クリアさんの窓の店

窓から暮らしを広げる

ジュエルステンドを施工しました。

2016-05-10 11:19:19 | 

ジュエルステンド」ってごぞんじですか?

甲府市在住の雪江なほみさんが天然石の透過光を称して命名し商標登録をとったもので、その中にパネル、ランプ、行灯、照明壁画等があります。

*ガラスとガラスの間に天然素材(和紙、麻、樹皮等)を挟み込むことを考案したことで特許も取得されています。

今回、雪江さんからジュエルステンドの設置の依頼を受けました。

通常ステンドグラスはFIX(開閉しない固定したガラス窓)やドアの明り取りに使用することはあっても、引違いサッシに取り付けることはほとんどありません。

それも、既存のペアガラスはそのままでガラスの内側に部分的に設置するというまったく新しい設置方法での依頼に、サッシの構造上不可能ではありませんが経験したことがないだけに不安がありました。

しかしながら、お施主様と雪江さんの夢を何とか叶えたい、そんな思いで施工を引き受けました。

甲斐市のK様邸にて。施工前のサッシ(引違い4枚建て)

 

 

雪江さんと試行錯誤で考えた取り付け部品(オーダー製作)

 

建具屋さんが製作した木製の枠

 

作品を傷つけないよう細心の注意を払っての取付け

 

1枚目の取付完了です。雪江さんも私たちもほっとした瞬間でした。

 

さあ、無事2枚が取り付けられました。

2枚のジュエルステンドに段差をつけることで、流れるようなつながりを感じます。

 

 ガラスを背景に、メノウ、水晶、和紙など自然素材を組み合わせています。

それぞれの透過光がちがうため、ガラスだけを使ったステンドグラスとは違った趣があります。

 

作品が無事に納まり、笑顔の雪江さん

作品について(雪江さん):お施主様の木村富貴子さんはお父様、故神沢浄さん共々、平和運動にもご尽力なされておられるので、平和のシンボルの鳩で門灯、リビングのランプシュエード、そしてこの新しい試みで入れたパネル、3点に共通のテーマにしてデザインをいたしました。

富士山が見えることも計算に入れて、その上部に左のメス鳩に向かって、右から赤い実をくわえたオス鳩を飛ばしました。扉が動くので、より動きがダイナミックに楽しくなることでしょう。

ジュエルステンドと同時に富士山の景観も楽しめるのも、今回の作品ならでは。

 

この照明も雪江さんの作品。窓と同じハトがモチーフです。

 

照明と窓のジュエルステンドの組み合わせにより、お施主様のごだわりを感じる住まいになりました。

既製のインテリアも素敵ですが、このようなオーダーメイドの作品がお部屋に一つあるだけでも温かみと味わいのある雰囲気が生まれます。

今回のジュエルステンドは、日々、また時間による光の入る角度の違いで生まれる色の変化を楽しむこともでき、同時に窓の機能として外の景色も見ることができる今までに無いものとなりました。

きっとお施主様のお気に入りの空間になることでしょう。

窓は光を取り入れる大切な場所。窓の可能性が膨らんだお仕事でした。

 

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 ◆ジュエルステンドについては

http://clear-g.co.jp/publics/index/103/

 

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