共存共栄主義を世界中に広めよう

世界中の人間同士の共存共栄だけでなく、地球上のすべての生物との共存共栄を求めていくのが、今後の私達人間の役割なのです。

特許庁のホームページの、特許電子図書館を見るのは勉強になる

2007年10月02日 23時58分58秒 | Weblog
最近、特許庁のホームページをよく見るようになった。

見ている目的はいずれ特許を取得するため、私の考えているアイデアがすでに出願されていないかを確認するため。

そのついでに他の人が出願した特許内容をあれこれと見ては、特許申請書類の書き方とか図面の書き方の勉強もできる。
※申請書類の一切を弁理士に頼めば簡単なのだが、費用が特許出願依頼1件あたり30万円を越えるなど、私のようにとりあえずは5~6件のアイデアを特許申請したい
身に、弁理士に依頼するのは金の無駄遣いとなる。

それで、自分一人で特許出願のすべてやろうとするわけなのだが、そのためには出願に関する知識が何かと必要になる。
そのために少しでも時間を見つけては特許庁のホームページを見て、他の人が出願した出願内容をあれこれと見比べては勉強中の身である。

それと同時に自分のアイデアを設計図して描いては、簡単な試作品を作りつつ、またできた試作品の運用実験をくり返しては、特許出願できる図面と文章の書類を作成したいと予定している。

特許出願の世界にも、特許ゴロ師のような悪徳発明家がいるものだ

2007年10月02日 23時57分21秒 | Weblog
それにしても特許出願が毎年10万件を越える割には、特許出願の半数以上は商品の実用化にはほど遠くて、試作品も作っていないのでは?と思えるような思いつきだけで図面と文章を書いては出願している発明家の多意こと多いこと。

それらの大半は弁理士を使って出願しているから、いつまで経っても商品化できないのに、弁理士に依頼料と特許更新料込みの費用もバカにならないだろうと感じる。

またそれらの試作品も作っておらず、商品化もできないような思いつきアイデアだけで特許出願するから、本気で商品化をしたい発明家にとっては、自分のアイデアがすでに出願されていないかを、特許庁のホームページの特許電子図書館から、似たようなキーワードであれこれと検索しては、探しまくって確認するだけでも大変な労力となる。

何しろ年間10万件を越える出願がされていて、特許権の有効期限は20年間もあるので、過去20年前までさかのぼって、自分のアイデアと似たような発明がすでに出願されていないかを確認するのは大変である。

また、中には金持ちの道楽気分で、アイデアだけを何十も出願しておいて、いずれのアイデアも商品化して売り出すつもりは全くなく、他の人が後に似たようなアイデアを商品化する際に、先に特許出願していた自分の権利を高値で買い取ってもらう目的の特許ゴロ師も数多く見受けられる。


※特許ゴロ師とは。
自分で商品化するつもりは全くないアイデアばかりを、思いつきであれこれと考え出しては、とりあえず特許出願だけを乱発して放置しておいて、後に他人が、自分と似たようなアイデアを発明して商品化しようとする際に、自分の特許出願したアイデアを高値で買い取ってもらっては、金儲けするだけの特許権を悪用して食い物にする輩(やから)の事。

例えば、携帯電話に化粧用の鏡を取り付けただけでの、思いつきアイデアを特許出願していた人がいたのには笑った。(こんなのが独創的なアイデア特許といえるのか?)

他にも、携帯電話にいろいろな物を取り付けた思いつきアイデアを、独創的なアイデアとして特許出願しておけば、いずれどこかの携帯電話製造会社が、それらの機能をつけて売り出す際に、すでに出願だけされていて放置されているアイデアだからといっても、特許権利は権利なので、仕方なくその権利を高値で買い取らなければならなくなる。
これが特許ゴロ師の悪どい手口である。

特許ゴロ師の存在と手数料稼ぎの特許乱発で、特許制度はすでに破綻(はたん)しているといっていい

2007年10月02日 23時55分53秒 | Weblog
そういう意味でいえば特許制度はすでに破綻(はたん)しかかっているといえる。

何しろ年間10万件を越える出願がされていて、それらの特許出願の半数以上は、試作品も作れずに商品化できる代物(しろもの)ではなく、仮に商品化しても売れる代物(しろもの)でもなく、ただ単に特許庁の特許電子図書館に20年間眠り続けるアイデアとなる。

試作品も作れないような思いつきアイデアですら、単なる出願書類を出すだけで特許として認められて特許権が手に入るのだから、特許電子図書館に眠り続ける特許は年々増加していくだけとなり、自分のアイデアがすでに他の人に出願されているかいないかを確認する無駄な手間が、毎年10万件単位で増加していくこととなる。

特許権の乱発については、すでに考え直す時期にさしかかっているだろう。

それにしても、特許庁のホームページ内にある特許電子図書館で、あれこれと検索をかけるのは楽しい。
ある発明者の名前で検索をかけると、他にどんなアイデアを特許出願しているかがすぐにわかり、ある木々所の名前で検索をかけると、他にどんなアイデアを特許出願しているかがすぐにわかる。
(中にはこれは意匠デザインのアイデアでは?と思うような代物ですら、特許出願されているのには笑った)

また、ある弁理士の名前で検索をかけると、その弁理士がどういう出願書類と図面を作成しているかもわかる。
(この検索によって弁理士の出願書類と図面の書き方による技術力がわかる)