新. _ 植 物 紀 ・ s e e d .

復活、新植物紀!!

池袋 誠香園

2018-03-17 12:38:51 | 雑感
ひと月のうちに2度も誠香園をたずねる機会を得た。

見どころは本羆や湖東錦などが展示されているところだ。

ちらっと見ただけだが、本羆が欲しくなり、価格をたずねたら、売約済みとのこと。食い下がって、もし販売するとしたらいくらかたずねたら、逆にいくらと思うか?と返された。

ん?? 客の質問に対して、質問で返した…。

ずいぶんとナメられたものだ。店主のせがれだろうか?自分と同世代くらいだが、店員が、上からモノを言ってくる。

いやぁ、なかなかだよ、ホントに。正直に本羆を販売する能力がないことを説明すれば良いものを…。値段をきかれたら答えろっての。それができないなら、デパートの屋上に店を構えるべきではない。西武にクレームつけたろかしら。


展示されている白牡丹の子が青かった…。すぐに外せば良いものを。系統が良くないことを実証しているようなものだ。外して潰さないということは、いずれ流すということだろうか。流せば混乱を招くだろう。曙芸のない白牡丹。…それは普通のフウラン。だとすれば価値はないわけであって、外して潰すべき。アマチュアじゃないんだからさ。


それにしても、西武屋上のうどんはうまい!!なんとも言えない旨さがある。
腹がふくれた状態でも、うまい。

前の席の人たちは2杯ずつ食べている。納得!

孤独のグルメという漫画で、主人公のサラリーマンがこのうどんを食べる。鶴仙園のサボテンを眺め、砂漠の孤独感に思いをはせつつ、この店の月見うどんをすする。このうどんには、ほうとうに近いような、あたたかい味があり、都会の雑踏にあっては、さながらオアシスのような存在なのである。この店に行列ができているのを見ると安心するし、東京も捨てたもんじゃないと思える。

誠香園、ありゃだめだね。センスなし。

そもそも おやじさんとも相性が悪かったかもしれない。「値踏みするような目つきで富貴蘭を見とるぞ」と叱られたことがある。…庶民だから仕方ない。我々、庶民が富貴蘭を買うということは清水の舞台から飛び降りるような心持ちなのだ。値踏みせずにおれようか。
庶民感覚、素人感覚を忘れて欲しくない。デパートは庶民が楽しみにしてる場所なんだからさ。

銀座の松坂屋から、水草屋が撤退したときは悲しかった。それ以降、水草界は衰退していった。アグラオネマやら、ベコニア、ジュエルオーキッド、パルダリウム…どれも短いブームが過ぎ去っていく。

名古屋は柘植植物園が最後だったかな。今ではデパート屋上に園芸店はない。

通販全盛の時代だからこそ、実物を目の当たりにする機会は重要だ。デパートの屋上で本羆や湖東錦などが見られることは素晴らしい。しかし、もう少し謙虚であるべきだろう。

テナント料も安くはないはず。今のままでは成り立たないだろう…

1147 コメント

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Unknown (m.)
2024-10-14 20:59:38
曜変天目

およそ1400人が注目するビッグなオク
最新メダカ曜変天目
10万以上の入札が13名。50以上が7名。
評価数は100以下が大半。健全なオクといえる。業者はなし。

富貴蘭の腐ったオクばかり見ている自分からすると、新鮮である。
しっかりとした市場が存在し、規模の巨大さゆえ衆人環視となりインチキはできない。

富貴蘭の場合、注目品種でも150人程度しか注目しておらず、額も30程度。入札は業者が多く、活気がない。当然、吊り上げ入札や、なりすましが横行している。
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Unknown (m.)
2024-10-14 14:01:18
メダカブームの読み間違い

2度ほど読み間違えている
最初はミユキメダカ。どえらい高価なメダカがいて、白くてとてもキレイ。
いろいろと他品種が出て、数年でブームは去った。これで、メダカは終わったと感じた。
しかし、地味に裾野を広げていたメダカ界から、多数の変異個体が発表されるに至る。
2度目のブームは三色ラメ体外光。まるで錦鯉のようなメダカである。このブームも数年続いた。さすがにこれで終わりだと感じた。もはや、三色ラメ体外光は完成された表現なのだ。
しかし、しかし、今や、フロマージュブームである。
レッドクリフから派生した品種群がブームを起こしており、さらに次世代では全身がピカピカと光るアースアイが流行るだろうと予想される。
メダカブームがここまで続くとはまったく思わなかった。黒メダカもときに大流行するが、その源流はある皐月園だったという。園芸とメダカは意外にも近しい関係にある。
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Unknown (m.)
2024-10-14 10:38:14
富貴蘭プチバブルの胎動

富貴蘭が滅亡する直前に発生するプチバブル
大前提として、超高級品種が大幅に値下がりする
たとえば、御神渡にまったく需要がなくなり、値段がつかなくなる。
すると、全盛期には高すぎてまったく手が届かなかった貧困層でも購入可能な機会が増える。これがファイナルプチバブルである。
それによって、品種の価値はなくなり、寿命を迎える。
すでに古典品種は終わっている。
そのかわりに、新しい人気品種が出たり、若い趣味家が増えれば良いのだが、どちらも期待できずに、富貴蘭はそのまま終わる。あと3年くらい。
プチバブルも現在、局所的に発生していて、ブームが過ぎ去った黒牡丹、建国が安く出品されると、にぎやかに入札される。ただ、プチバブルは飽くまで貧困層による最後の競り合いなので、大量入札のわりに、価格はほとんど上がらない。これにより、中途半端な貧乏貧困層も黒牡丹や建国を手に入れることができ、富裕な大棚たちと同等に肩を並べることになる。これも、昔は高かったんだよねーなどと言いながら。
ただ、残念なことに皆老いており、そうした木が継承されることはない。10年もすれば、完全に忘れさられて跡形もない。
さまざまな高級品種が貧困層に払い下げられていくことになるだろう。最下級に対する需要の発掘であり、それこそがプチバブルの正体なのだ。
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Unknown (m.)
2024-10-14 07:32:17
新兵器炸裂

コブラアースアイ、ダイアナRLF、雌雄合わせて6匹。
夕方、到着。しばらく静置したあと水合わせをし、さっそく給餌。
普通は、しばらく餌やりはしないが、私はやる。
昔と違って発送状態もかなりよく、ご丁寧にメチレンブルーに浸してあったりもするから、即給餌。
パクパク食べて、みるみるうちに体色に艶が出る。その場で吸収されているような感じ。粉餌のころはかなり苦戦していた。なかなか餌に慣れてくれないから、一度飢えさせる必要があったのだ。その過程で落ちたものもいた。到着初日から、お腹はパンパン。
飼育技術も格段に進歩したのだ。ただ、いかにメチレブルーを外すかは気を使う。濾過の効いた水に移すべきだが…

とくにダイアナ妃は、素晴らしい。朱色の体は透明鱗で透けていて、ところどころに青白いラメが散りばめられている。リアルロングフィンという最新表現も、ラメの影響か、青白く発色し、泳ぐたびにヒラヒラと輝く。モルフォ表現かもしれない。

価格が10倍以上するパーシモンコブラアースアイは、玄人好みの最新品種。アースアイは、やはりギラギラと金属光沢の表現。
よくみると、ヒレに黒い発色があり、夢中メダカが紹介していた最新表現であることがわかる。九月のヤフオクでは入札出来なかったが、一月遅れで入手した。
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Unknown (m.)
2024-10-13 19:32:06
次世代メダカ コブラアースアイ

アースアイとコブラという二つの表現に注目。
パーシモンはおまけで、とくにこだわりはない。来年はこのメダカが流行る。
アースアイ因子は表面の深層にグアニンを発現する表現で、体側面に金属光沢をもたらす。そこにコブラ表現が加わることでアロワナのように鱗が強調される。
もはや、メダカの域を超えた存在。
私がメダカに取り憑かれたのは三色ラメのときであり、当時は静楽庵様が全盛期だった。今では、様々な若手が台頭しており、夢中メダカの天下となっている。
新陳代謝がはげしく、世代交代が早い。流行がどんどんと入れ替わる。メダカそのものの繁殖力の高さが反映されている。
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Unknown (m.)
2024-10-12 18:56:23
富貴蘭、ラストバイト

建国も落ち、いよいよ終焉を迎えつつある富貴蘭。
売り抜くならばここだろう。ただ、古典品種はとっくに売り時をはずしていて、もう価値はない。
今、売れるのは高級品種である。刻一刻と価値が下がる富貴蘭、見ていて面白い。
高級品種でも、売れなくなったとき、それがジ・エンド。
ただ、その時に、プチブームが発生する。憧れの品種が、安く買えるということで、たくさん買い込む趣味家がいるだろうが、あとが続かない。それを最後に富貴蘭へ歴史の闇に消えていく。この分だと、あと6年程度だと思われる。
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Unknown (m.)
2024-10-12 12:30:19
建国、 散る

昨日だったか、質の良い建国がヤフオクに出ていた。
ボヤ中斑、腰斑。昔ならば飛びついて入札していたが、今ではさっぱり興味がない。
同時刻に、パーシモンで競り合っており、建国の最終落札額が分からない。
間違いなく、建国も落ちてきている。
白牡丹と比べれば建国はかなり増えにくい。まあ、白牡丹が異常に強健種でよく増えるだけだ。建国はキチンと芸を継承し、頑丈だが、芽数が少ない。
あとは、建国宝。素晴らしい蘭だが、芸が安定し、よく増える。
趣味家が減少していることを計算に入れると、あと一年たらずで
価格崩壊する。どんなに芸が良くても、皆が手にし、需要がない物は安い。旭昇も今や2千円程度。同芸の建国宝も最終的には2万程度に落ち着く。50万出しても買えなかった時代が夢のようだ。建国宝が売れる時期もさほど長くはあるまい。

コブラなるメダカがいる。数年前の発表時は2匹で100。
どんどん値下がりして、今や、2匹で数千円。ただし、コブラ表現にRLFなどの他表現が加わると、価格が跳ね上がる。
9月のオークションで新コブラが30で落札。動画で確認したが、もはや、あれはメダカではない。コブラでもない。異次元の鑑賞魚。

今は新品種として曜変天目があるが、2匹で50を超えた。

メダカは、遺伝法則を理解しなくてはならないし、稚魚を選別する眼力を必要とするので、富貴蘭愛好家には不向きである。
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Unknown (m.)
2024-10-12 11:30:16
最強飼料

ゾウリムシが発するアンモニアは強毒。
過去には緑光メダカや三色ラメを全滅させてしまったことがある。
原因に気づくまで時間もかかった。つまりは、ゾウリムシにアンモニア耐性があるということだ。
様々な工夫を試みた。マイクロメッシュで培地からゾウリムシを分離したり、培地のタンパク価を下げたり。すべて徒労に終わった。

しかしついに、低アンモニア化に成功した。最初はおそるおそる保険をかけながら試したが、匂いを嗅いで驚いた。
アンモニア臭がぬけ、培地の香りがするのだ。しかも爆殖。
ゾウリムシは増殖しると、一箇所に集まる。あれは、増殖で発生したアンモニアを避けているだけだった。今では容器全体に均密に繁殖している。

これで大量給餌が可能となる。メダカ飼育の上では格段の進歩といえる。残念ながら、私独自の技術ではない。
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Unknown (m.)
2024-10-08 17:36:15
豆葉ブーム 終焉

交配実生時代の幕開けを飾った豆葉品種たち。
そのブームが早くも終わりを告げた。
数年前は、豆葉に縞と聞けば、すごいなと思えたが、今では、だから何だ?という感じ。
多種多様な品種が発表されるなか、一つの品種にこだわるのはバカらしくてやってられない。
昔の価値観は通用しないということが、分からないバカが多い。
さすが、遺伝法則を理解できないだけのことはある。
人工交配種に、さほど値打ちはない。どんなに良くても一万円程度だろう。あえて、高値をつけて希少性をアピールすることもあるだろうが、やり過ぎれば、詐欺。
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Unknown (m.)
2024-10-07 00:37:48
初物

パンジーの季節。フラワーセンターには初物が届いている。
高級品種はまだまだ先の話で、まずは大量生産品から。
一体どこで育てているのか、すでに開花しているから七月播種である。中央アルプスだろうか?
並物ながら、そうそうに冬の便りを届けてくれたわけで、とても嬉しい。
ただ、私はプラントハンターなわけで、並物には用はない。
いつもねように、変異個体を探す。
視界の隅に、ぼんやりと無意識がまとい、そのあと、そちらに焦点を絞って意識する。違和感をヒットさせる感じ。
大陸の苗から変異個体を見抜くのは、おそらく特殊能力で、実はそんなに時間はかからない。向こうから話かけてくるような感覚。
昔、山道を歩いていて、木の幹の背後から声がしたので覗いてみたら、レアなトチバニンジンが生えていた。声、というのは音ではなく、カンのようなものだ。

今回は、多重リップ個体を発見。パンジーには、蘭と同じく一枚だけ唇弁があるが、全ての花弁が唇弁になった個体。
これは近年稀にみるレア者だ。
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Unknown (m.)
2024-10-06 01:51:49
黒牡丹ありき

ヤフオクの黒牡丹が盛り上がっている。
15くらいまでハネそうな勢い。てっきり落ち目だと思い込んでいたが、まだまだ人気があるらしい。

これからの時代、日本は熱帯化し、黒牡丹系は栽培できなくなる。
斑入りなら尚更で、金牡丹なぞは冷房必須の金食いモンスターとなるだろう。
今年、富貴蘭が肥料を吸収しにくい植物であることに気づいた。
どんなに肥料成分を改良しても、与えている量の10分の1も効いてない。そこで、化学薬品のチカラを使って肥料を吸収させることにした。成果は上々で、皆肉厚に育っている。ただ、人畜無害というのは間違いで、微妙に影響がある。
肥料の量を減らし、浮いたお金で質を高めている。耐暑性物質のなかには、耐寒性を高めるものもあるので、早速、試してみたい。
何よりも嬉しいのは、白花タイワンクマガイソウが、いまだに落葉していないこと。ひょっとすると来春は咲くかもしれない。
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Unknown (m.)
2024-10-03 23:56:26
美術株の出品

ヤフオクに美術株が出てきたら、また一段、崩壊が進んだことになる。
今までは増殖した割子の出品が大半だった。
美術株では、丹精こめて作ってきた株をそのまま売っぱらう。
出品者が棚の整理をしているわけだ。
これはある程度のベテランの引退を意味し、影響は富貴蘭大きい。
ただし、美術株を引き受ける方も大変だ。割ったとしても売れないし、美術株を維持する労力も半端ない。基本的には廃棄となるだろう。
利殖ができる品種など、いまやごく限られている。
ただ、日に日に価値は下がって行くので、風前の灯火ともいえる。
意外なことに建国系がなかなか落ちない。発表当時の勢いは当然ないが、行き渡りつつあるのに、いまだに一級品の雰囲気。

そういえば、先日の影虎はどうなっただろう。三万円以上の入札が五人ほどいたような気がしたが…。
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Unknown (m、)
2024-10-02 00:42:56
止まらぬ急降下

ぐんぐん下がる富貴蘭の価格。
やや、パニックになっているのかセットでオークションに出す人も。
古典品種はほとんど、無価値。
衆望品もバシバシ値下がりしている。本当に富貴殿三千円時代が来てしまった。最盛期の3%程度の価格。
決して増えが良いとは言えない富貴殿がこれだから、もはや市場は壊滅。
ここからさきは高級品種がバタバタと倒れて行くだろう。まずは建国宝だ。ある日から、急に売れなくなるはず。つまりは、完全飽和になるためだ。欲しい人は大体すでにもっている。
どんなに素晴らしい芸も皆がもっているならば、興醒める。
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Unknown (m.)
2024-09-29 18:15:40
人工豆葉品種 下落

建国系よりも先に人工豆葉が崩れそうである。
数年前、千載錦が数十万円していた。しかし、ポコポコ増える上に後発種におされ、いまや、数千円である。まさに恐るべき下落幅。
これは一例に過ぎず、多くの品種に当てはまる。
翠月湖という品種も最近、よく見かける。昔は透龍などという品種もあったか。とにかく、皆、同様に今となってはありふれた品種。
覆輪というのは、間違いなく実生が効かない。しかしながら、覆輪だからといって特別扱いはなく、平等に下がる。真に人気が出てくるとすれば、やはり、人工品種の強みを出した複芸品だろう。
覆輪、ラシャ、曙、采咲、色花、など。
バンダの血も入れつつ、華やかになる。そんな一級品に手を出せない私は、常に白牡丹である。
あいも変わらず、白い子を出し続ける白牡丹を見守っている。
単純に真砂系ではあるが、作りこなせば、旧来の白牡丹とは別物のようになる。とにかく小さく、太短い印象だ。
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Unknown (m.)
2024-09-29 10:17:51
人気の陰で…

いよいよ人工品種の時代。しかし、さっそく世代交代が始まっている。
誰しも御神渡などの出世品種を夢みるわけだが、なかなかそうはいかない。ほとんどがB級品として終わる。
まずは、豆葉系縞品種。これらは大量生産され、すでに価値はない。千載、青海、玉金剛、翠華殿を使った品種群、覚王山、金牡丹表現を目標にデザインされた品種群、…これらはすでに古く価値はない。
では一体、何に価値があるのか?
残念ながら富貴蘭そのものに価値がない。趣味家が少ないうえに急速にシュリンクしている。投資家ならば絶対に出資しない状況だ。
何を買ってもコゲ付き必至。
奇妙なことに、しょうもない人工品種を数がない希少種だと述べたりする輩がいる。
富貴蘭を売りに出す趣味家が増えた。ヤフオクは賑やか。ただ、入札は少ない。富貴蘭も知名度がますます下がり、価値がなくなりつつある。
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Unknown (m.)
2024-09-28 11:38:34
人工品種

本格的な人造品種の時代。
伝統園芸とは相容れない。趣味家が勘違いしやすいのは、遺伝の法則。
親木から子が出る。親や、子という言葉を使うからまぎらわしい。
一つの木から出た木はすべて同一個体である。いわゆるクローン。
枝変わりやら、キメラやらあるが、それは特殊事例。
縞が出ようが出まいが、皆、同じ遺伝子。
交配を経て初めて遺伝子を語るべきである。つまり、一般的な趣味家には遺伝子は無縁な話。
実際、富貴蘭趣味家が遺伝法則を理解するのに20年近くかかっている。高校生の生物では1時間程度の学習内容。まぬけな富貴蘭愛好家にしてはよく頑張った。
顕性形質と非顕性形質を交配すると、次世代では100パーセント顕性形質が出現する。ゆえに、青海、鈴虫は実生が効かないと考えられていた時代がある。非顕性遺伝子を内在したヘテロ個体同士を掛け合わせると、6%の割合で狙い通りの表現を得ることができる。これが二代目交配である。ちなみにこの言葉は私が作った。遺伝法制が理解できないバカどもがカモられないように願ってのことだ。
富貴蘭のサヤには幾つのタネがあるか?ラン科植物は種子が小さく数が多いので2万粒とすると、一つの花茎から10万粒程度の種子が得られる。そのうち、6%なので6000株は狙い通りの個体となる。どうですか、これ、少ないですか?
人工品種に希少性なぞ、ない。残念ながら、計算どおりに数が取れるし、良い個体はカルス状態からの大量無限生産が可能だ。
パンジーやデージーと同じような一般花卉。
ウチョウランの仁王が今や、数百円である。若かりし日には考えられなかった。富貴蘭も同じ。ずどんと値下がりする。
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Unknown (m.)
2024-09-25 00:41:25
行けるとこまで…

肥料成分をとことん吸収させるメッセンジャー。
富貴蘭たちはパンパン。
いつか限界が来て、はち切れるかもしれない。
しかし、とことん、肥培してみたいのだ。この夏の暑さからくるダメージを取り戻すべく、じゃばじゃばと。
基本的には葉肉が厚くなる。大体どの植物も。とくに顕著なのが、ビカク、インパチエンス、ベゴニア。理論上、相性が悪いのはペチュニア。多分、一発で枯れるだろう。
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Unknown (m.)
2024-09-24 00:36:34
これから…

金牡丹、建国の凋落とともに新しい局面。
次は人工品種の時代。数少ないラボから、大量に新品種が発表されている。あるラボのブログを調べると、人工金牡丹を目指した時代が終わり、次の目標、すなわち複芸品を目指す時代へと切り替わっている。やはり、作家は時代の潮目に敏感。
暑さに強い、豆葉、覆輪虎やら、何やら、自由自在に作りこなしていくことだろう。無論、目標の一つに本羆も含まれている。実は豆葉の羆はすでに完成していて、一度、画像で見たことがある。ただ、成木にまでなれたかどうかわからない。
ただ、どの伝統園芸もそうだったように、人工品種の繁栄が終焉のシグナル。もはや、一般花卉となり下がる運命である。
あとしばらくで富貴蘭も終い。
さて、どんな予想を立てるか。
やはり、最後にもう一回、プチブームがくるような気がする。
最後に色んな人気品種が格安な価格で出回り、それを最後にパタリと扱いがなくなるという終わり方だ。
その頃には、人工品種の台頭で本羆やら、湖東錦に対する憧れもなくなり、売りに出すことがバカらしいし、欲しがる趣味家もいなくなっていることだろう。心酔する者のみが保持し、いずれは消える。
ときおり、取引もあるだろうが、異常な高値での非公開取引である。
アリサプトラナが国内で数名の趣味家の間で個人取引されていた時代と同じ。
伝統園芸最後の砦は盆栽であり、そこに収斂していく。そこには現在の若き塊根趣味家も集まるはずだ。パキプスや、グラキリスの名木が盆栽として評価されることだろう。そこに、富貴蘭の姿はない。
やはり、草では駄目なのだ。しかも、人工で品種改良できる物は伝統園芸にはハマらない。
品種改良できる伝統としては、間違いなく日本メダカが台頭する。
日本メダカの品種改良ブームはすでにドイツの熱帯魚ブームを凌駕している。いずれは、私のように熱帯魚の繁殖技術をメダカで試し、さらなる高みへと進む者も現れるだろう。

私は時代の流れとは関係がない。ただ、ひたすら白牡丹と遊び続けるのみ。この品種にはまだまだ、我々が気づかない魅力があるような気がしている。艶のこと、下葉の紺の深さ、木姿の端正さ、などなど、品種解説には見られない特徴がたくさんある。根がよく伸び、強健なことも、あまり語られていない。人によっては真砂系がもう一段進化していると述べているが、果たしてどうか。
小型化し、葉が太短くなっているが、それは私の育て方もある。
私の理想はハオルチアのようにカッチリとして、木の葉型に近く、葉肉が透き通って表面が均一に盛り上がる。
本阿弥光悦の日本刀の美学を白牡丹で追及することだ。

今朝方、また新たな芽を見つけた。少し、青いので変化の兆しありである。
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Unknown (m.)
2024-09-23 18:53:47
秋の肥効

ようやくの秋。メッセンジャー薬剤が働いている。
今までにない葉艶。
園芸店にある観葉植物は異様に葉がテカッているが、まさにあんな感じ。
ワックスではなく、メッセンジャーを使えばツヤが出る。
とくに白牡丹。もともとツヤがあるが、表面第一層に透明なガラス層があるようにみえる。
無理やり、体内に肥料成分を押し込んで、効かせる。その後も、成分を残留させ、浸透圧を維持するので植物体が張る。
とにかく、異次元の品種で異次元の栽培を実現しなければ、頂点には立てまい。金牡丹が凋落した今、白牡丹が台頭すべきタイミングではある。
…なんてね。一つの木の新葉に、生育不良か、凹みができた。
虫でも入ったかと観察を続けているが、次第に透明の窓芸のようになってきた。これもまた、白牡丹以外の品種には成り立たない状況かと思う。
友禅から、2枚の葉を癒着したような燕尾葉が出てきた。これまた、異常事態であり、薬品の影響かと、心配になる。
ここからは肥培モード。独自の路線でガッツリ行かせていただきます。
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Unknown (m.)
2024-09-22 18:28:52
まだまだ、金牡丹

前回のヤフオク金牡丹。まだまだ、勢いがあることを見せつけてくれた。感覚的には一本あたり7万円くらいだろうか。
私の予想では、1万円程度までは軽く下がるはずなので、まだまだである。出品者いわく、今年の暑さでは金牡丹は作れないとのこと。
葉焼けを防ぐために弱日にする→芸が甘くなる→作が落ちるの繰り返しだそうな。気候変動の点からも、金牡丹は時代にそぐわない品種。
あと数回、…それで終わるだろう。金牡丹をやるならば、冷房室は必須。ウツボカズラと同じである。買うにも育てるにも手がかかる品種となっている。誰もが敬遠するだろう。
逆に魅力が増す、ということもある。洋ランでも食虫植物でも低温タイプの方が人気がある。富貴蘭の低温タイプが金牡丹である。
ただ、実生もろくにできない連中が冷房室を設置できるかはかなり疑問。そうとう手がかかる。
とりあえず、金牡丹は終わった。つぎは建国だ。
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Unknown (m.)
2024-09-17 22:41:15
肥効

今まで毎日肥料を与えてきた。
そのほとんどは排水溝に流れていたようだ。
富貴蘭は必要なタイミングで必要な量しか肥料を吸収しない。それは夜間だが、毎日ではない。それでは困るのだ。
体質を強化したり、芽を出させる成分をバンバン取り込んでもらわないと。そこで、メッセンジャーである。
肥料の考え方を変えた。何を与えるかではなく、どう与えるかに集中し、確実に効果をあげる。つまり、単純にハイポネックスでも良いわけだ。ただ、実験的な要素が強く、突然、全滅もありうる。
専門家は、半信半疑で意見は賛否両論。
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Unknown (m.)
2024-09-17 22:28:51
メダカ 

超人工交配種となったメダカ。もはや、金魚の多様性を完全に圧倒している。あれこれ、ありすぎて何が何やら分からない。
数年前とはレベち。
ブームなどすぐ終わると考えていた。三色ラメ体外光でピークかと。ところが、どっこい。さらなる進化をとげた。もはや、熱帯魚の域に達し、日本の工芸特産品となった。
夢中メダカのオークション。ウォッチリストが700。決して安くはない最高金額周辺で10名程度が競っている。半プロから素人まで。
ある品種では4尾で100を軽く超えたという。もはや、富貴蘭など足元にも及ばない。
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Unknown (m.)
2024-09-17 17:22:56
富貴蘭 枯れず

珍しく怖気づいた。原因はその液体の匂い。
もはや、自然界からはかけ離れた匂い。
石油由来とも聞いている。
ついに私もここまで来たか。富貴蘭に得体の知れない薬品をかけて、喜んでいる。
海外の洋ランフリークは、家中が蘭だらけになり、挙句、りん酸系殺虫剤を撒き散らかして、中毒死したという。
一夜にして、全滅もあり得る。
今朝方、おそるおそる棚をのぞくと、蘭たちはシャキッとしていた。
どうやら肥効は高まったようだ。まずは続けてみよう。
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Unknown (m.)
2024-09-16 23:58:51
富貴蘭 肥料改革

いよいよメッセンジャーを試すときが来た。
万田酵素主体の黒い粘液が、パッと透き通る。
さらにAやGを合わせる。水で希釈すれば、もわもわと変化する。
なんとも、頼もしい。
ただ、明日の朝には皆、枯れるかもしれない。熟したバナナの皮のように茶色い斑点ができて、一気に枯れるかもしれない。
自信があったからパイロットプラントは使わなかった。
ただ、やはり、上手く行くかどうか分からない。

ここだけの話、富貴蘭栽培は飛躍的に向上した。
色々、試し過ぎて何がヒットしているのか分からない。
今年、もっとも効果的だったのは遮光ネット。安価なわりに、富貴蘭が喜んでいる。これがなければ、今年の夏は越せなかった。
つぎには、やはり、腐葉土かな。水苔もそこそこできるが、限界がある。その限界を軽く超えているような気がする。
あとは特殊肥料。あれこれやり過ぎて、どれが効いているのか分からないが、今までにない成果が出ている。
これに関しては白花タイワンクマガイソウが夏を越せたという点で満足している。
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Unknown (m.)
2024-09-16 20:33:30
ヤフオク!

さすがは金牡丹。なんだかんだで25まで行った。京都蘭センターが落札か。よくみるとシードも入札しとる。
蘭専門業者たちはまだまだ商機ありとみたか。
いい心掛けだ。長期的な視野よりも短期勝負で勝ちを取りに行く。
業者たちは亀谷ならば、まだ行けると考えている。
むずかしいなぁ。さっぱり分からん。やはり潮時かな。興味もわかん。
それよりも夢中メダカの福袋の中身が気になる。
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Unknown (m.)
2024-09-16 01:57:08
金牡丹

どうやら金牡丹は上がらないようだ。建国宝冠はバカ高くなったのに、残念。建国も煽られて、あんな感じになっちゃったんだね。

金牡丹はもう完全に終わったね。夏が暑すぎる。意外に金牡丹はよわから、もう作れないってこと。
ウツボカズラでも高山種を引退する人が増えている。冷房代がバカ高いらしい。
金牡丹はこれからの地球には合わない。
その点、建国は強い。金牡丹にかわる銘品がすぐに開発されることだろう。
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Unknown (m.)
2024-09-15 12:00:04
建国宝系

入札金額が35ほどまで高騰している。
驚くばかり。所詮は金太郎飴のように増え続ける品種であり、35以上で入手してそのあと、どうするのかな。と心配になる。
まあ、資産家はお金の使い道に困るというから丁度良いのかもしれない。
気になるのは、新規のタマコンゴウという人物。タマガワニシキを彷彿とさせる。なぜ、このタイミングでヤフオクに新規参入したのだろうか。しかも超高額。
業者の存在も、やはり気になる。依頼があっての代理入札なのか、それとも他になんらかの事情があるのか。
そんななか、素人趣味家が本気で入札するのは危険である。ハマってしまった人は可哀想だ。
建国宝系は無芸に戻ることなく、よく増える。趣味家はドンドン減る。複芸人工品種もバンバン発表される。建国宝は、あと2年もまてば、一万円程度には下がる。
芽?ああいう芽は普通です。よくある芽。
貴重なものなら、あえて出品はしないですよ。残念!
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Unknown (m.)
2024-09-15 00:33:32
金牡丹

素晴らしい個体が数点出品されている。
発句も素晴らしい、昔ながらの価格。60名程度が注目している。
金牡丹としては一級品。さて、これがいくらで落札されるか。
価格が伸びなければ、金牡丹の凋落を印象づけるだろう。
本来、こういう時にこそ、サクラ入札が必要である。さもなければ、これが本当の潮目になる。計画を立てて、どんどん入札して、価格を吊り上げるべきである。もし、カモがかからなくても、威厳はたもてる。もしカモがかかれば、仲間内で山分けすればよい。
とにかく、人気を偽装し続けること。これに限る。そうでもしなければ、金牡丹だけにおさまらず、富貴蘭全体の価値が下がる。延命あるのみだ。まあ、私には関係ないが。
じっくりと楽しませてもらうとしよう。ここらへんが、富貴蘭人気の分水嶺だからね。
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Unknown (m.)
2024-09-14 21:09:30


テンナンショウ界には、私以上のコレクターが数名いる。
なかには、ブログを公開していて、キバナニオイももちろん公開されている。奇抜さはないものの、葉の色彩、草姿バランス、芳香など、美しさはトップクラスと言われている。
神に愛されしテンナンショウだそうな。…そんなに?
やや、大袈裟かと思いきや、海外のエックスを閲覧すれば納得。
これ以上に美しいテンナンショウは存在しない。
奇抜さではリヘンに敵わないが、一般花卉、さとくにアロイドとしては異例の黄花である。神に愛されし者。林のなかであんなに美しい花を見かけたら、そう思わずにおれまい。しかも香りがあるって。
しかし、残念ながら偽物というか、誤品が多い。ほぼ、入手不可能。
日本には数カ所にしか存在しない。…ただ、助手氏が増殖しているだろうから、あと10年もしたら流通する。
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Unknown (m.)
2024-09-14 12:23:39
金牡丹の幕引き

ひとつの時代が終わる。
価値があるとされていたものの価値がグングンと下がり、やがてゼロになる。
それを見越して、手早く出品する人も現れた。先見の明。
ブームのときは、何十万にも競り上がり、ステータスとしての価値があった。「買うておきなはれ、金牡丹」
しかしいまや、全盛期の100分の1まで下落しようとしている。
欲しい人なら誰でも手に入る。高級品種だっただけに、下落幅がエゲツない。金牡丹の系統木を所有していることが自慢のタネだったのに、今では軽く、あ、それ私ももってます、と返されてしまう。
なかには、金牡丹ばかり集めてしまった趣味家もいるだろう。
実にあわれだ。
金牡丹が下落した原因は交配品種の隆盛である。
ラン科植物の実生設備がない三流栽培家には、交配する能力がない。そのコンプレックスが金牡丹ブームの本質。同一品種でも、いろんな変化を見せてくれる頼もしい存在。系統をうちたて、付加価値を付ける。そんな幻想が、いま完全に崩れた。
撒けばいいじゃん、で終わり。人工品種にはかなわないのだ。
しかも、大量に苗を得ることができ、アッという間に成果が出る。
昔は富貴蘭をやる連中はバカが多かった。メンデルの法則が理解できず、青海や鈴虫は実生が効かないなどと言われていた。非顕性形質の顕現率がゼロであることが理解できなかったのである。
最近、多少は勉強したらしく、ようやくヘテロのかけ合わせに気づくことができるようになった。
つまり、意図して富貴蘭をデザインできるようになった。
だとすれば、金牡丹の役割は終了である。
金牡丹の次は建国系。金牡丹よりも増えやすいので、こちらも大打撃となる。
あたかも、人工品種の価値があがるかのように書いたが、それは違う。エビネ、寒蘭、春蘭、…と同様に人工品種に価値はない。
科学技術を取り入れ、便利に大量に富貴蘭をつくり、ふやす。
そこに希少価値はない。
交配目的の顕現率は第二世代で6%
これは計算上間違いない。一つのサヤから10000本の苗が採れたとして、600本の苗が得られる。まあ、普通はもっとサヤを使うから、もっと大量に生産する。
あやしいカルスがあれば、単独で刻んでメリクロンにかけ、無限増殖にかけてみる。緑彩、春蘭の華姫がそれである。
実生に希少性はない。
つまり、人工品種は安物なのだ。
高付加価値の金牡丹が安物の人工品種な駆逐されるというこ
と。なんとも皮肉な話。
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Unknown (m.)
2024-09-13 01:21:27
キバナニオイテンナンショウ

テンナンショウ類に有香種があると知らず、ついつい、お手つき。
Arisaemaは奥深い。地生種あり、着生種あり。常緑種あり、落葉種あり。
近年はフデボタイプに興味がある。キバナニオイはナンゴクタイプらしいが、肉穂がフデボ状になる。一応、落葉性。
仏炎苞が黄色というのも珍しい。海外サイトには濃黄のものも紹介されている。さて、どんなテンナンショウか、楽しみだ。
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Unknown (m.)
2024-09-09 00:42:30
消える?

消える、というのは、市場がなくなる、という意味。
たとえば、ある時代、豊雪が10だったとすると、世間的にその相場が通用する。今では、豊雪に相場はない。人によって価値観がマチマチであり、統一されていない。これを消えるという。
寒蘭が消えていった理由は実生交配の発達と、栽培スペースの広さである。もはや、寒蘭は一般的な趣味とは言えない。
しかし、一時期は、寒蘭の栽培指南書が名古屋栄の本屋に並んでいたのだ。それほど普通だったのだ。
えびね、日本春蘭、ウチョウラン、…みな、そんな感じ。
ちなみに、今でも園芸JAPANは栄の本棚に並んでいる。
ただ、昔のように伝統園芸関連の本は並んではいない。
名古屋駅の本屋に盆栽などと抱き合わせたような紹介本が一冊あるだけだ。
あとはすべて、多肉、インドアグリーンの類で占められている。時代は変わった。植物が好きなら、そちらなのである。
富貴蘭がこの世から消えることはないが、世間から忘れ去られる、というだけの話。そして、富貴蘭が伝統園芸としては最後の砦であり、そのあとは盆栽ブームへと続いて行くことだろう。
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Unknown (m.)
2024-09-08 17:54:21
富貴蘭のなぜ?

なぜ、消えることになったのか。
理由は新しい世代がいないので、継承されなかった、それだけのこと。
富貴蘭という園芸に、魅力がないわけではない。ただ、若者や新参者を寄せ付けなかった。よく言えば一見さんお断りの文化。
京都の文化はますます栄えているのに、富貴蘭は消える。
なぜか?
そこの理由は実はよく分からない。同じような排他的な文化でありながら、存続の結論は真逆。
京都の文化は唯一無二ながら、富貴蘭には多数のライバルがあった。やはり、ビザールプラントだろうか。さまざまな希少植物の波に呑まれてしまった。ただ、当初はもう少し先のことだし、いすれ復活すると考えていた。
世間一般の市場では富貴蘭はまったく評価されない。買い手がいないので売買も成立しない。
しかしながら、専門業者は存続せねばならない。そこで、一般市場とは別に閉鎖的な特殊取引がはじまるはずである。数名で形成されるプチ市場は、違いが分かる玄人の集まりということになるが、実質は時流を最後まで読み誤ったクソバカの墓場である。愚鈍でデップリと太ったカモが札束を背負って集まっているのである。厳冬期の食料としてはもってこい。
こんなことは想像の世界だが、松葉蘭も最後はそんな感じで消えていったのだろう。消えるといっても、この世からなくなるわけではない。富貴蘭も、数名の若手がタイムカプセルとなって、40年後、50年後の未来に繋いでくれることだろう。そうしたことは本当に好きでないとできない。
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Unknown (m.)
2024-09-08 11:21:57
それってホントに終活?

引退をほのめかしながら、オークションに出品する。
しかしながら、価格設定が強気なのである。
理由は簡単で、当人の趣味時代は高級園芸だった。それが今や、趣味家減少が激しい超斜陽状態。当人はそれが理解できない。
富貴蘭は未来にも、価値を持つことはない。骨董品とは違う。増えてしまうのだよ、植物は。富貴蘭は年に2倍ペース。趣味家はごっそり減るのに、バンバン増える富貴蘭。価格は当然崩れていく。
しかも、次から次に新品種が発表される。古い品種に価値はないし、新しい品種も出始めがピークであり、後続品種に押されていく。
誰がなんと言おうと、事実は変わらない。ヤフオクをのぞいてみると良い。一生懸命、売ろうとしているが、まったく値がつかない。言わせてもらえば、動きが遅すぎる。数年以上前から予想されたことに、今更対応することはできない。
現在、値がつく品種もすぐに崩れるだろう。
すべての品種に言えることは今より値が上がるということはありえないし、もし、あるとすればそれは偽装している。
今の中心世代がいなくなれば、もう終わり。もってあと5.6年か。
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Unknown (m.)
2024-09-08 01:01:01
トレンドは交配種

昔ながらの趣味家からしたら、夢のような時代。
青海やら、豆葉やらに簡単に縞が入る。また、虎芸に縞などの複芸品もすぐに作れる。ついつい、手を出してしまう。
ただ、希少性はない。
そのへんの感覚がズレている。昔ならば、かなり高額だっただろう。しかし、バイオ量産品である。現代ではそこまでの価値はない。
まあ、せいぜい1万円程度。これを覚えておくと良い。
趣味家の減少とともに富貴蘭は終わる。
ビカクシダやら、アグラオネマはかなり危険であることも記しておこう。チマチマと日本で作るより、タイで作った方が良い草。
どれだけでも大量に作れる。
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Unknown (m.)
2024-09-07 13:48:17
白牡丹

芽はアズキ色。伸びると、白色が増してきて、いずれ、なかから紺覆輪の葉がのぞく。2枚目からは紺覆輪は消える。
真砂系のパターン。世代を経ても変わらない。
真砂系が暗むという噂は、嘘。
真砂系は真砂系を産み続けるばかり。
全ての芽を育て上げられたわけではない。枯らしたり刻んだり、かわいそうなこともしてきた。それでも十分に増えた。
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Unknown (m.)
2024-09-04 00:11:14
初孫

いよいよ、頭を出した白牡丹の初孫。
どうやら、全斑のようだ。いまだ、全容は見えないが、なぜだかハッキリ分かる。今までと雰囲気がまったく同じだからだろう。

これで、白牡丹の形質が安定して増えることが分かった。
やはり、真砂系が暗むなんて、ありえない。芸が落ちたとしても管理を戻せば、芸も戻る。
いつまでも増え続けるとは限らないから、バンバン増やしておこう。
いつか、覆輪や中斑の白牡丹が生まれるこを夢みて。
もし、そんなん出てきたら、いばり散らかすだろうね。
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Unknown (m.)
2024-09-02 00:16:50
ヤフオク

グラキリス スペシャル 綴化個体。
注目者182名、入札者17名、落札額 10
以下入札額次点10  5がふたり、3が1人、2が1人
なかなか凄まじいオクだった。

実生間もない小苗があれよあれよと競り上がる。
ここまで高額になれば、業者は何としても次を探してくるはずだ。
不可能と言われる綴化の実生量産を可能にするかもしれない。
そのリスクを考えるとどうしても入札できなかった。
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Unknown (m.)
2024-09-01 22:11:44
観月の宴

オクでかなりの高額入札あり。
こりゃすごいね、ということで調べてみた。もとは天王植木らしいが、転々として散在するようだ。
芸としては夏の牡丹芸のある黄縞、あるいは黄覆輪。
入札額を押し上げているのは二人のデッドヒート。
局所的な盛り上がり。よくある状況だ。片方がサクラではないことを願うばかり。
まあ、くだらないオクはほっといて、いくつか気になる出品がある。
3色柄のシオデやら、グラキリスのスペシャルクレステッドやら。
スペクレは迷ったが、リスクを考え、手を引くことに。
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Unknown (m.)
2024-09-01 12:07:02
白牡丹

市場性では白牡丹もかなりヤバい。
確実に同芸で増えるうえに増殖率が高い。ただ、1つの救いは、ホルダーがあまり放出しないことだ。品薄なので価格を保っている。
栽培にクセがある点も有利。
ヘタに育てると芸がゆるくなるので、苗はバンバン増えるが、芸品が増えるとは限らない。
そんなことに気づくまで、私は10年かかってしまった。ある意味、奥深い品種。今年の夏は危なかった。初めて遮熱寒冷紗を使用したし、様々な対策を取らざるを得なかった。それら対策のすべてが、白牡丹にとって、よろしくない。
理想はだだっ広い野原に棚を建てることだ。あと、冬が鬼門
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Unknown (m.)
2024-08-31 21:38:58
建国宝

これも面白い。同芸で増えちゃう系なので確実に落ちるが、さて、どう落ちるか。
この品種は最新の人気品種でもある。以前の富貴蘭界ならば、数年は右肩上がりに価値が高まったことだろう。
しかし今や、富貴蘭界は虫の息。アッという間に値崩れしてしまう。
欲しがる人のうち、すでに半数以上は行き渡っただろう。一年に倍ずつ増えるとすれば、来年には飽和状態となる。加えて、似たような交配品種が格安で手に入るから、そこも足を引っ張ってくる。
半額程度に下がったところで、先に手に入れた愛好家も、バカらしく思えて手放し始める。2年もすれば、見る影もなくなるだろう。
そこらへんが富貴蘭の最終ラインとなる。その後、数年はくすぶるが、趣味家はどんどんと減って、他の園芸植物への移行が進む。
素晴らしい実生品種も出てはくるだろうが、人気は長続きしない。
まあ、こんな、感じで推移することだろう。
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Unknown (m.)
2024-08-31 14:21:11
どんな品種がやばいのか…

簡単な話で、同芸でキンタロー飴のように増える品種はボツ。
白牡丹などは典型で、バンバン値下がりするだろう。

富貴殿も増えるのに時間がかかるものの、同芸で増えるのでアウト。大型金牡丹、アウト。御神渡アウト、建国殿アウト。
とにかく、趣味家はまったく増えないので、増える品種はアウト。
フラスコから出る。一点物の小さな実生のみセーフ。
けど、それも次のフラスコでより良い品種で上位互換が起こるので、やっぱアウト!!さて、最後に笑うのは誰だ?
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Unknown (m.)
2024-08-31 12:27:14
富貴蘭界滅亡へ

カミハタ インド便というのが、ある。
錦鯉飼料でブイブイ言わせている神畑。
まず、錦鯉は富貴蘭とは比べ物にならない市場規模がある。
富貴蘭だと、たかだか1000だが、錦鯉はケタが一つ違う。
欧米、ドバイ、などから引く手数多。
当然飼料も安定的に売れる。資金力のあるカミハタがインドに探検隊を送った。
水草ブームが通り過ぎた2010年代に、さすがはカミハタである。
成果としては、マラヤトールホシクサ、二シェルビルクリプト、ミクロソリウム、赤ホシクサなどが日本に根付いた。15回で終了したが、その成果を再度研究する趣味家がいる。
そのレポートを読んでいたら、著者が10代だとわかった。カミハタ便のころはまだこの世にいなかったというから、相当若い。
なんと、末恐ろしいことか。仲里氏、シンペー君、黒田氏などいまだに健在のレジェンドから若手に世代が移れば水草界は安泰だ。
富貴蘭界にはそうした次世代が存在しない。ついでにその一段上、二段上の世代もいない。富貴蘭はもってあと10年。現段階では中級品種以下がまったく売れなくなった。専門店は経営が苦しくなっているはずだ。富貴蘭に価値がないことが広く知れ渡りつつある。
廉価になり、入門者が増えるかと言えば、それはない。土を使わず、省スペースで、現代にマッチしているが、富貴蘭に人は来ない。
さらに、これから交配実生品種が乱発されることが予想され、価格は大幅に下洛すると思われる。価値が保てるのは、本羆と湖東錦のみ。ただ、これの品種は松葉蘭の青珊瑚や黒龍角のように、幻となり、いち早く消えると思われる。
まさに八方塞がりである。一つの目安は金牡丹や建国が一万円を切ったときだろう。その状態ならば、すでに富貴蘭は存在しているとは言えない。
富貴殿が5000円でも高い時代となった。20年前では考えられない。どんだけ値下がりしとるんだ!
いやいや、これからもっと下がりますよ。
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Unknown (m.)
2024-08-27 23:01:13
初孫

白牡丹から初孫。親木から外した三本のうち、2本は芸を落としてしまった。ただ、芸を落とした方が生命力が上がるようで、この冬の棚崩壊にも無傷だった。気持ちを切り替え、芸を取り戻すべく管理を続けたところ、1番下の葉の懐に子が宿った。
さて、どんな子になるだろう?初代はたくさんの子を産んだが全て、自らのコピーであった。芸を落とし、緑色の縞が入る木からはどんな芸が出るだろうか。下葉のころはまだまだバリバリの全斑状態だったから、やはり、全斑だろうか。それとも、生命力を高めるために緑縞のある子だろうか。
真砂系が暗むという伝説を目の当たりにできるかもしれない。
白牡丹は成長が早いので、すぐに結果は出る。楽しみだ。
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Unknown (m.)
2024-08-27 21:03:49
また出たバッタもん

ヤフオクに出てくる白牡丹は、ほぼ偽物。
今回の偽物はどんな人物が出しているのか。
調べてみると、それ以外の品種もどことなく微妙である。
富貴蘭が売れると見越して栽培してみたものの、微妙なラインナップになってしまい、焦げついたようだ。どの木もそこそこ、機嫌良く育っている。
まあ、次は商売になる草をやることだ。本物も思うように売れない時代、偽物なぞはクズ同然。
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Unknown (m.)
2024-08-27 16:36:58
富貴蘭界の寿命

あと、どれくらい保つのだろうか。
基本の古典品種が売れなくなり、中堅品種はダイナミックな暴落を見せている。あの金牡丹が売れない時代が到来した。
ひとえに趣味家の高齢化および減少に起因する。まるで日本そのものの縮図だ。
日本について、イーロンマスクや柳井氏は滅亡予想を立てている。
理由は富貴蘭界滅亡とまったく同じ。

さて、あと何年もつか、具体的に予想してみよう。
今現在、交配品種の隆盛期の最終盤。素晴らしい交配品種に高値がついているが、ある瞬間にガクッと下がる。ボンボンと新品種が発表されてバカらしくなり、飽きるタイミングである。
それが富貴蘭界の終わりである。そこから先は浮上する機会はない。旨味がないので交配作家の手も完全に止まる。
この、ポキッと心が折れるタイミングは意外に近い。あと、4年程度ではあるまいか。
一生懸命、大枚はたいて集めた品種が嘘のような安値で流通する。良いと思って購入した品種が即座に更新される。
同時に趣味家が高齢化し、趣味人口がバンバン減少する。 
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Unknown (m.)
2024-08-25 18:32:17
大暴落

富貴蘭価格暴落が止まらない。一体どこまで下がるのか
。たとえば、琥珀殿など、顕著である。一時はかなりの高額だったが、今では数千円。あの金額はなんだったんだということになる。
もっと顕著なのは千載の縞。数十万円が今では1万以下である。
もはや、無価値。
かくいう私もハメられたクチである。損失した金額は計り知れない。
さあ、まだまだこれから。金牡丹、建国がガッツリ下がり始めることだろう。途中で韓国勢が買い支えることがあるにせよ、いずれは下がる。
結局、若手を排除したことが仇となった。園芸界のなかでも、ダーティーな印象があり、珍奇植物にも紹介されなかった。
欧米で流行?まず、あり得ない話だ。オリンピックの審判でも分かるように、欧米は日本人や文化を嫌っている。観光として、奇異な存在としては認めるが自分たちと同等の文化とは絶対に認めない。
洋ラン界のマニアは気狂いの度合いが違う。曖昧なことを見逃さない。クーポウィッツの話を読んだり、南アメリカ大陸でのカトレア争奪戦のことを考えると、とても富貴蘭が入り込む余地はないように感じる。
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Unknown (m.)
2024-08-25 12:48:55
韓国の富貴蘭人気

ない。これに尽きる。
あたかも、強い需要があるかのような説明をして、なんとか価格を維持しようとする。
本当にそんな需要があるならば、実際に買い付けてもらえれば良い。いや、競りではなく、ヤフオクで。
不思議なことに韓国勢は特定の品評会の競りにしか現れない。ヤフオクでバンバン買い付けて韓国に一括輸送すれば良いのに。
特定の品種にしか興味を示さないことも特徴の一つ。そんなことは当然だ、と思うかもしれないが、これは異常。
春蘭ではチャボ中斑が大量に発見され、日本にも超高額で紹介された。富貴蘭では豆葉の縞が多数紹介されている。さすがにこちらは山採りとは言わない。
さて、この韓国勢、一体いつから存在しているのだろうか。
悪いが、1900年代には影も形もなかった。自然と野生ランを調べてみると良い。韓国という趣味界の話題は出てこない。
近年に突如として現れ、金牡丹や豆葉品種を都合よく引き取ってくれる不思議な存在。
韓国は日本より人口が少なく、植物を育てる文化もさほど盛んではない。だとすれば、需要など存在するはずがない。
あたかも、数千人がこぞって富貴蘭を求めているように錯覚させるが、実質は数名で、しかも、ほぼ日本人か、あるいはその要請を受けた人たちだ。
国内に活路がない富貴蘭、さて、どこへ行く?
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Unknown (m.)
2024-08-25 03:46:59
国内沈没からの…?

いよいよ富貴蘭が沈没し始めた。
予想が確実に的中していると、お褒めの言葉をいただくが、実は私の予想よりも数年早いペースでことが進んでいる。
コロナ禍も大きかった。巣篭もり需要で園芸ブームが起こったが、不思議なことに誰も富貴蘭には注目しない。むしろ、ちょくちょくピックアップされていたのは松葉蘭だった。
交配品種の隆盛もあった。素晴らしい富貴蘭がフラスコからどんどん出てくる。もはや、古い品種に価値はない。育てて増やすより、安い交配屋から取り寄せた方が早い、…そんな園芸、意味あるか?
エビネ、ウチョウラン、寒蘭に春蘭。人工品種が出回り始めると、途端にダメになった。富貴蘭も同じ。
新規参入の若手がいない。…ということは、先がないということだ。
日本における需要はない。あとは韓国からの仮想需要に頼るしかない。
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Unknown (m.)
2024-08-24 10:15:13
異様なツヤ

パイロットプラントには元来ツヤがある。
新しい肥料を与え始めてからのツヤは異常。
この植物は、明らかに一般観葉としても美しい。
葉脈が縦、横、以外にも不規則に入り、まるで血管。
明らかに葉が肉厚になった。

強化ゾウリムシも上々。
強化により、個体密度があがり、粒が大きくなった。飼育水の透明度が劇的に向上した。底にあるろ材の表面の粒々がハッキリ目視できる。これなら餌を大量に与えても水が傷まない。
ただ、かなり臭いのは難点。控えめに言って野良猫の亡骸の香り。
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Unknown (m.)
2024-08-23 17:34:32
富貴蘭のセール

いよいよブーム到来。
富貴蘭をやめて、足を洗う趣味家が手持ちの木を売っぱらい始めた。そもそも中途半端な覚悟で集められた木ばかりなので、ゴミと同然。
中途半端な品種を中途半端に集めて、中途半端なタイミングで放出する。バカは何をやっても中途半端。
まあ、趣味とは普通、その程度のものかもしれない。
ここから先は加速度的に崩壊は進むだろう。ただ、熱狂的な趣味家は棚終いはしないので、コアな品種はしばらく価格を維持するだろう。先がないというだけのこと。もはや、新規参入者は見込めないので、今の代で終了となる。これからは、ポツポツと当今見当たらずが出てくるだろう。本羆や湖東錦も消えてゆく宿命だ。
趣味家が激減し、ガクンと格を下げた富貴蘭。今後、どこは向かうのか。
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Unknown (m.)
2024-08-23 00:05:33
メダカ 最高の生き餌とは?

ミジンコ、…ダメ。管理が難しすぎる。食いは良いが、死んで水を腐らせるリスクあり。
ゾウリムシ…キツイ。ミジンコより扱いやすいが、大量に与えるとメダカは死にます。
x…ヤバい。扱いやすくもあり、嗜好性も高く、消化も良いが、爆殖はしない。増えにくい。毎日は与えられないが、生き餌の中ではベスト。
ゾウリムシを改良すべく、psbを添加。気休めかもしれないが、アンモニアを少しでも無毒化したい。結果、ゾウリムシ爆殖。ただし、アンモニア臭がキツくなった。これはしんどい。量を間違えたらメダカは即死。

結局、Xだな。同じタイミングで孵化した稚魚でも、Xを食べたかどうかで生育が違う。腹が膨れて、オタマジャクシのようになるが、日に日に大きくなる。
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Unknown (m.)
2024-08-22 01:22:22
微かな変化

最初は虎顔花。
暑くなりだしてから、葉が地にベッタリとするようになった。
成分を与えた翌朝、シャキッと葉が立っていた。偶然かもしれない、小さな兆しである。
メキシコミヤマウズラ、最悪、この時期は落葉休眠。
しかし、こちらも葉を立てたまま、新芽を吹いた。
あと一息である。小さな小さな効果を積んでいるが、あと一息で完成する
返信する
Unknown (m.)
2024-08-20 22:22:48
出芽促進

どうしても、エチレンという物質にブチあたる。
何か、特別な存在なのだろうか。
調べてみると炭素と水素からなる単純でシンプルな構造である。立体的に考えれば、三方向に対称な、シンメトリックなカタチだ。
これが特別な役割を発揮するとは到底思えない。
出芽において、エチレンは物質変換や代謝活動の流れに現れる指標でしかない。
その流れの主流はどちらかといえば、酸素なのではあるまいか。
ゆえに、アホのようにエチレンを加えても無駄になる。
代謝活動を誘引し、休眠を打破しなくては意味がない。
返信する
Unknown (m.)
2024-08-20 17:14:37
迷信だらけの現代農業

メダカ飼育で命源液なるものがあり、調べるうちにえひめAIおよび、現代農業を思い出した。
命源液なる命名も宗教じみているし、現代農業もいまいち根拠や理論に疎い雑誌だったように思う。
別府海洋研究所から発した光合成細菌は現代農業を経てメダカブームに引き継がれた。おまけとして、えひめaiが付いてきた。
観賞魚業界では濾過バクテリアとして酵母や乳酸菌をイメージしていなかったので、えひめaiは新鮮であった。
現代農業の購読者には、狂信的な雑魚も多いが、なかには私クラスの大物がいる。当然、数年前から地球沸騰化に気づいており、耐暑性向上についてはそれぞれ解決策を見出している。組み合わせたら相乗効果がありそうである。しかし、誰も根源的な解決には到達していない。つまりは自分の田畑しか考えていない。
自分の植物に対する処置は当然ながら、地球規模で原因を取り除かなくてはならない。

動物に病院があるように、植物にも病院が必要である。一つ一つの植物に処方箋があるべきだ。
樹木医のような感じの。
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Unknown (m.)
2024-08-20 11:30:02
成果

夏が過ぎようとしている。
耐暑性向上物質は成功した。複数混合して与えるので、何が1番効いているのか分からないが、とにかく成功。
それらの新しい成分を試すために、パイロットプラントを用意している。成分が悪ければ、すぐに枯れるし、良ければいつまでももつ。
むろん、すでに半年近くもっているが、通り越して、観葉植物のような美しい姿になっている。誰が見ても機嫌良く育っているし、葉肉が厚く、艶がある。ブルンブルンと弾力感がある。茎がドンドン肥大化する。
富貴蘭では、まだ、そこまでの変化は見られないが、近いうちになんらかの成果が現れるだろう。
次はメッセンジャーを試す。様々な物質をメッセンジャーを通して植物の体内に送り込む。どんな反応になるだろうか。
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Unknown (m.)
2024-08-19 22:46:21
若き日に…

昔、富貴蘭専門店を目指して日本中を走り回ったことがある。
まだ、インターネットが普及していない時代だったか。
ある店で羅紗チャボの富貴蘭を見つけたが、その横の株は新葉がまっすぐに伸びていた。
薬を使って、作られた品種だが、ときに薬が抜けてしまうのだという。そんな株も、山採りや交配種として売り捌く。バカはなんにでも引っかかる。
都合が良いのは孔雀丸を引き合いにだすこと。あの品種には長葉形態と本芸形態があるでしょ?ほら、あれと同じですよ、と。
とにかくバカは何にでも食いつく。バカの良いところは、最後の最後まで気づかないことだ。嘘を信じ込んで、自覚のないまま他人に拡散する。バカがドンドンと増殖する。…それが今の富貴蘭界である。
だから、滅びることになったのか…あの品種を育てているヤツは例外なくバカであり、拡散するヤツは大トロ級のクソバカ野郎である。
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Unknown (m.)
2024-08-19 22:30:30
メッセンジャー

どんな物質も、富貴蘭の体内に届かなければ意味がない。
そこで、より優秀なメッセンジャーを探す必要がある。
もはや、完全に目的がズレた。植物に対する作用よりも、物質をいかに運び入れるか、である。
そもそも、自然界に存在しない物質を摂取させようとするから、こういう話になる。
しかし、ここは発想を変えて、その優秀なメッセンジャーに普通の肥料やアミノ酸、ブドウ糖を運ばせてみたらどうなるだろうか。
今まで、吸収されずに大量に流出していた成分が全て、体内に届けられたら…。
おそらく、富貴蘭の姿はまったく別の姿になるだろう。ときにバランスを崩して一瞬で枯死するかもしれない。
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Unknown (m.)
2024-08-19 01:00:01
植物ホルモンについて

出芽に有効な成分としてエチレンがある。
昔は、ビニール袋にリンゴと一緒に密封していた。
現代ではその必要はない。
植物体のなかでエチレンなどが発生するように誘導すれば良い。
あるいは、エチレンと逆の作用を持つ物質を抑制すれば良い。
ただし、代償として軸が肥大する可能性がある。
読めば読むほど面白い。
それらの科学成分を吸収されやすくするために、さらに物質を使う。うーむ。
様々な難発芽植物があるが、最先端研究は、作物。
地球沸騰化により、眠りが深くなっているとか。
発芽にはさらなるプロがいる。彼らのあいだでは経験的にある物質に強い作用があると知られていた。きっかけは、あの事件である。
死者を多数出してしまったゆえ、そこを警戒したことからある発見に繋がった。しかしながら、アメリカでは詳しい研究がなされており、出芽のさいにその物質が部位に集中することが確認されている。その物質が植物体内でエチレン的な物質を発生させ、代謝を活性化し、新たな成長点を形成する。
もう一つは、海外では商品化されているが、国内では手作りしなければならない。ただし、効果が強すぎるようで、要注意。
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Unknown (m.)
2024-08-18 01:53:00
さらなる挑戦を。

植物ホルモンは調べるほど面白い。
なかには安価で簡単に手に入るものもある。
なかなか芽が出ない個体に刺激を与えるにはどうしたら良いか。
頼りになるのは論文。インターネットとはおそろしい。ドンドンと知識を蓄え、繋ぎ合わせ、自論を発想できる。あとは実績あるのみだ。
インターネットがなければ、数年かかっていた作業が1日で終わる。

有史以来、人類の歴史の境界にインターネットがある。
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Unknown (m.)
2024-08-15 16:51:01
プレデター

私が初期に目をつけた品種
どこかのメーカーが発表した品種だが、当時最先端のハマタ交配だったこともあり、あっさり完売。
販売元も、あっさりとマザーフラスコを放棄してしまった。
栽培はやや難。年を経るごとに個体数を減らしている。
何が難なのか。交配親がトランカータゆえに、挿木ができないということだ。つまり、増殖不能。
運良く入手したとしても、その魅力は分かりづらい。よく育てて充実させて初めて袋の特徴が分かる。
この品種が市場に出回ることはない。
ところが、最近、格安で小苗が流通している。
食指が動いて、早速調べた。海外のナーセリーによる交配で、大量に生産されていた。…残念ながらプレデターではなかった。同親交配ながら、ハマタの血が濃く、トランカータの雄大さがないのだ。
販売では我が家個体の画像を使用しているが、やめてもらいたい。
あれはプレデターではない。
今や、日本にも数本のみとなったプレデター。たまに株分けで増えるが、我が家ではなかなか分けられない。
海外でもいずれ、注目されるだろうが、寝かしておこう。
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Unknown (m.)
2024-08-15 12:10:49
健闘?建国モドキ

ヤフオクの建国モドキが5万を越えた。入札件数はおよそ90件である。なかなかの健闘。
さて、入札のうちわけを調べてみると…2人がだけで、盛り上がっている。3番目の入札額は2万。妥当な線である。
相手に競り勝ちたいだけで、木そのものにはそれほどの価値はない。やはり、ダメか。
これが競りの怖いところで競り合う二人のうち、片方がサクラだとすると、もう片方は完全にはめられていることになる。
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Unknown (m.)
2024-08-15 01:54:03
私はやめない。

私は富貴蘭をやめない。
そもそも、苗の出入りがないので、外界のことは無関係。
自宅から2kmの一軒家では富貴蘭を200鉢ほど育てていたが、今年は撤去されている。せっせとネギやらひまわりを育てている。
まあ、それが普通の感覚である。
私は違う。とにかく白牡丹だ。とにかく白牡丹を美しく育てること。
これにつきる。いくつあっても、機嫌良く育つものは少ない。
とくに、今年は冬に木を傷めてしまい、なかなか、もとに戻らない。
まあ、枯れる寸前だったのだろう。
白牡丹特有の、澄んだ色彩が出ない。透明感とでもいうべきか。
ただ、一部復活の気配もあり、葉艶が戻ったものもある。
白牡丹の芸の一つに艶がある。葉がピカっと光る。あまり言われないが。
ハナショウブの宇宙。これが意外に強健。菖翁こと松平定朝によれば、決して強くはないはずだが、オーストラリアのコルジリネばりに熱波に耐えている。世代を経て、体質が改善したのか。
あるいは誤品か…なんてね。あるわけないか。
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Unknown (m.)
2024-08-14 11:48:36
耐暑性物質

効果にも限度はある。
暑熱耐性が着いたからといって、熱湯をかけても大丈夫、とはならない。タンパク質の崩壊限界は超えられないというのが、原則。
しかし、そんなことを考えるうちに、クマムシのことを思い出した。
クマムシは休眠状態ならば限界を超えられる。それならば、一つ方法がある。
まあ、そんなことは置いといて、富貴蘭の耐熱性が意外と弱いということ。葉が分厚く、蒸散能力がないため、熱を加えるとすぐに枯れるということだ。耐暑性物質を添加したとて、限度がある。
適切な管理下で耐暑性を高めたとしても、NPKが不要というわけではない。植物体を成長させるには耐暑性物質だけでは足りない。
つまり、体調を整えた段階ですぐにハイポネックスやら、マグアンプを与えた方が良い。これをしなければ、せっかくの効果が減速してしまう。
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Unknown (m.)
2024-08-13 20:09:12
市場は厳しい!

うーむ。
芸西産、だめ。覚王山だめ。轡錦だめ、千載錦だめ。建国モドキもだめ。
売れへんなぁ、富貴蘭。たしかに、今それ手に入れてどうするんだ、という感じは、ある。自分だけで楽しむなら、いざ知らず、増やしたとしても値がつなかい。
業者なんかは、敏感なはずである。
型落ちの交配種や、胡散臭いどこどこ産の山木はもう、終わりだ。
ちなみに、金牡丹も前ほど高くは売れない。近いうちに建国も落ちる。
次に来るのは、間違いなく、高いレベルの人工交配種だ。誰が売り、誰が買うのか。ただ、そのすぐ後にまた、格上の交配種が出る。そんなことを繰り返すうちに、アッという間に飽きがくる。…で、ジ・エンド。
本羆や湖東錦は姿を消し、古典品種も見当たらなくなる。
墨のない間抜けな金牡丹をホームセンターでながめながら、これも昔は流行ったんだけどねー、なんて。
今で言うと大八洲のような感じだね。大八洲が頂点を極めた時代なんて、忘れ去られているからね。建国系も残るとは思う。
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Unknown (m.)
2024-08-13 00:13:32
出したり引いたり…

あまりに安過ぎて出品取り消しが相次いでいる富貴蘭。
そりゃ、そうたよな、1年前には3倍以上してたからな、と同情する。
誰しも高く仕入れた木は、たとえ割子とは言え、安くは出したくないだろう。ならば、はなから出さなきゃ良いやん、となるが、そこは人情、欲の世界ってことか。
白牡丹牧場と化した我が家、もはや出すつもりはない。一時期、金牡丹との交換も考えたが、木を傷めてしまい叶わぬことに。
枯れかけた木を治しながら一層、愛着が沸いてしまった。
皆、白牡丹から出た白牡丹なのに、一つ一つ表情が違う。
子芽のときの画像を見ると、皆同じコピーだと分かる。
同じ棚に有っても、置く場所の数センチのズレでも、芸に個体差が出てしまう。
そこに白牡丹栽培のヒントが隠されている。育て方を間違えれば確実に芸は濁る。
今、芸がゆるくなった個体の完全復活をこころみるとともに、
ゆるい個体からどんな子が出るか観察したいと考えている。
普通に真砂系をやっていて、青が出るとか想像つかないが、実はそういうこともありうるかもしれない。
富貴蘭のなかにあっても、とくに丈夫で増えやすく、芸の継続性も高い白牡丹。その奥深さよ。
交配種で、白牡丹そっくりの個体も出てきているが、どことなく下品である。
白く出た新葉は乳白色で真上に伸び、のちに弧を描きながら、切り下げる。緑色の絣を浮かべながら2年目にはくらみ、それ以降は群青に冴える。
光悦の日本刀の美学に通底し、白(刃紋)は松の梢にある雪のように柔らかく、群青(地金)は秋の空のように深く澄んでいる、と。
そうした武士道のなかにありながら、根の先は怪しく、紫色に光っている。
現代の白牡丹は、旧来のものより変化をしている。
奈良県より生じたが、元来不安定な品種であり、なかなか上芸品はなかった。小豆島、真砂氏が安定して白い新葉を出し確実に同芸品を産む個体を選別し、これが現代の白牡丹となっている。
昔のように、葉をむしる必要もなく、芸が抜けることを心配する必要はない。年数が経てば、順調に増える。
ただし、育て方を間違えれば一気にくらむ。
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Unknown (m.)
2024-08-12 12:17:48
白花タイワンクマガイソウ

もともと、ピンクの一般種も上手く作れなかった。
白花のクマガイソウがヤフオクを賑わわせたのは10年くらい前のことか。もちろん、ほとんどが偽物である。
なんとなく、画像が悪かったり、説明が雑だったり。取引履歴が浅かったり。何より、アカウントネームに人を小馬鹿にしたような言葉が使われていた。
信頼できるブローカーをいくつか確保したが、値段が高かったり、横取りされたり。なかなか縁がなかった。
ようやく入手したのは去年。その開花の美しさには息を呑んだ。
タイワンに自生するクマガイソウだが、不思議なことに実生は成功していない。現地では乱獲されたので、保護されている。つまり、現地苗は輸入できない。この状況でなぜ、白花が選別できたのか…分からない。まさに奇跡の花である。そもそもシプリペジュームではアルバ個体は珍しい。レギナエくらいではなかろうか。
入手した苗は開花後すぐに葉を落としてしまった。あまりにもショックで、そこから耐暑性物質の研究が始まった。功を奏したのか、今年の酷暑にも耐えている。
なんとなく、栽培のコツがつかめたようで、嬉しい。
平塚の農園が述べているように、やはり、培地は腐葉土が最適ではないか。鹿沼一択という人もいるが、腐葉土が効いているような気がする。ただし、高機能性の腐葉土なので、高価。
あとは秋の肥培。
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Unknown (m.)
2024-08-12 00:50:19
売れなくなった富貴蘭

終わったな、と感じさせる場面。
多数入札があっても、値上がりがこまかすぎて、収斂しているようにしか見えない。
ヤフオクでこの状態だから、もはや競りに出すしかない。本気で欲しがる人が2人以上いたら、いくらでも競り上がる。
日本人は同調圧力に弱い。場の雰囲気で押し込めるかもしれない。
ただ、引っかかった側は悲惨で、熱が冷めればとんでもないことになったと気づくはずだ。
まあ、過去に苦い経験をしたので、よく分かる。
先日、書店で新しい雑誌が発売されていた。表紙にオペルクリカリアの写真。つくづく、早めに入手しておいて良かった。グラキリスの美株の紹介が続く。これも、手頃な美株とクレステッド個体を早めにゲットしておいた。ビカクシダを始め、いろいろな着生植物が注目されているようだ。
メキシコのプルプシーなる植物は相当レアで保護されているらしい。先日、花宇が出していた。私がもう少し若ければ手を出していただろう。
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Unknown (m.)
2024-08-10 12:38:24
暗黒大陸

アフリカの復活草はレベチ。
昨秋に枯れた葉。水やりを始めたら2日で青葉になる。
秋に葉緑体を引き上げ、夏にまた、葉に送り込むのだそう。
野生個体の幹にはさまざまな植物が着生している。根元にイネ科がいるが、これも完全乾燥や火災を乗り越えるチカラがある。
幹の途中によく分からない草が生えているが、これも復活草のようだ。アフリカ大陸にはまだまだ、未知の植物が存在する。

昨冬、もう一本、輸入木を入れた。大人の腕ほどの幹は黒焦げに焼けていて、ノコギリで切り取られたもの。半年ほど押入れに置き忘れていた。カスカスに乾いて、発泡スチロールのように軽い。
これを水に漬けた。1週間、さすがに枯れたか、と見てみると、葉が復活していた。
驚きの生命力。
素晴らしい植物である。ちなみに、木ではなく、草だそう。
幹に見えるものは大量に出た根。花は大輪の美花。
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Unknown (m.)
2024-08-09 17:51:19
富貴蘭終了宣言?

ついに富貴蘭が終わったように感じる。
自分だけが感じているだけだろうか。ヤフオクなどを見てもほとんど値が付かなくなった。古典品種はとくにそうで、交配種もドンドン値崩れしている。
数年前はもうちょい高かったのになぁ、って感じ。もはや、新しい趣味家が増えないことを考えると、もってあと数年だろう。あと20年もすれば、富貴蘭は消えている。長い歴史のある植物だったが、最期は呆気ないものだ。人の欲に食い潰された感があり、なんともかわいそうだ。
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Unknown (m.)
2024-08-07 23:56:54
富貴蘭

金牡丹どころか、富貴蘭全体が終わりそうな勢いである。
ほとんどの品種において、手に入れたあとの進展が見込めなくなった。つまりは入手時の費用をまったく回収できなくなった。
もはや、世間からも知られていないので、名誉もない。
この状況は良くなることはない。
数日前にとても悲しいビジョンが見えた。金牡丹や、建国系よりも先に本羆や湖東錦が絶えてしまう、というものだ。
何年先か、分からないが、これも確実に当たってしまう。

白花タイワンクマガイソウが夏を越せそうである。
葉の表面にはせっせと与えた新肥料成分が白く結晶化している。
多少は効果があっただろうか?
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Unknown (m.)
2024-08-07 08:59:52
山採り?

