Mind Leaf

~ マインド リーフ ~

    

「ヘミシンクによる未来生体験」という本・・・

2009-02-07 12:00:03 | メタフィジカル・サイエンス

 

・・・あっという間に1月が終わった。1月はただただ濃いひと月間だった。

 ところで、一冊の本をご紹介します。

 「ヘミシンクによる未来生体験」上原忍著 文芸社

この本は、歯科医である私の知人、上原忍氏が、体外離脱を経験するまでのひとつの手記である。何よりも、歯学博士であるドクターが書いている所にその価値があると思う。淡々と自分の経験を表現している文体は、ある意味素朴だが、しかし、だからこそ深い説得力があると感じる。なぜなら、そこにはプロ的なある種の創られた手法やこなれた語り口はないからだと思う。僕にとっては身近な人の体験という事も手伝ってか、「静かな衝撃」を与えてくれた本だった。

思い返せば数年前に、僕の方から上原氏と群馬の気功師であるM氏を誘って、東京で行われた「モンロー研究所」の説明会に行ったのだった。 モンロー研究所とは、アメリカ人のジョン・モンローという人が、ヘミシンクという音響を利用して人を変性意識状態に導き、さらには体外離脱に導くというものである。原理としては、左右から違う音響を人に聞かせることで、欠けている周波数を脳が補おうとするので、変性意識状態に至るというものだ。僕自身、6~7年前より、かなり興味があったので、その説明会に足を運んだのだったが、いろいろと忙しくなって、モンロー研究所どころではなくなってしまったのだった。しかし上原氏はその道を極められ、ついには、モンロー方式の音響を利用しないでも、自発的な体外離脱を経験するに至ったようである。

誤解を恐れずに言えば、本の中に書かれている、モンロー方式での変性意識状態での数多くの過去や未来のビジョンに対しては、僕自身は肯定も否定も出来ないと感じた・・・。そうしたビジョンそのものをすべて丸のみしてしまうのは、僕自身抵抗があるからである。例えで言えば、退行催眠で過去生回帰をして出て来たビジョンがその人の過去生かと言えば、それは違うと僕は思っている。人によってはそれを過去生と言いきってしまう人もいるが、それはその人の幻想といくつかの真実が組み合わさったビジョンであって、必ずしも正確なものではないと思うからである。ただし、この場合は内容そのものの真偽はどうであれ、催眠療法の効果があれば良い訳であるが、しかし未来や過去を覗き込んでそれを受け止める場合、それを絶対の真実であると思ってしまう事はとても危険が伴うのではないか思う。これは、リーディング、チャネリングの場合も同じではないかと思う。

その危険性の理由は、二つある。ひとつは、インドのある聖者が言っていた言葉でもあるのだが、未来の事をこうだと言われたことで、その人そのものが自分の思いをそうだと固定してしまうと言う点にある。つまり、本来なら1年後の未来は、リーディングしたその瞬間のもので、たとえそのリーディングが正確であったとしても、それはまだ確定されたものではない筈なのだ。もちろん未来がリーディングしたその通りになる確定要素はあったとしても、まだ個人の思いによっては、また違う未来が表れてくる可能性、つまり不確定要素があるわけである。しかし人は未来がこうなると言われたその瞬間から(あるいは過去生がこうだと言われた瞬間から)、その人の思いはさらにその場へと流れて行き、柔軟性を失ってしまうものなのである。

もう一つは、当然ながらそのリーディングの正確さ、あるいは真偽そのものにある。どんなに凄いリーディングをする人でも、その人の持つフィルターを通しているのであって、絶対ではないということだ。その中に真実もあれば、ノイズもあるという事である・・・。とはいえ、実際にモンロー研究所で体験しなくては、そのビジョンについては何も語れないことも事実なわけで・・・。^^;;(やはり余裕ができたら、行きたい!)

