”よもだ”の日々

”よもだ”は伊予の方言でええかげんと言うことですが結構真面目です。家のPCは調子が悪く土、日、祭日はお休みしています。

夏木立

2008-07-31 15:47:51 | 子規の四季
其上に城見ゆるなり夏木立

其上に雲湧き上がる夏木立 獺五六


今日はラボの大掃除で疲れました。


蛇のから

2008-07-30 15:26:08 | 子規の四季
蛇のから何を力に抜け出でし

赤灯台夕日に染まり一人立つ 菊五六

梅津寺の海岸にあった納涼台から夕景を
撮るとちょうど赤い灯台が沖に見える。
夕陽を浴びて一層赤さが際だっている。
なんだか毅然として一人で海を見守っているような感じだ。


夕風や

2008-07-29 12:46:54 | 子規の四季
夕風や白薔薇の花皆動く

風凪いで夕顔一つやれ涼し 菊五六

夕風が吹いてくれると涼しいのだが
夕凪でまったく風のない日が多い。
そんな時に夕顔が一輪咲いているのを見つけると
やれ涼しいとほっとする。

滝の岩肌に修行中の行者が水飛沫を浴びているような岩が見える。


蚊にさゝれたる足の裏

2008-07-28 11:38:28 | 子規の四季
念仏や蚊にさゝれたる足の裏

滝行や刺される前の備えかな 菊五六

今年はどこも虫が多いと聞いているので
滝へ撮影に出かけるときも虫除けスプレーを
持って行った。
実際は虫がいなくて必要なかったが備えあれば憂いなしである。

午後2時頃の白猪の滝は木立の間から太陽の光が斜めに差して素晴らしい。


蝉の聲

2008-07-25 22:16:09 | 子規の四季
晝中や雲いら^^と蝉の聲

山中の空埋め尽くす蝉の聲 獺五六

蝉の聲が空を埋め尽くすという表現は変かもしれないけれど
林の中で見上げる空は木々に囲まれている。
そこいらからひっきりなしに蝉の聲が聞こえてくる様子は
空を埋め尽くすといってもよいかなと思う。

お決まりの白骨林と石鎚をパチリ。



夏の月

2008-07-24 12:27:49 | 子規の四季
家のなき人二万人夏の月

暑き日を癒やすがごとき夏の月 獺五六

毎日暑い日が続くが夜か更けると
昼間の暑さを癒やしてくれるように涼しげな夏の月が現れる。
月末には逆三日月が早朝に山を昇ってくる
早起きして撮りにいくのもいいなと思っている。


避暑に來る

2008-07-23 12:17:54 | 子規の四季
避暑に來る西洋人の夫婦哉

避暑に來る西洋人の犬バウワウ 獺五六

西洋の犬はバウワウと鳴き日本犬は
ワンワンと鳴いているように聞こえる。
顔の骨格の違いなどもあるのだろうか不思議にそう聞こえる。
目隠しテストをしたわけではないので真偽のほどは明らかではない。


夏休み

2008-07-22 11:45:14 | 子規の四季
夏休み來るべく君を待まうけ

夏休み來るべく孫を待まうけ 獺五六

先週から夏休みになった。
子供たちは夏の暑さを楽しんでいるようだ。
孫はまだ2歳だが親の夏休みにあわせて帰って来る。
海や川で水遊びやミニキャンプをするのもいいなと思う。
広島球場へカープを応援に行ったりで時間も少ないのではあるが
とりあえずかき氷を作るための道具を買うことにしよう。


夕立や

2008-07-18 11:40:40 | 子規の四季
夕立や蛙の面に三粒程

夕立やゴロゴロ鳴って臍隠し 菊五六

雷が鳴って臍を隠すというようなことを
今の子供はしないかも知れない。
昔の子供は臍を丸出しで上半身裸で遊んでいたのだろう。
大人になっても山で雷がゴロゴロ鳴ると怖い。


城見ゆるなり夏木立

2008-07-17 11:21:22 | 子規の四季
其上に城見ゆるなり夏木立

其上に岳見ゆるなり白骨林 獺五六

最近は季語もなくて真似しただけの俳句が多くなっている。
それでも何もないところから日記を書こうとすると
苦労が多いので読んでいる皆様には我慢していただきたい。
岳は瓶ケ森から見た石鎚山です。
白骨林が真ん中にあって構図は良くないのですが俳句には
合っているかなと思って載せました。