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2011年01月27日 21時54分15秒 | ひとりごと
14年度新規国債、最大54・2兆…財務省試算(読売新聞) - goo ニュース

20年度の基礎的財政収支、赤字23兆円超―中長期試算(医療介護CBニュース) - goo ニュース

財務省HPの平成23年度予算を見て感じたこと
 
国債 平成22 年度予算の水準(約44 兆円)を上回らないものとするよう、全力をあげる

   それ以降の新規国債発行額についても、着実に縮減させることを目指し、抑制に全力をあげる

歳入 個人所得課税、法人課税、消費課税、資産課税等にわたる税制の抜本的な改革をする

   財政健全化目標の達成に向けて、必要な歳入を確保していく           

歳出 少なくとも前年度当初予算の同経費の規模(歳出の大枠)を実質的に上回らないこととし、できる限り抑制に努めることとする


国債、歳出は全力をあげる、抑制に全力をあげる、抑制に努めることとする

歳入は改革する、確保していく

なんでしょう、この温度差は


マニフェストの財源 

22年度実施分の財源3.1兆円は事業仕分けの反映等による歳出削減等により確保

23年度拡充分(0.6兆円)は歳出削減(0.4兆円)及び税制改正(0.2兆円)により確保

でも事業仕分け第3弾の結果の反映等による歳出の見直しができたのは約0.3兆円

こんなことしかできないなら事業仕分けやめるべき 

税金の無駄です


一般会計の組換えもするそうですが特別会計はどうしたのでしょうか?

歳出削減をやらずに税制改革の財政健全化を叫んでいるだけにしか聞こえません



そして内閣府HPの「経済財政の中長期試算」(平成23年1月21日公表)によると

        歳出  国債 税収

2010年度
(平成22年度)96.7  20.2 52.4
2011年度
(平成23年度)92.4  21.5 48.1
2012年度
(平成24年度)93.8  22.9 47.7
2013年度
(平成25年度)95.7  24.8 50.2
2014年度
(平成26年度)100.0 27.5 52.5
2015年度
(平成27年度)103.9 30.5 54.6
2020年度
(平成32年度)134.2 51.9 64.4
2023年度
(平成35年度)157.6 68.6 71.9


平成24、25年度の新規国債発行額について抑制に全力をあげる旨規定されており

歳出と税収の差額が新規国債発行額となることを意味するものではないそうです

でもそうとしかとれません

平成35年度には歳出約157兆円、国債約68兆円、税収約71兆円

その頃にはどんな世の中になっているのでしょうか

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