 さて、上原氏は、一部で言われている2012年~2013年の「アセンション」(次元上昇)についての検証をひとつのテーマとして、時代の未来を垣間見て行く。そして何らかの天災などの驚愕の未来を見て、やはりこのまま進んでいくと、我々の社会や世界、地球そのものに暗雲が立ち込めているのは確かなようだと確信し、その事にある意味ショックを受ける。しかし、上原氏はそれに対して悲観的になるのではなく、たとえ社会やひとりひとりの現実がいかに厳しくとも、それは必ず乗り越えられる課題であるのだ、というひとつのシンプルな結論に達する。われわれ個々人の生き方が大切で、良い想念を持って、良い波動を持って生きていけば、あの世では素晴らしい世界が待っているし、また地球そのものもアセンションへの道(次元上昇)へと入って行く事も出来るのだから、安心して精一杯この世界で生きて欲しいと、本の中で語っているのである。

このアセンションについては、僕自身は率直に言ってどう判断して良いのか分からない。以前はこの手の話に夢中になったのだが、最近は少し距離を置いて眺めている。もう少し具体的に述べれば、一万二、三千年ごとに訪れるという人類の進化を加速する銀河の素粒子の帯であるフォトンベルトがあり(要は銀河の渦巻の本体みたいなものか・・・そんなものはないという人もいる)、その帯に地球が突入すると、意識レベルの飛躍的なジャンプが起きるというものから、地球そのものがまったく違う次元に移行するものまで、さまざまに言われている。その経緯として地軸の逆転やら、天変地異が起こるとも・・・。それが始まるのが2012年とか2013年、あるいはすでに始まっているなど、いろいろな話が交錯している。確かにそうした話は恐ろしくもあり、しかし反面魅力的だとは思う。・・・ある意味、我々自身が過去において人類創世の物語である神話を紡ぎだして来たように、こうした話も、新たな銀河をも含んだ我々の誕生と新生の神話を聞かされているようにも思える。つまりそうした何らかのストーリーが必要な時代に来ているのかもしれないとは思う。しかし・・・と一方では思う。ともすると、それは本当の意味での死と再生の物語ではなく、いわゆるノストラダムスの大予言のような、世紀末の不安やヒステリックな現象に似ている側面もあるのではと思えてしまうのである。

ここで言いたいのは、例えとして挙げたノストラダムスの予言の真偽そのものではなく、そうした現象の裏には、我々の世界の根底にある不安や怖れと共鳴しているところもあるということだ。良くも悪くも何かの幻想にとり憑かれたように夢中になり、同時にその対極の不安を抱えてしまうのも人間なのだと思う。我々は、我々自身の地球や我々自身の存在についての本当の意味をなかなか知りえないのも真実だと思うし、だからこそ、我々の意識の底には、不安や恐れが存在しているのも事実なのだと思う。また、我々が未来に向かっていく為には、古い概念や世界観を壊し、新しい時代を開いて行く為の何らかの物語が(潜在的にも)求められているのも、欲求として当然なのだと思う。だからこそ、本当の意味での我々という存在の宇宙的意味や流れを語るもの、つまりは現代の神話が必要とされているのではないだろうか。新たな宇宙的規模の調和を求められる世紀になって、本当の意味での新たな物語を紡いでいく力を持つことの必要性は、神話研究者のジョゼフ・キャンベルではないけれど、ますます増しているように感じるのだ。それは資本主義社会のサクセスストーリーとは縁遠いものかもしれないが、同時に本当のスピリチュアリズムとは何かということを、我々個々人が自分自身に問いかけなくれはならないことなのではないかと思う。

しかし、人はなかなか、スピリチュアル(霊性)というものに確信を持てないものである。何故なら、死んでからでないとなかなか分からないからだ(死んでもわからないかもしれないしね・・・^^;;)。作者の上原氏もこの真のスピリチュアリティーとは何かと言う点について、「シルバー・バーチの霊言」を座右の銘として引用しながら、言及している。体外離脱を体験した事によって、確かに死後の世界があるのだという確信の得られた事は、スピリチュアルな道を歩んでいく上での道しるべになったとも語っているが、しかし、それもひとつの通過点にすぎなかったということも語っているのである。要するに体外離脱はスピリチュアリティー追及の結果として起こるひとつの出来事ではあるが、それがすべてではなく、単なる道の途上に過ぎないと語っているのである。

