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木内鶴彦講演会 その2 原子力発電の嘘と夜のイルミネーション

2008-05-14 01:58:07 | アクティビティー

 

 写真:夜の地球
   特に日本は真昼のように明るいのに比べて、南米は明かりがほとんどない。

 木内氏の講演によれば、今盛んに行われている夜の都市のライトアップには隠された意図があると言う。それは原子力発電と関連している・・・。

 原子力発電の仕組みはどうなっているのかと言えば、核融合によって発熱した熱で水を蒸気に変えタービンを回して発電するのだが、一度原子炉を稼動させると炉心棒を抜けないので、昼夜莫大な発熱を続ける事になる。つまりそれを夜だけ止めるというわけにはいかないのである。そこで夜中でも発電し続けている電気を消費してもらう為に、ビルやランドマークのライトアップを初め夜の活動が盛んに行われるようになったのだと言う。その結果、今では夜も煌々と明るい都市が生まれたのだ。そして、(世界中で)日本全体昼夜の区別がなくなってしまった・・・。

 その結果、植物が夜活動出来なくなった。今植物は明るい夜の中で何とか生き延びているが、もう疲れきっている。植物学会は2011年ごろから世界中の植物の死滅が始めると警告している。その理由は地球のアマゾンなどの破壊もあるが、世界が明るすぎて植物がもう耐えられなくなっている、と言うのだ。また温暖化の原因と言われるフロンガスが成層圏近くまで上昇するのに数十年掛かる事を考えると、今の温暖化の状況は数十年前のフロンガスが上昇した結果の影響に過ぎないのだと言う。ちなみに今のフロンの量は、数十年前の100倍である・・・従ってこのまま進むと、ますますオゾン層も危機に瀕し、温暖化が加速される・・・。そして東京にメタンが襲ってくる・・・。70年代から光化学スモッグが発生し始めたが、それらは空気より重いので地上の地面近くに溜まる事になった。二酸化炭素も同じで地上近くに溜まる。・・・さらにその二酸化炭素から発生したメタンは塊となって光化学スモッグのように移動して町を覆い、今後瞬間の窒息死の心配も出てくる・・・。

 ところで昨今二酸化炭素の問題は、グリーン経済の一環として太陽光発電も注目され、太陽光パネル発電で空気を綺麗にという方向に走っているが、実は太陽光パネル発電には大きなウソがあるという。(木内氏は京セラの太陽パネルの開発にもかかわっていたらしい・・・) 太陽光パネルは電子の流れによって発電するが、その際パネル自身も電気を必要とするので効率が悪く、またその制作に掛かるエネルギーやその寿命(約30年)と処分を考えると、発電には全く見合わないものであることがわかるのだという。ではどうしたら良いか?

 そこで木内氏が考えたのが、長年星を観測していたのもあって、天体望遠鏡の原理のようにレンズの組合せによって太陽の光を集めて利用する事だった。実は光の利用は昔から行われていた。オリンピックの聖火は、何故神聖なのか?またどのように灯すのか?と言えば、ボール上に磨いた石で太陽の光を集めて、火を灯しているのである(凹レンズの原理)。だからこそ太陽の神アポロンの使いとなり、聖なる火とされるのだが、実はレンズの組合せでそのように太陽光を集めると、すべてを炭素化できるほどの熱が発生するという事なのだ。そこでその熱量をコントロールすればダイオキシンも出さない「理想的なゴミ処理施設」が出来るし、発生した炭素も多方面に活用できるのである。また、同じような原理で、「全くクリーンな太陽光発電」が出来ると言うこと。複雑なコントロールもいらないし、コストも安い。これが木内氏の国際特許で、すでに実験済みで実用化に向かっているということである。しかしこれは、今の現状の業界団体の利益に反することにもなり、そこが問題にもなるのである・・・。

 


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