神社と狛犬見て歩き

主に北海道の神社巡り。最近全国の一宮巡りを始めた。

お伊勢参りツーリング

2001年10月08日 | 風(motorcycle)
10月6-8日の3連休を利用してお伊勢参りに行って来ました。
6日(土)朝6時半久里浜発。
東名高速を走り浜名湖・三ヶ日ICで降りて、浜名湖付近で大きなお化けすすき?が群生している。
これは何なのだろう?ススキの一種か?
渥美半島突端の伊良湖岬からフェリーで鳥羽に向かう。
750cc未満片道2700円、所要時間約1時間。
海上から見る伊良湖岬灯台がだんだん遠くなり、島の間を縫うようにフェリーは進む。
鳥羽からすぐ近くの二見町で有名な夫婦岩を見る。
絵はがきなどでイメージしていたのとは違い、岸からすぐ近くで小さい。
カエルの石像があちこちに有るのが印象に残る。
二見町太江寺というユースホステル泊。
参道の石段横をバイクで登り切ったところは、荒れ寺だった。
こんなに荒れ果てたお寺に泊まったのは初めて!でも安くて会員で2000円だった。
宿泊客はそれでも男女合わせて僕を含め4人もいた。
水族館巡りをしている下関の水産大学生、紀伊半島一周の旅を続けている高校中退18歳の女性、東京から深夜バスでお伊勢参りに来た30後半のOL。

7日(日)7時YH発。
伊勢神宮外宮(豊受大神宮)に8時前に着きさっさとお参り。
次は本命天照大神を祀る内宮(皇大神宮)へ。
明治維新まではお坊さんが渡ることのできなかった五十鈴川にかかる宇治橋を越えて中に進む。
伊勢市の約1/3を占めるという5500ヘクタールの広大な森林の中に茅葺きで素朴な白木づくりの
神殿が点在する。
天照大神を祀る本殿は、白の垂れ幕で遮られ中を伺い知ることはできず。
周りも板塀で囲まれ全体は見れず。
平成5年に遷宮されてまだ8年だが、すでに屋根は苔むして長い年月を経たように感じられる。
20年に1度の式年遷宮を61回も繰り返すエネルギーはどこから来るのだろう。
ここに来てそれは「自然への畏敬の念」・「森のエネルギー」のような気がする。

せっかくここまで来たので、伊勢志摩スカイライン~パールラインを走り海の眺望を楽しみながら志摩町突端・御座白浜海岸を目指す。
そこで昼食の予定だったが着いてみると誰もいない静かな砂浜が有るだけで何にもなくUターンしてコンビニで食べる。

志摩町から伊勢市まで戻り伊勢道~東名阪~東名と乗り継ぎライダー仲間の豊川市で泊まる。
今回は秋の味覚一杯の和食を準備してくれている。
あゆの塩焼き・天ぷら、栗ご飯、栗の茶碗蒸し、天ぷらなどに舌鼓を打つ。
秋田の純米酒ですっかり酔っぱらう。

8日(月)朝のニュースで米英軍のアフガニスタン攻撃を知る。
やはり予想通り10月に空爆から開始したか・・・。
ビンラディンとタリバンに目標を限定して、11月16日のラマダン開始までにはとりあえず当面の軍事行動は終了するだろう。
連休の最終日で良かった。昨日だったら伊勢神宮を見ないで帰ることになったかも・・・。
急遽予定を変更して8時出発、まっすぐ東名高速で久里浜に帰ることにする。
空気は冷たく嫌な予感がしていたが、掛川付近から雨が降り出し200km雨にやられる。
雨の中を「雨、雨、降れ降れ、もっと降れ・・・」と唄いながら走っていたら、関東に近づくに連れてどんどん降り出す。
すっかりびしょ濡れで靴の中も雨でぐしょぐしょになる。
2時頃無事久里浜に到着。
約1000kmのツーリングでした。

2001年10月6~8日