我々は、この目に見える世界、肉体的に触れる世界をすべてと思いがちであるが、それは幻の世界に過ぎない事は薄々感じたりはする。しかし、ではスピリチュアルな世界が真実であると感じる瞬間はあったとしても、それについて確信を得ることもなかなか難しく、結局はその間を右往左往しているにすぎないのではないかと思う。我々は、何かを超えたと思った瞬間に、実は新たな二元性の中に存在している自分に気が付くという、剝いても剥いてもなかなか芯に辿り着けない玉ねぎの中に住んでいるようなものなのだ。(一瞬触れることが出来た神性のかけらの輝きも、光を保つのは簡単ではないとも言えるのかもね)・・・逆に言えば、だからこそ、あなたの未来はこうなるとか、私は覚醒を達成した、解脱したという言葉に簡単にやられて(はまって?)しまうわけである。(場合によっては、それ以上胡散臭い言葉もないと思うのだが・・・)

今という時代の中で、新たな時代を説く人や多くの教えや組織や団体らしきもの・・・。中には高揚感や新しい道筋、癒しや光を与えてくれるものもあるのかもしれない。もちろん素晴らしいものもあるだろうし、その中に真実もあるのかもしれない・・・。しかしそれらは、やはり単なる海の表面に立つさざ波にすぎないのだと思う。我々は、その波に飲み込まれ溺れたようにアップアップし、右往左往してしまうのではなく、自分自身の確固たる道を歩めればどんない良いだろうかと思う・・・。しかし、それは言う程に簡単ではなく、なかなか難しい。(僕自身はと言えば、体外離脱もどきの体験はあるが、いまだにさ迷う子羊として生きている・・・ううう、誰か救いの手を~~笑) 

そういう点でも、上原氏のこの本は僕自身に確信とは言えないまでも、多くの勇気を与えてくれたのだった。ヘミシンクにおける変性意識状態における数々のビジョンは冒頭に書いたようにそのまま鵜呑みには出来ないが(実は本人も本の中でその信憑性の有無を語っている)、しかし、私自身この先生の人格を知っているだけに、深い信頼を置けるわけで、その本人が疑いようがないという体外離脱は、やはり衝撃の事実でもあるわけなのである。本当の意味での「霊性」や「覚醒」は、やはり語られるものではなく、伝わってくるものだと思うが、そういう意味での説得力を僕自身はこの手記に感じのだった。(上原先生。本を送ってください、ありがとうございましたーー)。

ところで、14世紀の叙事詩である ダンテの「神曲」は、実際に体外離脱をして書かれたと言われている。その本もいつか読んでみたいと思っている。

*尚、モンロー研究所についてですが、体外離脱を確約するものではないようです。これは主催者の方もそう言っていますが、成功率は高いものではありません。だからこそ、上原先生の体験は稀有なのです。また、体外離脱を目的とするものでもないので、その点を理解した上で、十分に準備をして参加して欲しいと、上原氏も研究所の主催者も語っています。

 


2009年 あなたの今年の数字は?

2009-01-04 17:29:51 | メタフィジカル・サイエンス
新年明けましておめでとうございます。
このブログを訪れて下さった方々が、今年も良い1年が過ごせますように、お祈り申し上げます。

私は今年は、3日に近所のお寺さん(弘明寺観音)にお参りに行って参りました。昨年祈願してもらった「ダルマさん」があったので、それのお焚き上げしてもらう為です。それで新しいダルマを頂いて来ました。去年はそこそこ自己実現出来た年だったので、今年は一回り大きくという願いを込めて、少しダルマも大きくなりました・・・。

ところで、比較的分かり易い数秘術的占いで今年を占って見ませんか?

でも、占い?と思う方もいらっしゃるかもしれません。

「占い」の定義は人によって変わります。
ある人は、未来を当てることができなければ占いではないといいます。つまり災難の回避もその中に含まれます。確かに、そうした面もあるでしょう。しかし、私のスタンスでは、占いは未来を当てるというよりも、宇宙のサイクルの中で自分を見つめ直すことです。要するに、「今をどう生きるか」を知ることです。自らを違う視点で見ることにも役立つからです。

●自分の誕生日から今年の数字を導く方法

今年の「数字」は、2009年を足した数と誕生日から以下の計算式で割り出します。

2009年は 2+0+0+9=11
です。この「11」に自分の誕生日を足していきます。

例)誕生日2月14日の人
11+2+1+4=18
→「18」が今年の数字になります。

例)誕生日8月28日
11+8+2+8=29-22=7
→合計数字が21を超えた場合、つまり22以上の時は、22を引いて数字を出します。この場合は「7」が今年の数字になります。

