを失礼致します。
この作品は、戦争とそこにある社会と個々の密接な繋がりを細やかに描いており、争いに対してのクリント・イーストウッド氏の静かながら強い視点を十二分に感じさせられる力作でありました。
そして、原作であるジェームズ・ブラッドリー氏とロン・パワーズ氏の 『 硫黄島の星条旗 』 ( 文庫本 ‘02年 (株)文藝春秋 )の方も読んでみたいと思っています。
また遊びに来させて頂きます。
ではまた。
アカデミーを取ったわりには、作品が地味だったせいか、、あんまり盛り上がってなかったよね。。
でも私は好きで、、DVDでも繰り返してみます!!
、、で この父親たちの星条旗、、、
映画を見て もう何日か経ってるのに、、今でもジワジワとこみ上げて来る感情があるの。。すごく切ない、、、なんっていうか 言葉にできないような。。
そうそう、コメントのお返しにも書いたんだけどね、
硫黄島からの手紙のアメリカでの公開って まだ正式に決まっていないらしいのよ。
映画のサイトを見ても、2月ってなってるし、、ポスターもまだないのよ。。どうなるかしら、、ね。
私は一日でも早く公開して欲しいって願ってます
そして日本人として、両方をちゃんと見て、、またレビューを書いてみたいです。。
あー確かに、今までにはない戦争映画でしたね。
彼らは若いうちにああいう体験をしてしまって、、、もちろん彼らだけじゃないけどきっとつらかったのでしょうね。
えええー!二宮くんがアカデミー
しかしどうしてアメリカでの公開はそんなに遅いのでしょうね、、、
なんかヒドイ
もうすぐ新商品アップですね!ここ数日さだきちさんところ行けてない、、、ちゃんとチェックしなきゃ!
DSケースも決めなきゃ、、、
で、さだきちさんまだまだお忙しいだろうけど、
お仕事終わったし時間があれば是非観て下さい!
おススメはいっぱいあるけど、これは特におススメかも
多分同じ試写だったかもです~!
私も「硫黄島からの手紙」の予告を見て泣きそうになりました。
やっぱり日本人だからかこの映画では予告を見てそこまで何も思わなかったのですが「硫黄島からの手紙」はあれだけで何か伝わってくるものがありました。
2部作だけど2本で1本なんでしょうね。
次が早くみたいです。
戦争シーンはすごかったけど、その後の彼らの苦悩みたいのがうまく描かれていて
改めてクリントイーストウッドってすごいなぁって思えましたね。
またよろしくお願いします☆