インターネットテレビサービスのAbemaTVの将棋チャンネルがすごいことになっています。今年になって番組にAIを導入(AI Powered by AbemaTV オリジナルAI システム)し、番組に革命をもたらしました。このAIシステム、「今どちらが優勢か」「次の一番よい指しては?」という、視聴者が一番知りたいことを瞬時に画面にしかも数値で表示してしまうのだからすごい! このAIが示すものが100%正しいかは別として(しかし、もう人間の将棋名人はAIには勝てないという結論がほぼ出ている)、対局者以外のこのテレビを見るすべての人が、これを分かってしまっているのだから、凄すぎる。これはもう本来はあり得ないというか、本当に画期的なシステムです。これにより将棋の番組は飛躍的に魅力を増しました。何がどう凄いか、とても私の言葉では言い表せませんが、例えば、将棋の対局は朝10時に始まって決着がつくのは夜の10時だったりします。でも、一手指すごとに優勢劣勢の数値が変わり、次の最善の指し手(候補手)も表示されているから果たしてその通りに棋士が指すのかどうかを思うと、飽きないんですよね。将棋の対局(番組)を12時間も見る、見させちゃうなんて凄すぎます。次の最善手が表示されるなんて興ざめと思われるかもしれませんが、結構人間の棋士はそれを指さない(指せない)。また、私など将棋のアマチュアはAIが示す次の最善手を指した場合、相手はこう指し、そこでこう指すのかな、と予想し、それがたまに当たると「おお~、プロと同じ読みだ(笑)!」とか一人悦に入ったりしちゃいます。将棋の番組にAI導入なんて画期的なことを誰が考えたのでしょう?

今、知りたい「どちらが優勢?」「次の最善手は?」が画面にリアルタイムで表示。(Abema TV 将棋チャンネルより)
さらにAbemaTVの将棋チャンネルは今、これも画期的な面白い企画が放送中です。「第3回Abema TV トーナメント」。何と今回は個人戦ではなく団体戦です。そして出場者は出場棋士がドラフトによってメンバーを選びチームを組みます。しかもAbema TV 独自のルール(持ち時間5分+一手5秒加算)による超早指し戦。だいたい一局が20分くらいで決着しますから超スピーディ! この企画も大変反響が大きいようで、将棋の専門的なメディア以外でもその面白さが取り上げられています。
https://bunshun.jp/articles/-/38037
(「note 文藝春秋Digital」 より)
次から次へと新たな試みにチャレンジしていくAbema TV。その意欲的な試みに惜しみない拍手を送りたいと思います。
「第3回Abema TV 将棋トーナメント」は、現在、毎週土曜日午後7時から放送中です。

今、知りたい「どちらが優勢?」「次の最善手は?」が画面にリアルタイムで表示。(Abema TV 将棋チャンネルより)
さらにAbemaTVの将棋チャンネルは今、これも画期的な面白い企画が放送中です。「第3回Abema TV トーナメント」。何と今回は個人戦ではなく団体戦です。そして出場者は出場棋士がドラフトによってメンバーを選びチームを組みます。しかもAbema TV 独自のルール(持ち時間5分+一手5秒加算)による超早指し戦。だいたい一局が20分くらいで決着しますから超スピーディ! この企画も大変反響が大きいようで、将棋の専門的なメディア以外でもその面白さが取り上げられています。
https://bunshun.jp/articles/-/38037
(「note 文藝春秋Digital」 より)
次から次へと新たな試みにチャレンジしていくAbema TV。その意欲的な試みに惜しみない拍手を送りたいと思います。
「第3回Abema TV 将棋トーナメント」は、現在、毎週土曜日午後7時から放送中です。