時は一方向にただ流れているわけではありません。循環しています。人はそうした宇宙的なサイクルの中を、時の流れと共に、毎年テーマを持って巡礼のような旅をしているのです。

ところで、この毎年の数字は突然(意味があって)飛びますので要注意です。5~6年ほどのスパンで毎年の数字を計算してみると、自分の人生の流れが見えてくることでしょう。

また、1月1日をその数字のテーマの始まりとするのではなく、誕生日から誕生日をひとつのサイクルとする見方もあります。例えば、7月生まれの人は、今年はまだ誕生日を迎えていないわけです。その場合は、2009年7月の誕生日から2010年の7月の誕生日までをひとつのサイクルとすると分かりやすいでしょう。

●各数字のテーマ

<0>
自由と純粋さがテーマの年です。何かを探し求める旅を表す数字。まだモノゴトが何も始っていない、何かが始まる前の数字です。純粋さとは何でしょうか?自由とは何でしょうか?何の束縛もないとしたら、何を求めますか?日々の移り変わりの中で、自分を深く見つめることを大切に。

<1>
活発に動くことを心掛ける年です。何か新しい事を始めたり、いろいろな工夫をしたり、まめさを大切にすると良いでしょう。物腰を軽くリズミカルに行きましょう。

<2>
内的な世界を大切にする年です。何かの勉学に励んだり、努力をしたり、そうしたことがやがては次の何かを生んでいく卵となることでしょう。さまざまな事を受けいれ、自分を掘り下げ、蓄積する時なのです。ノウハウを蓄える時とも言えるでしょう。

<3>
アイデアや創造性、知性、企画力を大切にしたい年です。
アイデアを生かすにも、ひらめきだけでは、どこかで行き詰まりを感じてしまいます。計画性を持った企画力、創造力が必要です。またアイデアはどのようにすれば魅力的に見えますか?特に女性の方は美を大切にしてください。

<4>
何事も実践をテーマとした年です。温めていたことを実行すると良いでしょう。何事もはるか先の夢よりも現実の目線で見ることが大切です。

<5>
理想とは何かがテーマとなる年です。これまで歩んで来た人生で培って来たものを見直してみるのも良いでしょう。自分の中のDNAを大切にしてください。要するに何を目指していて、それをどのように伝えるかです。また、まとめ役、人に助言を与える、仲介役など、人につくす事や、周りを見守って指導力を発揮する事を心掛けると良いでしょう。

<6>
コミュニケーションがテーマとなる年でしょう。周囲の人や仲間を大切にしてください。理解者を増やすことも大切です。また選択もテーマとなります。何かの状況の中で、ひとつの選択をするあなたは、どんな自分でしょうか?何を選ぶかは、心構えやスタンスで決まります。

<7>
何かを達成することがテーマとなる年です。成功を勝ち取る勝利の女神の年でもあります。自分を信じてチャンスを活用してください。今までのひとつの集大成を得る時期でもあります。ただし思い上がりと勇み足に注意。

<8>
バランスがテーマとなる年でしょう。安定はバランスの上に成り立っています。何事にもバランスが必要ですし、また人に対しても自分に対しても、公平さと厳格さを持って、接したり判断することが求められる年となるでしょう。

<9>
広い意味で探究をテーマとする年です。自分の持っているものをどのように人に伝えたり、表に出していくか、とにかくあらゆる可能性を探ることが大切です。そうすることで新たな展開も見えてくることでしょう。

<10>
変化がテーマとなる年です。世の中は動いています。いろいろな好機に恵まれるかもしれませんし、さまざまな出会いもあるでしょう。人間関係も変化するかもしれません。もちろん自ら動かし変化を起こすことも大切です。ただし、その動きの中に翻弄されずに一歩下がって自らを見ること。タイミングを大切に。

<11>
自分の意志と勇気がテーマとなる年です。自分の意志を貫いて行く為のビジョンをしっかり持つことを心がけると良いでしょう。自分をしっかりと持っていてこそ、柔軟性を発揮できるのです。

<12>
停滞の年です。身動きが取れない忍耐がテーマとなりますが、大切なのは冷静さ。見方を変えることで、かならず出口は見つかります。

<13>
変容がテーマの年です。人間関係や周囲の状況など大きな変化があるかもしれません。でも何かの終わりは、次なる自分の誕生の為には必要なのです。試練の中に新しい自分を見つけること。

