「古いバイクあるある」なんでしょうか。
カプラーが溶けました。
ビラーゴではよくレクチファイア・レギュレーターのパンクが知られており、ビラーゴ購入前より気になっておりました。
そこですぐに電圧計を設置して常にモニターしていたんです。
ただ、電圧ってどういう状況が普通なのかあんまりよく理解できてなかったですね。
アイドリング時に12.4Vぐらいで走行時に13.4Vぐらいだったと記憶してます。
今、思うと、これはちょっと低いですよね?
で、パンクしたときには電圧が15V以上になるとか思ってたんですが、そんなことはなく。
そのまま1年以上乗ってました。半年前には12ヶ月点検をやってもらってます。
さて、発生した不具合はバッテリー上がりでした。
土曜の早朝にキャンプに出かけようとエンジンをかけたらセルの回り方が少し弱く、いつにも増してエンジンのかかりが悪い。
デイトナの電圧計は12V以下になると液晶画面が赤くなるので気付きました。
そのときはしばらく乗っていなかったことと数日前より急に寒くなったのでバッテリーが弱ったかなぐらいの気持ちでした。
なんか変だと思ったのは翌日の帰り。途中で休憩のためコンビニに寄って、さて出発しようとセル回したらまた電圧計の液晶が赤くなったんです。
しかも普通なら、さすがにエンジンも暖まってるのでセル1発で始動するはず。
それまで前日トータル4時間以上走っていて、翌日3時間近く走った後に電圧が12V以下ってやっぱりおかしい。
モヤモヤした気分のまま帰宅、もう暗かったのでその日はそのままで。
次の土曜日に調べてみたら、カプラー溶解をハッケン。しかも2ヶ所です。目の前が真っ暗です。しばらく、その場で固まってしまった。
調べると、ひとつはレクチファイアレギュレータとつながっているヤツ。もうひとつはステータコイルにつながっているヤツらしい。
あぁ、やっぱり。ついにうちのビラーゴも?
レギュレーターにつながってるカプラーはもう、発火寸前!いや、これはもう燃えてた?
完全に癒合していて外れません。
そう言えば、二・三週間前、ビニールが燃える焦げ臭い匂いを嗅いだような。
渋滞中のトンネル内なので、自分のシート下が発生源なんて疑いもしなかった。
その後も何度か乗ってとくに異常は感じなかったので真偽の程はわかりません。
もう一ヶ所は、ぱっと見異常がわかりません。
よく見ると少し膨らんでいるような。外すと中はこんな感じ。
しっかり、溶けてます。
あと、このステータコイルにつながっているヤツはおかしい。カプラーの前後で色が違う!
これ、どっちか作り直してる?