五六七神政と新興宗教

国常立尊が神界の主宰者に復帰されて、霊界では、既に新しいミロクの世が始まっているようです（と言ってもだいぶ前からですが）。そのことと、いわゆる新興宗教に対する神界の対応のメッセージが、伊都能売神諭にあるので転載します。新興宗教とは何か、が分かり易いと思います。情報元は下記です。読み易いように、少し編集してあります。カッコ内は注

http://reikaimonogatari.net/index.php?obc=is14

（ここから）

艮の金神国常立之尊である。

永らくの神界の仕組の成就する時節が参りて、いよいよ今年（大正7年）は五六七（ミロク）の神政の始まりとなりた。大正七年旧十月三日は、五六七の神政の守護の始まりであるから、神界では、大正七年十月から以後を、神聖元年と申し、大正八年の節分から神聖二年と成る．．．。

（中略）

天理、金光、黒住、妙霊教会は、三千世界の大望ある故に、神界の経綸（しぐみ）で、艮の金神よりも前に現わして在る。

だが今の神の道の布教師教会は、皆、元の大神の精神が少しも判って居ないから、せっかくの教祖の御苦労を水の泡に致して、肝心の御用は出来ぬ様になって居る。

だから出口直の体内を借りて、世界にある事を、今の教会の守護神と布教師に注意した。しかし皆の教会関係者が慢心いたし、欲ばかりに惚けて、終には神を看板にして神商法を致すように成りて、悪魔の容器で在るから、到底神界の間には合わない者ばかりである。

されど、非常に永らく教祖が苦労なされた事を水の泡には致したくないから、金光どのの布教師と教会へ、出口の手で筆先をかかして注意してあれども、自分の方の都合が悪いから、何時も知らぬ顔して葬りて了って、神の経綸の邪魔を致した。

何も知らぬ信者は、盲目に手を曳かれる盲目同様であるから、誠に気の毒なものであれども、布教師から前に解らしてやらねば、布教師の顔が立たぬから、布教師教会から助けたいと思うて、永らく神は心を砕きたなれど、どうしても聞入れぬ。

だから、これからは布教師教会は後廻しに致して、何も知らずに迷わされて居りた信者から改心させて助ける様に致すから、これまでの教会は火が消えるだろう。布教師はヂリヂリ悶えを致すだろう。今それが眼の前にありありと見え透いて居るから、神が気を付けているのじや。今までの神の道の教会は皆火が消えるだろう。

悪神が金神の真似をいたして、立派に教会を建て、服装を立派に飾りて、吾ほどのヱライものは無き様に申して羽張りて居りた悪の守護神であるから、少しも神力が現われない。だから今まで欺されて居りた信者が、愛想を尽かして散々バラバラ、秋の木葉の如く減りてしまうだろう。

今の内に布教師が改心いたせば赦してやりて、結構に守護いたしてやるなれど、どれだけ言い聞かしても未だ敵対うて居る守護神、布教師は世間の恥晒しとなりて、乞食も出来ぬ様な事に落ちて苦しむだろう。

次には、天理王の守護神も布教師もあらため致して在るから、そろそろと化けの皮が現われるだろう。

おみきどの（教祖、中山みき）も誠の御方で結構な教えを致して神国の道を開いて下されたのは、神国の為に結構であれども、あとの御世継と布教師が何も判らんから、肝心の神の精神は汲み取れず、とうとう世間並に宗教の仲間入りを致してしまった。

今の天理教のやり方と申すものは、まるで商法と同じ事に成りて居る。永らくの間、艱難辛苦をして、道を開かれた教祖どのに、何と申して言分けが立つと思っているか、おみきどのに気の毒であるぞ。

次に黒住どの、妙霊どのの、あとの御世継も布教師も、皆、教祖どのの教えを素直に致さずして、吾の我ばかりで御道は段々おとろえるばかり、是も誠に気の毒であるぞ。一日も早く、今日までの取違いを改めて、五六七の神政の御用に立たねば、何のための神の布教師かサツパリ分らん事になりて今に唖然と致す事が出来いたすから、今一度改めて変性女子（出口王仁三郎）の手で、念を押して置くぞ。

神の道の守護神も布教師も、早くやり方を替えて、誠の道に立帰らないと、今に立別けが初まりて、ヂリヂリ舞を致さなければならんぞ。今に実地が初まるぞ。

（以下略）