<14>
節制をテーマとした年です。無駄なことはやめて、自分を効率よく集中して動かすことに注意を払うと良いでしょう。また経済的にも節制が大切です。助け合いの心も忘れずに。自分をスリムにする年でもあります。

<15>
欲と執着心がテーマとなるでしょう。いろいろな話が持ち上がり、さまざまな誘いや楽しみがあるかもしれません。しかし、一見良い話には罠や落とし穴もあるので要注意。目先の快楽や利益も良いですが、自分の本当にするべき事は何かが問われることになります。

<16>
浄化がテーマとなる年です。浄化とは、虚偽であることや不調和なことが、何らかの出来事によって洗い流されることです。従って、何かが崩壊したり、予期せぬ出来事が起きたり、同じことをそれ以上続けられなくなったりするのです。一歩一歩足元を見て、積み上げていくことが解決策になるでしょう。

<17>
調和と献身がテーマとなる年でしょう。これまで築き上げて来た豊かさと繁栄を受け取る1年となるでしょうが、寛大さと謙遜を忘れずに。停滞ではなくエネルギーを流すこと。

<18>
物事や人の表面ではなく、本質を見ることがテーマとなることでしょう。自分の感情のコントロールやさまざまな葛藤と向き合うことになるかもしれません。現実に直面したり、実像だと思っていたことが虚像となることもあるでしょう。しかし、自分の感情に惑わされることなく、心を静めれば、道は見えてきます。想像力とビジョンを大切に。

<19>
統合がテーマとなる年でしょう。今まで取り組んできた事をひとつにまとめて行く時期です。新たな世界、明るい世界が開けてくる年になるでしょうが、その為には古い自分の価値観を捨てることも必要になるかもしれません。友人との結束も大切です。

<20>
何かを回復させたり、より磨きをかけてさらなる一歩を踏み出したりと、再生や飛躍、あるいは何かの誕生がテーマとなる年でしょう。自分の使命を心掛ければ、きっと大きな成果や喜びを得られます。リフレッシュすることや、精神的な喜びを大切に。

<21>
成就の年です。これまでのさまざまな事が完結し果実の実る年でしょう。しかし完成は次なる旅立ちの年でもあります。視野を広く持って世界をみること。

さて、あなたの今年のテーマは何でしたか?私はちなみに今年は「19」です。しかし2010年は20にならずに、11に移行します。さて、どんな年になることやら・・・^^

ところで・・・

Copyright: Natural Trance Code All Rights Reserved
(転載を禁ずる)です。
元占い運営会社代表経験者としては・・・(そんな事もしてました)一応ね^^;;

ミステリー・スクール

2008-01-31 01:45:02 | メタフィジカル・サイエンス

 

 先日2日間、あるミステリー・スクールの講座と参入の儀式を受けた。ミステリースクールの教えの基礎は、誤解を避ける意味でも、その内容についてのオープンは禁じられている。だからここでは語らないが、基本的にメタフィジックス(宇宙的な形而上学)と高次の世界にアクセスする呪術的なアート(技法)である。今回は納得出来る点もあったが、若干納得出来ない点もあった。(まあとりあえず、僕自身は、いろいろな解釈があるということで受けとめている。)  

 以前受講していた「ノーシス」の教えの質に若干似ている面もあると思った。ノーシスはメキシコ~アメリカ経由の神秘学を教えている団体である。僕自身も1年半ほど通ったことがある。しかし、いつも思うのだが、いろいろなスピリチュアルの世界があるが、それぞれ違う体系のものゆえ、そこに共通性を持って語る事自体、どうしても無理が出てくるのが、当然と言えば当然なのかもしれない。自分の考えることが絶対ではないのと同じように、こうした教えにも絶対真理と言うものはないように思うのである。(何かの真理はあるとしても・・・この次元では正確には捉えられないということ。)