黒龍という品種がある。大好きなんだが、山採りと言われると?である。
島根あたり、出雲、らへんの産だったと思うが、おそらく嘘だろう。
黒龍が発表されたのは交配実生黎明期。おそらくは青海と玉金剛の交配ではあるまいか?
自生のフウランを見る機会がほとんどなくなった現代において、天然変異個体がそんなにポコポコ都合良く見つかるとは思えない。
その変異も、豆葉に色花、なんて複合芸はあまりに都合が良すぎる。よしんば、天然採集品だったとして、なぜ自生状況を画像に残さないのか?はなはだ疑問である。
あの時期、似たような複合芸がたくさん発表されていた。すべて人工交配でまちがいない。当時は私も雑誌をみて興奮していたが、今となってははっきりと分かる。しかし、あの興奮も生きる活力となり、決して悪くはなかったと振り返る。ただ、いまさら、そうした品種を山採りとか言ってる輩には虫唾が走る。そんな時代はとうに過ぎた。
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Unknown (m.)
2024-08-05 17:00:56
富貴蘭の今後

いよいよ、金牡丹が落ちた。
これからの富貴蘭はどうなるのだろうか?
非常に危険な状況になるといえる。
まず、ヤフオクなどでは値がつかなくなるので、マイナーな同好会で競りが行われるようになる。そこではかなり強引なやりとりが展開されることだろう。とくに専門業者は大変だ。
優秀な業者は早い段階で見切りをつけて足を洗うか、独自の得意先ルートを開拓しただろう。判断のタイミングは10年ほど前だったかな。
それにしても、何から何まで予想通り。困ったもんだ。
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Unknown (m.)
2024-08-05 00:32:26
金牡丹の次は…

さて、金牡丹がついえれば、つぎは建国系である。
金牡丹よりも長らえているのは、やはり実力である。
芸のバリエーションが高く、人気品種が多く出た。
いまだに、建国宝は高値がつく。

しかし、あと数年で確実に消えていく運命にある。
理由は金牡丹とまったく同じ。とにかく、丈夫でよく増えることと交配種の実力の向上。

最後まで究極の品種は、本羆と湖東錦。これこそ、所有者を選ぶ蘭だろうが、選ばれし所有者とともに絶えることになる。どちらも、繊細な管理が必要であり、所有者が体調を崩せば、イチコロなのだ。

両種を知る人もドンドンと減り、意外にあっさりと当今見当たらずとなるだろう。まさに、松葉蘭の黒龍角のような感じ。

富貴蘭のあとには何が流行るだろうか。
すでに答えは出ている。圧倒的な物量を誇る珍奇植物たちであろう。
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Unknown (m.)
2024-08-04 17:56:58
金牡丹のこれから

金牡丹の将来性に翳りが見えてきたことによって、趣味家の動向にも変化がある。
今後、金牡丹なり黒牡丹が高値で引き取られることはなくなる、だとすれば、早めに動かそうという発想だ。
とくに、余剰株に関してはそうなるだろう。すると、ますます過剰供給に拍車がかかる。
そもそも、金牡丹は稀代の名品であることに間違いない。実力はある。ただ、ブームが長過ぎたせいで、ありふれてしまっただけのこと。
普通の園芸分野ならば再度、価値が見直されることになるが、残念ながら、金牡丹に関して、それは、ない。
趣味家が高速に高齢化し、引退が相次ぐが、若手がいない。
もはや、世間から認識されていない。金牡丹を引き継ぐ後継者がいないのだ。これは富貴蘭全般に言える。
これからは交配実生の時代である。高齢化した趣味家たちが、見たこともないような人造品種に大枚をはたきながら、富貴蘭そのものが終わる。
どんな古典園芸も実生できるようになったら終わりなのだ。
一つ例外があるとすれば、中国大陸。実生できることを逆手に一般園芸化し、
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Unknown (m.)
2024-08-04 11:44:55
金牡丹の終焉

いよいよ勢いを失った金牡丹。
じつに哀れである。
金牡丹失速の主な要因は二つ。
趣味家の減少による飽和状態。富貴蘭をやる者ならば、一鉢はもっている。様々な系統があるようだが、白牡丹と比べるとどうしても見劣りする。何というか、渋さはあるものの、ハッとする感じがない。
そして、増えやすい。趣味家人口はバシバシ減少しているが、同じくらいの勢いでバシバシ増えている。
次には交配実生品種の台頭。素晴らしすぎる品種がバシバシ発表されている。しかも、皆格安。実生苗はクランプを形成しやすいので無限増殖できる。ある実生作家が言っていた。もう金牡丹を目指した人工交配はしない。と。
そんな気配を感じとった趣味家は金牡丹を買わなくなった。
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Unknown (m.)
2024-08-04 11:27:46
メダカの安定繁殖

餌である。まずは親魚。
ミジンコは難しいので、別の兵器を使う。嗜好性、水質保持性、安定性、非常に良好。ミジンコに劣るとすれば嗜好性。それでも
腹がパンパンになるまで、食べ、翌朝にはお尻に大きな卵塊をつけている。みじんこを圧倒しているのは栄養価。脂質、タンパク質の量が違う。残念ながら水分量は少ない。
大量の卵が孵化し稚魚が群れている。稚魚にはゾウリムシ。低アンモニア生産により、与え過ぎても大丈夫。腹が白く膨れるまで食べている。毎日20〜30の卵が生まれて、それが育ち続けるとすると、想像しただけで恐ろしくなる。
餌の改良でこうも違うものか。昔は育てきれなかった。ピクミーサンフィッシュも育てることができている。調子に乗ってパイプフィッシュにも再チャレンジしようかと検討したが、さすがに諦めた。
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Unknown (m.)
2024-08-03 23:00:49
セッピコテンナンショウ導入へ

縁あって、セッピコテンナンショウを入手することになった。
無論、日本固有種であり、かつ、絶滅危惧種。
こうした超希少種はいくつかあるが、必ずしも美しいとは限らない。
その点、セッピコは頭抜けている。ホロテンナンショウに似ているが、何かが違う。遺伝的には別種で、さほど近縁ではないというから驚く。
ある趣味家が、ホロとセッピコをかけ、さらにセッピコを掛け戻したというが、おそらく、不可能であろう。
国産テンナンショウではセッピコが頂点であることに間違いない。
白花タイワンアツモリソウが、この暑さにびくともしない。
なんとも頼もしいが、ひょっとして暑さに強いのだろうか。
タイワンアツモリソウの生産地は東北が多い。ただ、神奈川にも農園はあるので、私はそちらを参考にしている。
一切、実生が効かないタイワンアツモリ。なぜ花は咲くのだろうか。
なぜ、白花が存在するのだろうか?謎はつきない。
タイワンアツモリソウの栽培自体がさほど容易ではないうえに、実生は効かないので、白花はいつまで経ってもレアだろう。
くれぐれも偽物をつかまされないことだ。
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Unknown (m.)
2024-07-31 10:15:21
汚らしい五輪

1夜開けても、あの卑怯な試合が忘れられない。
どう考えても、総合的には日本の勝ちである。しかも、それほど僅差ではない。15点程度は日本が勝っているはずの試合だった。
審判の積極的介入によって、ぎりぎりのフランス勝利となった。
まず、河村選手を批判する声があるが、完全に的外れである。結果論から、跳ばなければ良かったというが、それは結果論。
あそこは絶対にスリーポイントを防ぎにいくべきだし、あれほどクリーンにディフェンスできていることが素晴らしい。シューターに触れてもいないのに、ファウルをとった判定がおかしいだけで、議論の余地はない。
また、別の論点で、柔道にせよ、バスケにせよ、より明確にチカラの差を表して勝つべきであるとの意見があるが、完全に間違っている。そんな、生やさしい話ではない。日本や中国が連勝するようになれば、その競技を採択しなくなるだけである。
クーベルタンはフランス貴族だったという。オリンピックには不戦協定があり、平和の祭典と言われるが、ひょっとしたらそれは、ヨーロッパが戦わずして勝つための戦略ではあるまいか。
……。
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Unknown (m.)
2024-07-31 03:28:41
季節の変わり目

三日間、不思議な南風が吹いている。最初は熱気と湿気をはらんでいたが今日は涼しい風となった。
今年の暑さが峠を越したようだ。山からは成熟した秋虫の声が聞こえ始めた。
特殊物質を駆使して乗り切った夏。この暑さが過ぎてしまえば私の優位性もなくなる。
来年は高山植物を育ててみようかと思う。
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Unknown (m.)
2024-07-31 03:19:42
疑惑の判定

オリンピック。
まあ、最低である。男子バスケのフランス戦では審判の積極性介入によって日本が負けてしまった。一つ目は八村選手の退場。ドライブに入ろうとしている相手選手に八村選手が意図的にサイドからプッシング。悪質であることは間違いないが、退場ほどではない。
かと思えば、日本が勝利を目前にした場面で渡邉雄大選手のドリブルを相手選手が肘打ちで止めて、なんと、日本が反則となり相手ボール。
第4クォーター最終で相手がスリーポイントを決めた場面で河村選手がシューターに触れてもいないに、ファールを取られ、そのフリースローが決まってしまった。
相手チームでは、ウェンバンヤマ選手がなんとなく判定に違和感を感じているように見受けられた。
もっとひどいのが柔道。絞め技が決まらず膠着状態になり、審判から まて が入った。日本選手が防御をゆるめたところに絞める側が指示を無視して締め落としてしまった。 
まて を無視して競技を続行した挙句、指示に従った選手を締め落としたのである。もはや、暴力であり、八村選手があの程度で退場になったことを考えれば、反則負けのはずである。競技の違いはあれど、むしろ、格闘技は生命の危険があるからこそ、バスケより厳密であるべきだ。
ところが、敗北したのは日本選手だった。
ヨーロッパがいかに日本を嫌っているかが、分かる。ヨーロッパが考案したオリンピックというシステムのなかでは日本はなんらかのハンディを払わなければならない。 
誰かが、欧米人に富貴蘭を広めると言っていたが、それがどれだけ難しいか。
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Unknown (m.)
2024-07-30 20:37:30
幻のテンナンショウ

外国産種の頂点がリヘンギアナムならば、国内種の王様はセッピコとなる。この私ですら、生で見たことはない。
間違いなく絶滅危惧種であり、その可憐さ、希少性はズバぬけている。野生界では数個体、あるか、ないかだろう。
手のひらに乗るサイズというところが絶妙である。
これでいよいよテンナンショウも卒業となる。
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Unknown (m.)
2024-07-30 18:55:07
必殺技にはいたらず

耐暑性物質も2番目で止まっている。
来週あたり、三段回目に移行しようか、迷うが、現段階でなんとなく、対応できている。
5番目は究極ともいえる必殺技だが、そこまでする必要はなさそうである。願わくは、より純度の高い低温植物を試してみることだ。
礼文アツモリソウやら、harryana、エドにマクロ、ありとある高山植物である。今まで冷温室がないから、と諦めてきた夢のかけらを集めている。植物の可能性は無限大である。
もしかりに、これを動物に応用できたとしたら、どうだろうか。
アフリカ大陸の宝石のような低温魚にも、手が届くかもしれない。
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Unknown (m,)
2024-07-28 17:46:26
高級園芸

今年は暑い。だが想定範囲内。事前に準備しておいて良かった。
まあ、太平洋高気圧にチベット高気圧が重なることも数年前には予想していた。さらには、高山性植物への対応を早くから考えていた点もgood、さすが私である。
まあ、自慢話はそこそこに。今思うのは、もし仮に高山性ウツボカズラを栽培するとして、冷温室を設置したら維持費はいくらくらいかかるだろうか、ということだ。人によって違うだろうが、edwardsianaは金食いモンスターだという。
してみると、やはり山田氏はうまいことやっているなぁと思う。地の利を生かしてのウツボカズラ栽培。見習いたいものだ。
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Unknown (m.)
2024-07-28 12:08:27
富貴蘭の落とし穴

いよいよ、交配実生富貴蘭が台頭。
信じられないような個体が誕生し始めた。しかも、韓国ではなく日本のラボから。

設備と時間さえあれば、簡単に富貴蘭は作れる。ここでいう時間とは数年である。

交配の黎明期は品種の誕生はまぐれ当たりだった。種を撒いてみたら面白い変異が出たよ、と。
第二期では遺伝を意識した交配がされるようになった。富嶽の縞が遺伝しやすいことが分かり豆葉との複合芸が作出された。
第三期には二代目交配により、6%の確率で目的通りの個体が得られることが理解され、思い通りのデザインが可能になった。
交配作家たちの目的は人造羆や人造金牡丹を目標にしてきたが、
失敗作はすべて地方の山採りとして発表されている。ある地域から、やたらと細葉の墨芸縞が取れたり、中透け紺覆輪の品種が取れるのはおそらくはそういうことだ。これらの特徴は自生時の画像が一切存在しないことだ。現代においてはどこに行くにもスマホを携帯するのに、なぜか採集時の画像がない。不思議とは思わないだろうか。
ここから先、新品種の発表速度はドンドン上がる。趣味家人口は減っているにもかかわらず。供給過多により、価格は崩壊。最後はホームセンターで箱売りされることに、なる。
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Unknown (m.)
2024-07-28 02:15:29
変わったかも

昨日の夕方だったか、棚に西陽が当たっていることに気づいた。
白花タイワンクマガイソウの葉に夏の直射日光が刺さっている。
あー、終わったな、こりゃ、と急いで配置を変えた。すぐにでも枯れるかな、と思いきや、なんとなく生きている。
この苗の体質が変わったのかもしれない。去年はすぐに消えていたから。
何が功を奏しているのか。そもそもタイワンクマガイソウは耐暑性があったんだろうか。なんとかあと少し持ちこたえて欲しいものだ。
ひょっとしすると、肥料ではなくて腐葉土にチカラがあるのかもしれない。
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Unknown (m.)
2024-07-27 16:06:14
金牡丹の末路

素晴らしい品種である。ただ残念ながら、無理やりのブームで実力以上に評価され、バブルがはじけてしまったことだ。
黄色い新葉が青にうつろうことは、良いが、白から碧からすると、かなり物足りない。さらには、その育てにくさである。魅力とも言えるが、どう考えても弱い。韓国での需要を偽装していたが、あれよあれよというまに化けの皮が剥がれて、そんなものは皆無なことがバレてしまった。今後、どれだけ増やしたとしても、有望な購入者はいない。ただ、ただ、過剰供給となるばかり。これから、どんどんと値崩れしていくことだろう。すべての原因は新規入門者がいないことである。
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Unknown (m.)
2024-07-27 02:49:22
テンナンショウコレクション

様々なテンナンショウを集めているが、常緑ということにこだわっている。やはり、リヘンとビクトリが美しい。未開花ではあるが、丈夫なことは間違いない。4株導入したが、一つも枯れていない。
常緑種ではないが、樹上棲の品種にも手を出している。
姿は日本の青テンナンショウに似ている。蘭のように樹皮に根を張るのだろうか。
なんとも奥深い世界である。
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Unknown (m.)
2024-07-27 00:15:05
肥効記

私が多用する新成分、一つは糖類、一つはアミノ酸だそうな。アミノ酸肥料をバカにしていたのでショック。
まあ、しかしアミノ酸なんて種類は多種多様にあるわけで。
どちらも無色透明で、どれほど吸収効率があるかも分からない。
パイロットプラントの色艶が良くなった程度。
去年は7月で枯れた白花台湾クマガイソウがまだ、生きていてくれている。去年は作場環境の変化がストレスだったかもしれない。
東北の涼しかった夏が突然、名古屋の灼熱地獄になってしまったのである。今年の葉は分厚く、ごわごわしている。
夏になると江南の紫苑で門前払いをくらったことを思い出す。
地球温暖化もずいぶん進んでしまい、いまでは真夏のアスファルトをあそこまで移動することはできない。
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Unknown (m.)
2024-07-26 12:00:17
生き餌逡巡

メダカにとって人工飼料はよろしくない。一度咥えても、ぺっと吐き出すこともあるし、食べ残しは腐敗すれば毒になる。総じて人工資料ではメダカは太らない。
水中でも生存可能な生き餌がベスト。味よりも、動きにつられて食欲が増すようである。今年は本格的に生物兵器を利用している。
まず、基本はインフゾリア。これはまず、アンモニアの発生を抑えながら、活性化するようにエサを工夫する。酵母菌だけに頼らず、枯草菌のチカラも借りる。独特の悪臭が多少緩和される。大変、生きがよく、密度も濃くて、ありがたい。
ただ、それだけでは成魚は太らない。ここからは白ミミズ。
エラソマはこれしか食べないので、ついでにメダカにも与えている。
腹がはち切れそうになるまで食べるし、翌朝は大量の卵を産む。
インフゾリアも、白ミミズも与え過ぎてもOKな生き餌である。
富貴蘭の肥料にも同じことが言える。大量に与えたときに害があるものはダメだ。与え続けて、富貴蘭が利用したいときに利用したいだけ利用できるようにするべきだろう。
観賞魚の世界では まぶす という。ただ、ミジンコやイトメ、アルテミアは難しい。とにかく気難しく、増やせないのだ。簡単に増殖させ、収穫し、簡単に与えられるものがよい。
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Unknown (m.)
2024-07-25 23:13:24
肥効記

新成分たちが徐々に効力を発揮している。
ウツボカズラ トランカタ系の交配種たちの葉色が濃くなり、あたかも血管が脈打つごとく葉脈が走る。見る角度によっては金属光沢を発する。観葉植物としても十分に成り立つ。
基本的に葉が厚くなり、緑が深くなる。

残念なことに、成長速度は上がらない。そこはやはり、旧来の肥料が必要。NPK、アミノにリキダス、メネデール。ダサくて捨てようか迷っていたが、成長には欠かせないらしい。

高山植物に対する効果も、いまいち分からない。一応、ベントリコーサは低温の方がうまくいくタイプらしいが、絶頂期の様子にはなっていない。やや
葉色がくすみ、元気がない。もし、かりにうまくいったなら、ジパングやら、イーストウッドを狙ってみたいが、なかなかそうはいかない。
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Unknown (m.)
2024-07-25 13:13:57
ニセ牡丹

ヤフオクのニセモノ白牡丹、略して偽牡丹が仕切り直しになった。
充分な入札量を得て、注目を集めることに成功したと考え、開始価格を16万円に繰り上げての再スタートである。
早速、入札があったようだが、これは一体どういうことだろうか?
そもそも、価値としては1万5千円程度ではあるまいか。
木姿をみるに、たしかに気品はあるが、芸は最悪最低。子も早くから青葉を出し、すでに将来性がない。元通りに芸を出す、とあるが、だとしたら何故、手放すのだろうか。
もしかりに白牡丹プロの私があの木を手に入れ、作ったとしても、おそらく、白牡丹にはならないだろう。ただ、奇跡を期待して遊んでみるなら、やはり1万円がいいところではないか。
広島の専門店からの木とあるが、たしかに一時期カタログに、縞気のある白牡丹風の木が出ていたことがある。
業者にも責任がある。
こうした混乱を防ぐために、白牡丹の定義を定めるべきだ。
成木状態で、少なくとも新葉から2枚目までが白い。紺筋は細いものが1本ないし、2本まで。
生じる子は全て稚葉が紺覆輪白中透けで本葉が全斑。
この2点を最低条件とすれば、きちんと定義できる。
つまり、我が家の木と、全国に散らばるそのファミリーを白牡丹とする。いちいち、スーパーとかなんとかすると、紛らわしい。
白い新葉を出す牡丹芸の木を白牡丹とする…これだけでよいし、わかりやすい。
ただ、そこにいたるまでに先人たちの長年に渡る選別があったこてを忘れてはならない。
原木は奈良県で発し、小豆島の真砂氏の棚で変化した。これは紛れもない事実。真砂氏が選別したのは全斑の個体であり、青くなるなゆうなものは除外している。また、全斑の個体でも管理が悪ければ暗んでしまう。
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Unknown (m.)
2024-07-25 00:52:12
肥効記

パイロット植物に効果が見られる。高温障害で黄ばんでいた葉が元に戻った。あと、弾力も増している。ぶりんぶりん、という感じ。不思議である。
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Unknown (m.)
2024-07-24 17:16:38
ヤフオクのニセ白牡丹

注目されているようだ。今現在5万5千程度。
しかし、残念ながらニセものと言わざるをえない。
新芽が黄色いものを金牡丹、
新芽が青いものを黒牡丹、
新芽が白いものを白牡丹、ただし、白牡丹に関しては成木状態であったとしても、という条件つきだ。
白牡丹を見出したのは真砂氏である。旧来の白牡丹のなかから、全斑の白牡丹を見出し、現在の新しい白牡丹となった。
おそらく、三光中斑の紺覆と紺通しが抜けたものではあるまいか。
あるいは大覆輪の紺覆抜けか。とにかく、なんらかの芸があり、子の稚葉は常に紺覆輪白中透けで出てくるが、本葉になるところで全斑となる。これは絶対的に固定されている。ゆえにニセ白牡丹を見抜く一つのポイントとなる。しかしながら、これは十分な条件ではないので本物を判別する方法にはならない。
そもそも本物はパッと見ですぐに分かる。成木の状態で少なくとも新葉から2枚目までが全斑であれば、それは白牡丹である。
白牡丹を暗ませることは可能。簡単。他の富貴蘭と同じように管理するか、または、より丁寧に育ててみると良い。数年で真っ青。
真砂系という名も簡単に買えるようになった。その実を見なければ
痛い目にあうことだろう
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Unknown (m.)
2024-07-23 23:52:11
肥効物質

なんとかして、過酷な環境下で元気よく植物を育てたい。
もともとは高地冷涼帯のウツボカズラや、蘭を冷房なしで育てることが目標だった。

地球気候が沸騰しはじめた現在、目標は富貴蘭を含む全植物に拡大された。

真夏は半分気絶しながら自転車で走っている。それほどまでにアスファルトは熱く、ビルや車、海からの照り返しは厳しい。しかし、あしもとには雑草が生えている。アツアツに加熱されたコンクリートの隙間から。雨も降っていないのに。海辺では潮を浴びながら、炎天下でハマボウフウの葉がツヤツヤと光っている。
これらの植物を強靭化させている物質を特定し、一般的な野菜から抽出し、肥料として与える。

除草剤の開発過程で、大失敗した例がある。細胞が活性化されてしまい、逆効果となった。その物質を肥料として与える。

ある物質は人間の脳細胞を冷却するという。それを植物に与えてみる。

身の回りの植物なかには、氷河期からの生き残りがいる。氷河期の草は大体絶滅したか、山のうえに追いやられた。しかし、今だに里に暮らすものがいる。彼らは体内で耐暑性物質を精製している。なかには、なんと、アフリカの砂漠に適応したものもいる。彼らと同様の成分を含む食料を濾して与えてみる。

葉緑素が誕生する以前、地球には光合成に頼らない生態系があった。今では海底にのみ展開する光のない闇の世界である。
われわれは皆、この闇から誕生した。いわば、この闇はわれらのふるさとともいえる。この闇の記憶が我々地上の生物の細胞すべてに記憶されており、いまだになんらかの機能を果たしている。
海底に眠る闇の世界は恐ろしいほどの高温である。にもかかわらず、そこには大量のカニや貝が生息している。闇には高い高温耐性がある。その記憶を呼び覚ますことができる。闇の世界の循環物質を調べ、植物に葉面散布してみる。

私の研究がどれか一つでもみを結べば、夏越しもラクになる。
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Unknown (m.)
2024-07-23 22:07:51
次なるブーム

リコリス ネリネが来るだろうと思う。
まずは、八重咲きのキツネノカミソリである。
一度、注目を浴びてから、各地で様々なタイプが発見されて、一旦どうでもよくなったが、考え直した。
やはり、誰がなんと言おうと八重咲は希少なのだ。それはヒガンバナとはまた一段と高いレベルである。ヒガンバナはなんだかんだいって渡来植物であり、いにしえの外来帰化植物である。まさかの3倍体であり、不稔性選別品種が選ばれて渡来していることに驚きを隠せないが、それだけに繁殖力は優秀で、トランスポゾンの確率もあがるし、分球も速い。
キツネノカミソリは純粋に日本の土着山野草である。育ててみればわかるが、とにかく気難しい。ただし書きで開花球でも咲くとは限らないとあるのは、そういうことだ。一般花でもそんな感じだから、八重咲ならば、ほぼ咲かないのである。
ゆえに私は八重咲き種を手当たり次第に集めまくった。菊花玉竜、千重子宝咲、十二単に火の舞。昨年の話だ。

ネリネにおいては、なんといっても青。藤娘、紫式部、マタル。昨年買い揃えた。シックな色彩で生花の高級花材になると考えたが、これまた栽培が難しい。単球で毎年開花させることは、おそらく無理であり、花材になどなりはしない。

秋口、自転車で知多半島を走っていると民家の軒先でプディカらしき鉢植えが満開で並んでいるのをみかける。あれはたしか、榎戸あたりか。あんな感じで気軽に楽しみたいのだ。

八重咲キツネも藤色ネリネも難しい。
ただ、いつか、その価値は認められることだろう。
カタログでは今年分はあっという間に完売した。
あー、ホントに去年手に入れておいて良かった。先手必勝。
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Unknown (m.)
2024-07-23 21:18:16
糸葉への挑戦

近年、様々な春咲グラジオラスが発表されている。
私の着眼点はただ一つ。糸葉であること。
糸葉でありながら花は平開する。香りがあればゆうこと無し。
最低条件はキトリヌス交配であること。グラジオラスでもっとも葉の細い種。キトリヌスは閉じ咲きなので、平開の子孫は得難い。
そこが希少性のミソ。
この糸葉春咲きグラジオラスは未来の品種である。マニアックな山野草愛好家から、園芸趣味家まで、誰しも惹きつける。
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Unknown (m.)
2024-07-23 19:45:03
続 最高の給餌

ゾウリムシは最高の生き餌だが、培養副産物のアンモニアは猛毒。
培養瓶内のゾウリムシの密度を上げるために、エビオスを連続投与し続け、いよいよ、メダカ水槽に放った…メダカは全滅した。

ゾウリムシをなんとしてでもアンモニアと分離する必要がある。

富貴蘭の肥料も同じことだ。チッソ、リン、カリ、アミノ酸、腐植酸
鉄など、濃度が低ければさほど、毒性はない。しかし、何度も乾湿を繰り返し、鉢内で結晶化すれば、猛毒となる。
肥効性と濃度からくる有害性を切り分ける必要がある。様々な方法があるが、いちいち、ここに具体的には記録しない。それはもはや、特許技法ともいうべきものだからだ。正直、水苔植えが有利かと思うが、あえて土植えにしているし。最近は私の考えが広がったのか、水苔を使わない人が増えた。大正解だ。ほめてつかわす。
とにかく、どんなことにも善悪両面があるということだ。良い面だけを抽出するには知恵がいる。頭をつかう、それは富貴蘭愛好家が1番苦手なことだ。まずは、中学生から教科書でも借りてメンデルの遺伝法則を理解することだ。まあ、難しいか…
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Unknown (m.)
2024-07-23 13:58:32
最高の給餌

メダカを買うなら、通販。しかしながら、着状態が悪かったり、未成熟だったりする。
そこでしっかりとした給餌が必要となり、やはり活き餌ということになる。
まずはゾウリムシ。エビオスで沸かすと、アンモニアが発生する。
そこで、バチルス菌で沸かしてみる。実は昔ながらの方法だが、違いは、バチルス菌を粉末添加することだ。水中で活性化させ、ダイレクトにゾウリムシの体内へ。アンモニアは発生しにくいので、いままでよりも多く給餌できる。
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Unknown (m.)
2024-07-22 11:21:59
肥効ありや?

野生植物などから抽出された成分を純物質化した白い粉、化粧品メーカーからkg500円程度で購入したが、そこそこ効果があるようだ。耐暑性が向上した。
さらに、次の一手は細胞物質である。細胞そのものを冷やすチカラがあるという。これはやや高価でkg2000円ほど。ただし、この成分を主張する肥料は数万円はするので、割安。この物質を餌に光合成細菌を育てると別の細胞物質を精製するという。
実に不思議な話。
耐暑性は身について来たので、日に当てたり、NPKの肥料を与えてみることにした。建国殿にマグアンプを。
富貴蘭は夏にどれだけ育てられるかが、勝負。1か月以上も休眠させるのはもったいない。
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Unknown (m.)
2024-07-21 11:06:58
原種原理主義

グラジオラスが熱い。とくにベル型の原種の落札額が7万越え。
もはや、まったく手が出ない。
富貴蘭のように吊り上げサクラがいるが、それにもめげない原理主義者がいる。この波に呑まれないようにしばし傍観することにした。
富貴蘭は金牡丹、建国系ブームが過ぎ去り、格安交配品種の時代を迎えようとしている。残念ながら、それは富貴蘭の伝統園芸としての終焉を意味する。これからはお棚整理全盛期となる。
ながらく、趣味家の棚にあった往年の銘品たちが少し調子を崩した状態で売り出される。自然と品種の価格も下がる。
価格を維持するために使われる常套句が、系統 である。これは普通の木ではなく、もとは誰それの棚から出たものだ、など。
そうして、レジェンドたちの信頼と信用も消費されつくし、富貴蘭はゼロとなる。
先日、ヤフオクに青い白牡丹が真砂系として出品されていた。
真砂系は、まず暗むことはないが、こうして真砂氏の偉業にも泥がつく。私が数年前に予言したことがどんどんと実現されていく。
まったく予想通りでツラい。
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Unknown (m.)
2024-07-20 22:59:42
夏の肥料

富貴蘭は肥料が命。
とくに夏は肥ギレしやすい。なんとかして、常に肥料が鉢内に残るように工夫する。その点、腐葉土よりも水苔が有利となる。
肥料の質も大事。チッソ、リン、カリ、腐植酸、アミノ酸は有毒。
パイロットプラントに与えてみると数日で枯れる。
水草水槽を用意して、低水温、高光量、CO2高濃度添加の超好条件で維持する。そこに上記の肥効成分を添加すると、一発で水草が溶ける。
旧来の肥料ならば、与え過ぎない方が良い。毒だからだ。

化粧品メーカーから純物質を購入して、水に溶いて与えている。
難物の虎顔花の葉柄が立ち上がった。ペスカトレアに季節外れの花芽が着いた。さて、問題は富貴蘭がこの成分を吸収できるか、ということだ。
過酷な環境下を乗り越えるために野生の植物が編み出した特殊な成分。
もう一つは
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Unknown (m.)
2024-07-15 11:42:42
金牡丹

いよいよブームが過ぎ去った。
長い長いブームではあった。もともと侘び寂びがあり、野趣に富み、かつ育てにくかった金牡丹。平成の中期から後期にかけて大ブームとなった。墨が抜けて大型化し、育てやすい系統の誕生もブームの要因。
実生交配に対するアンチテーゼでもあった。白露、御神渡、琥珀殿、など当時すでに人工交配種が古典品種を圧倒していた。
富貴蘭にも当然、人工交配の波が押し寄せることが予感された。つまりは、クリーンベンチの新時代。ラボラトリーの台頭であり、古き良き栽培家の対極の勢力。そんな若手に対して、同一個体から多種多様な芸が現れるという神秘性はまさに伝統的園芸の真骨頂。
実生交配の黎明期、富貴蘭界ではメンデルの遺伝法則が理解できる人材がおらず、鈴虫や青海は実生不能とされていた。遺伝形態には、ホモとヘテロがあり、顕現する形質と非顕現内在型の変異がある。まあ、この辺のことはアホどもには理解できない。しかし、そのことにメンデルより先に気づいたのも、日本の伝統園芸だったことを忘れてはならない。ホモ個体を出物、ヘテロ個体を正木と呼んでいた。現代のエセ伝統園芸家たちはそうしたことを忘れたうえに、理解することもなくなった。そんな実生交配低迷期にブームとなったのが、金牡丹である。
近年、二代目交配がようやく理解され、富貴蘭はデザインされる時代となった。さらには、偶発的に予期せぬ品種も誕生している。
金牡丹の強みであったトランスポゾン的な変異が、フラスコ内では爆発的な規模で発生している。もはや金牡丹の役割は終わった。
ブーム終焉時に、韓国勢という需要を偽装したが、やや無理があった。そもそも、韓国は春蘭や富貴蘭の実生研究者(日本人)が拠点にしている場所。不思議なことに韓国からは日本人ごのみの春蘭やら富貴蘭やらがポンポンと発表される。

この一連の流れのなかで、金牡丹と真逆の動きを見せたのが、白牡丹。実生黎明期に実生されると、すべての苗が親に勝る上芸を見せた。白牡丹は実生できるとの認識が拡がり、価格は大暴落。
数年後、その実生苗か全コケし、やはり実生は効かないことが分かったと同時に小豆島でトランスポゾンガ起こり、安定した優良系統として認められた。実生交配とは一線を画し、伝統と継承を体現しているのが、現代の白牡丹なのだ。
現代の白牡丹は、もはや変化する必要は亡くなった。そうした性質は実生交配に譲ったのだから。ただひたすら、後世に継承されるばかり。
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Unknown (m.)
2024-07-15 10:54:57
白牡丹

我が家の系統は狭い面積ながらも雑誌に掲載された由緒正しいもの。特徴は、至って平凡で、新葉から2枚目までが全白。泥根を出すので成長がよく、増えもよい。全白でない子は産まない。
…単純に白牡丹。市場に出回ることはない。私もそうだが、さまざまな成長側面を眺めていたいので、あればあるだけgood
仮にヤフオクに出品したとしても、落札額は低いだろう。
ヤフオクの特性上、超高級品は安くなってしまう。ヤフオクユーザーの限度が低いから。かくいう私も建国殿を格安でゲットした。

白牡丹もいくつかあれば、安心して新しい栽培法にチャレンジできる。すでにいくつかの新方式に到達した。いちいち暴露するつもりはないが、根をしっかり作ることと、株立にしないことである。
良い環境が手に入れば株立はありだが、なかなか恵まれないので仕方がない。葉をむしるとか、肥料を与えないというのは現代白牡丹にはまったく無意味。
新肥料のAは悪影響の可能性がある。植物体に直接作用するAは白牡丹の芸を鈍らせるかもしれない。
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Unknown (m.)
2024-07-15 01:00:05
白牡丹

白牡丹作りの鬼門は冬〰️休眠期明け。
今年は棚が崩壊し、散々な目にあった。まずは乾かし過ぎないこと。 カリカリはかなり、マズい。今年はあと少しで枯れていただろう。いまだに、葉面に乗り斑状の傷みがある。
純白組の2枚目は全て振るった。ただ、管理を間違えて緑化した木はダメージがない。
ルビー根はあまり出していない。たまに紫色の根を出すが、ルビー根よりも美しい。
あんなにバンバンルビー根を出しているのは、やはり有望木ということになる。
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Unknown (m.)
2024-07-14 14:09:50
白牡丹

金牡丹と比べれば、圧倒的に強健な白牡丹。金牡丹が2本枯れる間に、白牡丹は3本増えた。
栽培のコツもつかみ、皆純白となった。純白というのは紺島田が入らないという意味であり、白いという意味ではない。全斑と表現した方が良いかも。子芽のうちは白いが、育つにつれ、黄色味を帯びるようになる。バターや、象牙のようや色彩。
結局、系統である。我が棚の木は雑誌に掲載された由緒ある木なのだ。まさに知る人ぞ知る。
現在、5本目が成長中。
管理の肝は冬。
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Unknown (m.)
2024-07-09 00:04:38
いけるか?

数年前にシロハナのタイワンクマガイソウがヤフオクを賑わせた。
無論、そのほとんどが偽物だった。
昨年、運試しにヤフオクで一つ芽を落札してみた。
それは見事な花姿。俄然、興味が湧いて調べてみた。白花個体はまさに幻であり、その起源を細かく辿ることができる。日本には二つの系統がある。栽培は無機砂利を推奨する人もあれば、腐葉土植えを実践する人もいる。
タイワンクマガイソウでは実生は成功していない。
自生地の標高は高いが、決して涼しいばかりではない。国産アツモリソウとはかけ離れた場所に生息している。どうみても強健種のはずなのだ。
しかしながら、開花後、7月に落葉。次年度開花の目安は10月落葉だから、かなりマズイ。
この個体をなんとか生かすために耐暑性物質の研究が始まった。
今年は、なんとなく葉肉が厚い。東北の冷涼な土地から取り寄せたので、今年は順応したのかも知れない。春先からせっせと物質をあたえているし、腐葉土の質も高めた。
今年はこの熱波を乗り越えれば、なんとかなりそうである。
気安く、植え替えて、気安く株分けできるようになりたい。
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Unknown (m.)
2024-07-08 00:45:54
からくり

交配実生の黎明期、作家さんたちは金牡丹、羆、豆葉の縞を作出しようとした。
なんとかして、羆っぽいものに辿り着いたが、表現としてはやはり、量産品だった。それらの人造羆モドキたちは巡り巡って各地で発表されることとなる。
千載錦織は開発当初、数十万もした。しかし、すぐに量産され価値は無くなった。
さて、どこまでいくのか、人工富貴蘭。どこまで行っても明るい未来はない。
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Unknown (m.)
2024-07-07 23:03:42
暑さの根源

夏の定番、太平洋高気圧。日本の夏といえば、これ。これに加えて近年はチベット高気圧。
二重高気圧によって、日本上空は蓋をされ、ちょうど圧力鍋のような状況。それでも日本が滅びないのは、日本が河川国だからである。国土に毛細血管のように河川が走り、土地を潤す。
富貴蘭は暑さを得意とするが、生理温度を超えれば、パラパラと一瞬で枯れる。熱に耐えるチカラはそこそこあるが、熱を逃がす能力は弱い。蒸散ができないからだ。
しかし、なぜだろう。灼熱のアスファルトに生える草がある。彼らにはどんな秘密があるのか。その秘密を調べ、抜き出し、他の植物に移植する。ウソのような本当の話だ。個人的にはある種の野菜や、野草、雑草に行き着いている。モリンガにもこの成分が含まれていた。
話の発端はタイワンクマガイ草。彼を生かすための工夫である。
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Unknown (m.)
2024-07-07 00:46:31
富貴蘭 夏

富貴蘭はCAMである。クラッスラン アシッド メカニカル
ベンケイソウと同様にリンゴ酸を媒介として二酸化炭素を貯蔵する仕組みをもっている。
水分を吸収するのは夕方から夜。普通は夜に水やり。
しかし、それが間違い。植物体が夜間に水を吸収することと、夜間に灌水することは決して等しくない。どうしても朝方の灌水は必要ということになる。むろん、耐暑性物質を大量に添加している。
さあ、来週はいよいよ40度ごえ。暑熱対策の効果が実感できるはず。
対策をとらなければ、まずは金牡丹から傷む。金牡丹はやはり繊細だ。新葉が透き通っている。
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Unknown (m.)
2024-07-06 04:33:27
まだまだ、これから

富貴蘭はCAM植物
つまりは、昼間は気孔が閉じており、蒸散による体温調整ができない。リンゴ酸による代謝活動をしている。
…と信じられていたし、おそらく、大体は正しい。
しかし、たとえばサボテンと同レベルかといわれたら、そうでもない。実際のところ、私は富貴蘭がしおれているのを見たことがある。

富貴蘭は蒸らせば一発で枯れる。とくに弱いのが金牡丹。
強いのが白牡丹。
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Unknown (m.)
2024-07-05 00:03:30
熱波到来

あたためられた空気は上へ行く
ネットや天井、屋根が熱だまりとなる
太陽からの熱線が発熱すれば、上から下へと熱が流れる
熱のサンドイッチ
野生のフウランの上空に遮蔽物はない。熱だまりは存在しない。
今年の夏は大熱波。まったく予想どおり。
備えておいて良かった。早い段階で窒素、りん酸、カリ、腐植酸、鉄、酵素に見切りをつけた。これらは全て無駄。意味がない。
夏に与えるべきではない。ただし、酷暑下でも活性が保たれているならば話は別。まあ、何ごとも準備が大切ということだ。
私の場合、高山性のウツボカズラとの格闘経験が生きた。失敗は無駄にはならない。
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Unknown (m.)
2024-07-03 22:10:35
いよいよ、梅雨明け?

予想通りの暑さ。今年はいよいよ40°Cを連日連夜、超えてくるだろう。
我が家の蘭たちも、力強く成長を続けている。この暑さこそ、富貴蘭にとって重要な栄養源となる。バンダとしての、当たり前の性質。

ただ、それは十分に対策をとった上での話。冬から春先にまずは、葉緑素を活性化しておく。また、酷暑や日照り、弱日に対応できるように成分をすりこんでおく。

白牡丹を磨くためにはこれくらいはしないと。朝晩、たっぷりと液肥をまぶす。今年は化成肥料にもチャレンジしてみたい。
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Unknown (m.)
2024-07-01 00:23:01
ウツボカズラ クラシックスのパワー

surface氏のヤフオク出品。
サーベルがまたもや、高値を付けた。コアなマニアにより、かなり競り上がった。最後まで見ていないが7万くらいまで行った様子。
最新品種のなかには、エドを使って襟を発達させたものがあり、サーベルの上位互換となっているが、襟がフラットに展開するものは少ない。サーベル、ベントリのポーセリン、ラフレのインペくらいか。
ウツボカズラの古典品種はいよいよ珍奇植物として注目されつつある。
そんななか、なかなかわかりにくいのが、ロウィアイとトランカータの交配。surface氏のナンバーズ。
この交配はいくらでも作れるが、良い個体は少ない。
このナンバーズは交配種で初めて両親を超えた品種であり、surface氏に原種原理主義を諦めさせたものである。
最良の個体は失われたものの、それに次ぐナンバーズが私の棚にまで届いている。
surface氏はこのナンバーズに個体名称をつけなかった。この交配種は挿木不能であり、数年に一度の株別れでしか増えない。
よって、下手をすると記憶の底に埋もれてしまう可能性があるのだ。
surface氏のサイトも、ほとんど閉じつつあり、正確な情報が得にくくなった。早いとこ、新世代につないどかないと、消えてしまう。
ロウィアイは凄まじいウツボカズラであり、その造形の奇妙さは他の追随を許さない。尿瓶のような袋をつける。冷房室必須の高山植物。そこにトランカータの血を混ぜ、袋の形が整い、大型化した。
かつ、強健種となり、冷房設備なしに育成可能となった。ただ、唯一の欠点は増えにくいことだ。ロウィアイは挿木で容易に増えるが、交配種は増えない。強健なくせに、まったく増えないので親より希少となった。保持しているのは私を含めて数人だろう。
プレデターにも同じことが言える。保持している人はいるが、増殖はできないのが現実で、近い将来、絶える可能性が高い。
私クラスの選球眼ならば、なんとか価値を見抜いて保存できるが、
一般趣味家にはその価値がわからない。
良い話もある。今年に入ってから、私の目にとまる交配種が二つあった。つまり、次世代の古典品種が生まれつつある。
エドやヒューレリアナを使った交配種は襟にキバが入ったり、蓋の付け根が伸びたり。
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Unknown (m.)
2024-06-30 18:37:15
秋植え球根 後夜祭

希少ロムレアの入手をピークに終わったはずの秋植え球根祭り。
まだまだ終わらない。

まずはガランサスこと、マツユキソウである。いろいろとバリエーションがあり、ネチネチと調べさせてもらった。欲しい品種もなんとなく決まった。
次に、リコリス類。数年前にネメシス氏が輸入した原種たちはどうなっただろうか?我が家の品種は驚くべきことに常緑種となった。まだ、開花はない。本当に写真のような花が咲くのだろうか。黄弁に紅覆輪。咲けば凄いことになる。
クロッカスにも興味が湧いた。ゲンボシーのサンセット。うーむ、難しいという。海外のサイト画像では機嫌よく咲いているが、そんなに難しいのか。春咲きならば、多少、分があるかもしれない。ただ…悩ましいね。
毒イモ氏の苗が好調。テンナンショウは全部で5種。一つも落ちずに育っている。常緑コンニャクや、アフリカのテンナンショウモドキも枯れてはいない。

さて、白牡丹。根が植え込み材に活着すると途端に葉肉が厚くなる、というより膨張する。皮も突っ張っているのか、ピカピカと艶が出る。この特徴は他品種には見られないものだ。この時期に展開する新葉は幅も出やすい。仕上がると、ゴツい木になる。
本当に特殊な品種といえる。下葉の紺色にも濁りを感じない。
ルビー根は紫色だが、泥っぽい根もよく出す。
今までヤフオクに白牡丹が出たことがあったかしら。…思い出せないが、過去に1回あるか、ないか、くらいだと思う。緑の宝石氏が出したものが、そこそこ良かったような記憶がある。
白牡丹にもいくつか、系統があるようで、その辺のことはよく分からない。ただ、偽物は良くわかる。
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Unknown (m.)
2024-06-30 12:25:55
ヤフオク百花繚乱

ヤフオクのボーナス戦線が賑わっている。
とくに、ウツボカズラ。surface氏が久しぶりに出品。まあ、レジェンドである。強気の価格設定も彼らしい。ただ、もう古い。彼の魅力的だった世界観も過去の話。もう少し時間が立つと再ブームとなるだろうが、まだまだ時間が必要だろう。今回の出品に関していえば彼の凄みは2点。まずは、アリサプトラナ。人工的に交配作出されるようになったが、天然物にはバリエーションがある。そのコレクションが、やはり圧巻。今回出品のバリエーションは、彼が先人から成長点以外、枯れていた木を譲り受け、24時間、循環灌水を1年以上続けたもの。
次にトランカータ。挿木では増えないトランカータ。希少個体ともなれば、その価値は計り知れない。トランカータには語り尽くせない魅力がある。
たった数年のあいだにたくさんの新規の若い趣味家が現れた。
surface氏のようなカリスマはいまだにいないが、純粋に植物を追求する研究肌が多い。このままいけば、海外勢と肩を並べうるだろう。新風たちが出品する苗も素晴らしい。
メダカもそろそろ、落ち着くかと思いきや、まだまだブーム。
ラメは廃れたが、フロマージュ系、変わりウロコ系が隆盛の模様。
メダカはすでに金魚や錦鯉を超えている。ライフサイクルが早いということもあるが、飼育人口が多い。
富貴蘭はいよいよ、人工交配種の時代。もはや、待ったなし。葉芸は作れる。これからはより低い価格帯で富貴蘭が楽しめるようになる。
どんな時代もどんなジャンルでも大事なことは増えにくさと丈夫さである。白牡丹のように、芸が安定しているわりに年に一本、か2年に1本しか増えない品種には価値がある。白牡丹の芸が安定していることや、芸を磨くための管理もしられておらず、面白い。
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Unknown (m.)
2024-06-29 10:04:50
花ごよみの真鶴

花ごよみ氏が真鶴を出品している。
二つ目の木が、とくに白牡丹そっくりである。
白牡丹は、ほとんど変化することなく、稚葉は紺覆輪で本葉は緑地なしとなる。たまに、紺縞を流すが決まって葉の縁側である。
中心に近い縞は過去10年に一度だけ。
白牡丹の芸は西出都に近い。つまりは三光中斑の紺覆輪抜けである。
ということは、やはり、変化があるとすれば、真鶴芸になることだろう。
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Unknown (m.)
2024-06-27 00:15:07
白牡丹考

もともと幼木芸だったのではないか、と考察している。
老木になれば、かならず暗むが、生まれた子には芸が受け継がれる。だから、子を出すように育てたはずだし、老けないように葉をむしったりしたのではなかろうか。
そうした旧来の白牡丹には散り斑があるように見える。いずれは必ず、暗む。
しかし、新しい白牡丹は、おそらく、三光中斑の紺覆輪抜けであり、西出都と同様に安定する。斑の質も散斑ではなく、絣斑となった。
子の時には、斑は白いが、親木では斑は象牙乳色となる。
新旧の白牡丹は別種とすべきである。
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Unknown (m.)
2024-06-23 13:17:05
希少種番付

ヨーロッパにおけるマツユキソウの番付表を入手。
年に一回発行。どんな品種が注目されているか、一目瞭然。

参考価格も付与されており、さらには前年度からの上昇率も割り出されている。富貴蘭の番付表とは趣旨が違う。
一つの植物が国境をこえて普及するとき、必要なことは、やはり公平公正なデータである。富貴蘭の番付表はモメゴトを回避するため、詳細なデータは一切省かれている。いかにも、日本人らしいし、相撲の番付表になぞらえている点は面白い。しかし、それだけでは国境は越えられないし、当然、海は渡れない。ものごとを曖昧にしながらコトを進めようとするのは日本の悪いクセだ。このままでは富貴蘭の価値はドンドン急落していくだろう。
さて、マツユキソウ。番付を調べると、今まで注目しなかった品種に気がついた。ブリオンもソブリンも数年前には番付表から姿を消している。かわりに、新品種たちが台頭しているのだ。
ある品種は他の品種とはレベルが違う。ドライアドの解説にはもっとも要求度が高いとされている。
もう一つ気づいたことは、ゴールド系以外もチカラがあるということ。ちなみに、番付表にあるのはすべて人工交配種である。
世界には様々な園芸文化がある。日本を代表するのはやはり、盆栽となる。花卉園芸に関しては、椿、アジサイ、ギボウシ、ハナショウブとなるだろう。原種に近い状態で海を渡り、海外に根付いて逆輸入されている。
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Unknown (m.)
2024-06-22 13:56:20
夏 食虫

夏といえば、食虫植物。
インターネット以前は東山植物園の出店。
男性が露店で食虫植物を並べている。ピンギのルテア、原種サラセニア、水槽のなかには希少ねぺん。
セファロタスは高級品でバイオ苗ながら、手が出なかった。

さらなるレアものを求めて夢の島へ。インターネットで食虫植物展の時期を調べた。ヘリアンフォラを初めて手にした。

その頃は、セファロタスもヘリアンフォラも栽培難とされていた。
今では食虫植物は普及し、ホームセンターで3つ2000円で購入できる。低価格化により、様々な栽培法が試され、簡単な育て方も開発された。驚くべきことに、二つとも野外越冬できる。

あとは大阪。花の回廊。売店に問い合わせればバックヤードからレアものを販売してくれた。ウトリのアルピナ。ネペンのイネルミス
店員さんに、難しいよ、と言われたが、購入し、案の定枯らした。

時代は変わった。インターネット通販が圧倒的に普及し、山田氏から直接苗を購入できるし、他の生産者もたくさん現れている。

セファロータスは一属一種ながら、数十種類の品種がある。
ヘリアンフォラには斑入り個体が現れ、高価取引されている。
ウツボカズラは人工交配が進み、数万もの品種があり、今現在も増え続けている。登録第一号の多元交配種、ダイエリアナは100年のときを経てもいまだに人気を博している。
ウィスツバのサイトを観る限り、われわれはまだ、交配ウツボカズラの魅力を理解できていない。海外勢が作りこなす個体はレベルが違う。残念ながら日本は後進国である。ウツボカズラの頂点とは何か、そのいただきは霧にかすんで目には見えない。おそらくは、意図せぬ形質出現をした交配種だと思われる。
夏は食虫植物の愛好家が倍増する季節。子どもたちが、目を輝かせながらハエトリソウを手に取る。未来の重鎮たちである。
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Unknown (m.)
2024-06-18 00:13:51
交配系富貴蘭

久しぶりに腰を入れて調べてみた。
少し見ぬ間に随分と進化している。数年前にタマコンの縞を取り寄せ、枯らして以来である。
豆葉の複芸品が全盛のようで、とても安い。
ちょっくら遊んでみようか、とも思ったが、辞めた。
やはり、私の趣味じゃない。
ただ、中には、とんでもない品種も出来ていて、すでに羆や御神渡を超えていそうなものもあった。
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Unknown (m.)
2024-06-16 19:50:32
マツユキソウ調べ

ブリオンかセバランか。
買うとしたらどちらか…判断材料を求めてドライアド農園へ。
まずは、あらまし。興味深いことにドライアドのゴールドシリーズは種間交配のようだ。開発期間は20年弱。
ラインナップの先頭にブリオンがくる。後方にセバラン。
文章量はセバランが1.5倍程度。開発者は単純にセバランが1番のお気に入りだと述べている。細い子房、優雅で強靭な花茎。集合美では圧倒的にセバランである。開花時期もかなり早いそうだ。
鉢植えならば、ブリオンも良い。葉と花のバランスが絶妙。
総合的な結論としてはセバランに軍配が上がる
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Unknown (m.)
2024-06-16 09:46:50
名店閉店

誠香園は閉店したのだろうか。あのムカつく接客態度、今となっては懐かしい。素人同然のボンクラにナメた態度をとられたことは忘れられない思い出。
閉店を待ちわびて、今か今かと検索し続けているが、さきほど悲しい情報が目についた。かるかやうどんが閉店してしまうという。
手作り麺、庶民価格だった名店が終わってしまう。
良い店ほど早く疲れてしまうのか。
かるかやの近況は大量に見つかるが、誠香園の情報はなかなか見つからない。直近のものでは昨年1月投稿のもの。デパ屋も再編の波があり、かつ西武そのものも元気がない。すでに閉店しているのだろう。東洋らん全般も斜陽産業だ。
若かりしころ、オヤジさんから沢山、話してもらった。
昨晩、ドライアドのゴールドブリオンとソブリンの開示があった。
興味深く、夜遅くまで資料を漁ったが、価格面の折り合いがつかなかった。ガランサス一つとっても奥深いものだ。
ベルナルディエラ落札で資金を失ったことは大きい。
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Unknown (m.)
2024-06-15 00:47:22
ヤフオク

なんだかんだ、希少種の出品が続いている。
黄色いグラジオラスを狙っていたが、まったく歯が立たない。
軽く三万超え。
小指の先ほどの球根にそこまでお金をかけられない。
ヤフオクはほんとに難しい。富貴蘭から様々なことを学ばせてもらったが、敗けてばかり。
良い植物と出会いたいものだ。
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Unknown (m.)
2024-06-12 00:21:03
目利き

鹿児島県産白縞墨芸が新湖東に似ている、ということで、徹底的に調査。
新湖東の画像が少なすぎて、困難を極める。芸としては、かなり似ている。ここまで似ているなら、新湖東ってことにするか、と思っているところへ、前作者の画像を発見。
まったくの別物である。何がとは言い難いが、新湖東はどれだけ見ても、やはり大したことがない。白縞墨芸はどことなく、存在感がある。斑の境界線に何かを感じる。
要するにアップに耐えうるかどうか、だ。何が違うのかはハッキリしないが。前作者はまれに富貴蘭を出品するようだが、とんでもない値がついている。なかなかに名のある人物だったようだ。
富貴蘭はやめてしまうそうで、なんとも惜しい。
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Unknown (m.)
2024-06-10 00:50:48
他人の空似

鹿児島県産白縞墨芸の軸が螺旋状にねじれることに気づいた。
銘も、サザエ堂とか、どうだろうかと考えてみたが、しっくりこない。

フラフラとインターネットを漁っていて、よく似た蘭を見つけた。
新湖東である。縞の雰囲気、墨っぽい焼け、軸の歪み、…似ている。
ポケット事典によれば、朝日殿の変わりだという。それも、なんとなく一致する。決定的に真逆なことは焼けやすいかにくいかの違いで、新湖東は焼けやすく、我が家の木は焼けない。
ただ、最近、ヤフオクはハズしまくって大損こいている。新湖東でハメられてもおかしくはない。
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Unknown (m.)
2024-06-09 09:10:02
増えない白牡丹

昨シーズンの冬は棚そのものが崩壊するという大ピンチ。
馴染み深かった多くの植物が枯れてしまった。

白牡丹も命ガラガラ生き残った。ただ、栽培法に革新的変化を加え、芸を冴えさせることに成功している。
もはや、ピンチのことは忘れて、なんとか増やしたい気持ち。
我が家では白牡丹がもっとも多く、四鉢。ただそれでは足りない。
成長の様々な場面をひと目で見られるようにしないと。
そのためには孫世代が必要である。毎日毎日肥料をやって、ご機嫌をうかがっている。
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Unknown (m.)
2024-06-08 21:18:00
鹿児島県産白縞墨芸

表層が透明な斑。月輪と同じである。斑に時折り緑絣を流す。これは肉眼ではなかなか確認しにくい。慶賀や至楽と同じ。
墨が入る。それは黒牡丹や建国、羆と同じ。
どの部分も他品種に共通している。
軸が螺旋状にねじれる!!…これは他品種には見られない。浪速獅子は軸が狂うが、螺旋状ではない。最初は偶然か、あるいは日のとりかたかと思ったが、間違いなく性質である。
発見者から親株および、増殖した青も全て引き取ったが、すべてねじれている。上から見ると全ての葉の表面を見ることが出来る。
おそらく、突然変異ではなく、ある種の進化。効率的に採光するために、この地方の個体群は皆、そうなったのだろう。芸としてはまったく面白くないが、野生の証明ということにはなる。
この品種は残念ながら私しか持っていない。流行の要素はひとつもないが、いくつかの変異が重なっていることは間違いない。他品種とみまがうことはない。上からみて全ての葉が螺旋に並んでいるか確認すればよい。
稀代の名品といえる。
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Unknown (m.)
2024-06-08 10:24:05
手痛い出費

秋植え球根、バーナルディエラ。競りに競っての入手となった。
本来なら、あきらめる金額だったが、カンが働いて、チャレンジ。

1番恐るのは、あとからあとから出品されてジリ貧で価値が下がること。出始めこそ、マニアたちが注目して多数入札され、価値が上がるが、その後数年にわたり出品され続けると価値がなくなる。

そんなものには一切興味がない。
今、その魅力を再認識している植物はテンナンショウである。毒氏から、5つのテンナンショウを取り寄せたが、一つも枯れなかった。
2年間休眠したものもあったが、今では皆、茂っている。

葉には独特のツヤがあり、冬も落葉しないので観葉としても充分通用する。花が咲いたら咲いたで、とびきり美しいわけだから、テンナンショウとしては最高である。これから、日本の山野草界にひろく定着することだろう。いや、栽培法にはクセがあるから無理か。
どんなに不適切な管理環境下でも、枯れることはないようである。
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Unknown (m.)
2024-06-07 01:54:13
厳しすぎる結末

秋植え球根、最後の砦。
夕方の確認ですでにハネ上がっていた。あきらめようかとも思ったが、次が無さそうだと判断して、チャレンジ。厳しい結末を迎えた。

作場がせまい。厳選したラインナップでそろえることを考えれば、希少性としては最適な品種といえる。羆やら、湖東錦は超高級品だが、日本で数人は保有している。
日本に二人だけとか、自分だけとかいうレベルなら、チャレンジする価値はある。
そういう観点からすれば、富貴蘭はただただ高額なだけでさほど希少ではない。
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Unknown (m.)
2024-06-06 01:02:38
ヤフオクの掟

いよいよ明日が勝負。秋植え球根、最後の砦。
落とせるか、落とせないのか。
とにかく、増えやすいもの、皆が持っているものは後回し。
増えにくく、誰も持っていないものを狙うべし。
だれそれのブログで魅了されて、自分も欲しくなった、というのは完全にハメられ、カモられている。業界全体でグルになっている。

数年前、キバナセッコクが注目されていた。私はすぐに、すべて人工交配種だと見抜き、手を出さなかったが、なかにはお手つきした趣味家もいるだろう。大物栽培家や、業者が、さも希少価値があるかやのように扱っていた。
キバナセッコクの人工交配はまだまだ進展中。さきほど東京山草会の記事で極達磨なる品種が掲載されていた。はっきりと実生品と書かれているが、そのうち、鹿児島産天然種として出回りそうである。
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Unknown (m.)
2024-06-05 00:43:22
ネペン来たる

お手つきした人工ネペンが落札した2日で届いた。
アッという間である。せめて実生品であってくれれば、オリジナリティが主張できるが…。クローンだとすれば、さみしい。
目利きである私の目にとまっただけあって、見どころがある。
まず、エド由来のキバがつぶれていない。しっかりと円盤状に立っている。色彩は暗紅色。袋は寸胴大型。
エドを超えている。そして、高温性の血。かなり育てやすいはず。
若かりし日に憧れた中村氏のblog。そこに影響された美意識である。
今、私が保有する品種のほとんどが入手不能である。先日もサーベルがひょっこり出品されていたが、驚くような高値で落札されていた。
サーベルですら、これである。挿木ができないトランカタ系はどうなることやら。食虫植物の主たる市場はオーストラリア、アメリカ、チェコ、ドイツ、イギリス、タイ、インドネシア、台湾である。不思議と洋ラン市場と一致する。
何度目かの食虫植物ブームが過ぎたが、確実に次世代が育った。
小売業者が増えたのだ。また、近々ブームとなるだろう。
食虫植物界隈には韓国勢は現れない。
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Unknown (m.)
2024-06-04 18:56:05
ヤフオクで勝負!!

秋植え球根戦線も最終局面を迎えつつある。
幻の品種を落札できるか、どうか明後日が決戦だ。
大事なことはライバルを増やさないこと。マニアックな人間、2、3人だけで済ませたい。今年はこれが手に入れば良しとしたい。
あとは、8月14日の一斉販売。一瞬で売り切れるだろうが、ぜひアタックしてみたい。
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Unknown (m.)
2024-06-03 00:36:17
次から次へと…

ヤフオクの秋植え球根戦線。
難関種ミミカキクサのメンチェシ、幻のチューリップ アイチソニアナは、無事にゲットできた。しかし、パミアン、パラモン、エナメルオーキッドは惨敗。
園芸ネット時代、熱い若者たち、すべてがライバルである。
やはり、知を磨く必要がありそうだ。
そんなこんなしているうちに、新たなレア物を発見。ヤフオクの波状攻撃。

昨年の秋植え球根を総括。グラジオラスでは、キトリやsp白花、ピンクマジックが見事に開花。ワテルは休眠に失敗し、アウレウスは咲かなかった。ラナンキュラスでは、ロクサスのみ休眠失敗だが
あとは数百輪の開花。ゲイソリサのエウリは一株あたり10輪咲いて、見事だった。オレオゲナもかなり長い期間、咲き続けた。
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Unknown (m.)
2024-06-02 13:05:47
ヤフオクの基本

自戒の念をこめて。
どんなに素晴らしい草でも、増えやすい草には手を出さないこと。
直近の例でいえば、ウィッティ。栽培下での開花でなければ鑑賞不能で、国内植物園には保有されておらず、水を使って育てるという盲点も魅力的だが、流石に20万は高い。おそらく、そこそこ増えやすい。ちぎってつければ発芽するレベル。ましては組織培養されれば、価格は大暴落するだろう。
たとえば、白牡丹。芸が安定して、よく増える。一度、放出し、栽培法を極めれば、誰でも作りこなせてしまう。一気に価値が下がるだろう。やはり、門外不出とするべきだろう。
基本的に富貴蘭は先細り市場である。最高品種の湖東錦や羆も、いずれは忘れ去られる。中途半端な品種に中途半端な投資をすれば大損害。その最たるものが、人工交配品種。すでに値崩れしはじめているが、ここからは劣化が激しくなる。その波は既存の古典品種を呑み込むだろう。次には黒牡丹、建国。これも玉石混淆。すでに市場は飽和状態にあり、無理くり系統をでっちあげたとしても新たな需要は見込めない。
先日、金牡丹が、68万で出品されていた。実にあわれである。そんな時代はとっくに、過ぎ去ったというのに。最近は韓国勢の話も聞かなくなった。まずは黒牡丹、金牡丹から暴落していくことだろう。
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Unknown (m.)
2024-06-02 00:39:30
痛恨お手つきヤフオク

パミアン、パラモン、エナメルオーキッド、…どれも注目されてしまい、なかなか落札できない。
ふと見た交配ネペンについついお手つき。あとから思えば、さほどレアでもあるまいに。
トゥイッティ氏がエウリを出品している。エウリは素晴らしい草だ。
あれを見て、感心しない人はいない。
ただ、もう、かなりの数を作っているから、今はいらない。
今日は知立の花しょうぶ祭りを見学。チリュッピ餅とういろうをゲット。しかし、宇宙はなかった。私の持ち株は咲かないので、なんとしても実物が見たかったのだが。
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Unknown (m.)
2024-06-01 00:41:07
ヤフオク

昨日、パラモンの二つの苗がそれぞれ5万で落札された。
すっかり興味を無くしてしまった。あと一つ苗が出品されていたが、それも、もともと植物展示会のブースで入手されたものだそうで。価値はあると思うが、すでに有象無象にたかられている。
いつか、ご縁があったらゲットしよう。

ブルーアマリリスはかなり強健で毎年開花する。
日本人のほとんどは栽培法を勘違いしており、なかなか開花させられない。
とにかく、自生地を徹底的に調べることだ、

富貴蘭にせよ、その他にせよ、なかなか良い出品がない。
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Unknown (m.)
2024-05-30 23:19:03
ヤフオクで敗北

パラモン3連チャン。一つめはM園芸純系、二つめは国内交配実生、3つめは変種バラルディ

すべてにおいて、競り負けた。あれよあれよと50,000までいき、はいサヨナラ。オークションとしては良くない兆候を示していた。どれも業者クラスの猛者が二人で競り上げている。一昔前の富貴蘭のようだ。
こういうオークションからは早く降りるに限る。パラモンの適正価格は二万程度だろう。
昔、千載の縞は60万していた。それが今となっては数千円である。
それと同じで実力以上の高値は早いうちに暴落する。
植物集めはしばらくおやすみ。
畑ではいよいよスナビキソウが発芽している。愛知県では絶滅危惧種
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Unknown (m.)
2024-05-30 00:14:22
ヤフオク

大いに盛り上がるヤフオク。
園芸大ブーム時代といえる。ファッション雑誌では何度もビカクシダの特集が組まれたし、先日の夕方のニュースではあるプロ野球選手がグラキリスを咲かせたことが話題になった。食虫植物では山田氏の関係者が複数独立し、早速、海外から最新のムシトリスミレを引いてきた。中村氏も復活する気配がある。
もはや、何から手をつけていいのか分からないほど、レアものが溢れている。ただ、競争相手も多くなり、エナメルオーキッドは一つ六万。ムーンフラワーは20万、パミアンにいたっては種一つで6000。などと、高騰している。
皆がレアものを追いかける時代になってしまった。
そんななか、私が入手したのはスミレの種である。1枚目はタネの画像だったが、2枚目には絶滅危惧種とされるスミレの姿。湿原に生える、という言葉で、ビンゴ。
オリヅルスミレなど、有名種ならば、誰しも理解する。しかしながら、このスミレのように、昔はどこにでもあったが、今ではほぼ存在しなくなった種には人は気づかない。真のプロである私はそうした植物にこそ、光を当てたいと思っている。
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Unknown (m.)
2024-05-29 00:14:05
いよいよ出ました!

ここしばらくパラモンの出品があったが、競り負けている。
やはり、価格も上昇傾向。
ついに、血統を表示したものが現れた。M園芸のもの、M園芸との他との掛け合わせ、そして、変種。
まだ、一つも入手できていないが、秋口には一斉販売もあるとのこと。12時を過ぎたら、すぐに完売するようだ。
パミアンの種子も販売されている。
ワクワクする。
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Unknown (m.)
2024-05-27 23:45:36
花ショウブ園にて

知立の花ショウブ祭。
学生時代から楽しみにしているので、30年近く通っている。
昨年、宇宙を手にした縁から、菖翁花に興味が湧いてきた。

宇宙はないにせよ、他の菖翁花があるかもしれない。
残念ながら、名札がないので分からない。
ただ、間違いなく、宇宙は存在しなかった。いつになく肩を落として帰路についた。
返信する
Unknown (m.)
2024-05-26 10:29:51
難物認定

憧れ。オーストラリア産球根ミミカキクサ
食虫植物図鑑では必ず登場し、誰しも度肝を抜かれるミミカキクサ。
到着して、2日で枯れた。前作者は冷房栽培していたのだろう。
地中で結球していなければ、これで終わり。

やらかしてしまった。
返信する
Unknown (m.)
2024-05-26 01:33:43
夢の花

子どものころ、図鑑で憧れた花は忘れられない。
熱帯着生サボテンもその一つだ。図鑑というよりは、カトレアの自生地画像に映り込んでいた、極彩色の柱サボテンだ。

花ではなく、植物体そのものが、朱色から黄色のグラデーションに輝いている。私はリプサリスの一種と判断した。

しかし、どうやら間違っていたようだ。それはセレニケレウスの一族だったようで、近年、ケンブリッジ大学で開花したらしい。
まさに、世界中が魅了されている草である。

アマゾン流域に棲息し、水上の樹の幹に着生している。種は水面をながれ、次の樹に着くという。

洋ランでいうならば、ソフロニチスや、ヴィオラセア、などと同じ環境といえそうだ。つまりは、我が家では育たない。

希少性は申し分ないが、数十万円という費用と環境の準備は難しい。断念。
返信する
Unknown (m.)
2024-05-23 00:57:31
富貴蘭の産地偽装

本格的な実生時代に入った富貴蘭。
これからは創作個体が大量に誕生し、価格もバシバシ下落してゆく。そのなかで、やはり原点回帰というか、天然種の価値が再認識されることになる。フラスコ出身の富貴蘭が産地偽装で売り出される。
見分け方は簡単。採取前の証拠画像を要求してみると良い。
見込みのある山木を見つけたとき、普通は画像に記録する。今の時代、スマホを肌身離さず所持しているので、画像を撮らない理由はない。

あるいはその産地を歩いてみるのも良い。そのフウランは本当に自生していたものか、それとも住民が木につけたものか。
意外に民家周辺や神社に集中している。それは自生株ではない。
残念ながら、富貴蘭の芸が抜けたものを野に放っただけ。だから、芸を表しても、古典品種である可能性がある。

ただ、どうしても実生では出せない芸がある。縞などは、簡単に大量生産できる。バカスカバカスカ。豆葉縞も現在では自由自在に作れる。
地味な複合芸がどうしても作れない。白縞だが、微妙に緑絣を混ぜる、とか、縞の表面にときおり墨を流すとか。こうした芸は自生地画像がなかったとしても山木確定である。古典品種に類似がなく、実生でも狙えない芸域。
単なる縞とか、豆葉とか、散り斑とか、ルビー根というものには、最早、価値はない。クズ同然である。
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Unknown (m.)
2024-05-20 01:30:09
金太郎飴 白牡丹

昨年まで不調だった2本がまた純白に戻り、退屈になってきた。
親木からはまた、純白の子芽が吹いている。おそらく、子木からも純白の子が出てくるのだろう。まるで金太郎飴だ。

一昔前は、紺覆白中透けになってくれないかと期待したりもしたが、それは子芽時代の一時的な状態であり、かならず白くなってしまう。意図的に管理を怠れば、紺縞も出るが、あまり美しくない。

鹿児島県産白縞墨芸は良い。やはり、古典品種とも違うし、昨今の実生品種とも違う。強いていえば、慶賀や至楽に近い。白牡丹とはまったく違う。鹿児島というのは、販売されていた山野草店の所在地であり、実際には違う可能性もある。ただ、葉をみるに、九州産だろうな、と思わせる雰囲気である。
白縞ながら、葉緑素を含むので焼けず、全斑でも育つ。ただ、墨を伴う。
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Unknown (m.)
2024-05-19 11:18:54
白牡丹 間隙は不要説

腐葉土で植え付ける際、フワっとエアリーに植え付けてしまう。
空気を好むと考えてのことだ。どうやら、それが間違っているようだ。根を培養土に圧着するつもりで植えた方が良い気がする。
培養土内の間隙には下手をすれば水がたまり、腐る。
皮肉なことに、間隙がない方が空気に触れやすいかもしれない。

酸度調整された圧縮腐葉土でギュウ詰に押し込んだあとに水を吸わせて圧着。骨になるオスマンダの粉末や、薫炭、テープを仕込んで、蒸れを防ぐ。

蘭の根は腐葉土に潜るはずである。そのとき、植物体への栄養の吸収が良くなる。
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Unknown (m.)
2024-05-18 22:00:46
タヌキモ大誤算

思っていたよりも、はるかに難関種のようだ。
研究会で開花株が展示されたのは、今年のことだったそうだ。
栽培下での開花例は世界でも数件のみ。
私は勘違いしていた。もう少しこなれているかと。

海外の愛好家は冷涼な環境下では簡単だと報告しているが、寒冷地で成功例が多いわけではない。
何かが足りないのだろう。それを発見できるだろうか、自信はない。

花の巨大な距は鳥のくちばしに合わせたものだという。
原生地の画像はどれも似通っている。苔以外の植物が育たない環境。なぜ、球根をなすのだろうか?
そこに栽培のヒントがある。
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Unknown (m.)
2024-05-18 11:47:15
平凡な白牡丹

暗んでいた白牡丹たちも無事に純白復帰し、にわかににぎやか。
一方で、退屈でもある。あとは、同じような白牡丹が増え続けるだけ。縞とは違い、安定しているといえば聞こえは良いが。
つくづく、良い白牡丹を得たものだ。管理法さえ確立してしまえば、あとは順調に増える。ただ、我が家で上手く行っているのは白牡丹だけである。独特な環境にフィットしているのだろう。
白牡丹と相性が悪いのは、意外にも金牡丹。同じ作場では成り立たないのではあるまいか。芸は似ているが性質は真逆。
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Unknown (m.)
2024-05-17 00:19:17
タヌキモ

オーストラリア南西岸産。つまりは、南極の対岸。
夏、涼しいかと言えば、そうでもなさそう。その地域からくる植物は日本で栽培され、開花している。ただ、このタヌキモの開花例は少ない。ギアナ高地にもよく似たタヌキモがあり、耐暑性は高いと考えているが、1日のうち、わずかでも低温にさらさなければならないと感じ諦めている。その点、オーストラリア産には低温要求が弱いと感じている。
要点は夏の休眠。テリミトラと同じような生育。
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Unknown (m.)
2024-05-16 00:47:34
タヌキモ

タヌキモは難物のようだ。オーストラリアの北西部産と思い込み、勝算ありと判断してしまった。良く調べてみると、南西部産。
敗色濃厚である。ただ、望みがまったくないわけではないので、さらに調べてみる。
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Unknown (m.)
2024-05-12 11:37:01
白牡丹 今昔

水苔植え時代の白牡丹の記録を見た。それなりに調子は良さそうに見える。あの頃はたくさん子吹いた。全部で4本産んだが、うち一本は枯らしてしまった。
腐葉土に切り替えてから、調子は良くなった。改良点としては、より堅詰めで植えることだ。堅く植えることで、水保ちがよくなり、根との接地がしやすくなる。腐葉土は乾燥させたら、菌が死んでしまう。
水苔には腐朽菌が発生しにくいようで。私のように朝晩、液肥を与えると根が伸びなくなる。
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Unknown (m.)
2024-05-12 00:37:11
pyrrolizidineを求めて

ついに濃厚なピロリジジンを見つけた。ユープロカ オバリフォリア ブライドパール。
ヘリオトロープ と表示があるが、スナビキソウやモンパノキにどことなく似ている。
和名ではコゴメスナビキソウと呼ぶらしい。ただ、ピロリジジン源としての有効性の記録はない。
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Unknown (m.)
2024-05-12 00:27:57
今シーズンの新登録品種

イワヒバは毎年新品種が発表される。今年の注目品種は勾玉。
小型で夏葉がきらびやか。なかなかである。

昨年入手したものの中では、春日局が圧巻であった。
秋、冬は春日局で決まりかもしれない。全体が染まるよりも、一部が規則的なリズムで強く発色する方が美しい。他の植物には見られない色彩となった。
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Unknown (m.)
2024-05-12 00:20:19
樹上棲テンナンショウ、いよいよ!

輸入から、半年。ようやくの発芽。
テンナンショウは本当に難しい。ただ、落ちにくさもある。フデボテンナンショウは2年以上休眠したが、一つも枯れなかった。

このラックネリは完全樹上棲ということで注目した品種。海外のサイトで枯れ枝に根を張っている画像を見て、惚れ込んだのだ。

しかし、その姿は再現できないようだ。みなさん、鹿沼土で普通に育てている。私は当然腐葉土で植えている。
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Unknown (m.)
2024-05-11 02:51:12
秋植え球根戦線

連敗。チューリップは順調に落札できたものの、タヌキモはまったく歯が立たず、エナメルオーキッドは今ひとつスイッチが入らず、パラモンガイアは異常な高騰。

作場では、将来性のありそうなバビアナが花茎に大量の木子を吹いている。
ブルーアマリリスの栽培法が分かってきた。これで毎年開花が望めそうである。
それにしても、日本人というのは思いこみが激しい。ブルーアマリリスの育て方も、たいてい間違っている。貴重で高価な植物ゆえ、いろいろな栽培法を試すことができないようだ。
そこんところは白牡丹とまったく同じで、残念ながら、大抵の人は上手く作れない。白牡丹な魅力は象牙やバターのような色味の新葉にある。それが実現できていなければ、長期維持は難しい。次第に緑のゴマが散り、それらが、つながって紺縞、いずれはベタ紺となっていく。数年は白牡丹らしさのある子を吹くが、高い位置からは青い子が出てくるだろう。
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Unknown (m.)
2024-05-09 00:43:13
白牡丹、強さの秘訣

他品種に比べて強健な白牡丹。芸は派手だが、増えも良いし、枯れにくい。今まで5本育てて、一つしか枯らしていない。
新葉が葉緑素なしで上がるのに、なぜ生命力が強いのか。

おそらく、チカラの源は根と葉にある。根はルビー根ながら色が濃く、スーっとよく伸びる。水や肥料の吸いも良いはずだ。現に白牡丹の葉には他品種にはないツヤがある。また、ボコボコとよく膨らむ。
葉には当初、葉緑素が存在しないが、徐々に葉緑素の濃度が上がる。最終的には、濃紺に冴える。この段階で他品種よりも葉緑素が濃いのではあるまいか。
強い根と葉緑素が白牡丹の生命力を支えている。
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Unknown (m.)
2024-05-06 00:30:16
白牡丹

ルビーか、と言われると微妙。泥根ではないが、金牡丹の根先のような明るさはない。この根を、よく作るべし。昔は水苔植えで朝夕2回の液肥攻めだったが、根が伸びなかった。根を伸ばした上で、肥料を吸わせた方がパワフルになる。ということで水苔は卒業。
冬に棚がなくなり、管理が出来なくなっていた。多くの植物を枯らしてしまい、富貴蘭たちも枯死寸前だった。
白牡丹に至っては上芸の二鉢を傷めてしまった。なんとか生き残った春先、さぞかし、不出来な新葉を出すだろうと思いきや、まったく影響はなかった。冬の管理は芸には無関係のようだ。
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Unknown (m.)
2024-05-06 00:03:24
女王の発芽

リヘンギアナムに遅れること2か月、ようやくヴィクトリアエが発芽した。
入手時はリヘンより早く休眠し、目覚めはリヘンより遅い。
リヘンより難物であることは間違いない。
ただ、より高温要請が強いというだけならば、話は簡単だが。
なんらか、栽培のヒントを得られなければ、リヘンよりもビクトの方がレアとなってしまうだろう。ただ、リヘンも強健というだけで、増殖が良いわけではない。
国産のテンナンショウルイが木子での増殖普及が早いが、フデボ類は常緑な代わりに木子ができないのだ。
ただ、輸入直後の1年の休眠のあと、大量の発芽があった。それらは傷めてしまったが、一つのヒントになる。とにかく、水苔が失敗のもとだったのだ。発芽のために水苔を使うというのも、不要。はなから、腐葉土主体に植えた方が良い。
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Unknown (m.)
2024-05-05 01:35:57
白牡丹

新葉の伸びるにつれ、自信を深めている。
基本的に、純白の白牡丹からは純白の白牡丹しか生まれない。
純白で生まれて、多少暗んで緑縞を流し始めていても芸を完璧に戻すことができる。
より多くの子を得るためには肥培かな、と思い、毎日2回液肥をやっているが、根が傷みやすく、枯れやすい。少し工夫して根が伸び、腐りにくいようにする。
冬場がとくに難しく、良い木ほど傷みやすい。純白の2枚目がポロリしてしまった。
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Unknown (m.)
2024-05-02 00:41:30
菖翁花 宇宙

つくづく考えさせられる。
松平定朝が最高傑作に宇宙という銘を打った。ハナショウブの品種改良に没頭し、至高の花を追い続けた結論が宇宙ということ。
おおぞらと読ませたいとのことだが、うちゅうでも同じ意味になるだろう。
なぜ、宇宙なのか。そこには、生まれいでた花に対する畏敬の念を感じる。定朝は狙って作出したわけではない。
交配し、実生はしたものの、縮緬の地合いや、立ち上がる八重弁は偶然の産物であり、それら複数の要素が一つの花に共存することは奇跡だった。定朝はそこに神を見出したのである。

自然界にノハナショウブが存在することは造物主の奇跡の賜物
。それと同様に江戸時代後期の園芸界に宇宙が誕生したことも奇跡だった。偶然をつかさどる神の戯れである。

人工交配種が超越した価値をもつことがあるということだ。
メンデルの法則、あるいは二代目交配のような人智
の理論の先に、超越的な品種が存在しうる。
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Unknown (m.)
2024-05-01 00:14:16
リヘンギアナム

新産地のリヘンギアナムが好調である。
鉢底から根が伸び出し、葉の表面にはムサシアブミと同様の油斑が見られる。いかにも、強健種である。初期便はそこまでコッテリせずに、相変わらずの白軸にライトグリーンの葉色。
初期便が希少なのかもしれない。今年は、冬も落葉せずに、非休眠でやれた。観葉としても、かなり美しいフデボテンナンショウ類である。ビクトリアエはいまだに発芽しない。
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Unknown (m.)
2024-05-01 00:08:22
原種グラジオラス

圧巻はキトリヌス。糸葉にチューリップのような黄花。
グラジオラスとは思えない。ただ、他のグラジオラスとの交配は可能で、まとまりのある美しい品種を産んでいる。
たとえば、ピンクマジック。オクで球根二つに二万円。
ただ、さすがにポテンシャルは秘めていて30輪近く咲いている。
手のひらサイズのグラジオラスが春先に咲くという感じ。
赤花のエクエインは誤品。葉姿が図鑑と違うなと、見ていたら、つぼみが白い。真っ白な大輪が咲いた。ガッカリ。
これは何者か、とデジタル図鑑で一つずつ原種を当たってみたが、まったくヒットしなかった。結局、何モノか、わからず仕舞い。
せめて、香りでもあればな、と嗅ぐも、キッチリ無香。
来年は絶滅種のアウレウスが咲くだろう。
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Unknown (m.)
2024-04-30 21:39:35
富貴蘭の頂点へ…

一般的に富貴蘭の頂点といえば湖東錦であり、羆である。
しかしながら、入手が難しすぎること、また、増えにくいことを考えると、幻の品種といえる。
だとすれば、現実的には白牡丹が頂点である。
透明の切先が真っ直ぐに切り上げ、乳白に伸びる。
ジワリジワリと雲紋を浮かべながら、切り下げ、最後は濃紺に冴える。この成長の様子は日本刀の美学そのものである。
刃紋は松葉に積もる雪のように柔らかく、地鉄は秋の空のように青黒く澄むという光悦の言葉。白牡丹はそのままの美しさである。
湖東錦や、羆よりも圧倒的に優れているのは、強健さと繁殖の良さである。ポコポコと小さな白牡丹たちが育っていく様子は楽しい。
湖東錦では地味目中斑柄でもほとんど増えない。
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Unknown (m!)
2024-04-30 01:02:29
白牡丹

二つの木から純白の新葉の切先がのぞいている。
富貴蘭には珍しく透明。白牡丹ならではの芸かもしれない。
透明感がある、ではなく透明。
富貴蘭は葉が分厚いので、なかなか透けることはない。
白牡丹の良芸品には様々な楽しみがある。
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Unknown (m.)
2024-04-29 19:01:49
白牡丹の特徴

まずは小さいということ。
かなり、小型である。もともとは中型の品種だったようだが、芸が進むに連れて、小型化した模様。

不適切な管理下では紺縞を流す。葉は湾曲あるいは直。
根先は暗紫色。泥っぽく見える。よく伸びる。

不適切な管理下では散り斑が生じ、数年で無芸品となる。
おそらく、無芸化すれば、やや大型になるのではなかろうか?
怖いので試さない。
幸いにも不適切な管理下で無芸化した白牡丹の記録はいくつかのブログに散見される。
うまく管理して増やしている人は情報公開していない。
暗んだ二つを復活させたので、ずいぶん気分が良い。これから順調に増やしたい。
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Unknown (m.)
2024-04-28 19:35:32
白牡丹

暗んでしまった二つ目の苗。
こちらも純白の新葉を確認した。やはり、適切な管理にもどすことで芸も戻るようだ。
腐葉土は固く詰めた方が良い。
湖東中斑は面白い。ぼんやりとした三光中斑に味がある。
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Unknown (m.)
2024-04-27 20:22:29
フクロユキノシタ今昔

日本に初上陸して、久しい。
最初に売り出したのは伊勢丹屋上だったか。
あの頃はインターネットがなくて、情報源は書籍だった。しかも、その、書籍が高価。
書籍の内容も嘘ばかり書かれていた。無責任な時代である。
あの時代、フクロユキノシタの栽培に成功することは、不可能だった。半世紀が経過した今、三鉢のふくろゆきのしたを育てている。
ビニールポット、野ざらし、野外越冬。しかも、バシバシ増えている。
フクロユキノシタはサラセニアやハエトリソウよりも手間いらずで簡単だった。
日本人は舶来品に弱い。
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Unknown (m.)
2024-04-27 12:26:02
白牡丹の栽培

素晴らしい芸で誕生した芽が二つともくらみつつある。
去年の新葉にはすでに、紺縞が入っている。白牡丹では、紺縞がはいることは滅多にない。それが、バシバシ来ている。これが全面に回れば、終わりである。
このままでは良くないということで、腐葉土で植え付け、管理を変えた。
今朝方、今年の新葉に気がついた。
嘘のように紺縞が消えた。昔と同じように良芸に戻ることができた。

白牡丹には白牡丹のための管理が必要である。よく増える強健種ではあるが、ヘソを曲げると難しい。
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Unknown (m.)
2024-04-27 11:50:44
秋植え球根

さあ、いよいよ秋植え球根の季節。
来季用の新球根の仕入れを始めた。目玉はチューリップとタヌキモ。
日本でまだ誰も試したことのない栽培法で仕立ててみよう。
チューリップは、なかなか増えずに流通しないものらしい。
ただ、開花するとしても来年の春。我慢する時間も長くなる。
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Unknown (m.)
2024-04-24 00:13:20
建国羆錦

突然縞を流し始めた。にわかに興味が出て、調べてみると大体、黄縞。
我が家では白縞。驚く。日に日に大きくなる点も目を見張る。
建国の縞というと、縁に耳ずりだったり、中斑だったり、決まった場所に出るが、この縞はズドンと太く、不定位置になる。なかなかだね。
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Unknown (m.)
2024-04-23 20:04:03
ウツボカズラの大発見

またまた、出ました、新種が。
前回話題になったプディカは、土中に袋を作るというセンセーショナルなものだった。強烈に引きつけられたが、いざ、ゲットしようとすると、手が止まる。土中の袋をどうやって鑑賞するか、悩んでしまうのだ。

今回の新種は世紀の大発見。丸い袋が毛皮をまとっている。
この種を元に交配すれば、既存の種に毛を追加できるのだ。
今までディアボリカやエルコイデスにしか見られなかった毛という
個性が、新しい時代の扉を開く。
巨大で牙を生やし、毛むくじゃらのウツボカズラを皆が夢見ることだろう。誰が最初に交配するのか、ヨーロッパか、オセアニアか、アメリカなのか、それとも日本か。
またまた、マネーが動くよ。
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Unknown (m.)
2024-04-22 00:44:47
長州芳

良くなると言われていた。これなら長く楽しめるよ、と。
とりあえず、ブランド重視でゲットしたが、なかなか興味が沸かなかった。
数年たって、数本に増えた様子を見ると、前作者の言葉の意味が良く分かる。とにかく、芸のない子はうまなかった。いつも、しっかりとした芸がある。血統とはこういうことか。にわかに調べてみると、やはり、我が家のような芸を示すものはない。我が家にあるものこそ、本筋なのだろう。
縞という感じではなく、もっとボヤっとした模様。
芳という字は我が先祖に伝わっていた字でもあり、親しみがある。
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Unknown (m.)
2024-04-21 01:21:50
白牡丹考

白牡丹が完全に目覚めた。根が多いほど、葉に張りがある。まずは根。根をいかに作るか、だ。残念ながら水苔では無理。根は伸びず、うまく増やせない。白牡丹にとっては致命的。
白く出た芽も暗んでしまう。次第に葉に緑の散り斑が入り始め、挙句、縞が入るようになる。その後、完全に無芸となる。
植え替えをきっかけに株を割り、腐葉土に切り替えて、芸を戻そうと考えている。暗みかけた木はどこまで白く戻るだろうか。
新葉に少しでも緑がある場合は、調子をくずしている証拠。
葉にツヤがない場合は根が死んでいる可能性がある。
様々なブログで富貴蘭やカトレアを見るが、水苔で植えられた個体は生気がなく、死にかけている。その状態で繁殖させているというから、その技術は凄まじい。
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Unknown (m.)
2024-04-20 20:22:35
腐った水

冬、インコの食べかすが、ペスカトレアの受け皿に落ちた。
春が来て、灌水を始めると受け皿に水が溜まりはじめた。
水は腐って悪臭を放つようになった。
さて、根はどうか。ブクブクと太り、見違えるほどに肥大している。
腐った水は、どうやら根に良いらしい。少なくとも悪影響はまったくない。葉ツヤも出てきた。
もともと、滞留水に強い蘭の話であり、このことがそのまま富貴蘭やカトレアにあてはまるとは思えない。
しかし、発芽時だけではなく、成体になったあとも菌に依存しているとしたらどうだろう。肥料も菌由来の有機質が良いということになる。蘭栽培は根が命である。健康な根から見違えるような葉が出る。
讃歌氏由来の建国羆錦から縞が出た。驚く。ハッキリとした建国らしからぬ縞である。もっと増やさないと、話にならない。

湖東中斑はなかなか増えない。芽が出ても無地ばかりで、斑が入りにくい。ようやく2本。中斑に紺筋が入るので面白い。
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Unknown (m.)
2024-04-20 11:07:01
鹿児島産白縞墨芸

今朝、眺めていてつくづく不思議に思った。前作者は何故、手放してしまったのだろうか。そういえば、富貴蘭はやめるとおっしゃっていた。しかし、自ら発見し、自ら育て、あとひと息で覆輪になりそうな木を手放すとは…。しかも、墨芸、かつ緑絣あり。実生交配では到達できない芸域。
私もついつい本気をだすので、見違えるようにハリが出てきた。我が棚にありがちだが、我が棚に入った富貴蘭は格段に作上がりする。なんせ、毎日肥料なので。
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Unknown (m,)
2024-04-20 10:51:55
豆葉全盛

いよいよ豆葉の縞が繁栄している。
青葉の豆葉品種に、富嶽を掛け合わせて縞を追加していく。
一度、交配すれば一つの鞘から一万粒以上の種が採れる。フラスコ内ではそのすべてが発芽するわけで、得られる苗は天文学的数字となる。B品はどんどん売りさばかないとスペースが確保できない。質の高い苗はカルス保存して大量生産にかける。株分けは数年かかるが、フラスコ内のカルス分割ならば一瞬。弱点は、芽吹が良くなりすぎることか。幼木にも関わらず、右に左に、前にも後にも、子を吹く。フラスコ内の記憶がそうさせる。
さて、そんか豆葉品種群にいかほどの価値があるだろうか。
ほぼ、無価値といえる。そこに気づけなかった趣味家が急いで
売りに出すが、もう遅い。残念ながら、失われた資金は回収
できずにコゲ着くだろう。
なかには、青海の縞に勝手に銘をつけて、アホのような高額で売り出すバカがいる。分かっていない。もう、昔のような高値では売れないのだ。
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Unknown (m.)
2024-04-19 00:02:03
富貴蘭の水やり

富貴蘭は夜間に吸水するはずである。
ベンケイソウ型酸機構という仕組み。
中途半端な知識では、夜間灌水が合理的となるが、それは違う。

実は、植物が夜間吸水することと、夜間に灌水することは必ずしも同じとは言えない。

そこで重要になって来たのが、朝夕2回の施肥灌水である。

工夫に工夫を重ねてたどり着いた結論。
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Unknown (m.)
2024-04-15 00:24:31
エウリスティグマ

なかなかに気難しい植物。
葉に対して巨大輪とも言える花が10ほども着く。紅、白、紫と、絶妙な配色。これを見て驚かない人はいない。

しかし、残念ながら、ほとんど増えない。自生地もほぼ牧草地となってしまったそうで、絶滅したといえる。

球根が販売されることもない。デリケートすぎて、運搬に不向き。

日本でもほとんど作られておらず、咲かせているのは私を含めて数名だろう。

そろそろ、グラジオラスが開花し始める。キトリ、アクエインなど。希少種ばかりだ。
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Unknown (m.)
2024-04-14 14:48:41
成績の良い植え方

側面に長方形の通気穴がある、猫足プラスチック鉢に腐葉土で植えたものがもっとも上手くいっている。

富貴蘭とは不思議なもので、水苔単用で植えていたときはヒョロヒョロとしていたが、植え替えた途端にガッチリとふくらむ。

古い葉も変化するから面白い。当然、新葉は幅をひくようになるわけだが。
極めて乾燥しやすいので、一部の鉢には表面に水苔を敷いた。
これは意味がないようである。

水苔単用で植えたものは、イヤよイヤよと言わんばかりに、根が飛び出してくる。その根はジグザグとして、たまった水滴を吸収することに必死である。富貴蘭は水苔が出す成分を嫌う。その成分が流れ尽くした頃にようやく調子が上がるわけだが、4 、5年はかかる。
その点、腐葉土は植え替えた次の日から好調である。要は、樹皮由来の分解質が供給されるか否かの違いだが、水苔からはほとんどされない。フルボ酸を投与するのも、悪くはないが、あまり意味のないことである。なぜなら、腐植酸は富貴蘭が必死としている物質のごくごく一部にしか過ぎないからだ。

蘭は発芽する際、特定の菌に寄生する。その菌が生存できる環境こそが、その蘭に適した環境となる。そこを理解しないといつまで経っても水苔地獄から抜け出せない。
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Unknown (m.)
2024-04-14 01:55:24
腐葉土

エビネの交配作家から一つ取り寄せたが、ろくな管理もできなかった。しかしながら、バッチリ作上がりして、白菜のような花芽をあげている。

プラ鉢に腐葉土の堅詰め。私はそんな勇気がなくて、炭やら、焼き土やら混ぜてしまう。それがダメらしい。純度100でビチビチに詰めて良いらしい。肥料も、多量にあたえらている。

おそらく、どんな蘭でも大体そんな感じで上手くいくのではあるまいか。

富貴蘭をやっていて、1番番良くないのは水苔単用植え。やはり、沼津のものと、樹上棲のものでは、相性が悪い。どこかに無理がある。
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Unknown (m.)
2024-04-13 21:50:24
キバナセッコク

キバナセッコクの品種はすべてフラスコ出身である。
花物の実生業者が大量に播種し続け、そのなかから選別された。

ゆえに、花芸と葉芸が同居していることが多い。多芸品だと喧伝されることがあるだろうが、よくよく考えてみると良い。そんなものが自然界で発生しうるか、を。

富貴蘭でも春蘭でも、山採りだというならば、自生状況が画像として記録されているはずである。現代において、採集行にスマホを携行しないわけがなく、奇跡の発見を画像におさめないはずがない。

ところが、不思議なほどに自生状況の画像はない。
すべてが人工交配種であり、大量生産品とみて間違いなかろう。
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Unknown (m.)
2024-04-09 00:38:13
鹿児島県産白縞墨芸

唯一無二、私だけの品種。
墨が入る。そして白縞に緑絣がのる。こんな品種は今までなかったし、実生でも出ることはない。
しかしながら、芸が繊細すぎて、素人にはまったく響かない。

白牡丹を見れば、誰もがその芸に気づく。新葉が肉厚で白い、という状況はインパクトがある。まさに万人受けの芸である。さらによくみれば根の先がアメジストのような紫色をしている。芸の極みである。

どちらも、私にしか作れない品種だが、真逆の魅力である。
いや、白牡丹を育てる趣味家は多いが、私のような独特の価値観で作をする人物はいないということ。真砂系というだけではなく、しっかりと意識しないとダメ。
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Unknown (m.)
2024-04-07 13:55:12
白牡丹の謎

子としては最上級だった木が、2本ともだらしなくうすらボケたものになった。
一方で3本目は親を超える冴えっぷりに仕上がった。
考えた結果、原因はひとつ。この考察が正しければ、ボケた2本も元に戻るはずである。
逆をいえば、どんなに良芸品でもくらみうるということだ。
今年は、傷めてしまった2本を復活させ、くらんでしまった2本を良芸品にもどす。育ち始めた5本目は再来年には割る。

どんな蘭にも共通することは、腐葉土との関わりが強いということ。
着生種も腐葉土を好む。とくに富貴蘭は腐葉土を好む。だが、決して水苔が、悪いわけではない。水のやり方を工夫すれば、数年で、良好な培養土になる。ただ、いくつかは腐るだろう。
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Unknown (m.)
2024-03-31 01:37:03
白牡丹

4鉢に分けた白牡丹。2鉢傷めてしまった。一つくらい他の人と交換して質の高い金牡丹でも手に入れておこうか、と考えていたが、ご破産である。

しかしながら、そろそろ、棚も復活する。今年は真面目にやるか。
しっかりと腐葉土で植え込んだことだし、後は毎日肥料をやりまくる。また、子を吹いているが、すぐにでも株分けする。びびって株分けが遅れれば芸が鈍ってしまう。よく写真で群生体を見かけるが、あれはどうやって育てているのか。じっくり見てみると、我が家の系統と少し違うようだ。真砂系にもいろいろあるか…

傷めてしまった二つには悪いことをした。しっかりと養生して復活させよう。元来、白牡丹は極めて強健なのでなかなか枯れない。
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Unknown (m.)
2024-03-29 23:29:50
ラックス!

