朝日記130727 something strange 「踏絵」の事件 と 今日の絵です。
朝日記210702 Essay collectives "Something Stranges" (2013)
参考;朝日記240506 偶感集 旧約コーヘレト書に出てくる「般若心経」と今日の絵
おはようございます。
朝からしっかりあついですね。
ラジオとスケッチブックをもってターミナル駅、そして
柳の精のある公園で体操とスケッチをしました。
もっかは 犬と人とに焦点をあてています。
きのうのクロッキは中国の書道筆と「骨書き墨」の墨汁で
何枚も素描をしました。
墨というのは輪郭線が明快ですから 一発ねらいで 対象を
みて、脳のてっぺんに留めて、一気に筆を走らせることになります。 形になろうがなんであろうが 前に進むのみになります。 ああと困惑することもありますが それも実験ということにします。
*これに チョークのようなソフトコンテの青、赤、緑、などの単色で 陰影のアクセントをつけるものです。
(これを使った音楽絵画No.171を YouTubeに掲載します。
ヒデエなあといったものになります)
徒然こと 「踏絵」の事件
だいたい制作者は当然ながら自分に甘くなります。 他人には辛いから まことに噴飯ものです。
*その「噴飯」を先日 東京都美術館の展覧会のオープニングでやってしまいました。
*若手の有望なアーティストのための新企画個展第一回が開かれています。
*このアーティストは、まことに優秀で、世界の名画を取り上げ、動きをいれたパロディにモディファイした作品群です。 あれ?広告写真かなとおもうとこれを油絵で描いていて自分の作品に昇華していて途中まで好感するものがありました。
*いくつかの部屋の入口でしたが、殉教者を描いたであろう240x190の大きな宗教画が床においてありました。そうです、 それを「踏絵」させるものであります。 戸惑いましたが、結局 これは遺憾!という思いが急におき 踏まずに避けてとおりました。会場のひとも惑っていたようでした。
*そして 一緒にいった友人もそんな思いであったろうと思っていますと、偶然、エレベータでそのアーティストにぱったり合ってしまいます。 さて、どうするか。
* 「あれはまずいのではないだろうか?人間にはしてよいこととわるいことがある」と一気にわたくしが吐きました。
向こうも突然のことで驚いたらしく、 咄嗟に「既成概念の破壊です」とやり返してきました。 それはエレベータが次の階で扉をひらくほんのわずかな瞬間のことでした。
*結果は 相互に’ふん’といった具合の分かれでありましたが、いま振り返りて、やはり「他人には辛いから 噴飯もの」でありました。
「踏絵」の事件でありました。
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徒然ごと
朝日記210702 Essay collectives "Something Stranges" (2013)
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