 それにしても、時代は変わったものだと思う。芸能人御用達と言われてもいるが、どんな形であれ、テレビのゴールデン番組で毎週霊界のことが語られる時代である。昔は、霊と言えば、恨みつらみや狐つきの事など、もっとおどろおどろしい世界ばかりだった・・・。しかし、最近は肯定的な内容が多くなって来ているのではないだろうか。やがてこのような世界も、日常の中でもっとオープンにされ、もっともっと多様化され、いろいろな形で認知されるようになり、この手の世界がミステリーと言われなくなるような時代が来るのかもしれない・・・。その為には、まだまだ超えなくてはならないハードルもあるだろうが、とにかくこれからも、時代の推移と共に、いろいろと新しい何かや古いものの復活が現れて来るだろうと思う。そこが面白いとも言えるとは思うが、でも、率直に言って、反面怖い部分もあるように感じる。その中にホントウもあれば嘘もあるからだ。それにやはり、(例えば)儀式的なものになると、その先自分がどうなってしまうのかという不安もなきにしもあらず、というのもある。これまでいろいろとやってきて、あまり軽く考えていると、時に足もと救われるような事も起きるということが、わかっているからかもしれない。それは、普通では見えない世界(この次元を超えた世界)に付きまとうリスクであるわけなのだ。・・・気がついたら、あれ?と思うような変な方向には行きたくないから、やはり現実社会とのバランスを失わないように絶えず自分自身をチェックしている感覚は必要だと思う。  

 結構入れ込む性格の人は特に・・・(自分自身の事を言っている^^;)。まあ、今の自分自身のチェックの為にも、これを書いているようなものかもしれないです^^

 写真:フランス、シャルトル大聖堂の螺旋模様   年に一度、教会の椅子を取り払い絨毯をめくると、この儀式用の文様が現れる。この上を五体投地をして進んでいく。教会は、黒マリアに象徴されるように、背後にキリスト教以外のものをたくさん隠している。カソリックの教会の説明では、黒マリアは長い年月で黒くくすんだものという説明をしているが、だったら何故たくさんの黒マリアが各地の教会にあるのだろうか。マグダラのマリア、錬金術、様々なマジックなど、ヨーロッパの歴史の流れにも、表と裏がある。

シャルトル大聖堂その2

 


DNAアクティベーション

2008-01-04 01:14:00 | メタフィジカル・サイエンス
 今年は友人にDNAアクティベーションをしてもらう事ではじまった。その友人は医師である・・・がとても怪しいのです^^;; ・・・しかしこういう医師が増えてきていることこそ心強い。様々な分野への探求ぶりはほんとに頭が下がります・・・それはさておいて・・・。DNAアクティベーションについては、今まで何度か聞いたことはあったが、受けるのは初めてだった。その意味はDNA24本を活性化するという事だそうだ。要するに、人を「アダムカダモン」という存在に移行させる為の肉体レベルからのDNAの活性化である。アダムカダモンとは、カバラの根本観念のひとつであり「天の人間」と言う意味。その最も分かりやすい言い方としては、ミクロコスモス(小宇宙)とマクロコスモス(大宇宙)の対応関係において、ミクロコスモスそのものである我々という個々の活性化と言っても良いのではないだろうか。そのミクロコスモスである個は、マクロコスモスとより波動の高い関係性を築く事で、(この場合は新たなエネルギー回路を開くことで)、肉体レベルからの活性化を起こし、新たな進化の道を歩んで行こうということなのである。

 さてさて、その感想だが、多層になっているボディーの幾層かにエネルギーが通り抜けていく感覚をはっきりと覚えた。ワンド(魔法の杖)を使ってエネルギーを活性化させるようなのだが、実際に幾つかのエネルギー回路や新たな回路も活性化されたようにも感じたのである。・・・この感覚が持続するのか、あるいはどう変化して行くかは分からないが・・・とにかく、今後が楽しみです^^。(で、早速、このDNAアクティベーションを学びに行こうとも考えております・・・)

 しかし、面白いのは、こういうエネルギーワーク的なことが、NLP(神経言語プログラミング)の基本的概念によって説明ができるということである。そこがNLPの魅力であり、そこに私自身は可能性を感じている。すなわち、<NLPを基本にしてカバラや様々なエネルギーワークを組み立てていくこと>が出来るのではないかという事だ。もちろん異なる体系のものゆえ、すべてが相互にきっちりと収まるものではないが、その中で働いている「心の原理」をより分かりやすく提示することが出来るように思うのだ。それは、自分にとっての<ナチュラル・マインド>という感覚的知性の提示でもある。

 ちなみに写真はクリスタルと大地、エネルギーのチャクラと初日の出を掛けてみました。^^