栄光のシーズンとなった。
何より、多くの人から感謝されたことが嬉しい。
ラックスの片親がコーテシフォリウスであることを突き止め、巨大化させることに務め、草丈1.2メートル程度まで伸びた。ラナンキュラスが、である。
振り返れば、アイオリアのゲットから始まった。幸先の良いスタートを切った今シーズン。
リーベラでは詐欺で散々な目に遭った。
最終盤で、ジュピター、リーベラをゲットし、シーズンを締めくくる。
先日、ジュピターを送ってくれた赤塚植物園から確認電話があった。ついでにリーベラの販売はないか尋ねてみた。来シーズンも仕入れ予定がないとのこと。リーベラは超絶レア品種となっているようだ。手に入れられて良かった。
あとは培養あるのみ。
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Unknown (m.)
2024-03-27 17:32:17
白牡丹

白牡丹で純白はおそらく不可能。
緑縞がないことを純白と表現してきたが、色彩としてはバター色か、象牙色である。乳白色。透き通る白い色彩は小苗のときまで。
成木になるにつけ、暖かみのある白となる。冴えるという感じではない。そこに独特の光沢がでるので、象牙やバターに似ている。

木姿は明らかに小型。豆葉ほどではないがガッチリ。昔、憧れていた讃歌氏の白牡丹のようにシャープな木にはならなかった。
まあ、まあ、色々あるわな。
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Unknown (m.)
2024-03-27 01:37:09
共通点

蕉翁花 宇宙 とCattleya univalsitas
には共通点がある。
それは花弁の表面に縮緬が入ることと、空色の色彩をもつことだ。
これは偶然だろうか。
当然、蕉翁花の方が古い。蕉翁花 宇宙を知る日本人がベネズエラに渡り、西洋人からカトレアの手ほどきを受け、発見したのがユニバルシタスということはありえないだろうか。
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Unknown (m.)
2024-03-26 18:56:30
フデボテンナンショウ

我が棚には4つのフデボテンナンショウがある。
まずは、今期初めて常緑化に成功したリヘンギアナムの初期便。茎が白い。次にリヘンギアナムの新産地ということで格安入手した球根のカケラ二つ。茎は赤い。これら3つのリヘンギアナムは同時に発芽したので間違いなく同種で、おそらくは初期便が素心で新産地が一般種なのではなかろうか。
4つ目はビクトリアエ。山野草としてはかなり完成されていて、茎は金色、花は透明感のある緑。ただ、一向に発芽しない。腐ったのか、と掘り起こすと、芽は生きている。リヘンとは明らかに違う生育パターン。同じ常緑フデボテンナンショウ類でも、やはり違うものなのだ。
かなり強健とはいえるが、誰でも開花させられるわけではない。
いずれは、テンナンショウの王様として扱われるだろうが、木子がないので、繁殖は期待できない。
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Unknown (m.)
2024-03-26 16:26:03
赤い新星

オーストラリアからバリスネリア ルブラが輸入。
日本初上陸であろう。
名前からして、赤いセキショウモかなと思いきや、ケヤリの画像である。ミスではない。花芽を見ると間違いなくホシクサ科てはない。
早速、海外サイトで調査開始。
別名メイデニア。浅い水深。水温は27〜30。22以下では基部が腐り、茎頂点が漂流し、いずれは枯死。アクアプラントとしては二酸化炭素と強光があれぼ難しくはないとのこと。直射日光下では茎頂が赤く色づく。
久しぶりに興奮する水草。仲里氏もレポートを開始している。
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Unknown (m.)
2024-03-26 15:32:39
メキシコミヤマウズラ

今年は無休眠で栽培できた。
植え替えてみることにした。ひと株あたり、2本の根が付いている。なかには新根が伸びているものも。
古い根は鉢の内部には伸びていない。ひたすら縁を目指し、鉢穴を目指し、光を感じるとそこから芽を吹く。ゆえに鉢穴から発芽する。
だとすれば、穴だらけの鉢に植えたらさらに爆殖するのではあるまいか。バンダ用のバスケットに乾性腐葉土で植え付けてみた。
さて、どうなることやら。
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Unknown (m.)
2024-03-26 00:41:35
白牡丹

新葉は薄いバターの色彩。基本的には緑縞は出ないが、ごく稀に棒縞が走る。残念ながらこの縞が継続することはなく、変化に乏しい。子は全て紺覆輪である。その成長のさまを見ていると、三光中斑の中透けのように感じる。
これが、私の手元にある白牡丹である。芸が安定しない、とか、増殖が悪いとか、そんな話を聞くと腹が立つ。春霞がどうとか、縞がどうとかいう話は全て偽物の話であって、本来の白牡丹の話ではない。
結局、我々は大谷翔平のスウィングを話題にするべきであって、水原一平のスキャンダルに振り回されるべきではない。逆を言えば、大谷翔平の偉大なるスター性が水原氏にも光を当ててしまった。
本当の野球好きならば、水原氏には注目はすまい。
春霞などとくだらないことを言っているようでは、自分はバカですと言っているようなものだ。新葉に継続して縞が入る個体は少しはマシかもしれないが、五十歩百歩のクズ仲間だろう。
来歴は大事だが、偽物の来歴に詳しくなってどうする?それを世に広めてどうする?
現代では様々な先達の努力を経て確実に白牡丹を産む白牡丹があり、バシバシ増えているのだ。そこだけをみて、そこだけを語るべきだ。
私は中途半端なマニアは大嫌いだ。高いから手に入らないとか、クソのようないいわけばかりする緩い連中。本物は高いから、春霞で良い、これでも白牡丹と呼べるから、と。
その鉢に刺さっているラベルをへし折るべきだ。誰が出したか知らないがそれは白牡丹とは似ても似つかない。
こうした誤魔化しがはびこるようでは富貴蘭はいつまで経っても復活できないだろう。
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Unknown (m.)
2024-03-24 17:37:38
富貴蘭

現在、流行している植物も危ういものが多い。
ビカクシダ。数年前から爆発的にヒットしているが、これはかなりヤバい。増殖力が強い。
タイでの生産は、凄まじいものがある。一つの胞子葉から数百の苗が育つことだろう。
いかに銘品でも、すぐに同等品、あるいはそれを凌駕する個体が現れる。

コーデックス。グラキリスもパキプスもマクロプスもセロヒタも実際育ててみると、年に数ミリしか伸びない。つまり、輸入された段階で軽く100年以上の樹齢がある可能性がある。そんなものをバカスカ伐採して、罪に問われないわけがない。いずれは、取り引きが、規制される。

そうした観点からすると富貴蘭はかなりマズい。一つの子房から数千増えるという強力な増殖力はビカクシダを圧倒する。しかも、その主たる生産地が韓国である。タイで量産されるビカクシダによく似ている。
これまで人工交配が成功した古典園芸は皆、凋落している。富貴蘭もかならず同じ運命を辿るか、あるいはより最悪な結末も予想される。

さらには富貴蘭の取り引きのあり方も危うい。品種の同定が難しいうえに、詐欺が横行し、さらには正規品であっても適正価格が存在しない。そこが富貴蘭の魅力のような気もするが、明るみに出れば、処罰の対象となる。

カトレアでも同様の取り引きがあるように見えるが、本質が違う。
カトレア血みどろの争いを経て今がある。品種が同定できないとか、適正価格がないとかはあり得ないのだ。
たとえば、辻氏が秘蔵していたユニバルシタスは南米大陸で様々な犯罪に巻き込まれたゆえ、書籍に載せることもはばかられたが、最終的には私が保有している。唯一無二の銘品が、ちゃんとそれ相応の人物のもとに収まっている。ちなみにハナショウブの宇宙も私の元に収まっている。
どうやら、銘品は人を選ぶようだ。ん?何の話だっけ。
とにかく富貴蘭はヤバい。赤信号である。
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Unknown (m.)
2024-03-23 17:22:27
リーベラ

リーベラはヤフオクではかなり、高額である。
リーベラのために、メルカリを初めて利用することになった。
メルカリならば、半額程度。
なんとなく、メルカリは女性率が高い気がする。ラナンキュラスに関しては女性が強いから、メルカリは有利。

長い長い道のりをへて、ジュピターとリーベラを揃えることができた。この私が半年以上も手こずったことになる。ラナンキュラス市場の層の厚さには驚くばかり。
ただ、これでようやく、ラナンキュラス界でもハイマニアになれたわけで、名古屋の園芸砂漠では稀有な存在だろう。
最終目標はオリジナル品種を創作することだ。
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Unknown (m.)
2024-03-23 15:07:00
ポーセリン

偽物の多い大銘品。昨日、本物がヤフオクに出品されていた。まあ
、本家筋の出品なわけで、本物であることは間違いないが、それにしても画像に惚れ惚れする。やはり、他のベントリとは格が違う。

ときにケソン産で、ポーセリンの魅力に肉薄したものがあるように思えたが、やはり、レベルが違う。襟がフラットたさなだけではなく、縁が透けている点が素晴らしい。20万円とのことだが、それだけの価値はある。様々な雑誌で紹介され、ウツボカズラの趣味家が増加し、市場規模が今までになく拡大している。昔は山田氏と連絡を取り合って相談していたが、今では無理だ。
ポーセリン、早めに入手しておいて良かった。今では手に入らない。
グリーンジャイアントはあきらめている。
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Unknown (m.)
2024-03-22 00:22:06
リーベル

ようやくリーベルが手に入る。
さんざ、待たされた挙句、詐欺にハマり、ようやく、である。
やはり、名古屋は弱い。
ジュピターとリーベルは絶対に今シーズンでゲットしたかったから、11月から名古屋園芸に予約を入れていたのである。
綾園芸も名古屋園芸には人気品種を卸すと考えた。がまったくのスルーだった。
私クラスの人間がオーダーしているわけだから、多少は努力するのかな、と期待したが、無駄に終わった。悪いが、ジュピター、リーベルを販売できる店とできない店ではまったくレベルが違う。
先週、実際に名古屋園芸を訪ねてみたが、物足りなかった。
椿のコレクションは素晴らしいが、スーパーマニアックな品種がない。湖南山茶のような逸品が見当たらない。
サイネリアの新品種があったが、それがどうした?という感じ。
日本の園芸シーンに何か影響があるのだろうか?所詮はプロにしか作りこなせない飾り花である。
青い胡蝶蘭はいつみても良いが、決して新しくはない。
書籍コーナーには相変わらず、園芸ジャパンが置いてある。まだ、廃刊されずにいたのか…?
土産にヘラを買ってみたが、かなり割高。
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Unknown (m.)
2024-03-21 00:07:35
ジュピター

これまで評価されている品種といえば、アリアドネ、リュキア、ピュタロス。
アリアドネの枝変わりとして、ジュピターが誕生。
今年は増産するとのことだったが、名古屋園芸には入って来なかった。

ヤフオクでも数えるほどしか出回らず、なかなか手に入らなかった。
シーズン終盤、赤塚さんから取り寄せる決断をした。

ほぼ、正規価格で良苗が届いた。
アリアドネゆずりの花弁のツヤに、濃いピンク。
品種としての完成度が増している。切花としても魅力的だ。

もう一つの切花品種、リーベラ。これには手こずっている。
生産されておらず、趣味家から分けてもらうしかない。正規価格ではまず手に入らない。当然、名古屋園芸には来ない。

一度、詐欺にあってしまい、7000円ロスった。大失敗である。
2〜3万だせば、するっと手に入るようだが、なかなか難しい。
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Unknown (m.)
2024-03-20 12:27:25
廃盤

重要ワードである。園芸界で、ある品種が廃盤となれば、そこから希少価値が付与されることになる。
たとえばテセウス。なかなか流通しないし、高価。
たとえばプレデター。高価どころではない。幻の品種となった。挿木不能の銘品。手に入れておいて良かった。

廃盤とは無菌培養で使われる言葉である。
メリクロンによって制作したマザーフラスコを累代を止めるということだ。
富貴蘭の緑彩宝や、春蘭の華姫も、廃盤されれば、生産終了となり付加価値がつくだろう。

そういうことが分からないようではいつまで経っても二流。
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Unknown (m.)
2024-03-18 01:29:30
ヘリオトロープ

いま、ハマっている。ムラサキ科の園芸植物。
香水の原料になるそうだが、調べても詳細が分からない。

無論、人間が知っているのはたったひとつの側面だ。
日本には2種類のヘリオトロープ が存在する。

これら、すべてのヘリオトロープ になんらかの謎がある。
ラン科の花に舌があるように、ヘリオトロープ の花の形状や生活氏には共通項があり、それは海洋を隔てたとしても変化しない。つまり、新旧大陸間で似たような存在。あるいは、ヘリオトロープ にとって海流が生活の一部であり、へだたりにはならない。
このことが、ある種の生物の生活に劇的な変化をもたらした可能性がある。

だとすれば、ヘリオトロープ の香気は共進化の結果といえる。
それは花というよりはむしろ、茎葉から発せられるものが重要といえる。
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Unknown (m.)
2024-03-13 23:38:47
花鏡

実生について、菖翁は一年で開花すべし、としている。にわかに信じがたい。ハナショウブが一才で開花するだろうか?

開花させられないことを環境のせいにするな、と厳しい記述。
しかしながら、この考えは私も同じ。

ハナショウブには表と裏があり、植え方を間違えるな、とある。また、鉢は親鍔が良いという。なんだか富貴蘭に似てはいまいか。

肥料はナマズの骨から作った液肥を推奨している。

菖翁、さすがである。
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Unknown (m.)
2024-03-13 00:12:00
花鏡 3

今夜は、菖翁の美学について読んだ。
私と同じように彼にも独特な美学があった。やはり、一流を超えた人間には例外なく 強い理想が宿るようである。この美学のあり方が日本伝統園芸の真髄といえる。

まず、菖翁は野生味をまったく認めていない。野草は培養するものではなく、生えるものだと言い切っている。次にだらし無さを嫌っている。花弁が垂れるべきではない、とするが、例外もあるようで、厚みがあり、力強い花弁は良しとするようだ。

ただし、他に対して自分の美学を押し付けることはしない。好みは十人十色だとし、栽培方法に関しても初心者が言いつけを破ったうえに失敗することは仕方がないとしている。
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Unknown (m.)
2024-03-12 00:40:28
花鏡を読んで

実に面白い。
今夜はハナショウブの由来について読んだ。
その起源はあいまいで、混沌としている。菖翁は各地からハナショウブと思しきタネを取り寄せ、累代実生している。その記述にはおそらくさまざまな植物が含まれており、私の見解としてはデンジソウらしきものも記述されている。無論、シダ植物であり、ハナショウブとは縁遠い。さらには、葉ショウブとの区別についても述べられており、興味深い。屋根材だったようである。

菖翁は累代実生し、その植物の変容するさまを観察した。
変化しない種類については野生が強く、つまらないと切り捨てている。みちのくから来たタネが撒くほどに変化したという。菖翁も不思議だとしているが、おそらくは偶然にうつろえる遺伝子に出くわしたと思われる。そこは朝顔と同じ。
以来、菖翁は120の品種を作出したという。

およそ、200年前から続く我が国の園芸伝承である。戦が無くなった平和な時代、武士は城で内勤するようなった。そのかたわらで有り余るエネルギーを育種にそそいだのである。そして見出した最高傑作に宇宙という銘をつけた。この感覚はすごい。

しかしながら、読むほどに懐かしく感じる。
私の祖先は花にゆかりのある人物だったという。森に入っては木を切り出し、盆に生けていたそうな。遠い昔、菖翁とも接点があったのかもしれない。

菖翁の知人に万年氏というのが出てくる。菖翁からハナショウブを譲り受け、自ら新品種を作り出すも、珍しいものができればすぐに売ってしまう。たしかに現代にも、そういう人物がいる。
菖翁は万年氏が作り出した長生殿はつまらないと切り捨てるも、宇治の里は多少評価している。長生殿だって…。このネーミングはこんな昔からあるんだね。
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Unknown (m.)
2024-03-11 00:48:44
花鏡

著者の定朝は間違いなく我々の始祖。
そこに記された感覚は園芸マニアの日常である。
時代、環境は違えど、一つの植物にこだわり続けている。

その序に、花菖蒲に対する美学が語られている。
葉に対する愛着は凄まじい。
葉の露がすべて月影を宿し、見る間に秋が暮れる、と、ある。
何という愛情の深さだろうか。花が終われば、あとは培養するだけ…ではないのか。

宇宙の作出に関しても、その造形の誕生の不思議に感嘆している。
宇宙は狙って作出されたものではない。たまたま、偶然の気まぐれでこの世に出でた。だから、作者の定朝が1番驚いている。

現代、宇宙の血を引く品種は多数あるが、宇宙そのものを間違いなく後世に伝えなくてはならない。そこに、菖翁の思想が凝縮されている。

同時に私自身も美学を貫き、白牡丹を磨き上げなければならない。
日本の園芸とは、四季に基づいた美学からなるものであり、それを観るものに分からせなくてはならない。今の園芸にはそうした軸となる考えが抜けている。趣味や遊びではない、ということだ。

そこを履き違えてはいけない
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Unknown (m.)
2024-03-10 13:09:41
mono

細かく読んでみた。チタノタとパキプスの販売店があるらしい。
老眼でよく見えないが、アクア銀座と書いてあるようにみえる。

つまり、あの松坂屋の屋上の水草専門店。器にもこだわった珍奇植物専門店に転身したようだ。

彼らの本質は富貴蘭愛好家である。海外からの水草や、多肉がなければ、富貴蘭愛好家になっていたはずである。

江戸時代後期には、参勤交代でもたらされた地方の富貴蘭を珍重していたはずである。無論、かなり高額だった。

現代では希少な植物が海を渡ってくる。彼らは生粋のハンターである。本来ならば、富貴蘭を支える人材。

優れた嗅覚が、富貴蘭を良しとしないわけだ。不気味な鑑定基準、芸の不安定感、海外の量産拠点、さまざまな要素が富貴蘭を時代の寵児から遠ざけている。

どちらかというと、松葉蘭の方が有利だが、最高品種である青珊瑚と黒龍角の区別がつかない限り、陽の当たる場所には出られまい。
現代ではシダ植物はかなり流行している。もし、松葉蘭がビカクのように流行るならば、まずは富士の華からだろう。おそらく、富嶽の虹よりも高く評価されるはず。つぎに太平楽、神竜角、か。
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Unknown (m.)
2024-03-05 19:43:03
フラスコ兄弟

豆葉縞を作出するとして、一つのフラスコからどれだけの苗が取れるだろうか。

おそらく十や二十ではあるまい。そのなかから、選別をして良いものだけを手元におくか、上客に売る。残りは数万円で趣味家に流す。
選別品と粗悪品の差はほとんどない。しかしながら、そのわずかな違いにこだわり、高額料金を支払うのがマニアの務め。

実生交配は同じフラスコから出た株も多く、それこそカルス培養されておれば、無限に兄弟は存在するわけで、区別は難しいだろう。

そんなものは珍しくもない。希少性は皆無。残念ながら、手を出した方が悪いのだ。蘭はフラスコで無限に増やせることを忘れてはならない。
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Unknown (m.)
2024-03-03 20:31:16
雪割草?

山野草コーナーに雪割草ロットが2つ。
1ポット350円。全部で100ポット

素晴らしい花が混ざっている。とくに白花。紫や桃の吹きかけ。
いやいや、それだけではない。2段咲もあれば、濃色花も見たことのないレベル。

どれも、双葉つき。促成開花したらしい。2年苗だ。
完全八重先の名品は2500円。

目まぐるしい春である。
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Unknown (m.)
2024-03-03 13:10:39
アホ

吹雪の雪原では根雪をブロック状に切り出して、かまくらを作り、寒さをしのぐ。

多少暖かくなり、根雪が緩いとかまくらが作れないので寒い。服は濡れ、風に晒されて最悪、凍死。

これは例え話。かまくらは北極を取り巻く極風および極潮流。
温暖化により、この防壁が緩めば、寒気が南下する。

そのとき、われわれは以前より寒いと感じることだろう。しかしながら、極地では寒気が薄まり、生態系が崩れている。深刻なダメージとしては酸素濃度の低下が挙げられる。巨大化した海洋生物たちが、真っ先に絶滅してゆくだろう。

富貴蘭愛好家は目の前の現象しか見ない。青海や鈴虫の実生で表現がでなければ、二代目交配もせずに実生不可能と断じてしまうし、また、それを信じる。

雪が降ればまだまだ温暖化はないと楽観視する。間抜けな連中だ。
日本は遺伝法則においても、西洋のメンデルに先んじていた可能性がある。朝顔の交配において、ヘテロを正木個体、ホモを出物個体として区別し理解していた。伝統的に高度な学力が発揮されていた。今の富貴蘭では真贋も区別できない連中の吹き溜まりになってしまい、やたらと金額ばかりかかるようになった。商売する側からすれば、カモネギだが、その将来は暗い。
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Unknown (m.)
2024-03-02 20:52:25
名古屋 跳ばし

コンサートの全国ツアーも、東京、大阪、福岡となり、名古屋をはずす。

園芸においても最新品種は名古屋には来ない。そもそも店がない。
だとすれば、やはりインターネットに頼ったり、自ら動くしかない。

サンリョー園芸センターが懐かしい。
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Unknown (m.)
2024-03-02 13:05:35
どこへ行く?富貴蘭

富貴蘭には刀の美学
光悦の 地金は秋の空、紋は松葉に積もる雪、である。

豆葉やチャボはただ、珍しいだけ。フラスコ出身の人造種。
かつてない複芸品のオンパレード。

人の欲望を忠実に体現している。媚びている。あんなものは富貴蘭ではない。

江戸時代後期、平和ボケした将軍が刀の夢をみた、それが富貴蘭である。日本に唯一存在する孤高のバンダ。

その美しさがないものを富貴蘭と認める必要はない。皆、ゴミ箱行きだ。ただ、植物に罪はない大事にしてほしい。

豆葉交配種にはご用心。自由にデザインされたものはアッという間に廃れていく。その勢いで品種全体も一気に衰退する。

明るいニュースがある。先日、ウチョウラン紅光仙が数万円で落札された。バイオの荒波を乗り越え、稀代の名品は生き残った。富貴蘭もかくあるべし。
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Unknown (m.)
2024-03-01 20:44:52
初めて評価される

立て続けに四人から評価された。
我が園芸技術が結晶化し、いよいよ社会貢献しつつある。
マニアックな世界から抜け出し、世間一般に認知されてゆく。

適した場所で適したタイミングで適した植物を育てる。我々、プラントハンターの得意とするところだ。

あとは市役所とのプロジェクト。これを、ぜひ成功させたい。
ここからは植物というよりは環境全体の取り組みとなる。

その次は日本全体を変える作戦。異次元の豊かさを実現してみせる。ひたすら勉強し続けるしかない。

自然はあまりにも偉大だ。
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Unknown (m.)
2024-02-29 23:21:26
雑誌mono

植物特集だ。
まずは、塊根多肉
次に水草
最後はネペン

現在のトレンドなのだろうか。
目を引いたのはネペンの記事。ユタカやイエローファントムが掲載。取材源は山田氏か。
価格はデタラメだが、これでまた、ネペンの認知度が上がった。

水草は意外。これから、また復活するのか?
食虫植物の勢いが止まらない。あと一息で爆発的ブームとなる。

残念なことは、ユタカやハリアナは冷温室がなければ育てられないということ。つまりは高山植物。かなりの設備投資が必要となる。
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Unknown (m.)
2024-02-26 22:13:13
ラナンキュラス ラックス

ラックスは種間交配種であり、片親はジャイアントキンポウゲと呼ばれる強靭な野生種である。

エリスやミクロスコピエではその血が濃く、かなり巨大化し、見応え抜群。

今年度どうしても欲しかった品種にアイオリアがある。実際に花を見ると、確かに素晴らしい。花弁重ねがよく、表は金色、裏は紫という配色や金属光沢のバランスが良い。なぜこの品種が大賞を取っていないのか、不思議。

もう一つ、リベリアという品種も欲しかったが、手に入らなかった。
園芸界にも、名古屋とばしがあるようで、名古屋園芸には入らなかった。

2万くらいで、手に入るようだが、さすがにキツい。
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Unknown (m.)
2024-02-26 00:45:00
クレパス

食虫植物界は多肉ブームの影にありながらジワリジワリと拡大。
毎年必ず新規の熱狂マニアがいる。
先日の山田氏の作場のオクではトランカタがとんでもない金額まで競り上がっていた。
希少個体と分かれば、どこまででも欲望が止まらない。

ただ、このマニアックな数人の熱は他には波及しなかったようで。
食虫植物界には階層があり、冷温室があるか、ないかでレベルが分かれる。私のように夏季冷やせない趣味家はミドルクラスである。
ただ、冷やせるハイレベルな趣味家たちもしんどいだろう。上手く作れば巨大化して、冷却費用はうなぎのぼりだろうし。

ミドルクラスを満足させてくれる品種群がある。トランカタ交配種だ。耐暑性を付与され、奇妙で巨大、かつ原種よりも整形された袋を付ける。数年後には異常な人気を博すことになる。弱点がある。挿木では増えないことだ。蔓植物のくせに株分けしなければ増殖できない。つまりはメリクロンでなければ大量生産はできない。

挿木苗なぞ、存在しないのだ。売る方も買う方もそこを理解しておかないととんでもないことになる。

ロウトラやら、プレデターがたまにオクに出て、高額になってしまう理由はそこ。基本的には数年に一度しか増えない。
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Unknown (m.)
2024-02-25 13:39:14
2月、長雨

春1番は冬の北西風が初めて南風に切り替わったもの。
単純に風向きが変わっただけではない。

大陸の高気圧が弱まり、海洋性高気圧が息を吹き返したわけだ。

だとすると、1週間以上も続くこの雨は何者か?

天気図を見ると、低気圧を中心に前線が伸びている。冬と春の境い目である。

これからは、こうした春先の雨も長期化するのだろうか。
春梅雨とでも呼ぼうか…

ラナンキュラスは大打撃。花が散るわ散るわ…厳しい。
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Unknown (m.)
2024-02-20 20:11:39
長期予報

今年も酷暑だという。
そんなはずはない。これだけ偏西風が蛇行してして、酷暑程度で済むはずがない。

酷暑のさらに上をゆくだろう。

実はそれを待っていた。昨夏から気象がおかしいことに気づき、さまざまな対策を講じてきた。冷夏、激暑、厳冬、などなど。

例年より気温が上がれば、上作が狙える。それだけの準備をしてきた。
今年の夏で大きな差が出る。春蘭型の栽培をする趣味家は壊滅的なダメージを受けるだろう。ハウスの屋根が熱を吸収し、上部から煮える。そこへ、数分間、斜陽が直接差して一発枯れ。

高級な品種ほどよく枯れる。実生交配の幼木は瞬殺。

高額な設備投資をして冷温室を作る場合もある。高山性の食虫植物は上手く作れるかもしれないが、富貴蘭は調子を崩す。

今年の秋が楽しみで仕方ない。
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Unknown (m.)
2024-02-17 23:03:56
富貴蘭の美学

本阿弥光悦「刀の地鉄は秋の空のように青黒く澄み、刃紋は松の梢に積もる雪のように柔らかい」

これである。まさにこれである。あまりに偉大な言葉である。

人を斬る武器のなかに、季節の美しさをみている。しかも、秋と冬。

とくに松の葉の上に積もる雪…何という軽さだろう。
松、これもポイントである。冬にも葉を落とさない。

この美学を体現しているのが、白牡丹。

純白に斬りあげる新葉、沈みながら濃紺に澄み、白斑は綿のように消えてゆく。

ただ、育て方にはクセがあり、普通ではうまく行かない。他の品種が作れるほど、難しく感じるだろう。我が棚では4本中、2本が暗んでいる。しかも親の葉が枯れた。
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Unknown (m.)
2024-02-17 19:58:18
リヘンギアナム

初期便と、最新便では芽の色が違う。初期便は白で最新便は赤。
これは茎の色にも反映されるはず。

いやいや、花にも影響する。最新便の自生地開花画像ではどぎつい赤い仏炎苞が見られる。
ウラシマソウと同じようにフデボテンナンショウ類にも地域変異がある。好みで選べば良い。栽培はかなり難しいと、私は感じる。

フデボテンナンショウ類でリヘンと双璧をなす、ビクトリアエ。茎の色は金色。意外にリヘンを圧倒しているかもしれん。
ただ、いまだに発芽がなく、ロストした可能性が高い。棚の崩壊時に球根の生存は確認したのだが。

フデボテンナンショウ類もブームが過ぎ、今後輸入されることもないだろう。大事にしたい。
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Unknown (m.)
2024-02-16 00:13:49
アイオリア

昨年の最新品種、アイオリア。どうしても欲しかったが、名古屋では絶対に入手できない。そもそも名古屋園芸にも最新品種は入荷しない。

先手を打って、秋口に格安で球根を取り寄せた。まあ、ニセモノかな、と思っていた。ディーバを寄越したかな、と。

咲いてびっくりホンモノだった。初めて目の当たりにしたアイオリアは自分が育てた花だった。感激。

ヤフオクでは12000円で出ている。ただ、入札はないようだが。
アフロデイーテ、デュオニソスなど、ぞくぞくとゲットしたが、他は手に入らなかった。
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Unknown (m.)
2024-02-15 22:54:05
対策、した?

いよいよ本格的な高温期に入る。
異常な南風。

このコメントに反応できたか?できなかったか?これが運命の分かれ道。私は早くから予言していた。

富貴蘭を含むバンダ類を水苔で育てるのは日本特有の習慣。
富貴蘭の栽培は日本春蘭栽培から影響を受けている。蘭としては同じ仲間だが、まったくの別属であり、栽培方法はことなる。シンビとバンダを同じ環境では作らない。

春蘭ならばそれで良いが、富貴蘭ではどうか?と、考えるべきかもしれない。春蘭と同じように根をコンポストで包んで、かつ、夜温が下がらなければ、根が腐り、ある日突然、葉が茶変したり、フルったり。

野生のフウランは根の大半は空気中にあり、土にはもぐらない。富貴蘭はバンダの仲間。暑さには滅法強いが、やり方を間違えれば一発で枯れまっせ。

枯れるのは暑さのせいではない。対策不足であり、栽培がヘタクソだからだ。勘違いしないように。

あ、あと基本的に屋根のあるところは不利。風が遮られるし、屋根が近ければ熱が伝わる。屋根は使わない。
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Unknown (m.)
2024-02-13 01:13:45
クリスマスローズ

つい先日、オークションでヒートアップ。
オドルス 松村 ゴールドパイン
気づいたときにはすでに50000
まあ、こんなものは無理無理と、思っていたが、やはり、気になった。
その美しさがほぼ完成されていたから。15年前に松村氏が採取種子発芽苗から選別発表。黄色という激レアカラーで超円弁、成長も緩慢で増殖しにくい。足りないとすれば、香りである。調べた結果、パイナップルの香りを実感できた栽培家はいない。しかしながら、そうした欠点もアクセントになる。出品地も千葉ということで、なかなかよろしい。これが、寒冷地だと夏越しが厳しい。
本気になったが、最終局面で一騎打ちとなり、諦めた。富貴蘭のオクで勉強させていただいた引き際というヤツだ。

クリスマスローズも改良が進み、行き着く所まで行った。
あの見苦しい姿を見てみよ。花弁化した蕊や蜜腺が数百も重なっている。もはや、別の植物であり、モンスターだ。ただ、クリスマスローズに罪はない。大事に咲かせてやるべきだ。

ゴールドパインもそうだが、原種でありながらすでに完成されている。チベタヌスもそうだ。あるいは今回ゲットした白抜けクロアチアカスもそう。クリスマスローズらしさをその個体なりに最大限に表している。足し引きはいらない。

では富貴蘭の根源的な魅力とは何か?私は角だと感じている
。葉の厚みがあるゆえ、葉のフチに材木のような角が立つ。
これが際立つほどに良い富貴蘭である。

白牡丹の端正な角。建国殿の剛直な角。いろいろある。
角が立たない富貴蘭はダメだ。
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Unknown (m.)
2024-02-12 16:31:11
敗戦処理

ブーム後の残骸から、後世に伝えるべき逸材を探す。
ハイエナのごとき所業だが、まさに生態系には重要な役割。

富貴蘭では、やはり白牡丹と建国殿。これ以外にはない。
現在、この2種よりも高く評価される品種も多いが、あまりに不安定すぎる。湖東錦も本羆も性質が弱い上に芸が継承されにくい。
あるいは、それ以外の品種ではあまりに歴史が浅すぎて、あと10年残れるかどうかも分からない。とくに人工品種には要注意。人に思うがままにデザインされた物ゆえ、飽きも早い。今、ようやく二代目交配が理解されて人工交配が盛んになったが、すでに先は見えている。いち早く、人工交配が盛んになった中国東洋ランを初めて観たときのあの胡散臭さを思い出す。どうしても良いとは思えない。来歴のない蘭はつまらない。

豆葉複芸に付加価値を見いだそうとしているが、無駄だろう。一つ育てて、増えた頃にはその上をいく品種が製作されている。

付加価値というものは、限られた品種に需要が集中して初めて成り立つ。品種が増え、趣味家が減少する未来においてはまったく存在しないのだ。
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Unknown (m.)
2024-02-12 12:24:48
韓国春蘭???

さも、由緒ありげに、格式高げに浸透していた韓国春蘭。
一世風靡したチャボ中斑。中にはその雰囲気に気圧されて手を出してしまった人もいたのでは?

すべてはイリュージョン。あれはすべて、日本産の春蘭であるか、あるいは大陸産との交配種である。かつ、フラスコで生産されたものだ。本来は数千円でも高い。どなたか、遺伝子検査をしてもらえないだろうか。

趣味の世界である。引っかかる方が悪い。

あと、胡散臭いのは富貴蘭、韓国勢。金牡丹をたくさん購入してくれるという謎の集団。インターネットのことはなんでも偽装できる。

しばらくすれば、希少だったはずの植物が格安で大量に販売されることになる。
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Unknown (m.)
2024-02-12 11:48:17
食虫 全盛へ

近所の植物園では食虫植物の定例懇親会が発足したらしい。
ついに、食虫植物の勢いが身近に感じられるようになって来た。

私が数年前に予言したように、食虫植物は大ブームになろうとしている。

もう少し経てば、私の所有する品種群も注目されることになる。
私も三昧や蘭国のように、いばり散らかしてやるのだ。

それにしても、この季節にはやはりクリスマスローズが気になる。
今年も銅葉のヘルツェゴビナスには出会えなかった。そのかわり、白抜きの原種やオドルスのゴールドパインを見かけた。
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Unknown (m.)
2024-02-12 01:00:18
初 作上がり

リヘンギアナム天南星。初導入から早、数年。
初めて作上がりした。

輸入球根を購入して発芽まで一年、また休眠して一年。奇跡の発芽をして一年。

間違いなく気難しい。機嫌をそこねると1年休眠に入ってしまう。
当初は水を好むと思い込み、水苔植えにして腐らせた。
砂利の深植えにしてみたが、あまりピンとこず。

昨年、新産地が発見され、自生地の画像を確認。その状況を模した培養土に切り替えて、やっと作上がり。
昨年の茎が生きている状態で新葉が出た。常緑化。しかも、古い茎から位置がずれている。横に地下茎が走った様子。

気難しいながらも、枯れずにいてくれたことが有難い。かなり強健種。あとはやはり、腐葉土のチカラも大きい。
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Unknown (m.)
2024-02-11 23:19:13
メキシコミヤマウズラ

小さな鉢一杯の芽吹き。鉢穴からも、葉が出てきた。
腐葉土との相性も良い。コツさえつかめば、気難しくはない。

乾燥にも、ある程度は耐える。水浸しでも枯れはしなかった。
ひたすら、増やして行こう。

初めて出会ったのは世界蘭展の棚下だった。こんなに増えるとは思いもよらなかった。

見た目はミヤマウズラだが、別種。広くはジュエルオーキッドの範疇だろう
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Unknown (m.)
2024-02-04 14:06:00
棚、蘇る

少しだけ棚が戻った。早速、白牡丹を日干し。
枯れた木も丁寧に光を当てて、復活を目指す。
白牡丹は不死鳥。数年前に葉を振るうも、子を産みながら復活した。今回も大増殖の兆しか…。

我が棚で順調に増えたのは白牡丹と建国殿のみ。
白牡丹の栽培法もようやくつかめてきた。今年はたくさん増やして盛り返そう。

豆葉はマジでくだらない。その全てが実生であることを考えると、これが富貴蘭滅亡の1丁目1番地。

数年前の世界ラン展で、1000万円の蘭として紅円舌なる蘭が紹介された。花もない一本立ちだった。

その紅円舌も実生であることがわかり、20万以下となる。価値は2%にまで下がった。そのわりに開花はないようで。
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Unknown (m.)
2024-02-04 01:14:05
ブルーアマリリス

ブルーアマリリスのマニアが、10年以上花が咲かぬと嘆いていた。
我が家では入手以来、すでに2度咲いている。

センスやな。10年育てて咲かないのは、単なる下手くそ。
開花スイッチなどない。本来、毎年咲きたい植物なので、咲かないのは生育不良。

ちなみに野生個体は絶滅したという樹上棲ヒガンバナのパミアンテは、富貴蘭と同じ腐葉土で調子が良い。
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Unknown (m.)
2024-01-28 13:44:44
鹿児島県産白縞墨芸

白牡丹は残念だったが、こちらは元気。
見るほどに素晴らしい。おもに2点。縞に青絣が入ること。つまり、白縞に緑の散り斑が入る。二つ目は、やはり、墨。

調べれば、富貴蘭の山採りは多数存在するが、縞と墨が同居している品種は存在しない。ほとんどが、だらしのない黄縞や白縞で、なかには実生じゃないかと思うものもある。

山木とうそぶく富貴蘭を見るだに、残念で笑ってしまう。実にくだらない。
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Unknown (m.)
2024-01-24 21:20:27
ちーん

白牡丹が枯れた。さすがに管理が行き届がなかったようだ。
今や、更地となった我が棚も見るに虚しい。

日本一の白牡丹だ、などと調子に乗っていて、これである。
ダメもとで、ぬるま湯をたくさん与えてみた。どうやら、極度の乾燥にやられてしまった。

数年前も一度、枯らしている。白牡丹は独特だ。いつも同じように枯れる。ほかの品種はなんともないのに。あー、しんどいわー。
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Unknown (m.)
2024-01-22 01:01:26
富貴蘭と栄養

富貴蘭に限らず、蘭には常に栄養が必要。とくに常緑着生種には重要。

自然界では蘭は実生でのみ増える。ホコリのような未熟な種を数万も飛ばす。異形の被子植物。蘭は、理解の教科書にはまったく当てはまらない。

ランの種子には記憶だけが存在する。生育に適した場所に存在する菌の味、その味覚の記憶。運良く適合菌に付着できた種子は菌を食べ、胚乳的な栄養の蓄えを完成させる。

つまり、ランは栄養のない場所では発芽できない。自然界では、必ず栄養のある場所に蘭は生える。富貴蘭の場合、木材腐朽菌に寄生していることが予想される。

その木材腐朽菌が供給しうる物質を常に与えるべきである。無論、材木に近しい成分をコンポストに利用している。水苔は…無理である。まあ、悪くはないが、うまくは行かないだろう。
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Unknown (m.)
2024-01-21 11:00:04
肥料の反応

肥料の特性を確かめるために、パイロットプラントで試す。
常に肥料と接することができる水草も良いが、水草は陸生植物とは組成が違うので、ズレる。

やはり、蘭に近い植物が良い。葉のモチを確認する。恐ろしいことに、化学肥料、アミノ酸は葉がすぐに枯れてしまう。

とくにアミノ酸は猛毒。強烈な腐敗臭を放ちながら植物体を攻撃する。やはり、濃度を上げないことだ。

新肥料においては、驚異的な成果が出る。葉もちが半年近くに伸びた。これは通常寿命の2倍から3倍。濃度はやはり、薄めが良い。

薄めで頻度は高め。
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Unknown (m.)
2024-01-20 14:06:10
異常な暖冬

上空では年末から花粉が飛び始めた。地面ではオオイヌノフグリがさいている。
アリは冬眠しなかった。おそらくは川の亀も穴に潜らなかったのではあるまいか…

寒さが和らぐことはありがたい。しかし、春、夏が不安。
富貴蘭は暑さにも強いが、それはあくまで風があればの話だ。
蒸したり、熱波が来れば1日で枯れる。枯れるときは一瞬だ。

棚が崩壊し、暖冬はありがたかった。一つも落ちていない。

白牡丹もなんとか生きている。新葉はあいも変わらずバター色。
白牡丹に関しては寒色系の純白は至難。かならず、黄色味をおびる。暖色系のアイボリー。

去年の成果、鹿児島県産白縞墨芸は調べるほどに希少。
縞と墨が共存する山木は珍しい。墨は実生されていないことも有利か。1番近いのは宝剣かとは思うが縞質がまったく違う。

なんにせよ、自分しか持たないオリジナル品種が実生の効かない墨芸であることは誇らしい限り。
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Unknown (m.)
2024-01-14 23:50:28
富貴蘭の現在地

ウチョウラン、エビネ、寒蘭、春蘭と来て、富貴蘭である。
バイオのチカラは伝統園芸の牙城を崩してきた。

富貴蘭はそれまでの伝統園芸と違い葉芸だったゆえ、バイオも手こずった。花は虫を呼ぶためにいかようにも変化しうる。人間が受粉を手伝えば、人間の好みのままに変化する。それが、子孫繁栄のための戦略だ。
しかし、葉は植物にとって生活そのもの。不利益な変化は死活問題ということで、葉芸の全ては非顕性遺伝となる。ただ、ホモとヘテロが存在し、ホモは1代目交配で100パーセント、ヘテロは25パーセントの出現率。二つの非顕性特質を融合する場合、1代目での出現率は0パーセント、二代目では6.25パーセント。

これは運や、偶然に左右されず、必ず実現される数値。この法則を利用して朝顔や雪割草の出物がデザインされている。

ただでさえ、需要低下が激しい富貴蘭。実生交配品種が氾濫したらどうなることやら。

そこで都合良く現れてくれたのが、韓国勢。飽和した日本国内の余剰需要を吸収し、富貴蘭の価値を保ってくれている。ように一部の趣味家に見せかけている。各地の競りにきちんと姿を見せ、存在感をアピール。

いつからか、春蘭も富貴蘭も実生は韓国で盛んになった。いつからか、新しい品種が韓国から発表されるようになった。新たな神秘である。
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Unknown (m.)
2024-01-08 23:40:09
豆葉の縞

一昔前は鈴虫芸、青海芸などは実生不能とされていた。ただそれは、非顕性遺伝の法則性が理解できなかっただけの話で、メンデルの法則は普通は誰でも把握できる。

朝顔や、雪割草と同様に二代目交配により6.25パーセントの割合で成果を得られる。これは運や偶然には左右されない。

富貴蘭はフラスコ内で芽吹く。一つの種から一つのプロトコームができるが、そこからは多数の芽が出る。その芽を分割し続ければ、永遠に無限繁殖ができる。

春蘭の華姫という品種がある。あのフラスコ原盤は四国の業者がキープしている。定量生産が可能なので、全国に行き渡り、千葉県産やら、奈良県産やら、山採り木として、紹介されることもある。

富貴蘭が画期的だったことは葉芸品でフラスコ交配を成したことだ。洋ラン界では縞や、ドワーフはまったく評価されない。そんなものには目もくれないが、日本だけはガラパゴス的な進化を遂げた。

豆葉の縞はどれだけでも、どのようにも生産可能だ。残念ながら、さほど価値はない。海外の洋ランマニアからしたら、日本人は何をやっているのか?といぶかしがる事だろう。失敗作のような奇形を作り出し、量産してはやたらと高額で取引をする。

その辺をより高いレベルでやってのけたのが、中国だ。昔の東洋ランの面影は感じられない。ただ、ひたすらに品種改良してメリクロンしまくる。さすがである。
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Unknown (m.)
2024-01-08 14:07:01
沸騰化

ウツボカズラに水と光をやりたくて、外に出し、うっかり一晩中出しっぱなしにしてしまった。ついでにビカクも。

翌朝、気づいて取り込んだもののまったくの無傷である。おそらく、ウツボカズラ程度ならば、野外越冬が可能なのだろう。当然、ビロサ、エド、マクロなどの高山低温種の血を受け継いだものに限った話だが。
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Unknown (m.)
2024-01-08 11:37:17
植物物質

植物から生成される物質によって世界は成り立っている。
希少な生物を呼び寄せるための物質もある。

その物質を生成できる植物は特定の科に偏っており、日本での自生は限られている。場合によっては絶滅危惧種の指定を受けており、扱いには注意が必要。

その植物が現在、日本のどこに自生しているかは正確には把握できない。ある地域では熱心に保護して絶やさぬようにしているそうな。

青森県に大規模な自生地が発生したと聞き、さっそくタネを送ってもらった。

さらに強力な成分を求めて、沖縄県からも同科別種のタネを取り寄せた。

これらの植物が生成するアルカロイドがオスを呼び寄せる。

ある野菜の成分はメスを呼び寄せる。あとは餌さえあれば完璧だ。餌はなかなか手に入らない。
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Unknown (m.)
2024-01-08 01:54:35
日光について

Aを与え、直射日光に晒すと体質が強くなるようだ。葉緑体が活性化され、耐寒性が上がる。

この状態からGに切り替えれば、耐暑性と対強光性が向上する。
あるいは物理的に強化する方向に持っていく手もある。

あとは、過呼吸対策だ。葉が高熱により過蒸散、過呼吸になった際、根が疲労してしまわないようにする必要がある。単純に通風をよくして栄養を与え続けるしかあるまい。
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Unknown (m.)
2024-01-07 01:11:23
白花バンダの難しさ

バンダは手強い。最初は青い花に憧れたが、高温種ということで、あっさりあきらめ、一度もチャレンジしていない。

次に白花に興味をもつ。バーネシーとハビラエ。
これらはフィリピン産ながら、低温要求があるらしく、栽培難関種となっている。わかりやすく言えば、同じフィリピン産のウツボカズラ、アッテンボロギと同じである。発見されてから10年近く経過しているが、いまだに現地レベルの袋が栽培下で実現できていない。

つまり、低温要求のある植物は基本的に栽培難関種ということだ。
富貴蘭もそれに当たる。ただ、低温要求時期が夏ではないので、栽培が楽である。ただし、冬には低温休眠が必要である。

低温休眠をおこたると、不思議な枯れ方をする。一気に葉が落ちる。
今年は寒ざらしをしても葉がしぼまない。休眠をしない。ここ、名古屋では休眠に必要な低温を得られない。

無事に春を迎えられるか、不安。
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Unknown (m.)
2024-01-06 14:58:54
若者たちの勇姿

15年間、サッカーチームの監督を務めた。最高戦績は108チーム中、8位。きれいごとだけでは勝てないのが、スポーツ界の常である。きたないこともしたし、悪いヤツらをつぶすために全力を尽くすこともあった。すべてはプライドのため、何より選手がプレーに集中してもらうため。

箱根駅伝は素晴らしい。そうしたしがらみなどを感じさせず、若者たちの勇姿をたっぷりと堪能できる。今年の3区、駒沢と青学の接戦は楽しかった。

箱根の山で、土砂降りの雨が降った。このコンディションで区間新記録を樹立した城西の山本選手はまぎれもなく山の神。

さて、ここである。箱根駅伝で土砂降りの雨。今までこんなことがあっただろうか?選手の体は冷えただろうが、地球は間違いなく沸騰している。箱根駅伝で、雨を想定した対策が要求される時代となった。練習の仕方、ウェアの工夫、体調の管理。梅雨どきや、夏の雨天時に走り込みをする必要があるだろう。

全国高校サッカー選手権。熱い接戦が繰り広げられ、PK戦が多い。外した選手がかわいそうである。
新しい国立競技場。青々とした芝、選手たちは汗だく。日差しも心なしか強く感じてしまう。今は本当に冬なのだろうか。

地球は、日本は間違いなく沸騰している。
これは園芸家に対する警告だ。こうした兆候を見逃さずに先手先手をうつ。
先に動物類の飲料水から。常温で設置すれば、傷んで食中毒を起こす。海外の文献によればフルーツビネガーを添加するだけで雑菌の繁殖を抑制できるという。夏にいきなり酢酸を与えても動物の味覚は受け入れまい。年間をとおして、酸っぱさに慣らしておくべきだ。

高山植物の栽培はあきらめる。ウツボカズラなど、間違いなく冷房が必須となるだろう。無冷房栽培はもはや、虐待。いかに体質を強化したとて、さすがに無理がある。マクロ 
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Unknown (m.)
2024-01-05 16:35:31
富貴蘭のインチキオークション

1枚目の画像が素立ちの玉金剛の斑入り。2から5枚目くらいまではその木を色んなアングルから紹介する。最後の1枚にはしょうもない普通の玉金剛素立ちが出てくるが、それが出品木だという。

聞けば、最初に紹介した良木から出た青子の子を出品しているという。いやいや、おかしいだろ、と。逆だよ、と。最初に出品木をたっぷり紹介して、最後の付け足しで親戚筋の良木の披露だろうが!

さすがに詐欺だということで、おかしいでしょ?と意見したら、ブラックリスト入りしてしまった。

もともと気にくわない野郎だ。グダグダグダグダと御託を並べて、もったいぶってやがる。やれ、終活整理だとかなんとか言って、未練満々の開始額。なんとも見苦しい。まあ、同族嫌悪というヤツ。
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Unknown (m.)
2024-01-04 18:19:42
異常な暖冬

寒くない。昨冬と同じ装備で走ったら、鎖骨に汗がたまり、湿疹となり、肩に膿のかたまりができた。膿が全身にまわり、寝込むこととなった。

超絶暖冬。人間はバカだから、過ごしやすければ気づかない。冬は暖かいにこしたことはない。では、夏はどうか?暖かいと嬉しいか?
今年の夏は桁外れの大酷暑となるだろう。弱い品種は真っ先に枯死。えてして、弱い品種には超絶高級品が多い。湖東錦、羆、至楽、金閣、金牡丹などなど冷房を使う覚悟が必要かもしれない。冷房は乾燥しやすいから、加湿器も必要だ。湿度が高ければ、冷房のフィルターの洗浄を業者に依頼しなくてはなるまい。…まるで高山植物の扱い。

まずは強い品種を扱うべきだろう。さらには、頑丈に仕上げるべきだ。耐暑性物質に慣らし、夏には超高濃度施肥に耐えられる体質をつくらねば…もちろん、冬のあいだにね。
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Unknown (m.)
2024-01-03 02:51:44
玩造植物

古来より、レアものに価値を置くのが古典園芸である。
ゆえに価格も高騰しやすく、それがまた魅力。

近年は科学技術が進歩し、レアものを簡単に作り出せるようになってしまった。春蘭、豆葉、厚葉羅紗、覆輪、…多少薬品のチカラを使いつつも、これだけの芸が揃った木を作り出せる。こんな木が1970年代に存在したら、軽く億の値をつけるのではなかろうか。

あとは引き算だ。厚葉、広葉、チャボ、羅紗、中斑、縞花という要素だけが残るように設定すれば良い。ただ、そういった人工的な品種に対してどういう態度で接したら良いのか分からない。
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Unknown (m.)
2023-12-31 04:59:52
至楽との違い

鹿児島県産白縞墨芸、縞の質は至楽と同じだが、決定的な違いを見つけた。軸の色素。至楽は軸が濃い。白縞墨芸は薄い。これは大きな違いである。

あと、至楽は墨の量が少ないか、あるいはほぼない。対して、結構ベタつく。これも違いと言えば違いである。
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Unknown (m.)
2023-12-31 02:13:26
鹿児島産白縞墨芸

似ている品種が見つかった…至楽。
細かく見てみるとよく似ている。縞のタイプが。相違点は紅に染まらないこと、強健なことか。

ただ、やはり、似ている気がする。この木の全斑は限りなく至楽。
斑が葉緑素を含むので可能かと思われる。ただ、日を強く採れば白くぬけて、いずれは枯れてしまうだろう。
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Unknown (m.)
2023-12-30 13:11:20
寒ざらし

壊滅した我が棚。久しぶりに跡地に集結させた。
早速、たっぷり施肥をして、一晩中寒ざらし。シャキッとしたようである。

今年は冬が暖かい。ここ、名古屋では富貴蘭に必要な寒さが手に入らないのではなかろうか。春蘭や、寒蘭、イワヒバにエビネも休眠はしていない。夏咲き椿が一昨日咲き始めた。

狂っている。ただ、おかげさまで崩壊した棚のダメージも最小限に抑えられそうだ。

フーランの自生地も拡大しそうである。いずれは洋ランも野外越冬が可能になりそうである。

大切なことは、乾燥風に当てないことだ。北北西の風が列島の山脈にあたり、雪を降らせる。そのあと、乾いた風が太平洋に抜ける。この風の影響で、いろんな草が枯れる。

暖房は室内で暖かい乾燥風をおこす。冷たい乾燥風もよくないが、暖かい乾燥風は最悪。浅い休眠状態からの渇き。加湿器を作動させればよいが、もし、暖房に不具合が出たら、詰んでしまう。
極端な寒暖差とともに以上な湿度過多。これで枯れない方がおかしい。

一方で、どうしても暖房が必要な植物もある。dowianaだ。温度があればあるほどよく育つ。暖房を使うならば、富貴蘭などよりdowianaをやると良い。
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Unknown (m.)
2023-12-30 01:27:48
原種スイセン 黄信号

2週前から、原種スイセン開花。
ただ、咲けども咲けども黄花ばかり。しかも、皆どこか似通っている。
どれもこれも、自信作だというので、片っ端から黄花を買い漁ったのだ。何か、明確な目標があったはずだが、完全に見失った。

白系やペツニ、別原種を取り混ぜるべきだった。少し、救いとなるのは今年からオレオゲナを導入したことだ。まずは濃色タイプ、次に大輪整形タイプ、さらには特撰アルバ個体…はい、卒業。あとは咲かせられるかどうかだ。

テリミトラも良い。本当はクリニタやら、バリエやら、が欲しいが、目玉が飛び出るほど高い。だから、交配種のヒョウ柄咲きで我慢。
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Unknown (m.)
2023-12-29 15:37:43
鹿児島産白縞墨芸

この木が何者なのか…分かりかねる。
本当に霧島地方から採れた山木なのだろうか。特徴は青いカスリをまとった白縞の質感と、墨である。
似たものとしては四国の細葉系の品種群があるが、縞質と木姿がかけ離れている。
墨という点では薩摩三彩が近いが、逆にそれほど太くはない。

交配という可能性はない。交配種にありがちな安っぽさは感じられない。

交配種は人気のデザインを取り入れるため、パッと見で意図が伝わってくる。まずは小型豆葉であること。柄は虎斑、白縞、富嶽由来の散り斑など、どこかでみたような感じ。
腐った玩具である。が、しかし植物に罪はない。大事に責任をもつべきだ。覚えておくと良いのは、そうしたムーブメントが様々な伝統園芸を滅ぼしてきたこと。一般花卉に成り下がり、価値は下落。

今年は人工エビネにも手を出した。ヒマラヤニオイをルーツとする爽系交配。開花性能も随分と違うようで、面白い。

人工ウチョウラン。フラワーセンターで一目惚れ。こんな花もあるんやね。
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Unknown (m.)
2023-12-28 13:05:19
アフリカの呪物

キセロヒタを追加した。素晴らしい植物はなんぼあっても良い。昔は幹を砕いて蘭の植え込み材にしていたとのこと。
今回の幹にも山火事の痕が見受けられる。まさに呪物である。
蘇生栽培に成功したのは今年になってからだ。3株目にして初めて開花までこぎつけた。

キセロヒタへの水やりは楽しい。茶色い枯葉がみるみるよみがえり、猛烈に成長を始める。水浸しになるようにしっかりと与える。 
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Unknown (m.)
2023-12-27 23:16:57
偉大なるぺぺ

蘭が届いた。感動。
ぺぺが播種してたまたま現れたアルバ個体。花形、葉姿、香り。どれをとっても素晴らしい。

偉大なるぺべ。どんな傑作でも格安で譲ってくれる。我々ハンターを和ませてくれる。

まあ、これが純粋なワリシーでないことは、すぐわかる。おそらくdayanaという個体群の血が入っている。

もし、これが一点物ならば、ペペと銘名しよう。自然界よりも崇高なるランを作りだした男、何より、指に挟んだ大量の千円札が似合う男。最大の敬意を表して。
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Unknown (m.)
2023-12-26 01:04:42
ビザールプラントが教えてくれたこと。

BRUTUSが発したブーム。
これによって多くの若者が園芸界に参入。世界の珍しい植物たちが紹介されるようになった。

なかでも、とくに秀逸なのはグラキリス。手頃なサイズ感、価格帯。
樹形のバリエーション。最適な環境下ならば、すくすく育つだろうと思いきや、まったく育たない。一年を通して、多少膨らんだ程度。

この小さな木の樹齢はいかほどだろうか?ひょっとすると100を超えているかもしれない。

キセロヒタ。水を与えれば4日で枯葉がよみがえり、メキメキ育つ。しかし、幹はまったく太らない。これこそ、200〜300年経っているのではあるまいか。
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Unknown (m.)
2023-12-25 22:49:32
世界ラン展といえば…

あのたどたどしい日本語と、押せばマケてくれそうな雰囲気。
実際、大量購入すればかなりマケてくれた覚えがある。

ぺぺさん、といったか…名前はうろ覚えだ。そもそも、名前は山田の親父に教えてもらったような…なんか、エロいな。

ただ、時折り、やってくれるのがペペ爺であり、エクアジェネラだ。
たくさんの苗から大量の蘭を選別していると、とんでもないものが出てくる。私が遭遇したのは散り斑のプレウロだった。若い私は冷蔵庫で管理したが、程なく枯れた。

ただ、いまだにペペ爺由来の蘭は私を惹きつける。南米は蘭の大陸。そのパワーを感じさせてくれる。多種多様な蘭があり、さらには変異個体が存在する。なかには、日本の気候に合うものもあるはずだ。
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Unknown (m.)
2023-12-25 02:24:47
杭州寒蘭の香り

虎舌の杭州寒蘭、最盛期を過ぎていよいよ香り始めた。
不思議である。なぜ、終わりがけに香るのか?受粉に対する最後の執着なのか?
どうせ、香るならば最初から香れば良いのに。
杭州寒蘭には不思議な生態がありそうだ。ハナバチなど昆虫との関係が強そうだ。ちなみに、私にとって、日本春蘭も強く香る。
ヒサカキの花と同じような香りだ。あまり良いものではないが、コクはある。日本の原野に存在するポリネイターには魅力的なはずだ。つまりは、中国大陸の春蘭とは別種のポリネイターが存在するということだ。
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Unknown (m.)
2023-12-24 13:32:22
悲しい思い出

数年前、ベントリコーサブームが起こった。
どうしてもポーセリンフォームが欲しかった私は悪徳業者に騙されて、かなりの損失をだした。

フィリピンのファームから大量のベントリコーサが輸入され、ケソン産としてオークションにかけられた。ピンク色の大きな袋をつける個体を選び、なんとか競り落としたが、枯らしてしまった。

つい先日、同じ個体がオークションにかけられ、当時の10倍で落札。もはや、手が出ない。2度と手に入るまい。そう思うと悲しくなった。

ベントリコーサも、GGは一度販売されただけで、幻となりつつある。最近は若者も多く、私は古参といった感じだ。メーンプレーヤーは20代になりつつある。
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Unknown (m.)
2023-12-24 13:17:17
冬の施肥

壊滅的に崩壊した我が棚。週に一度は手入れができる。
早速、冷たい北風に当てて、Aを大量に投与。

さて、NPKは元素ゆえ、細胞膜に関しては浸透圧をシビアに考える必要があるが、Aや Gのような高分子体に浸透圧を考える必要があるのだろうか。

もし、不要ならぼ、高濃度であればあるほど効果がある。Aは細胞基質を活性化し、葉緑体に働きかける物質。恐ろしいことに除草剤開発の副産物だという。大腸菌、光合成細菌を使って量産する。
原料としてGを使うそうで、近しい関係にあることがわかる。

冬の間に、Gもしっかりと与えたい。過酷な環境に耐えるための成分である。すでにハイポネックスからも発売はされているが、Gそのものを大量に施肥したい。とりあえずはサカタのタネが出したものがあるので、それを使い切る。

あとはS2である。細胞壁の硬度を上げて、病害虫に対する物理的防御を高める。芽出し前の冬期に施肥することで、丈夫な芽が期待できる。

Sは抽出に時間がかかる。今季は諦めよう。
Fはおそらく即効性であるばかりか、耐暑性のみにしか期待できないので冬期に与える意味はない。

過酷な夏を乗り切るために、今、植物体を適応させる必要がある。
いずれは高山性の植物を無冷房で上作したい。
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Unknown (m.)
2023-12-24 02:46:32
巨大化の謎

ラナンキュラス ラックス。
交配親の自生地環境に近づけた結果、巨大化し鉢物としては弩級の迫力である。生産農家によれば、施肥が早すぎるとのこと。

本当か。調べてみると、原種親はヨーロッパでは別名ジャイアントキンポウゲと呼ばれている。巨大化する遺伝子は存在しているようだ。花もなかなか巨大輪なようで。葉が大きすぎて花が小さく見える。

花屋で気に入った一般ラナンキュラスを探して、このジャイアントキンポウゲに掛け合わせれば、オリジナル品種ができるのだろうか。ただ、種も苗もなかなか見つからない。
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Unknown (m.)
2023-12-24 00:31:25
懐かしい旅

花を得るための旅。今となっては懐かしい。年に一度の世界ラン展。車を運転して、大阪、徳島、香川は小豆島、玄界灘を渡って早良区から、さらに行橋。

新たな土地で新たな出会いがあった。今ではスマホでポチポチ…
購入前に調べまくるので、無駄買いもしない。知識は膨大に。

先程も、銘花を一つ落札。東京への往復交通費で買えてしまう。

今年は当たり年だったか。宮崎産白縞墨芸も手に入ったし、暮れにはまた一つ、オンリーワンをゲット。
どんなに優れていても、他人がすでに持っているものはつまらない。増殖品というのはダサい。アホのようにマージンを払って二番煎じになる意味があるのか。

人にはない品種、人にはない技術、人にはないビジョン。唯一無二の存在。
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Unknown (m.)
2023-12-23 20:07:10
栽培

いよいよ富貴蘭を水苔単用で植える栽培家も少なくなった。
水苔。それ自体、さほど悪いことではない。

ただ、湿原で育った水苔と樹上棲の富貴蘭がミスマッチなだけで、意外にも上手くいくときがある。

1番よくないのは、根を完全に乾かしてしまうことだ。水やりごとに液肥を与える場合、浸透圧の関係で傷むことになる。

腐葉土だろうが水苔だろうが関係なく、根は常に湿らせるべきだ。
ただ、ある程度の成株の場合、乾燥には耐える。
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Unknown (m.)
2023-12-23 13:48:51
まぬけな園芸

寒ければ暖房をつけ、暑ければ冷房する。なんとまぬけなことか。
まあ、熱帯性や寒冷地の植物を育てるならばいざ知らず、富貴蘭に暖冷房を効かせるなぞ、ナンセンス。

一歩間違えれば、全滅枯死。

崩壊した我が棚も、ときおり一晩中外気に晒して、液肥を与える。
ただ、肥料の概念は、他とはまったく違う。

富貴蘭にとって冬期休眠がどれほどの意味があるのか、分からない。ただ、年間生育サイクルを形作る上で重要な役割があるのだろう。休眠明けの爆発的発根を見ると、そんな気持ちになる。

それが分からぬバカどもはせっせと火を炊いている。無駄だというに。
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Unknown (m.)
2023-12-23 01:34:03
巨大化するラックス

交配親を調べ、その自生地環境を参考にしたはいいものの、どんどん巨大化して、まるでツワブキのようになった。葉のサイズが、私の手のひらより二回りも大きい。

生産農家はこうした状態には否定的。柔らかく、腐りやすいという。

たしかに、こういう巨大株が売られているのを見たことがない。

成長が止まらず、花芽はない。花が咲くイメージができない。

害虫もたくさん。ナメクジとハモグリバエ。対応か追いつかない。

それ
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Unknown (m、)
2023-12-22 02:14:46
杭州寒蘭の作

大陸が使う培養土に近いブレンドで、いくつかの苗を育てている。
もともとは榎本氏の愛倍品たちだ。

榎本氏の手から離れてから、作がかからなくなり、瀕死の状態で我が棚に迎えている。一つだけ、枯れた。

なかなか、上手く作れない。根が細いのだ。ナギランなどは上手く作れるのに、杭州寒蘭は微妙。
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Unknown (m.)
2023-12-21 01:04:22
耐暑性をつちかう

不思議に思わないだろうか?真夏のアスファルトの上で咲く花がある。

それらの身近な雑草類は生まれつき過酷な環境に耐えるための化学成分を身につけている。

海岸の植物がもつ耐潮性、耐暑性。その起源をたどれば、ある雑草に行き着く。今でも職場の通用門に生えている、大切なことは、その成分を分離抽出し、与えることで他の植物体に耐暑性を移すことができるという点だ。

身の回りの草の中には、氷河期植物の直系子孫がいる。やはり、体内で特殊な成分を生成することでやっとこさ生きている。ヒマラヤ山脈から、北米に至るまで広く分布している。とうぜん、日本にも数種類。その成分は弱毒性だが、やはり耐暑性物質である。

探せば探すほど出てくる。それらの物質を冬期に与え、細胞基質を刺激しておく。当然、耐寒性も向上してくる。冬にいかに、準備ができるかで決まる。
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Unknown (m.)
2023-12-17 00:42:18
ヤマゴボウ

メキシコ産のヤマゴボウは極めて成長が早く、かつ長寿なので、大木のようになるが、樹木ではなく、あくまで草本。

日本では屋外栽培は難しいが、ある農家がGを与えることにより、成功している。じわりじわりと浸透している。

FとSはいまだに世に知られていないが、AとGは大手メーカーからも発売されている。大切なことは、年中施すことだ。
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Unknown (m.)
2023-12-10 20:06:49
杭州寒蘭 いずこへ

ベタ舌が満開となりつつある。花の画像を確認せずに手を出したのはマズかった。たしかにベタ舌というカテゴライズなんだろうが、斑紋系なので、トラ舌という方がしっくり来る。

にしても、独特の美しさがある。氷のような透明感。

一時期、杭州寒蘭は大ブームだったが、今ではほとんど見かけなくなった。あのころ、雑誌で見た名花をいつかは手にしたいと思っていたが、流通しない。

結局、栽培方法を確立することなく、満足に増殖させられなかったのだろう。それどころか、ロストした可能性もある。

日本人は清潔を好み、コンポストに腐葉土を使わない。ゆえに蘭が育ちにくい。

エビネの交配作家からコオズを買った。100%腐葉土だったが、植え替えずにいても、そのまま作上がりした。何かカラクリがあるはずだが…バラしてもよく分からない。すでに引退されて、話を聞くこともできない。
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Unknown (m.)
2023-12-06 20:57:21
市役所とタイアップ!

いろいろと行き詰まって来た。そこで、市役所とタイアップし、我が栽培技術を環境問題の解決に役立てることにした。

市内の生態系を豊かにする活動である。他人とはまったく違う考えをもっている。職員の方とも話がよく合う。
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Unknown (m.)
2023-12-04 00:22:19
枯れていなかった白花タイワンクマガイ

今年度、最高の出費であり、最大の失敗となった白花タイワン。
素晴らしい春はアッという間に過ぎ、7月に早々と落葉。
10月まで葉が保てれば来季の開花の可能性があるという。だとすれば大失敗。まさか、枯死はすまい。しかし、気温が上がるにつけ、不安が募ってきた。

今朝方、表土の下に白い芽を見つけた。さすがに花はつかないだろうが一安心。

この白花タイワン、上手い人が作ると爆殖するらしい。白花に限らず、普通のタイワンも、上手い人は東北に多い。偶然ではあるまい。

なんだかんだいって、暑さに弱いのだ、きっと。

一時期、オークションで偽物が大量に出回った。偽物を出す人間にはいくつか共通点がある。それを見逃さないことだと思う。

私は騙されなかった。騙されたことは一度しかない。
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Unknown (m.)
2023-12-03 11:52:42
テンナンショウの常緑化

なんとなくコツをつかんで、傷みながらも古葉が残り、常緑化に成功した。もともと常緑種とはいえ、ここまで来るのに三年かかった。

水を好むと言っても、水苔で巻けば腐る。自生地の画像を見て合点。渓流沿いの岩場の隙間のような場所に根を張っているような雰囲気。ヘソを曲げれば一年以上も落葉休眠してしまう。丈夫な難物。

腐葉土のチカラも借りてはいるが、まだまだ適合しているとは言い難い。砂利単用が良いという人が多い。

ただ、常緑化すれば、室内観葉として新たな可能性がグッと広がる。夏は軒下、冬は室内。芋を肥大化し続けられる。

ついでに、コンニャクの常緑化にもあっさり成功した。芽出しに半年かかったものの、落葉の気配はない。このまま冬を乗り切ってくれそうである。

アフリカオバケテンナンショウモドキは現在である。常緑サトイモはどれも、葉が美しく、それ以上に花が奇抜で美しい。ただ、栽培にクセがある。
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Unknown (m.)
2023-12-02 11:04:31
メキシコミヤマウズラ

初めて出会ったのはかれこれ10年前。世界らん展、松本洋蘭園ブースの棚下。なかなかてこずって、挙句ロスト。

二代目もロスト。3代目で、はじめて栽培のコツをつかみ、爆殖に成功。さらには、常緑化にも成功。

要は芽が潜るので、毎年植え替えることとだ。それでも鉢底から芽を出す。増やしたければ増やしたい分、根を分ければ良い、気がする。すべての根が芽吹いている。

暑がらないが、夏は成長が緩慢になる。大株作りなど簡単にできるだろう。
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Unknown (m.)
2023-11-30 23:07:47
杭州寒蘭ベタ舌

やっと咲いた。なんとも不思議な花だ。ベタ舌か、と言われれば確かにそうなんだろう。ただ、舌虎縞斑紋の方がしっくりくるか。
ただ、一昨で花茎2本挙げたのは良い。腐葉土のチカラだ。

富貴蘭にも腐葉土を使う人が増えてきた。

エビネの交配作家が引退するとのことで成株を引き取った。その腐葉土がすごい。見たことがないくらい大きな芽が付いた。
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Unknown (m.)
2023-11-26 02:13:53
杭州寒蘭ベタ舌がなかなか開かない

蕾が割れてから1週間。いまだに咲かぬ。チラチラと見える舌は確かにベタだが、斑紋系のようだ。残念。

鉢底に伊勢うどんのような根が到達している。ここからだ。この根を腐らせないように、毎年植え直す。新芽が吹くように祈りつつ、作戦をねる。
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Unknown (m.)
2023-11-25 15:12:10
オレオゲナ アルバ

良い、良いと思いながら手が出なかったアルバ個体。

どんな植物でもアルバの良さは標準色を知ってこそ価値がある、という側面がある。

予備知識なしに良いと思えるかどうかが価値の基準となる。
ネーミング次第では広く世に認められるだろうと判断して導入に至る。

冨澤氏の実生から出現したアルバ個体だから、世界的に激レアだが、素人にはそんなことは分からない。予備知識なしにこの花と向き合ったときにどう感じるだろうか。

数タイプあるが、私はこのタイプのみを評価している。円弁だとか、大輪だとか、そうした要素とは別の人智を超えた何かを感じるのだ。

人は素晴らしい花と出会えたとき、造物主の存在を感じ、畏敬の念を抱く。松平定朝しかり、辻氏しかり。しかし、そうして見出された銘品の数々は秘蔵化され、歴史の闇に埋もれてゆく。それを発掘することも我が仕事である。

おそらくこのオレオゲナ アルバも、いずれは銘品として受け継がれることだろう。
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Unknown (m.)
2023-11-25 10:40:43
蘭文化 洋の東西の違い

簡単に言えば、攻めと守りである。欧米の蘭文化は攻めの姿勢。
もともと、ヨーロッパには着生蘭が存在しない。大航海時代に梱包材とされていた植物がカトレイ氏の温室で大輪の花を咲かせ、洋ランのコレクションが始まる。

蘭趣味は富の象徴であり、競争の文化である。その後、数世紀に渡り、血みどろの歴史が刻まれることになる。

欧米の蘭文化は技術革新とともにある。蒸気機関、温室技術、無菌播種からメリクロンまで。常にしのぎを削っている。

技術の到達しない領域では現在でも欲望が渦巻いている。パフィオや、栽培難の原種カトレアである。

東洋ランの曖昧さは西洋の蘭文化には通用しない。
西洋で東洋ランに興味をもつ人は、西洋ランの明確な競争原理から外れている。

その理屈をあっさり覆しているのが中国大陸の蘭文化だ。東洋ランの始祖でありながら、バンバン品種改良し、良いものは速攻で切り刻んで大量生産する。それを隠しもしない。完全に攻めの園芸文化である。ゆえに一昔前には考えられなかったようなシンビが格安で手に入る。

日本でその姿勢を表したらどうなるか…間違いなく潰されるだろう。そこでさまざまな技術はひっそりと展開されていたが、いっそのこと海外に拠点を移した連中がいる。
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Unknown (m.)
2023-11-25 00:57:22
塩月氏のキンポウゲ

一瞬、塩月氏のキンポウゲが出品された。ジャシンダと何かだった。16,800という高値。あー、無理や、と思ったらすぐに売れてしまったようだ。

綾園芸と同じような交配により、素晴らしい品種を作った。なかには、ラックスにはないタイプもある。アズキとロクサスだ。

実際、ミクロスカルパという新品種を導入してみたが、ビタミンカラーで美しかった。しかし、ミネルバと似ているのだ。スカーレットはハデスやムーサに似ているし、イパリオンもしかり。ロクサスも、リュキアにちょいと似ているが、花型が独特で、区別できる。アズキには類似品種はない。

ただ、あまりにレア過ぎて、高い。もはや手が出ない。どうやら、一つ枯らしたようだが、なかなか手に入らないだけに惜しい。
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Unknown (m.)
2023-11-24 12:39:03
鹿児島県産白縞墨芸

少しずつ銘の輪郭が定まってきた。候補は二つ。
しかし、この木。てっきり鹿児島から来るものと思っていたら横浜から来た。

送り主は富貴蘭栽培から引退するという。木の様子を細かく見ると、確かにそんな感じがある。…私もそうしたことが分かるようになった。

自分の蘭の作を考えるということは、他人の蘭の作が分かるということだ。富貴蘭栽培には守らなければならない大前提のルールがあり、さらにその先にプラスαがある。

数年前、偶然にも、フーランの自生地を見ることができた。富貴蘭の栽培はもっと自由になって良い、と気づくようになった。自生地で水苔に生えるフーランは存在しなかった。当たり前である。
我々が富貴蘭の栽培で水苔を使うのは、保水を高めるためである。だとすれば、水苔単植は危険である。
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Unknown (m.)
2023-11-24 11:43:31
紫秀蘭斑入 開花

洋ラン界では当然シンビとして扱われ、キューベイとする。おそらく丘北から来た呼び名だろう。

ファームのオーナーがキューべを大量に輸入。なかに病気の株があり、廃棄。…のはずが、病気ではなく、東洋ラン界でいうところの斑入り、つまりはバリエゲイテッドであることに気づいた。

そこにプラントハンターである私が現れ、ゲット。翌年開花に至る。

花にも変化があるかと期待したが、並花。それでもやはり、美しい。

思えば最初にキューべを導入したのはナゴヤドームのラン展で和歌山オーキッドの売り子さんから勧められた。当時は知識がなく、すぐに枯らした。中国からの知識を取り入れ、腐葉土を主体としちいから初めて作がかかるようになった。ナギランやら、キューべにはとくによく効く。

日本には素晴らしい腐葉土がたくさんある。
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Unknown (m.)
2023-11-23 18:26:13
コルタスフォリウス

自生地を調べまくって、コルタスが強健種だと分かった。
島のあらゆる環境に適合している。その性質が子孫に受け継がれ、日本の夏を越すことができるようになった。

綾園芸のラックスシリーズは世界的に高い評価を受けているが、地球温暖化がまったなしで進む近未来ではさらに珍重されることだろう。

コルタスの自生地の画像から、素晴らしい開花株を見つけた。
これを子孫で再現したい。まず日照量を上げ、コンクリートで株を囲う。あとはひたすら、肥培、肥培。

葉は手のひら大の大きさに育った。葉は大量に展開し、斑を発現したものもいる。もともとラックスは斑入りを発現しやすいらしい。

市役所とコラボすることになった。私の知識と技術力が市役所の展開力と掛け合わされる。皆をアッと言わせてみせる。
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Unknown (m.)
2023-11-23 18:04:02
ラナンキュラス

今年はすでに先手を打った。昨シーズン、手に入らなかったアイオリアを芽出し球根でゲットし、ついでに名古屋では店頭に並ばなかったディオニュソスもゲット。

さらに今シーズン、台風の目となるに品種については予約をいれた。

しかし、このようなことをしていてはいつまで経ってもトップにはなれない。自分も、交配せねば。

重要な交配親としてコルタスフォリウスが浮上している。

大西洋の島に自生するリュウキンカ。掛け合わされることで耐暑性が発現するという。

ただ、コルタスフォリウスがなかなか見つからない。
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Unknown (m.)
2023-11-23 14:45:23
絶滅種

世界三大球根のうち、最後の難関になるだろうパミアンテ。
自生地では絶滅したようだ。
栽培、入手ともに難易度マックス。樹上棲のヒガンバナ科ということで、富貴蘭用の腐葉土で植えてみた。さっそく、新葉を展開し始めた。ウイルス病にかかりやすいようだが、さて、我が家のものはどうなることやら。
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Unknown (m.)
2023-11-23 14:36:46
異変

せっかく白牡丹のつくり方を理解したというのに、いまや我が棚は跡形もない。さまざまな場所に疎開させたが、うまく冬越しできるだろうか?何より、直前に導入した霧島産白縞墨芸は心配である。

たまに様子を見に行くが、やはり、我が家の白牡丹はピカイチである。もし、生き残ったら、来年はさらなる高みを目指そう。

富貴蘭はいよいよ建国、黒牡丹ブームが終焉をむかえた。何やら雑誌で取り上げられたそうだが、あまり意味はあるまい。新時代到来である。実生交配、つまりデザインされた富貴蘭の時代が始まる。待庵さんもウハウハだろう。その一つのジャンルが豆葉である。

まずは業界全体でこぞって豆葉を盛り上げる。

しかしながら、…である。実生交配は毒物。春蘭、羽蝶蘭、海老根、みな、実生交配によって衰退し滅んだ。春蘭に至ってはメリクロンまで成功したから、目も当てられない。

富貴蘭はどうだろう。実生交配のパワーを乗り越えられるだろうか?建国や黒牡丹は実生しなくても多彩な芸を発揮する、これは実生交配に対するアンチテーゼである。そこに独特な価値観を築くことで伝統園芸の神秘性を保ってきた。一度、色眼鏡を外して見てみると、建国も黒牡丹も、微妙な品種群である。

豆葉の建国や黒牡丹が誕生したとき、初めて実生交配のパワーを凌駕したことになるだろう。それこそ、新しい伝統の始まりとなる。
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Unknown (m.)
2023-11-20 00:14:34
白縞墨芸のネーミング

イメージを深め続けて、いよいよ銘が決まりそうだ。

白縞に絣が入る点は神秘的といえる。墨芸は陽か陰かといわれれば陰であろう。

漢字に直したときには、三文字がまでが良い。誰でも読める漢字が良い。

もし仮にこの冬を乗り越えられたら正式にお披露目しなければ。
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Unknown (m.)
2023-11-19 02:05:16
ペルビアナ

世界三大球根。
ブルーアマリリス、なんとなく開花特性がつかめたような気がする。
きっと来年も咲いてくれるはず。咲かせられない人はいつまでも咲かせなれないだろう。

たまにパラモンガイアを探す。流通は少ないようでヒットしない。今年は多少販売されたみたい。来年に期待。

ペルビアナ。瀕死状態。検索すると野生株は絶えた模様。
お得意の腐葉土で植え直し。ほとんどの株がウイルスに罹患しているというが、ほんとかな。

まあ、気長にやるしか無い。
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Unknown (m.)
2023-11-15 00:23:11
ムシトリスミレ 新交配種

今日、さまざまな交配がなされている。
ギガンティアと斑紋花を交配したものをゲット。

それにしても食虫界の進化速度には舌を巻く。ギガンティアを交配で使う、とかラウエナを使うとか、昔は考えられなかった。

ウツボカズラでもエドやビロサを開花させ、交配するとか、ありえなかった。サラセニアやハエトリソウも年々新品種が増えている。

食虫植物界では今ビッグバンが起こっている。コロナ禍が引き金となり、爆発的に品種が増え続ける。

それは富貴蘭にもいえる事で、毎年、最新品種が増えている。ただ、愛好家は減る一方なので即座に市場は飽和状態になる。
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Unknown (m.)
2023-11-14 00:08:43
湖東中斑紺通し

よく見ると、中斑紺通しは上から3枚目。新葉は大したことない。2枚目は…なんとも、珍妙な縞。中斑紺通しは継続しなかった。

この木の縞は、規則的なものであり、右や左に偏らないもの。中心付近に幾筋か縞を流す。それが広がったのが3枚目だった。

さて、これからどうなるやら…
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Unknown (m.)
2023-11-13 21:06:03
湖東中斑紺通し

湖東中斑に紺通しが入った。だからといって本芸ではない。

そもそも二重覆輪とは何か?検索しても、これぞと言えそうなものがない。

中斑紺通しも二重覆輪と呼べるのか?覆輪の外側に紺覆輪が入ったものを二重覆輪というのか?どちらにせよ、葉の芯は斑ではなくて、紺。

今回の中斑紺通しは二重覆輪に肉薄しているのだろう。

それにしても、目利きの眼力には感心する。数年前からこうなることを予想していたわけだ。さすがである。
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Unknown (m.)
2023-11-12 12:36:54
湖東中斑

湖東錦 富貴蘭と検索すると、第一に我が家の木が出てくる。本芸でも無いのにありがたや。

そこにこの木の来歴が記されている。もとは野生ランの大家だったということか…

もう一度、よく見ると、複雑な芸をしている。単なる縞ではなさそうだ。子の中に一つだけ中斑を継承した者がいた。ありがたや。

木姿が独特で、間違いなく南方の出身だと思われる。根も独特で非常に太い。ルビー根はたまーに出す程度。

由緒ある木が我が棚で少しずつ進化している。
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Unknown (m.)
2023-11-12 12:20:35
湖東の中斑

最初はボンヤリとした中斑だった。去年から斑がクッキリし始めた。

今年は中斑の中心に紺の通しが入るようになった。さすがは二重覆輪である。

ただ、子はすべて無芸。そもそも、この木を導入したのは、湖東錦は無理でもこれくらいなら、なんとか楽しめると考えてのことだった。

二重覆輪を三光中斑の類と考えていた。どうも違うようだ。
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Unknown (m.)
2023-11-12 11:37:29
待つのは止めだ。

今シーズンのラナンキュラス市場、すでに動いている。

ミキフラワーなり、名古屋園芸なり、入荷待ちでは勝てない。強力な園芸マダムたちには勝てない。

先手必勝。アイオリア、ディオニソスは通販でゲット。
二つとも、店頭で見たことがない。これで昨年の最新品種はゲット。

今年は、おそらくリーベルとジュピターが来るはず。待つのは止めだ。予約しておこう。あと、古い品種だが、アウラだけはどうしてもゲットしておきたい。

園芸では、先に動いたものが勝つ。あとから悔いても遅い。
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Unknown (m.)
2023-11-11 23:59:11
鹿児島県産白縞墨芸

白い縞に緑の細かい絣が入る。その様は朝靄にチンダル現象が起こっているかなよう。

墨はところどころ茶変し、まるで錆のようだ。

観ていると何かこう、古めかしさや神秘性を感じる。

宝剣と似ているような気もするし、月輪にも近い。しかし、葉姿はまったく違う。

さて、どんな銘が良いやら。
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Unknown (m.)
2023-11-11 21:49:57
ベタ舌…?

