団塊世代のごまめの歯ぎしり

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株式数比例配分方式(廃止)

2023-11-21 07:26:27 | 経済

株式数比例配分方式(廃止)

2023年11月21日(火)

 

 「株式数比例配分方式」。何のことか知りませんでした。昨日までは・・。

 トヨタの配当金が、D証券の私の口座に振り込まれていたんです。これまでは、郵送により配当金の知らせが来ていたのになぜ?

 D証券に尋ねると、「株式数比例配分方式」により、自動的に振り込まれることになっている旨。ただ、私はその手続きをした心当たりがない旨回答すると、「他の証券会社で手続きをしていませんか?」と宣われたのです。

 そういえば、N証券に口座開設をする時、認識のないママにその選択をしたようであります。

 廃止してくださいと言うと、今年は損失があるので、配当金の源泉徴収分は、年末の〆の時に計算して、来年早々払い戻すと言います。

 でも、数年度に渡る損失繰り越しに対応できないのでは?と尋ねると、そのようで、改めて廃止を求め、その手続きをしてもらった次第です。

 配当記については、紙の通知が来て、郵便局の窓口で受け取った方が、いわゆる「見える化」で分かり易いという、アナログ~な人間なのであります。

 このデジタルの時代、それに疎外されて、アナログ~の世界も徐々に狭まれて、・・とここまできて、それって人権侵害じゃなかろうかと、息巻いているのであります。。

 

 

 

 


マツダ株主総会 2015

2022-12-30 12:42:59 | 経済

マツダ株主総会 2015

2015年6月23日(火)

 

 マツダの株主総会が、午前10時から本社講堂でありました。出席しました。広島県府中町にある本社まで、家から歩いて約1時間30分。多分1万歩以上です。

 私的に、「オッ!」と驚くような発言がありました。人見j常務執行役員(この方はスカイアクティヴエンジンの開発責任者で、この方がいなればこのエンジンはできなかったであろうと思われる方です。)が、

①ロータリーエンジンの燃費改善に取り組んでいる。(注 以下のPDFを参照ください。熱工学を専門にしている大学の教授から教えてもらったものです。)

http://www.mazda.com/contentassets/f9917ef8c0cc4705936fd468f87af961/files/2013_no028.pdf

②しかるべき時期に、ロータリーエンジン搭載車を出す。

 こういう趣旨の発言をしたのです。この時ばかりは会場から拍手が上がりました。

 順番が逆になりましたが、株主からの質問で、「マツダと言えばロータリーエンジンだが、最近はスカイアクティヴばかりになっている。ロータリーエンジンはどうなっているのか。」という趣旨の質問に答えたものです。

 また、若い女性株主(ほとんどは男性で、若い女性というのは非常に少なかったです。)が、車のデザインについて、尻上がりになっているのは安っぽいという指摘を行った後、「人見さん、プロフェッショナル(NHKのTV番組で人見氏がスカイアクティヴエンジンを開発する様子をon the airしたものです。)を見ました。」と人見氏へのエールと思われる発言を行いました。(熱っぽかったです。)私もこの番組は見ましたが、人見氏のシャイな人柄がとても好印象でした。

 また、その番組では現行より30%程度燃費改善の見通しができたという趣旨で報道されたようで、私もそのように受け止めていたのですが、人見氏は、30%程度改善の余地があるということだと述べました。若干トーンダウンのような感じになりますが、私は、四捨五入してでも良いので約30%の改善が行われると期待したいです。

 会社にとって困るような質問も出ました。①労働者のベースアップが他社に比べて少ないとか②F工場の解体で土壌汚染が心配されるとかの発言です。しかし、議長が難なくこなし、というより、追及の発言がデータ不足により続きませんでした。かくて、いわゆる、シャンシャン総会といったものになりました。まるっきし、ナンセンスと思ったのは、既に提案議案の賛否について集計して分かっているにも関わらず会場の参加者にその意志を拍手で確認したことです。拍手多数でしたが、そもそも、株主総会の議決というのは株数によって決めるもので、出席者の頭数で決めるものではありませんので、拍手多数をもって議決を行うことはできません。

 私にとって初体験でしたが、考えるに、株主総会の意義というのは、①一年間の会社の業績を検証すること、②将来展望を示すこと、この大きく二つあると思います。将来展望について、数値目標は明確に掲げているにも関わらず、その戦略・戦術について具体的な話が少なかったのが大いに不満でした。

 例えば、2019年3月期のグローバル生産台数を165万台以上とする目標を掲げているのですが、これって、現行の工場だけでは不足すると思うのです。(2016年3月期の目標149万台)どのような戦略・戦術でこういった目標を達成するのか具体的説明がなければ、絵に描いた餅と思われても仕方なく、株主を軽く扱っていると言われても仕方ないでしょう。

 私は、近い将来、新工場立ち上げの計画が発表されることになるのではないでしょうか・・、と予想しています。場所は、インドネシアかな・・?

