

スピードメータ死にました。沼津と伊東で合わせて2泊予約とって,伊豆半島一周の旅を計画。
朝5時起きで出発、意気揚々と40km程行ったところでメーターの針が0に!
タコメータはちゃんと触れていて不思議な感じ。
「うわー、どうしよう。」
えっ?針が急に動きだす。でも数秒後にダウン。断末魔のよう。
近くにマックが合ったので、落ち着くために朝マック。
頭が冷えて、すぐにホテルのキャンセル。そのまま、家までUターン。
荷物を下ろして、バイク屋さんに持ち込み、見て貰う。
メーターギアのところから、ワイヤーを外して指で回すと針が振れる。
ということで、メーターギアを発注してバイクは置いて帰る。
翌々日、バイク屋さんから電話。届いた部品が合わない。
出た!4RFの呪い。ビラーゴ125は4RFだけがキャストホイール。メーターギアが微妙に合わなかった。
しかたなく、メータークラッチの曲がったところを直して修理となりました。
次同じところが曲がったら、おそらく戻すときに折れるだろうとのこと。
とうとう、潮時か?XRS125に気が行った罰か?でも、元気に走れるからなぁ。
サーモスイッチ交換後の試走をする予定が大雪で困難になりましたが、
今日、50kmほど試走してきました。
気温8℃の中、暖機を3分ほどしてから、まずは給油しようかと近所のガソリンスタンドまで。
5分ほど走って、ガソリンスタンドの入り口手前でクラッチを切った途端にエンストです。
惰性でスタンドに入って暫し思案。スイッチじゃなかったかぁ。
バイク屋さんにもっていくか?自走?JAFにお願い?
う~ん、どうするか。ま、とりあえず、ガソリンを入れよう。
で、ダメ元でキーを回すと、あれ?ちゃんとかかる。なんか力強いし。
再現性がないとバイク屋さんにもっていっても笑われる。しばらく走ってみる。
エンストが起きない。あれ?もしや、ただの暖機不足だった?
で、結局、その後、エンストなしで片道25km往復50km走行。エンストなしです。
サーモスイッチの不具合だったと結論。
キャブヒーターの交換はなし。めでたし。めでたし。
サーモスイッチは左の銀色卵の中にあります。
型番は3BT-82560-00ですが、どなたかのHPで5FU-82560-30を加工して使っている方がいましたので、同じ手でいくことにしました。
モノタロウで3BT-82560-00は5,170円ですが、5FU-82560-30なら2,256円です。2倍以上します。それに、3BT-82560-00が注文した後で在庫切れ販売中止とか言われそうです。
サービスマニュアルによれば、サーモスイッチはテスターkΩレンジで∞が正常とのことで取り外して調べてみました。
完璧に死んでますね。
こっちは5FU-82560-30です。保護チューブも付いていていい感じです。四角いのは車体に取り付けるためのゴムです。本体は中の黒いトローチのような形状のやつです。
カプラー接続仕様ですが、カプラー溶解事件以来、カプラーは信頼性に疑問を感じるのでギボシ仕様に加工します。車体側のケーブルはなるべく弄りたくないので。
一応、テスターを当ててみると、当然ですが正常値でした。
ギボシをつける前に、保護チューブを少しカットして短くして、熱収縮チューブをギボシ圧着前にケーブルに通しておきます。手元にあったのが3mm径のものでしたが4mm径のものがよかったんじゃないかと思いました。
保護チューブももっと切ってもよかったかもしれません。
となりは圧着工具です。IWISSのSN-48Bとかいうやつです。アマゾンで1,980円で買えます。某○ワイトベースの方がYOUTUBEで絶賛お勧めだったので、買ってみました。
とてもいいです。安い上に圧着が一発できれいに仕上がります。
いままでギボシの圧着ってすごく苦手で、きれいにできたことほとんどなかったんですが、これは、ぼぼ間違いなくプロがやったようにきれいにできます。
銀卵の元のサーモスイッチが付いていたところにセットします。ゴムのスリットが金具にぴったりとはまります。
エンジンをかけて、ちょっとしてからキャブヒーターを触ると熱くなっていたのでOKでしょうきっと。
実はキャブヒーターも買っているんですが、キャブヒーター用のターミナルとワッシャを買い忘れたのと、ちょっと不安があったので今回は交換していません。
キャブヒーターです。型番は5FU-83790-20。パーツリストの型番は3BT-83790-00ですが、モノタロウで検索するとヒットするのは5FU-83790-20です。
頭の3文字が違いますが、適合品型番として出てくるので、改良品なのだろうと購入。しかしよく見ると「30W」の刻印が。
これって消費電力が30Wってことですかね。2本使うので合計60W!直流12Vだから5A流れる?メインのヒューズって20Aじゃなかったっけ?