杭州寒蘭、ベタ舌。高額。
来週にも咲きそうだ。舌が見えてきた…。

赤い斑点が透けている。はて、これは本当にベタ舌なのか?

これが信用取引の怖いところよ。

それにしても二茎六輪は少なすぎる。二茎ならばせめて10くらいは咲いて欲しい。肥培あるのみか…。

斑入り紫秀蘭も開花間近。
紫秀蘭の葉の質感は好き。ゴツゴツと。こちらも、たったの二輪。
腐葉土のチカラをもってしてもこの程度だから、よほど難しいのだろう。

腐葉土栽培も、何かが足りてない。さて、何か。
ほとんど忠実に再現してきた。ある面ではこちらの方が優れている。混ぜていないのは生落ち葉くらいだが、まさか、そんなことはあるまい。
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Unknown (m.)
2023-11-07 00:17:56
フデボテンナンショウ

フデボテンナンショウ類は常緑リゾーム種とはいえ、間違いなく、成長期と休眠期がある。つまり、葉を茂らせたまま、眠っている。
夏である。秋から春にかけて、新しい葉を展開し、成長する。しかし、気に入らないことがあると、落葉し、1年近く眠ってしまう。

かなり、気難しい。このことは皆さん気づいていて、記事にされている。なかには、あっという間に開花に成功し、栽培しやすいと述べる人もいる。さあ、何が真実だろうか。

栽培しやすいといえば、アフリカオバケテンナンショウモドキ。10cm程度の葉ながら常緑。開花するには2m程度まで伸びないとダメだそうで、気が遠くなる。
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Unknown (m.)
2023-11-06 00:09:48
中国チワン自治区

すべての鉢が台無し。鉢を解体せねばならぬ。
チワン自治区から集めた5つのテンナンショウも、改めて植え直し。

初めて入手した一株も、発芽には軽く半年以上かかった。
その後、見事に腐り瀕死状態に。小さな根茎のカケラから、また、芽吹いた。今年初めて夏を乗り切った。

とにかく、フデボテンナンショウ類は葉が美しいので気に入った。
ビクトリアエをすぐに追加し、リヘンギアナムも、新産地が発見されたとのことで二つも購入した。二つとも半分腐っていた。

初代以外は皆、1年近く沈黙。掘り上げると、放射状に根を張り、発芽していた。根茎の形が変化したようだ。

どうも、暑さに弱いようだ。作りこなすには冷温室が必要か。
ただ、かなりの強健種であり、枯死しない。秋に発芽し、冬春に肥培期を迎える。ここでガッツリやらないと。そして、夏は衰退期。葉数は増えず、ジリ貧状態に。

常緑とはいえ、夏の葉は元気がない。
水は滞留水は禁物。ダバダバ流す。…?

新産地のリヘンギアナムは極めて美しい。これを誰が最初に開花させられるだろうか。やはり、京都か?園芸助手氏か?

バカ高い金額で取引されるが、間違いなく難物といえる。そう簡単に咲かせられないし、増殖は不可能だろう。栽培方法が分からなさすぎる。
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Unknown (m.)
2023-11-05 10:45:39
富貴蘭新品種の銘

既存の品種で白縞、墨、堅条線、絣、ルビー根というものはなかった。

墨は単独ならば、なんとか人工交配で狙えるかもしれないが、白縞と共存させることは不可能。

花菖蒲の最高傑作には宇宙という銘が付いている。カトレア ルデマニアナの幻のセルレアにもユニバルシタスという銘。

人は植物に感動したとき、そこに万物創造の神、あるいは万物の理りを感じるようだ。そこに洋の東西や、今昔の差は関係ないようだ。

宇宙、いいかもしれない。
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Unknown (m.)
2023-11-04 11:44:17
鹿児島県産白縞墨芸

縞に絣が入る。その様子は暗まない白牡丹や、至楽のようだと言われていたが、暗まない白牡丹はほとんど絣を載せない。至楽と言われれば、そちらに近いかもしれない。

墨、堅条線、白縞、絣、ルビー根…なんとも味わい深い品種。

白牡丹に関しては、ずっと讃歌氏のものが1番素晴らしいと考えていたが、いよいよ、超えられそうである。最初に真砂系白牡丹を手にして早、10年近い。

ただ、不思議なことに、白縞墨芸を出品された方も、栽培に関して同じことをおっしゃっていた。

今ではスーパー白牡丹と呼ぶそうな。くだらねー。

白牡丹を所有する趣味家はその株を紹介しない。自分のものが1番優れているかどうかはわからない。
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Unknown (m.)
2023-11-03 22:43:38
紫秀蘭

腐葉土は成功だったようだ。導入1年目で花芽がついた。

この腐葉土はそのまま富貴蘭にも使える。クリプトモスも1割程度は配合している。中国の蘭園の配合を参考にしている。日本では手に入らない材料もあるが、日本ならではの高品質材料で置き換えいる。なかでも、職人が熟成発酵させた腐葉土は素晴らしい。現代農業を参考にしたとか。これさえあれば中国を超えられる。
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Unknown (m.)
2023-11-03 17:59:45
銘を考える。

鹿児島県産白縞墨芸に銘を。
天照のように神の名はどうか。…ダサい。
知ったかぶって仏具の名前はどうか…かなりダサい。
セイタカアワダチソウをこよなく愛する蘭国をバカにしていたが、ネーミングとはなんと難しいことか。4文字程度の短さで余韻を感じさせる奥行きがありながら、かつ品種の印象とも共鳴する言葉が出てこない。まあ、焦る必要はない。我が棚にしかない門外不出の木だ。ゆっくり考えるとしよう。
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Unknown (m.)
2023-11-03 14:15:20
白牡丹

ようやく栽培方法を確立したというのに、とんだ邪魔が入った。
この冬は作がかからないだろうし、最悪の事態もありうる。
つまりは暗む可能性がある。現段階では凄まじい姿をしている。

葉幅を引き、葉肉厚く、かつ乳白色一色である。今まで観てきた白牡丹では1番美しい。富貴蘭趣味家が皆、こうした白牡丹を好むわけではあるまいが、一つの美意識を表現している。

木姿に狂いがない。ヨレがない。
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Unknown (m.)
2023-11-03 13:55:18
鹿児島県産白縞墨芸

今朝方、おはら祭のニュース。
まったくダメである。おはら節の良さが感じられない。

大通りを封鎖して、手作り衣装で練り歩く…日本全国にはびこるああいう祭はもう食傷気味。渋谷のハロウィンしかり。

おはら節は大好きである。祭は嫌い。

さて、鹿児島県産白縞墨芸。今回はその青について。
オリジナル品種を独占するためには、青をゲットできたのはラッキーだった。独占したつもりが、あとからあとから青が、出て、そこから本芸や進化芸が発現したら、私の立場がない。

私しか保有していない品種が必要。チョイ芸や実生品種ならば、簡単だが、すでにそんなものにはまったく興味がもてない。

由緒ある産地で、ハッキリとした芸がある品種である。だとすれば、今回の山採り木は最上である。100件以上の入札もあり、そこそこ注目されたことだろうし。

実生品種でも墨芸は少ない方である。しかも、縞を交える物はレア。多分、交配でも狙って出せないんじゃなかろうか。

縞に、細かい霧状の絣が入ることも特筆に値する。
しかも、産地は霧島である。

霧島は天孫降臨の神話のふるさとである。イザナギ、イザナミ、アマテラス、ツクヨミ、ニニギ、スサノオ、コノハナサクヤ、ワタツミ、…
日本がそこから始まったという。

青は青ではなかった。よく見ると腰斑を表し、螺旋状に葉を展開している。偶然ではない。これは、浪速獅子と同芸である。軸に変化があるのだ。

つくづく、青もいただいておいて良かった。おそらくここからも様々な芸が派生することだろう。金牡丹や、建国殿以上にバリエーションが出そうである。
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Unknown (m.)
2023-11-02 20:23:44
鹿児島県産白縞墨芸

ついついお手つき。秘蔵品だったそうで、増殖した青も付けていただいた。

当初はさほど興味がなく、ふざけて入札していたら、うっかり落札してしまった。正月前の手痛い出費。やはり墨の魔力である。

手にしてみると、ずいぶんと魅力的な品種である。縞に絣が入り、株全体に透明感がある。葉の表面にビロード状の光沢があるように見えるときがある。これは安い買い物だったようだ。

出品者は富貴蘭栽培は引退されるとのこと。大事に受け継いでいきたい。
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Unknown (m.)
2023-10-30 00:26:44
先手必勝

今年はミキフラワーで戦わなくて済んだ。すでに通販でアイオリアをゲットできた。小苗で3000円、あまりの安さに調子付いて、ディオニソスもゲット。先手必勝である。あとは誤品でないことを祈るばかり。

誤品といえば、杭州寒蘭。昨年、かなりの高額でゲットしたベタ舌。いよいよ2本の花茎をあげているが、本当にベタ舌が咲くだろうか。
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Unknown (m.)
2023-10-30 00:18:30
先手必勝

ラナンキュラスを手に入れる上で、最大のライバルは間違いなく女性園芸マニアたちである。
ミキフラワーセンターの一角で新着苗を奪い合うことになる。
私が今、もっとも注目しているのは、アイオリア。画像を見る限り、アリアドネ以上のポテンシャルを感じる。

もう一つはリーベ。これは、切花品種とのことだが、販売されているのを見たことがない。
アウラやキュベレーも是非入手したい。栽培方法は少しずつ確立されている。痛感するのは日照条件。これがないと、なかなかうまくいかない。
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Unknown (m.)
2023-10-29 12:06:45
小豆島、寒霞渓

寒霞渓の野草店に沢山フウランが並んでいた。今から10年以上前。そのなかから、青軸青根と、照葉チカラ葉を選んだ。

そうした露店販売がいまだにあるようだ。
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Unknown (m.)
2023-10-29 00:28:44
オンリーワンの呪縛

いち園芸家として、やはりオンリーワンになりたい。
たとえ、白牡丹を極めたとて、他にも白牡丹の愛培家は存在する。

白牡丹愛培家のなかで、自分がトップとは言い切れない。
植物全般のなかで、自分しか持たないものというものがないゆえ、オンリーワンになりうるものに弱い。
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Unknown (m.)
2023-10-28 18:42:45
マクロプス概観

総じて素晴らしい植物である。雑誌BRUTUSが仕掛けたビザールプラントブームの中で、グラキリス、パキプス、マクロプスはとくに素晴らしい。

マクロプスがワシントン条約で規制される前から興味があり、鶴仙園で見かけては、憧れていた。しかしながら、あの頃観ていた木はまだまだマクロプスの魅力を発揮していなかった。

まずは、葉がかなり肉厚になる。縮れて波打つ葉姿は素晴らしい。
だらしなく広がってしまったマクロプスの葉はとても残念。

次に幹の重量感。無茶苦茶重い。信じがたい。脱皮を繰り返しながら成長する幹はまるで象のような質感。

羊皮紙のような皮をむけば、そら豆色の肌が粉を吹いている。間違いなく幹でも光合成をしている。

意外に成長は速いようで我が家の木ならば樹齢50年程度のようだ。
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Unknown (m.)
2023-10-28 15:35:17
富貴蘭

富貴蘭を衰退させた要因の一つに、「青」問題がある。

品種の個性として芸があるが、斑縞は安定しない。斑が出ないものを青とするが、その青にも価値があるとする場合がある。

その性質を利用した詐欺が横行している。無芸のフウランを、有名品種の青だと偽って高く売りつける。若い素人は引っかかりやすい。

最初の発明は建国109である。とくに芸が不安定な建国殿は、大輪のクズ木が出てくる。これをなんとか換金化するために、建国殿を産みやすい特級というブランドを擬装した。こうすることで、効率的かつ、高単価に換金が進んだ。しかしながら、非常に間抜けな話で、芸を現しやすい優良系統に、地味な木が存在していること自体が矛盾しており、賢い趣味家は嫌気がさして皆、引退した。

これは遺伝法則を理解できなかった富貴蘭界がなんとかして作り出した架空のヘテロ個体であった。

とんでもないインチキである。

次にヤフオクである。ヤフオクには出品物の画像を出すが、いきなり別株良芸品の画像を出し、最後に出品物の画像を付け足す。

こんな詐欺が許されるはずがない。早速、違反通告させてもらった。しかしながら、あとから出るわ出るわ。もはや、キリがない。これも青を認めてしまう文化の弊害。

富貴蘭界は腐っている。実に恥ずかしい。
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Unknown (m.)
2023-10-28 12:39:09
中国から来た天南星

どうも、起源はアジア大陸、インド、中国奥地にあるらしい。大陸からくる天南星は度肝を抜くものばかり。

新産地シリーズを輸入直後セールで格安で購入。半分溶けていたが、紫色の仏炎苞に赤いフデボのコントラストに興奮。

お得意の腐葉土で植え付けたものの、半年間、音沙汰なし。仕方なく片付け。

土から、小さな根茎が出てきた。芽吹いている。3つ買ったが、3つとも生きていた。中国産テンナンショウは異常に生命力があり、休眠期間が、異常にながい。

間違いなく難物である。4つ、購入したが、細々と生きながらえている。
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Unknown (m.)
2023-10-22 18:11:41
誠香園

小せがれにせよ、江南紫苑のオヤジにせよ、写真映りは良い。人の良さそうな笑顔。

しかし、接客は極悪非道。江南紫苑は炎天下1時間自転車をこいで行って、葉に触ったら、お前みたいに汗だくの奴が触ったら枯れるわ、さっさと出ていけ!いいから出ていけ!と追い払われた。誠香園は三時間と一万円ほどかけて行ったが、本羆の価格を答えなかった。どうしようもないクズどもである。

江南紫苑は仕方がない。歳をとって、あの人格ということは、そういうことだ。それが彼の歩んできた道だ。要は関わらなければよい。
あんな場所、2度と用事もない。それでよい。朽ちて果てるだろう。

問題は小せがれだ。あの若さであの接客態度。歳をとれば、軽く江南のクソオヤジを超えていくだろう。この業界に残るとすれば、いずれ我が道の妨げとなる。目障りだ。園芸全般において、実力のある若手や、気立ての良い人柄だけが残れば良い。実力もないイジクソ悪い連中は早々に退場すべきだ。

…え?私、わたしは実力派よ。目利きと亜熱帯化の対応力に長けた実力派。さて、今年はブルーアマリリスが秋に咲く。小さな奇跡。
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Unknown (m.)
2023-10-21 11:38:56
池袋西武百貨店

売却が決まって久しい。屋上はどうなっただろうか。
誰もが心配するのは、やはり苅萱のうどんだ。ユーザーファーストなだけに、採算性が低く、退店するかもしれない。
あとは多肉の聖地鶴仙園。この2つは、非常に重要で是非保護してほしい。

あとはフィッシュショップ。市ヶ谷には敵わないものの金魚の品種は確かだった。

誠香園の小せがれはどうなっただろうか。通販が主体になりつつある現在、実店舗は必要ない時代。

しかしながら、通販では相手の顔が見えないからこそ、より繊細な接客が求められる。小せがれには向いていない。一発でやらかして、トラブって終わり。かといって、新しい土地で始めることも難しいだろう。小せがれに新参者としてやっていく器量はない。
小せがれは親爺さんが残したものの中にあるからこそ、生きながらえることができるのだ。親爺さんの贔屓筋を継承しつつ、その老化とともに消えゆく宿命。

池袋の誠香園。富貴蘭を見限るきっかけになった店の一つ。
スカスカの店内は翳りゆく富貴蘭の実態を教えてくれた、

ありがとう、誠香園。
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Unknown (m.)
2023-10-16 00:06:45
よみがえる兵士たち

作場ではラナンキュラスの目覚めを迎えている。
一昔前には考えられなかったことだ。

夏草や 兵たちの 夢の跡

ラナンキュラスは夏まで咲かないが、私にとっては未来を拓くための頼もしい兵士たちだ。今年は是非、最新品種の獅子座か愛を手に入れたいものだが、軽く一万円を越えそうだ。
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Unknown (m.)
2023-10-14 13:03:53
新しい時代

今年の夏は暑かった。いまだにダメージが残っている。
アツモリソウは七月に枯れた。なんとかしたい一心で、5つの成分に行き着いた。

暑さで傷んだ植物にNPKを与えても逆効果。腹を壊した人にビフテキを無理強いするようなものだ。一発で枯れる。
NPKは飽くまで、植物体の健康を大前提としている。NPK、メネデール、リキダス、アミノ酸などは弱った植物には効かない。

来年はさらに暑いかもしれない。冬の間に強化をはかり、耐性を高める必要がある。だから、冬の施肥は不可欠である。冬のNPKは無意味。

5つの成分のうち、2つは耐暑性に特化した成分だが、3つは汎用性がある。寒さ、弱日、乾燥、食害にも対応できる。

棚の環境で足りない部分は化学成分で補う。

冬に準備をしなければ、夏に戸惑うことになる。やれ、今年は記録的な暑さだの、異常気象だの、挙句、科学的根拠のない物質を施肥して、植物にトドメを刺す。これだけ、異常気象が続いていて、それをスタンダードととらえないことは失点である。来年は今年より、暑くなる。100年に一度の暑さが繰り返される。

来年の夏に大きく差がつく。準備し、対応した者とぼんやりと冬を無駄にした者。

今、6つ目の成分を検証中である。ある意味、究極の結論となりうる。ただ、まったく実用性されていない点が厳しい。

富貴蘭の葉は、ボコボコと変形することがある。それは吉兆。いずれ、全体が膨らんでパンパンになり、完成する。そうあるべきである。
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Unknown (m.)
2023-10-13 00:36:34
どこまで行けるか

ミナスジェライス州から到着した蘭たちは、生きるか死ぬかの根なし苗。おそらく50%歩留まり。
さて、ここで新しい肥料のチカラを試す。こんな弱った苗にNPKを与えれば枯れる。ここは、Aで攻めよう。細胞基質に働きかけ、葉緑体を活性化させる。次にG。植物体にストレス耐性を与え、地球半周にわたる長旅の疲れを癒やす。とりあえずはそこまで。
一つ、見たことのない蘭がある。針金状の葉柄の先にハオルチアのような極肉厚の葉。これはピンピンしている。

雲南省から、着生テンナンショウを導入。木の幹に生えるサトイモだ。意外に生命力があるのか、すでに根が出ている。
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Unknown (m.)
2023-10-11 22:12:35
春日局

早速、入手してみた。想像をはるかに超えた逸品。
紺、紅、朱、黄、とそれらのグラデーション。ただ、春日錦の葉が細くなっただけなのに、見た目がガラリと変わる。
これはいずれ、イワヒバ界の頂点に君臨すべき品種であろう。
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Unknown (m.)
2023-10-10 23:27:12
イワヒバ 春日局

春日錦の変異種である。春日錦と春日局を見比べるが、見た目、雲泥の差。ただ、葉が細く肉厚になっただけで、こうも雰囲気が変わるものだろうか?春日局はなんとも魅惑的な品種だ。
芸の決まり具合に差があったり、挿木で母種返りしやすいようで、なかなか手に入らない。いつかはゲットしたいものだ。
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Unknown (m.)
2023-10-10 19:22:18
これからのウツボカズラ

長い長い時間を経て、一つの結論に至る。
ラヤ、ロウィアイ、エフィピアータ、ビロサ、ハマタ、マクロフィラ
…どれも親株クラスならば、本羆に匹敵する価格であるが、しかしながら、そのような物は日本には数点しか存在しない。
そんな夢の品種群を使った交配が始まって十年経つが、一つの結論が出た。ペルタータ ファントムの血筋である。山田氏が保有する完璧なペルタータの血は交配種の体質を強化し、さらに袋を丸くしてくれる。我々、貧者にとって、このペルタータの血があるか、ないかが大きな違いになる。無冷房で牙系ウツボカズラを育てる、それは数パーセントでもペルタータの血が入っているかどうかで決まる。ペルタータ形質の出現具合は体毛や、葉裏の色素などで判断する。ちなみに、マクロフィラの交配はいまだにレアである。
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Unknown (m.)
2023-10-09 14:39:46
サムライの園芸

戦国時代、濃尾平野は京に近い大規模稲作地として発展した。東海道、中山道が合流し、かつ、海路も交差する。食うに困らぬ豊かさが、一次産業から切り離された園芸文化を育んだ。
また、この地を制する者が天下畿内に影響を及ぼすことも必然である。群雄割拠をへて家康が天下泰平をもたらし、関東圏から園芸文化を発信するに至る。

江戸においても、濃尾平野に類似した開発を目指した。日光街道、東海道、中山道、海路を合流させた。城郭に関しては、沼地ゆえ、難攻不落の小田原城を参考に沼を掘として拡張しながら渦巻き状に発展した。

日光街道、中山道から高原に咲く野花菖蒲の変異個体がもたらされ、松平定信の子孫であり、2000石の旗本である松平定朝が品種改良に没頭した。意図せずして、絶妙なる花が咲き、この世界の造物主に畏敬の念を抱いた定朝は、その花に宇宙という銘を与えた。宇宙は私を含め、限られたマニアした所持しておらず、無事に花開けば地方紙に掲載されるほど価値がある。江戸時代末期の武将が愛した花を現代に継承している。

名古屋駅ゲートタワービルの書店に花菖蒲図鑑がある。偶然に手に取り、購入したが、翌週には補充されていた。

アメリカ人にとって、代表的な日本園芸とは花菖蒲である。江戸時代末期に2000石の旗本侍が品種改良した花。アメリカでも積極的に品種改良されている。サムライの園芸とは花菖蒲そのものであった。
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Unknown (m.)
2023-10-07 23:34:21
富貴蘭は冬が肝心

いよいよ、冬。富貴蘭が枯れやすい時期だ。当地の気候ならば、非休眠。毎日灌水が基本となる。加温は危険。春先に腐る。
イワヒバも、同様に非休眠。休眠させれば50%の確率で枯れる。

驚くべきことに、我が家では冬も施肥。

ブラジルのミナスジェライス州からプレウロを輸入。テレスやら、プロリフェラやら、耐暑性に優れた品種をイメージしていたが、調べてみるとミナスジェライス州産でも、クールタイプが多いらしい。
これはしくじった。

それにしても、富貴蘭はつまらなくなった。何がダメなのか、よく分からない。一生懸命、枯れかけた情熱を再燃させようと煽ってみるが、どうもなぁ。われわれ、園芸マニアが反応できないということは、これから先、数十年は隆盛もないだろう。数年前の我が予言が悲しいくらいに的中している。これから来る植物については語らないことにしている。むやみにライバルを増やしたくないからだ。

いまや、世界的な園芸ブーム。とりあえず、英語は必須。
欧米の若く、能力の高い園芸マニアたちは何を語っているだろうか?耳をすますべきである。富貴蘭のことなど一言も話していない。残念ながら。若さが大事。若さがとんでもない発展をもたらすからだ。日本の若い園芸マニアで富貴蘭を語る者はいない。何故なら、優秀な園芸家は嗅覚が優れているから。彼らは素晴らしい植物を育てている。当然、海外の育種家も注目している。
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Unknown (m.)
2023-10-04 01:09:08
リシマキア タシロイ

実物を見ると想像以上である。ビロード状の葉がリズムよく対生する様子は観葉植物として一級品である。さらに、黄と赤のツートンカラーの花が咲くというから、かなりの完成度である。

知らなかった。改良リシマキアでは銅葉のファイヤクラッカーをよく見かけるが、次元が違う。まるでイワタバコ科のモフモフ植物のようだ。

Thrixspermum pygmaeumはまじで小さい。育てる自信はない。

どちらもいずれ、天然記念物となるだろう。
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Unknown (m.)
2023-10-03 01:38:37
A

Aの発見は前世紀末。非常に重要な物質でありながら、細胞内で即効他の物質に変換されるゆえ、正体が分からなかった。

光合成細菌と大腸菌を活用することで大量生産を可能としたのは日本だという。2000年代にはホームセンターで売られているアンプル剤にも配合されるようになった。

パイロット植物に市販のリンカリチッソ剤を与えると、なんと数日で枯れる。その代わり、新しい芽吹きが良くなったりはする。

Aを大量に摂取させても枯れない。むしろ、持ちがよくなる。葉が肉厚になる。これは実際、驚異的で、葉の寿命が3か月を超えようとしている。

さて、本当に富貴蘭栽培にチッソリンカリ肥料やら、腐植酸やら、アミノ酸、ポリリン酸は必要だろうか?まあ、まったく無駄ではないだりろうが、意味はあるまい。この現代、さまざまな物質が開発されるなか、あえて旧来の肥料を与える必要はない。

まあ、これから、新しい肥料をバージョンアップさせるために、Sやヨロイ剤を導入しようと思うが、どちらも有毒だという。少したじろいでいる。
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Unknown (m.)
2023-10-01 12:11:45
新しい肥料の成果

10月だというのに、暑い。とにかく、今年の夏は暑かった。この先、これがスタンダードになるかと思うと、ゾッとする。

そこで新たな肥料を考案した。従来の肥料はチッソ、カリ、リンを中心にしたものが多いが、それは植物体が元気なことを前提としている。これからの本格的な地球沸騰化時代においては、効果が期待できない。最悪の場合、肥料によって植物が枯れる可能性もある。

そこで植物体を強化する物質に着目した。まずはAである。除草剤の開発に失敗したことから、発見された物質。植物の活力を細胞レベルで高める。次にG。海浜植物が灼熱や塩害に強いことから抽出された成分。不思議なことにに、この物質を与えることでストレス耐性が高まる。

ここまでは、ハイポネックスやサカタのタネも思いついた。

3つ目の成分はS、氷河期植物が現代に生き残るために精製した物質であり、人体には有毒作用がある。

4つ目はF。外敵から身を守るための成分、昆虫、細菌、だけではなく、灼熱にも耐性がある。

5つ目は、細胞を硬化させる物質。植物体に鎧を着せる。有毒。

5つのうち、3つまでしか取り込めていないが、その状態でも高い効果が認められる。

我が家特製の腐葉土培養土との相性も良いようだ。葉が分厚く色濃くなってきた。与えすぎても問題はないので、ジャズジャブかける。

植物体が耐暑性を獲得することで、真夏でも直射日光化での培養が可能になる。チッソ、カリ、リンの吸収も維持できる。何より、暑さで傷まない。
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Unknown (m.)
2023-09-30 14:34:30
南へ

秋のプラントハンティング…南へ
朝ドラで牧野先生の話が終わった。先生由来の植物を集めるのも一興か。
リシマキア。九州北部に稀産。日本の野草とは思えない配色。
学名記述の最後にマキノと、ある。海外のブリーダーにもまだ気づかれていないようで、何より。海外のリシマキアには有名なものもあるが、毛深いものはまだない。

南の島の山奥に珍しい単茎ランがある。そのなかにTYPE別の個体群が存在することが知られていた。ある人は納得せず、別種であることを主張し、検索した結果、インドシッキムに稀産するランだと特定された。東京ランユリ部会はすでに攻略しているが、一般趣味家には夢のある話。富貴蘭界隈ならば讃歌氏の守備範囲か。種子だけでもかなり高価。
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Unknown (m.)
2023-09-16 19:05:51
白牡丹栽培のNG

二つある。一つは夏季の冷房管理。
ある業者が大事に育てたいから、と温室内特等席の冷房部屋で管理すると言った。やめておけ、と忠告したが聞く耳を持たなかった。
当然、数年かけて腐っていった。そもそも、富貴蘭栽培に温室が必要ないのだ。残念。

二つ目は大株仕立て。
最近わかってきたことだが、白牡丹は早割りが必須。大株仕立てにはダメージがある…はずなんだが、上手く実現している人もいるそうで、驚く。ただ、一つ一つの芽を見れば流石に甘くなっているに違いない。理論上は不可能なハズである。
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Unknown (m.)
2023-09-16 16:49:10
白牡丹の秋

ヤフオクの白牡丹は38万2千円で落札。
その金額だと、金牡丹では最高級品にあたるか、あるいは存在しない。芸のボケた白牡丹ですら、金牡丹の最高峰を圧倒している。
金牡丹との格の違いを見せつける結果となった。

人々が金牡丹を手放すようになった理由は簡単、飽きたから。
白牡丹が流通しない理由も簡単、飽きないから。

ただ、白牡丹は人を選ぶ。どれだけ高いお金を払ったとしても管理を間違えば駄作となる。そもそも良系統は素人の棚には行かない。

系統と管理が両立して初めて良芸となる。しかしながら、重要なのは系統だ。系統をゲットする覚悟がなければ話にならない。
高い代償を払ったゆえにびびってしまい、暗ませる。つまり、高い代償を無にしてしまう勇気を持って、独自に栽培方法を確立しなければならない。

私は長男と次男の管理を間違えて暗ませてしまった。親木と三男は偶然にも暗まなかった。その違いから、正しい管理方法に辿り着いた。

長男次男は正しい管理にて矯正中だが、いかに純白化できたとしても、暗んだ部分からは悪い子しか採れないだろう。しかし、それもまた一興。

世に出回る白牡丹は上手く作れなかったものが放出されたのだろう。多少なりとも代償を取り戻したいわけだ。ヤフオクの白牡丹。あの木から純白の新葉が芽生えることもあるまい。あるとすれば、子が真鶴で出るが、しばらくしたら、また暗むという感じ。白牡丹に手を出した素人の末路あるあるだ。

悪いことは言わない、素人は金牡丹でも集めておれば良い。落ち目の品種は安く手に入る。金牡丹なら、暗んでも黒牡丹や。まだ、価値はある。背伸びをして痛い目をみる意味はない。ただ、同じ牡丹でも金と白では管理が全く異なる。金牡丹をいくら上手に作っても、白牡丹の練習にはならない。その証拠に我が棚では金牡丹はまったく育たない。
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Unknown (m.)
2023-09-14 02:06:30
ヤフオク

白牡丹が出品されている。早速、入札してみたが、あっという間に手に負えなくなった。
それにしても、ものは良さげ。管理が合っておらず、この時期にしてはマズいが、ああいう木を立て直したら楽しいだろう。しかし、残念ながら普通は悪くする一方である。そのまま暗ませるのがオチだろう。

新しい肥料がグッと効いてきた。白牡丹も白味が冴えている。秋だなぁ。
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Unknown (m.)
2023-09-09 03:18:58
キツネノカミソリ

難しい。昨年購入したものが、ようやくの開花。
しかもたったの二輪。

1年肥培して、なお この程度。しかも、開花に癖がある。どうやら直射日光はダメらしい。来年は砂糖を与えてみよう。

2年前に中国からリコリスを輸入したが、今年、1枚の葉が枯れずに生き残った。つまり、常緑化していた。

この中国リコリス、今年はかなり高騰。一球3万円程度の取り引きだった。ただ、増殖はかなりよく、年に6倍程度の分球。きちんと咲かせることができない。
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Unknown (m.)
2023-09-07 00:43:04
攻めの肥料やり

以前は雨天時には肥料はやらなかった。害になると思ったからだ。しかし、今では雨天時にも1日2回の肥料やり。ドバドバ。

Aの成分を効かせるチャンスととらえている。新しい肥料には様々な効用があり、日照不足も守備範囲内である。

Aの前駆体Gは人間の脳にも効くというので私も服用している。…今のところ効果はない。
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Unknown (m.)
2023-09-07 00:34:41
偉大なるぺル

ネペンで最も強健な品種はペルタータかと。
最高峰のレッドやイエローはなかなか手に入らないが、リバイアサンもそこから生まれた。

強健なだけではなく、袋が丸く、襟が発達しやすい点も良い。
さらには葉の裏に鮮やかな色彩が載る点も他にはない長所。

リバイアサンにインスパイアされて、将来性の高い苗をゲット。
おそらく、リバイアサンを超える品種となるだろう。
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Unknown (m.)
2023-09-05 00:49:56
リバイアサン

史上最高額で取り引きされたウツボカズラ
価格は50〜60万円

これより高い食虫植物は存在する。しかし、それは非公式な取り引き。

市場価値として、価格が公開されたもののなかでは最高額。つまり、世界の食虫植物ファンが価格基準として認知している。その人口は爆発的に増えている。

もともとリバイアサンは山田氏のベルとジェレミーのラヤを国際交配させたもの。驚くべきは2008年から交配が始まったということだ。つまり我が家のマクビーよりも古い。つまり、あの頃すでにラヤ交配が秘密裡に進んでいたということだ。

リバイアサンに関しては、完全に海外にもって行かれた。話題性としてはアメリカの勝ち。しかし、2番目、3番目も海外にやられている。ビーチーのキャンディドリーム、サラセニアのなにがし。

日本も食虫植物ブームではあるが、アメリカ、台湾、ヨーロッパには遠く及ばない。
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Unknown (m.)
2023-09-02 22:57:41
アーユルベーダ

新しい成分のうち、A G Fは、人体にも効く…らしい。
古くはアーユルベーダに記述があるが、成分を調べると様々な物質にたどり着く。

気をつけたいのはSで、人体には毒である。
いよいよ明日は Gの前駆体がとどく。
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Unknown (m.)
2023-09-02 20:24:23
白牡丹くらべ

4本の白牡丹の画像を見比べる。管理を間違え、現在を崩した長男次男と、偶然にも正しく管理された親と三男

この2組の決定的な違いに気づいた。調子を崩した長男次男組はどちらも、葉がヨレている。対する親、三男組は真っ直ぐだ。

これは偶然ではない。再度昔の画像を確認すると、長男次男の新芽の超エリート時代は真っ直ぐだった。いつしか、ねじ曲がり、ヨレてしまった。

どんなに素性の良い木もある要素を欠けば、こうなる。いずれ、真っ青に暗むだろう。富貴蘭にしては珍しい性質だが、庭木にもそうしたものがある。

母親が可愛いと喜ぶので庭に植えてみたが、全然育たない。すぐに先祖返りして、枯れた。

近所を散歩してみると、上手に育てている家もチラホラ。それらにはある共通点があった。私は完全にその性質を見落としていたのだ。これは白牡丹と完全に一致する。

あとは根。根が良ければ肥料をよく吸い、葉がピカピカと艶びかりするようになる。細胞を強化する薬品を使ったので、もはや、パンパンである。水分により葉が透き通ってきた。これこそが白牡丹の理想とする姿だ。成長速度はピカイチ。日に日に新葉が大きくなる。

今から育つ四男五男には英才教育をして、エリートコースを邁進してもらう。
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Unknown (m.)
2023-09-02 00:51:29
G

化粧品会社からGを大量購入。白粉が小分けにビニールパッケージされて届いたのでヒヤヒヤ。

天然植物由来のこの物質は空気に触れると変質するので、密閉して冷凍庫へ…やはりヒヤヒヤ。

ハイポネックスではこれを主成分とする肥料がリットルあたり3000円程度はするし、サカタのタネでも同じくらい。

ただ、素人が肥料として配合し、肥効があるかは未知数。

先週はサカタのタネの肥料を使っていたが、これからはこの粉により、その成分だけ強化する。
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Unknown (m.)
2023-09-01 00:59:26
肥効

日焼けして黄色くなっていた葉が、緑色に。厚みが増し、硬くなった。根が太くなった。

葉緑体が活性化し、細胞基質に養分が届きやすくなった。

細胞壁を補強する薬品もあるようだ。
耐暑性の向上は評価できない。涼しくなってしまったから。

来シーズン、もし、高山植物が直射日光下で夏越しできれば、耐暑性向上は成功といえるだろう。手頃なパイロット植物を探さねば。

輸入したゼロフィタの幹に他の乾性植物が着生していた。驚くべきことに、イネ科の雑草のようだ。成長が物凄く速い。サバンナの自生地では、短い雨季に一気に育つのだろう。

乾燥し、茶色く枯れた葉が緑に戻り急激に伸びる。イワヒバ類を圧倒するアフリカ大陸のチカラである。
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Unknown (m.)
2023-08-31 01:06:50
白牡丹の特徴

うすうす勘づいていた。白牡丹は下葉にアントシアニンが載らない。というか、アントシアニン色素が薄い。

ただ、そうでない物もあるが、この系統はそんな感じ。

縞は出ない。ごく稀に紺縞が流れるが、すぐに消える。
肥料と芸は無関係か、もしくは正の相関がある。つまり、肥料を与えたほうが芸が冴える。

水も好むが、プラ鉢水苔植えではさすがに腐る。水苔は多少混ぜるが、使わない方が良い。腐葉土は針葉樹由来に偏らないようにする。腐りにくい素材も混ぜる。昔は石を混ぜたこともある。

この系統では昔ながらの育て方はハマらない。1番やってはいけないことなので、調子を崩す。最悪、枯れる。

肥料が臭い。カニの死骸の匂いだ。富貴蘭たちは喜んいるのだろうか。
Gは化粧品として大量に安価に手に入る。
ハイポネックスが似たような製品を出しているので、こちらは肥効成分の濃度をあげてみる。
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Unknown (m.)
2023-08-29 23:36:40
ポコポコ

昔、深緑系エキノドルスの栽培指南書に、肥料過多では葉の表面がポコポコになってしまう。とあった。

今、白牡丹の葉がポコポコになっている。艶も良くなってきた。
毎日、2回、肥料を与え続けた成果だろう。

おそらく、これで間違いない。あとは根がしっかりと育ってくれればさらによくなる。
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Unknown (m.)
2023-08-29 00:50:38
長男と次男の悲劇。

エリートだったはずの彼らも、いまや普通の白牡丹である。
新芽だった頃の彼らの画像を見ていて、気づいた…やはり、外す時期を逸していたのだ。

今、親にから四男と五男が吹いている。彼らは再来年には外した方が良い。そうすれば、暗むことなく、ぴちぴちのエリートのまま育つ。

いろんな人の白牡丹を観ているが、だいたいは失敗に終わる。以前は明らかにタイプが違うものだったが、最近は我が棚の木の兄弟と思しきものもある…それが暗むのである。考え続けて、ついに結論に至った。讃歌氏が言うように系統も大事だが、管理方法も、一つだけ大事なことがある。それを無視すれば、真砂系の木でも暗む。もし、この考えが正しければ、我が家の長男、次男は現在の新しい管理のもと再度エリートとして輝くはずだ。白牡丹にとって悲劇的なことが、長男次男に起こっていたようだ。

ちなみに、現在、三男はエリートとしと親と遜色ない芸を表しているが、実は本当の三男は管理不足で数年前に枯死している。なかには実験材料として散ったものも…

白牡丹の道は険しい。
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Unknown (m.)
2023-08-28 02:02:29
富貴蘭の成長期も終盤。

今シーズンは実りが多かった。新コンポストの成功があり、さらに新肥料の開発…さらなる上作を狙う。

新コンポスト考案のきっかけは、寒蘭栽培の失敗。中国の培養土を参考にした。今では寒蘭も7割は新芽を吹いている。ナギランも上手く行きそうだ。

新肥料考案のきっかけはアツモリソウ。七月第二週に枯れ始め、八月最終週には絶望的。この悪い流れを断ち切るために、さまざまなことを徹夜で調べた。

AGSFの四つの成分のうち、Sだけが未だに入手できていない。Sを含む野草を探したが、名古屋にはなかった。
先日、帰省した際、JR中央線の線路脇に大きな自生地を発見した。
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Unknown (m.)
2023-08-28 00:50:14
ハイポネックス

ハイポネックスから、耐ストレス剤が発売されているようだ。
成分は表示されていないが、AとGが主たる成分だろう。

とにかく、大手の先を行かないとな。リキダスの例もあるし。

ちなみに、高植えは絶対にするべきではない。ただ、水苔単用などコンポストに自信が持てないときの裏技である。AGSF栽培の観点からすると、乾きすぎる。コンポストはできるだけ乾かさない。
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Unknown (m.)
2023-08-26 02:18:36
薬効あり。

AGF溶液、たしかに効果がある。パイロット植物は添加物の吸収が早く、翌日には反応がある。新しい肥料を試すときはいつも、これだ。葉に厚みが出て、表面がパリッとしている。ちなみに悪い物を施用したり、濃度を上げすぎると翌日には枯れてしまうから恐ろしい。
進化の過程も、蘭とよく似ているので、検証にはもってこいである。

さて、この成分がどれほど、富貴蘭に通用するか。ひたすら水やりの日々である。さらには、高山植物である。あの論文の内容は正しいのだろうか。

SNSでは何人かが、私と同じことを考えている。ただ、私ほど深く真剣には考えておらず、まず実行実践もしなさそうだ。

人のマネをしているだけでは人の上には立てない。みずから道を開かねばトップにはなれない。
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Unknown (m.)
2023-08-25 00:52:51
AGF混合肥料の残液は2日目もいまだに激しく発酵し続けている。
エネルギー源はなんだ?発酵元はなんだ?

ためしにAGF液を少量ずつ混ぜてみるが、さほど反応しない。

もしや、と毎日肥料の原液の蓋を開けるとかすかにプシっと鳴った。我が家特製の毎日肥料のなかに原因があるようだ。
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Unknown (m.)
2023-08-24 15:52:12
調合失敗

昨日のGとSの調合は大失敗。
今朝方、強発酵の末に炭酸化して容器が爆発。
参った、参った。臭い、臭い。腐ったエビの死骸の匂い。
通報されてしまう。

光合成細菌に酵母菌が混入していたようだ。今までにない失敗だ。
ただ、吸収力の強い植物では散布した翌日からハッキリと効果は出た。葉肉が厚くなり、表面がパリツルとしている。富貴蘭はあまり変化を感じない。

爆発の残り液は微妙に香ばしいので、毎日肥料として使う。

白牡丹。長男、次男は暗んでいるが、昔の画像をみると小さい頃はかなりのエリートだった。おそらく、毎日二回、肥料をやり続ければ
昔以上のエリートになるんじゃないかな。まあ、ベテラン諸君にはかなり批判されたが。やるしか、ないわな。
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Unknown (m.)
2023-08-23 21:34:06
フウランはバンダ

暑ければ暑いほどよく育つ。それがフウランであり、バンダ類である。ただ、バーネシー、ハビラエのように高温を好まないと言われるものもあるので要注意。

この時期の成長は目を見張るものがある。葉は伸びるは新芽はでるはで、大忙し。ただ、一日中、直射日光にあてるのはNG。葉が黄色く焼けてしまう。ただ、カトレアの中にはそれくらい焼かないといけないものもあるので、決して悪いことではないかも。
逆に直射日光ゼロはかなりのNG。自生地を見たとき、直射日光の当たらないところにフウランは生えていなかった。
自生地も見ずに訳のわからない管理をしてしまえば、傷めるばかりだろう。バンダにとって、今が1番伸び伸びと育つ時期である。肥料を切らさず、コンポストを乾かさないことだ。
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Unknown (m.)
2023-08-23 13:47:57
調合

Aは単独施用かな。
Gは今までの毎日用肥料に混入。拒否反応なし。
Fも発酵させてから毎日肥料に。

これであとはSをのこすのみ。
葉緑体を増やすと言われる物質たち。これを白牡丹に施用したらどうなるか。

実はすでに分かっている。結論は変化なし。だ。結局、富貴殿に肥料をやってだからといって、富貴殿の青が出ないように、白牡丹に肥料をやったとて、芸が緩くなるわけがない。ただ、成長が良くなるだけ。

ただ、すでにアツモリソウは手遅れのようだ。悲しい。
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Unknown (m.)
2023-08-23 09:54:45
メーカー

あっというまに、AとGが届いた。早速、散布。
なんだか、違和感がある。インチキをしているような。

まずはAから。細胞にある普遍的な物質でありながら、発見されたのは最近。日本で病原菌を利用した大量生産法が見出され、美容、農業分野で応用されている。光合成細菌に睡眠導入剤と栄養ドリンクを食わせると、自家精製も可能。

次にG。海浜耐塩植物の体内成分が発見のきっかけか。のちに農作物からの大量生産に成功。Aとの関連性もあるか。

ついでにS。精製物を購入するとかなり高額らしいので野草から抽出することにした。早速、タネを購入。氷河期植物が現代に対応するために発明した物質。

さらにF。これは調味料から摂取することにした。そのまま与えることには抵抗があるので、こなれた状態にしてから与える。
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Unknown (m.)
2023-08-21 00:52:04
やはり大手に。

4つの成分のうちAとGはすでに大手メーカーが発売しているので、早速注文。
Fはやはり、調味料に含まれることが想像される。スーパー、あるいはデパ地下ならばあるかもしれない。
最難関はどうやらSでこれは、野草から抽出するのが良さそう。いやぁ、気が遠くなるわ。
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Unknown (m.)
2023-08-19 20:26:40
富貴蘭に夢中だったころは夏場は1日3回水やりをしたし、その水に肥料やら活性剤やら、こだわって混ぜていた。去年、一昨年は1日1回。たまにサボってみたり。

なんとかしてあの頃の情熱を取り戻したい。

昔の写真を見ると、コンポストに緑色のコケが生えていたり、讃歌氏由来の鉢からはアリの巣シダが生えてきたりもした。

シダの一つも生えないような鉢環境では上作は程遠いだろう。
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Unknown (m.)
2023-08-19 02:47:46
4つの成分

4つの成分を同時に追いかけるのは難しい。
A G S Fとする。化学物質としてのアプローチと農法としてのアプローチがあり、全部で8通りの追跡。
Fに関しては外国料理の調味料に豊富に含まれることが分かってきた。純度が高い。
AとGが紛らわしい。成分がかなり近いようで。光合成細菌で精製するのがA、ビート由来がG。光合成細菌に食わせる物質もG、出来上がるのはA。
Sは苦戦。野草が近道か…大学に問い合わせるか。
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Unknown (m.)
2023-08-18 02:32:38
春霞

調べてみると、なんとインチキ白牡丹の多いことか…
しかも、かなり高額だ。いや、どれだけ安くてもあの芸ならば高い。

全国の白牡丹ホルダーは上芸苗を放出しないようだ。

質の悪い白牡丹の流通元にはおそらく、質の悪い白牡丹しかないのだろう。カタログに掲載されている真砂系白牡丹をみるに、驚くばかり。あのような白牡丹は絶対に我が棚からは出ない。見たことがない。
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Unknown (m.)
2023-08-17 19:02:06
早速

花菱草、つまりカリフォルニアポピーは春草なので今はない。
今ある草のなかで目的の成分を含む雑草野草を調べ上げ、早速30kmほど探し回った。我ながら尋常じゃない体力である。
しかし、残念ながら一つも見つからなかった。
やはり、基本的には毒草なので駆除され尽くしたか…
それにしても不思議。さほど耐暑性が高くない植物から、続々と耐暑性向上成分が見つかる。

おそらく、これらの植物は氷河期植物の進化系なのではあるまいか…氷河期明けに気温が上昇し、対応するために耐暑性成分を精製している、と。

だとすれば、今回の研究を通して大きな発見があった。多くの氷河期植物がこの暑さのなかで休眠するなか、休眠しないものが見つかったのだ。暑ければ暑いほど量産でき、耐暑性成分を含む腐葉土を生産することができる。

さらには薬局にて目的の成分を含む睡眠導入剤を見つけた。かなり高価。人間の脳を冷やす作用があるそうな。

さらにはその物質はヤフオクで大量安価に販売されてもいる。

早速、光合成細菌をセットした。成熟を待って、主成分を混入したい。
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Unknown (m.)
2023-08-17 08:43:03
1と2はサカタからお試しセットが発売されている。4はベンチャー企業が農薬として開発している。3だけが未開発のようだ。

それにしても、耐暑性を高める薬がさほど耐暑性が高くない植物から抽出されることには不思議に思う。
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Unknown (m.)
2023-08-17 08:19:21
魔女

耐暑性を高める物質は4種類
純粋に農薬、肥料として購入すればかなり高額になりそうだ。

効果は薄いかもしれないが、格安にて精製する方法を考えた。
一つ目、熟成したPSBに睡眠導入剤と栄養ドリンクを混入し発酵させる
二つ目、甜菜を煮出した液肥を発酵させる
三つ目、モリンガの葉をもとに堆肥をつくる
四つ目、花菱草から抽出液をつくる

惜しかったのは3番と4番の統合ができそうだったこと。4番は人体には有毒であり、スーパーフードのモリンガとは相反する。ただ、非常に惜しかった。1と2と4には純粋な薬剤として市販されている。

論文に書かれている成果が本当だとすれば、アツモリソウも平地で夏を越せる。これからは地球沸騰化時代。あらゆる作物に応用させるためには大量に使用したい。

それにしても便利な時代になった。スマホを酷使すれば着想から結論まで一晩でたどり着いてしまう。私なりの民間療法である。
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Unknown (m.)
2023-08-16 12:16:25
金牡丹

いつしか、金牡丹も変わってしまった。大型でクセがなく、伸び伸びとした系統が好まれているようだ。

レモン色の新葉、深い緑、根先のルビー…だいたいこんなところか。

しかしながら白牡丹には敵わない。インパクトが段違い。白い新葉の根元から透明の切先が顔を出す。つまり、新葉2枚まで曙芸が持続する。

黄色が緑色に変化するより、純白が紺に変化するほうが美しい。

台風一過、白牡丹親木からは3つの芽が伸び始めている。昨年3つ外したら、また、3つ出てきた。なんと強健なことか…
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Unknown (m.)
2023-08-16 11:19:04
冷温性植物に…

あまりにも暑すぎる。アツモリソウにも大打撃。今にも枯れそう。
もはや、薬物に頼るしかあるまい。

注目する物質は2種類。どちらもかなり高額。かたや、植物体の活力を高める。我々でいうならば、ミトコンドリアを活性化させる。ちなみに、ミトコンドリアが死滅すれば、我々は即死である。ミトコンドリアの遺伝子は必ず卵細胞由来であり、その解析によって全人類の祖先を調べられる。

もう一つは、細胞そのものの環境に働きかける。
科学の進歩に頼らざるを得ない。こうした薬物はハイポネックス、サカタ、タキイ、などメジャー資本でないと開発できないようだ。

さて、富貴蘭に効果はあるだろうか。
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Unknown (m.)
2023-08-15 12:32:22
水苔

水苔単用でうまくいく。…ときがある。まず、極力水苔の量を減らす。中を空洞にして、水や肥料が浸らないように。通常管理をする場合、乾きやすくするために高く植える。そして、2年ほど待つ。
水苔が風化しはじめ、緩やかな分解がはじまる。これで上手くいく。

まず、使う量を控えること。水やり、肥料やりを抑えること。最後に風化するまで待つこと。

どの一つが欠けても腐敗の原因となる。とにかく水苔は風蘭には合わない。

バンダのなかで、水苔単用で上作できるものはない。

水苔など使わずに、普通に植えて普通に育てた方がうまくいく。
その場合は乾かし過ぎは厳禁だ。
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Unknown (m.)
2023-08-14 17:06:15
ゾウリムシ

水道水でエビオスを発酵させ、ゾウリムシを培養する。数本用意して、成功したものと失敗したものの培養液を交換しながら均質化し、失敗をフォローする。

エビオスが沈殿してまうので、コロイド化した液体餌を加える。
液体餌は直接吸収され、爆殖が始まる。水面に固まり、収まりきらなくなって逆キノコ雲が弾ける。

そのまま与えると、メダカが全滅することがあるので、特殊網で培養気質を抜き、ゾウリムシを分離する。分離したゾウリムシを汲み置きした水道水に溶いて与える。

腹がはち切れるほどになるが、消化不良や脱肛はあまりない。
栄養にかたよりはあるが、とりあえずこれで良い。
人工資料は嗜好性も高いが、消化不良、脱肛、水質汚濁が激しい。
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Unknown (m.)
2023-08-14 15:12:08
あと一歩前へ

新しいコンポストの弱点は乾燥。水苔よりも圧倒的に乾きやすい。
ひとたび乾燥してしまえば、効果は半減する。
昔のように1日2回の水やりをしなくてはなるまい。
ランを育てるというより、コンポストを活かすために。それにより、コンポストのパワーはさらに高まる。

もう一度、全力をかける。
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Unknown (m.)
2023-08-14 12:01:59
コンポスト

植物を輸入する際、まず自生地を調べる。
フウランは、数年前に自生地を確認することができた。
当たり前だが、水苔に生えてはおらず、樹皮に着生。
樹皮のどのような成分に反応しているのだろうか?
それは、フウランの種子がどのような菌をエサにしているかに依る。
一説には木材腐朽菌だという。だとすれば、その菌類が分泌する成分こそ、富貴蘭の栄養になりうるのではあるまいか?
そこを目的として、二人の腐葉土作家から商品を取り寄せ、利用している。
すると、やはり生育は見違えるばかりとなった。特段の管理を必要とせず、自然と好調を維持できる。コンポストに甘えるようになってしまった。
白牡丹はいつまで経っても変化せずに純白の仔を産み続けるし、飽きてしまって、昔の熱意を思い出せなくなっていた。

救ってくれたのは、とあるブログ。信頼する商人から高額で購入した真砂系白牡丹がどんどん暗んでいくさまが記録されていた。
目が覚めた。純白は当たり前ではなかった。10年前に讃歌氏に白牡丹を譲ってくれまいか、と要請したら、400でも聞かないと断られた。…そう、白牡丹とはそういう存在だった。

いまいち、芸が冴えない長男次男。これは根が少ないことが原因かと思う。もう一度、根を作り、純白の新葉をのぞかせ、仔も同芸となることを確認したい。

来年は孫世代が誕生するはずである。個体数も二桁に近づく。
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Unknown (m.)
2023-08-11 12:07:34
判別不能

四鉢の白牡丹。どれも生育状況によって、芸の発現模様が異なる。
一本の苗から派生しているが、まちまちなのだ。根が良ければ芸が冴え、悪ければ曖昧になる。白牡丹ではこれが顕著。

それを一つ一つ、別品種としてしまえば大混乱。

似たような大型金牡丹を見せられて、どうのこうの言われても皆同じにしか見えない。それを異様に系統分けして、それが目利きだと言われても困る。そんなことより、インチキ白牡丹を見抜くことや、いい加減な商人を寄せ付けない方が先決事項ではあるまいか。

まあ、趣味の世界は個人の嗜好も自由だが、富貴蘭が衰退した理由もそんなところにある。世間から勝手にやってろ、と突き放されてしまうのだ。

食虫植物の神の一人にd技師がいる。HFCの職員であり、いまだに展示施設の管理をされている。世界最高峰のパービレイの大株や40cmのギネスクラスのピッチャーが一般開放されている。
マニアの聖地であり、一般開放されているゆえ新たな趣味家の生誕地にもなりうる。
返信する
Unknown (m.)
2023-08-11 00:51:15
反省

我が棚の白牡丹からは純白木しか出ない。それをつまらないと嘆いていたのは、贅沢な悩みだったようだ。

そもそも、お金にものを言わせて入手したわけではない。
白牡丹の実生苗が総コケする直前に紺縞入りの苗を入手しただけだ。

そこから、当たり前のように純白木が量産されるようになった。

真砂氏には最大のリスペクトを示したい。ただ、真砂ブランドを利用して、バッタもんを高額で流通させるイカサマ氏があとを絶たない。

そこで、新しい系統を起こす。「m.」白牡丹だ。
このmには真砂氏のmと私のmを重ねている。そして、ドットには「これ以上はない最終形態」という意味をこめた。

純白の新葉が伸び上がり、紺色に暗みながら切り下げる。松葉の上に積もる雪のように白を残しながら、雲紋を表す。さらに、産まれる仔は全て同芸となる。…これがエムドット白牡丹の特徴である。

長男次男が、純白化し、来年の孫世代がすべて同芸になることを確認したら、このエムドット白牡丹を立ち上げたい。

わけのわからない、不安定な白牡丹モドキを一掃し、いずれは白牡丹は単なる白牡丹として統一されるべきだ。生粋の真砂系のみを後世に贈りたい。
返信する
Unknown (m.)
2023-08-10 01:07:53
長男、次男

我が家で1番はやはり、親木だろう。昨年、3本外したら、今年3本産んだ。

長男と、次男は生育が悪く、とくに次男は暗んでいる。このまま、青くなるか、それとも親や三男の芸に寄せるか…。

そうだ、もう一度、頑張ろう。
返信する
Unknown (m.)
2023-08-09 22:17:33
インチキ

ある人物が信頼ある商人から真砂系白牡丹を購入した。
見る限り、かなり質は悪い。案の定、どんどんと暗み、最新の記事では真っ青だ。かわいそうに。苦し紛れに白っぽい仔が出ているが、これもかなり質が悪い。もともと、スジが悪いものをつかまされた感はある。商人も、ド素人を見事にカモった。小金持ちのボンボンほど美味しいカモはあるまい。ただ、管理にも問題がある。まあ、普通のやり方ではアカンのでしょうな。

3番目の子株は我が家のエース。真っ白い新葉の根元から、次の新葉の切先が見えている。白を通り越して、透き通る。
4番目の子株はまだ、小さいが、純白に紺覆輪である。
純白が出続けることに飽き飽きしていたが、贅沢な悩みだったようだ。普通はかなりの金額を払ってもバッタもんしか手に入らない。

ちなみに真砂系白牡丹で検索すると、我が家の木の親が出て、バッタもんがいくつか出て、4番目くらいに我が家の木の入荷時の姿が出てくる。はっきりと、紺の棒縞がある。その縞を最後に、我が家では一度も縞は出ていない。
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Unknown (m.)
2023-08-08 01:25:49
水苔

ある植物が、まったく育たなかった。鹿沼、焼き赤玉、軽石…良いと言われるものは全て試した。
皮肉なことに裸苗が最も上作だった。海外のサイトを調べ腐葉土を使うことになった。すると、チラホラ育ち始めた。

富貴蘭もかくあるべし。水苔植えをやめた。腐葉土植えでいきなり好調になったのは黒龍。あからさまに上作に転じた。

いまだに水苔で富貴蘭を育てている人もいる。決して悪くはないが、ただ、悪くないだけであり、それまでのこと。水苔は湿原に生える。富貴蘭は樹上に生える。これほどのミスマッチはない。富貴蘭が必要とするものを水苔ではまったく供給できない。

ただ、水苔が完全に悪いわけではない。保水力は高いので、腐植成分を染み込ませることも可能だが、その場合、ときとして腐る。
水苔は湿原に生えるので、腐植成分とは無縁なのだ。相性は悪い。

今では多くの人がそのことに気づいている。
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Unknown (m.)
2023-08-06 22:03:54
白牡丹〜!

今朝方、新たな新芽を発見。
今期3体目である。もう、純白であろうが無かろうが気にしない。増やしまくるだけ。

来年は孫世代の新芽が得られることを期待したい。白牡丹は根が命。根次第で芸が変わる。

それにしても、よく増えるなぁ。建国殿は全然。
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Unknown (m.)
2023-08-06 14:04:05
さて、韓国にはどれほど富貴蘭が普及浸透しているのか。

早速調べてみることにした。

まずは雑誌はどうだろうか?趣味の山野草や、自然と野生ランのような刊行物はどれほど出版されているだろうか…不思議なことにまったくヒットしない。韓国では金牡丹が大人気のハズだが…ハングルで記述された専門書は存在しない。

次に日本の展示会に現れた大韓民国風蘭連合会。この活動実態を調べてみた。不思議なことにまったくヒットしない。seoul富貴蘭会もまったくヒットしない。ただ、日本の展示会だけはヒットする。これらの趣味団体は、日本の展示会では活発に活動しているが、本国ではほとんど沈黙しているようだ。

韓国では金牡丹が人気のハズなんだが…韓国勢が大量に金牡丹を購入しているハズなんだが…

我々にとって、韓国ほど不思議なものはない。
韓国にはチャボ中斑の春蘭を量産する山がある。
韓国には金牡丹の蒐集家がたくさんいて、需要が高い。

すべてイリュージョン。
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Unknown (m.)
2023-08-06 01:24:55
通貨とは…?

人間は自然と接しなければならない。同時に道具を製造したり、サービスを構築しなければ社会が成立しない。

自然から得たものや、製造された道具、構築されたサービスを自由に交換するために通貨がある。
通貨は貝殻でも紐でも紙でも金属でも記号でも良い。ただ、二つの条件を少なくともみたすべきである。
一つ目は誰でも知っているものであること。
二つ目は希少かつ変質しないこと。
この二点により、信用が発生し、通貨としての機能が備わる。

さて、富貴蘭の金牡丹が通貨に匹敵するだろうか?
まず、認知度はかなり低い。街の通行人千人に金牡丹のことを尋ねてみれば、おそらくは誰も知るまい。
次に希少かつ普遍なるか、といわれれば、これもまったくあてはまらない。とにかく、増えすぎるし、微妙に質も変化している。

通貨、あるいはそれ以上の価値をもつのは、盆栽である。世界中のほぼ全ての人が知っており、その体に数百年単位の樹齢を蓄えている。これ以上に希少かつ普遍なものはない。

私が選別した樹はどれも通貨以上の価値を秘めている。金牡丹?笑わせるなと言いたい。知らない人からすれば単なる草ではないか。私の樹を見て驚かない人はおるまい。
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Unknown (m.)
2023-08-05 20:26:44
日本の春蘭ブーム末期、突如として韓国で春蘭が自生していることになった。

不思議なことに韓国春蘭は日本春蘭に酷似していた。大陸と陸続きでありながら、中国の一茎一花よりも、日本春蘭に近いのだ。

さらに不思議なことに韓国春蘭からはよくチャボ中斑が発見された。日本春蘭と酷似しておりながら、日本春蘭の野性種からはあまり見出されなかった芸品が、多数発見されたのだ。

さらにさらに不思議なことに、そのような大発見がなされているにも関わらず、発見時の自生地画像が一切存在しないのだ。

韓国は、日本の伝統園芸にとってかなり都合の良いパートナーだ。
春蘭が下火になれば、新たな品種をボンボン産出するし、富貴蘭の価格が暴落すれば買い支えて、価値を底上げしてくれる。

韓国園芸とは、何者だろうか?なぜ、韓国にだけ、そのような連中が存在するのか?

韓国ドラマブームにも関わらず、春蘭や富貴蘭を愛でる韓国人の情報は一切伝わって来ない。韓国の富貴蘭ガチ勢は一体どこに存在するのだろうか?

所詮は絵に描いた餅である。イリュージョンなのだ。
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Unknown (m.)
2023-08-05 11:38:47
理想の白牡丹

純白地獄に陥った私が今追い求める白牡丹は仔のときだけ最高芸を発揮し、徐々に縞を現し、最後は完全に暗んでしまう個体。

仔から、成木までずっと同様の純白芸を示す個体はやはり、退屈である。しかも、どんどんと同芸の仔を産みまくりながら、成長してしまう。もはや、白牡丹地獄。

純白の白牡丹はその強健さゆえに、爆殖する運命である。

芸の甘い原始的な白牡丹は希少となっていくだろう。価値があるかは別として…。
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Unknown (m.)
2023-08-04 13:47:53
白牡丹。

まさに純白地獄。昔は誇らしかったが、鉢数が増えると当たり前になってくる。
あまりに安定しすぎているのだ。芸が出来上がっており、もはや、これ以上改良の余地もない。あたかも、そうした植物であるかのようにバンバン増えてゆく。

だからといって手放す気にもならない。それぞれの成長ステージを観察できることは楽しいし、いろいろと栽培方法を試すことができる。

一つ、白牡丹は多品種とは栽培方法が違う気がする。多品種よりも簡単。ゆえに、多品種では許されないことがいろいろと試せる。

その自由度のなかで最大限の成果を求める研究が必要だろう。

純白の新葉が真っ直ぐ日本刀のように伸び上がり、ゆっくりと先端から紺色に染まりながら倒れてゆく。これがこの品種の真骨頂。

これができない白牡丹は白牡丹ではない。
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Unknown (m.)
2023-08-04 10:57:09
白牡丹よ…

無念。新仔は完全に純白真砂。予想通りに純白の新葉が伸び始めた。この調子だと、来年はさらに純白木が増えてしまう。

白い白牡丹は当たり前といえば、当たり前だが、面白味に欠ける。
緑色の新葉を見せてくれる系統に憧れる。ポケット事典の表紙の木のような感じや、どこかの店で見た緑仔を吹く白牡丹モドキなど、芸の揺らぎがスリリングではないか。

若き日の私はそうした揺らぎを嫌っていたので、棚からは同じ芸の仔しか出ない。

さて、白牡丹から、またもや新仔が発生した。次こそは…と期待もするが、位置からすると完全に純白ポジションである。ただ、全草純白なので、純白ポジション以外存在しないのだ。どうせまた、純白白牡丹だろう…がっかり。
1年に2本ずつ増えていく…凄まじい増殖率だ。
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Unknown (m.)
2023-07-28 07:53:37
ペツエリ狂想曲②

さて、ペツエリの盆栽仕立てに挑む。
実生苗ははなから眼中にない。ごくごく普通の多肉。

荒々しくまた、でっぷりとした幹に針が沢山!というのが真骨頂。
早速、小型の個体にターゲットを絞るが、予想に反してまったく落とせない。不可解にも大型個体と比べても割高な感覚。

富貴蘭のオークションでサクラ入札やツリアゲを学んだので検証してみたが、よく分からない。ただ、出品者は傷みをおそれていて、速攻でサバきたいようだった。

そんなこんなでようやく、ペツエリを攻略。あとは、葉が出てこないようにしっかりとシメて作るだけ。
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Unknown (m.)
2023-07-27 07:35:47
ペツエリ狂想曲

突然、ペツエリの現地球が輸入され始めた。
昨年は、あれよあれよという間に値段がハネて、断念。確か50くらいだったか。

マクロプスをゲットしたのは、はや2年前だろうか。やはり、良いのだ。マクロプスは存分に魅力を発揮している。株によって葉の形が違うことも面白い。ただ、残念ながら、その魅力をひきだせている栽培家は私くらいだ。どんなに良い木もゆるめればだらしなくなる。
我が作場では現地そのままの葉が見られる。

となれば、ペツエリも手に入れておくべきだろう。
誰しも、これぞペツエリという株に目が行く。つまりは巨大株だ。
奮発しようとしたが、あきらめた。無理である。
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Unknown (m.)
2023-07-26 12:17:41
球根まつり

さあ、たくさん揃った!
キツネノカミソリの八重咲は4タイプ。
子宝咲…爆発的な花弁!
菊花玉竜…規則正しい花弁の銘花!
炎の舞…緋色の星咲
十二単…ロケット段咲!

ネリネ
マタル…紺色
藤娘…薄紫
万寿姫…ピンク八重
紫式部…紫、赤縞

オレオゲナ
円弁
濃色大輪

スイセン
白雪姫
イカロスドリーム

グラジオラス
シトリナ
ピンクマジック
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Unknown (m.)
2023-07-26 12:08:21
白牡丹ズ

まったく予想通り。紫色の芽からは紺覆輪の稚葉が顔を出している。ブレない。ひたすら、純白の白牡丹が増えるばかり。

ただ、独立した次男木の新芽が松を散らしたようになっている。このまま、青になったら、それはそれで面白い。長男木と三男木は、新葉が純白なので親のコピー。

縞の気配がない。いつか、覆輪の白牡丹や、縞の白牡丹が現れてくれることを期待して、ただただ、増やすのみ。

当然、樹皮系腐葉土で作っているが、多少水苔を混ぜても問題はない。
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Unknown (m.)
2023-07-24 01:30:15
花菖蒲 宇宙

いよいよ、宇宙を手中に収めた
2000石の旗本、松平定朝が世に送り出した系譜の筆頭品種
こうして、伝統を引き継げる機会をありがたいと思う

実は花菖蒲とは富貴蘭以上に縁が深い。学生時代、勉強をサボって鶴舞公園の展示即売会に行き、苗を買って帰ったり、知立の花菖蒲まつりを毎年、見学したり、はじめて通販で買ったのも花菖蒲の苗。

ルデマニアナのユニバルシタスは同じ宇宙でも、血生臭い暗黒の歴史を背負っている。対して花菖蒲の宇宙は、明るく健やかな印象である。ただ、高額取り引きをした売り主が早逝した噂くらいである。

私に作ることができるだろうか。
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Unknown (m.)
2023-07-21 01:22:00
菖翁花

150年あまりのときをへて、20程度の品種が現存する。
なかには後世に絶種し、置き換えられたものもある。

ただ、一見菖翁花に見えなくとも、正真正銘であることもある。たとえば、昇竜は図譜とは似ても似つかぬ花が咲く。しかし、咲き始めの朝は、図譜通りの姿だ。
菖翁花を遺伝子解析すると、日光や信州の高原にある個体群にさゆきつく。つまりは、松平定朝は日光街道や中山道などの街道をつかって原種を入手していたことになる。
代表格は無論、宇宙だが、流通はしない。過去に一条100万円で取り引きされたこともあるが、趣味家から趣味家へとほそぼそ継承されている。栽培は至って困難。
幻の花である。
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Unknown (m.)
2023-07-18 22:25:59
宇宙よ…

二千石の旗本、松平左金吾定朝は花菖蒲の品種改良に取り組み、晩年、菖翁と名乗った。
著書、花鏡を読むと、現代における我々マニアの祖であることが分かる。

その菖翁が発表した花菖蒲は菖翁花と呼ばれる。水の都、江戸では花菖蒲は重宝した。江戸系として発展している。現存する菖翁花の筆頭が宇宙である。原種カトレアの頂点に君臨するユニバルシタスと同じく、万物の根源、あるいは全体の意味を込めて銘打たれている。江戸時代の感覚からすると、相当飛び抜けている。

さて、なかなかの栽培困難種だとか…開花すれば新聞に載るそうな。
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Unknown (m.)
2023-07-18 00:52:35
あらら…

期待していた白牡丹の新芽は、またもや純白。紫の苞葉が割れると、紺覆輪の稚葉が現れ、秋には真っ白な葉が出てくる。いつものパターン。

これほど変化に乏しいものとは思わなかった。親木の入手時には紺の棒縞が一本入っていたが、あれは奇跡だったのだ。以来、フチに糸縞が一筋乗るか、乗らないで、かつ、それもすぐに消えてしまう。

白牡丹は根の出来に芸が左右される。根を切れば、成長が鈍り、多少、青い白牡丹ができる。しかしながら、ワンシーズンですぐに元に戻ってしまった。

鉢のなかを見ると根が泥っぽい。まるで液体のように素早く伸びる。すると、すぐに樹勢がついて、いつもの白牡丹になる。

真砂系白牡丹においては、青地のある個体は得難い。富貴殿に縞戻りがほとんどないように白牡丹も先祖返りはありえないのだろう。ただただ、数が増えるばかり。

そろそろ孫世代が発芽する頃だ。ここからは倍々に増殖してゆく。

困ったもんだ。やれやれ…好きだから良いけども。
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Unknown (m.)
2023-07-02 20:51:45
富貴蘭の先へ

江戸末期から続く東洋ラン趣味は富貴蘭に始まり富貴蘭に終わったといえる。
東洋ラン趣味とは太平の世に花開いた平和の象徴。よく誤解されているが、戦国武将は富貴蘭など好きこのんではいなかった。武将たちが好んでいたのは、シダや松など花のない植物。花は散るゆえ、縁起が悪い。太平の世がながらく続き、没落した武家が始めたのが、オモト栽培であり、富貴蘭もその流れをくむ。

様々なランを通してきたが、つまるところ、やはり、西洋由来の技術革新には勝てなかった。実生、メリクロン、である。

それらの技時に対抗すべく、仕掛けられたのが黒牡丹と建国である。
一つの苗から、多種多様な芸が発現する、とされた。それは、実生交配とメリクロンで繁栄した西洋ランに対する稚拙なアンチテーゼだった。

しかしながら、実生交配やメリクロンが富貴蘭にも完全に適応できることがわかった今、黒牡丹や建国の勢いは弱まってしまった。

かわりに、実生で作出された新時代のスターたちが跋扈し始めた。
彼らにいかほどの価値があるだろうか…

もはや、価値はあるまい。…ここからは全てが蛇足。どれもこれも出来損ないの模倣品。

豆葉なぞには何の意味もない。崩壊した美意識を観て何を楽しむというのか?

今の富貴蘭は見るに値しない。
返信する
Unknown (m.)
2023-07-02 20:51:37
富貴蘭の先へ

江戸末期から続く東洋ラン趣味は富貴蘭に始まり富貴蘭に終わったといえる。
東洋ラン趣味とは太平の世に花開いた平和の象徴。よく誤解されているが、戦国武将は富貴蘭など好きこのんではいなかった。武将たちが好んでいたのは、シダや松など花のない植物。花は散るゆえ、縁起が悪い。太平の世がながらく続き、没落した武家が始めたのが、オモト栽培であり、富貴蘭もその流れをくむ。

様々なランを通してきたが、つまるところ、やはり、西洋由来の技術革新には勝てなかった。実生、メリクロン、である。

それらの技時に対抗すべく、仕掛けられたのが黒牡丹と建国である。
一つの苗から、多種多様な芸が発現する、とされた。それは、実生交配とメリクロンで繁栄した西洋ランに対する稚拙なアンチテーゼだった。

しかしながら、実生交配やメリクロンが富貴蘭にも完全に適応できることがわかった今、黒牡丹や建国の勢いは弱まってしまった。

かわりに、実生で作出された新時代のスターたちが跋扈し始めた。
彼らにいかほどの価値があるだろうか…

もはや、価値はあるまい。…ここからは全てが蛇足。どれもこれも出来損ないの模倣品。

豆葉なぞには何の意味もない。崩壊した美意識を観て何を楽しむというのか?

