サーモスイッチは左の銀色卵の中にあります。
型番は3BT-82560-00ですが、どなたかのHPで5FU-82560-30を加工して使っている方がいましたので、同じ手でいくことにしました。
モノタロウで3BT-82560-00は5,170円ですが、5FU-82560-30なら2,256円です。2倍以上します。それに、3BT-82560-00が注文した後で在庫切れ販売中止とか言われそうです。
サービスマニュアルによれば、サーモスイッチはテスターkΩレンジで∞が正常とのことで取り外して調べてみました。
完璧に死んでますね。
こっちは5FU-82560-30です。保護チューブも付いていていい感じです。四角いのは車体に取り付けるためのゴムです。本体は中の黒いトローチのような形状のやつです。
カプラー接続仕様ですが、カプラー溶解事件以来、カプラーは信頼性に疑問を感じるのでギボシ仕様に加工します。車体側のケーブルはなるべく弄りたくないので。
一応、テスターを当ててみると、当然ですが正常値でした。
ギボシをつける前に、保護チューブを少しカットして短くして、熱収縮チューブをギボシ圧着前にケーブルに通しておきます。手元にあったのが3mm径のものでしたが4mm径のものがよかったんじゃないかと思いました。
保護チューブももっと切ってもよかったかもしれません。
となりは圧着工具です。IWISSのSN-48Bとかいうやつです。アマゾンで1,980円で買えます。某○ワイトベースの方がYOUTUBEで絶賛お勧めだったので、買ってみました。
とてもいいです。安い上に圧着が一発できれいに仕上がります。
いままでギボシの圧着ってすごく苦手で、きれいにできたことほとんどなかったんですが、これは、ぼぼ間違いなくプロがやったようにきれいにできます。
銀卵の元のサーモスイッチが付いていたところにセットします。ゴムのスリットが金具にぴったりとはまります。
エンジンをかけて、ちょっとしてからキャブヒーターを触ると熱くなっていたのでOKでしょうきっと。
実はキャブヒーターも買っているんですが、キャブヒーター用のターミナルとワッシャを買い忘れたのと、ちょっと不安があったので今回は交換していません。
キャブヒーターです。型番は5FU-83790-20。パーツリストの型番は3BT-83790-00ですが、モノタロウで検索するとヒットするのは5FU-83790-20です。
頭の3文字が違いますが、適合品型番として出てくるので、改良品なのだろうと購入。しかしよく見ると「30W」の刻印が。
これって消費電力が30Wってことですかね。2本使うので合計60W!直流12Vだから5A流れる?メインのヒューズって20Aじゃなかったっけ?
1/4をキャブヒーターで占めてるっていいんだろうか?
さらに続きがあって、5FU-83790-10という型番のキャブヒーターもあって、これは15W。
思うに、初期型は3BT-83790-00で、アイシングが問題になり、5FU-83790-10(15W)に変更したが、
それでも足りずに、5FU-83790-20(30W)に変更になったのだろうか。パワーは多い方がアイシング対策にはいいけど、古くなったハーネスでは燃えちゃうんじゃ?
1ヶ月ほど前にカプラー熔解を体験した私としてはちょっと不安。テスターで抵抗値を計ると6.8Ωと7.0Ω。マニュアルには9.5~10.5Ωが規定抵抗値。
今、車体に付いているのを測定すると、前が9.5で後ろが11Ω。前はギリギリ、後ろはちょっとオーバー。ただ、後ろのターミナルにはさびや汚れがあるのでこれぐらいはいいかと。
ということで、今回キャブヒーター交換は見送って、様子見。
明日、いやもう今日か。キャンプに行く予定で休暇を取ってあったので、試運転してみよう。
最高気温が4℃とか言ってるので、これで走れればOKじゃないかと。
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