Mind Leaf

~ マインド リーフ ~

    

木内鶴彦講演会 その1 はじめに

2008-05-14 01:44:04 | アクティビティー


 昨年フランスを訪ねた時に、何人かでニースからそれほど遠くない田舎の村に行ったのだが (何を隠そう、私はヨーロッパの田舎の村の大好きな、村フェチである・・・)、その時、その村のカフェで夕暮れ時お茶を飲みながら、この木内さんの事が話しに出たのだった。丁度その折、フランス人と結婚してモナコに住んでいる日本人女性がいて、彼女は相当木内さん信奉者らしく、是非日本で講演会に行って下さいと、盛んに言われたのである。(後で分かったのだが、実は彼女はそのNGOの運営メンバーだった) 僕はと言えば、半分上の空で、こともあろうにこんな事も彼女に言い放ってしまったのだった。
「昨今いろんな人がいるけど、ホントもウソも混在していて、結構みんな盲目的になってしまうではないですか。僕はある意味、科学的な論証とまでは行かないけど、そこに客観性がないと駄目だと最近思っているんですよ・・・」しかしそう言ったら、意外な答えが返ってきた。
「木内さんは、科学的です。」ときっぱり・・・。「ハレー彗星を独自理論で4つ発見した人です。」そう言われて、ちょっと興味を持ち始めた自分がいたのだった。それから一冊本を読んで、いろいろとわかった。太陽光発電事業にも係わっていた人らしい・・・なるほど・・・臨死体験をしている・・・・ほ~・・・・太陽光を使ったゴミ処理施設や新しい発電システムを考案している・・・へ~・・・(今年になって国際特許が認められた) 確かに面白い人らしい、ということで、3月に江ノ島で行われた講演会に出向いたのであった。参加者総勢3~40名ほどの集まりだった。

 その内容は大きく分けると次の4つがテーマだった。「原子力発電の嘘と夜のイルミネーション」、「太古の水」、「臨死体験」、「日本の神話の真実」・・・

 臨死体験と水の話の内容はリンクする。臨死体験の折、太古の昔の月の誕生を見たのだという。彗星が地球の引力につかまり大量の水を地球に降らせ、その時に地球に大規模な海が誕生したという事である。また月の誕生前の地球は気圧も高く、水そのものがより活性化されたものでその水の組成を再現したものが太古の水ということだ。講演会場でその水を飲んでみて、確かにある種の良さを感じたが、月の誕生の話はどうなのだろう?その話を否定をするつもりもないが、実は同じような体験をしている人が違う事を言っていたりする。例えば、メルキゼデクは、「フラワー・オブ・ライフ」の中で月の誕生を語っているが、それはこの話と似てはいるが非なる話である。この手の話は、(全く信じないわけではないが)まあひとつの物語的な話として聞いておくのが良いのではないだろうか?神話の話もそうである。真実は神のみぞ知るである。ただ、この手のどんな話でもその中に真実は隠れていると僕は思っているので、否定できることでもないだろう。ところで、「原子力発電の嘘と夜のイルミネーション」については、少し詳しく書いてみたい。(その2へ)

 木内鶴彦著「生き方は星空が教えてくれる」「空の記憶

        


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