映画～王の男

　 「王の男」公式サイト


韓国では歴代観客動員数第二位のこの映画（ちなみに一位は「グエムル」です）。期待に胸膨らませ試写会行ってきましたー☆


16世紀初頭、地方の旅芸人一座の花形チャンセン（カム・ウソン）と女形のコンギル（イ・ジュンギ）は、一座を抜け漢陽へ向かう。
彼らはそこで宮廷をからかった芝居を上演し、民衆の心をつかむ。
だがある日、王の重臣（チャン・ハンソン）に宮廷で芸を披露し、王（チョン・ジニョン）が笑わなければ死刑だと言い渡される。
一目でコンギルの美しさに魅せられた王は彼の台詞に爆笑し、臣下の猛反対を押し切って彼らを宮廷に住まわせる。
何もかもが珍しい宮廷での生活。しかしそれは、2人の激烈な運命の前座に過ぎなかった・・・。


２時間２分、私はずっとスクリーンに釘づけ！途中で手で押さえていたはずのバッグを落としちゃうくらいはまってしまいました☆
期待以上でした！

ちょうど先週末「チャングムの誓い」が終わったのよねー。
ってことで１６世紀という時代にもすんなり入り込めちゃいました。
（たしかチャングムでは王様は1544年に崩御されていたはず！近い～！）


冒頭からラストまで２人の芸がすばらしい。綱渡りみたいな芸ではハラハラしてしまったし、
（これ、いろいろなサイト徘徊していると、どうやらCGじゃないらしい！すごい！）
王様を冷やかす芸などでは私も一緒になって笑ってしまいました。
そして、それらの舞台や衣装の色彩がすばらしい。もちろん華やかな宮廷の色彩も鮮やか。
赤がキレイ。
さらに、さらに！役者さんたちの演技がすばらしい。
チャンセンの演技にもやられちゃいますが、女形のイ・ジュンギの妖艶演技にも注目デス。


チャンセンとコンギルは友情？愛情？その狭間の微妙な関係にあり。
女形のコンギルは私から見ても美しいと思えるほどなので、王様が惚れこんじゃうのも当然ですね。（三角関係か？）
そしてコンギルを見守るチャンセンがまたステキ！
必要以上は語らない。そして自分の命を掛けてでも相手を守ろう、正義を貫こうとする姿に涙、、、


宮廷の中は欲望＆憎愛のかたまり。
そんな中に飛び込んでしまった２人の芸人の美しい愛（友情）やすばらしい芸の数々。波乱の人生。
ラストの余韻がすごかった。


すごく見ごたえがある映画だと思います。
『韓国映画』という枠を取り去って、ぜひたくさんの人に観てもらいたいな♪


★★★★☆*　　　１２月９日より公開！初日舞台挨拶行きたい！
　　　　　　　　　　　 それでなくても絶対もう一度観にいきます！

実は、、、昨日は「無花果の顔」の試写（桃井かおり監督のトークショー付き♪）に行ってきたのです。
でもね、なんだかイマイチ理解できないの。
３日後くらいに考えて、と言われたけど、それでも良く分からない。
blogで映画レビュー始めてから初めてレビューできないかもしれません＞＜

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