恵方巻きあれこれ

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　今から５０年前の昭和４０年代前半、京都に転勤した時、古い代理店の年老いた代理店主がお上りさんの我輩に節分が近づいた頃「関西では節分に恵方巻きを食べ、京の夜の花街にはお化けが出ますえ」と教えてくれたが何のことやらサッパリ解らなかった。会社の先輩や同僚に聞くと恵方巻きは昭和の初期に大阪鮓商組合や海苔協会が海苔などの販売促進の目的で「節分の丸かぶり寿司」に関するチラシを配布し宣伝を行った説が有力とされている京、大阪の食文化の風習だったがこの風習、現在は現在全国に広まっているようだ。今月２日マッサージを終えてＪＲ六甲道駅の地下街へ歩いた。

 地下街のパン屋さんで２月１～３日限定のサンドウイッチの恵方巻きがあったので豚ヒレカツとハムサンドを買ってきた。恵方巻きもサンドウイッチまで恵方巻きとなり、浜松市では鰻をクレープで巻いた恵方巻きもあるそうだ。

　サンドウイッチやクレープは若い女性や子供は大好物であるが恵方巻きも食文化が進んできたかと驚きである。　家族一同で食べる恵方巻きの風習は良いことだと思っている。　節分の日の我が家は朝からサンドウイッチの丸かじりを食べ、夜は海鮮の恵方巻きを西南西に向かって食べたのある。　一昨日の立春には九州の某所で「蕗の薹」が芽生えたそうで今朝の近畿地方の日の出は6：54分、これから毎日、日の出時刻が40～６０秒早くなるそうで刻々と春の兆しが北上してくる。