今の富貴蘭は見るに値しない。
返信する
Unknown (m.)
2023-06-28 00:02:37
バルブバブル

今春、絶滅危惧種のゲイソリサが開花。
途端に小球根に魅了されてしまった。

富貴蘭に教わったこと。グダグダと回り道をせずに、一気に頂点を獲る。
グラジオラスのシトリヌスとアウレウス。ゲット。

バビアナも、これはと思うものはすべてゲット。

ついでに、中国産のリコリスもゲット。

だいたい、わたしが良いと感じたものは、いずれ世間から評価されることになる。

逆にダメなものも、予想できる。

やはり、富貴蘭。これはもう、あかん。
チカラのある園芸家がいない。核が存在しないのだ。これから先、20年後のスターがいない。もはや、衰退するばかり。

2年前、マライパライのラヤを山田氏から購入した。現在では高騰して、なかなか手が出ない金額である。
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Unknown (m.)
2023-06-24 10:29:01
小球根の高騰

グラジオラスが一つ7万。 流石に手が出ない。
困ったものである。にわか人気で入手困難となった。

この界隈で気になったのは、シトリヌス系の交配種。
これから、数年内に大ブームとなるだろう。無論、メジャーの種苗会社が大量生産に踏み切る。

そこで、シトリヌスをゲットすることにした。やはり、原種が良い。

成長分野への投資は楽しい。

富貴蘭はいよいよ泥舟。黒牡丹、建国も往時と比べれば随分と値下がりした。
これから、認知度が下がり、さらなる暴落に襲われることになる。絶叫マシーン。

100万の蘭も、来年には30万、再来年には10万以下となる。
返信する
Unknown (m.)
2023-06-24 10:28:52
小球根の高騰

グラジオラスが一つ7万。 流石に手が出ない。
困ったものである。にわか人気で入手困難となった。

この界隈で気になったのは、シトリヌス系の交配種。
これから、数年内に大ブームとなるだろう。無論、メジャーの種苗会社が大量生産に踏み切る。

そこで、シトリヌスをゲットすることにした。やはり、原種が良い。

成長分野への投資は楽しい。

富貴蘭はいよいよ泥舟。黒牡丹、建国も往時と比べれば随分と値下がりした。
これから、認知度が下がり、さらなる暴落に襲われることになる。絶叫マシーン。

100万の蘭も、来年には30万、再来年には10万以下となる。
返信する
Unknown (m.)
2023-06-16 22:24:57
美学

本阿弥一族に伝わる日本刀鍛錬の美学。
これがバシッとハマっている。富貴蘭も、かくあるべし。

そう考えると、白牡丹は最上となる。
富貴蘭の美学はやはり、日本刀に通じる。頭を出した新葉の先端は切先。スッと伸び上がる新葉は刀身。深い紺は地鉄。ふわりと残る白雲は刃文。
立ち上がり完成した新葉は流れる季節のなかで振り下ろされる。一層、群青が冴える。

豆葉などは観るに耐えない。あれの何処が富貴蘭か。美しくない。
並葉で出尽くした芸を豆葉形態に落とし込んでいるだけだ。
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Unknown (m.)
2023-06-15 00:16:05
本阿弥

日本刀。「地鉄は晴れ渡った秋の空のように青黒く、刃文は松に積もった雪のようにやわらかく…」

白牡丹を思い出した。やはり、富貴蘭の葉は日本刀のようにシュッとしてなくてはならない。富貴蘭の葉は春夏秋冬を斬る。なかでも白牡丹の新葉が紺を浮かべながら移ろいゆく姿は格別。
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Unknown (m.)
2023-06-13 21:30:57
豊明殿

初めて見たときは感動した。透明感があり、かつ根も美しい。
ただ、実生され、量産されると興ざめしてしまう。

まあ、安く手に入るだろうから、後回し。そのうち、どうでも良くなる。豊明殿の芸風は当たり前になった。

最近では交配に使われるようになり、豆葉の豊明殿芸が多数発表されている。
おそらく、後から後から聞いたこともないような品種が出てくるだろう。

白牡丹は、新葉は完全に乳白色である。次の新葉が伸びるまで白いまま。
豊明殿芸は、新葉の縁から暗み始め、透明感がある。私は富貴蘭に透明感など求めない。ハオルチアとは違う。

豊明殿芸は量産芸であり、実に下品だ。美しくない。

株の中心を乳白色の刀が切り上げ、伸びきったあと倒れながら純度の高い紺色に染まって行く。そこに季節の流れがある。
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Unknown (m.)
2023-06-10 14:27:28
建国殿

新葉がシケた建国殿。胴から大量に根を吹いたので、期待していた。
新葉跡から脇芽を吹いた。雑誌にも実寸で紹介された木。

白牡丹が四本に増えたのに対し、こちらは2つに増えただけ。白牡丹に比べると格段に難しい。ただ、紺地を交える分、見ていて面白い。新芽を吹いたときも、青くてガッカリ。それがあれよ、あれよという間に最上柄。
白牡丹も、建国殿も、根が作りやすい。鉢内の根を見ると根が泥っぽく、グイグイ伸びている。根が良いと木も良くなる。とくに白牡丹は根が大事。
根が悪ければ、成長が遅く、かっこよくならない。
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Unknown (m.)
2023-06-10 12:11:23
嬉しい便りが続々と…

白牡丹から新芽。久しぶり。逆に、青だったり、縞だったりして欲しい。純白の子ばかり量産されてもね…

杭州寒蘭、半数から新芽。まずまずの成績。

常緑コンニャク、やっと、やっと、発芽。半年だよ。常緑って!!

木瀬羆や、友禅からも、大きな新芽。

用土の変革が大きい。ただ、春蘭が一鉢枯れた。調子を崩した、程度ではなく、パーンと枯れた。

決して開花しないプレウロ サリスがある。すべての葉に枯れた蕾がついている。ひょっとすると、高温乾燥系かもしれん。
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Unknown (m.)
2023-06-04 12:27:52
危なかったぁ…

昔、千載の縞を60で買おうか迷った。今ではかなり値下がりしている。

出回り始めはお祝儀相場というのがあるのかもしれない。そういうことはお金持ちに任す。

あのころは、富貴蘭の実生交配が出来ることをあまり知らなかった。

今思えば、あのころ、すでに二代目ヘテロ個体を使って、新しい富貴蘭は自在に作出されていたようだ。

富貴蘭の趣味人口は減少し続けている。最後まで趣味を続けるのは、数人の高齢富裕層。彼らは遺伝工学の基礎を理解できない。

海外で富貴蘭が受け入れられることは、まず、ない。
もし、受け入れられたとしたら、逆に危ない。洋ラン界では1世紀近く血みどろの争いが続いている。そこで培われた厳しい視線に富貴蘭は耐えられまい。彼らは科学を駆使する。ごまかしは許さない。まず、価格基準が大幅に見直されることになる。海外の若いマニアを侮るなかれ。

ウツボカズラの愛好家は未開の熱帯高山に分け入り、新種を発見するやいなや種子を採取し、選別をかけメリクロンを作成する。挙句、人工交配の親とする。

真の意味で、富貴蘭をふくむ東洋ランが海外で受け入れられることは、ない。
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Unknown (m.)
2023-06-03 21:01:13
絶滅の一歩手前…

丈夫だからと、油断しているうちに絶滅しそうな草。
たびたび、インターネットで紹介されてきた。さほど注目もされていないようだ。
紹介する側も、あまり知られたくない模様。

日本には少なくとも2か所に存在する。
私で三人目か…
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Unknown (m.)
2023-06-02 18:13:13
白牡丹の季節

根が出来ている株からは勢いよく新葉が伸びる。白牡丹なので当然、純度の高い白になる。白牡丹は基本的には縞品種ではないので、松葉は散らさ、ない。
平成、令和の白牡丹は全斑であり、老木だからといって青くなることはないし、産む子は全て同芸の白牡丹である。昔は真砂系白牡丹と呼ばれていた。

古い白牡丹は新葉に松を散らし、古木になると芸が逃げやすかった。また、産まれる子の品種にはバラつきがあった。こうした白牡丹はもはや、白牡丹とは認めてはいけない。ニセモノである。

実際にらニセモノのほうがよく流通するし、高価。
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Unknown (m.)
2023-05-28 20:12:50
エポックメイキング

富貴蘭のトレイには古典品種がズラリ。どれも2250円。
さて見どころは…富嶽かな。

正直、なんの魅力も感じないが、時代を創った品種として、価値は高いだろう。
実生しても受け継がれやすい斑質。これを豆葉に注入し、多くの人工品種を生み出した。

おそらく、黒牡丹や建国よりも数段価値があるだろう。
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Unknown (m.)
2023-05-28 11:22:05
交配えびね 京八幡

紹介画像はかなりの丸弁だった。しかし、チカラをつけて咲くと、星型。しかし、花序の先端の花は丸弁に戻った。

この色彩だと、つい香りを期待してしまうが、まったく。
加温開花させ、ニオイとあわせれば青い有香縞花初夏咲えびねができるだろうか?
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Unknown (m.)
2023-05-28 11:09:04
選別 ウチョウラン

シーズン到来。ワントレイのなかに交配の歴史が詰まっている。
紅一点、白紫点、仁王に始まり、連舌、虹、朱赤、などなど。
どれも一鉢600円。

選んだのは斑紋だった。もう一度、原点に変えるべきだろう。
ごちゃごちゃした花はウチョウランらしくない。
しかし、この花は交配時代以前には存在しなかった。もっとも普通だが、もっともあり得ない。画像にしてしまえば、魅力は伝わるまい。

はっきり言ってしまえば、仁王連舌系で、キチンと咲いている物が少なすぎるのだ。ぐちゃぐちゃとして、よく分からない。若い頃はそういう花に憧れていたが、今ではまったく。そもそもウチョウランに豪華さなど求めていない。

旧来のウチョウラン以上にウチョウランらしいものがボチボチ現れ始めた。
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Unknown (m.)
2023-05-27 21:56:12
白牡丹

白牡丹の新葉は暗むのが遅く、完全に青が乗るまで2年かかる。
しかも、実は暗んでいるのではなく、地は白いままのようだ。

したがって、生育が悪いと芸が下がる。白い部分が減少し、見苦しい。2年以上成長が止まれば、青い白牡丹もありうる。ゆえに白牡丹栽培のコツは成長速度を高めることだ。とにかく施肥と採光。軸の白い白牡丹となる。

新葉からすでに青いものは粗悪品。白牡丹は松葉など、散らさない。純粋な牡丹芸。ただ、ごく稀に紺縞を流す。この紺縞から子が出れば、縞の子や青い子が採れるだろうが、ほとんど不可能。すべて白牡丹となってしまう。

良い例がある。ポケット富貴蘭事典の表紙の白牡丹。あれはダメなやつ。私は白牡丹とは認めない。ああいう白牡丹はいずれ、ダメになる。

我が家の白牡丹軍団も、しっくりきているのは親と末っ子だけ。長男、次男は根が少なく、成長が悪いので濁ってしまう。難しいね。
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Unknown (m.)
2023-05-25 01:26:44
京八幡

予想よりも、大輪。まあ、なかなかないレベルの傑作といえる。
てっきり、作者もキープしているかと思っていたが、我が家の株がオリジナルであり、世界に一つしかない、とのこと。

大事にしなきゃな。我が家では大輪咲となり、丸弁ではなくなった。夏咲きエビネの形である。
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Unknown (m.)
2023-05-22 21:40:40
白牡丹の白

乳白色というのが、1番近い表現。不二家のミルキーの色。透明感のない、強い白である。やや黄色味を帯びる。緑色の松は散らさ、ない。ただ、ただ、緑の絣を表しながら、群青に染まっていくのだ。

火影、豊明殿などなど、そうした安っぽい斑とは違う。純白の成葉。肉厚の葉一枚が真っ白いのだ。新葉から数えて2枚目が白い。ところどころに斑や縞が入るのではない。葉、および軸、あるいは古葉までも白い。株全体が白く、ところどころ、緑なのだ。
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Unknown (m.)
2023-05-19 18:44:02
白牡丹芸とは…

新葉は純白で展開し、完全に暗むには2年かかる。順調に生育していれば、軸は白い。老木でもしかり。ゆえに出る子には全て同じ芸が継承される。これが、令和の白牡丹だ。昭和期の白牡丹はほとんどが、芸の崩れたC級品だ。

豆葉の白牡丹芸などあれば、面白いが、そんなものはない。

純白の長い新葉がゆっくりと緑に染まる風情も悪くはない。白牡丹には長葉が似合う。ただ、豆葉があるならば、見てみたいとは思う。

白牡丹とは軸が白いこと。
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Unknown (m.)
2023-05-10 00:41:58
ついに咲いた!京八幡

至高の交配えびね、京八幡が咲いた。最大の特徴は、色彩と形が高いレベルで調和されていることだ。

惜しむらくは香りがない。この色彩ならば、ニオイの血もありやと嗅ぐが、一切香らぬ。意外である。

舌はベタ紫。ペタルセパルは外側が赤で内側が紫と白の規則縞。
複雑な交配を経ているがヒロハノカランの血が濃い。

あれほど、ヒロハノカランを多用しながら、ヒロハノカランとは似ても似つかぬ花を付けていることを高く評価したい。

日本、原種野生ラン交配の現在地とも言える。

春咲きエビネから抜け出して、少しずつ夏咲きエビネの血を混ぜる。両方の良さを絶妙に取り混ぜながら、まったくの新形態を創造している。四倍体の葉はチャボ性であり、深緑の紺照りである。
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Unknown (m.)
2023-05-06 20:02:49
イワヒバ夢殿

春先になって、よくよく見ると小さく八角形にまとまっているように見える。これは確かに夢殿だ、と感じさせる。願わくは、ずっとこのまま、引き締まった八角形を保ってほしいものだ。

大きくなればなったで、スター品種の仲間入りだろうが、増やそうとすれば先祖返りするだろうし、難しいだろう。今年はぜひ、あれを手に入れたい。富貴蘭の湖東錦や羆を手にすることを思えば安いものだ。
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Unknown (m.)
2023-05-06 18:50:52
御城覆輪

まあ、なんだかんだ言って、私にはこれが一番。
清々しい斑の白さ、根の翡翠。瑞々しくもある。

白牡丹や建国殿も良いが御城覆輪の爽やかさには及ばない。
数年前にフラワーセンターで見かけて、あまりに気に入って二つも購入してしまった。これが最後に購入した富貴蘭。
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Unknown (m.)
2023-05-06 12:43:16
ニセモノたちの大行進

この時季の白牡丹は格別。マイルールで上から2枚目までが白く、子がすべて同芸になるもののみを白牡丹としている。つまり、ただただ真砂系というだけでなく、ある程度、丁寧に作られていなければならない。

さて本題。黒牡丹て何が良いのだろうか?地味な細葉に地味な縞。渋好みということか?白牡丹を好む私からすると、理解に苦しむ。
ヤフオクを観ていると黒牡丹の地味さを逆手に取ったニセモノが大量に出回っていると感じる。

素人の私が観てもそう感じるくらいだから、よほどズレたニセモノたち。あれをホンモノと信じてゲットし、信じて育て、信じて増やし、信じたまま、世に再放出。結局、黒牡丹の良さを知らずに終わる。

実際、黒牡丹のことを理解している人物がどれほどいるのか。
そもそも、黒牡丹の芸風ってどうなんだろだろうか。それが、今の富貴蘭界そのものを表している。分かる人だけが分かれば良いという傲慢。

白牡丹は良い。誰が観ても他品種と圧倒的な区別がつく。
青い白牡丹なんて存在しないし、芸の甘い白牡丹もない。
白牡丹は白牡丹である。

建国殿も同様。マイルールでは黄中斑で、同芸の子しか産まないもの。

昔、建国の136と109という苗を高額購入した。今では普通のフウランと区別がつかない。系統木というふれ込みで、ニセモノをつかまされたかもしれない。 

私のお気に入りは御城覆輪。
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Unknown (m.)
2023-05-06 12:42:45
ニセモノたちの大行進

この時季の白牡丹は格別。マイルールで上から2枚目までが白く、子がすべて同芸になるもののみを白牡丹としている。つまり、ただただ真砂系というだけでなく、ある程度、丁寧に作られていなければならない。

さて本題。黒牡丹て何が良いのだろうか?地味な細葉に地味な縞。渋好みということか?白牡丹を好む私からすると、理解に苦しむ。
ヤフオクを観ていると黒牡丹の地味さを逆手に取ったニセモノが大量に出回っていると感じる。

素人の私が観てもそう感じるくらいだから、よほどズレたニセモノたち。あれをホンモノと信じてゲットし、信じて育て、信じて増やし、信じたまま、世に再放出。結局、黒牡丹の良さを知らずに終わる。

実際、黒牡丹のことを理解している人物がどれほどいるのか。
そもそも、黒牡丹の芸風ってどうなんだろだろうか。それが、今の富貴蘭界そのものを表している。分かる人だけが分かれば良いという傲慢。

白牡丹は良い。誰が観ても他品種と圧倒的な区別がつく。
青い白牡丹なんて存在しないし、芸の甘い白牡丹もない。
白牡丹は白牡丹である。

建国殿も同様。マイルールでは黄中斑で、同芸の子しか産まないもの。

昔、建国の136と109という苗を高額購入した。今では普通のフウランと区別がつかない。系統木というふれ込みで、ニセモノをつかまされたかもしれない。 

私のお気に入りは御城覆輪。
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Unknown (m.)
2023-04-30 13:24:06
ウツボカズラ

アッという間に時代が過ぎた。今となっては若い栽培家たちの世界。ラヤとロウィアイの人工交配苗が販売される時代が到来している。

しかし、まだまだ退場する気はない。私は、量産できない品種に目をつけていた。トランカータとロウィアイの選別された交配、オリジナルのプレデター、マクビー、暑がらないアッテン。

さあ、今の若者たちが逆立ちしても手に入らない物ばかりだ。
これらはどれも増殖困難で、かつ、メリクロンにかけて採算が取れるほどメジャーではない。しかしながら、最新の交配苗にはない完成度がある。とくに、ロウィアイとトランカータの交配は、最強であり、ウツボカズラの王とも言える。

ついでにサラセニア。
海外の著名なコレクター、MKの品種群を積極的に収集。
黄色い筒、緑の素心筒、紅筒に、赤筒黄蓋、などなど。

大量生産して生花として楽しむ予定だ。
なんにせよ、一つの道を極めようとした人物は尊敬に値する。
日本国内だろうが、海外だろうが、プロだろうが、アマだろうが、関係ない。
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Unknown (m.)
2023-04-30 12:51:37
色づく京八幡

開花に先立って、作家さんの記事を読み返している。
影法師という個体が気になった。京八幡を親として作られた花。
似ているが、気になった。

京八幡を譲り受けた際、小さな苗を追加した。そのコード番号と影法師のコード番号が一致しているような気がする。もしかすると兄弟株かもしれない。

数代先を見据えた交配はまさに尊敬に値する。

作家氏の記事によると一度、園芸雑誌に取り上げられたそうな。
珍しく目が効くじゃねぇか。

テンナンショウのビクトリアエ、リヘンよりも葉が美しい。緑が強くツヤがある。葉柄も金箔を塗したように輝いている。これで、翡翠の透き通った花を咲かせるというのだから、素晴らしい。根茎は朽ち果て、小さなカケラだった。ビクトリアもリヘンもかなり丈夫な部類に入るだろう。ただ、滞留水には弱いようで、水苔植えでは腐りやすい。せいぜい芽出しまで。
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Unknown (m.)
2023-04-28 01:54:57
人工えびね 京八幡

いよいよ、初開花をむかえようとしている。
先日、系統図を確認。ニオイやコオズは一切含まれていない。
一見、青くみえるが、ニオイの血ではないのだ。

強いて言えばキリシマがほんの少し入っている。しかしながら、割合としてはヒロハノカランである。草姿はまさにそれで、咲いてみるとジエビネ系の極整形花。香りは期待できない。

春咲きと、夏咲きを複雑に交配することで梅雨咲きのえびねが誕生した。しかも青紫の花である。

この花の作出には40年を要したそうな。まさに人工交配黎明期からの積み重ねである。
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Unknown (m.)
2023-04-27 01:09:26
テンナンショウの頂点

リヘンとビクトリアである。さながらキングとクイーン。
リヘンの初導入にはかなり手こずった。発芽まで一年待ったあと、腐敗で瀕死。

今回の個体は花がより美しい。大事なことは採集されてから休眠することなく、輸入されていることだ。常緑種にとってこれは、かなり重要。根茎に残された葉柄は赤かった。

ついでにビクトリアエも導入。こちらは発芽管理された個体。葉柄の金箔年輪模様がとっても美しい。根茎は腐敗したのか、ほとんど消えていた。花だけではなく、葉も美しい観葉テンナンショウである。
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Unknown (m.)
2023-04-27 01:00:30
建国殿の美

白牡丹は容易に増え、今では4鉢。安心して見てられる。
建国殿はそうはいかなかった。親木は芯止まり。たった1本しか増えていない。若木の中斑は不安定で、まるで線香花火の火花を見ているようだ。だから、面白い。
右に爆ぜ、左に爆ぜ、前に出ては、後ろに下がる。ときにバッチリと紺覆輪が決まる。見飽きない。どの部分をとっても只者ではない。
本羆にはない魅力がある。剛直で肉厚な葉に鮮やかな黄中斑。葉裏に抜けて雲を浮かべる。もっともっと増やしたい。
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Unknown (m.)
2023-04-20 00:44:03
えびね交配種

えびねにも季節があるようだ。晩冬には、室内で加温したカツウダケの白が咲く。綿雪という銘

春先にはジエビネ、初夏には春咲きと夏咲きの交配種

早春の彩を厚くするために、ヒマラヤニオイの交配に注目。小さな苗を10本、仕入れてみた。

その他、複雑な多重交配の傑作も一鉢。ニオイの血とヒゴの血が絡まりあった3倍体。高級品種ではないものの、藤の花色を連想させる。香りも藤に近い。この季節にピッタリである。
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Unknown (m.)
2023-04-19 00:01:15
首なし建国殿

胴だけになった建国殿。凄まじい生命力。
なんと、腹から新根を吹き始めた。新葉は2年前にシケたというのに。

建国殿は本羆には及ばないと考えていたが、これはこれでアリかもしれない。肉厚の硬葉を指でぎゅうぎゅう押してもビクともしない。黄金色の中斑は表面に透明な艶層らしきものがありスウィートポテトを連想させる。

紺覆輪の決まり具合も良い。たまに完璧に近い葉が出る。必ず一箇所以上、紺覆輪が欠けてしまうのも、面白い。

芸の継続性である。きちんきちんと子に紺覆輪が継承されていく点も、ありがたい。白牡丹ほど増えないが、安心できる。

湖東錦中斑には参った。中斑は独特な二重覆輪線なので楽しいが、芸が継承されていない。5枚目くらいから線が入るはずなんだが。
 
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Unknown (m.)
2023-04-16 01:02:14
湖東錦中斑

親木の下葉は無地。よって、青い子も待てば中斑が入ると考えた。されどなかなか。

親木には味が出てきた。これを観て、品種を当てられる人がいるだろうか。天王植木の羆実生もしかり。どう観ても朝日殿に見えてしまう。墨がなければ判別できまい。

明確な物は、水晶覆輪、白牡丹、金牡丹、建国殿、青海、など。

建国の136やら、109は今だに青いままである。何が系統木か…。
青くても味があるのは羆錦羆や、羆青。何かが沈んでいるように見える。
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Unknown (m.)
2023-04-15 20:22:32
ゲイソリサ ユーリスティグマ

球根は米粒程度。葉も雑草と区別がつかなかった。
球根のサイズのわりに、大輪の花が咲く。もし、球根をアマリリスの球根ほどに拡大したら、花のサイズはマックの看板くらいのサイズだろう。

日本でどれほどの個体が生き残っているのやら。
海外の記事によると自家受粉しないとあるが、自家受粉にバッチリ成功した。

タイワンクマガイソウの自生地もしかり、偽情報がまことしやかに闊歩する。
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Unknown (m.)
2023-04-15 16:17:26
首なし建国殿

建国殿の新葉がシケてから、早、2年になる。
恐ろしい話だ。泣くに泣けない。しかしながら、どうしようもない。
この個体は雑誌にも掲載されている由緒ある個体。

ただ、異常な生命力を宿している。まず、根が強い。数年経っても根が枯れない。ゆえに古い葉が落ちず、ムカデのような姿になる。
年によって中斑の具合は変わるが、最後の葉は最上級だった。本羆にはない、良さがある。とにかくゴツい。

首なし建国殿は冬を乗り切った。春が来て葉が膨らんだ。新芽でも吹くのかと期待するが、そんな気配もない。ただ、ただ、胴体のみが生き残り、力強い建国殿。

昨年、株分けをして、一本だけ子が取れている。建国殿の子は建国殿である。若々しいが、やはり、こちらも生命力がみなぎる。新葉が紺帽子の黄金中斑。富貴蘭の美、ここに極まれり。
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Unknown (m.)
2023-04-15 16:03:59
ペガしのモッシェ

ブラジルのコーヒー農園の伐採されたシェードツリーから、ひっぺがされたペガしのモッシェ。

人生初のモッシェは中学生のころ、松坂屋の年始の蘭展で購入したゴルドという個体だった。すぐに枯らした。

富貴蘭を育て、杭州寒蘭をつくるなかで理想の培養土を追究するようになり、ついに水苔を排除するに至った。長い時間がかかった。

ペガしのモッシェも当然、腐葉土で植え付け。ワンシーズンでワンバルブが完成し、今から開花しようとしている。…まさに驚きだ。
冬季に導入した根無し個体がたった1年で開花。何という生命力。
古いバルブも多肉質で確実に根が土を噛んでいることが分かる。

ペガしのモッシェは採取時、葉裏が赤かった。チポの濃色レッドが咲くと踏んで輸入したのだ。無加温の室内管理のため、全身緑だが、つぼみだけは真っ赤である。

もうひとつ、手乗りサイズのジェンマニも輸入したが、こちらはなんとか生き延びている。やはり、モッシェほどの生命力ではない。
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Unknown (m.)
2023-04-14 19:07:22
白花タイワンクマガイソウ

首尾よく、ゲット。ついでにピンク花もゲットしたいが、なかなか手に入らない。そりゃ、高額出費すれば楽勝なんだろうが、適正価格でゲットしたいのだ。

それにしても、冨澤氏がいうところの神々しさを目の当たりに出来たことは幸せだった。

確かに、他のアツモリソウ類にはない迫力があった。葉の形も独特で花を引き立てている。

今回、海外のパフィオ愛好家からも反響があった。日本、すげぇな。とのこと。パフィオ同様、シプリもメリクロンは効かない。ついでに白花タイワンクマガイソウは実生も交配もできない。残念ながら地道に株分するしかない。

栽培法は基本種においても確立されていない。コンポストに有機物を混ぜるか、混ぜないかで意見が分かれる。混ぜる人の方が成功している気がするが、無機質でも上手い人は上手い。

自生地の画像は想像に反していた。今では毎日水やりをしている。
さて、来年も咲いてくれるかな。
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Unknown (m.)
2023-04-02 11:10:12
東洋ランのメリクロン

中国春蘭の緑雲。2000年代初頭、茎頂点培養され、大量生産された。副産物として縞が入り、稀代の複芸品が誕生した。しかも、驚くような低価格。

このことは これからの春蘭 という書籍に明記されている。
そこでは日本春蘭赤花の実生交配についても紹介されている。
華姫のプロトタイプみたいな花が登場する。

ただ、縞物のメリクロンというのは難しい。個体はできるが、同じような縞質にはならない。緑雲のように白縞や黄縞がパラパラと出てしまうだろう。

裏を返せば、無地物は確実に大量生産出来るという事になる。それをしないのは、趣味家が減少の一途を辿り、採算性が低いからだ。

ウツボカズラにもメリクロンはある。rhhは20万前後の価格推移だったが、メリクロンが成功してからは3万程度になった。海外の老舗ラボはロゥイアイとトランカータの交配苗を選別し、メリクロンをかけていたが、マザーフラスコを売り切り、廃盤。途端に希少価値が出てきた。
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Unknown (m.)
2023-03-29 01:34:28
バズったっぽい。

英語は苦手。
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Unknown (m.)
2023-03-29 01:32:51
海外へ

海外の趣味家が自生地の画像を紹介。

驚きの連続。東京山草会の記事は間違いなく、間違いである。
明るい草地?高山帯?いや、すべて違う。

これは、私が最初に連想するのはパフィオのサンデリの自生環境である。ただ、ライムストーンではないだけで、あとは全て酷似している。つまりは、着生種に近い。

日本国内における栽培法は全て間違っている。あの画像を見れば、水を与えないことは、犯罪行為という事が分かる。一日中、水やりし続けても良いわけだ。

ありがとう、チェン。お礼に我が家の花の画像をアップ。
数名の趣味家が興味を示している。…そう、この個体群が流通しているのは日本だけなのだ。世界中の趣味家が注目することになる。
他品種とは訳が違う。なにせ、誰も実生には成功していないのだから。メリクロンも実生もできない、不思議な花。

自然界ではいかに繁殖しているのだろうか。
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Unknown (m.)
2023-03-28 17:27:30
キツネノカミソリの肥培

ようやく、やっとの展開。球根入手から早、半年。
とにかく培養しないと、良い花は咲くまい。

菊華玉竜と迷ったが、私は子宝咲きを選んだ。一つの花のなかに数輪分の花を抱くという。

いかに肥培すべきか。楽しみは尽きない。
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Unknown (m.)
2023-03-27 22:49:06
南ア球根

輸入ブームに沸く球根界。
ブーファン、ゲチリス、エリオスペルマム、…

いやいや、まだまだ。

自生地が消失したので現地球など存在しない。世界的な種子バンクが稀に放出するのみ。2系統が知られている。
日本にはいくつあるのだろうか…

小さな葉に巨大な花。山野草のたたずまい。赤と青に輝くど派手な配色。

あと10年もすれば、一般的に普及するだろう。
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Unknown (m.)
2023-03-26 13:14:21
バブル?

これから価値が上がると信じて、あるいは価値があると信じて、投資目的で資金が流入し、価格が上昇することをバブルと呼ぶ。

私見では米国のリバースモーゲージ債はある種のバブルと考えている。バブルが破裂すれば、悲惨。リーマンショックのようなことになる。

経済はゼロサムゲームである。被害者がおれば、その被害者から搾取する者もいる。ただ、人々の不幸を餌にしているので、その姿は見えない。時間が経つと、事実関係が分かる。たとえば、ケネディ父。恐慌で財を成した。

富貴蘭がバブルだという。趣味家は減少の一途をたどり、価格も暴落し続けているにもかかわらず。

秋田の三昧がスーパー羆錦なるものをオークションに出品した。
落札者が増殖品を出品しているが入札されない。

ブログや情報誌で、煽り立ててプチバブルを作ったものの、即座にハジけた。

富貴蘭が韓国や欧米で人気があるという。そこに価値があるという。はたして本当だろうか?

富貴蘭のほとんどは二束三文となった。ほぼ、無価値の焦付き物件である。困るのは、専門店。そこへ、韓国の業者が現れた。韓国にはまだまだ需要があるという。日本の専門店を食わせるだけの商売があるという。

…あるわけがない。韓国、韓国というが、それは日本の仕掛け人である。韓国で富貴蘭をフラスコで増やしたり、春蘭のチャボ中透を量産した人物だ。韓国で増やされた蘭は日本でのみ、やたらと高価なのだ。残念ながら中国ではほとんど注目されない。中国の展示会でその姿をみることがない。欧米の品評会でも同じことが言える。

昨今、強盗が流行している。オレオレ詐欺が進化したものだとか。黒幕は海外某所から指示を出すという。仕掛け人とはそういうもの。いざというとき、捕まらないように海外に拠点を置く。

そもそも、価値とは栽培家が決めるもの。韓国で価値があろうが、欧米で人気があろうが、日本で評価されなければ意味がないし、自分が良いと感じないなら無駄である。私は自身の審美眼を信じる。富貴蘭に未来はない。
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Unknown (m.)
2023-03-25 20:05:25
白牡丹の特徴

新葉が白いのは当たり前だが、紺色に暗んだ葉に艶があることはあまり知られていない。肉厚姫葉なので独特な魅力がある。白牡丹の艶のある紺色には透明感のようなものがある。ただ、長男はカサカサなので、根の状態に左右されているかもしれない。

金牡丹のような野暮ったさはなく、洗練された美しさである。
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Unknown (m.)
2023-03-25 19:59:10
王様の難易度

どれだけ調べても、簡単としか出てこない。専門の業者は腐葉土を大量に使用し、野菜のようにバシバシ増やしているが、富澤氏は鹿沼単用で作っている。

あるブログには、偽物をつかまされた記事。その後、売主を追及して本物をゲットしている。その後の記事がない。

あるブログにも、やはり偽物をつかまされた記事があるが、その後がない。

あるブログには発見当初、さまざまな山野草店が関わったことが記されている。なんと、冨澤氏は一度枯らしている。

東京山草会の記事にはやたらと小さなポットに植えられた基本種が出てくる。なんらかの仕掛けがあるようだ。エビネの巨大芽を作る名人の鉢もかなり小さい。

成長過程や、増殖のコツを紹介した記事がない。

門外不出の逸品は情報そのものが流通しないということか…。
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Unknown (m.)
2023-03-25 13:01:06
王様降臨

山野草の王様を棚入れ。配達箱の中ですでに開花。
一目で感動。

しかし、少なくとも20名程度は保有しているようだ。栽培上手たちがバンバン増やしていくだろう。

ただ、価格は下がりにくい気がする。
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Unknown (m.)
2023-03-25 12:50:50
フデボテンナンショウ リヘンギアナム

水苔による根茎の腐敗から復活。みずみずしい緑色の葉を展開。
水を吸うと葉が深緑色に透ける。小葉の先端が針状に伸びており、そこから余分な水分が雫となって排出されている。

まあ、そうした機能も含めて、鑑賞価値が高い。かえすがえす、水苔が恨めしい。最初に水苔で植えなければ、今頃、6本くらいは採れただろう。

エビネを植え替えた。交配作家の意欲作。クリプトモス単用でぎゅー詰だったが、腐れは一切なかった。びっしりと根鉢が回っていた。
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Unknown (m.)
2023-03-21 18:51:34
白牡丹ズ

現在、4本に増えている。昨年、勇気をだして株分け。

株分けは正解だった。
4つの木の生育を比べることで栽培方法を見直すことができる。

親木。根が長く、多いので強い。シワを引きにくい。

長男。根が弱く、芸も甘い。瀕死。兄弟芽は枯れている。
純白とは言い難く、灰色。富貴蘭ポケット図鑑の表紙の白牡丹のような感じ。

次男。長男より小さいが、なぜか元気。芸は普通。

三男。親木にウリ2つ。これぞ、真砂系。新葉の先端は透き通る。

長男が枯れそうだったが、なんとか持ちこたえた。生き残りそうだ。
富貴蘭のブログを閲覧しているとたまに白牡丹が登場するが、どれもペケ。

スッキリと透けるような白色の白牡丹は出てこない。
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Unknown (m.)
2023-03-21 18:35:48
究極の野草

山野草界をザワつかせる花。
まさに幻。

詐欺が横行。人間の見苦しい姿をあらわにした。
当時から、私は冷めていた。引っかかるやつが悪い。数万円でゲットしようという根性が浅ましい。詐欺師集団、リンドレー87軍団と論争もした。

その間に絶滅危惧種となってしまった。もはや、入手は困難。
ただ、関東には専門に養殖する人もいるようで、これからもある程度は流通するだろう。

昨年、ブローカーから30でどうか?と話があった。
状態からすると、かなり、割安。来歴も明確で信頼できる。
しかし、さすがに踏ん切りがつかない。昔、大阪からアリサプトラナの挿し穂を34で導入して枯らした記憶がある。栽培方法が確立されていないものは手強い。躊躇するまに、話は消えた。

以来、忘れていたが、先日、発見。またもや逡巡。
東京山草会、ランユリ部会の資料をあさる。記事の頃は栽培難度は低いとされている。現代ではどうだろうか?

悩ましい。もし、養殖に成功できれば、これほどの名誉もあるまい。
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Unknown (m.)
2023-03-21 18:13:05
ルデマニアナ モモ

カトレアの英雄は多くの原種銘木を残した。

交配というのは、現状に満足できない者の行為。
南米大陸の豊かな自然環境、熾烈な淘汰をサバイブして来た原木に交配なぞ不要。

冒険者、辻氏は多くのルデを世に残した
その最高峰が、おそらく我が家のユニバルシタスである。ルデマニアナといえば、私。である。富貴蘭の本羆や湖東錦と違い、日本には我が家にしかない。

しかしながら、ユニバルシタスには欲望の陰がのしかかる。人々のドス黒い行為を経て、今に至る。ハワイ、台湾、日本に分散し、安寧の時代を迎えた。

さて、今回入手のモモ。ピンクのコンコロルでモモ。
辻氏がそう呼んで、親しんでいたに違いない。さほどレアでもない。

なんの変哲もない桃花だが、強い魅力がある。咲きはじめは白い。2日がかりで透き通ったピンク色に染まる。リップも。その頃から、香りが立つ。自然界のリズム。

モモが毎年春を祝ってくれたら、楽しいだろうね。
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Unknown (m.)
2023-03-21 15:00:06
交配えびね

整形も、色彩も、ほぼ完成型に到達。
今、注目されつつあるのは異種交配。とりわけ、開花期をずらす試みがなされている。つまり、年がら年中エビネである。

最たるものが夏咲きエビネの導入。ただ、かなり交配が進んで、花型はほぼ、春咲き整形花のそれである。我が家の京八幡は今頃発蕾。しかも、完成したバルブの茎頂から。梅雨前くらいの開花となりそうだ。

よりスムーズに開花期をずらすならば、トクノシマエビネの導入という手もある。休眠が浅く、加温により開花が早まる。

ヒマラヤニオイも早咲きらしい。ヒマラヤの血を引く爽嶺に純系のニオイをかけている人もいる。

実に賑やかな世界。これからが楽しみだ。
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Unknown (m.)
2023-03-12 20:32:19
東洋ランのカタログ

蘭園からカタログが届いた。最近は実生交配であることを隠さないようだ。さすがにメリクロンについては言及していない。

富貴蘭も、フラスコ出身であることを堂々と公表する。それで良い。
無理に嘘をつけば、傷口が広がるばかりだ。エビネ、ウチョウランと同じ道を行くだろう。

ただ、東洋ランは違う。中国大陸という巨大な市場が新品種をバンバン発表している。人工交配、メリクロン、なんでもありだ。ゆえにブームの移り変わりも激しい。

数年前の最高品種が今では大衆品だ。恐るべし、メリクロン。
恐るべし中国。

富貴蘭の実生も盛んになった。これからは新品種がどんどんと発表されることだろう。

次から次に。富貴蘭のメリクロンもまた、決して不可能ではあるまい。一応、調べはついている。2000年前後の話だ。東南アジアでのこと。
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Unknown (m.)
2023-03-12 12:19:33
テンナンショウ

やはり、常緑種。これに勝るものなし。中国フデボテンナンショウ。
テンナンショウの類いはこれさえあれば良いと思っていたら、巨大な仏炎苞をもったオバケテンナンショウモドキがやって来た。丹頂系の美しい花は他の追随を許さない。難点は葉も巨大化してしまうことか。2m。導入時、日本には二つしか入っていなかった。荷主が一つ、私が一つ。ただ、根の先から子株を吹くそうで、すぐに普及するだろう。

中国フデボテンナンショウは輸入から、発芽まで1年かかった。
その葉も半年で枯れた。球根も見事に腐っていた。水苔に触れていた部分から傷みが入り、溶けてしまった。おそらく、この種は難物と言えるだろう。早速、特製腐葉土に植え替えて一年、なんとか球根のカケラが芽を吹いた。葉や、芽吹くさまも非常に美しい。珍奇なだけでなく、美しい。水苔は悪魔の培養土である。水辺の草以外に用いるべからず。

南米のコーヒー農園の伐採木から、カトレアを輸入。ペガしのモッシェと呼んでいるが、腐葉土植え。見事に活着。今までにない成長っぷり。同便で、小さなジェンマニも入れたが、こちらは虫の息。
輸入時の状態にもよるが、腐葉土は万能ではない。

富貴蘭は傷んでいる。根が活着しなかった木は葉が茶変。活着した木は非常に順調に成長。活着するかが肝。
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Unknown (m.)
2023-02-23 05:33:26
気になる交配親

ポイントは花弁の光沢と、挿木繁殖。これは実に特徴的である。
そのような性質の原種とは何か?
浮上して来たのはレペンス。辻褄が合う。ただ、開発者の話では宿根性を獲得したのは奇跡だと言っているから、一年草である可能性も否定出来ない。現在、最新交配苗は10,000円弱で取り引きされている。というか、販売されていない。
白花を購入してみたが、実に良い。花もちは良いし、葉姿も良い。

花弁の表裏で色が違うタイプも開発されている。来年あたりヒットするだろう。
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Unknown (m.)
2023-02-19 12:01:43
ビオラの現在地

ここ中部地区ではやはり、名古屋園芸に良い株が集まる。

二種

まずは夢紡ぎ。これは比較的新しい品種で最大の特徴は弁数。状況次第で六弁花が咲く。さらには色移り性もあり、覆輪花ながら咲きはじめはエッジが黄色い。徐々に白覆輪となる。花弁の中央は玉虫水彩色。

次に虎花。縞々の花。紺、水、黄、緑、黒が複雑に混ざり、迫力の花容。葉肉厚く、花弁も分厚い。しかしながら、成長がすこぶる遅く、花数も少ない。香り良し。

郊外の園芸センターにもたくさんの良苗がある。

二種

まずは大輪色移り。白く咲いて、紫色にしおれる。ただ、白が褪色していく様が一定ではなく、花に模様が描かれているように感じる。一輪の花も日に日に変化するので見ていて楽しい。

小輪の色移り。花弁の裏に色が乗る場合と乗らない場合があり、さらには色移り要素もあるので、白、水色、紫の三色に咲き分けているように見える。ただ、発見が遅く、植え付けが間に合わず、ポットのままである。

夢紡ぎは容易に種子繁殖する。これからは六弁花も標準化するだろう。
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Unknown (m.)
2023-02-19 09:39:57
富貴蘭の現在

超低迷期の入り口。今まで多くの伝統園芸がたどった末路を進んでいる。

有象無象の新品種が開発され、インフレーションを起こし、極端な低価格化を起こす。格式が崩壊、一般園芸化して滅亡する。

エビネやウチョウラン、寒蘭、日本春蘭が記憶に新しい。

ただ、富貴蘭や韓国春蘭は葉芸品という点で革新的。これまで崩壊した伝統園芸は花物中心だった。葉物でも品種改良やメリクロンが成立するということを証明した。

つい先日、ある若者が東洋ランの交配に成功したと言って興奮していた。あまりにも無知すぎる。一切、書籍を学ばないのだ。図書館などにいけば、日本春蘭の人工交配の専門書があるはず。または、これからの春蘭という趣味の本に中国春蘭のティッシュカルチャーの記事が掲載されている。園芸店にいけば、寒蘭、春蘭、報歳蘭とシンビを掛け合わせたガーデンシンビが並んでいる。無知は罪。

今、ある植物にハマっている。数年前から注目していたが、意外にも注目されているようだ。園芸店では二週連続でひとだかりができていた。一般花卉としてはかなり高額ながら、毎年開花するので割安感があるのだろう。ジャパンフラワーフェスで何度も受賞している。

海外の人々も驚く品種群だろう。発表のあと、一旦価格は落ち着いたものの今年は高値で販売された。それでも毎週入荷されている。人だかりを形成していたマダムから、最新品種の話題を聞いて確かめてみたが、たしかに素晴らしい。すでにどこにも売っていなかった。

別の人が新たな品種群を発表している。早速、ヤフオクで落札。私が参入すると一気に価格がハネる。それでも目当ての品種はすべてゲット。

なんと、挿木で増やせるという。驚きの連続である。気になるのは親だ。交配親はなんだろう。草姿を見る限り、2系統はあるように思う。
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Unknown (m.)
2023-02-13 01:47:51
プレミアム サラセニアたちの逆襲

日本人が開発した品種など、くだらないとナメていた。立浪、紅兜、などなど…

今、コレクターらしき2人が競り合って、20万近くまで上がっている。いるんだね〜熱い人が!

数年前に若者たちがたくさん入門してきた。今、中堅クラスとして成長しつつある。働いて得た軍資金を希少なクラシック品種につぎ込んでいる。まさにバブルだ。カラフルな品種は軒並み高額入札が相次いでいる。

数年前の私はすでに、こうなることをある程度見越していた。
日本の品種には関心がなかったが、mk氏のコレクションのなかから、基本的なものは全て集めていた。黄色、緑色、複合色、カラフル、エイドリアンスラックなど。さて、日本の若者たちはどこまで来れるかな。
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Unknown (m.)
2023-01-28 18:58:01
m.

用土革命はかなり浸透したようだ。ひょんなことから、水苔や鹿沼土が悪いことに気づき、新しい土を利用し始めた。腐葉土だ。

価格帯はピンキリで、高級品はどれだけでも高くなる。当たり前だが、手間がかかっているものほど、高価。

基本的に高ければ高いほど、良い。しかしながら、1番良いものは無料である。腐葉土も単用すれば、有害である。当然、併せが重要になるが、それは人それぞれ。この併せが、過去には存在しなかった。ゆえに腐葉土は失敗していたのだろう。

腐葉土単用は必ず、根腐れする。

水苔も、鹿沼土も、蘭の自生地には存在しない。蘭にとっては、違和感のある媒体なのだ。やはり、自生地にあるものを多用するべきだ。そうすることで、水やり、施肥の頻度を上げることができる。

亜熱帯常緑アツモリソウを導入した。無論、新しい培養土で植え付けた。誰しも同じことを考えると思う。寒冷地タイプとの交配により、耐暑性が格段に向上したアツモリソウの作出だ。

まあ、でも原種としても、十分に魅力的な姿をしている。ただ、タイミングが悪く、良い苗は他の人に競り負けてしまった。発芽は厳しそう。

常緑の白花コンニャクを導入してみた。さて、発芽するのやら。

アフリカオバケテンナンショウモドキも頑張って生き残っている。

葉丈は2m、花は1mに達し、古い根の先から子株を吹くという。
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Unknown (m.)
2023-01-03 12:34:13
中国産ナギラン

洋ランルートから導入。輸入元からは腰水での成功例あり、とのこと。一年目はアドバイスに従い、腰水。確かに葉は良くなった。根はズタボロで腐敗臭あり。
二年目はオリジナル培養土。葉は小型化。根は異常に良くなった。
ただ、オリジナル培養土初期バージョンには水苔が混入しており、水苔を避けながら新根を伸ばし続けている。水苔を取り除き、腐葉土を追加して植え直し。開花まであと2年。楽しみだ。

寒蘭を導入。
まさに名人の作である。古いバルブの葉まで見事に健在。乾かした作りとしては最上である。根も健全なものが多数。早速、バラして植え直し。最新のオリジナル培養土。やはり、鹿沼や水苔を使う場合、水や肥料は絞ったほうがよくできるようだ。ただ、私の性分には合わない。

来年は富貴蘭について良い報告ができそうである。
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Unknown (m.)
2022-12-21 01:03:30
アツモリソウ

近年、いくつかの種に注目した。なかでも アネッタイアツモリソウには度肝を抜かれた。

照葉樹林下に生える常緑種、亜熱帯域にある。こんな種がまだいたのか…

あとは冷温帯種、亜寒帯種と掛け合わせるだけ。暑さに強い四季咲のアツモリソウの誕生だ
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Unknown (m.)
2022-12-21 01:03:05
アツモリソウ

近年、いくつかの種に注目した。なかでも アネッタイアツモリソウには度肝を抜かれた。

照葉樹林下に生える常緑種、亜熱帯域にある。こんな種がまだいたのか…

あとは冷温帯種、亜寒帯種と掛け合わせるだけ。暑さに強い四季咲のアツモリソウの誕生だ
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Unknown (m.)
2022-12-06 01:14:43
おおいなる収穫

秋の球根シーズン、今季は実り豊か。
青い星形のバビアナ。激レア。実生1年球を6つ導入。全て無事に発芽。ただし、1ヶ月以上の時間差があった。葉に産毛が生えている。花がなくとも満足。

ゲイソリサのエウリ。日本には数個体しか存在しないだろう。小さな実生球を入手したが、小さな小さな芽を出した。雑草と見分けがつかない。開花まであと2年はかかる。

とにかく、注目される前に入手することだ。大手メーカーや山野草趣味家に気づかれてしまえば、まったく手が届かなくなる。

実際、現在、ある分野で苗を集めているが、最高峰の品種入手に失敗した。

ただ、エウリの主はエウリが日本に根付くことを望んでいる。
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Unknown (m.)
2022-11-23 14:25:21
東洋ランの根から。

ある東洋ランの根は伊勢うどんのように太いが、育ててみると中太縮れ麺のようになってしまい、作もガタ落ち。

ある条件下では元の伊勢うどんの根に戻る。皮肉なことにそれは植え忘れ、放置した苗の根だ。つまりは、ヘタな土で植え付けるくらいなら、ほっといてくれ、ということだ。

そこから、東洋ランの培養土研究を始めた。鹿沼土や軽石など焼赤玉、ボラ土、すべてNG

手に入る範囲で上作の培養土を再現した。ただ、どうしても手に入らない素材はある。この地方にはこの地方なりに良い素材があるはずだ。

培養土は新しい時代に突入した。水苔や鹿沼土、焼赤玉は古い。
着生ランに対しても、似たような改良が必要。水苔は猛毒である。
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Unknown (m.)
2022-11-19 13:15:48
やはり!

富貴蘭においても、脱水ゴケの動きがあるようだ。ランジャさんの写楽の親株にベラボンが使用されている。

富貴蘭の趣味家や専門家には、いつまでもバカみたいに水ゴケのバカ盛り植えを実践していてほしい。そうでないと、新しい我々の存在が際立たない。バカがいるから、我々が成り立つのだ。みんながみんな、上作できるようになったら、つまらない。いつまでも湿地の植物の遺骸で着生ランを植えていてほしい。不適合なペーハーで根の機嫌を損ねていてほしい。そして何よりバンバン枯らしてほしい。

しかし、何人かは気づいてしまうのだ。そいつらよりも上を行かないと、イニシアチブは維持できない。やはり、圧倒してブッちぎらないと…
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Unknown (m.)
2022-11-19 10:58:41
シン培養土

新しい培養土は大成功。とくにエビネとカトレア、イワヒバにおいて顕著な成果が見られた。もっとも、優秀だったのはエビネの京八幡で、春に木が出来上がり、秋口に2本目が出芽。あれよあれよと巨大化し、葉の大きさは4倍に拡大した。年に二つの芽が満作。

カトレアのマキシマが水苔植えで瀕死状態だったが、新培養土でV字回復。葉はパンパンに膨らみ、新芽を吹いた。

しかし、不調なものもあった。寒蘭、サトイモが一鉢ずつ枯れた。理由は分からない。

新培養土のリスクは二つある。一つ目は、冬季の水やり。残念ながら、冬場でも毎日水をやらなければならない。夏は1日2回の水やりが必要。二つ目はコスト。良質な有機質は、決して安価ではない。水苔や焼赤玉ほど高価ではないが、格安という感覚はない。

さらには、私以外にも似たような培養土を使用する輩が増えてきた。皆、考えることは同じである。私は私なりの道筋で新培養土にたどり着いたし、唯一無二のつもりだったが、画像で確認する限り、材料がほとんど同じである。

再度改良しないと、頂点には立てない。今、新たなアイデアが一つだけある。そこを実現すれば、さらなる上作にたどり着けるだろう。
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Unknown (m.)
2022-11-17 17:17:23
白牡丹

まったく白くない白牡丹が17万だそうな…。
インチキもいいとこだ。
現代の白牡丹は親木、古木になっても新葉から2枚までは純白である。冬でも夏でも変わらない。子を産めば全て、純白である。
青が出ることはまずない。我が家では4本の子を産んだが、全て親と同芸。しかしながらこの白牡丹が誕生するまでの旧白牡丹は芸が不安定だった。古木は青になりやすく、台切りや、葉をむしらなければならなかった。芽を更新できれば長期間、牡丹芸を維持できる。

現代においても、真の白牡丹になりきれなかった旧白牡丹が流通している。真の白牡丹はあまり流通しない。それは、実際に見てみれば分かる。どれだけ増えようが、手放したくなくなるのだ。その魅力は金牡丹の比ではない。金牡丹は地味芸の割に育てにくい。
白牡丹はド派手ながら、かなり頑健で作りやすい。完全に軍配は白牡丹にあがる。

ただ、白牡丹に肩を並べる品種としては建国殿がある。
こちらも丈夫で増えやすい。この建国殿の中斑は、東洋ラン全体を通しても至芸といえる。本羆のような透明感はないものの、どっしりとした重厚感があるのだ。しっかりと帽子で蓋をされた中斑はいつまでも見飽きない。
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Unknown (m.)
2022-11-17 17:17:15
白牡丹

まったく白くない白牡丹が17万だそうな…。
インチキもいいとこだ。
現代の白牡丹は親木、古木になっても新葉から2枚までは純白である。冬でも夏でも変わらない。子を産めば全て、純白である。
青が出ることはまずない。我が家では4本の子を産んだが、全て親と同芸。しかしながらこの白牡丹が誕生するまでの旧白牡丹は芸が不安定だった。古木は青になりやすく、台切りや、葉をむしらなければならなかった。芽を更新できれば長期間、牡丹芸を維持できる。

現代においても、真の白牡丹になりきれなかった旧白牡丹が流通している。真の白牡丹はあまり流通しない。それは、実際に見てみれば分かる。どれだけ増えようが、手放したくなくなるのだ。その魅力は金牡丹の比ではない。金牡丹は地味芸の割に育てにくい。
白牡丹はド派手ながら、かなり頑健で作りやすい。完全に軍配は白牡丹にあがる。

ただ、白牡丹に肩を並べる品種としては建国殿がある。
こちらも丈夫で増えやすい。この建国殿の中斑は、東洋ラン全体を通しても至芸といえる。本羆のような透明感はないものの、どっしりとした重厚感があるのだ。しっかりと帽子で蓋をされた中斑はいつまでも見飽きない。
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Unknown (m.)
2022-11-04 01:03:04
f2交配

さまざまな分野からf2交配という言葉が聞こえるようになってきた。予想どおりの未来である。

その昔、鈴虫剣や、青海は実生が効かないとされる時代があった。
遺伝法則を理解できていかなったのだ。今や、富貴蘭は思い通りにデザインできる。豆葉の品種もどんどん値下がりしていくだろう。次から次に良質な苗が出来てくる。金牡丹、黒牡丹、建国も無意味である。実生で新しい品種は作れるので、変化する意味がない。これから、どんどん下がるだろう。すでに金牡丹はかなり安くなった。
これからは、増えないものの価値が高まる。
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Unknown (m.)
2022-10-31 01:03:46
皮肉

大量に根巻き苗を仕入れて、いろいろと培養土を試した。
すべて失敗である。すべて、腐り、枯れていった。
棚の隅に植え忘れていた苗を見つけた。ビニールが外れて根がむき出し。皮肉なことに、好調である。
植え付けられずに放置され、根が露出した苗が、我が家では1番の上作だった。
考え方を変える。何かが間違っている。インターネットでいろいろと調べた結果、一つの結論に至った。自生地にあるものを主体として植える。
新葉の幅が広くなった。葉艶が良くなった。肥料の吸収が良いように感じる。
水苔は万病のもと。水苔は分解されにくい。どうもペーハーが合わないようだ。水もちが良すぎる。水苔よりも先に根が傷む。
鹿沼土も良くない。
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Unknown (m.)
2022-10-27 21:38:57
白牡丹

最近、ブームなのか。しょうもない白牡丹を紹介する業者や趣味家がいる。

白牡丹とは、親木になっても純白の新葉が出て、2枚目までは白いままの富貴蘭である。簡単なことだ。

条件を、満たさないものは全て質が低い。
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Unknown (m.)
2022-10-24 01:06:49
白牡丹

先日、専門店のカタログで80万円とあった。もはや、手が出ない。
ただ、ウチの白牡丹と比べると、どうしても見劣りする。やはり、新葉から2枚は白くあって欲しい。たとえ老木であってもね。子株ならば、純白、紺覆輪で上がって欲しい。自分にとってはそれが、白牡丹であり、その白牡丹からは同じような白牡丹しか産まれない。真砂系?…そろそろ偽物が混ざり始めたかな。白牡丹を保持する趣味家は、なかなか情報公開しない。ゆえに本当の芸が伝わらない。

白牡丹芸とは、全斑である。のちに雲状に葉緑素を宿すので生存できる金牡丹は芸がなくとも、黒牡丹と呼ばれるが、白牡丹は芸がなければフウランだ。墨がないので、変異しない。

くれぐれも注意することだ。下葉まで白いままの白牡丹なんて、あり得ない。そんなものは牡丹とは呼ばない。実生するうちに、別の品種になっただけのことだ。
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Unknown (m.)
2022-10-23 15:22:00
狙い目

東洋ランは低迷し続ける。
要因の一つには、やはりバイテクの存在。人工交配種が隆盛を極めつつあり、希少性がなくなった。
コロナ禍以前の世界ラン展では円紅舌という交配春蘭が展示されていた。花が咲いているわけでもなく、1000万円で取り引きされたとかいう理由だけで紹介されていた。実にくだらなかった。現在では20万程度の価格である。たった数年で資産的な価値が50分の1に下がってしまうとは…。おそろしいことに、20万でも誰も関心を示さない可能性がある。そんな状況をみるにつけ、東洋ラン全般がかなり、リスキーな趣味だということが分かる。
基本的な古典品種はもはや、クズ苗としてビニール根巻きで安売りされている。

そんな中に狙い目がある。一時期は一世風靡した蘭たち。根を見れば、作に失敗したことが分かる。根に砂利の痕。ラベルにはここ数年、ジリ貧状態だったことが記録されている。
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Unknown (m.)
2022-10-16 23:54:32
青い宝石

アペンディキュラタ属の一部にはしっかりとした、それでいて透明感のある青色の花を咲かせるものがある。

その分け株が出た。選別株ということで2本立ち五万。

昔、名古屋ドームのラン展で初めてアペンディキュラタを購入したときは、さすがに興奮した。ほどなく枯れたが、あのときのトキメキは忘れられない。しかも青花だという。

輸入個体の活着は至難だろう。バルブはなく、葉はさほど厚くない。無論、増殖は厳しい。おそらく、栽培にもなんらかのコツがあるはず。

洋ランや山野草に関しては、札幌や長野、山梨の業者の「暑さに強い」は信用していない。ミンダナオ原産ならば、ネペンのトランカータやベントリと同じ環境で作れるのだろうか。いや、ロブやネブララム程度には冷やす必要があるのか。

iospeではクールトゥワームとある。あてにならない。自分には難しい蘭である。
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Unknown (m.)
2022-10-16 11:41:56
レア祭

赤花ムシトリスミレ斑入り
簡単に言えば、メキピン、ラウエアナ、斑入りだ。派手な花の割に栽培しやすいムシトリスミレ。いち早く山野草業界が着目し増殖してきた。一般種は冨澤氏から購入している。斑入りは初見…昔からあったのかもしれないが、食虫界では聞いたことながない。そもそも、食虫界では一般種でも、やや高価。今回首尾よく購入できたのは、山野草チャンネルだったからだろう。タイトルに番号しか貼ってなかった。ちなみに、交配種、福娘の斑入りや覆輪は五万〜六万くらいだ。
イワヒバ 夢殿
一世風靡した墨絵黄冠の矮性種。現在、誉錦が人気絶頂だが、その次はコレかも。実際みてみると、かなり愛嬌がある。陽作りにして太短く仕上げたい。ただ、まだ母種から分離したばかり。挿せば先祖返りする可能性はある。まさに夢の品種。
エビネ 牡丹雪
白とは言い切れない、褪色白系である。そもそも、個人的には褪色を色映りとして珍重している。しかし、このエビネの最大の特徴はトクノシマということだ。トクノシマには加温による早咲き性能がある。正月の新春飾りにはもってこいだ。しかも、珍しい花色。ジエビネですら白花は珍しいから、間違いなくレアだ。牡丹雪という銘も良い。さりげなく開花期を連想させる。

ここに挙げた植物はこれから価値が高まるものばかり。現在は安く手に入るが、数年後には手が出なくなる。
誰かが大量に培養したものを数十万円も出して購入するのはバカげている。価値は下がる一方だ。
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Unknown (m.)
2022-10-12 00:38:14
ヤフオク最高!

もはや、カオス。レアもの祭りである。
どこから手をつけたら良いやら。こんな植物あったんや、という出会いが多い。
なんとなく、斑入り植物が元気かな。
ある種のエビネも気になる。地味な花だが、レアだね。父との思い出の植物だ。バイオでは無理なタイプにみえる。
エビネは京八幡があれば良いが、欲をいえば蒼い水晶エビネがあると良い。若かりし日に大枚はたいて失敗。あの花の香りをもう一度味わいたい。
食虫の斑入りも目が離せない。やはり、素晴らしいと感じる。なぜか、和のテイストがある。一般に、栽培難関種と思われガチだが、実は強健種だったりする。今後、注目されるだろう。
どんな植物においても、白牡丹芸には目がない。今回の植物はすでに注目されてしまい、私のところには来ないだろう。しかし、美しい。一体どんな花が咲くのか。
報歳蘭とオエセオクラデスを交配?なんやそれ?
あるんかい?できるんかい?まあ、順化がネックやな。
イリオモテランとファレノの交配?誰よ、そんなんして遊んでんのは?爬虫類関係みたいやけど。
面白い植物があちらこちらに。
いくつか自慢もしておこう。
アフリカオバケテンナンショウモドキ。学名の発音が分からない。
しかし、日本にはまだ数点しかないようだ。今のところ、変化はない。
イワヒバ、金閣寺。曙全斑芸である。黄金色の新葉に緑が差し、寒暖差によって、ピンクやオレンジに紅葉している。なんとも美しい。派手な斑が頭まで回ったイワヒバは枯れる。しかしながら、曙斑は全斑でも生き残るのだ。大輪のひまわりのような迫力。最終的には下葉に波打つような黄斑を残す。いずれ、スター品種となるだろう。
イワヒバでは今までにない芸ではなかろうか?
マクロプス。今回の苗は実に素晴らしい。とくに強光下で管理した葉は肉厚で閉じており、魅力的な姿である。
まあ、素晴らしい植物に囲まれている。
返信する
Unknown (m.)
2022-10-12 00:38:06
ヤフオク最高!

もはや、カオス。レアもの祭りである。
どこから手をつけたら良いやら。こんな植物あったんや、という出会いが多い。
なんとなく、斑入り植物が元気かな。
ある種のエビネも気になる。地味な花だが、レアだね。父との思い出の植物だ。バイオでは無理なタイプにみえる。
エビネは京八幡があれば良いが、欲をいえば蒼い水晶エビネがあると良い。若かりし日に大枚はたいて失敗。あの花の香りをもう一度味わいたい。
食虫の斑入りも目が離せない。やはり、素晴らしいと感じる。なぜか、和のテイストがある。一般に、栽培難関種と思われガチだが、実は強健種だったりする。今後、注目されるだろう。
どんな植物においても、白牡丹芸には目がない。今回の植物はすでに注目されてしまい、私のところには来ないだろう。しかし、美しい。一体どんな花が咲くのか。
報歳蘭とオエセオクラデスを交配?なんやそれ?
あるんかい?できるんかい?まあ、順化がネックやな。
イリオモテランとファレノの交配?誰よ、そんなんして遊んでんのは?爬虫類関係みたいやけど。
面白い植物があちらこちらに。
いくつか自慢もしておこう。
アフリカオバケテンナンショウモドキ。学名の発音が分からない。
しかし、日本にはまだ数点しかないようだ。今のところ、変化はない。
イワヒバ、金閣寺。曙全斑芸である。黄金色の新葉に緑が差し、寒暖差によって、ピンクやオレンジに紅葉している。なんとも美しい。派手な斑が頭まで回ったイワヒバは枯れる。しかしながら、曙斑は全斑でも生き残るのだ。大輪のひまわりのような迫力。最終的には下葉に波打つような黄斑を残す。いずれ、スター品種となるだろう。
イワヒバでは今までにない芸ではなかろうか?
マクロプス。今回の苗は実に素晴らしい。とくに強光下で管理した葉は肉厚で閉じており、魅力的な姿である。
まあ、素晴らしい植物に囲まれている。
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Unknown (m.)
2022-10-10 18:26:20
雨蛙にビックリ!

なんと、26まで競り上がっている。凄い!あんなしょうもない品種に大金をはたくバカがまだいるんだ!日本は平和だな。

昔からあの手の品種はある。シブい芸で、その魅力が分かると言えばツウだと思ってもらえるヤツ。

例えば長生殿、御簾影、など。現代は豆葉実生全盛期だから、雨蛙がもてはやされる。しかしながら、狂いなく増殖するタイプに見受けられる。すぐに値崩れするだろう。あ、ちなみに雨蛙も最初は1本100でした。値段の根拠はよく分からんがね。

まあ、26払うとするなら、自分ならば別のものを買うなぁ。いま、底値を打っているもの、これから人気が出て来そうなもの…いくらでもある。
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Unknown (m.)
2022-10-09 21:07:13
雨蛙…おそるべし

富貴蘭の衰退を予言して以来、さまざまな富貴蘭の取り引きを見守っている。とくに注目しているのが、雨蛙だ。

遅れてやって来たスター品種。まあ、玄人ごのみの柄すじということになる。雨蛙の良さが分かる、といえばツウっぽく思われる。

芸としてはまったく冴えない。趣味家が趣味家に自慢するためだけに存在する品種だ。

だからこそ、この品種は富貴蘭界のバロメータになる。この雨蛙がもてはやされる内は安泰だろう。今現在、15万の高値をつけている。このしょうもない品種を欲しがる人がまだまだいるのだ。
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Unknown (m.)
2022-10-09 12:52:16
園芸新時代

名古屋からサンリョー園芸センターが無くなって早2年。
新しい花苗や珍しい植物を目の当たりにする機会がなくなった。

例えば、まるで興味のなかったアメリカフヨウの交配種祭りに出くわして感心し、自らコレクションして咲かせる、みたいなことがなくなった。

しかし、インターネットを通した取り引きはむしろ、盛んになり、生産者から直接苗を受け取ることが多くなった。自分の好きな分野に集中している。

基本的に希少種にしか興味がない。野生の植物ではワシントン条約規制明けのマクロプスをいち早くゲットした。
園芸植物では、新品種が誕生すれば、1番か2番目にはゲットしているし、門外不出品の流出には敏感に反応している。
大趣味家が逝去し棚を解体するとき、分かっている人が担当すれば気づきやすいが、素人が処分しようとする場合は、発見しづらい。
例えば、中国白芽春蘭は、保持者の娘さんが出品していた。たまたま、目に止まったのでゲットできたが、運が悪ければスルーしていただろう。中国白芽春蘭は多分、私のところ以外には存在しない。おそらく中国大陸においても、あまり注目されることなく消失したのだろう。今後、こうした希少苗の流出損失が増えることだろう。
だが、昔よりは助かる確率が高くなっている。インターネットを使えば、なんとかなるかも知れない。
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Unknown (m.)
2022-10-08 14:56:27
培養土には御用心

カトレアのマキシマには高山タイプがある。数年前、赤黒色の花を咲かせる希少種が流行り、購入した。数年間、鳴かず飛ばずで、つい先日、鉢を開けたら、案の定、腐っていた。水苔はまだまだ、現役だが、根が溶けている。
むしろ、よくぞ枯れずにいてくれた。早速、特製培養土で植え直し。
機嫌をなおして、新根を伸ばし始めた。この根が腐葉土を噛んだら、波に乗るだろう。その辺は富貴蘭と同じ。

しかしながら、特製培養土が毎回ハマるとは限らない。どんな状況でも、水苔や鹿沼土よりはマシだが、場合によってはさほど作上がりしない。

どんな条件で作上がりが発生するかは、分からない。菌糸が、巻いていても、ダメなときはダメ。ただ、水苔や鹿沼では菌糸すら発生しないので、作上がりの可能性はゼロである。今なら、キンラン、ギンラン、あるいはタイワンクマガイソウを栽培できるかもしれない。へ
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Unknown (m.)
2022-10-08 14:56:17
培養土には御用心

カトレアのマキシマには高山タイプがある。数年前、赤黒色の花を咲かせる希少種が流行り、購入した。数年間、鳴かず飛ばずで、つい先日、鉢を開けたら、案の定、腐っていた。水苔はまだまだ、現役だが、根が溶けている。
むしろ、よくぞ枯れずにいてくれた。早速、特製培養土で植え直し。
機嫌をなおして、新根を伸ばし始めた。この根が腐葉土を噛んだら、波に乗るだろう。その辺は富貴蘭と同じ。

しかしながら、特製培養土が毎回ハマるとは限らない。どんな状況でも、水苔や鹿沼土よりはマシだが、場合によってはさほど作上がりしない。

どんな条件で作上がりが発生するかは、分からない。菌糸が、巻いていても、ダメなときはダメ。ただ、水苔や鹿沼では菌糸すら発生しないので、作上がりの可能性はゼロである。今なら、キンラン、ギンラン、あるいはタイワンクマガイソウを栽培できるかもしれない。へ
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Unknown (m.)
2022-10-06 00:41:19
培養度の難しさ

さまざまな出来事が重なり、新しい培養土を試すことになった。
エビネが一鉢だけ、上手くいっている。芽が成長して固まり、即座に次の芽が成長し続ける。しかも葉が四倍ほども巨大な化した。

この勢いで、花径も大きくなってくれれば良いが。この品種の弱点は花が小さいことと、香りがないことだ。

何はともあれ、気をよくして、育種主のblogを漁り、他にも名花がないかチェックする。私が得ている苗より良い花が一つだけあった。しかし、売りには出さないとのこと。ある一定のレベルを超えた花は門外不出だそうな。手に入れておいて、正解だった。

上手くいっているのは、その一鉢だけだ。他はボチボチ。
クワガタの菌糸瓶のようになっている鉢もあるが、さりとて、好調とは言い難い。今なら、キンラン、ギンランも、培養できるかもしれない。
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Unknown (m.)
2022-10-03 00:12:44
アフリカオバケテンナンショウ

特製培養土でメキメキ成長!…とはいかないようだ。
小さな鉢で育てているが、カンアオイにそっくり。

葉の色は緑青白。論文によれば、葉の展開は早いらしいが…
論文では栽培方法に関しては数点しか語られていない。

実生床で複数の苗が発芽している様子、根の先に根茎が発生する様子。休眠期に植え替えること。

一方、画像は豊富で、海外の趣味家たちが自慢げに花を掲げている。日本でも、数人の若者が反応している。

…いずれ、どこかの植物園が開花に成功することだろう。
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Unknown (m)
2022-10-02 01:29:13
白牡丹の魅力 パート2

根である。金牡丹の根は赤い発色が強いが、白牡丹の根は紫色が強いと感じる。無論、オール紫根である。これが、意外に良く伸び、よく生き残る。

水苔で植えても腐らずに伸びたから、すごい。白牡丹は例外的に水苔と相性が良いかも。…いや、やはり水苔植えをやめてから、好調だった。

水苔は根を腐らせる。これは間違いない。水苔自体は腐らないが、とにかく根を傷める。水苔植えで好調なのはトキソウとフクロユキノシタくらいだ。あとは全部腐った。ただ、水遣りの頻度は高い。

そこに気づいてから、培養土にこだわり、さまざまなものを混ぜている。有機質の割合が高い。エビネの鉢底から、白い綿状の菌糸が伸び、そのエビネは巨大化した。同様にナギランの鉢にも菌糸が回ったが、さほど変化はない。難しいところだ。

セロジネは絶不調。根が培養土を避けて伸び、富貴蘭のバカ盛り植えみたいになってしまった。ちなみに、根先はオレンジ色。

うまいコーヒーに出会った。
エル パライソのライチコーヒー。たしかに、ライチのような、中国茶のような風味がある。異次元の独特な風味だ。好き嫌いが分かれるが、これはこれで良い。低温水で何度も寝かせるそうだ。
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Unknown (m.)
2022-10-01 01:26:56
まあ、一つ前の白牡丹ピンチという記事をご覧あれ。
子芽が真っ白い。
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Unknown (m.)
2022-10-01 01:24:40
白牡丹の魅力

新葉だけではない。暗んだ古葉にも魅力が詰まっている。
暗むというより、紺が載るという感じだ。全葉白地なので、葉緑素の入りが悪いと、白いムラが出る。木の状態が良ければ、濃緑色になり、表面にツヤが出る。

独特の透明感があり、これは他品種にはない特徴である。金牡丹のように黄色い色素やアントシアニンで汚れていない。

質の良い白牡丹の見分け方を訊かれたが、簡単。軸が白い物。そうした個体からは軸の白い個体しか生まれない。基本的にほぼ全草が斑である。斑に葉緑素が載るから、生きられる。

白牡丹の斑の性質は後暗みである。下葉でも白い斑は白牡丹の斑ではない。そうした個体は残念ながら偽物。別品種として扱うべき。オークションに出てくるほとんどは、将来性がないバッタもん。

これが真実よ。
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Unknown (m.)
2022-09-27 23:54:52
暗黒大陸からの使者

巨大な仏炎苞は1m近くもある。
東南アジアの燭台大蒟蒻とは、少し違う。肉穂は露出せず、飽くまで、巨大な仏炎苞の美しさがある。
そのダイナミックな配色は他に例を見ない。白弁紅一点花。

学名の呼び方はわからない。かろうじて小種名は分かる。ガブネンセである。アフリカ卵生メダカにも同じ名をもつものがいる。ガボン産という意味だ。

アフリカ オバケ テンナンショウモドキ という和名はどうだろう。葉は2メートルほどに伸びそうである。テンナンショウに似ているが、まったく違う。どちらかといえば、蒟蒻に近い。しかし、蒟蒻とも違う。

最大の特徴は根の先から子株を吹くことだ。こんなイモ、今までになかった。さすがは暗黒大陸からの使者である。

さらに主芽が食害に遭ってもすぐに側芽が出る。
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Unknown (m.)
2022-09-23 22:56:28
白牡丹から長州芳へ

白牡丹をチェック。葉が肉厚に、緑は深く。それでいて透明感が強い。表面にはツヤがあるか、あるいは粉を吹いたものもある。やはり、水苔をやめて正解。

長州芳を植え替え。プラ鉢に水苔植えなのに妙に好調。ただ、土の表面が腐っている。鉢内を暴いたら、なかから、水苔以外の培養土。
今につながる内容物。どうやら私は数年前から脱水苔を構想していたらしい。長い年月がかかった。

完全に脱水苔。コビトカクチョウランも、絶不調。案の定、水苔植え。即、植え替え。

エビネの巨大化が止まらない。交配作家も驚いてくれることだろう。チャボではないようだ。花も大型化してくれるかもしれない。
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Unknown (m.)
2022-09-23 22:56:14
白牡丹から長州芳へ

白牡丹をチェック。葉が肉厚に、緑は深く。それでいて透明感が強い。表面にはツヤがあるか、あるいは粉を吹いたものもある。やはり、水苔をやめて正解。

長州芳を植え替え。プラ鉢に水苔植えなのに妙に好調。ただ、土の表面が腐っている。鉢内を暴いたら、なかから、水苔以外の培養土。
今につながる内容物。どうやら私は数年前から脱水苔を構想していたらしい。長い年月がかかった。

完全に脱水苔。コビトカクチョウランも、絶不調。案の定、水苔植え。即、植え替え。

エビネの巨大化が止まらない。交配作家も驚いてくれることだろう。チャボではないようだ。花も大型化してくれるかもしれない。
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Unknown (m.)
2022-09-23 14:30:54
影虎

ヤフオクに影虎。懐かしい品種。
池袋誠香園で、たしか、60万円ほどで販売されていただろうか?
しかしながら、その価格設定には当時から懐疑的だった。

悪くはないが、さて、それほどの価値があるのかどうか…
現在、大覆輪の代名詞、富貴殿が5000円を切ろうとしている。
影虎はじめ、過去の銘品たちも、大暴落してゆくだろう。

素人にとって富貴蘭をはじめやすい時期?
いや、違う。今こそ、もっとも危険。これから、富貴蘭は滅亡する。
後継者がいなくなり、忘れ去られていく。どれだけ集めても、いずれは価値が消えるのだ。

同じ金額を使うなら、多肉が良い。
今年、ようやくゲットしたマクロプス。成長が遅く、増えることはない。挿木不能、実生からの成熟も不能。予想外に輸入量が多く、価格は下がってしまったが、多くの株から良木を選べたことは至福といえる。状態が良く、すぐに芽吹いた。いずれ、なんらかの規制がかかるだろう。そうなれば、再び、入手不能となる。今年は当たり年だった。

あるいはウツボカズラも良い。挿木が難しく、増殖しにくい品種群。当然、プレミアがつく。残念ながら、入手は困難。我が家に置いても、4年に一本の生産量しかない。
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Unknown (m.)
2022-09-20 21:48:24
雨蛙

ふむ。日本人は何故、アマガエルを雨蛙とよぶのだろう?
おそらく、雨の前によく鳴くからではなかろうか?

世界ではツリーフロッグとよぶ。樹上棲のカエルという意味だ。たしかに、アマガエルも生涯のほとんどを森で過ごしている。ただ、繁殖期に田んぼで過ごす姿が、我々に定着しているだけ。

温室や、岩場の影、自販機の下などに潜んでいたりする。
アマガエルを雨蛙とするのは、日本人特有の感性である。それは、われわれが、稲作民族であり、大陸からの渡来人であることの証だ。ちなみに、私が一番好きなツリーフロッグはソバネコカエルである。砂漠棲のアマガエルである。雨を嫌い、日光浴をこのむ。
世界は広い。日本人の感性はなかなか理解されないだろう。

海外の人にとって、雨蛙とはバルーンフロッグの類いだろう。雨季になると、乾いた地面から現れ、一斉に交尾をして雨がやめば、地面にカエル。アジア、マダガスカル、アフリカあたりに棲息。土に棲むので、皆茶色い。あるいはごく稀に肌色である。緑色はない。
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Unknown (m!)
2022-09-19 14:27:31
最悪。

痛んだ鉢を整理。ほとんどが水苔植え。水苔が腐って、根が傷む。
水苔は培養土には適さない。とくに蘭には不向きである。もし、蘭を水苔で作るなら、ひと鉢ごとに乾き具合を確認し、水やりを加減しなくてはならない。名人と呼ばれる連中は、それをしているはずだ。
しかも、短期間での植え替えも必須。

自然下のフーランに対して、ひと株ごとに降雨を加減できようか?
また、1年おきに、植え替えができようか?

あり得ない。雨は平等に降る。死ぬまで同じ場所に生えている。
水やりの加減をしたり、植え替えをすることは、実に不、自然なことだ。不自然な植え方をするから、不自然な管理が必要になる。
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Unknown (m.)
2022-09-19 11:22:19
ゼロフィティカム

多肉質な葉をもち、クリオネのような花を咲かせるフラグミ。
まあ、パフィオやアツモリソウの類いだ。
先日、ヤフオクの説明欄に、素焼きバーク植えの直射が良いとあったので試してみた。半信半疑。

ランナーがはしって、鉢に収まらなかった。

ひと月ほど経過して、見ると、新根を吹いている。はみでたランナーの先にある芽から、培養土に向かって2本の白い根を伸ばしている。

大成功だ。白い根。根が白い。普通、黒い。つまりは、急激に伸びて、色素が追いついていない、発毛が進まない状況。

誰かが、日陰で砂利植えが良いと言っていたのは、真っ赤な嘘だった。この10年、一度も咲かなかった。ランナーばかりが伸びてる、だらしない状態だった。
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Unknown (m.)
2022-09-19 02:26:49
白牡丹

白牡丹にだけ、水苔を使っている。とくに理由はない。
何故か一掴み余り、表面に置いといたのだ。培養土としてはまったく役に立たない水苔。

多少、効果があるようだ。水やりで、思った通りに流れない。そういうときに粘土のようにまるめて、水の通り道をふさぐことができる。

ただ、それだけだ。空気もふさぐことになるので、諸刃の刃。
やはり、水苔は、上級者向け。わたしには無理。

鉢は素焼きが良い。できれば、ラッパ型。プラ鉢は最悪。あまり良くない。熱と湿気がこもりやすく、側面の穴がある場合、乾燥しやすくなる。培養土が水を弾くようになる。ダメだ。

春先に植え替えたエビネの2本目の芽が完成しそうだ。年に二つバルブをこしらえた。最新の葉はかなり巨大化した。鉢底からは、白い菌糸が生えている。有害か、無害かは分からない。

ナギランの鉢底からも菌糸が生えたが、あまり調子は良くなさそうだ。
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Unknown (m.)
2022-09-17 23:36:09
至高のゼラ

クリンガルドエンセ
あっという間に葉がたくさん。ゼラニウム ペラルゴニウム類には魅力的な種が多い。しかし、このクリンガルドエンセは最高だ。
肉厚ですべすべとした葉。表面にはラメ光沢。多肉茎は直立し、ムチムチと肥大。
茎と葉にバランスよく鑑賞価値がある。惜しむらくは、花。これはミラビレ、ムルチ、ペニクリなどには敵わない。あとは、輸入の難しさ。ヒビが入り枯れやすい。歩留まりの悪い植物だ。
昔はクリンガルド山にしか生えていないと思われていて、ほとんど導入されなかった。
今後、輸入されることがあるだろうか。おそらく、ないだろう。
これは、業者泣かせの植物だ。
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Unknown (m.)
2022-09-16 01:01:08
アフリカの闇

次から次へと…珍しい植物たちが現れる。アフリカは暗黒大陸。
想像を絶する。

球根としては、メタリックブルーの花。これは、いつまで待っても大量生産はされまい。無理だ。

林床植物としては1m近い仏炎苞のテンナンショウ。ヤバいやろ。

アフリカには勝てない。
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Unknown (m.)
2022-09-13 23:45:23
マクロプス!!

