クリアさんの窓の店

窓から暮らしを広げる

内窓に結露が発生!!

2013-01-28 10:30:29 | 

「せっかく内窓を入れたのに結露が…」

 この冬、あるお客様からこんなお悩みの声がありました。
内窓の室内側ガラスの場合、また外窓の室内側ガラスの場合とお部屋の状況によって結露の発生する場所も違うとのこと。


内窓の入った大きなテラス戸


サッシの色と同系色のダークブロンズの内窓


 今まで、内窓のガラスはほとんどペアガラスを入れていましたが、M様邸の大きなテラス戸では開け閉めの負担を考えて単板ガラスを入れての施工をさせていただきました。
ところが、施工後2か月後の寒さが一層厳しくなった年末、暖房を使う時間の長いリビングで内窓の室内側に結露が発生してしまったのです。


 この状態を解決する方法についてさっそく日本板硝子ビルディングプロダクツの富山さんに相談してみました。
その結果、外窓のガラスを断熱化することにより内窓の結露の発生も軽減できるが、外窓に断熱効果が高い「真空硝子スペーシア」[熱貫流率1.4W/(㎡・K)]を入れると、熱割れの可能性がでてしまうため、それより低い「クリアFIT」[同2.7W/(㎡・K)]を入れることで熱割れの心配なく外窓および内窓の結露を軽減することができるとの回答でした。

*結露対策の場合、内窓なしで外窓のみ「クリアFIT」のガラス交換はお勧めできません。外窓のみで結露の発生に最も効果があるガラスは「真空硝子スペーシア」になります。


この内容をM様にお話しし、さっそく外窓を「クリアFIT」に交換することになりました。


1.5間のテラス戸のスペーシアはかなりの重さ。


2人がかりで枠に入れます。


無事完了

 すきま風や騒音を軽減しながら断熱効果が期待できる「内窓」とどんなサッシにもフィットできる高断熱硝子「クリアFIT」の外窓というベストバランス。
この組み合わせもお客様のお悩みから知ることのできたガラスの知識です。


M様が大切に育てた「クリスマスローズ」。


地に植えた「クリスマスローズ」にもかわいい芽が出てきました。


「クリスマスローズ」って下を向いて恥ずかしがり屋なんですね。


 もうすぐ2月ですが、厳しい寒さはしばらく続きそうです。
でも窓の断熱化でお部屋の中は「春」の心地よさ。そんな快適空間をお届けしたく、今日も現場に走ります。


寒い日でもこんなに元気に咲いているお花を見ると元気がでます。


これからは結露のないガラスからこのお庭が眺められることでしょう。






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