Mind Leaf

~ マインド リーフ ~

    

伊勢神宮 内宮 その2 おかげ横丁

2009-12-30 21:24:49 | 旅行(たび)
 おかげ横丁とは・・・

 その内宮の参道にある横丁で、同じく江戸を再現した町並みがそろう広さにしてどのくらいと言って良いのか、建物にして、20~30棟はあるのではないだろうか?

 実はこの横丁、あの「赤福」の社長が建てたものなのだそうだ。

 加賀宮で何かの存在を感じたという友人の映像クリエーターが、あの例の「赤福偽装事件?」のちょっと前、赤福の社長が地域振興の功績によって総務大臣賞を受けたので、そのことを記念する映像を頼まれたのだそうだ。

 その撮影のためにいろいろなインタビューによって知ったということなのであるが、それにしても、この横丁の土地も建物もすべて個人の(あるいは会社の?)持ち物だとは恐れ入ってしまう。何でも総工事費160億円というから・・・桁が違う。

 参道にしても、以前は電信柱がたくさん立っていたのを地下にすべて埋めたのも「赤福」の社長なのだそうだ。

「赤福」はさんざん叩かれたけど、こんなこともしているとは、確かに地域振興には情熱を感じるところもあるような・・・。

 

 

伊勢神宮 内宮 その1

2009-12-30 21:16:12 | 旅行(たび)

 伊勢神宮、内宮の参道。

 江戸のお伊勢参りということで、江戸の風景の再現は、見事。

 タイムスリップとまではいかないが(雰囲気が新しすぎるからか?)なんとなくの風情は感じる。ここまでやるとは、なかなかのもの。ここまで参道が充実?しているのは、なかなかない?


伊勢神宮 外宮 その3 多賀宮

2009-12-30 21:08:15 | 旅行(たび)

 多賀宮(たがのみや)
 
 豊受大神(とようけおおみかみ)の荒御魂(あらみたま)をおまつりする別宮。あの多賀大社とも繋がっているのだろう。

 ここには、エホバが祭られているのだと言う話を聞いたことがある。
この場合のエホバはどんな意味なのだろうか?おそらくユダヤの神という意味のエホバなのだと思うが、伊勢神宮の銅鏡にヘブライ語が書かれているというのを写真で見たことがある。

 神道の起源は諸説あるが、分散したユダヤ12使団が日本に伝えた教えと、日本の古来の教えが混ざって出来たのが神道と言う話もある。神社の鳥居は分解するとヘブライ語で神の名となる、という話もあるのだ。


 映像クリエーターの友人が2年ほど前に撮影の仕事でこの多賀宮を訪れた時、一斉にセミの鳴き声が止まり、ふと顔を上げると何かの存在が来ているのがはっきりと分かったという。セミの鳴き声が泣き止んだ時、これは何かの前ぶりだと感じたというのだが、そんなこともあっておかしくはないだろうと、思う・・・。

 時に、自然界の生き物や動物は神の使いとなるのであるから・・・。


伊勢神宮 外宮 その2

2009-12-30 20:56:43 | 旅行(たび)

「御正殿」(ごしょうでん)。

 神明造(しんめいつくり)の本殿である。教科書に出てきたやつですよ^^

 ここのエネルギーはやわらかく素晴らしかった。幾重もの社殿が建てられているが、中は撮影禁止。誰もがここと訪れると無口になり、形容しがたい気持ちになるのではないだろうか?


伊勢神宮 外宮 その1

2009-12-30 20:55:28 | 旅行(たび)


 さて、伊勢です。

 伊勢神宮、外宮の喫茶店で伊勢うどんの朝食(?!)を済ませ、豊受大神宮・外宮(げぐう)のお参りに出発。豊受大神とは、天照大神のお食事を司る神であり、衣食住を始めとするあらゆる産業の守り神である。

 まずは、入り口にある「勾玉池」に足を運ぶ。池が勾玉の形をしているからこう呼ばれるのだろう。朝のすがすがしさの中、池を一周することにする。距離にして15分ほどだろうか。途中、稲荷神社の鳥居の重なり合った道と通り過ぎながらの一周路は、なかなか気持ちが良い。

 対岸から見る奉納の舞台は、なんとも美しい・・・(写真)

 是非、こんな場所で奉納される舞いは一度見て見たいものだ。それこそ優雅なものなのだと思う。神への捧げもの・・・。以前はどんな意味があるのだろうか?と訝しく思ったこともあったが、最近は神はそうした楽しいことも笑いも好きなのだということも納得している。えてして人は真面目に考えてしまうものだが、すべてにおいて(人の観点から)真面目であることが良いこととは限らないらしい。子供の無邪気の方が、むしろ神に近いところがあるのかもしれない・・・。

 


琵琶湖 その2

2009-12-30 12:30:51 | 旅行(たび)
 
