数年前に埼玉の荒川流域の田んぼでスクミリンゴガイ(外来種)の卵塊をたくさん見かけました。卵塊の色はピンク色ですぐに分かります。スクミリンゴガイの主食は柔らかな草。稲も大好物で、植えたばかりの苗をどんどん食べていきます。もし、スクミリンゴガイが大発生すれば、稲の生育に影響があることは確かです。タイにはスクミリンゴガイを好んで食べてくれるスキハシコウがいますが、日本では誰が食べてくれるのでしょう? タイも日本もお米の国。タイの里山から日本が学ぶこともあるはずです。
〇制作に携わった番組の放送のお知らせです。
NHK ワイルドライフ「タイの里山 スキハシコウ 大集団の子育てを追う」9月1日(月)夜7時30分~ BS

コロニーを形成し、大集団で繁殖するスキハシコウ。タイではちょうど今の時期にコロニーを作り始めます

スキハシコウを守っている森ではスキハシコウを観察する塔があり、そこからスキハシコウの子育てをまじかで見ることができます

スキハシコウの天敵・ミズオオトカゲ。巨体なのに木登りが得意で、スキハシコウの最大の天敵

タイの中央部を流れるチャオプラヤー川。この川の流域にスキハシコウのコロニーがいくつもある

スキハシコウ、その名の通り、すきまがある奇妙なくちばし。それはどうして?と思ったのが、取材のきっかけです

上手に巻貝(スクミリンゴガイ)の蓋を取り、中身を取り出すスキハシコウ。遠くから見ているのとは違い、じつはものすごく警戒心が強い。
ブラインドを張り、待つこと数日。ここまでアップで撮影できたのは、一回のみでした

スキハシコウのくちばしがカーブしていることを発見したのはディレクターのSさん。そういえば、スクミリンゴガイのほとんどは巻き方が一定している。
Sさんの鋭い洞察力によってさらにスキハシコウのくちばしの秘密を解明できました

ほぼ巻き方が同じスクミリンゴガイ

巻貝だけでなく、二枚貝もスキハシコウは大好物。でも、固く殻を閉じる二枚貝にはスキハシコウも苦戦していました


日陰をつくり、撮影に挑むカメラマンのSさんと音声メカニックのHさん。日本も暑いけれど、タイも暑い。でも、タイは日差しは強いが空気が乾燥していてカラッとしているので、日陰さえあれば過ごしやすい。最近、日本の暑さが「災害級」と言われてますが、本当にその通りです

タイの各地を巡り長期間に及んだタイでの取材も今日で最後。スタッフ一同、印象に残った生きものの姿をまねて記念撮影。
スキハシコウ、コウモリ、ミズオオトカゲ、カニクイザル・・・。
たくさんの方々にお世話になり、スタッフみんなで力を合わせて取材撮影した、楽しいタイでのロケでした
〇制作に携わった番組の放送のお知らせです。
NHK ワイルドライフ「タイの里山 スキハシコウ 大集団の子育てを追う」9月1日(月)夜7時30分~ BS

コロニーを形成し、大集団で繁殖するスキハシコウ。タイではちょうど今の時期にコロニーを作り始めます

スキハシコウを守っている森ではスキハシコウを観察する塔があり、そこからスキハシコウの子育てをまじかで見ることができます

スキハシコウの天敵・ミズオオトカゲ。巨体なのに木登りが得意で、スキハシコウの最大の天敵

タイの中央部を流れるチャオプラヤー川。この川の流域にスキハシコウのコロニーがいくつもある

スキハシコウ、その名の通り、すきまがある奇妙なくちばし。それはどうして?と思ったのが、取材のきっかけです

上手に巻貝(スクミリンゴガイ)の蓋を取り、中身を取り出すスキハシコウ。遠くから見ているのとは違い、じつはものすごく警戒心が強い。
ブラインドを張り、待つこと数日。ここまでアップで撮影できたのは、一回のみでした

スキハシコウのくちばしがカーブしていることを発見したのはディレクターのSさん。そういえば、スクミリンゴガイのほとんどは巻き方が一定している。
Sさんの鋭い洞察力によってさらにスキハシコウのくちばしの秘密を解明できました

ほぼ巻き方が同じスクミリンゴガイ

巻貝だけでなく、二枚貝もスキハシコウは大好物。でも、固く殻を閉じる二枚貝にはスキハシコウも苦戦していました


日陰をつくり、撮影に挑むカメラマンのSさんと音声メカニックのHさん。日本も暑いけれど、タイも暑い。でも、タイは日差しは強いが空気が乾燥していてカラッとしているので、日陰さえあれば過ごしやすい。最近、日本の暑さが「災害級」と言われてますが、本当にその通りです

タイの各地を巡り長期間に及んだタイでの取材も今日で最後。スタッフ一同、印象に残った生きものの姿をまねて記念撮影。
スキハシコウ、コウモリ、ミズオオトカゲ、カニクイザル・・・。
たくさんの方々にお世話になり、スタッフみんなで力を合わせて取材撮影した、楽しいタイでのロケでした