1/4をキャブヒーターで占めてるっていいんだろうか?
さらに続きがあって、5FU-83790-10という型番のキャブヒーターもあって、これは15W。
思うに、初期型は3BT-83790-00で、アイシングが問題になり、5FU-83790-10(15W)に変更したが、
それでも足りずに、5FU-83790-20(30W)に変更になったのだろうか。パワーは多い方がアイシング対策にはいいけど、古くなったハーネスでは燃えちゃうんじゃ?
1ヶ月ほど前にカプラー熔解を体験した私としてはちょっと不安。テスターで抵抗値を計ると6.8Ωと7.0Ω。マニュアルには9.5~10.5Ωが規定抵抗値。
今、車体に付いているのを測定すると、前が9.5で後ろが11Ω。前はギリギリ、後ろはちょっとオーバー。ただ、後ろのターミナルにはさびや汚れがあるのでこれぐらいはいいかと。
ということで、今回キャブヒーター交換は見送って、様子見。
明日、いやもう今日か。キャンプに行く予定で休暇を取ってあったので、試運転してみよう。
最高気温が4℃とか言ってるので、これで走れればOKじゃないかと。
昨日、もう一昨日ですね。寒かった!
で、ビラーゴにも寒波襲来!
キャブレターのアイシングです。
寒空の下、完全防備に身を包み(e-Heatグローブ、オーバーパンツ)結構なスピードで気持ちよく走っていたとき、
突然それはやってきました。赤信号でアクセルを緩めた瞬間、まるでガス欠の時のような急にふっと力が抜けたかと思ったらエンストです。
セルを回すと、一瞬エンジンがかかりますがすぐに止まります。
面白いことにチョークを引くと1発でかかります。でも、しばらく回してから元に戻すと止まってしまいます。
道の駅がすぐそばにあったので、そこへ待避させてシートを開けます。
カプラーに異変はありません。関係ないと思ってましたが。カプラー溶解後、神経質になってしまう。
何も変なところがないので、元に戻し、暫し思案。トイレに行きたくなったのでいったん放置。
戻ってきて、ダメ元でセルを回すとなんと普通にエンジンかかります。ん!?
その後は異常なく、目的地に到着。用事を済ませ、昼食を摂り帰路へ。しばらく町中のストップ&ゴー。
やがて、幹線道路に出て快調に飛ばすこと暫し。そこでまた悪夢の再開。
エンジンは暖まっているはずなので、普通ならチョーク不要なはずですが、チョーク引かないとエンジンかかりません。
日が傾きかけて少し寒くなってきました。まだ家に着くには1時間以上かかります。どうしよう。もはやパニックです。
JAFに電話しようか。いや、ここからでは家までレッカー代無料にならない。(JAF会員は15kmまで)
どうしようか思案して、もう一回ダメ元でセルを回すと、エンジンかかるじゃないですか。ん??!
走りながら、考えます。往路の時と復路の共通点、エンストの発生条件は?
快走後の突然のエンスト。停車してしばらくすると復活。
昔、車でオーバーヒートしたときに似てる。水温の急上昇、停車すると急降下。でもあれは夏場。でも、しばらく休めると復活ってのが似てる。
もう一度、発生の共通点を考える。そう言えば、エンスト直前のエンジンがボコボコいう感じ。どこかのHPで読んだ気がする!
そこで思い出しました。以前エアクリーナーの状態を見たくて、まちがって銀色の卵の左側を開けてしまった時。
なんか変な部品があるのを発見。調べるとサーモスイッチとある。これが故障するとどんな不具合が発生するのか調べるたことがあったんだと。これだと思った。
寒波襲来でものすごい低温の中、結構なスピードで走ってキャブレターのアイシングが発生したのでしょう。
この日は、だましだましビラーゴを走らせ、セルを回しすぎてバッテリーが弱ってしまうかと思い、最後のエンスト後は残り100mほどだったので押して帰りました。
さて、サーモスイッチを交換すれば直るのだろうか。キャブヒーターも同時交換がお勧めらしいが。年末なのでモノタロウで発注してもすぐには届かないだろうな。
年明け早速、キャンプに行こうと思ってたんだけど無理かな?ゆっくり休み休み行けば大丈夫なのかな?