 翌日は、研究会の合間に昼に近所の神社にもおまいりに行き、琵琶湖の湖畔に降りてしばし琵琶湖を眺めたり・・・。

 その琵琶湖、間近で見るとまた違った表情を持っていて、まるで海岸線の波打ち際にいるように波が打ち寄せて来て、湖の向こうを見ていると、向こう岸にぼんやりと町並みが浮かび上がっているのが見える・・・まるでどこかの埠頭にいるような感覚にもなってくるわけです。

 琵琶湖のあたりは畑もたくさんあり、巡っていると心地の良いカントリーサイドを感じることも出来る。都会人の勝手な思い入れかもしれないが、また訪れて、多賀神社や、今度は琵琶湖の中の竹生島などにも行って見たいと思ったのでした。

 さて、研究会は夕方6時に解散。それからU先生ともう一人と3人で彦根のキャッスルロードで近江牛を味わい(値段の割には・・・云々な味でしたが)いざ、車にて、伊勢に向かって出発したのでありました。

琵琶湖 その1

2009-12-30 12:24:05 | 旅行(たび)
 
 さて、マインドスケープ研究会です。会場のエクシブ琵琶湖は2年ほど前に知人の招待でここに来て、また訪れることになるとは・・・。

 琵琶湖は子供の頃に来ている筈なのだが、もちろん記憶もおぼろげ・・・しかし、その2年前にこの場所でふと窓から見た琵琶湖の姿は初めて美しいと思った。とてもさまざまな表情を持っていることを知った。朝もやの中の幽玄とも言える姿、朝日の中では深みを感じる色合い・・・午前中の光の中では気持ちの良いブルーとなって、昼間には海のような表情を持ち、日が翳り始める午後には、また湖の神秘を取り戻し始める・・・と、ちょっとロマンチックすぎる表現かもしれないが^^;;そんな琵琶湖にまた来れることを楽しみにもしていたのである。

 それにリゾートホテル・エクシブライフもなかなか快適。あの時はもとスタイリストのちょっと派手目のお姉様のご招待だったが、午前中の光線の射し込むラウンジで飲む「朝シャン」(朝から飲むシャンペン)は最高よね~なんて、そんなことも体験させて頂いたのでした。なるほど、朝シャン・・・確かに癖になるかもと^^;;(呑み助でない私もつい飲んでしまう・・・)

 研究会は2日間、つつがなく過ぎ、U先生の提案するマインドスケープ・場の言語学もようやく分かり始めて来た実感があった。それにしてもこのU先生の奥深さはなかなかのもので、言語学者でありながら、合気道の指導員の資格も近いうちに取得されるようで、「気」のエネルギーのことも良くご存知なのである。

 それにしても言語学者が「気」のことを語って良いのか?怪しい言語学者という烙印は押されないのか?というニュアンスも込めて冗談混じりで尋ねたところ、「そもそも言語なんて、何かわからないことや捉えられないことを指し示めそうとしているだけのものですからね。もともとギャーとかギョエーで始まったわけですよ・・・」 なるほど、ごもっともでございます。^^ギョヘー~~

 ・・・そうです、今回は擬音の研究15年とか20年の先生の本も文献として出てきたのでした。擬音や擬態語は深いですよ~。この琵琶湖の湖よりも~^^;;

 エクシブの飯はなかなかうまかったし、夜の和食ディナーの後はラウンジで「夜シャン」と洒落込んで、生演奏を聞きながら、言語のことを言語で語り合ったのでした。

 渋すぎる^^;;
 
 ⇒写真のプールサイドも冬の琵琶湖~という寒そうな感じですね。


彦根城 その4

2009-12-30 02:22:33 | 旅行(たび)

 

 彦根城の北東にある大名庭園「玄宮園」。  

 城は井伊直政が1601年に建てられたもので、庭園は1677年に作られたという。

 大名庭園とは、江戸時代、各藩の大名が競って築造した庭園ということ。回遊式のこの玄宮園は、確かに美しかった。

 この間訪れた「浜離宮」もそういった庭園のひとつである。 写真にも写っているのが茶室。時間があればここで抹茶などを一服したかったが、残念。

 しかし、残念だったのは池には生き物が何もいなかったことだろうか。「浜離宮」の魅力は池に来る鳥たちの姿の美しさであったりと、自然の変化そのものだったように思うのだが、ここ「玄宮園」の池には、生き物の息が感じられたなかった・・・。

 でも、こういう庭園の美しさは、エクスタシーを感じさせてくれる日本の美のひとつですね。

 庭園を通していろいろと見えて来る日本人の美意識・・・また少しいろいろと庭園関連の本を読んで見たくなってきます。

 よく言われるのが「わび」と「さび」ですが、これもまた奥深いですが、それだけでは語れないのが日本人の持っている感性。時にド派手なものが噴出さずにはいられない血脈を持っていて、それが「金閣」のようなものを創られたという文化論もある。

 それこそラテンの血という話もありますが・・・このファーイースト日本、いろんな文化や民族の吹き溜まりなんですね~。