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酒の肴を独断偏見でエブリデー更新。関西3県境の北摂(兵庫東北部、大阪北端、京都南部)に生息※敬称は略。

やすし伝説本 息子の一八がきょう秘話出版

2018-02-24 | 日記

破天荒漫才師・横山やすしを長男の木村一八が書いた。
やんちゃ坊主がきょう24日、父の伝説本を宝島社から出版する。
やすし伝説本は数あれど、溺愛された息子の父親像は興味深い。


異母きょうだいの末っこ光によれば、横山家の約束があったそうだ。
頑固さは父譲りの一八は「やすし像を崩すな」と家族に宣言したそうな。
『長男権限や。本当のお父さんの姿を話さないように
光はいう。

「昔の兄の事件の真相も書かれています。今回読んでみて、私も初めて知りました…。兄と父と警察しか知らない本当の話…。本を見てやっと、なるほどと腑に落ちた。一人でも多くの方に見て頂けたらと思います」
兄の事件とはタクシー運転手暴行事件。
19歳の88年11月、東京・六本木で傷害容疑で逮捕された。
運転手は脳挫傷の重傷。
現場には飯島直子や相楽晴子もいて、派手な交友関係も暴露された。
一八は少年院送致。
賠償金など1億円を支払った。

95年2月にも路上で米国人少年を殴打、傷害罪で再び逮捕されている。
その1年後の96年に父やすしは肝硬変で51歳の若さで他界した。
息子を溺愛、かばい続けた父。
好きで好きで、尊敬しながらも、父の足を引っ張り続けた息子。
納棺前に添い寝した一八の姿が忘れられない。
スーッと、自然に横たわった。
記者の身で、血縁以外では私だけ通夜の席にいさせてもらった。
こちらも、自然にシャッターを切った。
あの時、父子はどんな言葉を交わしたのだろうか。
私にとっても、忘れられないスクープとなった。


【96年1月24日付・報知新聞】
「木村雄二でやってることの真逆をしているのが横山やすしや。家で家族愛を語っておいて、次の日に“一八行くぞ”と愛人の家に連れて行かれる。意味わからへん。頭ん中」
かつて一八は、そんな破天荒な父のことを話した。
一八は今秋には49歳。
父の齢は、もうすぐ。
「もう、わし、裃(かみしも)脱ぎたいわ」
死の直前、啓子夫人(故人)に玄関前でやすしはつぶやいた。
そんな父の終の棲家になった大阪・摂津市の自宅。
今は一八が守っている。

◆木村 一八(きむら・ かずや )1969年11月17日、大阪・堺市堺区生まれ。大阪・摂津市在住。14歳の中学生で芸能界デビュー。レコード、映画などで活躍。度重なる暴行事件は人生の中で影を落とした。現在は映画、Vシネマ、舞台などで俳優。父・横山やすし(96年51歳で他界)。「一八」の名の由来は一か八か。妹・雅美、光。181センチ。



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