我が家の株は非常に状態が良い。たくさん、芽吹いている。
パキプスなんかよりも、随分と導入しやすい植物。

それにしてもワシントン条約とはなんだったのか?アジアアロワナしかり、ヨウムしかり。

マクロプスも保護が解除され、大量輸入が始まった。ただ、私のお眼鏡にかなう木は少ない。流行りの型は追わないことにしている。あくまで、数十年後の勝負だ。

アフリカ絶滅危惧種球根も、開花までの道のりは険しそうだ。ただ、やはり、青い花というのはなんとも魅力的だ。水色ではなく、青い花。よく似た花が大量生産されている。全てにおいて類似しているが、全てにおいて、少しずつ違う。その小さな違いが、全て良い方向に働いている。まったくの別物だ。

たとえば、花の配色はどちらも鮮紅色と藍色なんだが、あいだにごく細いプラチナラインが入る。ほんのちょっとの違いだが、与える印象は天と地。
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Unknown (m.)
2022-09-13 18:47:22
参ったよ…

いやぁ、櫛田氏には感服。まさかまさかのマクロプス、連続出品。完璧に需要を消化したかな。今なら、比較的、安くマクロプスを入手できる。2年前ならば、飛びついていただろう。

今はもう、興味がない。櫛田氏のおかげで、沢山の苗から良いものを選ぶことができた。種としてではなく、個としてのマクロプスを評価することができた。マクロプスは成長の遅い植物。私が手にした苗も軽く樹齢が100年を超えているだろう。

マクロプスは増えない。大株は一期一会。増殖は待てない。マクロプスが値崩れする可能性はゼロ。年を追うごとに価値を増し、あるいは再度規制対象になるだろうし、実際、保護されるべきだ。

マクロプスを前にすれば、荒涼とした礫砂漠のイメージが広がる。無限の寂寥感が日々の喧騒を癒やしてくれる。究極の盆栽といえる。
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Unknown (m.)
2022-09-13 00:07:26
メダカ

魚食性アフリカメダカ、オセラータス
卵が一つで2000円ということに驚いたが、稚魚が1匹12500円もする。高すぎる。生まれた途端に共食いするので、歩留まりが悪いんだとか。

マニアによれば、やはり、魚しか食べない個体が出ているという。

間違いなく、ノソブランキウス最高峰となるべき品種である。いずれ、成魚がワンペア2万円くらいまで下がったら挑戦したい。
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Unknown (m.)
2022-09-12 23:58:18
やれやれ

ようやく稀少な球根をゲット。
小さいとは聞いていたが、まさに麻の実サイズ。
開花まで数年はかかるか…

現地点では最高の球根。自生株は絶滅したとか、しないとか。
現地ハンターのおかげである。種子を採取し、まずはイギリスで培養。さらに種子をとり、なんとか流通。

この程度が今の私の限界か…上には上がいる。園芸王への道はあまりにも遠い。

あぁ、自生地が滅んだ物に関しては、栽培品を大事に育てることが保護につながる。
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Unknown (m.)
2022-09-10 02:59:55
秋の球根

いよいよ、ラスボスが手に入りそうだ。
一般にありそうで、日本にはほとんど導入されていない花たち。

あと、10年もすれば山野草専門店に流通していくだろう。
ただ、逆を言えば、普及し始めるには10年以上かかりそうだ。
まず、その良さが認知されるまでに4年。苗に高値がついて、引くてあまたになるまでに8年。大手種苗が本気を出すまでに10年。

ただ、そうなったとしても球根単価は高くなりそうだ。ティコフィレアは、さほど増えることなく、いまだに高価なままだ。それと変わるまい。
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Unknown (m.)
2022-09-08 01:28:29
ラスボス、ゲットなるか?

またもや、腕の確かなハンターから苗を仕入れようとしている。

アフリカは暗黒大陸。まだまだ見知らぬ植物が存在する。私が今、直面するのは牧草地の拡大による草花の絶滅である。ナマクワランドを代表とするお花畑が急速に失われつつある。その中には、鑑賞価値が非常に高いものがある。そうしたものにいち早く着目するのも、我らの責任である。

まだまだ、一般人が知り得ないうちに、手に入れる。

多肉のマクロプスのときのように、躊躇すれば、あれよあれよと手に入らなくなる。

今度はレッドデータブックとの闘い。スレスレのラインをすり抜けろ!
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Unknown (m.)
2022-09-06 01:16:22
マクロプス

早、2週間。ヒビ割れから1ミリほどの緑色のイボ、発芽である。
なんたる生命力
デップリと太った幹はまるで、動物のようだ。
一体、どんな環境で育って来たのだろう。カラカラに渇いた礫砂漠だろうか?
星の王子さまに登場するバオバブに似ている。惑星を占拠し、する貪欲な宇宙船。
幹肌は緑白色。成長とともに脱皮する。

小さなボーリングの球ほどの重み。まさに、銘木である。
大事に大事にしなければ。
銘を「宇宙船」とする。地球のものとは思えない、異形の木。
ワシントン条約に規制され、入手を断念していたマクロプス
。待望の棚入れとなった。

秋植え球根の入手も、いよいよクライマックス。ついにラスボスが現れた。是が非でも手に入れてみせる。
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Unknown (m.)
2022-09-04 12:31:25
至高のゼラニウム

クリンガルドエンセ。昔の参考書には、幻の、などと書かれている。これも櫛田氏が大量輸入。

2つゲットしたが、一つはあっさり枯れた。塊茎にヒビがあり、そのヒビから弱っていった。樹形の良い木だった。

もう一つは直線単茎だが、画像ごしにピチピチしていた。ヒビがなく、こちらが生き残った。新芽が3ヶ月越しに動き始めた。

有名なのは、ペニクリナム、ムルチフィズムだが、このクリンガルドエンセには敵うまい。先人たちも、まさか、こんなに気軽に手に入る時代が来るとは思わなかっただろう。

クリンガルド山にしか生えていない超絶希少種である。育てるにはそれなりに責任も伴う。

ただ、やはり、草なのだ。軽い。マクロプスがブドウ科の樹木であり、ズッシリと重いのに対し、クリンガルドエンセは軽い。ゆえに弱い。
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Unknown (m.)
2022-09-03 23:19:43
びっくり!

ヤフオク金牡丹が10万円で落札。
金牡丹はだいたい2〜3万くらいか、と思っていたが、破格の取り引きだ。
しかも入札者数も多かった。

ん、でもちょっと待てよ。5年くらい前、名作者が出す金牡丹って、もっと高くなかったっけ?私が競り負けた金牡丹は26万だったか。

やはり、富貴蘭は確実に地盤沈下している。

イワヒバについて調べている。なかなかとらえどころがない。
価格が安定していない、同一銘の別品種がある。

秋球根の入荷前線が北上している。あれや、これやと購入し、植え込みに忙しい!

マクロプス騒動も、まだまだ収まらない。
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Unknown (m.)
2022-08-31 12:44:58
気になる

だいたいの植物はインターネットでとことん調べられる。とくに原種ならば。

逆に人工的な品種は難しい。実生富貴蘭のように次から次へと聞いたことがない銘が出てくることもある。しかし、明らかに他とは違うものがある。たとえば、我が家の実生エビネは王立園芸協会に登録されている。これは普通ありえない。日本の人工交配エビネでは、唯一だろう。大量のクズのなかから、こうしたレアものを探し当てていくわけだが、先日奇妙な苗に遭遇した。

検索しても画像は2枚しか出てこない。コメントも、間違った内容が書き込まれている。画像の主も、どこからか譲り受けたようだが、出どころは同じと思われる。

一説には、ベテランマニアもほとんど所有できないとのこと。
古いという話もあれば、最近出てきたという人もいる。
古いという人の話を調べてみると、どうやら勘違いをしている。

ただ、私の嗅覚は誤魔化されない。良いものは良い。強い意志をもって入手した。いずれ、名を馳せることになる。
返信する
Unknown (m.)
2022-08-31 12:38:13
気になる

だいたいの植物はインターネットでとことん調べられる。とくに原種ならば。

逆に人工的な品種は難しい。実生富貴蘭のように次から次へと聞いたことがない銘が出てくることもある。しかし、明らかに他とは違うものがある。たとえば、我が家の実生エビネは王立園芸協会に登録されている。これは普通ありえない。日本の人工交配エビネでは、唯一だろう。大量のクズのなかから、こうしたレアものを探し当てていくわけだが、先日奇妙な苗に遭遇した。

検索しても画像は2枚しか出てこない。コメントも、間違った内容が書き込まれている。画像の主も、どこからか譲り受けたようだが、出どころは同じと思われる。

一説には、ベテランマニアもほとんど所有できないとのこと。
古いという話もあれば、最近出てきたという人もいる。
古いという人の話を調べてみると、どうやら勘違いをしている。

ただ、私の嗅覚は誤魔化されない。良いものは良い。強い意志をもって入手した。いずれ、名を馳せることになる。
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Unknown (m.)
2022-08-31 02:00:26
ヤフオク自主規制

ん〜。専門的な判断はマニアじゃないと無理。

海外から植物をバンバン輸入して、自生地のヤバさをしっているのは採集者だけ。

グラキリスやパキプスを育ててみると、一年で1センチも伸びないのだ。つまり、ちょっとした株でも、樹齢は100年を超えている。そんな樹を数万円で売り捌いたら、自生地はアッという間に消滅する。

今回、マクロプスが異常に重いことに驚いた。ひょっとすると200年を超えているかもしれない。

もう充分だ。日本が自生地を破壊する、なんてことにならないうちに、さっさと規制強化しちゃおう。やはり、ハンターとしては、その方がありがたい。

若い日に憧れた砂漠の樹を手にすることができた。
自己中心的ではあるが、趣味家とはそんなものだ。ちょっとしたタイミングで勝敗が決まる。先日のマクロプスを逃したとすれば、致命的な判断ミスだった。

一つ一つに銘をつけ、大事に育てていくべきだ。
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Unknown (m.)
2022-08-30 17:33:38
サラセニア

食虫植物ブームもまだまだ峠が見えない。
今思えば、私が夢の島の展示会でヘリアンフォラを買ってみたり、咲くやこの花館の売店でアルピナやら、イネルミスをゲットしていたときは低迷期だったのだろう。あのころ、立浪やら、紅兜と言われてもピンとこなかった。アトロプルプレアやら、ルブラ、ガーフエンシスなどに興味があった。ビオパルコの影響だ。
たしか、キバナムシトリスミレが2,000円だった。
今となっては立浪も紅兜も50000円クラスだ。たとえば、金牡丹が未だに50000円で取り引きされることがあるが、その50,000円とはわけが違う。金牡丹の50,000円は、次点のいない50,000円である。つまり、往時の高級品種がこれくらいで手に入るなら、ま、良しとするか…って感じ。その株を転売するときは、半額以下である。
サラセニアの場合、同じか、それ以上の金額で取り引きされる可能性がある。理由は簡単。食虫植物は趣味家人口が拡大傾向にあるからだ。箱根湿生花園の展示会の画像を見てみなよ。
行列の長さ、若さ、そして、ちらほら若い女性たちがいる。

食虫植物ブームはまだまだ、拡大する。今夏、初めてハエトリソウを買った少年が大人になるまでは。あるいは、行列に並ぶ若い女性たちが母となり、その子どもにモウセンゴケを買い与えるまでは。

富貴蘭の展示会の画像。うーん、どう見ても、あと5年かな。

園芸JAPANよ。もう富貴蘭は卒業だ。これからは、食虫植物とコーデックス、バナナ、ソテツ、ビカクの専門誌になれ。

まず、第一号は斑入りピンクバナナの正体に迫る。斑入りバナナたちの組織培養の現在と、普及状況を取材するのだ。そのなかで、ピンクバナナがどういう位置にあるか探るべし。

第二号はグラキリスの良型自慢大会。日本各地に散らばるグラキリスの巨大株や、良型株、石化個体をとことん、取材。誌上で個体名をつける提案をする。さらに、マクロプスの現在について、調べ、巻末で誌上頒布。

第三号から、順番にウツボカズラ、ハエトリソウ、せファロタス、モウセンゴケ、サラセニアについて特集していく。名栽培家の冷却システムを紹介する。

さらには、ソテツで特集。まずは黄金ソテツ、次に盆栽ソテツ、最後に海外の超高級ソテツ。

ビカクの号では、タイまでおもむき、ワンダ姫に超ロングインタビュー。ついでに秘蔵株を紹介してもらう。

完璧だ。いま、日本から消え去ろうとしている富貴蘭は忘れて、いよいよこれから流行りそうなものを軸に据える。それでこそ、園芸JAPANだろ。
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Unknown (m.)
2022-08-30 01:10:43
夏の追憶

国府宮は名古屋の北西にある。ある交差点を左に曲がり、1時間ほど走れば、植木の街。新幹線の車窓からも見える。住宅地で、呼び鈴をならすと、下着姿の園主。

気前よく、棚を見せてくれた。吐玉泉に一目惚れ。もう一つは菊水殿だったか。

段ボールに詰めて帰路を走る、自転車だ。遠雷があり、雨を覚悟したが、さほどでもなかった。

あのときの株は枯れてしまったが、思い出は枯れない。
園主とは一度きりの付き合いだったが、まあ、面白い。

あれ以来、イワヒバのファンである。
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Unknown (m.)
2022-08-30 00:32:20
ルデマニアナ

どうも不調。もう一度、自生地やら、習性を調べる。

気温は40℃を越えることもあるが、湿度は20パーセント。

…これだ。湿度を絞りきれていない。とくにラレンセTYPEはサボテンに着生するというから、サボテンがもれなく腐る我が棚では振るわないはずだ。

冬に導入して、温度を上げ切ることができず、バックバルブが3本倒れた。そのご、加温。なんとかリードが1本仕上がった。
加温と、乾燥が、甘いのだ。ここで踏ん張れば、dowianaも成功する。

年2化というのはなかなか難しい。エビネでは簡単にできるが、カトレアでは自生地を越える環境を与えられない。

カトレアはdowianaがゴール。ルデマニアナを普及させつつdowianaを毎年開花させる。
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Unknown (m.)
2022-08-29 01:32:57
植え替え後

いつから太りだすのか…
3日目だが、下葉が少し膨れた程度、まだ時間がかかるらしい。

それにしても、今回植え替えた建国109
苦い思い出がある。当時、建国ブームで、どうしても縞になる建国が欲しかった。

ヤフオクで10万円くらいはしただろうか…青い木だった。
青い木からでも、縞が出ると思っていたのだ。

…そんかわけはない。一度たりと縞など出たことはない。そもそも系統が良いものに何故、青い木があるのか、その矛盾に気がつかなかった。青い木から芸木げ出れば雑誌で紹介される。裏を返せば、それくらい奇跡的なことなのだ。見事に詐欺にハマってしまった。これはよくある騙しテクだ。

そのころはすでに中斑の建国殿を手にしていたのに、本当にバカなことをしたもんだ。良い授業料になった。

しかしながら、植物に罪はない。インチキ品でも他と同じように可愛がる。まったく普通のフウランと変わりない。今なら同じものが1000円で買えるな。

そういった意味で109とか136とか系統木を考えだした連中というのは罪深いもんだ。高いレベルでは本当に素晴らしい木をやりとりしてるんだろうが、われわれのあいだではカスに引っかかるしかない。それもあって、富貴蘭の趣味家は増えなかった。

いまや、業界の縮小が高いレベルの連中の首を絞め出した。インチキがブーメランのように帰っていった。もはや、本当の良い木も、玉石混淆となって忘れ去られていく。新しい世代は富貴蘭に興味はない。

このダメージはどこまで続くだろう。

さて、先日のマクロプス騒動。後日祭もあったので、じっくりと鑑賞した。櫛田氏が数点の良株を出していた。思い切って全部入札はしてみたが、案の定、落札出来なかった。先日、私を煽ってきたIDが、また、活躍している。やれやれ。

ワシントン条約って何なんだ?随分と振り回されてきた。ヨウム、パキプス、マクロプス。どれも昔は安かったのに…
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Unknown (m.)
2022-08-29 01:32:49
植え替え後

いつから太りだすのか…
3日目だが、下葉が少し膨れた程度、まだ時間がかかるらしい。

それにしても、今回植え替えた建国109
苦い思い出がある。当時、建国ブームで、どうしても縞になる建国が欲しかった。

ヤフオクで10万円くらいはしただろうか…青い木だった。
青い木からでも、縞が出ると思っていたのだ。

…そんかわけはない。一度たりと縞など出たことはない。そもそも系統が良いものに何故、青い木があるのか、その矛盾に気がつかなかった。青い木から芸木げ出れば雑誌で紹介される。裏を返せば、それくらい奇跡的なことなのだ。見事に詐欺にハマってしまった。これはよくある騙しテクだ。

そのころはすでに中斑の建国殿を手にしていたのに、本当にバカなことをしたもんだ。良い授業料になった。

しかしながら、植物に罪はない。インチキ品でも他と同じように可愛がる。まったく普通のフウランと変わりない。今なら同じものが1000円で買えるな。

そういった意味で109とか136とか系統木を考えだした連中というのは罪深いもんだ。高いレベルでは本当に素晴らしい木をやりとりしてるんだろうが、われわれのあいだではカスに引っかかるしかない。それもあって、富貴蘭の趣味家は増えなかった。

いまや、業界の縮小が高いレベルの連中の首を絞め出した。インチキがブーメランのように帰っていった。もはや、本当の良い木も、玉石混淆となって忘れ去られていく。新しい世代は富貴蘭に興味はない。

このダメージはどこまで続くだろう。

さて、先日のマクロプス騒動。後日祭もあったので、じっくりと鑑賞した。櫛田氏が数点の良株を出していた。思い切って全部入札はしてみたが、案の定、落札出来なかった。先日、私を煽ってきたIDが、また、活躍している。やれやれ。

ワシントン条約って何なんだ?随分と振り回されてきた。ヨウム、パキプス、マクロプス。どれも昔は安かったのに…
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Unknown (m.)
2022-08-28 18:09:42
ヤフオク

富貴蘭のヤフオクは意味不明。

出品しておきながら、評価が低ければ、取り下げる、とな。
だったら、開始価格を設定すれば良い。

そもそも紅水晶をいくらで掴まされたか知らないが、いまや往時の価値はない。覆輪品種はバカスカ増える。富貴蘭の趣味家は、バカスカ減る。その状態で価格が維持できるわけがない。17000円くらいが妥当だろう。
琥珀殿は11500円くらいかな。白山吹…うーん、白なのか、山吹なのか、それとも白花ヤマブキソウを意味するのか、まあ、実生交配苗だろうが、ネーミングが悪すぎる。光源氏の二番煎じか、いや、…。光源氏そのものが…。

富貴蘭の最大の弱点は草であること、増えること。
いやいや、それは蘭科全体に当てはまる。富貴蘭は草でありながら、盆栽的な骨董価値を目指している。盆栽や多肉の銘木は増えることはない。盆栽は滅多に動かない。多肉は今がチャンスだろう。今も樹齢150年越えの木が格安で売りに出ている。おそらく、すぐに規制されてしまうだろう。
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Unknown (m.)
2022-08-28 03:29:40
展示会

食虫植物の会。すごい盛況。行列ができている。
昔、夢の島の展示会を見学したことがある。
インターネットや、ヤフオクが発達したした今、展示会なんて意味があるのだろうか?

そこは出店者たちも工夫しているようで、ヤフオクには出さない苗を出すとのこと。やるねー。

先日、山田氏から久々に実生苗を購入した。赤くて毛がはえている。エドの血が50%、ペルとトラが25%ずつ。かなりの強健種だ。

若者たちが、トランカータとエピの交配苗を探している。どこぞで挿木してるらしいぞ、とか情報公開している。無駄無駄。トランカータ芸交配種は挿木が難しい。我が家には特大株がありまっせ。

トランカータとロウィアイの交配種の魅力にも、いずれ気づくだろう。だが、残念。すでに廃盤だ。しかもセレクト系統は日本にも数カ所にしかありません。うちにあるけどな。ふふん。
これも挿木は不可能でーす。増やせません、残念。

トランカータとハマタをかけた苗をもある。もはや、記録を探すことも難しかろう。プレデターという。この品種は、他にはない魅力がある。なかなか理解できないだろうが、その後、類似した品種はない。唯一無二。あ、これは我が家には2つありまーす。5年目にして初めて子株が湧きましたよ。放出はしませーん。

先見性とはこういうことだ。私が10年前に考えたことを今の若者たちが必死に追いかけてくる。闇雲にやっても無駄無駄。

いずれ、私が増殖させている白牡丹や建国殿が再評価される時が来る。今から30年先か、40年先か分からないが。そのころには私の考えも理解されることだろう。

あ、そういえば、山田氏が面白いことを言っていた。水苔が手に入らなくなる、とさ。
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Unknown (m.)
2022-08-27 14:14:47
マクロプスまとめ

櫛田君のおかげで、マクロプスの価値がわかってきた。
両手に持てるサイズで8万ほど。流行の型ならば12万。特大級やら、特良型ならば20万を越える。現状、25万がマックス。

腐って枯れる、というのは考えにくい。オキシベロンが必要とも思えない。

評価の尺度として重さがあっても良いかな、と感じた。

基本的には大きいければ大きいほど良い。なかなか育たないからだ。これはグラキリスにも当てはまる。
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Unknown (m.)
2022-08-27 14:04:38
マクロプス狂想曲

最後の砦か…
梅雨あたりから細々と輸入があり、その度に吊り上がった。
わたしのお眼鏡にかなった株は20万を越えた。質のわりに安いとは思うが、流石にキツい。

先週、櫛田君がいよいよ参戦。彼らしい見事な出陣。複数株を一気に。さらに、別の人物が翌日終了で同じく出品。

ここである。ここしかない。櫛田君が仕掛けてくれたことにより、最好機到来。まったく的が絞れず、吊り上げが発生しにくい。

しかも、多数から選べる。流行の型もあるが、ここは一つ、個性のあるものを選択。横縞の個体だ。なかなか珍しい。25年もすれば、最高の姿になるだろう。しばらくは8万を越えなかった。

かなりのお買い得。ところが、終了間際に一気に吊りあがった。
他の株でもところどころ、吊り上げている入札者だ。一気に地獄である。それでもお買い得ではあるが、ふところはかなり痛い。悔しくて悔しくて眠れなかった。

届いた株に驚いた。大きさの割に重い、固い。パキプスや、グラキリスよりも、ズンとする。肌質もかなり、良い。スベスベして緑色だ。これが腐るわけがない。

これで、コーデックスは卒業だ。良い取り引きとなった。悲願のマクロプス入手。数年前、悩んだ株よりも数段良い株を手にした。値段も高いが…
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Unknown (m.)
2022-08-27 12:11:35
千石俵

今から10年くらい前に流行った長生蘭。
軸が球のように太ったプロペラ芸。一時期は一本数万円もしたかと思うが、アッという間に消えていった。

芸としては複雑で面白いが、それが美しいか、とか、鑑賞に堪え得るかというと、かなり微妙だった。一本立ちならば、なんとなくサマになるが、さて、数年経て、株立ちになったとき、どうなるか。観れたものではない。

おそらく徒長し、だらしなくなり、見るに堪えないからすぐにすたれたのだ。

もともと、だらしのない木姿、芸が出たり、出なかったりの中途半端な株立ち。まったくもって見苦しい。審美眼のない者は醜いものをも好む。

そうした、しょうもない芸がよしとされるならば、まず、百合の綴化個体が園芸品種として評価されるべきだろう。

洋ランの世界では成長点が乱れて、綴化したようなものは一切、評価しない。フラスコで見つけ次第、即始末する。奇形だからだ。多肉の世界では高く評価する。クレスデッドとか、モンストなどと表現する。なぜならば、綴化した状態が保たれ、年を経るごとに素晴らしくなるからだ。

グラキリスの綴化個体は非常に高く評価されている。

ちなみにクローバーの綴化は踏まれたりして、成長点に傷がつくことで発生する。
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Unknown (m.)
2022-08-27 04:26:49
さて、今日も富貴蘭を植え替えた。

水苔を避けるように根を伸ばしている。ひどい場合は鉢から浮き上がっている。

新しい培養土で一つずつ植えつけた。さて、何日で効果があらわれるのか?

とりあえず、1日目はさほど変わりなし。

2週間前に植え替えた白牡丹や、建国殿は豆葉品種のようになっている。さて、いつから変わったかが、分からない。

萎びた金牡丹は2日目の晩にはパンパンに膨らんでいた。

おそらく、明後日の晩あたりには、葉も太ってくることだろう。

ついでに、水仙やら、地性ランやら、植えつけた。購入当時の土はなんと貧弱なことか…あれでは枯れる。もともと、臨時の、郵送用の土なんだろう。
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Unknown (m.)
2022-08-26 12:53:25
キポエンシス展開

恥ずかしながら、6回目にして初の新芽展開。導入時期が良かった。培養土もハマっている。涼しい山岳帯に棲息しているが、暑さにも耐性があるようだ。少しずつバルブが太るさまが可愛らしい。

富貴蘭もなかなか良い。水やりをせずにおれば、それなりに機嫌が良いし、水やりを頻繁にしても機嫌が良い。古い葉が肉厚に太ったように感じる。

腐植質の開発者たちは皆、口をそろえて乾かして欲しくないようだが、乾かしたからとて、さほどダメージは無さそう。

鉢が渇いていても、根は湿っている状態が長く続く。つまり、水分と空気が常に供給できている。

水苔バカ盛り植えの株はその辺の加減が難しい。水やり直後は水分過多。乾いてしまえば、過乾燥。その間に適湿時間帯があるが、ごく短い。水苔は湿原の植物ゆえ、仕方のないこと。

とりあえず、強風、強日。サーキュレータ、フル稼働。鉢内の水が傷めば、根が腐るので、水やりは1日2回。…と、なる。あるいは、生水苔で植え、水苔を育てながら作る。あるいは、水やりの量と頻度をしぼる。

自然界では、毎日雨が降ろうが、多少乾季があろうが、富貴蘭は育つ。

過度に水やりや、栽培環境を工夫しなくてはいけなくなるのは、水ゴケ栽培に無理があるからだ。

自生地に学ぶべきだろう。

ただ、セロジネだけがグズついている。なぜかうまくいかない。
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Unknown (m.)
2022-08-24 01:53:02
ドーウィアナ

先日、コロンビアから導入。新芽が動いてる。情けない話だが、四株目にして初めてのこと。
ほっとした。やはり、夏に導入して正解。あとはコンポストも正解だろう。ただ、モシエの根が腐った。失敗だ。なんでんかんでん、うまくいくわけではないらしい。

キポエンシスは現状維持、新芽はなかなか動かない。インターメディアは強健種。鉢替えをしてから大量に発根。
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Unknown (m.)
2022-08-23 01:55:23
白雲閣

ちょっと前に白雲閣がヤフオクに出てた。600円くらいだったかな。むかし、どうしても欲しかったんだよね。大須商店街の洋品店が店先で富貴蘭売ってて、よく探しに行ったもんだ。まだヤフオクがない時代の話さ。

ルビー根を見てみたかったんだよな。あまり、個性のない品種だから、近いうちに絶種するだろうね。時代が動いてんなぁ。

そう言えば、むかし山田氏と次はどんな植物が来ると思うかと、話したことがある。デキる人間は貪欲だな。思えば、あの頃からラヤとビロサの後輩に成功してたんだろうね。
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Unknown (m.)
2022-08-23 01:45:55
参ったなぁ。

水仙なんか興味ないんだけどなぁ。
何かが金銭に触れたな。ある人が、鉢植えで100輪くらい咲かせてて、まるで花束みたいになってんの。

葉が糸みたいに細いから迫力が半端ないんだよな。もう園芸品種を越えてんだよ。でも、その品種だけなんだよな。あとはどうでも良い。
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Unknown (m.)
2022-08-22 21:07:33
富貴蘭 低迷期の幕開け

いよいよ、富貴殿3000円時代が始まった。
私が喜んで購入したときの6%の価格だ。富貴殿を1本つくるのに、何年かかるだろうか…割りに合わない価格。

もはや、専門店は成り立たないレベルだ。これから、他の品種もグングン下がる。さあ、最後に笑うのは誰だ!売れるときに、売れ。回収できるときに拾え。この繰り返しだろう。

名古屋では、いよいよk君が立ち上がった。彼の参戦なくして園芸界も、盛り上がらない。不況とはいえ、多肉界は絶頂期。バブル真っ盛りだ。

ウツボカズラ界では神がギネス記録を叩き出した。新聞に載り、Yahoo!ニュースになった。神はHFCの技士として、普及と指導に余念がない。営利的には山田氏が頂点だろう。

また、冨澤氏から球根を入手してしまった。
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Unknown (m.)
2022-08-21 14:51:09
富貴蘭の水管理

富貴蘭を水苔で植えた場合、水やり加減は非常に難しい。

水苔の湿り気が富貴蘭の好むレベルになるタイミングが短いからだ。沼で育った水苔と樹上で育つ富貴蘭の湿り気レベルが一致するタイミングは非常に短い。そんなことはバカでも分かる。名人はそこの見極めに長けている。春蘭や寒蘭の水やりで勉強し、それを富貴蘭に応用する。まあ、今となっては無駄な技術である。昭和の遺構とも言える。

昭和の技術から脱却するために、まず試したのは、とにかく水を遣りまくること。水苔の湿り気がマックスでも、富貴蘭が育つ状況を模索。そこで、通風と日光、施肥を学ぶ。この状況下では根が水苔を避けるように伸びる。

そこから、水苔に分かれを告げて新たな培養土を探り始める。
自生地でどれだけ雨が降ってもは富貴蘭は育つ。毎日水やりをしても根が傷まない培養土を探究するべきである。

水、空気、肥料、…が大量に循環する鉢内環境。
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Unknown (m.)
2022-08-20 22:34:40
夏咲きシクラメン

七月だったか、水やりを忘れてドライアウト。
灼熱地獄のなか、球根状態になった。そうなると、普通のシクラメンと変わらない。

ただ、本来は生育期まっさかり。すぐさまクランプを形成し、花芽を出して開花。

すると、不思議なことに10輪以上も開花した。まるで普通のシクラメンのようだ。これなら、商品価値は高い。強い香りも魅力か。

ただ、残念なことは葉芽が遅れてしまったことだ。特殊な個体でシルバーリーフゆえ、展開さえしていれば抜群なはずだった。

あとは、年中咲いていて欲しい。

私はワガママなのだ。あれもこれも必要だ。
まとめると、夏だけではなく冬以外すべてのシーズンに咲くこと。葉の色はプラチナ、花はブルーかパープル。非休眠タイプで年中成長し続ける。無論、強香。

コレが最終目標だ。
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Unknown (m.)
2022-08-20 21:17:56
白牡丹

この一個前の記事が白牡丹ピンチ。見てみると、流石にヤバい。葉が枯れとる。

冬場に温度をかけ、休眠させずに施肥を続けていた。むちゃくちゃに思えるが、その成果として、尻尾から四本の子を吹いたのだ。代償として、新葉が枯れた。

あのとき誕生した4本のうちら一つは枯れてしまったが、残りの子たちは順調に育ち、見事に独り立ちを果たした、白牡丹が4鉢に増えた。すべて、白牡丹しか産まない白牡丹だ。

白牡丹はとくに葉肉が厚い。素晴らしい蘭だと思う。
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Unknown (m.)
2022-08-20 16:31:12
腐植質

腐葉土の開発者がいうには、絶対に乾かすなとのこと。ある晩、植え替えで使って袋を閉め忘れた。

一週間後、ようやく気付いた。しかし、腐葉土は乾いていなかった。表面はパサついていたが、ジュワジュワである。
なんらかの成分が、水分を逃がさない。乾きようがない。
おそらく、鉢内でもそんな感じなんだろう。コンポストが乾いても、根の表面はいつも濡れている。

常に新鮮な空気と水と腐植質が供給される環境下にある。
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Unknown (m.)
2022-08-20 16:20:42
ヤフオク富貴蘭

どの苗も水苔バカ盛り植えである。おそらく、内部は空洞になっていることでしょう。

ハハッ、しょうもないなぁ。中を空洞にするなら、最初から鉢に植えなきゃいいんだよな。バスケット木枠に据え付けるとかね。
なんのために、鉢を用意するんだってことよ。しかも、沼に生えていた水苔で植えるとか…愚の骨頂だな。

しかし、それで良いのかもしれない。水加減を間違えて枯らしながら富貴蘭を消費する。素人はいつまで経っても素人のまま。

江南の紫苑が良い例だ。良いと言われることを素直にやって、みな不調。ハハハッ。

水苔植えを推奨するメリットはいくつかある。まずは水苔を購入させることができる。富貴蘭をやるような連中からはどんどん踏んだくってやれば良い。値上がりブームにかこつけて、ガッチリ儲ける。あとは富貴蘭苗の消費。古典品種が余って仕方ない。素人どもに水苔植えを伝道してドンドン苗を消費させる。
コツを掴んでいるベテランはデカい顔ができる。

水苔植えで好調なのはサギソウとトキソウくらい。
返信する
Unknown (m.)
2022-08-20 16:02:20
秋の植え込み

植えて、植えて、植えまくる。
青花リコリス  中国ヒガンバナ煉獄
子宝咲キツネノカミソリ  夏咲きシクラメン

まだまだまだ、テリミトラクリニタ交配、
芳香ハイビスカスプナルウエンシス
ゼロフィティカムふた鉢。

ゼロフィティカムは素焼きにバークが良いとのこと。

水道、故障。
ヤバヤバヤバ。
返信する
Unknown (m.)
2022-08-20 12:30:52


山木のアンセプスを植え付けたとき、葉に艶が出た。エビネもそうだった。葉が厚くなり、鈍い光沢が出る。気のせいかもしれない。富貴蘭で顕著に出た。ただ、銀嶺と長門丸では確認できない。

アンセプスやエビネが発根した際、根が用土に巻き付いていた。根が土を食う。なかなか剥がれない。

新しいアイデアが成功したとき、天狗になる輩がいる。スゴイネを開発した宇井などの文章を読むと恥ずかしくなる。腐葉土の開発者にしても、まるで月面着陸を果たしたかのような騒ぎようだ。結局、信頼を失う。

シレっとしておれば良いのだ。表面だけ水苔を敷いて、普通を装う。鉢内装置も引っこ抜く。いやあ、みなさんと同じようにやってるだけですよ、と。バカどもにはちょうど良い目くらましだ。

しかしまあ、鉢のなかに空洞を作るとは、なんと馬鹿げているのか。中身のないベテラン栽培法である。スカスカ。

重要度を増しているのが、鉢の縁である。いわゆる、ウォータースペースというやつ。あまりに重要なので希少な蘭には二重に鉢縁を作った。鉢内に送風する際、この鉢縁がモーターがわりになる。鉢縁のない栽培なんてあり得るだろうか。園芸の基礎中の基礎である。基礎をおろそかにするバカどもに進化はない。

いつの頃からか、古典園芸はウォータースペースをないがしろにするようになった。オモト、春蘭、寒蘭、…みな、山盛りに植え付ける。結果、腐りやすくなり、水やりができなくなり、生育が落ちる。その最たるものが、富貴蘭のバカ盛り植えである。よくよく観察して水やりをしなくてはならなくなる。経験値が必要とされる植え方。しかも、水苔である。滅多に水やりはできないだろう。結果、植物体の体液が停滞し、生殺し状態になる。

野生の富貴蘭やセッコクは毎日、雨が降っても枯れることはない。むしろ、好調となる。水苔バカ盛り植えの富貴蘭は毎日水やりを繰り返せばジリジリと作落ちする。場合によっては蒸れ枯れや、根腐れを起こす。まるで江南市の紫苑の棚みたいな状況だ。ほとんどがすっぽ抜け。

物資的に豊かになり、様々な工夫が可能になった。昭和初期と同じような作り方をするならば、現代に生きる意味がない。
水苔バカ盛り植え、しかも中空。アホとしかいいようがない。
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Unknown (m.)
2022-08-20 03:05:01
強烈なメダカ

アフリカの魚食メダカが忘れられない。どうしても実物を見てみたい。10cmにもなるという。

青白い頭に紫色のドット。メタルブルーの体に赤い尻びれ。尾びれにらノソブランキウス特有の白帯。

卵が一つで2000円もする。
毎日、ブラインを沸かさなきゃならない。成魚になったら、ヒメダカを食わせなきゃならない。

つらすぎる。私には無理だ。でも、見てみたい。おそらく、猛スピードで泳ぐのだろう。

限られた環境のなかで、まずは草食動物が繁殖する。しばらくすると、共喰いが発生し、草食動物のなかから、肉食性動物が進化する。この、魚食メダカはそのことを端的に表現している。
アフリカのサバンナに雨季が来た時、まずは普通のノソブランキウスが繁栄した。そののち、ノソブランキウスを捕食するノソブランキウスが発生したのだ。それにより、普通のノソブランキウスが抑制され、環境の偏りにブレーキがかかるのだ。
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Unknown (m.)
2022-08-20 02:53:08
インターメディア

今春、カルロスゴメスから、インターメディアを導入した。選びに選んだ最高品である。

現地では水没もあるというか木の根本に自生するというので、そのイメージで植えた。バルブが1本出て、2本出てグングン育つが、どうも様子が変である。

鉢をさわってみたら、熱かった。黒いプラ鉢が日光の熱を吸収している。すぐさま白いプラ鉢に変えた。

ようやく、健全に成長し始めた。鉢内温度もマズマズ。 

この株の花写真を見たとき、衝撃を受けた。tipoとされているが、オルラッタの血を感じさせる。ペン先には微細ながら霧点を吹きつけ、プンクタータの傾向も見てとれる。

何より、花いろだ。くすみのない、新鮮なピンク。純度の高さゆえ、透明感すらある。
この花をみて、一体誰がインターメディアと思うだろう。
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Unknown (m.)
2022-08-20 02:40:59
腐植質

リキダスという液肥がある。あれは効かない。
いや、効くかもしれないが、やり方を工夫しないとダメ。

大事なことは、鉢内で、腐植作用が起こすことだ。そのためには、良質な腐葉土が欠かせない。それさえあれば、常に栄養が供給される。自然界の富貴蘭が、生き生きとしている理由を考えるべきだ。

リキダスなんて必要ない。強いてゆうなら、鳥のフンなどは良質な栄養となるかもしれない。ただ、残念なことに富貴蘭は木の幹肌に生えるので、そこのところの判断が難しい。鳥のフンなぞ、降ってこない場所に生えている。
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Unknown (m.)
2022-08-20 02:33:46
空気

昔は富貴蘭の鉢のなかに円柱状の空洞をこしらえていた。
いや、春蘭や寒蘭でも鉢底にサナという素焼きを敷いて空間を確保した。

ぃずれにせよ、水はけを良くするだけの消極策である。鉢のなかを空洞にするならば、鉢に植える必要はない。実際、バンダなどは鉢植えしないので、鉢無しも、理にかなっている。富貴蘭も、それで充分に育つ。

しかし、さまざまな便利グッズがある現代において、消極策で満足するくらいなら、園芸をやめた方が良い。

鉢のなかに積極的に空気を送る。鉢内の温度が安定し、オマケに湿度も保たれる。根の表面は常に湿っていながら、空気に触れている。当然、ランの根は鉢内を目指して伸びる。

よろしくないのは水苔。保水力が高すぎる。水苔をつかうならば、相当に工夫しなくてはならない。自然界ではありえないことなので、自然界ではありえない管理をしなくてはならない。蘭の根は鉢から飛び出して行く。なんとか、居心地の良い引越し先を探しているのだ。
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Unknown (m.)
2022-08-19 13:31:05
反応

富貴蘭を特製培養土で植える。即座に反応がある。
葉肉が分厚くなる。初期バージョンで植え付けた銀嶺、長門丸はさほどではないが、最新バージョンで植え込んだ白牡丹、建国殿はムキムキ。

初期と最新版の違いは数点しかない。そのなかに富貴蘭が好む要素がある。おそらく、空気と腐植質。良質な腐葉土である。
当たり前だが、市販の腐葉土は一切使えない。

水苔で育てるのは無理がある。我が棚で水苔で上手くいってるのは吟風くらいだ。あとは根が嫌がって鉢の外に飛び出している。

水苔も全てが悪いわけではない。偶然が重なると、最良の培養土になる。しかし、それは奇跡だ。

多くの場合、根が水苔を避けて伸びる。富貴蘭の場合、根先の色が確認できるので都合が良い。自然界ではありえない状況である。自然界では根からヒゲのようなものが伸びて、しっかりと接着されている。鉢のなかで、そのような状態にならなくては。結論、水苔は使えない。一切使わない。水苔を使っているうちは素人。

長い長い道のりである。建国殿が初めて、導入当初の状態を越えた。より素早く空気と栄養を補給する。水苔の弱点は空気が少ないことだ。当たり前といえば当たり前。もともと沼の植物。富貴蘭の自生地には存在しない。

富貴蘭栽培で水苔を推奨する輩はインチキだ。
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Unknown (m.)
2022-08-18 12:09:24
メダカ

いやあ、驚いた。
卵胎生メダカにはベロネソックスというプレデターが進化している。魚食に特化したハンターで、長いくちばしの中にはキバがある。飼育下ではヒメダカを食べる。

南米年魚にも独特なプレデターが存在する。メガレビアスだ。
昔はよく記事になっていたが、最近は見かけない。飼育には低水温が必須であり、飼育難度はかなり高い。アルゼンチンパールの星状紋をなくして、巨大化させたような感じだ。

真胎生魚にはロブスタスがいる。スズキによく似た形の超高級魚。東先生との思い出の魚である。まったく普及していない。

私の知識はそこで止まっていた。なんと、アフリカ年魚にもプレデターが存在していた。オケラータスとミクロレビス。
神々しいほどに美しい。これまでのプレデターのなかではとびきりの美しさだ。ミクロレビスはメガレビアスにそっくりだが、オケラータスはベロネソックスにそっくりだ。つまり、遺伝的に近縁だが、形質がまったく異なる。アフリカにはまだまだ未知のプレデターが存在するはずなのだ。

知らなぬ間に、卵目界も進化していた。
返信する
Unknown (m!)
2022-08-18 01:05:13
富貴蘭実生交配時代 補足

昨晩、2代目交配の配偶子の遺伝型パターンがイメージ出来なくなっていた。頭が錆び付いてしまった…

早速、学び直し。すると、新しいことが分かった。
交配する際、一つ形質を追加するごとに母数が四倍されるということだ。遺伝交配はフラクタル構造であることに気づいてしまった。

つまり、豆葉を量産する場合、ヘテロ個体同士の交配で母数は4。4つに1つの割合で必ず豆葉となる。そこに、縞を追加すると、4✖️4で母数は16。16分の1の割合で豆葉の縞が確実に出現する。さらに、ルビー根を追加すれば16✖️4で64。64個体中、1つ、豆葉の縞ルビー根が必ず誕生する。さらに、緑弁赤舌を追加すれば256個体に1つの割合で必ず成功する。

大事なことは、これは確率の話ではない、ということだ。よく似ているが、まったく違う。気をつけて欲しい。一つを得るために256個の苗を選別しなくてはいけないかというと、そんなことはない。葉芸はすぐに見分けがつく。いくつかの形質に感じてはホモ状態にしておけばよい。さらに、交配の順番を工夫して、短絡化できる。

ひとたび、完成個体ができれば、あとはマザーフラスコをキープして無限培養すれば良い。
たしか、昔、韓国に豆葉の縞のフラスコがあったよね。
あとは、春蘭の華姫かな。マザーフラスコがある。

パンジーや、ビオラ、シクラメンよりも簡単に増やせちゃう。
多少枯らしても大丈夫。また、コピーが出るから。

だとすると、その価値は数千円が良いとこ。

さて、今、多肉植物が流行している。現地から樹齢100年を越える木が大量に入荷している。しかも、むちゃくちゃ安い。
これらは全て、個体名をつけ、大事に保護されるべきである。
枯らしてしまえば、あとはない。

富貴蘭なぞは、大量生産してホームセンターで安売りしておけば良いのだ。そんなことより、多肉植物を研究しなくてはならない。
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Unknown (m.)
2022-08-17 02:47:16
富貴蘭 実生交配時代

春蘭、エビネ、寒蘭、ウチョウラン…
実生交配技術の革新とともに神秘性を失い、廃れていった。

富貴蘭も勿論、同じ運命をたどることになる。ただ、これまでの蘭科古典園芸とは違ったカタチになるだろう。

富貴蘭は葉芸である。この葉芸を狙った人工交配は花芸よりも難しい。花の場合はほとんど一代交配で結果が出るが、葉芸のほとんどは非顕性遺伝なので、2代交配が必要となる。

しかしながら、2代交配は計算通りに結果が出る。掛け合わせたい性質のヘテロ個体同士を交配すれば、16分の1の割合で必ず成功する。種子数が多ければ多いほど計算通りの結果が得られる。富貴蘭は確実にデザインできるのだ。ゆえに個体に名前をつける意味がない。設計され、製造されるものは量産が可能なのだ。必要なのは、系統図のどの部分に位置していて、どのロットの、どのフラスコから誕生したかという記号だ。この記号にこそ、価値がある。

若者よ。富貴蘭の生産に関しては神秘性もなければ、血の良し悪しもない。ただただ、製造されたものだ。無数に存在し、あとからあとから最新版が出てくる。

ウツボカズラではいち早くそのような流れができていた。
オーストラリアのBEという会社。

ウツボカズラの天然交配種なかには異常に希少なものがある。その人工交配に成功するやいなや、茎頂点培養を仕掛けた。そのおかげで良質な苗を世界中のファンが楽しんだ。

近年では一本20万していた赤い悪魔の大量生産に成功し、半額以下の価格で提供してくれる。

BEは常に流行の先端を意識している。一度、流行ったものはすぐに捨て去る。ゆえに、一世風靡したプレデターやロートラのマザーフラスコは存在しない。大量生産されたはずの苗にはプレミアがつき、高値で取引される。トランカータをもとにした交配苗は挿木が難しい。つまりはなかなか増えない。価格は高騰し続ける。誰かが、もう一度、メリクロンにかけない限りは。

さて、富貴蘭。どこへ向かうのか。もはや、レアではない。
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Unknown (m.)
2022-08-16 23:33:17
キツネノカミソリ 黄花

随分と悩んで断念。
間違いなくレアだろう。美しくもある。高価だが、妥当。
荷主も信頼できる。

しかし、何かが引っかかった。やはり、少し無理があるようだ。
躊躇する間に売り切れた。

最近、この手の草を集めすぎている。やりすぎ。

もし、実生ができたらどうするのか。普通花ならば、存分にありうる。

見極めが難しい。
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Unknown (m.)
2022-08-16 03:04:07
青いネリネ

マタル。海外由来と考え、色んなスペルを試してみたがヒットしない。

悩ましいのは、開花球ではないということだ。最近、この手の球根が増えつつある。どれも未開花だ。

中国原産のリコリス、煉獄
子宝咲きキツネノカミソリ
巨大なウォルスレア、パミアンテ、などなど。

あとは、パラモンガイヤが欲しいなぁ。

先日、虎顔花を植え替えた。発見者のナガオ氏との思い出もある苗。育て方も聞いた。ただ、そこまでナーバスにならなくても良い気がするので簡略化。

去年はタイワンアツモリソウで後悔した。あれはゲットするべきだった。しかし、今年のこの暑さ、我が棚で耐えられたかどうか。

ためしに一度、普通のタイワンアツモリソウをやってみるか。

園芸JAPANのツィートが意味不明。ついつい、で?と返信しそうになった。意図が分からないなぁ。

茨城県以南?まあ、実際そんなんだろうけど、ちょっと違うんじゃないかな。

とりあえず、名古屋に自生はないな。愛知にもない。長野や富山にもない。

日本列島の、豊後水道から、千葉南部を結ぶ線の南側とか、そんな感じじゃないかな。そんなに身近ではないよ。

武将が富貴蘭を愛でていたという事実はない。
富貴蘭が流行した時代に実戦経験のある侍は居なかった。

まず、間違いのない園芸植物は梅である。
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Unknown (m.)
2022-08-16 03:04:00
青いネリネ

マタル。海外由来と考え、色んなスペルを試してみたがヒットしない。

悩ましいのは、開花球ではないということだ。最近、この手の球根が増えつつある。どれも未開花だ。

中国原産のリコリス、煉獄
子宝咲きキツネノカミソリ
巨大なウォルスレア、パミアンテ、などなど。

あとは、パラモンガイヤが欲しいなぁ。

先日、虎顔花を植え替えた。発見者のナガオ氏との思い出もある苗。育て方も聞いた。ただ、そこまでナーバスにならなくても良い気がするので簡略化。

去年はタイワンアツモリソウで後悔した。あれはゲットするべきだった。しかし、今年のこの暑さ、我が棚で耐えられたかどうか。

ためしに一度、普通のタイワンアツモリソウをやってみるか。

園芸JAPANのツィートが意味不明。ついつい、で?と返信しそうになった。意図が分からないなぁ。

茨城県以南?まあ、実際そんなんだろうけど、ちょっと違うんじゃないかな。

とりあえず、名古屋に自生はないな。愛知にもない。長野や富山にもない。

日本列島の、豊後水道から、千葉南部を結ぶ線の南側とか、そんな感じじゃないかな。そんなに身近ではないよ。

武将が富貴蘭を愛でていたという事実はない。
富貴蘭が流行した時代に実戦経験のある侍は居なかった。

まず、間違いのない園芸植物は梅である。
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Unknown (m.)
2022-08-15 04:39:36
富貴蘭

今、富貴蘭にとっては最高の時期。バンダと分類されただけあって暑さが好きなのだろう。

今、しなびているものはおそらく、もうダメ。超絶高級品種がドンドン弱っていくのはツラかろう。

ある程度の金額以上になると、丈夫さという性質を絶対にハズさない。富貴蘭のなかには、素人が絶対に手を出してはいけない品種がある。湖東錦、本羆、古い至楽、だ。これらの品種はいかにお金があったとしても滅多にやるべきではない。それは讃歌氏のブログから学んだことだ。あの讃歌氏をもってしても湖東錦は枯れている。

画像越しにも、木の状態の良し悪しがわかる。あぁ、ダメだねー、という感じ。だいたい。東海以南ならば、ヤスヤスと富貴蘭の自生域に入る。少し工夫するだけで機嫌良く育つだろう。そのはずなのに…である。だとすれば、アウト。

江南の紫苑はひどかった。低い天井、通らぬ風、耐え難い湿度。多くのB級品種たちにとって阿鼻叫喚の地獄。

水ゴケはヤバいね。結局、根が傷む。上手くいってるのは一つか二つだけ。フウランの自生地に水ゴケなんて生えてないんだから、当たり前だな。しかも、毎日、水やりするんだから、腐ってしまうのよ。でも、毎日、水やりしなきゃいけない。この矛盾を解決したときに、栄光があるんだな。

ブラジルのコーヒー園の遮光木からひっぺがしてきたモシエが、美しい新芽を伸ばしている。輸入する際に根はすべて切り取られているにも関わらず。
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Unknown (m.)
2022-08-14 21:12:00
青いネリネ

10年近く前、名古屋園芸が盛んに原種シクラメンを販売していた。横山ナーセリーの名を知ったのもそのころ。

直接に原種クリスマスローズブームが始まり、夢中に。
さらにそのあと、ダイヤモンドリリーが販売され始めた。最初はサーモン、レッド、ホワイトだけだったが、何年かすると、不思議な色彩も売り出すようになる。

藤色のネリネだ。思わず、購入。以来、青いネリネには目がない。

近年では、多くの品種が見られるようになった。先日、マタルという品種について調べた。青いネリネのなかでは最高峰に位置する。
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Unknown (m.)
2022-08-14 11:46:25
ユタカの正体

謎の天然交配種ユタカ。
おそらく、最高級品種だろう。画像を見ていて、片親は間違いなくマクロフィラだと感じた。もう一つの片親は何だろう。

lowiiではないんだよなぁ。もっと色が薄くて、蓋が小さいんだよ。わかんねぇーな。でも、片親は間違いなくマクロだぜ。エドやビロサじゃない。
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Unknown (m.)
2022-08-14 01:28:53
系統木

系統木というのは、富貴蘭界ではよくある詐欺。
ナンチャッテ建国殿からは、ナンチャッテ建国殿が生まれてくる。まあ、葉緑素が多いから、バカスカ増えちゃう。

捨てるに忍びないので、良系統ということにして売りつける。相手がバカであるほど高く売りつける。

よーく、考えてごらん。良系統の親から青い木がでるわけ、ないよね?手にした木が青い段階ですでに詰んでいる。まんまと引っかかったのだ。ちなみに我が家の建国136は10万くらいかな。109は6万だったかな。未だに無芸。10本立だよ〜ん。

芸が沈んでいて、一見、青くみえるホンモノの系統木は他人に容易く譲らない。

若者よ。君が売りつけられたその系統木を何年待っても何も起こらない。売人にハメられたのさ。

富貴蘭界とは、そういう世界なのだ。悪いことは言わないから、足を洗って、他の植物やりな。
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Unknown (m.)
2022-08-13 04:15:00
ペイラノイのタフネス

春先、油断してペイラノイに水やりをした後、上向きに置いてしまった。

気づいたときにら腐っていた。絶叫したのち、すぐさま下向きに置き直し。

ダメかと思って、あまり見ないようにしていた。先日、眺めたら、キッチリ復活していた。なんたるタフネス。

普通のチランジアより、強い。一緒に導入したサルオガセモドキはとっくに枯れている。

明日は白牡丹を割る。見たところ、四つに割れそうだ。むかしみたいに本気で作ってみるかな。建国殿と白牡丹だけは素直でよく増える。
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Unknown (m.)
2022-08-13 03:44:02
金牡丹

久しぶりにみたら、瀕死。シワシワになって鉢から転がり落ちている。

すぐさま植え付け。翌日には復活しているから、スゴい。富貴蘭の生命力は侮り難い。ただそれは、随分の補給が安定したに過ぎない。つまり、根が培地に接することができたというだけだ。

このあとが肝心だ。水苔以上の成長を遂げられるかどうか…たのしみである。

コンスタチアの新根は止まってしまった。しかしながら、新芽が発芽した!!これはスゴい。あとは、根付くか、どうかだ。

ブラジルから輸入したカトレアたちは全て根付いた。とくに、コーヒー農園の日除け樹木から伐採したモシエが順調。
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Unknown (m.)
2022-08-12 03:47:15
メキシコミヤマウズラ

一つ目は、世界ラン展、松本洋ラン園から購入。
今から10年ほど前。1年で枯れた。

二つ目はヤフオクで。出品者の方からコツを聞いた。
毎年、植え替える。とのこと。

今週、植え替えてみた。一つの苗が6本ほどに増えた。しかし、葉数がイマイチ。どの芽も一枚葉。

ミヤマウズラとは、あまり関係はないかもね。
兎に角、丈夫。暑さには強いが、冬場は休眠します。そして、芽が、根の先にできるので、植え替えてあげないと、発芽出来ずに枯れます。
そういえば、ルディシアもそんな感じだ。リゾームが、鉢内を這い回って、やっとこさ、発芽した。

しかし、このルディシアもすごい。オレンジ色の葉脈がラメラメだ。
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Unknown (m.)
2022-08-11 13:52:16
ウツボカズラ

rajah。栽培技術が格段に向上したとはいえ、いまだに攻略されたとは言い難い、ウツボカズラの王。

山田氏の尽力により、誰でも苗を買うことができる。しかし、成体まで育て上げるのは至難。

ほとんどの趣味家が失敗している。

私は緑の袋に赤いリップのラヤを探し続けている。今、これは、という木を一つ所有しているが、暑さに強く、なかなか良い。
ほとんど葉柄がないことも特徴だ。

長い長い時間をかけて日本の夏に適応した緑袋紅唇のラヤ。

激震が走ることだろう。私がこうした苗を入手できるのは、選抜による。大量の実生苗から、特別なものを選り分けることができる。大量に見ない限り、私の能力は発揮できない。

大量のスーパーレッドデビルテトラの中から、2時間かけて雌雄ペアを選り分ける。たとえば、こういうことだ。
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Unknown (m.)
2022-08-08 21:02:09
フィンブリアタム

中斑と水晶覆輪を入手した。フィンブリアタムのポテンシャルが高いことを述べたが、それもそのはず、2010世界ラン展でグランプリを獲得している。

いかにキバナノセッコクを上作して開花させたとしても、グランプリは獲れまい。富貴蘭とて同じ。あまりにみすぼらしい。

富貴蘭やキバナノセッコクが蘭の世界で認められることはまずない。海外の、ヨーロッパ人にとって、蘭とは素晴らしい花を咲かせられるもののことだ。他の大陸から未知の苗を導入し、他の貴族がアッと驚くような花を咲かせる。当然、長い冬を越すための温室と莫大な燃料費が背景にある。それこそが欧州人にとっての豊かさであり、大航海時代に刻まれた夢なのだ。

そんな連中に富貴蘭やら、キバナノセッコクを見せたところで、なんじゃそりゃ?で終わり。当たり前だ。

ヨーロッパ人はより優れた花を求めて血生臭い戦いを繰り広げてきた。そこでフィンブリアタムである。豪華でツヤのあるフィンブリアタムの軸が黄色く透ける。あるいは真っ白な葉を展開する、となればどうだろうか?一つ残念なのは私以外にも、同じ木を所有している人物が存在するということだ。園芸はオンリーワンになれなければ敗北者である。
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Unknown (m.)
2022-08-08 16:06:14
白牡丹

白牡丹の歴史は非常に面白い。
まず、確実に白牡丹を産むもののみを白牡丹とよぶべきだ。
つまりは真砂系のみに白牡丹の名を冠するべきである。

昔、白牡丹実生事件が起こった。白牡丹を実生してみると、皆、上芸品だったのだ。つまり、白牡丹は量産できるということになった。しかし、ときが経つにつれ、実生苗はドンドンと暗みはじめた。白牡丹は実は幼木芸ということがハッキリしたのだ。つまり、白牡丹は台切りすべし、とか、5枚以上の葉は全てむしりとるべし、とか、白牡丹を維持するつもりなら、大量に保持すべし、とか、先達の話は理にかなっていたのだ。

しかしながら、小豆島の真砂氏が、成木になっても暗まず、かつ、同質の子を産む白牡丹を見出した。これは明らかに次世代の白牡丹である。

どんな園芸分野でも、繁殖させた子が別物になるなんてことはない。品種、という概念を明確にすべきである。
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Unknown (m.)
2022-08-08 15:52:57
建国殿

久しぶりに建国殿を眺めてみると、枯れかけている!
何とも情けない。夢中だったころは一生懸命観察して小さな異変にもすぐに対処していたのに…

懺悔の意味もこめて、株分けした。昔なら、建国殿が二鉢になったと喜んだだろうが、正直今はあまり…。それにしても、三昧はスゴい。根がほとんど傷んでいないのだ。私の管理もあるが、三昧の栽培能力は侮り難い。

しかしながら、三昧を超えなければ意味がない。三昧以上の作を目指してやってみるか。枯らしてしまえば、もう二度と手にすることはできまい。富貴蘭沈没の現在ではあるが、インチキではない建国殿は未だに高価なのだ。

おそるおそる白牡丹を見てみると、残念ながら枯れていた。
よよよ。五本立ちの若木が一つ枯れてしまっていた。明日にでも株分けしよう。白牡丹は未だに好きな蘭である。枯らしてはならない。

そう言えば、ヤフオクに白牡丹実生の株立ちが出ていた。
白牡丹とは、まったくの別物である。ああしたものに、白牡丹の名を冠するのはいかがなものか?実生なら、なんでもありの時代なので、あの程度の品種はいくらでもある。昔、名古屋三越で富貴蘭を見かけて購入してしまった。新月殿の実生、金華山だという。今でもたまに眺める。

私が真面目なことを述べると、趣味は遊びだ、とかいう輩がいるが、相容れない。

建国殿とは、確実に建国殿を産む木のみを建国殿とするべきであり、それ以外は建国クズレとすべきだ。
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Unknown (m.)
2022-08-07 13:34:16
コスタリカからドーウィアナを輸入

成株で25000は安い。何より、開花時の画像を確認できるのが良い。芸の甘い子株を売りつけるために、上芸の親の画像を使う詐欺とは、エラい違いだ。

プラ鉢に水苔植え。これでは育たない。素焼きにバークで攻めてみようか。

東京オーキッドから全斑のフィンブリアタムを購入。送料着払いゆえ、なかなかタイミングが合わず、すでに芽は傷んでいた。残念。なぜ、元払いにしてくれないのだろうか。

それにしても、SNSを観て、良いと思ったものが、すぐに手に入るのはスゴいことだ。これでフィンブリアタムは2種類揃った。飴軸中斑と水晶覆輪。セッコクや、キバナノセッコクはもう古い。フィンブリアタムの芸に比べると見劣りしてしまう。艶、まとまり、花の良さ、香り、…どれをとってもフィンブリアタムに軍配が上がる。次は何を攻略しようか。アグレカタムのマリモというダルマ葉の品種が気になる。ただ、さらに花も良くなってくれたら、満足だ。

昔、日本花木センターで覆輪タイワンセッコクなるものを購入し、数年間育てたが、あれはフィンブリアタムではなかったようだ。
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Unknown (m.)
2022-08-06 11:56:22
集会

食虫植物の集会の画像を見た。子ども、女性、青年にミドル、年配の方…

とくに夏休みということもあって子どもが多い。去年、一昨年と巣篭もり需要があり、趣味家は倍増した。あと10年もすれば、食虫植物の経済規模はさらに拡大するだろう。専門業者は数えるほどだが、ヤフオクによる交流が盛ん。

富貴蘭の集会の画像を確認してみると、…ま、やめておこう。
もう富貴蘭の趣味人口が減少局面にあることがよくわかる。もってあと10年。10年以内にまちがいなく、終わる。しかし、実際には10年よりも早く市場は消失する。

ほとんどすべてのことが私の予想どおりに進んでいる。園芸JAPANの廃刊と誠香園の閉園だけが実現しない。

これからは人工交配種の時代。あとからあとから、聞いたこともない銘品が発表されることになる。質の高い苗も出てくるが、すぐに次の品種が発表される。

ウチョウラン、エビネ、春蘭、寒蘭、人工交配種が普及した途端に皆、衰退した。富貴蘭やキバナノセッコクも例外ではあるまい。
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Unknown (m.)
2022-08-05 17:50:44
カトレア山木の魅力

花といえば、ドーウィアナ。これにまさる花はない。人工に作られた花もかなうまい。ドーウィアナの弱点は3つ。

木姿がだらしない。

たまに雑種が混じっている。
私の目はごまかせない。リップに別種の特徴が出ている個体がある。ただし、遺伝子混入率は25%未満

栽培難易度が異常に高い。
これが最大の欠点でもあり、また魅力でもある。この花を毎年咲かせられるかどうかで、栽培者のレベルが分かる。

たとえば、インターメディアなどは日本の環境によく合う。富貴蘭と育てても良い。ドーウィアナはその真逆だ。

カトレアのなかでも、海洋性のルデマニアナは異質だ。休眠期がないという。つまり、年一化にこだわる必要がない。できるだけ加温して春秋の2回開花を狙うべきだ。おそらく、dowianaもこの性質に近いのだろう。
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Unknown (m.)
2022-08-04 02:23:48
ルデマニアナを導入した際に、おまけでアンセプスをもらった。

現地のハンターは野性株の等級を✖️の数で表す。ユニバルシタスは✖️4つ。オマケのアンセプスには✖️が2つ付いているので、そこそこ良いみたい。しかし、求めて得たものでないので、雑に扱う。リゾームが走り、まとまりが悪い点も気に入らない。

どうにでもなれ、と、木材質で植え付けた。久しぶりに見たら、根がコンポストを食っていた。エビネもそうだったが、蘭の根は木材質を食う。さながら、ムカデが獲物に巻きついたような感じだ。

輸入した究極のゼラニウム。大きい木は枯れた。小さい木の植え付け。蘭のコンポストから、木材質を除き、炭化質をふんだんに取り入れながら植え付けた。最後は不織布でしあげた。

エビネの根がおかしい。鉢底から、伸び出していたのに、先端が痛んで枯れた。鉢から出て伸びようとはしない。
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Unknown (m.)
2022-08-02 10:40:16
白いベントリ事件

数名の趣味家と連絡できた。結局、落札者の自己責任という話で落ち着いた。数千円のものを81000円で買う。…これもヤフオクの醍醐味か。

市場価値が不安定なのは喜ばしくない。ここで一発、ベントリの番付でもつくってみようかと思ったが、やめとく。
私自身も素人に近いし、価格表を作るというのは、リンドレーと同じ行動になる。
ベントリの価格には、波がある。10年以上前は大暴落していたが、数年まえに見直しがあり、高騰。近年は落ちつきつつあるが、最近またジワリと高騰している。食虫植物のなかの一つのジャンルとしてウツボカズラがあり、さらにそのなかに、ベントリという分野がある。多種多様なベントリがあり、コレクション性が高い。ベントリは高山性に分類されるが、耐暑性があり、丈夫。素人にも作りやすい。しかしながら、高級品は小さな苗でも20万近くする。

このベントリが流行るということは、ウツボカズラの趣味界が成長局面にある、ということだ。このベントリから、本格的にキバ系を極めたり、あるいは低山性に進むかもしれない。
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Unknown (m.)
2022-08-01 22:43:45
むむー。

昨日の白いベントリ事件。これはやはり、マズい。
せっかく、勢いのある若者がいるというのに、しょうもないことで、ガッカリさせたくはない。

新規の趣味家を大切にしなくなれば、富貴蘭界のようにいずれ、廃れて消滅してしまう。富貴蘭界のあやまちは、チカラのある趣味家を落胆させ、幻滅させてしまっことだ。ゆえに、次世代のリーダーが不在であり、あと数年で消えることになった。

ベントリや原種カトレアは、後世に残さねばならない。わざわざ、先達が海外に遠征をして集めてきた植物たちである。

富貴蘭も、戦火を生き抜いたが、さすがにとりまきがアホになりすぎた。アホは自分のことしか考えない。書いている文章を読んでみると、あぁ、ホントにバカなんだなぁ…としみじみ実感する。なかなか最後まで完読できない。
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Unknown (m.)
2022-07-31 21:04:24
訂正

白いベントリコーサの落札額は81000円
何を思って入札したのだろう?過去、山田氏のカタログで白い袋のベントリコーサは沢山出てきた。それらは単純に生育不良のもの。

白いベントリコーサなど、存在しない。出品者も何度も説明している。リップは赤くなる、と。

勢いのある初心者が多い。皆、バカだ。まず、ベントリコーサの過去の画像を調べるべきだ。自ずと系譜が見えて来る。
返信する
Unknown (m.)
2022-07-30 22:43:25
原種カトレアの魅力

原種カトレアにはいわく言い難い魅力がある。
蝶が受粉した神々の花。大自然からの贈り物。

今、3人の先駆者の活動が弱まり、原種カトレアの世界は低迷しつつある。後継者がいない。

そもそも、メリクロン技術があるので、メジャーな種苗会社が本気を出せばあっという間に量産されてしまう。

ちなみにバンダなどの単茎種もメリクロン可能だ。富貴蘭の学名はバンダである。

原種カトレアでは、シュロデレーが気になる。なぜ、あんなに高いのか。大陸にはまだまだ、良い個体が眠っているようだ。

ドーウィニアはカトレアの王様である。栽培がむずかしい。花期が短い。
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Unknown (m.)
2022-07-30 21:43:06
白いベントリコーサ

ヤフオクを賑わせている。107名が注目し、35000まで競り上がった。

ベントリコーサはときとして、白い袋を着ける。これは常識。
これを知らない若者が、多すぎる。白いベントリコーサなど存在しない。出品者が何度も説明を追加しているが、なかなか止まらない。

食虫植物が空前のブームを迎える今、正しい情報源が必要だろう。

ベントリコーサには序列がある。
gg pc qz pp lb などなど。一本、20もザラ。
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Unknown (m.)
2022-07-30 12:46:49
究極のムシトリスミレ

南米の高山帯の気候はパラモとよばれ、苛烈を極める。夜間は零下まで気温が下がる。そこに究極のムシトリスミレが棲息している。

フラスコ内での生産には成功したが、いまだに栽培には成功していない。超高山帯に棲息するウツボカズラと同じ部屋でも難しいようだ。

今、ある方法をとることで、日本の夏を越えつつある。夏越しをしたら、開花も遠くはない。世界的な快挙となる。あと少しである。

ムシトリスミレの頂点を私が極める。オーストラリアでもなく、チェコでもなければドイツでもない、ましてや、富士山麓でもなく、日本の名古屋に住んでいる私だけが裁判に成功する。実に気分が良い。
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Unknown (m.)
2022-07-30 12:20:29
ブドウ亀 巨足

ここ1ヶ月、現地株の輸入が続いている。昨日の落札額は28だった。とても手が出ない。しかし、それでも格安なのだ。

あの大きさに成長するまでに150年以上かかっている。
ワシントン条約をかいくぐる取り引きルートは下手をすれば紛争地域など、とにかく治安が劣悪。

何より、増殖不可能ということ。富貴蘭の羆や湖東錦と比べると、圧倒的に巨足に軍配が上がる。正直なところ、羆や湖東錦に、世間で言われているほどの価値はない。これから、趣味家人口が極端に減少する富貴蘭はどんどんと価値が下がっていく。しかも、バカスカ増える。

巨足が増えることはない。輸入された一つ一つに銘が付けられるべきである。盆栽と同じ。ただし、栽培はおそらく困難だろう。ある程度までは育つが、梅雨時に球の中央が腐り、そのまま溶ける。古くから導入されているにも関わらず、巨大球が見当たらないのはそのためだ。富貴蘭と同様の管理では腐る。広い乾燥温室を用意し、その中央エリアで育てる。冬季はきっちり加温する。

巨足に対して多数の趣味家の入札が殺到した結果が28である。富貴蘭の羆の実質的な価値はその30パーセント程度だから、おそらく10が良いところ。湖東錦ならば、50パーセント程度で14くらいである。それくらいの価格で購入するならば、充分に意義がある。いや、それでも高い。

それ以上に支払っている場合は、資金をドブ溝に捨てているようなものである。売主の損失を補填しているか、富貴蘭界の延命資金になるのか、とにかく意味不明な出費となる。

私の意見に狂いはない。耳を傾けて損はない。

さて、巨足はもうダメだ。人気殺到で高騰している。新たな植物を探さなければ…

つくづく、ブームになる前に入手すべきだった。富貴蘭などやっている場合ではなかった。
返信する
Unknown (m.)
2022-07-25 23:22:56
イワヒバもダメか…

イワヒバも新しい品種が発表されるたびに注目している。
しかしながら、まったく手に入らなくなってしまった。

私がリストに目を通す前に、売り切れてしまう。おいおい、勘弁してくれよ。

もはや、奥の手しかない。実はイワヒバの本場の一つは名古屋である。名古屋の北を西につっきったところにイワヒバの里がある。爺様は今でも生きているだろうか。爺様から直接買うしかない。

そういえば、名古屋の北に紫苑というしょうもない店があった。店主はインチキ野郎。富貴蘭界でも鼻つまみものだったようだ。

大きな樹も、寿命が近づき、芯が腐ってくると、有象無象の害虫にたかられるようになる。紫苑のジジイはそうしたクソ虫の一種だ。おそらく、妖怪である。

あのクソジジイの温室も、いまや廃墟と化していることだろう。あのころ、すでにほとんどの苗が腐っていた。いまでは立派な腐葉土となっているはずだ。

池袋の誠香園はまだ、閉店していないだろうか。生意気な口をきく、小せがれ。貴様に気安く声をかけられるほど落ちぶれてないわ。と思う。実際、あのときも国際的な取引が禁止されている生物を連れていたし、希少な植物の取引も進行させていた。
まあ、私からすれば、素人だ。礼儀のない雑魚。将来性のない哀れな小せがれ。
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Unknown (m.)
2022-07-23 22:20:31
有吉 マツコ

昨晩、ゴールデンのバラエティ番組でサボテンが取り上げられていた。かなり、長時間である。

この、多肉、サボテンブームはとどまることはないのか?

猛烈である。食虫植物も、欲しい苗がなかなか手に入らないし、多肉もすぐに買い手が付く。ヤバい。

レアな植物を発掘せねば…。誰にも知られていないような。
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Unknown (m.)
2022-07-21 00:42:51
洋蘭の斑入り

トーキョーオーキッドさんのデンドロビウム斑入りの画像を見た。

段違いとはこのことである。成長できるかどうかは別として、富貴蘭やキバナノセッコクとは趣を異にする。葉芸の極致。

洋ランは栽培人口が桁違い。葉芸品も探せばザクザク出てくる。なかでも、今回のデンドロビウムは究極。

富貴蘭やキバナノセッコクは、何を目指しているのだろうか?
豆葉?だとすれば、別種のランで事足りる。派手な斑入りならフィンブリアタムに軍配があがる。

以前、カトレアでも、同じ芸の株を見かけた。あれはどうなっただろうか?赤芽の洋ランは育つのか?
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Unknown (m.)
2022-07-18 19:11:56
秋植え球根にまつわるエトセトラ

昨年、中国からリコリスの原種を導入した。すでに動き始めていて、頼もしい限り。

品種間違いがなければ、ヒガンバナ「煉獄」と銘うつことにしよう。無論、人気アニメ鬼滅の刃の煉獄杏寿郎の髪の色からとっている。もし、時が経ち、時代がアニメを忘れても、煉獄という言葉は存在するから、大丈夫だ。

最大のネックは品種間違いである。輸入植物、とりわけ球根植物はそれが怖い。

気になる秋植え球根にはランがある。エナメルオーキッドが普及し始めた。青より、ピンクの方が育つやすいそうな。昔、世界ラン展で中藤から青いエナメルオーキッドの球根を30,000円で購入したが、発芽することはなかった。隔世の感がある。

2年前、山梨のロッパ氏がキツネノカミソリ、黒花八重を紹介していたが、あれはどうなっただろうか。見どころのある銘品だった。あれ以来見かけない。

今年、キツネノカミソリの八重咲きを導入することにした。ちょっと高いかと思ったが、大手園芸店でも未だに高額商品だから、まあ、仕方がない。花の少ない晩夏を少しでも慰めてくれると思へば安いものだ。

剣葉ムシトリスミレが球根となって休眠し続けている。ひょっとすると暑さに強いのかもしれない。原産地のコロンビア山岳地帯では夜間は零下になるという。おそらく、日中は30℃を越えているのではあるまいか。結球速度は尋常じゃなく速かった。これが究極の秋植え球根だ。上手く夏越しできれば、世界的な快挙といえる。
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Unknown (m.)
2022-07-15 04:10:26
フラスコからこんにちわ。

フラスコからは無限に苗が取れる。
中国春蘭緑雲がそうだったように。バイテクの副産物として、あの緑雲に覆輪が発生し、なおかつ大量生産できた。パンジーなみの価格で販売できる。 

あとは購入者がどんどん枯らしてくれれば良い。買っては枯らし、買っては枯らし…でボロ儲けだ。

フラスコで大量生産する苗は弱ければ弱いほど良い。バカな趣味家がどんどん引っかかる。雑誌で紹介して、どんどん販路を拡げる。
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Unknown (m.)
2022-07-10 02:42:52
斑入りデンドロ

中国産セッコク、フィンブリアタムの中斑飴軸。
柄抜けなどもあり、やはりなかなか増えないかと思いきや、柄抜けの青い矢の節々から高芽を吹き、全て中斑飴軸である。

一株、4〜5万だから、ザックザク。なんてね。いくら、高値で購入したからといって高く売れるとは限らない。そもそも売らない。

ツカベガス氏から導入したものだ。とにかく、デンドロビウムはアホみたいによく増える。矢が長いほど。こういうことによく気をつけることだ。
今、後悔しているのは、インドネシア原産のオオナギラン紺覆中斑個体。ツカベガス氏は一瞬だけ見せて、すぐに引いてしまった。買っとけばよかった。
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Unknown (m.)
2022-07-09 12:49:41
富貴蘭の現在

最近の富貴蘭を見て、皆さんはどう思うだろうか?

聞いたことのない銘品が、やたらと多い。しかも、素晴らしい芸をしている。

それらは全て、間違いなく実生交配苗である。同じサヤからは数百の苗を得て、選別をする。そのあとカルス体として保存し、少しずつ成体化しているのだ。同じカルス出身だからといって、同じ芸になるとは限らない。白縞や黄縞、など、バラエティがある。それは中国春蘭の緑雲を見れば明らかだ。

そうした過程のなかで選別もれが大量に出てくる。
生産の拠点は韓国にあった。あるようにみえた。

ま、この辺でやめておこう。
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Unknown (m.)
2022-07-04 02:57:25
カトレア ルデマニアナ ユニバルシタス

いや、ユニバルシタスに限らず、山地系のルデマニアナについて、年一化にこだわる必要がない。

とにかく、管理温度と光量を保って、年二化を目指すべきだろう。春と秋の二期咲きである。

ルデマニアナはカトレアのなかでは不人気である。しかしながら、異様なポテンシャルがある。日本人が好む曖昧な色彩、つまりはパステルカラーを有している。大事なのは、その色彩が、人工交配ではなく、天然種から輩出されていることだ。微妙な色彩のニュアンスは狙って出せるものではない。

富貴蘭の豆葉の縞のように、人工物特有のコテコテした下品さは微塵も感じられない。蝶によって選ばれ、受粉し、自然界で生き残った花である。

その後、人間に見出され、さらには盗品となり、南米を探検した辻氏によってベネズエラから日本にもたらされた。来歴がドス黒いゆえ、銘鑑に記載されなかった。今ではハワイと台湾と日本に広がっている。日本の個体は私が維持している。
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Unknown (m.)
2022-07-02 19:56:07
食虫植物最前線

一部の若者たちのあいだで、懐古主義、古典品種の見直しが始まっている。

今まで日本人がたどってきた食虫の道を追体験しようという試み。

代表格がベントリコーサ。岸野氏が日本に導入した系統を整理しているが、コンプリートしたのは山田氏くらいか…

これから、古典品種の評価は高まっていくだろう。

次世代へと受け継がれていく。

一方で最新品種の勃興も捨ておけない。エドやハリアナの交配苗が無数に発表されている。

原種では地中に壺を作るプディカが鮮烈なデビューを飾った。
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Unknown (m.)
2022-06-30 01:11:17
キバナノセッコク

オキナワセッコクとともに、実生で大量生産されていた。
そのなかに、さまざまな変異個体があった。その変異個体を交配したら、多少のバラエティが発生した。

と、まあ、こんな感じだろう。キバナノセッコクは間違いなく人工交配種である。

斑の色が透き通った白色で、皆同じである。黄色い縞や、ソリッドな白がもあるんだろうが、存在感がない。

何より、自生時の写真がないのは不自然すぎる。今どき、スマホももたずに採集に行くバカはおるまい。変異個体を見つけたら、その場で画像記録を残すはずだ。そういった画像が皆無なこと。これが証拠である。

ただ、富貴蘭のある品種に関しては、きちんと採取時の画像が、公開されている。

デンドロビウム、とくにバルブが長いものには御用心あれ。節目で刻めば大量に増やせる。

我が家の秘蔵っ子、フィンブリアタムの中斑飴矢はキバナノセッコクよりも数段美しいが、今年初めて高芽を吹いた。実に繁殖しやすいものだ。
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Unknown (m.)
2022-06-28 21:56:48
富貴蘭

さあ、いよいよ私の予想が的中している。
富貴殿が五千円以下で買える時代の到来。
建国や黒牡丹も、ぐんぐんと値を下げつつある。

新しく出てくる品種は得体の知れない色花や、来歴不明の奇妙な縞物ばかり。すべて、実生交配の失敗作だ。

そもそも、海外では縞やチャボは一切評価されない。むしろ、欠点とみなされ、処分されてしまう。

欧米のみならず、中国でも。

あと少し我慢すれば、バカ安で夢の高級品種を手にすることができる。とにかく待つことだ。
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Unknown (m.)
2022-06-27 01:50:45
食虫植物

地中で袋を展開する新種が騒がれているが、どこ吹く風。
在来品種を再評価している。

バービッジアエ。
なぜ、これに人気がないのか…。葉の質感も良いし、強いし。何より袋が派手で美しい。いずれ、見直されることだろう。とくに純白の袋をつけるもの、赤い寸胴な袋をつけるものはレアである。

アッテンボロギー
新しい王様である。日本に導入されて10年程度たつ。いよいよ、国産実生苗が大きく育って来た。ラジャを上回る人気者になるだろう。

この2種は図抜けている。

次の世代ではエルコイデスがある。上手い人が一足早く、成体まで育てあげているが、なかなか良い。

さらにその先にはこれらの交配種がありうる。

ウツボカズラには無限の広がりがある。
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Unknown (m.)
2022-06-25 12:08:29
南半球から、ある昆虫を導入した

現地では人気者らしく、小学校で飼育されている。一頭あたり、2、3万もする超高級品だ

日本でいうなら、オオムラサキのような存在だろう。国を代表する虫である。オオムラサキの食草はエノキであり、当然そこら辺に生えている。

その昆虫の食草は日本には数えるほどしか、生えていない。近隣の森に貴重な群落がある。早速、大枚はたいてチャレンジである。温度、湿度、など、かなり気難しい。いまだにヒーターを点火している。餌はほとんど追加していない。フンばかりが増える。

先日、フンに混じって、幼虫が蠢いていた。出産したのだ。

ついに、繁殖モデルが完成した。足掛け1年である。
累代に成功したら、市内の動物園にノウハウを寄付する。

ただ、幼虫が成熟するまで数年はかかるとのこと。なかなか厳しい。

アイデアを提供することも、プラントハンターの使命である。


数年前、市内の植物園で働いた。その際、花壇デザインを任されていたが、今になって採用されている。あの花壇は私のデザインである。ひとことくらい、連絡しろよ、と思う。

いまだにオニバスのことを覚えている。オニバスを維持するために手間をかけていた。素人には分かるまい。
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Unknown (m.)
2022-06-24 23:11:13
ようやく、ようやくベントリコーサブームが過ぎた。

10〜20年ほどまえだろうか?夜店の屋台で販売するベントリコーサ農家が、廃業した。途端に消費者がベントリコーサを見直すことになった。そのベントリコーサは在来系と呼ばれ、たちまち、価格は高騰した。普通のベントリコーサに比べて袋が白い。産地が調べられ、早速ハンターたちが出陣した。いくつかの優秀な個体が導入された。

もう一つの在来系について。長らく、日本では絶えたとされていたが、洋ラン農家の棚下から発見された。袋が緑色をしたポリスパスである。さらに、趣味家による秘蔵個体も見つかった。

海外にも優れた系統がある。袋が陶器のような質感をした、porcelain。数年前から、山田氏がコンスタントにリリースしている。

最高にレアなのはGGである。ポーセリン以上に高価で、一本20万程度だが、なかなか手に入らない。

ベントリコーサ一つとっても、これだけの広がりがある。

現在、新種のウツボカズラが注目を浴びている。

地中に袋をつくるようである。
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Unknown (m.)
2022-06-20 00:10:26
白いハイビスカスの誘惑

いわく言い難い魅力。白い原種ハイビスカス。
昔はイマクラトゥスを追いかけていたが、今ではプナルウエンシスである。

雄大な葉姿、大輪の花。いかにも熱帯の植物である。どんな香りがするのやら。

派手な交配種も良いが、清楚な白い花もなかなか良い。
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Unknown (m.)
2022-06-19 01:28:05
ブーム偽装

ある国である植物が流行している、と噂を流す。
実際、信じてしまう。あの国ならあり得る、と。

あとらヤフオクで価格を煽りまくる。実際、マドカズラは40万ほどいったか。

そのあと、大量に用意した小苗を売りさばく。

しかし、この人気は持続しない。

ただ、ありあまる在庫は一気にさばける。フラスコで大量生産してしまった苗も、ゴミではなくて金になる。

ゴミを買うヤツがバカなのだ。あとから、ひどく後悔になる。
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Unknown (m.)
2022-06-16 20:47:39
これから富貴蘭が価格の大暴落を経て消えていくことは、まず間違いない。ヤフオクを見ていれば、明らかだ。

しかし、まだまだ、高級品種は暴落していない。いつごろ下がるか。

ウチョウランは実生交配が進んだら、アッという間に暴落し、価格を回復することはなかった。一つの目安は実生交配の普及だ。富貴蘭は今、どれほど実生交配が進んでいるだろうか?

