グラの生命維持装置？

今回は、ミドリガメ「グラ」の脱出イリュージョンの種明かしです。

３枚の脱皮の殻を残して水槽から突如消えたグラさん。
実は、前回の写真にグラの甲羅の一部が写ってたんですよね
水槽を脱走して、メイン水槽とろ過水槽との間に隠れて（？）ました。
前回の脱走の時もそうだけど、ケージの外に落ちなくて本当に良かった。



良く見ると、ろ過槽の洗濯機のホースに甲羅がしっかりと挟まってました。
そのホースには、ろ過槽内のヒーターで２５℃に温められた温水が流れていたんです。
そのおかげで、なんとか体温を失わずに済んだんですね。
立派な生命維持装置でした。



それにしても、グラさん何処から脱出したんでしょうか？
以前は、右側の陸場上部の照明ボックスを持ち上げて逃げました。

最初の脱走の後、蓋とボックスをスライド開閉式に改造したんです！


今では更に、重りを載せてあります。
以前、グラが脱走防止ガードのパーツを壊したことを記事にしましたが、今回の脱走の前兆だったのかもしれませんね。
ともかく、今回はスライドした形跡はありませんので、脱走ルートはこちらでは無いはずです。



ここからはパパの推理なのですが・・・
今回の脱走経路は、水槽中央に移動していた陸場から、ろ過の塩ビ管を足がかりにして、脱走防止カバーの蓋の左側を持ち上げたのではないでしょうか？
ちなみに、陸場を水槽の中央にずらしたのも、グラさん。
ただ吊り下げているだけの陸場は、水中側から割り込めば、簡単に動くんです。

そして、たまたま！偶然！水槽脱走後、ガレージ側の断熱材の外へ落ちることなく、ろ過槽のホースに挟まって動けなくなったということで・・・


いや～前回もそうですが、ガレージのコンクリート土間に落ちなくてホントに良かった。
落下すれば高低差は約１．５ｍ。
甲羅も割れちゃいます。
そして、氷点下の環境では、生存は絶望です。
今回も、ホントにラッキーでした



脱走直前の体重の記録はありませんが、ここしばらくは1200ｇ超えで推移しておりました。
多少、脱水状態になったことは否めませんね。

とにかく、今回も幸運に恵まれました。
早く、宣言していた９０cm水槽を導入して、対策を講じなければなりませんね。

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