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湘南気まぐれ写日記

「湘南に咲く花」や「風物」、そして「身近な小物たち」の写真を中心に気ままにつづった身辺雑記です。

時計草(トケイソウ) 今、何時?

2005年07月29日 | 花尽し
姿と名前がこの花ほどぴったりの花を知りません。ところで、今何時を指しているのでしょう。

熱帯アメリカ原産のつる性植物。花の色は白のほか赤・紫などあります。

欧米では十字架にかかるキリストを連想してパッションフラワーと呼ばれます。呼び名もいろいろですね。

露草が咲いています

2005年07月25日 | 花尽し
「露草」とは、露をおびて咲く姿が美しいことからきた名前でしょうか。古名のツキクサは「月草」ではなく、青紫の花弁の絞り汁でよく布を染めたことから「着き草」が由来といわれています。

ハチス

2005年07月23日 | 花尽し
ハスの古名(奈良時代)はハチスです。その由来は、実がハチの巣に似ているからだそうです。

ハスの蜜を吸いに来たハナアブ君のお届けです。ハチでなくてご免なさい。

蓮根から花を見る

2005年07月22日 | 花尽し
蓮根の写真を撮るかわりに、蓮根から見た花はどんな感じかというイメージで撮ってみました。

蓮というと、何か神秘な花のイメージがありますが、青空をバックに軽やかな雰囲気を出してみましたがいかがでしょう。

花だけだと蓮に叱られる

2005年07月21日 | 花尽し
花をお送りしていましたら、おいおい花が映えるのはおれたち葉がまわりを演出しているからだよ、といった声がどこからともなく聞こえてきました。

といったわっけで、今度は葉のお届けです。夜来の雨滴を集めた姿を、あまり凝らずに素直に撮ってみました。葉の中心から周辺に向かって放射状にのびる葉脈が特徴です。よく見ると、何だか花とよく似ているのに気がつきました。

お次は蓮根ということになる段取りですが、今回は、これまでといたしましょう。

紅白の蓮を「横顔」でお届けします

2005年07月19日 | 花尽し
7月10日号では、光明寺さんの千年蓮(センネンハス)をお届けしました。今日は、鎌倉・鶴岡八幡宮の源平池で花をつけ始めた紅白の蓮(横顔)のお届けです。今日(19日)八幡様に問い合わせたところ見頃は7月下旬~8月上旬とのことでした。

よく、蓮が咲くときに「ポンッ」と音を出すと言われますが、蓮博士で知られる大賀博士らの観察では「音は出さない」そうです。池の方から聞こえる音は、池の中の魚(鯉など)のはねる音ではないかと言う人もいます。また、あの花の咲く前の姿から、咲く時に、いかにもポンッと音を出しそうだからと言う人もいたりしていろいろです。

以下、HP『旅おりおり』の記事からの抜粋です。

ハスは開花するとき、「ポン」という音がするという話を聞いたことはないでしょうか。これは、昔から信じられていることだが、昭和初期に、実際には音はしないということを確かめた人達がいた。昭和11年7月、東京上野の不忍池で”蓮の音を聴かざる会”が催された。出席したのはハス研究者の大賀博士、有名な植物学者の牧野博士ら約30名でした。池の中に4個のマイクを設置し、それを陸上のスピーカーを通して聞いたところ全ての花は全く音をたてずに開花したそうです。

それでも、音を出すと信じている人は、そのように思うのもまた「夢」があって、それはそれでいいのではないでしょうか。
 
 満願の音立てて咲く蓮の花   萩原喜久代


ジャスミンといっても

2005年07月18日 | 花尽し
今日は、マダカスカル・ジャスミンのお届けです。ガガイモ科に属します。花屋さんの店先でジャスミンと呼んで売っているのは、ほとんどこの種類です。香りもあまりありません。ただ、値段が安いのとたたずまいがさわやかなのでけっこう人気はあるようです。

いわゆるジャスミンはモクセイ科、温かな甘い香りで人々の心をリラックスさせてくれます。

中国料理を食べるときに出てくるジャスミン茶は、ジャスミンの仲間の代表的な種類の「茉莉花(まつりか)」が原料となります。その独特の香りは胃や呼吸器系の疾患を癒す効果があると言われています。

半八重の茉莉花

百合シリーズ「第3弾」は鉄砲百合です

2005年07月14日 | 花尽し
夏の花「百合シリーズ」として、おなじみの山百合、そして、海辺を彩る透百合(スカシユリ)をお届けしてきましたが、今日は、家の庭でよく見かける鉄砲百合(テッポウユリ)のお届けです。

白色のラッパ状の花を横向きにつけるのが特徴です。その様子をラッパ銃に見立てて名づけられました。

木萩咲く

2005年07月12日 | 花尽し
萩(ハギ)と言えば秋の七草の一つ、初秋の頃から花をつけ始めます。山野に自生する山萩、そして観賞用に植えられる宮城野萩(ミヤギノハギ)がその代表格です。

そんな中、木萩(キハギ)は梅雨明け頃から花をつけはじめます。秋の萩にくらべて地味な佇まいなので、あまり目立ちません。山萩の仲間と言われています。

秋の萩に先がけて一足早めのお届けです。

こちらは宮城野萩、夏に花をつけ始めるものもあり、夏萩(ナツハギ)とも呼ばれます。