ひと昔前は玉金剛の縞や、青海の縞は幻だったが、今では普通である。フラスコ内でいくらでも増やせる。

松葉蘭は趣味家人口高齢化には勝てなかった。あっという間に縮小した。富貴蘭界はどうか?二十代の趣味家はいるだろうか?
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Unknown (m,)
2022-06-13 18:40:46
腐葉土

まずは、ナギランの培養土である。自生地では落葉に埋もれているのか、必ず上に上にと伸びてくる。だとすれば、腐葉土で植えるべきである。

早速、有機質100パーセントの培養土を配合した。これはかなり、上手くいっている。もうそろそろ、新根が鉢底に到達しそうだ。新芽も成長している。荷主のアルファ氏は腰水が良いといっていたが、とんでもない。確実に根腐れする。

同様にエビネを植える。これは半々だ。かなり、よくできるものと、ダメなものがある。

有機質の内容を変化させて、樹上をイメージした培養土を作成。ボウズのカトレアを植えた。上手くいっているようだが、根が土を噛む様子は確認できない。エビネは根で土を噛んでいた。
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Unknown (m.)
2022-06-12 13:58:01
富貴蘭の適正価格。

ヤフオクで1円スタートをすることがある。特段需要があるわけでもなく、大体、転売目的の入札。

じわりじわりと小刻みに入札があり、あるところでピタリととまる。それが適正価格。

ヤバいのは2人の競り合いである。片方は出品者の可能性がある。昔、三昧のオークションに蘭国が上限無制限の入札をし、煽りたてていたが、そういうことが横行している。

リンドレーという人物が、富貴蘭の適正価格は協会やら、業者やらが、目安を定めていると発表した。まさにとんでもない事である。適正価格とは消費者の需要を反映したものである。おそらく、リンドレーは詐欺師の一派だったのだろう。まったくもってロクでもない。

秋田ブランドは、いずれ、公正取引委員会から、なんらかの勧告を受けるか、あるいは逮捕となるだろう。

秋田が出す黒牡丹と、一般的な蘭園が出す黒牡丹は何が違うのか、科学的な根拠がしめせるだろうか?ただ、秋田ブランドというだけで、価格が数倍も違う。しかも、ウン十万円の差だ。
消費者が納得しているうちは良いだろうが、一度トラブったら最後だろうね。まあ、自分はすでに富貴蘭に対しては枯れてるし、過去に三昧から譲り受けた建国殿にも納得している。ちゃんと建国殿の子を産んだ、楽勝。

ちなみに、数十万あれば、ベネズエラの秘蔵カトレアが購入できる。丈夫で葡萄色のルデマニアナである。
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Unknown (m.)
2022-06-12 12:52:48
拡大する園芸界

コロナ禍を経て、園芸界は急速な拡大を見せている。
近所の美容室には演劇情報誌ブルータスが置かれ、ついでにパキポが飾られている。
馴染みの水草屋はチランジア専門店に鞍替えした。繁盛している。
日当たりの良い道端でグラキリスとパキプスを管理していたら、通りすがりの若者が声をかけてきた。もはや、静かにレアプラントを栽培法する空間はないようだ。
先日、当地名古屋で、多肉植物の盗難があったらしい。他人事とは思えない。
ウツボカズラもひどい。良い苗が手に入らなくなってしまった。有象無象が栽培を始めて、圧が半端ない。完全に隅に追いやられてしまった。昔は山田氏と電話でやり取りしたり、土居技師ともツィッターで繋がっていたが、今ではパタリだ。
私のチカラは選別眼である。選別する間もなく、苗が消えていくので、チカラが発揮できなくなった。

コロナ禍で内向きな趣味にはしる人が増え、ライバルだらけとなってしまった。園芸界は猛烈な勢いで拡大している。

利点は知識が掘り下げられたことだ。チランジアでも10年前は知られていなかったものがドンドン導入されている。
多肉では、絶対手に入らなかったものも手に入るようになった。

究極のゼラニウムを二つもゲットしてしまった。
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Unknown (m.)
2022-06-11 20:40:19
富貴蘭。

黒牡丹や建国系、あるいは秋田ブランドがどのように消えて行くのか…

富貴蘭を知らない人からすれば、その高値は意味不明である。
知る人からすれば、何となく理解はできる。

知らない人は富貴蘭に高い投資はしない。知る人は多少の投資をする可能性がある。

その二者の境い目が富貴蘭界の境界線である。この境界線は収縮しつつある。つい最近まで富貴蘭を栽培していた人が引退し、その栽培品が流れてくる。専門業者が食えなくなって
、高級品種を安売りせざるをえなくなる。狭まる富貴蘭界のなかで、供給過多になり、苗が余り始める。専門店には在庫がたまる。…これらは収縮の兆候。

富貴蘭界の終焉とはこの境界線の限界点のことである。富貴蘭趣味家の母数がゼロに近づき、市場形成に至らない状況だ。たとえば、松葉蘭、錦糸南天、朝顔などはこの状況。

限界点では適正な価格が維持できない。個人間取り引きになるので、べらぼうな高値でふっかけられる。
ウツボカズラの創成期、まだまだ、アリサプトラナが希少だったころ、サーフィス氏は趣味家と交渉をすすめた。結果、瀕死の苗に超高額を支払うことになった。つまりは、足元を見られたわけだ。

実は、今現在、富貴蘭界がそういう状況にある。ヤフオクが個人取り引きに近い状態になり、危険なやり取りが続いているのだ。

つまり、終焉はかなり、近い。いや、すでに終わっている。富貴蘭に高い値がつくことを世間は知らないし、当然、資産としては認めれない。今、ついている価格は幻。
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Unknown (m.)
2022-06-08 23:58:50
メンデルの法則について考えながら、富貴蘭の最大の弱点に気付いてしまった。

種が多く、大量の苗を一気に手に入れられる。そして、葉芸品は計画的に大量生産できる。もはや、熱帯性観葉植物の域である。

富貴蘭、実生交配品に価値はない。あるように思えても、それは幻想だ。昔の高級品のイメージをひきずっているに過ぎない。

ウチョウラン、エビネ、春蘭、…交配実生が成功すれば、価格はガタ落ちだ。富貴蘭はそういう状況になりつつある。

あとは、黒牡丹やら、建国やら、秋田ブランドがいつまでモツか?だ。そこが、沈めば富貴蘭は終わる。
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Unknown (m.)
2022-06-07 23:55:41
バカどものためにメンデルの遺伝法則を解説してやる。
ただし、中学生時代の古い知識だから、ホコリをかぶっている。
いいか。

まずな、富貴蘭の葉の形質に関して、鈴虫葉になる遺伝子をa.ならない遺伝子をAとする。遺伝子は対になっているので両者は共存しうる。その場合、優勢遺伝子の形質が発現する。つまりは、鈴虫と並葉をかけ合わせれば全て、並葉となる。次に、その子同士を交配すると、AA、Aa、aA、aaの組み合わせの遺伝子をもったものが、25%ずつ生まれる。しかし、Aが優勢だから、並葉が75%、鈴虫葉が25%ということになる。富貴蘭のさやに2万粒の種子が入っているとするならば、この二代目こうはいによって、5000本の鈴虫を得ることができる。さあ、どう考える?これを多いとするか、少ないとするか。

サービスして、斑入りについても語ってやろう。斑入の遺伝子をb、そうでない遺伝子をBとする。鈴虫葉と斑入り葉を交配した場合、すべて並の青となる。その並青同士を交配すると16分の1の割合で斑入りの鈴虫を得ることができる。つまり、ひとさやから、1250本である。…どうだ?これ、少ないか?希少か?

大事なことを押さえておこう。遺伝は確率ではない、ということだ。遺伝に揺らぎはない。かならず、計算どおりの結果になる。

メンデルの遺伝の法則、黄色くシワのある豆の話を富貴蘭に置き換えただけだ。

実生交配など、どれだけでもできる。なんでもできる。希少性などない。分かったか?これは、基本的な科学の知識だ。
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Unknown (m.)
2022-06-07 19:34:10
古代の毒草

植物に詳しいと自負している。野に出れば食べられる野草くらいは分かるつもりでいた。

そんな私が知らなかった毒草がある。無味無臭の猛毒。あまりの凶悪さゆえに、駆逐され、絶滅危惧種となった。さらに、栽培難易度は高いという。生育が難しいうえに害虫にたかられてしまうそうな。世界のあちこちに分布をしているという。

昔、大陸が一つだったころ、その熱帯域にその植物は誕生した。太古の巨大生物が、好んで食していたはずだ。巨体ゆえに、強力な毒素は下剤程度の役割にしかならなかった。いつしか、大陸は引き裂かれ、自生地はバラバラになった。理科の教科書では分類できない実つき方をする。

なぜ、現在も世界各地で生き残ることができたのか…最大の謎である。
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Unknown (m.)
2022-06-06 20:53:33
珍妙な、やりとり

富貴蘭のオークションの質問欄

交配実生ですか?

いいえ、セルフです。

と、このやりとり。セルフとは自家実生のことだと思うが、だとしたら、交配実生である。
あと、画像の表示の仕方も、かなり問題。最初の数枚は参考画像で、最後の数枚が出品苗。これは順番を逆にすべきである。

訳の分からない物にアホみたいな高値をつけて、自己満足に浸る。富貴蘭特有の文化である。その気質が滅亡の要因である。
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Unknown (m.)
2022-06-06 02:52:15
マクロプス輸入

ついに櫛田氏がマクロプスの現地球を輸入した。
発句も高かったが、40万くらいまで競り上がった。
数年前、10万くらいの苗を諦めたことを後悔している。
あの頃は富貴蘭にしがみついていたのだ。眼力が濁っていた。

究極のゼラニウムだけはなんとか確保したが、うまく育つだろうか?

しかし、若いころは想像もつかなかった。このゼラニウムがこんなに簡単に手に入るとは。
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Unknown (m.)
2022-06-06 02:42:25
普通の銘品では売れない時代ですね。
大江丸でも、秋田ブランドとしてならば、売れるのでしょうか。
ただし、一度でも秋田の手を離れれば、秋田ブランドの効力は消えます。そこは要注意ですね。
訳の分からない趣味家が、これは秋田の大江丸でした、と言っても説得力がありません。
秋田のみが価値を創造できるのです。高知もキバナノセッコクで便乗しようとしてますが、相変わらずカスですね。
秋田に対して、反感を抱く趣味家も増えてきたようです。黒牡丹かなんかのオークションの質問欄に批判的な文章が掲載されていました。しかしまあ、秋田もよく返答したものです。
実生交配も、得体の知れないものが増えてきました。
玉金剛の縞、高値で取引されたようですが、最初の売値を知らないんでしょうなぁ。あはれです。実生爆殖が可能だとも知らずに。オリヅルランを大金で購入してるようなもんです。カラクリを知らない人間は気づいた時に、ガックリして、足を洗うんでしょうな。
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Unknown (こしかた)
2022-06-04 22:47:39
秋田のヤフオクは、またやっていますね。大江丸縞2~3万くらいなら、とちらっと思ったのですが、すでに7万。明日の最終日には全部10万超えでしょうか。富貴蘭が安くなったとはいえ、秋田ブランドはまだ高値で売れるのですね。
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Unknown (m.)
2022-06-03 00:02:50
富貴蘭のスリル

モノによっては数十万円の高値をつける富貴蘭。
その超高級苗が枯れていくスリルは富士急の比ではない。

元が頑健な植物だけに、調子を崩して傷み出したら速い。 

シワを引き、根がしおれ、ある日、パラパラと葉をふるって、ゲームオーバー。数十万円が一夜にして、パーッ。ゼロになる。

そうなりにくい品種を選ぶべき。あとは冬の管理を見直すべし。

ただでさえ、日に日に価値が下がり続けているというのに、枯らしたら意味がない。
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Unknown (m.)
2022-06-02 20:08:06
キバナノセッコク

実に下品な蘭である。斑に紅が刺すと、いかにも汚らしい。
斑もまだらになるものが多く、スッキリとしない。サバンナで例えるならば、ブチハイエナである。メスにもペニスが発達する彼らが、教育番組に取り上げられることは、ない。

そもそも、斑入りなどというものは本来、芸でもなんでもない、単なる葉緑体異常である。その下品さを体現したのがキバナノセッコクである。大量の実生苗から斑入り個体を選別したのだ。皆、同じロットだったのか、似通った品種が多い。
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Unknown (m.)
2022-06-02 06:15:25
富貴蘭

昔の高級品種の価格が暴落し、今売れば大損害だという。

何か、勘違いしているようだ。これから、世間から認知されなくなり、無価値になるものが、まだ売れるだけマシではなかろうか?

今売れば、というが、これから先、数十年も、である。これから富貴蘭の価格が持ち直すことはない。

誰がなんと言おうと、世の流れは変えられない。
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Unknown (m.)
2022-06-02 05:57:39
門外不出のエビネ

交配実生が可能になると、なんでもありになる。デザイナーのセンスが剥き出しになる。ガチャガチャといろいろ現れて、訳がわからなくなる。ちょうど今、富貴蘭がそんな感じだ。当然、価格は暴落する。古典品種なぞ、みる影もない。神紫光、織姫、渡川の幻。

しかし、そんな時代だからこそ、究極の品種は存在する。
まさに門外不出である。しょうもない連中の手に渡れば訳の分からないことになる。山木ってことにされて高値で売り捌かれる。そんなバカな話はない。職人が数年かけて作り上げた研究の結晶体である。それは丁寧にカットされた宝石のようだ。石は天然だが、その輝きを際立たせるのは職人のカット技術である。エビネという自然種をもちいて、最高の交配技術を結晶させたのだ。
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Unknown (m.)
2022-06-02 05:22:51
キバナノセッコク斑入り

どれもこれも同じような斑色である。熱帯性の観葉ツユクサでよく似たものがあった気がする。

草姿もだらしがない。まとまりがない。普通、斑入りになると、矮小化してまとまるが、それが見られない。

だらしがないということは、節が多いということだ。一つの節から一つの芽を吹かせれば、大量に増殖できるだろう。栽培者の匙加減次第だ。

キバナノセッコクは、交配種だろう。ここ最近、一気に増えてきた。常々、思うが、山木だというなら、天然下における自生時の画像を発表するべきだ。天然下で希少な斑入りを見つけて、なぜ、画像をとらないのか?山深い場所を探索する際はスマホの一つも、持ち合わせているだろうに。

結局、韓国春蘭と同様にインチキなのだ。投資するほど損をする。
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Unknown (m.)
2022-05-30 01:08:23
ウツボカズラ

狂気じみたベントリコーサのブームが終わろうとしている。
結局、究極の個体、グリーンジャイアントは表舞台に現れなかった。数名がヒッソリと保持している。

採り子が現れ、原産地ケソンまで赴き、いくつか導入したが、もう落ち着いたようだ。

私はポーセリンを所有することに成功した。数本リリースされたが、皆、大切に育てることだろう。
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Unknown (m.)
2022-05-30 01:00:08
結局、知らぬ間に三昧のオークションは終わった。

ロックオンし忘れていた。例の質問者を探ろうとしたが、めんどくさくなった。リンドレーを特定したときも、軽く2時間はかかった。

ただ、言えるのは質問者はおそろしく、アホだということだ。あれだけ固有情報を残しておきながら、シラを切ろうとしている。すぐに、バレるのに。

各地のイベントが終わったからか、珍しい植物が出品されている。

白系原種ハイビスカス最高峰。なかなか名前が覚えられなかったが、今回はついに覚えた。アーノッティアヌスにもいくつかの変種がある。そのなかでも、最も特徴的なものだ。巨大化するのかな。

ベトナム産のテンナンショウ。フデボ系で仏炎苞が透けている。ムゥ、素晴らしい。

カクチョウラン、白弁赤舌の原種。ツィーターによれば、輸入禁止植物だとか…?思いのほか巨大化するようだ。

ナリヤラン、白花の原種。光の角度によっては青く見えるという。開花画像に鉢縁が映っているので、さほど巨大化しないようだ。ナリヤランは竹のような蘭とも呼ばれ、かなり巨大化する。鉢栽培には向かない。

北海道のエルムが選抜した南米着生蘭。赤い葉に緑のドットが入る。なかなか増えないそうな。

いろいろと忙しい。富貴蘭の腐った話題に取り合っている暇はない。

富貴蘭では新しい培養土と植え方を試している。今のところ順調。
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Unknown (m.)
2022-05-29 14:54:10
三昧批判

ヤフオクの質問欄の記事を記録した。なんど読んでもマヌケだが、読み返すうちにいろいろと分かってくる。

最後の蘭会員失格。という言葉。

蘭会員とはゴミだめのようなものである。今に至る富貴蘭界の低迷を招いたのは、他でもない蘭会員が無策だったからであり、全員趣味家失格である。記事の主は、そんな蘭会員に未だに価値をおいているようだ。

育たない蘭という表現も気になる。三昧は栽培に関しては慎重なタイプであり、作のかからない蘭をヤフオクに出したことはない。育たない、というのは明らかに嘘である。なぜ、こんな嘘をつく必要があるのか。オッと、また、閃いた。ではまた…
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Unknown (m.)
2022-05-29 01:39:50
三昧のヤフオク

質問欄に不思議な文章。一見、外国語から翻訳されたもののようにみえるが、…違うね。

あれは日本語圏の人物の仕業だろう。内容からすると、三昧本人にそこそこ近しいように感じられる。実にマヌケ。いろいろと装って、遠回しに批判しているが、お金を払って、調べられたら終わりである。三昧の資産をナメてはいかん。私のように堂々と批判するべきだ。それができないということは…?

まあ、簡単な話だ。嫉妬の類いだろう。

まだまだ、三昧なぞ、かわいい部類だ。世にはおそろしい猛者がたくさんいる。気をつけた方が良い。
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Unknown (m.)
2022-05-27 18:04:38
富貴蘭は終わった。

もはや、完全に富貴蘭は終焉を迎えたといえる。もはや、建国系や、金牡丹も売れなくなった。あの、昔の高値はなんだったのか…

今、売れているのは、個人ブランドの木だけである。それですら、冷静に考えると、価値はない。これからは、整理と処分の嵐だ。欲しい品種があるなら、狙いを定めておくと良い。

もう、誰も欲しがらないし、褒めてもくれない。二束三文である。

ヤフオクを見ていると、富貴蘭の価格崩壊は予想以上の速さで進んでいる。ついに金牡丹、建国系が急激に下がり始めた。
一部のマニアが所有していたものと、そうでないものが区別され、極端な価格差が生まれている。これはまさに、独り勝ちであり、それ以外の金牡丹に価値がなくなったことを意味する。

ヤフオクで価格を競り上げることも良いが、後先のリスクを考えると、とんでもないことになる。少し、冷静に考えてみると良い。
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Unknown (m.)
2022-05-27 18:04:03
富貴蘭は終わった。

もはや、完全に富貴蘭は終焉を迎えたといえる。もはや、建国系や、金牡丹も売れなくなった。あの、昔の高値はなんだったのか…

今、売れているのは、個人ブランドの木だけである。それですら、冷静に考えると、価値はない。これからは、整理と処分の嵐だ。欲しい品種があるなら、狙いを定めておくと良い。

もう、誰も欲しがらないし、褒めてもくれない。二束三文である。

ヤフオクを見ていると、富貴蘭の価格崩壊は予想以上の速さで進んでいる。ついに金牡丹、建国系が急激に下がり始めた。
一部のマニアが所有していたものと、そうでないものが区別され、極端な価格差が生まれている。これはまさに、独り勝ちであり、それ以外の金牡丹に価値がなくなったことを意味する。

ヤフオクで価格を競り上げることも良いが、後先のリスクを考えると、とんでもないことになる。少し、冷静に考えてみると良い。
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Unknown (m.)
2022-05-26 01:36:45
サラセニアの肥効

サラセニアの筒に液肥を垂らしてみる。みるみる元気になるが、筒の寿命は短くなる。悲しいので、この方法は廃止

翌年、サラセニアが巨大な筒葉をつけた。あきらかに肥効である。あの施肥方法は間違っていない。
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Unknown (m,)
2022-05-26 01:32:35
ゾウリムシ培養液の濃縮

ゾウリムシはメダカのエサとして重宝する。しかし、難点は培養液が有毒だといことだ。ある一定濃度を越えると、メダカは全滅。

そこで、専用の濾しとり網を試してみた。みるみるうちにゾウリムシを圧縮できた。培養液を取り除いて、ゾウリムシのみを与える。メダカは比較的に元気である。

これを使えば、ミジンコ培養も可能になりそうである。夢の技術である。
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Unknown (m.)
2022-05-25 21:09:57
富貴蘭のオークション

最高入札額が25万円のところに45万円で入札する。 これは富貴蘭界ではよくあることらしい。

決して釣り上げているわけではなく、出品物の魅力ゆえ、自然とそうなってしまうそうだ。

決して釣り上げているわけではない。たまたま、そうなってしまった、とのこと。
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Unknown (m.)
2022-05-22 21:48:00
三昧

金牡丹は65万!凄まじい。
さて、今回はキッチリと記録をとった。今後いろいろと参考にしたい。

さて、諸君はどう感じただろうか?一番異常に感じるのは19時57分の入札である。それまでの最高入札額が25万で、いきなり45万に競り上がった。入札者は一体、誰と競合したのか?誰とも競っていない。微妙な入札は続く。その後、20時03分に49万の入札。この人物も、誰とも競っていない。オークションで誰とも競らずに入札額が上がるという現象。これをどうとらえるか?…
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Unknown (m.)
2022-05-21 15:35:36
コロナ禍のおわりに

集会の禁止が解けて、東京、大阪の展覧会は盛んに開催されている。

コロナ禍の巣籠もり期に園芸は飛躍的なブームを迎えている。植物に興味を持つ若者が増えた。

ツィッターで とある展覧会の様子が流れてきた。入場前に行列ができている。若者たちが群がっている。

何がそんなに人気なのか…分からない。ただ、私がこっそり育てている秘蔵木のパキプスとグラキリスに興味を示した若者が2人もいて、驚いている。とにかく、若い世代の間でブームが起こっている。若者に何が欲しいか尋ねたら、ミラビレが欲しいという。調べてみると、たしかに数多く輸入されている。しかしながら、ミラビレが脳みそサイズに育つのに、一体、何年かかるだろうか。この乱獲状態は続くまい。

無神経な雑誌が、グラキリスなどのコレクターを紹介していたが、ありえない。そんなことを世間に知らしめるべきではない。
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Unknown (m.)
2022-05-21 06:51:13
三昧

久しぶりの出品である。目玉は金牡丹だろうか。入札額はすでに16万に達している。30〜40くらいまであがるかもしれない。

さすがは三昧ブランド。以前は必死にサクラ入札を調べていたが、今ではどうでも良くなった。充分に周知されており、もはや、引っかかる方が悪いとすら、考えている。

しかしながら、かりに金牡丹を破格の高値で競り落としたあとはどうするつもりだろうか。あと10年もすれば、園芸界も全体的に世代交代するが、新しい人たちは富貴蘭などに興味はなく、無関心である。いずれ、忘れ去られていく。盛り上がっているのは一部の高齢者ばかりであり、その外側では一切認知されていない。仲間うちで、素晴らしいねなどと褒め合っていても、その仲間は減る一方だし、新規参入の趣味家など皆無だから、進展するアテもない。そんなものに投資をする意味はあるだろうか。

三昧のオークション履歴はすごい。検索してみると、やはり彼がチャンピオンである。

そういえば、富貴蘭が海外に進出する、という取り組みはどうなっただろう?新しい需要を掘り起こすにはもはや、海外にしか活路はないが、理解を得られただろうか?私は無理だと思う。海外のマニアックな園芸家たちはあまり、斑入りやドワーフは好まない。それこそ、海外においても、園芸素人からアプローチしなくてはなるまい。

ここ数日、多肉植物の現地株の取引が盛んである。アフリカのある山には特殊なゼラニウムが、生えている。幻のゼラニウム。それが数十株単位で輸入された。

個人輸入の勢いも増すばかりである。プラントハンターとしては、反応せざるを得ないが、現地では凄まじい乱獲が行われている。

そうした現地株は破格の安値で売り捌かれる。グラキリスなどひと夏で1センチも伸びなかった。つまり、巨大な現地株は百年モノである。それが、数万円で買えてしまう。

当然、いつかは規制される。

珍奇植物ブームのおかげで、新しい植物が輸入されるようになった。
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Unknown (m.)
2022-05-21 06:51:04
三昧

久しぶりの出品である。目玉は金牡丹だろうか。入札額はすでに16万に達している。30〜40くらいまであがるかもしれない。

さすがは三昧ブランド。以前は必死にサクラ入札を調べていたが、今ではどうでも良くなった。充分に周知されており、もはや、引っかかる方が悪いとすら、考えている。

しかしながら、かりに金牡丹を破格の高値で競り落としたあとはどうするつもりだろうか。あと10年もすれば、園芸界も全体的に世代交代するが、新しい人たちは富貴蘭などに興味はなく、無関心である。いずれ、忘れ去られていく。盛り上がっているのは一部の高齢者ばかりであり、その外側では一切認知されていない。仲間うちで、素晴らしいねなどと褒め合っていても、その仲間は減る一方だし、新規参入の趣味家など皆無だから、進展するアテもない。そんなものに投資をする意味はあるだろうか。

三昧のオークション履歴はすごい。検索してみると、やはり彼がチャンピオンである。

そういえば、富貴蘭が海外に進出する、という取り組みはどうなっただろう?新しい需要を掘り起こすにはもはや、海外にしか活路はないが、理解を得られただろうか?私は無理だと思う。海外のマニアックな園芸家たちはあまり、斑入りやドワーフは好まない。それこそ、海外においても、園芸素人からアプローチしなくてはなるまい。

ここ数日、多肉植物の現地株の取引が盛んである。アフリカのある山には特殊なゼラニウムが、生えている。幻のゼラニウム。それが数十株単位で輸入された。

個人輸入の勢いも増すばかりである。プラントハンターとしては、反応せざるを得ないが、現地では凄まじい乱獲が行われている。

そうした現地株は破格の安値で売り捌かれる。グラキリスなどひと夏で1センチも伸びなかった。つまり、巨大な現地株は百年モノである。それが、数万円で買えてしまう。

当然、いつかは規制される。

珍奇植物ブームのおかげで、新しい植物が輸入されるようになった。
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Unknown (m.)
2022-05-17 01:16:15
ウツボカズラ

明確に一つの時代が終焉した。ベントリコーサやトランカータ、ビーチなどの丈夫で美しい古典基本種を用いた交配の時代である。

これらの銘品はクラシックとして記憶されるであろう。残念ながら、園芸店やホームセンターには流通しない。

私が古くから目をつけていたのは、トランカータ系の品種である。トランカータは挿木の成功率が極端に低い。ゆえに数が増えず、希少性が衰えない。プレデターは数年かけて、やっと2つに増やせた。

いま、新たな時代が到来した。夢の高山種交配時代である。もはや、エドワードシアナの交配苗など珍しくもない。

大量に生産され、まさに食傷気味。しかし、そんなときこそ狙い目だ。誰も見向きもしない苗のなかに、優れたものが潜んでいた。

マキシマとエドの交配だが、葉肉が厚く、迫力がある。親のエドよりも固い葉をしている。
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Unknown (m.)
2022-05-15 02:06:08
新しい培養土

鉢裏から新根が飛び出してきた。成功である。
やはり、自生地にならえ、ということになる。自生地に鹿沼土なぞないし、水苔なぞない。自生地にありうるものを使うべきなのだ。ただ、鉢内で根が空気欠乏になってはいけない。そのためには様々な工夫がありうる。実に奥が深い。
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Unknown (m.)
2022-05-07 11:47:44
遺伝の法則

富貴蘭を実生交配する際に重要になるのが、劣性遺伝16分の1の法則だ。富貴蘭の芸のほとんどは劣性遺伝。つまり、交配一代目では発現しない。しかし、劣性遺伝子を内在したヘテロ個体同士を掛け合わせると、16分の一、つまり6%の割合で劣性遺伝子がホモ個体として発現する。これは数学的には二項式の四乗展開と同値であり、理論的に完全に支配されている。この数を多いとみるか、少ないとみるか。私はかなり多いとみる。なぜなら、富貴蘭の種子には膨大な数の発芽力があるからだ。フラスコ内で大量に発芽させ、選別すれば、さほど難しくない。開花するまで年数がかかるゆえ、時間は必要だが、思い通りの複合芸をデザインすることができる。だから、豆葉の縞なぞ、作ろうと思えばどれだけでも製作できるのだ。おそらく、次から次に新品種は出てくる。それに大金を払いのは個人の自由だが、私は危ないことだと思う。デザイナーも、そんな高値で出荷していない。

ただ、遺伝子由来ではない芸もある。これは秘中の秘。私がすべてコレクションした後に解説する。
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Unknown (m.)
2022-05-02 01:57:11
富貴蘭。

問題点は何か。それは多くの古典品種が失われようとしていることである。古典品種は、江戸末期より、大名、市民が選別してきた蓄積である(武将ではない)

とりも直さず、それは日本の伝統文化の精緻さの集合体である。その価値が今まさに途切れようとしている。戦中、戦後を生き抜いた蘭たちが、今、まさに危機を迎えているのである。
その危機とは何か、それは日本人の精神性そのものである。経済に翻弄され、時勢に流されすぎるあまり、本質を完全に見失なった。富貴蘭が表しているのは、日本そのものの危機とも言える。

昔、経済学における我が師、ぐっちー氏がよくおっしゃっていたのは、カマンベール村の成功である。富貴蘭を放棄するということは、カマンベール村型の成功を一つ手放すことである。

その辺のことを理解する人間が手を打たないと、かなりまずいことになる。私に見えたビジョンはかなり悲惨なものだった。

建国、黒牡丹の隆盛がやはりマズかったと、捉えるべきである。
あの曖昧さ、不鮮明さが、滅亡をかなり早めてしまった。

あのようなものに熱中するあまり、ハッキリとした古典芸を軽視しすぎているのだ。

将棋でいうと詰みに近づきつつある。

現代、富貴蘭ではいくつかの功績、進化があった。本羆が増殖されたこと、湖東錦が維持されていること、建国殿が明確に本羆から分離され、建国殿のみを産む建国殿が見出され、古典化できたこと。同じく白牡丹の芸が安定し、古典化したこと。葉芸を目的とした実生交配が成功し、劣性遺伝法則に従ったF2交配が確立したこと。これらは未来につながる材料となる。しかし、富貴蘭の生命線はあまりにも細く脆弱になっているのだ。生き残るだろうか…
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Unknown (m.)
2022-05-01 14:46:59
富貴蘭

やはり、下げ止まらない。一部、プレミアのあるものが、高値を付けるが、それ以外の一般種はとんでもなく安くなった。

これが、私の予想を圧倒している。富貴殿は5000円程度でおさまると考えていたが、最早.2,000まで来ているようだ。

それ以外の古典一般種は数百円だ。確実に地盤沈下は進行していた。一部の希少品種はまだまだ、高値を付けているが、ごく一部のマニアが飛びついているだけではなかろうか?

そのマニアも徐々に減少していく。マニアが2人以上おれば、価格も競り上がるが、それも厳しくなりそうな状況。

仲間内数人では高値が付くが、その他の人間には価値がわからない。この木に数十万の資産価値があると思っていても、実際には幾ばくにもならない。おそらく、高級品種も急激に価値を低下させているのではあるまいか。価値を理解できる若者がいないというのは、そういうことだ。あと、数年はモツと思っていた富貴蘭界だが、突如として瓦解する可能性が高い。きっかけとして、予想されるのは、誠香園の閉園、園芸JAPANの廃刊、著名な栽培家の引退など。そうなると、高級品種は急激に値下がりし、最期のプチブームも消失する。それはあたかも、恐竜の大絶滅のようだ。もう一つのボディーブローは地方の趣味会の高齢化だ。ある時期を境に、一気に会員が減り、地方の会が消滅する可能性がある。これが、じわりじわりと効いてくる。私は、テキトーに頭に浮かんだことを述べているが、実はすでに起こっている事実かもしれない。最近、事実が予想を先行することが増えてきた。私の予期力が衰えたのか、世情が目まぐるしいのか。ただ、富貴蘭界の現状については数年前に予言し、公表していたので、私の言葉を信じ、行動した人には利益をもたらしたのではあるまいか。

カトレア ユニバルシタス 
富貴蘭の高級品種ほど高価ではないが、日本でこの木を所有しているのは私だけである。黒い欲望の来歴をもち、原産地ベネズエラでは盗品扱いだったという。兄弟木はハワイと台湾にある。

ウツボカズラ マクビー
今でこそ、牙御三家が交配親として盛んに利用されているが、10年前、山田氏はすでにマクロフィラとビーチの交配実生に成功していた。ただし、苗は2本しか存在しない。その片割れが、我が家のマクビーである。幻のクラシック品種である。惜しむらくは、成長記録を細かに記録しなかったこと。インターネット上に実生一年目の画像が存在するが、どのような状態で我が家に来て、どのように成長したか、記憶にない。ただ、山田氏のマクビーは消失したそうだ。

グラキリス クレステッド
雑誌ブルータスが仕掛けたビザールプランツブーム。
その寵児の一つがグラキリスである。同じ名古屋の青年が現地からの輸入ルートを確立した。そのなかから、成長点に異常を来した個体を選別入手した。クレステッドは遺伝子変異ではない可能性があり、まさに一品ものである。増殖不能であろう。

…たとえば、こうした植物たちは時間とともにその価値を増す。
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Unknown (m.)
2022-05-01 04:06:19
カトレア ユニバルシタス

取り引きがなかなか進まず、荷主が二分割して分け株を譲ってくれるという話に落ち着いた。

しかし、結局、まるごといただくことになった。長いリゾームを有している。直射日光を好むとのことで、早速野外に出した。しかし、まだ寒かったようでリゾームが腐り始めた。ドーウィアナと同じ枯れ方。

焦りに焦って、加温開始。40℃程度まで。我ながら極端。すると、徐々に成長を始め、2つの新芽が動き出した。上手くすればあと二つ動く。

このルデマニアナには独特な性質がある。バルブが完成しても休眠しない。そのまま温度をかけ続ければ次の芽が動く。年に2回咲くこともあるという。
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Unknown (m.)
2022-04-30 14:22:15
富貴蘭。

予想外。ヤフオクの30万の金牡丹に入札がある!驚きを禁じ得ない。さらには、静岡侍庵が作出した交配富貴蘭に18万もの値が!いやぁ参ったなぁ。自分の中では10分の1以下の価値だと思うんだが。それでも3万、1.8万であり、決して安くはない。まだまだ、勢いは健在か。建国の変化も、なんだかんだで10万程度の値がつきそうだ。売れるうちに売るべきかもね。
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Unknown (m.)
2022-04-24 19:33:29
先日紹介した雫、昨晩の入札額が70,000超え。

うーむ。不思議だ。入札者は10人程度は居るようにみえる。

自分からすれば、まったく無価値なもの。雫の安定芸で、かならず同芸の子が取れる。ゆえに、全国に相当数が存在する。しかも、大覆輪はすでに複数存在し、そんなに目新しいことはない。その大覆輪も、発見以来音沙汰がなく、芸が存続しない可能性もある。
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Unknown (m,)
2022-04-24 04:20:27
富貴蘭、世紀末

最終局面で、さまざまな混乱が見られる。
得体の知れない新品種が続々と表れ始めた。聞いたことのない品種、画像ではなんらかの芸はありそうだ。大体は実生交配種。
本性品とされる普通のフウラン。本性品の意味がイマイチ分からない。
本物をキチンと出品しているが、めちゃくちゃな価格設定をしたもの。10万とか、誰も出さないよ。一応、入札はあるが、おそらくサクラだろう。

総じて、実に見苦しい。あの手この手で悪あがきである。
もう先はないわけだから、いさぎよく散れば良いものを。少しでも現金化したいらしい。すでに遅いのだ。あと2、3年もすれば、高級品種も売値がつかなくなるだろう。

富貴蘭には様々な勘違いがつきまとう。まず、武将が好んでいた、という説。これは間違い。富貴蘭が誕生したのは、江戸時代であり、階級として武士は存在したが、戦いを知る本物の武将はいない。サムライの蘭という表現があるが、何をもってサムライと呼ぶのか。徳川将軍はサムライと呼べるだろうか。
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Unknown (m.)
2022-04-23 20:48:42
富貴蘭 エンドロール

いよいよ最終局面。ヤフオクによれば、ほぼ入札がないか、1円スタートでやたらと入札されるが、低価格で収斂し、落札されるか、だ。

高級品種はまだまだ売値がつくが、昔のようにはいくまい。建国宝ならば30,000から40,000くらい、剣龍ならば20,000から30,000くらいだろう。これから価値が下がるものにお金を払うのはマヌケである。実際、20万くらいまで競り上がるかもしれないが、競り上げているのはサクラとそれに気づかないカモだけである。周囲は冷めた目で見ている。

こうなることを予想してから、まだ数年である。スピード感のある展開だった。コロナ禍とウクライナ侵攻は多大な影響を及ぼした。どちらも、やりようによっては富貴蘭の追い風になるが、臨機応変ができないので、ダメージにしかならなかった。

多くの園芸植物が台頭し、普及した。

常々思うのは、ウツボカズラである。10年前、マクロフィラとビーチの交配苗をサイトで見つけて、購入するまで1ヶ月ほど悩んだ。しかし、今となっては、そんな猶予はない。火曜と金曜の夕方にサイトが更新されることが知れ渡り、更新されるや否や、瞬間的に売れていく。購入手続きで手こずっていたら、あっという間に先を越されて悔しい思いをした。ウツボカズラで著名なN氏によれば、海外勢は20年ほど前からそんな感じだったらしい。その勢いが、そのまま日本を飲み込んでいる。

原種カトレア界の先駆者三本柱の1人、辻勲氏が逝去され、彼の秘蔵品であるユニバルシタスを継承することになった。兄弟株はそれぞれ、台湾、ハワイへ送られていった。私が支払った代金はすべて、ウクライナに寄付されたという。洋ランにとって、平和こそがすべての礎だからだそうな。私も誇らしく思う。

富貴蘭界には、勢いもなければ矜持もない。クズの寄せ集めになってしまった。ゆえに、優れた大棚も高齢化を待たずに足を洗うことが多い。優れているゆえ、先が見えてしまうのだ。まあ、私もその1人である(恥ずかしながら)。
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Unknown (m.)
2022-04-23 20:48:34
富貴蘭 エンドロール

いよいよ最終局面。ヤフオクによれば、ほぼ入札がないか、1円スタートでやたらと入札されるが、低価格で収斂し、落札されるか、だ。

高級品種はまだまだ売値がつくが、昔のようにはいくまい。建国宝ならば30,000から40,000くらい、剣龍ならば20,000から30,000くらいだろう。これから価値が下がるものにお金を払うのはマヌケである。実際、20万くらいまで競り上がるかもしれないが、競り上げているのはサクラとそれに気づかないカモだけである。周囲は冷めた目で見ている。

こうなることを予想してから、まだ数年である。スピード感のある展開だった。コロナ禍とウクライナ侵攻は多大な影響を及ぼした。どちらも、やりようによっては富貴蘭の追い風になるが、臨機応変ができないので、ダメージにしかならなかった。

多くの園芸植物が台頭し、普及した。

常々思うのは、ウツボカズラである。10年前、マクロフィラとビーチの交配苗をサイトで見つけて、購入するまで1ヶ月ほど悩んだ。しかし、今となっては、そんな猶予はない。火曜と金曜の夕方にサイトが更新されることが知れ渡り、更新されるや否や、瞬間的に売れていく。購入手続きで手こずっていたら、あっという間に先を越されて悔しい思いをした。ウツボカズラで著名なN氏によれば、海外勢は20年ほど前からそんな感じだったらしい。その勢いが、そのまま日本を飲み込んでいる。

原種カトレア界の先駆者三本柱の1人、辻勲氏が逝去され、彼の秘蔵品であるユニバルシタスを継承することになった。兄弟株はそれぞれ、台湾、ハワイへ送られていった。私が支払った代金はすべて、ウクライナに寄付されたという。洋ランにとって、平和こそがすべての礎だからだそうな。私も誇らしく思う。

富貴蘭界には、勢いもなければ矜持もない。クズの寄せ集めになってしまった。ゆえに、優れた大棚も高齢化を待たずに足を洗うことが多い。優れているゆえ、先が見えてしまうのだ。まあ、私もその1人である(恥ずかしながら)。
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Unknown (m.)
2022-04-20 01:19:55
富貴蘭 雫

ヤフオクに雫。かなり、入札がある。今現在22000円まで、高騰。実に元気である。日本のあちこちで大覆輪の子を吹いている。

疑問点が二つ。大覆輪が出たとして、それが何だというのか。すでに沢山出ている芸が、自分の棚から出て楽しいだろうか。他人の追体験である。もし、大覆輪の子ができたとしても、特段評価されまい。あぁ、あれね、くらいの感じ。

二つ目、日本全国で出現した神の雫はどうなっただろうか?
芸は維持されているだろうか?怪しいものだ。
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Unknown (m.)
2022-04-17 18:03:47
韓国春蘭

韓国春蘭が実生交配種と認められたのはごく最近の話。
今から10年前は、みんなウスウス気づいていたが、口にするのが憚られた。そう、冷静に考えたら、あんなものが山から出るわけがないし、出たとしたら、自生地を画像で保存するはずである。

韓国春蘭は人工交配種である。ゆえにあとからあとから新品種が出てくる。挙句、無銘のものまで。

メリクロンは微妙である。望月のような青葉品種には有効で、メリクロン増殖は試みられているだろうが、斑入りの品種に関してはメリクロンは難しいだろう。プロトコームをフラスコで無限増殖していけば良い。つまり、メリクロンするまでもない。日本春蘭の赤花と同じ手法。
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Unknown (m.)
2022-04-17 13:40:28
池袋誠香園

まだ、閉店しないのか。最後に訪ねたのはずいぶん前。
東京近郊に住んでいないのでなかなか状況が掴めない。

インターネット、snsで検索しても記事が見つからない。客が少ないうえに、その客のなかに情報発信する人が少ない。

今回、2021年の記事を発見した。この段階ではまだ、経営が続いているようだ。盆栽にシフトしている様子が描かれている。
鶴仙の賑わいと対照的に語られていて、なかなか残酷。

最後に訪れたとき、私は誠香園に入らなかった。刈萱のうどんを5杯ほどたいらげ、鶴仙でマクロプスを観て、観賞魚店でロクリンを眺めた。間口が狭く、内部が薄暗い誠香園に入る気にはならなかった。入ったとしても、何も得るものはなかっただろう。たとえ、湖東錦や羆が陳列されていたとしても状態は悪く、我が家の建国や白牡丹には敵わないからだ。誠香園に行くくらいなら、早く帰宅して、自分の苗を眺めた方が良い。

この記事は非常に辛辣で、富貴蘭が不人気とし、改名したらどうか、と結んでいる。富貴蘭の終焉を予期するのは私ばかりではなかった。趣味歴が長ければ長いほど、熱量が高ければ高いほど、もうだめだ、と感じるのだ。

誠香園。私が西武百貨店の責任者なら、まず立ち退かせる。これは贔屓目ぬきで思う。やはり、デパートの屋上は魅力的なコンテンツであるべきだ。客の来ない店は素直に消えるべき。
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Unknown (m.)
2022-04-17 12:15:17
いや、2つだけ。

園芸JAPANの廃刊と、池袋誠香園の閉店がなかなか進まない。

これだけが、まったく予想外。どちらもクソなのに、なぜつづくのか…こればかりは敗北。
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Unknown (m.)
2022-04-17 12:11:55
富貴蘭

ヤフオクを見ていると、富貴蘭がグングン値下がりしていることがわかる。富貴殿が16回入札されて6500円である。

昔、45000円で購入したのに…。ヤバすぎる。古典品種や、中途半端な高級品種ほど値下がり率が高い。まあ、言い方は良くないが、中途半端な趣味家ほど痛い目をみる。ちょっと頑張ったつもりで20万程度の富貴蘭を買う。そういう苗が今では十分の一以下の価値しかない。…誰も助けてくれない。

そういう連中は、実は大事。専門業者や、私のような狂気をはらんだ一級の趣味家(ちょい恥ずかしい)からしたら、格好のカモだからだ。いわゆる大衆というヤツだ。

大衆に支持されるから、趣味は拡大する。いまや、富貴蘭は風前の灯火だ。いよいよ、終わりが近づいてきた。建国の杜はクズ山に化ける。ざまぁみろ。

大棚が、どんどん崩れてゆく。高齢による引退ではなく、自然消滅してゆく。建国宝や、剣竜を適正価格でリリースしておれば、こんなことにはならなかったんだがなぁ。目先の利益で目が眩んで、先の先が見えなくなっていたんだねぇ。あわれ。

数年前に私が予言した通りの展開。
返信する
Unknown (m.)
2022-04-17 12:11:43
富貴蘭

ヤフオクを見ていると、富貴蘭がグングン値下がりしていることがわかる。富貴殿が16回入札されて6500円である。

昔、45000円で購入したのに…。ヤバすぎる。古典品種や、中途半端な高級品種ほど値下がり率が高い。まあ、言い方は良くないが、中途半端な趣味家ほど痛い目をみる。ちょっと頑張ったつもりで20万程度の富貴蘭を買う。そういう苗が今では十分の一以下の価値しかない。…誰も助けてくれない。

そういう連中は、実は大事。専門業者や、私のような狂気をはらんだ一級の趣味家(ちょい恥ずかしい)からしたら、格好のカモだからだ。いわゆる大衆というヤツだ。

大衆に支持されるから、趣味は拡大する。いまや、富貴蘭は風前の灯火だ。いよいよ、終わりが近づいてきた。建国の杜はクズ山に化ける。ざまぁみろ。

大棚が、どんどん崩れてゆく。高齢による引退ではなく、自然消滅してゆく。建国宝や、剣竜を適正価格でリリースしておれば、こんなことにはならなかったんだがなぁ。目先の利益で目が眩んで、先の先が見えなくなっていたんだねぇ。あわれ。

数年前に私が予言した通りの展開。
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Unknown (m.)
2022-04-17 03:54:25
富貴蘭について

さまざまな園芸世界、動物飼育を渡り歩いて、富貴蘭というものの異常性に気づいた。

草花の分野で斑入りや、小型化することを過剰に評価するのは富貴蘭およぶ東洋ランだけである。

洋ランや、食虫植物の世界では斑入りやドワーフ個体は一定の支持を得ているが、あまり高く評価されない。それよりも、その植物の健全な姿、発色を評価し、希少性を認めている。その原種らしさを最大限に表現する個体を評価する。

なぜ、日本の園芸はガラパゴス化し、病的なまでに変異個体を追求するのか。理由は単純に園芸資源が乏しいからである。

たとえば、エビネに関して、戦前から海外のエビネ類が導入されておれば、エビネブームも異なる形になっただろう。縞エビネ、青いエビネ、真紅のエビネ、などなど。

ただ、ニオイエビネだけは、海外の園芸文化と同じような発展をしている。実生交配されるが、よりニオイエビネらしい個体が評価されているようだ。

現在、魅力的な植物が、海外から多数導入されている。あえて、葉緑素が欠損したり、矮小化した状態を評価する必要があるのだろうか。

無論、そんな必要はない。これから、富貴蘭は本格的に低迷するだろう。
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Unknown (m.)
2022-04-16 01:44:15
蘭の王

カトレアである。市場規模、圧倒的な存在感。
カトレアの王はまさに王の中の王だ。
間違いなくドーウィアナである。この花を越える色彩を人類は知らない。あらゆる人工交配種が霞んでしまう。
香りも最強である。惜しむらくは、夏咲ゆえに花持ちが悪く、展覧会には出品されない。さらには、栽培が難しい。いまだに普及しない。ハワイの実生苗や、メリクロン苗は安く手に入るが、育てられる趣味家はさほど多くはない。

ルデマニアナも素晴らしいが、ドーウィアナには敵わない。
しかしながら、ルデマニアナには隠された能力がある。無休眠、二期咲である。年中高温を保つことで、成長し続け、春と秋に開花する。これは単純に花がよく咲くというだけではない。
2倍よく増える、ということだ。カトレア類のなかでは珍しい特徴だ。
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Unknown (m.)
2022-04-10 17:32:29
雨蛙

富貴蘭、玉金剛実生の萌黄縞。発表当初は100万円の値が付けられていた。今では10分の一程度まで価値は下がった。

今回、覆輪雨蛙が30万でヤフオクに出ているが、これをどうかんがえるか。私は高いと考える。

あと5年もすれば認知されなくなり、値がつなかなくなること、芸が分かりづらいこと、何より実生だということを考えると、12万くらいが妥当だと考える。

カトレア ルデマニアナ ユニバルセイタスにはラベルが3枚付属していた。その内の1枚、銀色のラベルは金属製であった。これは何を意味するのだろうか。
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Unknown (m.)
2022-04-09 16:54:26
春の富貴蘭

ヤフオクで良い金牡丹がいくつか。
驚くのは入札額。なんと、10万を超えている。ピーク時はもっと高価だったが、いまさら感が半端ない。今からドンドン値下がりするというのに。そんなものに10万以上も出すのか。

黒牡丹や建国は完全に落ちた。もう誰も注目すまい。
そもそも、葉緑素が欠損したり、ホルモン異常で小型化することに何の意味があるのか。くだらない。

そんなものよりも、真の希少な植物を研究してみるべきである。ただ、もうブームになりつつあり、肩身が狭くなりつつある。

先日もこっそり、パキプスとグラキリスを育てていたら、若者にバレた。「これ、塊根植物ですよね。」道端で塊根という言葉を聞く日がくるとは。2人目である。

早い段階でグラキリスのクレステッドをゲットしておいてよかった。

悔いがあるとすれば、キフォステンマのマクロプスだ。最初は10万は高いと感じた。今となっては、4倍出しても買えない。まあ、縁がなかった。
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Unknown (m.)
2022-04-03 03:25:00
中国春蘭 緑雲 について

一昔前はかなりの高級品だった。

ある時期からいきなり、安くなる。しかも覆輪品種になった。
メリクロンによる大量生産に成功し、かつ、カルス体から芽を採る段階で斑入り化にも成功したのだ。東洋ランにもメリクロンが効く。

ゆえに、どれほど素晴らしい春蘭にも、シンビジュームほどの価値しかないはずである。

春蘭は大量無限生産が可能である。このことを肝に銘じるべきだ。歴史に学ばない者は損をする。
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Unknown (m.)
2022-03-31 02:37:48
こうして見てみると、嘘をついたり、騙したりする業界はダメである。

ではウツボカズラ界はどうか。
やはり、欲望の世界なのでイロイロとトラブルがある。しかし、趣味家が多く、年齢層、性別、職業もさまざまなので、すぐに悪が叩かれてしまう。さらには、日本がダメなら、海外の大御所たちがいるので安心だ。

カトレア界は、どうか。
まあ、欲望の塊である。危ないことも多いが、大概のことはクリアされている。

ウツボカズラも、カトレアも、あまりに種類が多すぎて、一つに集中されない。

たとえば、2年前はベントリのブームだったが、いまではトランカータが注目されている。マキシマのセルレアが流行ったかと思えば、シュロデレが人気を博す。

栽培の仕方もまったく異なる。インターメディアは低温多湿、ドーウィアナは高温乾燥。ビロサには冷蔵庫、アンプラリアには暖房。

人を騙してまで利益を得るのがアホらしくなる。
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Unknown (m.)
2022-03-30 23:03:01
韓国春蘭

ゼロ切りでは救えないが、手はある。

一つ目、交配樹の公表。人工ということでかなり興ざめしたが、しかし、一連のチャボ品種群は実に見事である。親となった品種は何だったのか。何に何を掛けたら中斑の発生率が高いのか。そのスキルを世に広めれば、新しい韓国春蘭の文化となる。

二つ目、中国春蘭の助けを借りる。中国はいち早くバイオ技術を取り入れて、一般化している。そして今では圧倒的な勢いで繁栄している。そこに、参入して地位を確立する。

ちなみにチャボ性を好むのは日本だけである。欧米や中国の趣味家にとって、蘭が大きかろうが小さかろうがあまり、関係ない。興味がない。なぜなら、土地が広いからだ。コンパクトな木姿などどうでも良い。花に香りがあり、色彩豊かで大きければそれで良い。富貴蘭が海外でウケるなどというのは戯言である。

カトレアについて
原種カトレアの認知度や評価が低すぎる。いや、低いからこそ、参入しやすいわけだが。
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Unknown (m.)
2022-03-30 12:24:26
ゼロ切り

ゼロ切りすらも、手遅れな分野。それは春蘭である。

とくに韓国春蘭がヤバい。まず、そのほとんどが人工交配種だったにもかかわらず、自然種だと偽っていた点。

一世を風靡したチャボ中透け。後から後から出るわ出るわ。
日本の春蘭ブーム時代でも一度も発見されなかった複合表現。これが、韓国の山ではやたらと見つかる。チャボは、他の植物との競合に弱い、さらに黄中透というのは、葉緑素量が減るということであり究極の弱体である。そんな木が韓国の山にはたくさん生えている。不思議なことに山採り時の写真は公表されない。山野でそんな木を見かけたら普通は画像に記録するが、それがなされていない。

多くの趣味家や蘭商たちが見事にだまされた。
この韓国春蘭がもてはやされるようになったのは2000代になってからである。私が子どものころ、つまり1960代には一切、紹介もされなかた。ちなみに、春蘭のフラスコ実生技術の発展、中国春蘭 緑雲のメリクロン成功は1990年代である。

韓国春蘭の開発には日本人技術者が関わっていると考えている。韓国産の富貴蘭も同じような場所から生産されているはずだ。インチキを働けば、かならずその代償がある。韓国春蘭はしばらく低迷するか、あるいは消えるだろう。ゼロ切り程度ではどうにもならない。
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Unknown (m.)
2022-03-29 14:37:22
ヤフオク

面白い植物が現れては消え、現れては消え。
先日は、雲南省産着生ユリの黒花。恥ずかしながら、着生ユリというジャンルを知らなかった。
着生ユリには白、黄、黒花などがある。あまりに珍しいので調べてしまった。

栽培可能か、どうか。あまりにデータが少なすぎて分からなかった。ただ、発見以来、10年近く経過しても栽培下での開花報告は一件のみ。

これは断念かな。

久しぶりに名古屋園芸へ…

やはり、春爛漫である。椿が満開。草花が満開。

2階の書籍部へ…園芸JAPANのバックナンバーが大量に保管されている。最近のものもあり、興味深い。100年後に残したい蘭、って、前もやってなかったっけ?グラキリスの魅力、って、自生地は乱獲の被害に遭っているんだけどね。とことんズレていて面白い。ただ、手に取ったり、ましてや買おうという気にはならない。くだらなさすぎる。

完全に園芸JAPANは卒業だ。私の知識欲を満たす記事がない。

こんなん、あったら良いな。エロンガータ ムシトリスミレの休眠について、とか、着生ユリの耐暑性について、とか、咲き分けシランのその後、とか、ビカクシダの秘められた耐寒性とか。

まあ、我ながらマニアックすぎる。

私が予想したなかで、二つ、しっくりきていない点がある。
この園芸ジャパンの廃刊と池袋誠香園の閉店だ。どちらもしょうもない存在だが、どこからか資金が湧いていて、未だに続いている。

この2つが倒れたとき、東洋蘭全般は終わる。意外に重要な役割を担っているのだ。園芸JAPANは初心者にとって教科書がわりになるし、誠香園は専門店の代表だ。
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Unknown (m.)
2022-03-29 01:56:54
ゼロ切り

伝家の宝刀である。こんなことをすれば、無茶苦茶になる。しかし、10年か、20年先には新しい富貴蘭文化が芽生えるだろう。

一見、破滅的なことに見えるかもしれないが、これは究極の一手だ。

いずれ、ゼロ切りは自然発生する。それを敢えて自ら進んで起こす。不確定要素に臨機応変に善処できない場合、計画的にイベントを起こして、あらかじめ先手を打ってしまう、というわけだ。

まあ、無理だろう。無理を承知で書いている。ただ、すでにゼロ切りができない分野もある。ゼロを切っても、復活しえない。

富貴蘭にはまだまだ、園芸植物としてのポテンシャルがある。だやり方次第ではあと、40年は生き残ることができるだろう。
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Unknown (m.)
2022-03-28 21:48:08
富貴蘭について

今から10年くらい前だろうか、讃歌氏のブログが雑誌で紹介された。紙媒体が電脳媒体を宣伝する、ある種の敗北宣言のような行為だが、これは神の一手であった。奇策中の奇策。

大当たりである。この讃歌氏のブログが富貴蘭界に与えた正のエネルギーは大きい。しかし、このエネルギーを現金化したのは、三昧と蘭国の2人である。盛り上がり、注目され、自分の苗木をブランド化し高額取引を繰り返した。三昧の取引履歴を調べると、凄まじい金額が動いていることが分かる。取り引き単価が非常に高いうえに、それが連続して数ページに渡る。

蘭国はさほどではないが、そこそこに稼いでいる。すっかり、エネルギーが吸い取られ、一気に衰退した。その頃から、珍奇植物が勃興してきたのだ。多肉、塊根、凄まじい勢いである。

この讃歌氏のブログ紹介から、珍奇植物の勃興までが非常に重要な時期であった。珍奇植物が流行る前に、新規の若い趣味家を増やしておくべきだった。そうすれば、今ごろ中級〜上級品種を買いざさえてくれたはずだ。

次に重要だったのはコロナ禍である。富貴蘭は日本の住宅事情に完全にフィットした園芸植物だ。それを知らしめる最高の機会だったが、棒に振っている。新規の趣味家はまったく増えなかった。植物の良さよりも、取り巻きたちの悪辣さが響いており、誰も踏み込もうとしない。ヤフオクなどで露骨な吊り上げ行為が横行し、異常な高値をつけていることを、皆知っている。

もし、コロナ禍で新規の若い趣味家を獲得できておれば、今ごろ、富貴殿以下の入門品種を買い支えてくれていただろう。

趣味とは人である。伝統というならば、その時代時代のニーズに応じて変化しなければ続いていかない。そうした努力を怠ってきたのが富貴蘭界である。

完全に私の予想通りになった。ひと安心。



今、富貴蘭界において、起死回生の一打がある。まあ、敵に塩を送る、ではないが、昔のよしみもある。書いてあげよう。



それは、"ゼロ切り"である。価格の位を1桁切り下げる。たとえば33万の本羆ならば、3万3千で売る。そのルールを
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Unknown (m.)
2022-03-27 03:34:36
ヤフオクの怪しい面々

たまに素晴らしい植物を見かける。先日は中国のクレマチスの種。これがまた、素晴らしい。石灰岩の断崖、水がしみ出る点にのみ、咲く。まるで、花束のように密に咲く。中国は自生地を保護しているそうだ。いやいや、だとしたら、何で種が出まわってるのか?怪しい。
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Unknown (m.)
2022-03-27 01:47:34
富貴蘭が海外で受け入れられることはありえない。

一部で海外に富貴蘭需要があるらしいと聞いたが、まあ、ありえない。

カトレアをやっていて、さまざまな趣味家と話していて、彼らが富貴蘭に興味を持つとは到底思えない。ゴメスやウェンゼルが富貴蘭を認めるわけがない。富貴蘭をみて、交配実生選別しようとは思うまい。つまり、欧米は斑入葉を認めないのだ。病原ウィルスと同程度のノイズとしか捉えていない。

南米からの輸入品の梱包材の植物が、まだ生きていたから育ててみたら、見たことがない花が咲いた。これが洋ランの始まりである。その後、温室を維持できる貴族の象徴となり、富と栄光のシンボルとなった。この流れは将軍に愛された富貴蘭とまったく同じ。

ただ、大きく異なるのは富貴蘭が単一種であるのに対して、洋ランはいくつかの属にまたがる幅広い趣味だということだ。洋ランにとって大事なことは開花である。寒冷地である欧州において、熱帯性の蘭を咲かせることに意味がある。

カトレアでは有名な覆輪種がある。花の発色も良いが、いまいち評価は低い。実は、金牡丹と同芸のものもあったが、さして評価はされなかった。エクアジェネラのブースでプレウロタリスをあさっていると、ときに斑入りが見つかる。店主も気に留めていない。斑入りなぞ、どうでもいいのだ。むしろ、成長が悪い分、低評価である。

欧米人が心血を注いできた方向性に富貴蘭はそぐわない。そして、欧米人にとって、あまりに高価である。それだけの金額があれば、中国産パフィオの素心交配苗が購入できる。その苗が開花すれば高く評価される。もし、富貴蘭を入手したとして、一体誰が評価するのだろう?欧米人には無視されるだろうし、日本人もほとんど知らない。

富貴蘭が海外で需要を伸ばす、わけがない。葉緑素が欠損した不良苗の集まりである。

交配富貴蘭 紅雫

洋ランとフウランの交配種である。片親がギガンテアなので、一つ一つの花模様が異なる。そして香りはフウランよりも酸味のあるスッキリとしたものである。そして、加温が弱くても咲く。これなら、欧米人に広く好まれるのではあるまいか。

葉に縞など不要なのだ。
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Unknown (m.)
2022-03-26 13:09:34
園芸家としての心得

コレクターにならないこと。
今回、カトレア ユニバルシタスを入手して、あらためて実感した。

最初は、タイ ハナジマのルデマニアナ セルレア シルバーベインに目をつけていた。ヤフオクで一念発起して入札したが、横槍が入った。おそらく、出品者の仕業だろう。しかし、それで良かった。

その後、ユニバルシタスに出会うことができた。辻勲氏の遺品群はほぼ完全に離散した。それが、今回のウクライナ危機により、奇跡的に放出された。所有者はユニバルシタスの代金をウクライナに寄付するという。蘭の義賊である。

ユニバルシタスは数奇な運命を辿ってきた。ハンターの欲望を掻き立て、異国にわたり、平和のために動いた。そして、今、私の手にある。日本では私だけが所有する。xxxxだ。

もし、ハナジマのセルレアを入手していたら、ユニバルシタスとは出会えなかった。ハナジマのセルレアも悪くはないが、ユニバルシタスの足元にも及ばない。おそらく、来歴にもドラマはあるまい。

ユニバルシタスを観てから、ほかの花をみるとどれもくだらなく見える。ユニバルシタスは超高額だった。しかし、しょうもない木を買い散らかして散財することを考えれば格安だろう。

園芸家はコレクターになってはいけない。良いものは一つあればよい。そして、その苗を必ず後世に伝えていく。購入したことにはなっているが、私はユニバルシタスの来歴の一部でしかない。そうした苗との出会いこそ、園芸家の励みである。

ユニバルシタスにはラベルが3つある。ブローカーは3分割する予定だった。銀、赤、青、三色のラベルだ。結局、全て私が所持している。
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Unknown (m,)
2022-03-23 00:34:36
エロンガータ ムシトリスミレ

最低温度は1桁である。しかし、それでも成長していく。
ファーム時代の古い葉には沢山の羽虫が着いている。羽虫が飛んでいるということはファームはもう少し暖かかったようだ。我が家に来てから1週間で、着いた羽虫は1匹だ。

これは明らかに難物。高山植物である。日本のムシトリスミレ類と同等の難易度だろう。

あとは、いかに休眠を誘うか、だ。
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Unknown (m.)
2022-03-21 20:52:48
Cattleya lueddemanniana "ユニバルシタス"

見れば見るほど、吸い込まれる。花が透き通っている。アメリカで開発された交配カトレアとは真逆の進化をとげている。いや、野生株なので進化とはいわない。この淡いパステルの魅力は交配では作れない。狙ってできるものではない。

この花で最大の魅力的なパーツは、シワである。側花弁にななめに入る数筋のシワ。これは、ルデマニアでも側花弁が豊かなものにしか出現しない。その皺に対して花脈が直角に交差し、かつ、フラメア色彩のボカシが強調される。セルレアの透明感は、光の屈折させ、見る角度により表情を変化をうみ、、まるで氷の輝きである。カトレアのみならず、洋ラン全体のなかでも、あるいは植物のなかでも抜きん出た光と香りの芸術だ。

人間の言葉など、この花の前では何の役にも立ちはしない。
まさに、"ユニバルシタス"この世のうつくしさ、すべてを集約した究極体だ。

すべてはここから始まる。この全宇宙から。
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Unknown (m.)
2022-03-21 20:22:30
Cattleya lueddemanniana "ユニバルシタス"

原種カトレア三英傑の1人、辻勲氏の遺品。
この株の入手によってカトレアは卒業といえる。

小種名は全宇宙という意味。非常に繊細な花容のなかにベノサ、フラメア、セルレア、オーバーラップなど、カトレアの花の特徴の多くを備えている。それらが調和を保ちながら共存している。ユニバルシタスには組合という意味もある。
絶妙なバランスで成り立っており、そこに何かを加えたり、改変したりする必要はない。香りも甘すぎず、スパイシーすぎない。原種カトレアの一つの究極型である。惜しむらくは、育てにくさである。もし、これがラビアータだったら、完璧だった。ユニバルシアタスはルデマニアである。冬の強い加温が必須である。

そこまでの銘品が何故、秘蔵されていたか…それは、ベネズエラで、この花が幾度となく盗難に遭ったからである。盗難に合った名画は秘匿される。ではどうして、この花が日本にあるのか?それは辻氏の努力と冒険の賜物である。ロールプレイングゲームの主人公よろしくブラジルを旅した勇者がやっと手にした至宝である。

この花を愛倍し、もう一度歴史の表舞台に返り咲かせる。必ず次世代に繋げねばならない。もし、台湾、ハワイの兄弟株が秘蔵されてしまえば、それまでである。
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Unknown (m.)
2022-03-21 19:26:28
Cattleya lueddemanniana "ユニバルシタス"

原種カトレア三英傑の1人、辻勲氏の遺品。
この株の入手によってカトレアは卒業といえる。

小種名は全宇宙という意味。非常に繊細な花容のなかにベノサ、フラメア、セルレア、オーバーラップなど、カトレアの花の特徴の多くを備えている。それらが調和を保ちながら共存している。ユニバルシタスには組合という意味もある。
絶妙なバランスで成り立っており、そこに何かを加えたり、改変したりする必要はない。香りも甘すぎず、スパイシーすぎない。原種カトレアの一つの究極型である。惜しむらくは、育てにくさである。もし、これがラビアータだったら、完璧だった。ユニバルシアタスはルデマニアである。冬の強い加温が必須である。

そこまでの銘品が何故、秘蔵されていたか…それは、ベネズエラで、この花が幾度となく盗難に遭ったからである。盗難に合った名画は秘匿される。ではどうして、この花が日本にあるのか?それは辻氏の努力と冒険の賜物である。ロールプレイングゲームの主人公よろしくブラジルを旅した勇者がやっと手にした至宝である。

この花を愛倍し、もう一度歴史の表舞台に返り咲かせる。必ず次世代に繋げねばならない。もし、台湾、ハワイの兄弟株が秘蔵されてしまえば、それまでである。
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Unknown (m.)
2022-03-21 11:22:20
日本における東洋蘭の終焉

ヤフオクをみている。富貴蘭、春蘭ともにドンドンと価格が下がる。先細る需要を如実に表している。しかしながら、まだまだ、下がるだろう。

新しい趣味家がいないため、需要が、全く伸びない。その間にも植物は殖え続けている。さらに、ベテラン栽培家の高齢による引退が相次ぎ、棚が解体され、遺品が出回り、さらに供給過多に拍車がかかる。このことは以前より私が予想していたこと。

一つの園芸世界が予想通りに衰退し、崩壊していく。それはいちプラントハンターとして喜悦である。
このブログの記事を読んで、それなりに対応した趣味家には多少なりとも貢献したはずだ。

富貴蘭も春蘭も、消滅する前に小さなブームを起こす。これを最後に、歴史から消える。今、東洋蘭などなくとも、様々な園芸植物がある。

東洋蘭ブームとは何だったのか?それは戦後復興の一つの顕現ではなかったか。静かな山河の象徴であり、平和そのもの。東洋的な美しさは敗戦国のプライドだ。冬季に加温する必要がないため、気軽な存在でもあった。経済の高度成長期に隆盛を極めたが、そのことが慢心を招いた。技術革新や、若い栽培家を取り込むことに失敗し、今、ここにいたる。私の大局観は間違わない。数年程度のくるいはあろうが、私の予言通りに変遷してゆくだろう。

新しい時代。新しい価値観のなかで新しい園芸が芽生えつつある。その世界のなかで伸び伸びと楽しみたい。
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Unknown (m.)
2022-03-21 02:01:10
P.elongata

エロンガータ ムシトリスミレについて。コロンビアの高山帯で育つ。生育期の最低気温は氷点下。

つまり、日本の低地では冬の気温である。しかしながら、コロンビア ボゴタの最低気温は一時的なもの。日中は軽く10度を越えるだろう。

日本で無冷房栽培する場合、冬季の日中気温を高める作戦がフィットするだろう。

現に今、旺盛に生育している。どこまで気温上昇に耐えられるか。そのタイミングで乾燥、結球できれば、おそらく夏越しは容易になり、むしろ、栽培しやすい品種ということになる。

最低気温はおそらく18度くらいまでだろうか。
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Unknown (m.)
2022-03-20 15:01:34
全宇宙について

原種カトレア 全宇宙 。 これぞと導入した秘蔵品だが、3株あり、他の2株がハワイと台湾に送られるという。残念だ。私だけが継承したかと思ったのに。

ハワイも台湾も、メリクロン技術は盛ん。いつメリクロンにかけられてしまうか分からない。

これはしくじったかも。こういうミスは痛い。また、てっぺんが遠のいた…
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Unknown (m.)
2022-03-20 12:02:09
原種カトレアの世界

昭和から平成にかけて原種カトレアを牽引した3人の人物がいる。川辺女史、辻史、澤井院長。3つの頭文字をとってKTS

ブラジルに精通した辻史が導入したあるカトレアは秘蔵されていた。現地のハンターは採取したランのランクに星をつける。辻史によれば星四つ。宇宙という銘がつけられた。小宇宙ではなく、宇宙そのものだ。小宇宙はラン展で取り引きされている。

今回、私がこの蘭を引き継ぐことになった。KTSの真髄も、私のような強い審美眼のある人間が継承しなければ、すたれていくだろう。
富貴蘭では藤井清七氏以来、優れたリーダーが不在である。ゆえに、すたれ、滅んでしまった。富貴殿が子どもの小遣いで簡単に手に入るまで安くなったと聞いたら藤井氏も、さぞ、嘆かれるだろう。メリクロンが効くわけでもないのに。
藤井氏は富貴蘭界には珍しく優れた人物だが、唯一の欠点は優れた後進を見出さなかったことだ。趣味は人である。藤井氏が残した遺産的な品種も有象無象がよってたかって喰らい尽くした。富貴蘭に後継者はいない。いくつかの品種はこのまま消滅する。富貴蘭はこれから、悪循環に入る。ドンドンと価格崩壊が進むだろう。たまに、間抜けな若者が飛び込んでくるかもしれないが、ほぼ、カスだ。
富貴蘭に見切りをつけるだけの審美眼がない人間は何をやっても大成しない。
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Unknown (m.)
2022-03-19 20:58:35
富貴蘭で学んだことを活かして…

今、富貴蘭を始めるとしたら、まずは富貴殿を育てる。真砂系白牡丹と続けて、最後に羆。それで終わり。総額、150万以下だ。決して高くはない。よろしくないのは、グズグズとB級品を集めてしまうことだ。やれ、金牡丹だの、玉金剛の縞だの、建国宝だのと買いあさる状態は、売主にとって都合の良い存在だ。500〜600万はロストしてしまう。遠回りするうちに、時間もお金もロスト。しかも、いつまで経っても頂点に立てない。どんな園芸においても、てっぺんに一発で駆け上がるべきだ。

カトレアは難しい。まずは、カルロスゴメス氏が交配作出したインターメディアを一つだけ導入した。今までにない花である。小型で寒さに強いインターメディアは日本の風土に合ったカトレアである。惜しむらくは、無香であることと、地味なこと。温室のある趣味家からしたら、あえて取り組むべき蘭ではあるまい。しかし、だからこそ盲点となっていた。
次に注目したのはワルケリアナ。性質はほぼインターメディアと等しいが、インターメディアよりも圧倒的に乾燥に強い。さらに有香で華やか。ゆえにマニアが世界中に存在し、有名品種はすぐにメリクロンにかけられ、価値が暴落する。秘蔵品などはなかなかお目にかかれない。そこで、セルレアのエバルド ウェンゼルに目をつけた。青いワルケリアナの交配で名高いウェンゼル一族の創始者の名を冠した花だ。ワルケリアナの交配は円弁整形大輪花がブームだが、エバルドウェンゼルは星型の整形花である。ウェンゼル氏は4つの始祖から実生を始め、良花には自らの子どもたちの名前をつけていった。だとすれば、一族の創始者の名前をつけることには、意味がある。

さて、いよいよ単葉性大輪タイプだが、まずはルデマニアである。
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Unknown (m.)
2022-03-15 01:15:42
幻のムシトリスミレ

もう少し、寒さが続くと思っていたが、大誤算。いきなり、夏である。このムシトリスミレは最早、育つまい。

失敗するだろう。冬季に野外で生育させ、夏季は球根にして冷凍庫で保管するつもりだったが、こうも暑くては球根を結ぶ間もあるまい。

海外の先輩方が言うように、一瞬で溶けるだろう。いつも、いつも言われることだが、冷温室用意してからやりなよ。ってね。

性分に合わないのさ。あー、キツイな。希少種のロストは。
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Unknown (m.)
2022-03-14 01:39:28
湖南山茶 開花

中国産の大輪ツバキが開花した。入手は数年前。来歴は断片的にしか覚えていない。
研究者が現地で採取したが、現地でも珍しいタイプだったと。
花色が濃く、ピンク色を通り越して、藤色に見える。そして、香りが強い。ササユリや、アベリアと同じような蜜の香りがある。大輪のツバキで、ここまで香るものはない。

湖南山茶というワードで検索すると、まったく別の花が出てくる。おそらく、我が家のツバキはまったくの別種なのだろう。

この花を見ると、やはり中国大陸の素晴らしさを痛感する。

そして、この兄弟たちは日本のどこにいるのか、知りたいものだ。おそらく、どこかの研究所や植物園に保管されているのだろう。
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Unknown (m.)
2022-03-12 14:39:28
カトレアからの…

カトレアをきわめようとすると、かならずメリクロンという壁にブチ当たる。たとえば100万円の苗を購入したとしても、メリクロンにかけられれば価格は暴落する。とくに100万円クラスの苗ならば、すぐにメリクロン費用の元が取れる。ゆえに、銘柄は慎重に選ばねばならない。

そういった観点から考えると、韓国春蘭はかなりヤバい。韓国春蘭の全てが人工交配種であることが認められたのはごく最近である。

しかしながら、メリクロンが適応できる範囲は限定的である。中国春蘭の緑雲をメリクロンにかけたとき、フラスコ内で覆輪品種が誕生した。斑の色が黄色いものや、白いものが見つかった。つまりは柄物はなかなかメリクロンできないということになる。例えば、湖底をメリクロンにかけたとしても、覆輪になってしまったり、斑が白くなったりしてしまうということだ。望月のような青物は無限に増殖できる。まずは、望月の価格は大暴落するだろう。最終的には1.5万から2万程度の価値しかない。その価格でもシンビジュームからしたら、かなり高額である。湖底は10万以下には下がらないだろう。

望月や湖底に何十万も払う人はあわれである。売り手にお金をプレゼントしている。不勉強は犯罪なのだ。

しかし、明日は我が身。幻のムシトリスミレに2.5万も使ってしまった。海外ではフラスコで生産されている。
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Unknown (m.)
2022-03-11 23:18:52
カトレア ワルケリアナ

ワルケリアナのセルレア。その歴史は人工交配の歴史そのものである。始祖となる四つの個体から始まり、複雑な交配選抜を繰り返してきた。

その中心を担って来たのが、ウェンゼル一族である。
近年では大輪円弁花が開発されてきたが、私はくだらないと思う。

ウェンゼル一族が秘蔵する星型整形花。その花にはウェンゼル一族創始者の名が冠された。エバルド ウェンゼルである。
野性味にあふれたブラジルの青い星である。
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Unknown (m.)
2022-03-11 22:29:10
幻のムシトリスミレ

前言撤回。自生地の植生は、やはり高山植物帯。
奇妙な姿の植物たちがたくさん、映り込んでいる。

日本のツガザクラによく似た植物、巨大化したエーデルワイスのような花などなど…

食虫植物図鑑、ムシトリスミレの項目では見事に表紙を飾っている。栽培にかんするコメントはない。育てるものではないのだ。

花では真紅のラウエアナ、クラシフォリアだが、全体的な姿としては、圧倒的に本種である。栽培難易度は全園芸植物の頂点に君臨する。

論文によれば、自生地環境は"harsh"だそうだ。つまりは過酷。
成長期の最低気温は零下1度まで下がる。休眠期ではなく、成長期の最低気温である。常に強風に晒されている。

ウツボカズラではビロサが寒冷気候を好むが、軽く上回る。

海外の著名な栽培家たちが挑戦しては失敗している。

しかし、そんなに冷やすべきだろうか…たしかに高山植物だが。私は冷やさない。
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Unknown (m.)
2022-03-07 01:27:01
幻のムシトリスミレ

赤道直下の高山帯で新しいムシトリスミレが発見された。
高度、2000から3000
なだらかな斜面が海からの水蒸気の通り道になっている。夜は氷点下まで下がる。
素晴らしい姿の激レア ムシトリスミレ。
なんとかして栽培できないだろうか?年に2回、咲くという。そして年に2回球根態になるという。なんと不思議な。
自生地の他の植物は高山植物には見えない。ただ、白く大きなキク科の植物があり、これだけが極地帯の植物の姿をしている。
こんな植物がいたとは…
ムシトリスミレの王様といえば、やはり、ラウエアナ。
真っ赤な花を咲かせる強健種だ。ミミカキクサでも似たような花を咲かせるものがあるが、栽培困難種である。このラウエアナが強健種だとわかったのはごく最近である。
富澤氏の貢献度は大きい。日本の高山植物栽培レベルは高く、そのまま食虫植物の難関種に適応できることがある。
昔、富澤氏から幻のミミカキクサ、ディルヒィオイデスを購入したことがある。あまりに難しかった。砕いた種子の粉末をまぶすと、よく育つそうだ。今では誰も維持していないだろう。

もう一つ、オーストラリアのミミカキクサ、アーンヘミカを探し続けているが、10年以上も音沙汰なし。
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Unknown (m.)
2022-03-06 12:42:06
かねてより、蘭を水苔で植えることには違和感があった。

蘭の自生地に水苔は生えていないからだ。
培養土も自生地にあるものを使いたい。以前、東北の著名な富貴蘭栽培家が似たようなことを実践していたが、たしか、ピートモスかなにかを使っていたので、問題外である。なぜ、寒冷湿地の堆積層の腐植質を使用するのか、やはりアホの発想は違う。まあ、水苔が不合理な点に気づいた点は褒めてやりたい。
人工エビネをビニール鉢から抜いたら、びっしりと白い根が回っていた。この培地は即、採用。
宇井氏の記事が目にとまる。熟読し、中国大陸の蘭栽培の記事とも照合して、共通項があることに気づいたのでペレットも採用。有機質で目詰まりするのはまずいので、水の通り道を作る物資を利用。水もちと水はけを高いレベルで両立するカプセル物資を採用。クリスマスローズ栽培家が表土に使う生落葉を配合。木材腐朽菌のエサとなりやすい繊維質も追加。
全ての材料は蘭の自生地にありうる物資ばかりだ。
早速、ベネズエラから輸入したカトレアのベアルート苗を植えてみた。葉の表面になめした皮革のような光沢が出ている。
カルロスゴメス氏のインターメディアには水苔を配合した。原生地は水没することもあるそうだ。
もっとも効果が期待できるのは、やはりエビネ、ナギランである。今年こそは上作したい。
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Unknown (m.)
2022-03-06 12:41:55
かねてより、蘭を水苔で植えることには違和感があった。