 

 何でもそうですが、常に真正面からだけ見るのではなく、違った角度でも見てみましょう。

 マツダは、今絶好調ですが、為替が円高に振れると一遍に業績が悪くなります。そのヘッジとしてグローバルでバランスの良い経営が求められます。日本工場のウェイトが高いマツダは、グローバル展開が他社に比べると遅れていると思います。

 

 

 

 本社のロビーです。受付の若い女性スタッフに軽口をたたきました。「モデルとして車の横に立たれたらどうですか!」 軽い笑顔がかえってきました。軽く言ったから、軽くあしらわれたのかな? ほいじゃぁ(広島弁で「それなら」)、来年は本気で言ってみよう。

 

 

 

 ここから後は、カメラはシャットアウトです。オープンにして何故いけないのかなと思います。

 帰りは、車のディーラー巡りをしながらでした。ホンダ、スズキ、トヨタ、VW、スバル。肝心のマツダが入っていないと思われるでしょうが、マツダは頻繁に行っていますのです。全部徒歩でしたので、約1万歩きました。

 

 


自動車2023年3月期予想

2022-11-22 09:19:31 | 経済

自動車2023年3月期予想

2022年11月22日(火)

 

 数日前、ショッキングなニュースを聞きました。ルーブルより円の方が安くなっていて、ロシアへの中古車輸出が”大繁盛”だって!

 ロシアへの経済制裁って、効いているのかな?と疑問に思いだしました。と同時に、プーチンロシアのウクライーナ侵略戦争は、長期的視点でロシアが勝つとは思われませんが、プーチンロシアが近く負けるということもないような気がします。世界市民の圧倒的な声で、プーチンロシアを追い詰めるしかないのでしょうか。私事でいえば、1年を機に、カンパをしたいと考えています。

 

 11日の朝日新聞です。

 「円安が追い風」とあります。

 

 12日の赤旗です。

 

 トヨタの見通しが他社にくらべて、際だった違いを見せています。

 売上げは、全社大幅に伸びています。ただ、営業利益は、(ホンダは横ばいですが)他社は大幅に伸びているのに、トヨタは大幅に減少しています。

 円安で恩恵があるハズのトヨタがです。ただ、見方を変えるとトヨタのみが為替対応が強靱とも取れます。つまり、これから円高になると他社は大きく落ち込むのに対して、トヨタはむしろ上昇するかも分りません。

 

 

 21日の赤旗です。

 

 「日本の主力企業は、この40年間グローバルに利益を求めて多国籍化を図り、国内の産業空洞化は深刻となっている」とあります。

  今後日本経済は、円安が長期トレンドになるのでしょうか・・。

 

 

 

 

 

 


日の丸半導体

2022-11-18 05:38:56 | 経済

日の丸半導体

2022年11月18日(金)

 

 「先端半導体国産化へ新会社」と新聞の見出しにあります。

 

 11日の朝日新聞です。

 

 

 12日の朝日新聞です。

 

 「日の丸半導体」ですね。

 

 我が国の産業の衰退が激しいですが、その象徴ともいえるのが半導体でしょう。

 かつてDRAMというメモリで圧倒的なシェアを誇っていた面影すらないほど衰退しています。

 私は、大きな要因の一つは円高かなと思っています。

 ・・で、今の円安のもとで、この動きは必然なのかなと感じています。

 

 次の衰退分野と思われるのが自動車業界ですが、こちらの方の動きは見えません。EV化に明らかに乗り遅れていると思うのですが、「日の丸」という動きが見えません。

 電池で「日の丸」の動きがなければ、衰退の道一直線と感じています。”歯ぎしり”する思いであります。(ギリギリ)