蘭の自生地に水苔は生えていないからだ。
培養土も自生地にあるものを使いたい。以前、東北の著名な富貴蘭栽培家が似たようなことを実践していたが、たしか、ピートモスかなにかを使っていたので、問題外である。なぜ、寒冷湿地の堆積層の腐植質を使用するのか、やはりアホの発想は違う。まあ、水苔が不合理な点に気づいた点は褒めてやりたい。
人工エビネをビニール鉢から抜いたら、びっしりと白い根が回っていた。この培地は即、採用。
宇井氏の記事が目にとまる。熟読し、中国大陸の蘭栽培の記事とも照合して、共通項があることに気づいたのでペレットも採用。有機質で目詰まりするのはまずいので、水の通り道を作る物資を利用。水もちと水はけを高いレベルで両立するカプセル物資を採用。クリスマスローズ栽培家が表土に使う生落葉を配合。木材腐朽菌のエサとなりやすい繊維質も追加。
全ての材料は蘭の自生地にありうる物資ばかりだ。
早速、ベネズエラから輸入したカトレアのベアルート苗を植えてみた。葉の表面になめした皮革のような光沢が出ている。
カルロスゴメス氏のインターメディアには水苔を配合した。原生地は水没することもあるそうだ。
もっとも効果が期待できるのは、やはりエビネ、ナギランである。今年こそは上作したい。
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Unknown (m.)
2022-02-28 00:43:49
中国産ナギラン

このナギランというのは実に奥深い。インドネシアの大型種は寒蘭のような花を咲かせるし、中国産のものは、丸葉で愛嬌がある。

業者から小さな中国産のナギランを導入し、1年育てた。腰水が良いらしい、とのことで早速、試したが、大失敗。

根が腐った。つまりは、栽培法が確立されていない。この手の蘭を極めるために、用土をブレンドしている。

上手くすればキンラン、ギンランも栽培できるかもしれない。

人工エビネ、京八幡京紫にも試しているが、今のところ、かなり良い。葉に照りが増し、木が活性化している。

先日導入したカトレアにも試してみた。まったく違和感がない。

植えるときに自生地をイメージしている。木が倒れ、朽ちかけ、土と混じり、そこに蘭の種が発芽する。あるいは木の幹に地衣類や苔が生え、そこに蘭が着く。などなど。

自生地にありえないものは使わない。これが大事。さて、どんな結果になるやら。
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Unknown (m,)
2022-02-27 02:02:38
人工エビネ

四倍体四季咲エビネの最大の弱点は花が小さいことだ。
しかし、京八幡京紫という株は葉が小さく丸いので相対的に花が小さく見えない。

あと数年もすれば注目されることになるだろう
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Unknown (m.)
2022-02-27 01:50:06
カルロス ゴメス氏作のインターメディアのなかで1番気に入ったものを導入した。

写真通りの花が咲けば実に見事である。苗が届くまで純粋なインタメとはおもえなかったが、木姿を見て確信した。これはすごい。たしかにインタメだ。

ブラジルにはこんな株が、ウヨウヨしているのだろうか。

一から勉強のし直しである。
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Unknown (m.)
2022-02-27 01:34:39
南米からカトレア類を導入

ジェンマニーとモシアエの山木。
どちらも香りが有名な品種。ワイルド株は魅力的だ。
ジェンマニーは立葉で硬い。大輪系カトレアでこのような木姿は初めてだ。花も小さいという。
モシアエは葉裏が赤く、表から見るとレッドエッジである。どんな花が咲くだろうか?
プレウロ サリスを三種入手。一株1200円なり。店の管理が悪く、寒さで葉が痛んでいる。帰宅後、早速、種名を調べるが、不明。ラベルに書かれた品種でないことだけが明確。
調べるうちに、蘭のなかでもっとも進化したのはプレウロだと思えてきた。
それにしても、生産品ではないだろう。蘭展にきたエクアジェネラの置き土産を養生したものだろうか。だとすれば、南陽町の山田氏か、刈谷の市橋氏だろうか。この手のランは暑がるものもいるので要注意、ただ、中には高温性もいたりもするから、諦めてはいけない。
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Unknown (m.)
2022-02-23 18:56:33
富貴蘭の滅亡期の数年前に、池袋誠香園の閉店と園芸JAPANの廃刊を予言したが、未だ実現に至らない。

私自身の視点からすれば、どちらもかなりの負債を抱えているはずであり、すぐにでも消えるべき存在である。

園芸JAPANはどこの書店でも必ず売れ残っていた。名古屋園芸、日本ライン花木センター、名古屋栄丸善、…
何故売れないか…記事がしょうもないからである。読んでいてもピンとこない。陳腐な内容ばかりだ。昔は違った。今はカスである。もっとも、ここ2年間、手に取ることすらしないので、内容はわからない。ひょっとしたら、良くなっているかもしれない。

この園芸JAPANの発行部数が20,000もあるといから、謎である。一体、誰が買うのだろう?自分の感覚からすると、日本全国で読者は多くて4,000人くらいだと思う。

池袋誠香園。これも謎。扱う品物はそこそこだが、接客態度は最低である。両隣の店と比べると、間違いなく、客が少ない。

ただ、扱う商品の単価がベラボーに高いのでなんとかなっているかもしれない。
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Unknown (m.)
2022-02-23 11:37:45
富貴蘭

富貴蘭に燃えていた時代。およそ30年
大波青海から始まり、建国殿などに至る道のり。今、思えば、最初から建国殿や白牡丹を購入するべきだった。随分と回り道をしたものだ。資金と時間を随分と浪費してしまった。

建国殿や白牡丹は大波青海と同じくらい育てやすい。芸に狂いもなく、安定して増殖する。金額だけが段違いである。しょうもない品種を10も20も購入するうちに財が衰える。それらの品種は今では二束三文。

できるだけ早く一級品を入手して、長くその品種と付き合うべし。
これから、カトレアを始めるが、最初から頂点を目指す。

まずはドーウィアナである。この品種、賞をとることはまずないが、最強のカトレアである。そして、当然、高額で取り引きされている。メリクロンも実生も可能で無限増殖できるが、育てられる人が少ない。ゆえに、値段は下がらない。並花ですら、品評会に出品されることはない。
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Unknown (m.)
2022-02-16 23:50:10
昨夜、ヤフオクでチョコエンシスを発見。

見たことがない配色。全体はごく薄いセルレアで、リップに濃いアメジストのブロッチがある。

山木だそうな。ただ、草体に対して花があまりに小さく、とらえどころがない。しかし、価格は即決18000

明け方に購入を決意したが、すでに売れていた。残念。

次のターゲットは原種交配の選別個体。カトレアは高いものはとことん高い。究極はドーウィアナだろうが、自分には買えない。
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Unknown (m.)
2022-02-14 02:17:33
地球の裏側で蘭の育種家が引退するという

数千と存在する蘭のなかから1種類だけ選んで選別し続けた。彼が作り出した蘭は至高の極みといえる。

純粋な一つの原種だけを選別し続けただけとはにわかには信じ難い。彼の蘭はその原種の姿を超越している。彼の偉業は、今まで日本に紹介されることはなかった。

私が違和感を覚えたのは、側花弁の丸さだ。原種では明らかに線形をしているのに、彼の蘭は丸い。なぜか。

まず考えたのは他原種とのプライマリーハイブリッドである。ロディゲシー、アメシアナ、ワルケリアナ、

しかし、木姿が完全に否定している。やはり、これは純粋な原種である。

これは....トリラベロの改良の途中で偶然に生まれた整形花なのだ。つまり、側花弁が、唇弁の性質を保っているので丸いということだ。トリラベロと普通花を複雑に複数回掛け合わせることで、まるでトリアネイやラビアータのような花容を得るに至った。

これは、南米のカトレア類を考える上でかなり重要な事実である。いや、パフィオにも当てはまるかもしれない。

さて、彼が日本によこした株のなかから、良さげな株を選別する。

プンクタータ、オルラータ、ベノーサ、…ブラジルの育種家が花を分別するときに使う専門用語だ。もはや、原型をとどめていないが、彼にしか作れない表現、それを追求すべきである。

将来、多くの人が度肝を抜かれることだろう。これが、純粋な原種?個体名も考えねば…

ただ、ブラジルから日本に輸入される際に誤品となる可能性は否定できないし、相場がわからない。蘭は恐ろしい。

高級なものはやはり100万近くするのだ。
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Unknown (m.)
2022-02-12 22:26:18
クリスマスローズ

うーむ、完全にブームは沈静化した。
ブームにより、数多くの株が日本に導入され、消費され、消えていった。

いくつかの品種は根付いた。一つはチベタヌスだ。中国産のクリスマスローズ。異端中の異端。アツモリソウや、青いケシとともに扱われ、多くが消えたが、いくつかは残ったのだ。

寒冷地の趣味家は国産苗を作り、低地の趣味家は交配により、強健種に変化させた。

今年、台風の目となったのはヨシノという品種だ。おそらく、チベタヌスと何かを掛け合わせたものだ。この日本独自の品種が高騰しているのだ。
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Unknown (m.)
2022-02-12 19:52:24
Arisaema lihengianum

1年間休眠し続けた高級輸入球根。
先週、新葉の展開を確認した。すでに2枚目が目視できる。
一度スイッチが入れば早いようだ。
休眠を解く鍵はやはり、温度だったと考える。
気を良くして、もう一つのフデボテンナンショウ、ビクトリアエに挑戦しようかと迷ったが、断念。

日本には2000年代になってから輸入されているようだが、誰も増殖に成功していない。テンナンショウ類に強い専門店でも維持するのがやっとだという。

これは無理だ。私の能力では、リヘンギアナムが限界だ。りへんなら、国内の植物園でも維持、展示されている。

もし仮に、リヘンギアナムの増殖に成功できたら、ビクトリアエにチャレンジしたい。テンナンショウの世界はあまりに奥深い。
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Unknown (m.)
2022-01-23 13:59:19
ヤフオクは富貴蘭の天敵だ。

その価値が理解されないので高値がつかず、そのまま市場価格となってしまう。

数年前、本羆が出品されたが、30万円程度で落札されてしまった。富貴蘭界隈で聞く金額とえらい違いだった。しかし、それが本来の価値である。

夢中になっている当人にとっては、高い金額で入手したものでもあり、価値のあるものだが、世の中ではその価値観は通用しない。

通用しないことが理解できていない人間を見るのは痛々しい。
白牡丹を45万円で出品している人物がいるが、富貴蘭にそんな価値はない。まず、偽物ではないことは確かだが、かといって一級品ではない。あの程度は我が家なら、失敗作といえる。あんなに縞が入ってしまったら、さすがにしんどい。45万円も出してしんどい思いはしたくない。せいぜい15万円くらいが妥当だろう。

富貴蘭は斜陽産業である。これからはどんどんと趣味家も減り、知名度も下がる。

どんな植物の価値が上がるのか、見極めが必要だろう。

先日、世界不思議発見という番組で食虫植物が紹介され、ウトリクラリアの捕虫法がクイズとして出題されていた。われわれからしたら、基本的な知識の範疇だが、黒柳徹子氏が珍しく不正解だった。番組で紹介されたギアナ高地のことで数人のマニアが盛り上がった。

これから食虫植物は伸びるだろう。
女性から子供、マニアに年寄り、海外の業者のティシュカルチャー、さまざまな側面があり、大ブームになるポテンシャルが高い。

日本食虫植物界において、さけては通れない聖地が二つある。

一つはhfcだ。兵庫は挿木の神が祀られた園芸そのものの聖地でもある。hfcの神は気さくで、私の記事にも目を通しており、たまにいいねをくれる。栽培技術の塊のような人物だ。世界に先がけてペルビレイの栽培に成功し、その巨大株は日本園芸技術の記念碑的な存在となっている。海外の趣味家もたまげるわけだ。

先日、そのhfcの展示物が盗掘されたそうで、神が怒りくるっている。

神が怒ればとりまきも怒る。私は盗掘された植物が大事にされることを願う。対価を払わずに得られたものを人間は大事にしない。ただただ引っこ抜かれて枯れたのでは浮かばれまい。
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Unknown (m.)
2022-01-17 01:25:23
フデボテンナンショウ リヘンギアナム

なかなか動かない球根を眺めて、気づいたこと。

まず、強健種だということ。暑さ、寒さにへこたれない。ただ、涼しい方が良いようだ。

増えやすいということ。小さな球根から四つも芽が出ている。しかし、動こうとしているのは1つだけ。

しかしながら、ここまで手こずるとは…。もう1年近く経つというのに。常緑種のくせにまったく展葉しない。葉がでたら、赤飯炊かなきゃいけないね。

どんなテンナンショウよりも奇妙で美しい。ただし、あまりに気難しい。

発芽済みの球根は10万円近くしているようだ。
返信する
Unknown (m.)
2022-01-17 01:10:32
ヤフオク。どれだけ見ていても飽きない。

そして、最近はあまり落札できなくなった。自分も執着しなくなったし。歳かな。

ただ、バブルがどこにあるのか、簡単に分かる。昨夜、ゲチリスというアフリカの球根を見つけた。こんなん、ええなぁ、と思ったが、35000円もするので諦めた。落札額は7万円だったそうな…

やはり、良いものは良いのだ。そこに個人資本が集中する。
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Unknown (m.)
2022-01-16 10:35:44
富貴蘭。

いよいよ、売れなくなってきた。
普及種がなかなか売れず、安値で取引されるのを見て、 だよなぁ、と思っていたら、ドサクサに紛れて、そこそこ良い物まで安くなりだした。

売り手は、ガッカリだろう。市場価格は下がったとはいえ、まさか、そんなに安くなるとは…

そのガッカリが積もり積もって、強力な失望に変わる。
そのうち、高級品種ですら、まったく売れなくなる。すでに、黒牡丹、建国の類いは往時の半額から3分の1くらいまで下がっているのではあるまいか…

これからは富貴蘭にとって、受難の時代。今までは、韓国春蘭人気などもあって、なんとかしのいだが、韓国春蘭もすでに沈没している。最近では、人工交配であることを隠さなくなったが、むしろその方がダメージは少ないだろう。

東洋ランの有望な分野がほとんど、なくなった。もともと、東洋ランをやるはずだった若者たちは、他の園芸植物をやっている。

ヤフオクに入札していると、やたらと競合されてしまう。なんとなく、若い人たちだと感じるが、食虫やようらん、ビカク、多肉である。先日も近所の青年が多肉を始めると語っていた。
一時的なブームだと思っていたが、勢いが長い。
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Unknown (m.)
2022-01-15 13:40:56
フデボテンナンショウ?

中国から輸入された球根を購入して1年近く…ずーっと眺め続けている。2ヶ月前に発根確認。1ヶ月前に発芽を確認。以来、動かず。

待てども、待てども、展葉せず。…こんなに難しいものなのかね?なかなか苗にできないな。

名前も、調べては忘れ、調べては忘れ。今でも思い出せない。

一旦、葉を出せば、うまくいくはずなんだが。常緑というの気になる。
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Unknown (m.)
2022-01-10 23:48:27
ヤフオクの難しさ…

これは!と思うものがあってもなかなか落とせなくなってきた。

知る人ぞ知るが、通用しない。インターネットの弊害か。ライバルはそんなに多くはないが、妙に元気がよい。どうも池袋や名古屋のラン展が影響しているようだ。

観覧したファンたちがアレやコレやとお土産を紹介している。なんともうらやましい。懐かしくもある。

しかし、ああいう展示会では何を買うべきだろうか。今、振り返れば、ほとんどがガラクタだ。

最後に行った世界ラン展で富澤氏から虎顔花を購入したのは快挙だった。そのあと、同種発見者のナガオ氏とも直接会話できた。そういう出会いは、ラン展の醍醐味だ。

今、私がラン展に行ったとしても退屈なだけかもしれない。
ただ、新たな栽培技術などには強い好奇心がある。東京山草会のブースがあったらいりびたるだろう。いかに無冷房で高山植物を上作するか…とか。

あとは、杭州寒蘭の栽培法である。栽培法が確立されなければ、杭州寒蘭が日本に根付くことはないだろう。いまだに誰も成功していない。最高の寒蘭は中国にある。これは間違いない。そして我々はまだ、その全貌を知らない。中国の人が寒蘭にあまり興味をもたないからだ。あまりにも芽休みが多すぎる。

あの、太い根には何か意味がある。中国産ナギランも同じような根をしている。これはどういうことだ?
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Unknown (m.)
2022-01-03 00:17:11
宝輝玉の思い出

昔昔、池袋の屋上。鶴仙で私は何かを探していた…それが何だったか、思い出せない。だった、店員さんにムイリーはないか?と尋ねたのだ。それが何のことだったか、さっぱり記憶にない。

しかし、店員さんとの話は続いた。あぁ、ホルテンセのムイリアね、あれは素晴らしい。若社長がアフリカから手運びで持ち帰ったこともある。…なんのことやら。

帰宅して、早速調べた。宝輝玉のことだと分かった。私が探していた本命の草より、数段、レアで美しかった。

そして、すぐに諦めがついた。秋田に名人がいる、とのことで、話を聞いてみたが、あまりに気難しすぎる。我が棚では不可能だ。

何か特効薬的な栽培法が開発されるまで待とう。

あれから20年。未だに栽培法は確立していない。塩を与えるという昔ながらの方法のみ。

宝輝玉には手を出すな、である。
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Unknown (m.)
2022-01-02 01:43:40
今年の富貴蘭について

去年は富貴蘭の価格が、随分と下がった。専門業が成り立たないレベル。

富貴蘭の低価格認識が固定化すると本格的に売れなくなり、誰も見向きもしなくなる。現在の日本春蘭、ウチョウラン、エビネと同じような感じになるだろう。細々と生き残っていく。

かつては大銘品だった松葉蘭の黒龍角や青珊瑚、太平楽をほとんどの人が忘れたように、富貴蘭の羆、湖東錦、も忘れ去られていく。近年はインターネットにより、スピード感があり、瞬間的に消えていくだろう。羆や湖東錦なんぞよりも、追うべき植物が次から次に発見されている。新しい植物を導入し、栽培法を確立していかなくてはならない。

冷静になってみると、なんであんなもに夢中になっていたのか、と思う。富貴蘭で芸と呼んでいるものは、すべて植物学では生理不順であり、イレギュラーな成長である。当然、正当な植物の世界ではまったく評価されるべきものではない。

だから、三昧や蘭国には感謝している。あいつらの姿に幻滅し、早い段階で目を覚ますことができた。もう少し、覚醒が遅ければ被害は甚大なものになっただろう。

どんな世界でも、まずは頂点をめざすべきだ。
ぐずぐずしているとなかなか本質が見えない。
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Unknown (m.)
2022-01-01 02:42:37
ドロセラ マグニフィカについて

巨大化するモウセンゴケ、マグニフィカ

旧世界
大気中の酸素濃度が高く、今よりも昆虫が巨大だった
巨大なモウセンゴケが世界中で繁栄していたはずだ。モウセンゴケの葉の欠片は昆虫や動物の体に付着し、その不定芽から繁殖した。あるいは、当然、種子も伝播した。

しかし、超大型生物の繁栄や火山活動により、大気中の酸素濃度が低下し、昆虫類も小型化した。当然、モウセンゴケも小型に進化した。しかし、高山帯や乾燥帯、極地帯おいては、昆虫類との遭遇機会が少なく、大型のモウセンゴケが生き残った。似通った姿をもつ、イトバモウセンゴケや、ピナタ、ムフェッティ、グラミニフォリアが世界に点在しているのはそのためだ。

近年発見されたマグニフィカもその一群に含まれると考える。
ただ、マグニフィカはズバぬけて原始的な姿を保っている。

モウセンゴケとしてはかなり、高級な部類に入り、小さな苗が五千円くらいである。その流れに逆らうべくして、ある趣味家がマグニフィカのカルス体を無限増殖させている。しかも、希望者に格安で頒布している。早速、私も購入した。大豆一粒サイズで1500円程度である。そのカルスは、小さな無菌瓶で送られてきて、そこから30本程度の苗が生えている。

送り主は、早くマグニフィカを普及させたいと考えているようだ。

実に面白い。マグニフィカの希少価値は一切下がることはあるまい。マグニフィカはとても気難しく、冷房室がないと育たないからだ。ただ、誰かが、マグニフィカの巨大化に成功した場合、一気に話題をさらうことは間違いない。現在では海外のスペシャリストでも40cm程度までにしかなってはいない。
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Unknown (m.)
2021-12-31 18:01:28
pleurothallis属について

洋ランでは五大属というのがある。しかし、そんなものには早々に興味が尽きて、マニアックな蘭に趣味が走る。その最たるものがpleurothallisである。

そのほとんどが、クールタイプだと分かっていながら、チャレンジしてしまう。

しまいには、草姿を見て産地が分かるようになってきた。先日、ある業者からpleurothallis spを購入した。何ものか分からぬという。早速、調べる。20分ほどで確認ができた。栽培法もつかめた。ホントに恐ろしい時代である。

pleurothallis属において、栽培可能なものはブラジルやら、コスタリカ産のものである。

pleurothallis mirabilis
2年ほど前に購入した。小さな蘭だが、見事に競り上がり、2万円くらいになってしまったような…
細いハリガネのような茎の先に紙のような、あるいは薄い膜のような葉を展開する。その後、葉はレンズのように太る。ハリガネのような花茎をのばし、可憐な花を咲かせる。
非常に繊細で、少し触っただけで新葉はシケた。暑さは気にしないようだ。売られているのを見かけることがない。

??
今はなきサンリョー園芸センターで最後に買った花苗である。
pleurothallisではなく、Aで始まる属らしいが、素人にはpleurothallisにしか見えない。暑さに強く、オレンジ色のコメ粒のような花をいつも咲かせている。

pleurothallis ?
今回、仕入れた種。なんとなくの雰囲気で調べて、名前をつきとめたが、すぐに忘れてしまった。黒い小さな花が穂咲きになる。多肉質で剛直な葉姿ながら、水気を好むという。不思議な話だ。
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Unknown (m.)
2021-12-29 18:58:10
たかだか、60kmの走行距離で全身筋肉痛である。
こうなると、免疫機能も低下する。さらに肝臓付近が痛い。

さて、パキボジュームの現地株が届いた。数百ある株から私自身が選別しまくった特撰球である。
店の主人は、怪訝な顔をしていた。
それで良いですか?と。
いやいや、これが良いのだ。
他にもたくさん、ありますよ。これとか、これとか。マジでヤバいやつばかり。こういうのがお好みじゃなかったでしたっけ?
たしかに。ヤバいよね。こういうのは、本当に危険。
自分で選んだ奴にしとくよ。

もはや、店構えは東京を上回る規模である。鶴仙の10倍くらいか…

本当に危険な木は、どこかの植物園で展示されるべき代物であり、個人が独占するものではない。たしかに私はそういう草を好むし、いくつか保有している。ただ、あまりに危険なのだ。多肉質の幹は樹齢が読めない。下手をすると200〜300年くらいいってるかもしれない。そういうものを動かしても、ロクなことはない。その辺の考えが清順君とは違う。

私が選んだのは小さな木だ。あと20年もすれば、名木に化けるだろう。成長点の付き方、幹の太り方。実に珍しい。卓上で砂漠の大樹を楽しむ。おそらく、この木には淡い白花が咲くことだろう。小さなバオバブである。バオバブを育てても、現地株のようにはならない。かといって、アデニアのバオバブタイプはつまらない。パキボジュームのバオバブタイプなら、いける。
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Unknown (m.)
2021-12-29 01:23:18
先日、ウツボカズラのヤフオクで久しぶりにsurface氏が出品した。

まあ、なかなかの選別眼の持ち主で数多くの品種を発表して来た。若手のカリスマだ。ただ、正統派ではない。マネーに関してダークなのだ。

数年前、surface氏のコレクションから、lowii x truncataの#2を購入した。同交配では至高の逸品といわれた#1に限りなく近いという。ちなみに、#1は永遠に失われている。

この#2はたしかに逸品で、交配苗が原種の両親の良さを異次元に超えるものだ。まず、両親のよいとこどりをしている。かつ、両親の欠点を完全に補っている。具体的に言うなら、誰もが憧れるlowiiの袋が、歪まずに美しい曲線美を表し、巨大化した、ということだ。雑種強勢により、性質もかなり強い。

簡単にいえば、耐暑性があり、豊かな色彩と、整ったフォルム、あっと驚くサイズ感を備えたlowi である。同交配で全ての個体がこのような成功をおさめるわけではない。

ただ、唯一の致命的な欠点は増えないということだ。lowiは種でも増やせるし、挿木もできる。だが、この#2はどちらも無理である。種をまけば、いろいろな形質表現が出現し、挿木では根が生えない。

surface氏は数年ぶりにこの#2を放出したのだ。コメントでまだ、過去に2回しか放出していないという。つまり、この#2を保有しているのは今現在では4人しかいないことになる。

私は俄然やる気になり、さっそく、手持ちの#2を公表してみた。すると、マニアたちが敏感に反応する。…これは売れるなぁ。

やはり、ウツボカズラにはコアなマニアがたくさん存在する。なんとかして、手持ちの株を増やして、普及につとめねば。

surface氏ほどではないが、私にも選別眼はある。
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Unknown (m.)
2021-12-28 02:05:33
アリの巣シダと私

水草ブームのころ、年に一度は関東に出かけていた。
遠くは群馬のチャーム、定番は鍋屋横丁のfeed on、
新宿に泊まるならアクアフォレスト、水道橋にとまるならIFC


feed onの黒田氏にはとくに世話になった。名古屋では味噌煮込みをご馳走になったり。
彼は目新しい植物をいち早く紹介してくれた。なかでも アリの巣シダは思い出深い。

小指ほどの小さな茎が、なんとも面白い。見たことがない。ぜひ、栽培してみたくなり、譲ってもらった。それはもう特別待遇で、水槽の上にぶら下げてみたり、少し水につけて見たり。毎日毎日、ドキドキしながら世話をした。その甲斐むなしく、しおれて枯れたときは、悲しかった。アリ植物の栽培ブームが始まる10年前の話だ。そのシダはレカノのシヌオサだった。黒田氏は時代の数歩先を歩いていた。

富貴蘭に夢中になり、讃歌氏からいくつか苗を仕入れた。毎日毎日、水をかけて可愛がっていると、鉢縁から見慣れないシダが生えてきた。透明感があり、なんとも美しい。驚くことにすぐさま球根をなした。その球根はみるみるうちに大きく育ち、イモムシのようにはいずり回りながら、鉢の表面を覆い尽くしてしまった。レカノのルソネンシスだ。たった1年で爆発的な成長を見せたのだ。シヌオサにはあれほど苦戦したのに。
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Unknown (m.)
2021-12-27 15:19:43
まさに夢のような時代。

毎日毎日、素晴らしい植物がヤフオクに登場する。毎日が世界ラン展、である。

見たことがない、植物が出品された場合、まず、その植物について、徹底的に調べ上げる。過去に出品されている場合、どんな状態で誰が出品しているのか?その人物はどんな取引を誰としていて、どのような評価を受けているか?

この調査手法はリンドレーなる若者をきっかけに開発したものである。インターネット取り引きでは相手の考えや履歴がよく分かる。まるで透き通っているかのようだ。フェイス トゥ フェイスの直接取り引きがいかに危険だったかがよく分かる。

一見、素晴らしい出品に見えて、しょうもない品というのが分かるようになってきた。今も経過観察しているが、引っかかる人物が結構いる。以前にも同じ品種で半額の取引履歴がある。
元をただせば、人工交配を専門にした業者が開発したものである。それなのに、バカスカ入札している。アホやな。何日かして、ガッカリするだろう。出品者は胸が痛まないのか?

リンドレーなる若者はそうしたものを必死で擁護していた。対して価値がないものに、高い市場価値があると。
かれこれ、一年も前の話だ。

しかし、一年で状況はかなり変わった。富貴蘭に関していえば、私の予測がほとんど的中し、随分と衰退した。リンドレーがあのとき公表していた価格表はインチキそのものである。

実はリンドレー自身が詐欺師だったのだ。おそろしい。

私もヤフオクには随分と痛い目にあった。そもそも、オークションとはそういうものなのかな?

素人が前情報もなく入札すれば必ず痛い目に遭う。少なくとも、インターネットで事前に調べ上げてから入札するべきだ。
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Unknown (m.)
2021-12-27 02:39:02
建国羆錦羆を始めとした一連の建国軍団のオークションはなかなか盛況だったようだ。

まだまだ、勢いがあるということか。しかしながら、羆錦羆を手に入れたとして、どうするのだろうか?自然と野生ランに掲載されていたようなキレのある中斑になるのは、たくさんあるうちのごくわずかだし、なったとしても継続はしない。元が讃歌氏だからとて、そのブランドも、薄れていくだろう。

今、富貴蘭で欲しいものがあるとすれば、なんだろう、、昔はすぐに思いついたが、今ではなかなか思いつかない。

ガストロキス ペイロッティなる小型地生蘭を入手した。数ヶ月前にヤフオクで競り負けたが、今になって落札者が手放した。当然、作落ちしている。
アメリカの趣味家が機嫌よく作っていて、実生生産に前向きなようだが、うまくいっているだろうか。iospeによれば、さほどクールタイプではないようだ。

アナカンプティス ボルネマンニー を入手。昔、自然と野生ランで紹介されたときは度胆を抜かれたものだ。価格も随分とこなれてきて、3度目のチャレンジである。

パキボジューム類。良くないことと思いながらも、つい手を出してしまう。寒さに強いと言われるタイプである。一株一株、個性があり、選びがいがある。

ウツボカズラのアッテンボローギ、25万なり。なかなかの高値で、まったく手が出ない。しかし、いよいよ現地株に近い姿である。現地株と同じサイズの袋を実現したら、ウツボカズラ界はひっくり返るだろう。
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Unknown (m.)
2021-12-27 02:38:55
建国羆錦羆を始めとした一連の建国軍団のオークションはなかなか盛況だったようだ。

まだまだ、勢いがあるということか。しかしながら、羆錦羆を手に入れたとして、どうするのだろうか?自然と野生ランに掲載されていたようなキレのある中斑になるのは、たくさんあるうちのごくわずかだし、なったとしても継続はしない。元が讃歌氏だからとて、そのブランドも、薄れていくだろう。

今、富貴蘭で欲しいものがあるとすれば、なんだろう、、昔はすぐに思いついたが、今ではなかなか思いつかない。

ガストロキス ペイロッティなる小型地生蘭を入手した。数ヶ月前にヤフオクで競り負けたが、今になって落札者が手放した。当然、作落ちしている。
アメリカの趣味家が機嫌よく作っていて、実生生産に前向きなようだが、うまくいっているだろうか。iospeによれば、さほどクールタイプではないようだ。

アナカンプティス ボルネマンニー を入手。昔、自然と野生ランで紹介されたときは度胆を抜かれたものだ。価格も随分とこなれてきて、3度目のチャレンジである。

パキボジューム類。良くないことと思いながらも、つい手を出してしまう。寒さに強いと言われるタイプである。一株一株、個性があり、選びがいがある。

ウツボカズラのアッテンボローギ、25万なり。なかなかの高値で、まったく手が出ない。しかし、いよいよ現地株に近い姿である。現地株と同じサイズの袋を実現したら、ウツボカズラ界はひっくり返るだろう。
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Unknown (m.)
2021-12-19 18:01:54
冬のボーナスをターゲットにしたヤフオク出品。

白花タイワンクマガイソウについて、最後の最後まで悩んだが、断念。やはり、自信が持てないことと、富澤氏が3芽で27万で販売したことを考えると、1芽で15万は割り高な気がした。

今季は富貴蘭に元気がない。三昧や蘭国の出品がない。彼らは価格操作こそすれ、偽物は出品しない。だから、厳密には詐欺師ではない。彼らを悪く言ってきたが、詐欺師よばわりしたことはない。詐欺とは別次元の悪なのだ。しかし、彼ら以外にもさ、たくさん悪い奴らはいる。まだまだ、可愛い方だ。
建国羆錦の出品があった。私が讃歌氏から競り落としたときは20万を越えていたから、そのころからしたら、5分の一以下に暴落している。来年は建国系が軒並み大暴落するだろう。ついでに、韓国春蘭も崩れる。逆にいえば、大衆化し、誰もが気軽に挑戦できる時代になるが、そんな挑戦者すらいない現状である。それほどまでに古典園芸の印象はダーティーなのだ。今はインターネットオークションで毎日、世界ラン展の時代である。
古典園芸は盆栽以外は廃れていく。
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Unknown (m.)
2021-12-15 01:10:37
韓国春蘭、チャボ中斑は次から次に出てくる。

人工交配から生まれ、フラスコでメリクロン増殖されているからだ。

中国春蘭の緑雲がそうであったように…。

数年前までは、まだ韓国春蘭チャボ中斑個体が天然木だと信じている人たちがいて、高額で購入していた。自分も一時期は信じていた。しかし、冷静になって考えてみると、あんなものが自然界で生き残るわけがなく、事実、発見時の自生地写真は公表されない。そんなものは存在しない。

これから、韓国春蘭はどんどん下がるだろう。どんなに良い芸でも、さすがに飽きた。

杭州寒蘭も、あっという間にブームが去った。水晶寒蘭などともてはやされていたのが、つい、昨日のように感じる。

日本にある杭州寒蘭にはなかなか上作がない。皆、栽培しきれないのだ。
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Unknown (m.)
2021-12-12 20:49:58
韓国春蘭、人工交配を認める!

ついに、チャボ中斑が人工交配であることが認められた。

私の言ったとおりになった。人工交配でも、良いものは良いと評価したいところだが、そうはいかない。

フラスコから出でし蘭にはメリクロンという魔法がある。とくにシンビジューム属にはね。

いっきに市場に出回ることはないにせよ、そろりそろりとふえてゆくだろう。

望月、コテイ、…そんなに都合よくチャボばかり出てくるわけがないだろうが、え?こら。消費者をバカにするな。

再度、交配樹の公開を願う。交配樹は財産だ。伝統園芸にとって。誰もがチャボ中斑を作成できるようにすれば、いずれ、優秀な作家が高付加価値な個体を作出するだろう。交配樹を出せ、クソが!

すると、輩は、努力をした成果だから譲れない、という。
ならば、問いたい。たとえば、君らはMS培地の開発者に使用料を払っているか、と。MSは日本人名の略だ。農業科学の従事者たちが残してきた累々とした成果を好き勝手に使っておいて、自分のチッポケな功績は墓場までもってゆくのだろうか?

この20年たらずで、数億円は稼いだだろう。

まずは、緑雲のように大量生産し、その後、交配樹を公表するべきだ。望月、コテイなどなど。高い金額で購入した人には気の毒だが、仕方のないことだ。事実は曲げられぬ。
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Unknown (m.)
2021-12-11 19:03:38
ナゴランと松針ランの交配種

昼間、マジマジと観察して、その完成度に舌をまく。

花、ふくよかな大輪花、白舌フリルに紅糸覆輪。

香り、ナゴランのスッキリした香り。昼香性か…

葉、フウランに酷似。ただ、葉数は増えにくそう。筏は形成できまい。

特芸、朝日殿系の浅葱縞があり。根先は赤くなるか?

花もちも悪くはない。一週間、咲き続けている。

こんな完成度の高いランを作り出すことができるのだ!

両親をこえている。そして、別属のフウランに近い姿に変貌した。

これから、交配種の時代がくる。この品種以上のクオリティーを要求されるとしたら、作家にとっては厳しい時代となるだろう。

趣味家からしたら、夢のような時代である。
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Unknown (m.)
2021-12-08 00:46:27
園芸アワード

塊根性インパチエンス

塊根性インパチエンスといえば、これまではミラビリスが有名だったか。
今年、見たことがない葉色の塊根性インパチエンスが輸入された。ミラビリスは栽培が難しいと聞いていたので、なかなか手を出せなかったが、この新たなインパチエンスは比較的安価でチャレンジしやすかった。

葉は黒褐色で花はオレンジ大輪。暑さに強く、寒さと乾燥に弱い。

タイのクラビ地方で産出しているというが、さてどうだか。
安価で育てやすく、ミラビリスよりも美しい。これ以上ないインパチエンスである。
ただ、一つ欠点は、茎が木質化しないことだ。木立タイプではない。
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Unknown (m,)
2021-12-06 22:20:27
園芸アワードもそろそろ終盤

トキソウ 三舌花

この花を見たとき、野生ランの頂点だと感じた。
ただ、最初は非常に高価で10万円近くしていた。アッという間にこなれて、小苗をゲットできた。貧弱な葉姿に豪華な三舌花。素晴らしいコントラストだ。これを自然下で発見した人はさぞ感動したことだろう。

可愛がりすぎて、軟弱に育ててしまった。来年初夏の開花は難しい。
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Unknown (m.)
2021-12-06 00:32:57
園芸アワード

マツバラン x ナゴラン

私が注目する着生ランの交配作家から。
以前から気になっていたが、つい魔がさして購入。
届いた花を観て、感動した。とにかく美しい。
これはぜひ、作っていきたい。花がふくよかな割に葉が華奢なので、全体的に可憐。

面白いことに葉がフウランにそっくりである。マツバランの細い葉と、ナゴランの幅広い葉を掛けたらフウランの葉になるんだねぇ。

そしてなんと、葉に建国殿のような萌黄縞がある。おそらくナゴランに斑が入っていたのだろう。実に面白い。

これは、園芸アワードにふさわしい。今年最後に大物と遭遇した。
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Unknown (m.)
2021-12-06 00:17:30
園芸アワード

ティランジア番外編

ペイラノイの次は何を目指すべきだろうか。

ここから先は、魔境である。得体の知れない情報がウヨウヨ。

いくつか、魅力的な品種があるが、ゼッチェリを推す。

下半期に超高額なティランジアが出品された。ヨーロッパの収集家が放出した青い花が咲くゼッチェリだ。

数タイプあるゼッチェリのなかでも、レアである。

調べた結果、タイプ違いのゼッチェリのなかには別種があると考えた。花に香りがあるもの、ないもの。産地のちがい。高額なゼッチェリはどこに当てはまるのか…ハワイで書かれた記事なども参考になる。

白い銀葉に濃青色の花。ただ、それに20万円の価値があるとは思えない。ペイラノイも昔はこんな感じだっただろうか。いずれ、濃青色のゼッチェリを目指したい。
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Unknown (m.)
2021-12-05 20:54:07
園芸アワード

ティランジア

この植物がエアープランツと呼ばれていたころから、注目している。

まずは、クシフォイデスを熱望した。初期のハンドブックに掲載されていたのだ。大阪梅田阪急の4階でゲットしたが、数年で枯らしてしまった。

のちに新しいハンドブックが刊行され、ペイラノイという品種を知る。これに一目惚れである。

しかし、いかに月日を費やしても、なかなかに巡り会えなかった。ついに2年前、ヤフオクにてゲット。

育ててみると、これがまた良い。我が家の環境に適している。寒さ、暑さに強く、小型で増えやすい。普通のティランジアは全て枯れたが、これだけはうまくいく。

クシフォイデスに極めて近縁であることも感じる。ただ、圧倒的に強い。

さて、園芸アワードである。
多くのティランジアを日本に導入し、メリクロンをしたり、交配を手がける人物がいる。名前が分からないが、素晴らしい偉業だ。現役の医師と聞いている。滝沢会長と呼ばれる人物だろうか?

そしてやはり、BRUTUSが凄い。ティランジアやその最高の趣味家も紹介されている。今、BRUTUSは珍虫特集を組んでいる。BRUTUSの園芸部門への影響力は侮れない。
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Unknown (m,)
2021-12-05 20:20:56
園芸アワード

咲き分け個体群

最初はシランだったが、その後、さまざまなランにおいて咲き分個体を発見した。

まずはエビネ。タカネの七変化なる個体。基本は黄花だが、赤茶色の斑が入り、花全面に入れば赤茶花となる。また、右と左で黄色と赤に染め分ける花もあり、趣深い。
ジエビネにも同じような品種がある。緑地に茶色の細かい斑がはいる。ただ、こちらは斑が均一に入るため、染め分けや、咲き分けにはならないようだ。それにしても、いつからこんな品種が出回り始めたか、記憶がない。今年から見かけるようになった。

洋ラン、エピデンとカトレアの交配苗。黄弁黄舌だが、花によっては舌が赤く染まる。吹き流し風に赤が入るのがよろしい。

こうした、咲き分け品種が、これから、あらゆる植物で増えてくるだろう。
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Unknown (m.)
2021-12-05 13:45:12
パキポジューム グラキリス

一日中、直射日光が当たる作場から、グラキリスを引き上げた。
やはり、素晴らしい植物である。多数ある輸入苗から、私が選別した個体ということもあるが、道ゆく人々が脚を止めることもしばしば。

眺めていると、原産地マダガスカルの礫砂漠の光景に想いを馳せることができる。

この1年、丁寧に作った。葉は分厚く小さい。これ以上の作はあるまい。しかし、成長点の伸びは数ミリである。

この木の樹齢は一体、どれほどか?最悪、100年に達する可能性もある。こんな古木を伐採して数万円で買い漁るのは実にマズい。

このグラキリスに綴化個体というのもある。まあ、多肉の人にはよく知られているが、激烈レア個体である。挿木、接木ではなく、自然実生個体であり、握りこぶし大の塊根幹。この小さな個体ですら、私より年上である可能性がある。

昔、池袋鶴仙園にて現地肉食獣の爪痕がついたグラキリスの入荷を見かけ、驚いたが、あのころとはまた、状況が違う。BRUTUSの功罪である。素人趣味家までもが輸入を手掛け、大量のグラキリスが伐採されている。無論、絶対枯らしてはいけない。輸入苗をみると殆ど、根がない。いや、当たり前だが、そういう意味ではなくて、もともと根がないのだ。細い一本枝の根が肥大化し、塊根球幹を成している。これはこの植物が想像を絶する環境に身を置いていることを意味する。そう悟った私は早速、平鉢に砂利植えした。グラキリスを普通の園芸用土で育てることができるのだろうか?

日本は今、グラキリスの大量消費国になっているのではあるまいか?原産地のグラキリスを滅亡させてはいけない。オシャレ感覚で素人が手を出す木ではない。実生も、メリクロンも効かない草だと考えるべきだ。

このことも、数年経てば私の言ったとおりになる。悲しいことや、良くないことは予想通りに必ず実現する。良い未来は見えないが、悪い未来は克明にイメージできる。不思議だね。
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Unknown (m.)
2021-12-05 12:06:52
富貴蘭

富貴蘭が、いつ買いやすくなるか…
これは良く聞かれる。ドンドンと価格を下げているが、実は買いやすくなるタイミングはほとんどないか、あるいはごく短い。

伝統園芸植物の多くが衰退しているが、1番近いのが日本春蘭である。ブーム時に高値をつけていた品種を今、入手できるだろうか?…じつはこれがなかなか難しい。たとえば、福の光やら、小春やら、東天紅やら、光琳やら、あるにはあるが、激レアである。昔からすれば、破格の安さで、あまり良いとはいえない状態で売られていることもある。
忘れられるとはそういうことだ。富貴蘭もいずれ、忘れ去られる。高級品種の多くは、高齢化した趣味家とともに消えてゆくだろう。後世に伝わることもあるまい。あと、10年かそこら。
先日、某所で富貴蘭苗の交換会があった。意外に皆さん、若い。次世代はいないものの、あと10年はいけるかな、という感じだ。

大阪ではボーダーブレークなる販売会があり、食虫植物界では集会があった。若者が多い。どちらも、中心として支えているのは40〜50の世代だが20〜30代が半数以上である。不思議なことに、食虫では女性比率が高い。ただ、1種類の植物だけではなく、多種多様な植物を扱っているので、単純な話ではない。たとえば、数年前に流行っていたプペルジアや、熱帯ヤブコウジはもはや、廃れている。
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Unknown (m.)
2021-12-03 23:59:11
園芸アワード

タイ

園芸ハンターにとって、タイは鬼門
幾度となく、タイのファームには苦湯を飲まされてきた
サンスベリア、アグラオネマ、ビカクシダ、…レアだと信じてゲットしても、すぐに量産化、一般化されてしまう。

タイの植物には魔力がある。ウツボカズラ アンプラリアのオールドマンズブラックこと、OMB

タイに秘蔵されていた葉までもが黒ずむ究極体。幾多の洪水を耐え抜き、数年前、ついに日本に導入され、普及した。

温度さえあれば、よく増えるアンプラリアはすぐにこなれる。

今、注目すべきは斑入り個体だ。白覆輪個体。袋のフチが白く抜ける。究極個体であり、なかなか出回らない。そして、高い。

私がとくに注目したのは3色中斑個体である。すでに量産されているようだが、斑色が良い。ついつい、お手つき。

さて、勝算はあるだろうか。私は、いずれこの品種が注目されるときが来ると考える。数年が勝負じゃないかな。
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Unknown (m.)
2021-11-30 23:44:52
違反出品とは?

surface氏がなげいている。そうそうに40万の値をつけたtruncataに、違反出品通告があったようだ。

そんなん、あるんやね。surface氏が通告画面を公開してくれている。

まあ、たしかに行き過ぎの感は否めないが、疑問が残る。

他にもヤバいやつ、たくさんおるやん?という。

多分、誰かが通告したんだろうね。先日も書いたように、私はsurface氏からブラックリストに登録されている。どうも、ウマが合わないのだ。富貴蘭の蘭国、三昧、あるいは水草のシンペーくん。どうも、合わない。もともと貧しい身からすると、彼等の思想には賛同しかねるのだ。ギリギリのところで。

後味が悪いので、ウツボカズラのスター選手を紹介しておこう。
純血バービッジアエ。普及品ゆえ、軽視されがちだが、バケツ型の色鮮やかなツボをつける純血種はレアである。まあ、おそらくsurface氏由来の株かもしれないが、おそらくこれは人気が出てくるだろう。いずれね。
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Unknown (M.)
2021-11-29 23:19:00
surface氏のオークション、久しぶりである。

今回の目玉は、トランカータだろうか?すでに40万円近くに達している。さすがである。

ロウィアイとトランカータの交配種も七万円からの発句で、すでに入札がある。紹介文が良い。この苗は増えにくく、過去に2回しか分譲していないという。つまり、日本でこの木の苗を所有しているのは私とsurface氏と、あと1人ということか…?

私の読みは的中しつつある。やはり、トランカータ系の品種は増えないから、値崩れしないのだ。むしろ、高騰している。
先日、山田氏のカタログに、同交配の苗が三万円で売りに出たが、瞬殺だった。

実生成功率も低いようだ。

ヤフオク、あとは数日は楽しめそうだ。そうそう、私はsurface氏のオークションには入札できない。ブラックリスト登録されているのだ。なんとも光栄な話である。
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Unknown (m.)
2021-11-29 00:40:05
園芸アワード

雑誌BRUTUSのパワー

数年前だったか雑誌BRUTUSが、奇妙な植物特集を組んだ。
驚きはしたものの、最初はさほど注目しなかった。BRUTUSは、オシャレ男子が読む本だと考えていたし、内容は薄かった。
それは大きな誤算であり、判断ミスだった。
近所の美容院が、BRUTUSで紹介された観葉植物を飾り始めた。すると、あれよあれよという間に観葉植物の人気が高まり、第二集が組まれた。もはや、専門家も舌を巻く内容になっていた。自生地の画像、海外のナーセリーの様子など紹介されていた。
BRUTUSで紹介された植物はビザールプラントとしてもてはやされ、その植物を扱う業者がチカラをつけるようになった。
まず、古典園芸全般も圧倒され、衰退した。しかしながら、一方で、見たことがないような植物が聞いたこともないような土地から導入されるようになった。

良い例がテンナンショウのリヘンギアナムだ。ウラシマソウや、ユキモチソウ、キシダテンナンショウ、などはとくに人気があったが、リヘンギアナムは、それらを簡単に圧倒する魅力がある。しかも非落葉種である。モモイロテンナンショウもかすむ。

この植物の発見に日本人が関わり、輸入も手がけているのは、BRUTUSの影響である。

ビザールプラントの代表格として、アリノスダマがあるが、その究極の品種はパプアニューギニアの高山にある。ハンターたちはそこにも進出するようになった。その旅の途中で、水中に生えるコーデックスを発見した。ミズマキである。本命のアリノスダマより、数段奇妙である。

このBRUTUSの影響力は侮れない。カネが動く、世間が動く。

昨日、新たに、珍虫奇虫特集が発表された。
私が大好きなフン虫の表紙である。
私はオオツノメンガタカブトムシの繁殖に2回、失敗している。というか、大量繁殖に成功できた趣味家はいない。BRUTUSの影響力でなんとかなるかもしれない。
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Unknown (m.)
2021-11-28 18:12:18
園芸アワード

純血 オオサカランチュウ

オオサカランチュウは絶滅したとされる。原因は二つ。
ひとつは 頭に肉瘤のあるランチュウの台頭により、人気がなくなったこと。2つ目は戦争である。この運命は高知の土佐金とよく似ている。

戦後、さまざまな品種の交配をもとにオオサカランチュウは復元された。しかしながら、本筋純血のオオサカランチュウが疎開し、生き延びていたという噂はあとをたたない。

どうやら、出雲の愛好家が細々と維持していたようである。我が家には3匹の純血オオサカランチュウがいる。復元オオサカランチュウを、その究極を知らぬゆえ、何が違うのかは分からない。ただ、間違いなく、普通のペットショップや、金魚専門店にいるオオサカランチュウとは違うのだ。1番な違いは体の丸さである。まさに卵のような愛嬌のある丸みである。そして、性質は強い。鼻先は丸いが、肉瘤はないので、餌を採るのが上手い。宇野系ランチュウでは、実に餌食いが下手で、水がすぐに傷んでしまう。

昔、アラタマノハナという改良金魚を飼育していたが、あまり似てはいない。別物である。意外にも、宇野系ランチュウと、近い雰囲気をしている。それは、腰まわり、尾筒のあたりが似ているからだ。イズモナンキンとはあまり似ていない。遠い先祖はおなじだろうが…

今年、この純血オオサカランチュウをコンスタントに出品されていた趣味家が引退した。尊敬に値する人物である。最後は、最上級の親を放出したが、さすがに高値がつき、手が出なかった。
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Unknown (m.)
2021-11-28 01:02:04
韓国春蘭

今でこそ、韓国春蘭の中斑チャボ品種群は人工交配種だということが認知されているが、詳細な記録は伏せられたままだ。

交配樹形図が明確に示されないと、再現が出来ない。

私がとくに注目しているのは、コテイと望月だ。一体、どの品種を使ったのか…一時は芭蕉扇かと考えていたが、結局分からない。

いかにして、中斑を遺伝させたか?親はなんなのか?
そして、なぜ韓国に拠点を置いたのか?謎である。

ブームが去った今、価格が下がるのを待つばかりである。

しかし、中国ではダイナミックに交配が進んでいるので敢えて、コテイや望月にこだわる必要もないかもしれない。両種とも一時代を築いた銘品として後世に伝わるだろう。おそらく、福の光や、女雛のような存在になるはず。
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Unknown (m.)
2021-11-28 00:29:27
うーむ。

我ながらおぞましい。

オミクロン株を予言したのは数ヶ月前だった。ぞっとする。

単なる偶然ではあるが、…いや、どうだか。

WHO、うーむ。
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Unknown (m.)
2021-11-27 20:33:01
園芸アワード

ビオラ 夢紡ぎ
名古屋ではサンリョー園芸センターが閉店して以来、最新の園芸品種に接する機会はなくなった。
そんななか、なんとかして探り当てたのが、ビオラ 夢紡ぎである。
複雑な模様の花で、一目で新品種だと気づいたし、かなり丈夫な部類に入るかなと感じる。実生苗らしく、微妙に個体差がある。最大の特徴は、弁数が六になりやすいということ。八重咲きの血でも入っているのか、ちょいちょい六弁花が咲く。これはオシャレである。暑さにも強いらしく、こぼれダネから3株発生した。楽しみである。

名古屋は園芸砂漠である。オザキフラワーや、金久は名古屋に進出しないだろうか?日本花卉のお膝元だというのに情けない。
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Unknown (m.)
2021-11-27 12:00:02
ウツボカズラに関する失敗とその懸念。

牙系御三家を使用した交配苗が続々と発表されている。ひと昔前からは考えられない夢の交配であり、二万円が飛ぶように売れてゆく。私もいくつか手を出している。

昨日、キナバルエンシスとハリアナの交配苗を購入。しばらくしてまずいことに気がついた。この交配には、耐暑性のある親がいないのだ。よくよく考えたら、今まで購入したほとんどの苗がそうだ。

もしかすると、来年の夏は越せない可能性がある。理想としては、片親に耐暑性のある品種があることだ。トランカータ、ビーチ、ペルタータなどである。しかしながら、ローウィアイとジャクリの交配苗は夏を越せたので、雑種強勢も否定はできない。逆にアリサとベントリの交配など、いかにも暑さに強そうな個体が夏枯れしたりもするのだ。こうした予測不可能なバラつきが、実生苗の醍醐味だ。
あと数年でこれらの苗も成体となり、いくつか銘品も生まれるだろう。
暑さに強い牙個体も夢ではない。まあ、二万円のクジを引き続けているようなもんだ。
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Unknown (m.)
2021-11-25 19:45:59
園芸アワード

ドラキュラの失敗
ドラキュラ、マスデバリアと聴いただけで、無理である。

昔、南陽町の温室で、暑さに強いドラキュラがいる、と聞いたことがある。以来、そんな個体を探し求めてきた。

今回、ある人物がドラキュラの銘品を売りに出した。九州の温室でも生き延びたという。

早速、チャレンジすることにした。どうやら、強健種らしく、よく育つ。しかし、9月半ば、突然枯れた。

さすがに名古屋の夏は暑かったか…

今では小さな小さな芽を宿すばかりとなったなった。完全に枯れなかったあたり、やはり強健種のようだ。

素直に南陽町に行き、強いドラキュラをくれ、と頼めば良いだけの話だ。しかし、もうそれはしたくない。

それをすれば、歯止めが効かなくなる。
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Unknown (m.)
2021-11-24 01:09:23
園芸アワード

ウツボカズラ、トランカータの遺伝子

我が家にはトランカータの交配種が3つほどはある。

もともと、ウツボカズラを始めたきっかけが、エフィピアタとトランカータの交配苗だった。今思えば、高価な苗だったが、私は踏み込むべきだと判断した。トランカータの交配苗は挿木ができないからだ。いずれ、希少価値が出てくるだろう、と。
育ててみると、なんとも魅力的な草だった。袋がなかったとしても、艶のある葉が美しい。袋からは、不思議な匂いがする。消化液の匂いだ。その存在感に感動し、トランカータの交配苗は3つに増えた。

なかでもローウィアイとトランカータの交配苗は素晴らしい。かの有名なsurface氏から譲り受けた苗である。
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Unknown (m.)
2021-11-24 00:56:08
フデボテンナンショウ

学名はlihengianumリヘンギアナムと読むそうな。
オレンジのグラデーションじゃなくて、白地に紫のグラデーションでした。京都府立植物園では展示されているそう。

他のフデボテンナンショウ類よりも、付属体が大きくてきれい。
葉も美しい。
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Unknown (m.)
2021-11-23 23:58:33
フデボテンナンショウ

中国から輸入された常緑テンナンショウ。
何やら学名があったが読み方が分からない。誰か適当な和名をつけてくれまいか。まず、附属体が奇妙な形をしており、これを見れば植物に興味がない人も驚くだろう。
筒が白地にオレンジ色のグラデーションが入っており、まあ、うつくしい。以上のことから、この種が、テンナンショウ属の頂点に君臨する日も近かろうと考え、大枚はたいて購入したのが、初夏のころだったか…
暑い夏、日焼けしないように球根にミズゴケをかぶせ、はがれたら、直し、はがれたら、直しの日々。
常緑のはずなのに、一向に芽が出ない。いや、芽は沢山あるのに成長しない。かといって、腐る気配もない。ずっと、そのままである。
秋になっても、動かない。このころになると、なんとなくわかってきた。常緑というのは、単に葉が散らないというだけで、一年中、新葉を展開し続けるわけではないということだ。なんらかのスイッチが入ると、新葉を展開するはずだ。そのスイッチはおそらく、小さな涼しさのようなものなのだろう。そう考えた私は少し寒さに当てたあと、保温してみた。
すると、案の定、動き出した。秋に発芽するテンナンショウ。なんと不思議な。原産地の冬は温暖なのだろう。冬に成長するのだ。おそらく開花も冬だろう。暑さに弱い訳ではないが、夏は寝ている。しかし、原産地では葉をつけたまま休んでいるのだ。いやあ、不思議だね。
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Unknown (m.)
2021-11-23 23:27:40
園芸アワード

一年を振り返る園芸アワードも後半に差し掛かってきた。

原産地からのヒガンバナ
今年は鬼滅の刃に驚かされた。とっくにブームは過ぎたかと思ったら、映画化され、人気再燃。ついつい、研究してしまった。
驚くのは、映画化されたのは物語のほんの最初だけということだ。これから、遊郭編、刀鍛冶の里編、無限城前篇 無限城後編と、少なく見積もっても4倍は続くのだ。ジブリや新海誠をおさえて日本を代表するアニメとなるだろう。
その鬼滅の刃という物語のなかで青いヒガンバナなるものが語られている。鬼のための薬になるのだとか。

そんな因縁からか、今年、中国からヒガンバナが輸入された。
あのフデボテンナンショウの輸入に成功した御仁のルートである。
まず、稔性のあるヒガンバナというのが、すごい。日本のヒガンバナは古代中国で選抜された倍数体なのだ。だから、種が稔らない。本家の中国から、基本種が導入されれば、渡来人以来の快挙となる。
おまけで、いくつかのリコリスが輸入されたが、私は黄弁、朱覆輪の品種を買った。おそらく、新種ではなかろうか。ただ、写真どおりの花が咲かないかもしれない。
もし、期待通りの花が咲いたら、威張りちらかす予定だ。
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Unknown (m.)
2021-11-23 23:09:13
園芸アワード

うーん、これはちょっと語りたくないが…

シロバナタイワンクマガイソウ
給料一月分で売りに出ていて、舌を巻いた。こんな草、あるんやな。
よくよく調べてみると、幻の珍草である。しかも、私の調査からすると、破格の安さである。気づいたときにはすでに売れていた。資金調達と、栽培法の検証に時間がかかりすぎた。
とにかく買うべきだった。借金してでも、枯らしてでも。ただ、いまだに、栽培法は検証しきれていない。アツモリソウや、ニホンクマガイソウは栽培しきれないと感じているが、タイワンクマガイソウは作れるのか…
無理な気がしてならないのだ。生産農家もあるが、かなり、独特な栽培法をしている。我が家では無理な方法だ。
今でも尻込みしている。ただ、今年見かけた植物のなかではトップクラスの希少性である。カタログからは即座に抹消されている。これも異例なことだ。
こんなすごい植物を紹介してくれた富澤氏を深く尊敬する。3年前だったか、ドームであいさつしたのが、懐かしい。
あんたみたいな人が、いるんだね〜、と驚いていた。そう、私はハンターだから、見逃さない。どんなに埋もれていても、レアものは見逃さない。ふふふ。
シロバナタイワンクマガイソウ、ほろ苦い思い出となった。ただ、やはり、今でも自信はないし、スルーして良かったかも…とも思う。直後にウツボカズラ ポーセリンの入手に成功した。運は巡り合わせかもしれない。
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Unknown (m.)
2021-11-23 13:53:23
園芸アワード

究極の食虫植物を探して…

多くの趣味家が究極を目指している。ウツボカズラは歴史は古いがまだまだ、黎明期であり、駒が出そろっていない感がある。
これからはしばらくマクロフィラとディアボリカの時代と言えそうだ。どちらも組織培養され、小苗ならなんとか手に入る。数十年前から、黒いトランカータ伝説がささやかれていたが、その正体がようやくハッキリして、輸入されるようになった。熱帯ジャングルにはまだまだ謎が潜んでいるのだ。
他の食虫植物は頂点に近づきつつある。まずはヘリアンフォラ。マクドナルダエとゴジラ。赤い虎縞の個体と、巨大化する交配種。まだまだ高価だが、この二つを交配すれば、究極の個体が手に入るだろう。
セファロタス。私が子どものころは超高級品であり、東京に行かないと見ることができない代物だった。現在、黒い個体に異常な高値がついている。もともと高価だったが、ここ半年で倍になった。あとは、やはり巨大化する品種も安定した人気である。
ハエトリソウ。
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Unknown (m.)
2021-11-23 11:42:59
園芸アワード

ドロセラ マグニフィカ
南米産巨大モウセンゴケ。おそらく、モウセンゴケの原始的な姿をとどめた種である。
旧世界で繁栄した巨大モウセンゴケたちはほぼ、絶滅した。
高山に進出していたいくつかのやや小型な種のみが生き残った。それが、モウセンゴケ長葉類の正体である。
なかでも、もっとも古代の性質を記憶しているのが、マグニフィカである。
ゆえにすべてが企画外。花、葉、茎、生息環境、今までのモウセンゴケにはない性質である。特筆すべきは、乾燥した山の斜面に生息するということだ。沼ではない。これはモウセンゴケとしては実に珍しい。おそらく、ウツボカズラのアッテンボローギーと同じような環境かと思われる。
すでに一回失敗し、今は二回目に挑戦中。
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Unknown (m.)
2021-11-22 01:59:59
園芸アワード

南米の巨大モンセンゴケ
モウセンゴケといえばやはり、オーストラリアであり、南米大陸のモウセンゴケは影が薄い。
しかしながら、独特の魅力を放っている。とくに長葉種だ。
これらの雰囲気には原始の地球の気配がある。

ここからは私の空想

太古の昔、原始の地球には獰猛な緑が跋扈しており、激しい光合成活動により、酸素濃度が猛烈に高かった。昆虫たちは巨大化し、その昆虫をしとめるモウセンゴケも巨大化した。

長い棒状の葉に大量の粘液を分泌させ、巨大なトンボを捕食していた。

両生類、爬虫類、恐竜の繁栄により、植物が大量に消費されると酸素濃度が低下し、昆虫も小型化した。合わせてモウセンゴケも小型化したのだ。

しかしながら、モウセンゴケのなかには、太古の姿の名残を残した者たちがいる。北米のイトバモウセンゴケや、南米のグラオモイデス、オーストラリアのビナタ、ムヘティ、レギナエなど。

彼らがときに高山帯に見られるのは、昆虫があまりおらず、高い捕虫力を発揮しなければならないからである。少ない捕食チャンスを確実にものにすれために太古の姿をしているのだ。

今回紹介されたマグニフィカも
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Unknown (m.)
2021-11-21 14:37:10
園芸アワード

キイレツチトリモチの培養
キイレツチトリモチとは、トベラなどに寄生する植物。九州の個体群は保護されていて取引禁止である。
四国の個体群は増殖培養され、普及し始めた。素晴らしい。
ただ、園芸植物としてはナンバンギセルより、数段劣る。希少性はピカイチなのだが…。こうした寄生植物はオーストラリアにも多数、存在し、なかには強烈な色彩をまとったものもある。

インドネシアにはラフレシアがある。ブドウ科のツルに寄生するという。キイレツチトリモチの培養には大きな可能性が秘められている。ラフレシアの栽培。うーむ。これこそ、園芸アワードにふさわしい。
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Unknown (m,)
2021-11-21 14:16:46
園芸アワード ブービー賞

ヤフオク詐欺師 暗躍
上半期、中国蘭を多数出品するアカウントがあったが、ほとんどがニセモノだったようだ。このアカウントの主はコロコロとアカウントを替えながら詐欺を働いていたようだ。

この詐欺を告発、注意喚起するべくリンドレーなる人物が空オークションを出品した。
りんどれーいわく、富貴蘭界の重鎮が決めた価格感覚こそが適正だと。腹が立ち、抗議をしたら、詐欺の一味と決め付けられた。完全に頭に血がのぼり、リンドレーなる人物を徹底的に調べることにした。過去、10年程度のヤフオク取り引き記録、そこで使用された画像、などなど。脳がかなり活性化し、いろいろなことが分かった。まあ、リンドレーは青くさい素人だった。いちいち、目くじら立てることもない感じ。

本題はここからだ。リンドレー追跡調査のノウハウを活かして、富貴蘭やキバナノセッコクのヤフオクを調べてみると、誰がどんな入札をしているのか分かるようになった。サクラ入札、価格の吊り上げが横行していた。どんなオークションでも、あることだろうが、富貴蘭の場合、金額がエゲツない。これはもはや、違法では?と疑いたくなるレベル。そんな取り引きを繰り返しながら、ある人物はここまで軽く5000万円以上稼いでいた。

ヤフオクの詐欺は簡単に見抜ける。しかし、サクラ入札やアオリ入札、吊り上げ入札は丹念に調べないと分からない。おそらく、リンドレーはこうした現実に気づいていないか、あるいは組織の一味として、サクラ入札を常習している人物だったのだろう。

それにしても、最近の富貴蘭の暴落はひどい。どんな普及種でも一本作るには数年かかる。それが数千円なのである。とくに富貴殿のような大覆輪品種はとくに時間がかかるが、現地点で富貴殿は五千円を切っている。10年前は4万円だったのに。富貴蘭の趣味人口が急激に減少しているのだ。

富貴蘭はそろそろ底値に近づいてきた。一度、底値になったら、なかなか浮上してこないだろう。

エビネ、ウチョウラン、春蘭、寒蘭は交配種の普及によって価格暴落し、廃れ、ブームが終焉した。

富貴蘭では実生とメリクロンが普及する前に暴落した。二段階の価格降下が予想される。

富貴蘭にも気になる交配作家がいる。以前から私が予言していたF2交配を実現させ、成果を上げている。葉芸をターゲットにした品種改良は珍しい。彼もあと数年でブレークしただろうに。その前に富貴蘭は廃れてしまう。
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Unknown (m.)
2021-11-21 01:59:03
園芸アワード、ブービー賞

うーん、ヤバい話もしておこう。
パキポジューム グラキリスの乱獲がひどい。
はじめは、キフォステンマ マクロプスだった。ブタがひっくり返ったような現地株の画像に感動し、入手しようとしたが、みるみる価格が高騰し、挙句、輸入禁止となった。しかし、よくよく調べると夏越しが難しい栽培難種だったようだ。
今、グラキリスで同じことが起こっている。グラキリスは丈夫で育てやすいが、立派な株が格安で輸入されている。最初は喜んでいたが、手に入れた株が一年で数センチも育たず、結果、数十年ものだったんじゃないかと思うと罪悪感がある。我々のこうした行為が、素晴らしい現地の風景を猛烈に破壊しているのではあるまいか。
しかしながら、プラントハンターの血には抗えず、石化変異個体をゲットしてしまった。こういった希少個体に対する嗅覚は尋常ではなく、罪悪感を圧倒した。
グラキリスも、いずれ輸入禁止になるはずだ。昨晩も、素晴らしい個体が格安で販売されていた。何年物だろうか。
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Unknown (m.)
2021-11-21 01:26:15
園芸アワード

咲き分け紫蘭
今年、紅白に咲き分けるシランを2回見かけた。いずれも10万円以上の値がつき、断念したが、あれはどうなったのか。
やはり、本物の咲き分け個体だったのだろうか。一つは交配由来で、一つは千葉で発見されたとか…
いずれは手に入れてみせる。

常緑テンナンショウ軍団
中国チワン自治区だったか、ベトナムだったか、さまざまなテンナンショウが輸入される。そのなかのフデボテンナンショウ類が秀逸。あまりの奇抜な姿に興奮して購入したものの、一向に芽が出ない。現地では常緑だというから、落葉させたのはまずかったか。他の人も同じようなことを言っていたから、仕方のないことかも。やはり、こうした植物は植物園で見るのが良い。京都府立植物では展示されているそうな。
園芸助手氏はなんでも卒なく咲かせるので、いつも感心する。
先日、発芽した球根が売りに出ていたが、あまりに高額で手が出なかった。
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Unknown (m.)
2021-11-21 01:12:09
園芸アワード

交配エビネの到達点
ここ数年、人工交配エビネがどこまで進化するか、期待している。
今年、一つのゴールを迎えたように感じる。
京紫という品種。四倍体、チャボ性、不定期咲、円弁、濃色。
さまざまな要素を獲得している。足りないのは、大輪多花性と、香りである。しかしながら、十分に素晴らしい。交配記録も公開されている。近所の園芸センターでも、数千円で良花が手に入る。そんな時代である。交配作家のセンスいかんで花の良し悪しが決まる。この作家は実に良い。誰もやらなかった交配をなした。長年に渡り、複雑な交配樹形図を多数組み立てた。
あと、数年もすれば、多いに注目されることだろう。尊敬に値する園芸家である。
もう1人。着生ランの交配作家。日本のランと海外のランを掛け合わせて、見たことがないランを作っている。圧巻だったのは、リンコとフウランの交配、紅雫である。実生ゆえ、個体差あったが、物によっては赤ベタ舌だった。素晴らしい。
レプトを用いた和風カトレアも秀逸だが、まだまだ花数が足りていない。こちらはブレークまでもう少し時間がかかる。
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Unknown (m.)
2021-11-17 21:40:34
園芸アワード

虎顔花
野生ラン愛好家が、ベトナムと中国の国境を行き来する行商人からランの苗を購入した。その根鉢から見たことのない植物が発芽した。ドンドンと巨大化し、ついには美しい花を咲かせた。虎顔花である。もともと虎顔花は絶滅危惧種であり、その自生地はすべて中国政府によって保護されている。
日本で発芽した個体は中国で発表されている個体群よりも葉脈が2本多い。つまり、新しい未知の自生地の存在を示唆している。
そんな虎顔花が、今年、初めて開花した。育てやすい、良い植物である。
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Unknown (m.)
2021-11-14 18:18:38
園芸アワード

ウツボカズラ。
なんといっても、ビロサの交配種が多くリリースされたこと。
数年前のビロサとペルタータの交配苗が成株になり、素晴らしい結果をみせた。これに続けとばかりに、ラヤやら、ローウィアイやら、ロブキャンやらと自由気ままに掛け合わされている。
すべて日本人がやっているから、すごい。
海外のナーセリーもパワフルだが、山田氏の方がやや、リードしている感がある。
次に、ベントリコーサの隆盛である。在来系ブームはポリスパスに帰着したが、現在ではそこを通り越して、新たな天然銘品に注目が移りつつある。その最たるものが、グリーンジャイアントだ。謎に包まれた逸品はまだ、秘蔵品状態である。

私はやっとこさ、ポーセリンやポリスパスを入手したところだ。
このポリスパスは岸野先生が40年前にフィリピン北部のポリス山から持ち帰ったもので、数タイプ存在するらしい。ただ、異名同体もあるらしく、統一が待たれる。タイプごと具体的に何が違うのか、知りたいところだ。

ポーセリンは陶磁器を意味するが、なぜウツボカズラに陶磁器という銘をつけたのか、わからない。形がマイセンの壺ににているからなのか、ツルツルで固い質感が近いからなのか。
希少性ではポーセリンに軍配が上がる。ポリスパスはいくつかのファームや個人が保有しており、たまにヤフオクにも出る。対して、ポーセリンは秘蔵っ子であり、海外の趣味家もなかなか放出しない。
国内に導入できたのは山田氏のみで、由来はシルバーツェン氏からJH氏に渡り、山田氏にもたらされたものである。この由来以外はおそらく偽物であり、私は2度ほどハンターに騙されている。
ベントリコーサは強健であり、高い増殖率をほこるが、希少個体は滅多に出回らない。これからもずっとそうだろう。

ウツボカズラといえば、誰しも強烈な牙のある御三家を育てたがる。しかしながら、牙系は完全な高山植物であり、人を選ぶ。

もし、小型のペルチェ素子を利用したクーラーが開発されたら、是非購入してみたい。
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Unknown (m,)
2021-11-14 11:09:16
園芸アワード

海外からの個人輸入の台頭
さまざまな植物が海外から輸入されている。ウツボカズラやビカクシダなどは、海外で大量生産されたものが格安で手に入る。しかし、より深いところでは現地株を導入している個人がいる。この勢いがすごい。
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Unknown (m,)
2021-11-14 10:59:18
園芸アワード

驚異的なメダカの普及
ここ数年、日本メダカのブームがおさまらない。しかし、その陰でコンゴパンチャックス ブリチャージというアフリカのメダカの普及が始まった。卵とともに飼育管理法まで広がっている。これにより、野生のメダカを採取する必要がなくなった。
この魚は1匹一万円程度する高級魚で、ここまで来るのに10年以上かかっている。おそらく、日本メダカ飼育で開発された生き餌による初期飼料術も少なからず影響しているだろう。
これからはカラシン類の繁殖にチャレンジするべきだ。スーパーレッドデビルテトラも、私が繁殖に成功して以来、誰も後が続かない。
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Unknown (m.)
2021-11-14 00:13:46
園芸アワード

下げ止まらない富貴蘭、ついにビニール根巻き苗、販売。
今から三年ほど前、私は富貴蘭が没落することを予見していた。ビニール根巻き苗もその一つだ。私が述べたことは必ず実現する。1人2人が声高に異を唱えようと未来は変わらない。
これは神通力でもなんでもなくて、単なる必然。全てを語るには長すぎるから、簡単にいうと、富貴蘭はプラスの不確定要素を自ら遠ざけている。ということだ。たとえば、有力な若い趣味家が現れて、革新を起こすとかいうことは、今の富貴蘭界では絶対ありえない。ゆえに、未来が読みやすい。ただただ、衰退し、崩壊してゆくのみ。

これだけではつまらない。面白い話をしよう。
ほとんど売れなくなった富貴蘭だが、まだ幾つかの高級品種はまだ、売れる。まず、この価格がダブルスタンダードということだ。実際に販売される価格と世間からの評価額が、まったく違う。
次に、今から数年のうちに、小さな谷がおとずれる、ということだ。価格が暴落し続けて、最底辺に落ち着く手前で、揺り戻しバブルが必ず起こる。この小さな波に乗れるかどうかで勝負が決まる。残念ながら、それがいつになるかは分からない。
有効な計算式があるとすれば、富貴蘭趣味家の年齢の平均を国民の平均寿命をさしひいて、さらにいくつかの要素を加えたものが機能するだろう。何度も言うが、1人2人が異を唱えたところで未来は何も変わらない。
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Unknown (m.)
2021-11-13 11:58:13
水草ブームのころ、鳴子台のナカサト氏が年に一度、水草アワードという記事を書いていた。その年に輸入された水草の中で一番良いものを決めると言うものだ。インターネットオークション全盛の今、時代はまさに園芸植物百花繚乱である。
こんな今だからこそ、園芸植物アワードが必要なのではなかろうか。
今年は何といっても、要覧の魅力を再認識させられた1年であった。ヒビキという名のデンドロビウム交配種。その開花期は通年である。一年中ずっと開花している。あるいは東南アジアで手掛けられた胡蝶蘭の交配種である。こちらも年中ずっと咲いている。さらにはほのかな香りがある。マニアには受けないかもしれないが、これからの可能性を大いに感じさせる。
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Unknown (m)
2021-11-09 01:57:13
ドームのラン展で、ベントリのポリスパスが11万だった。

売り子さんは、これでも安いですよ、と。そんなバカな…
今から40年前、岸野氏がフィリピンのポリス峰から持ち帰った緑色のベントリ。国内絶滅かとおもわれていたが、洋ラン業者の棚下でひっそりと生き延びていた。今、まさにベントリ界の最高峰に君臨している。しかし、所詮はベントリ。高すぎる。

先日、東京オーキッドさんが、ポリスパスを出品した。どうみても本物である。ポリスパスにしてはかなり安かった。これならいける、とお手付き。やらかしてしまった。
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Unknown (m.)
2021-11-08 00:33:06
イトメックス氏について。

イト氏はアリ植物の採り子さんだ。写真で見る限り、なかなかのイケメン。

彼が、採集植物でクラウドファウンディングをするという。

なんとも、新しい試みだ。これなら採集に関わる費用を前もって調達できる。イト氏の知名度のなせる技だ。

まあ、今回も南半球の素晴らしいアリ玉を紹介してくれている。アリ玉界のお宝といえば、アルファッカエンシスとラミーだ。

ただ、高山性の植物ゆえ、冷温室は必須である。もう一つ気になるのは、どんなアリと共生しているかということだ。まさか、ブルドックアントなんてことはないだろうが…ちなみにブルドックアントの女王は10万円くらいはする。まったく手が出ない世界。
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Unknown (m.)
2021-11-04 01:01:32
さんざん、蘭国のネーミングセンスをバカにしてきた。

では、逆にどんなものが良いか。

とにかく、江戸菊の品種名、和菓子の銘が好きである。

原の朝、一思案、筆染川、酔美人、寄せ打つ波、などなど。

その語感に余韻がある。意味に奥行きがある。疑問点もあるが、嫌味がない。

1枚の絵を観たときと同じ感覚になる。まさに命名者の詩ごころである。

対して蘭国は下品そのものである。すべてにおいて、本人の主観が優先し、ラベルを貼り付けるかのように乱暴でガサツ。

そして、たまたま、揃った語感を気に入り、悦にいっている。

目も当てられない。おそらく、精神年齢が幼いのだろう。若々しくてよろしい。

まあ、醜いものを見つめ続けると心が濁る。美しいものとのみ、過ごしたいものだ。
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Unknown (m.)
2021-11-04 00:44:59
ウツボカズラ界に新星現る。

親株が1株あたり25万を超える品種群。その顔ぶれにあまり変化はない。

尿瓶ウツボカズラ、ことローウィアイは数千円の実生苗が出回るが、だからといって親株の価格は下がらないのだ。大切なことは栽培者に育て上げる技術、空調技術があるかどうか、である。

これは、ウツボカズラの高級品種すべてに当てはまる。

そんな、高級品種群に新たな巨星が加わった。アッテンボローギーである。発見から、10年くらいだろうか。小苗も安価に手に入るが、なかなか親株まで育たない。それが、いよいよ、親株が出回りはじめたのだ。誰も騒ぎ立てないが、これは凄いことだ。

おそらく、野生株を馴化したものだろうが、三角のロート型の袋をつけている。そして、数タイプある。アッテンの現地バリエーションは素晴らしい。あと30年もすれば、すべてのバリエーションをコレクションできるようになるだろう。また、今までにない葉質があり、交配に使えば、すべての品種に影響が出るはずだ。

さて、予言。このアッテン。最初に成功する交配は、ペルタータである。近縁種の交配だけに良さが損なわれることなく、強健になるだろう。ローウィアイなどかけていないにもかかわらず、やや似た感じの子孫になるはずだ。

あと3年以内に発表されるはずだ。
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Unknown (m.)
2021-11-03 18:30:51
ある種の植物について。

ヤフオクでやたらと小刻みな入札がある。50も60も入札があるわりに数千円という…

それは転売目的の入札である。のちに転売したとき、少しでも利益をあげるために入札額を刻むのだ。

そういった入札が増え始めると、その園芸植物も終わりが近い。

全盛の植物は入札額が爆発する。富貴蘭でも、人気の品種があるが、それもすぐにおさまる。
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Unknown (m.)
2021-11-03 12:35:14
ヤフオク。刺激的な出品が続く。

これは⁈と思うものも多数。

悪い意味で注目しているのはキバナノセッコク。富貴蘭なき後の世界を見据えているのか、ヤフオクを利用した価格形成を目論んでいる。さて、うまく行くだろうか。

もし、うまくいけば、蘭国は財をなし、三昧を越える存在となるだろう。ただ、三昧の取り引き出来高は五千万を超えている可能性が高く、一趣味家が超えられるものではない。

キバナノセッコクが流行したとしても、新規の趣味家は増えないだろうから、さほどの経済規模にはなるまい。ビカクシダのように、数十万の取引がポコポコ発生するような状況にはならない。

投資したとしても、まったく回収できないだろう。つまり、上手に作ったとしても、誰からも見向きもされないということだ。

キバナノセッコクを見ていると、熱帯性の斑入りのツユクサを思い出す。だらしなく節間が伸び、アントシアニンで汚れ、すぐ増える。正直、良さが分からない。
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Unknown (m.)
2021-11-02 19:15:16
なんか、キバナノセッコクに興味が湧いてきた。

221以外にもサクラがいるような気がする。荷主の221が落札し、再出品するだけではなく、他にもパターンがあるのではなかろうか?

カムイや真鶴など、一度、記録をとってみようかな。どの株を誰が出して、誰が落札し、誰が再出品するのか。

サクラ軍団の素性がはっきりするだろう。

何度もいうが、キバナノセッコクは流行らない。蘭国も、なんとかして財を為したいようだが、昨今の園芸はそんなに甘くはない。キバナノセッコクではダメだ。
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Unknown (m.)
2021-11-01 23:21:53
おっと、また流れて来ましたね。キバナノセッコク。

落札者はなぜ、手放したのかな…。

まあ、納得の行くまでやってみたら良い。しかし、あれだね。もう、みんな気づいたんじゃないかな?カラクリに。

富貴蘭にせよ、キバナノセッコクにせよ、巧妙なサクラがいる。

これからは取り引きの単価が極端に下がる。せめて、売れるものにはガッツリと高い値をつけてやりたい。と考えているかもね。むしろ、業界のための正義感があるかもしれない。だとしたら逆効果よ。富貴蘭、キバナノセッコクも
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Unknown (m.)
2021-11-01 01:28:36
はあ、もうウンザリ。

また、予想が的中。オーストラリアの会社がクロッシーの交配種を発表したそうな。

なんでもかんでも読み通りかよ、チキショウ。

先が見えることも、なかなかにツラい。
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Unknown (m.)
2021-10-31 02:09:47
縁あって、ウツボカズラ、磁器タイプを所有することができた。

ここまでが長かった。フィリピンのハンターに騙されること2回。ただ、騙されるだけではなく、枯れた。枯れた袋を見る限り、そこそこポテンシャルは高かったはずだが、今では跡形もない。悲しい限りだ。六万落とした。

磁器タイプを探すとき、来歴を調べることが重要である。シルバーセンから、どのような経路をたどっているのか。しかし、明確な本物はほとんど取引されない。今回は運が良かった。

日本にホルダーは何人いるだろうか?おそらく30名くらいだろう。

写真ではヒョロい芽がひとつ展開しているだけだったが、実際にはもう一つタケノコのような芽が吹いていた。かなり、素晴らしい。うれしい誤算だ。
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Unknown (m.)
2021-10-30 22:17:47
ビカクシダ

よく分からないなぁ…。パピー苗に40万?
そんなに良いかな?タイで作ったらバンバン増えるよ?

どう考えてもバブルだね。このご時世に。

泡はいつかはじけまっせ。
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Unknown (m.)
2021-10-30 20:30:00
ヤフオクがすごい。

毎月、日本初がある。半期に一度は世界初がある。そんな感じだ。

そんなものにイチイチ反応していたら、財布は空になるだろうし、作場はパンクするだろう。それにしても勉強になる。知識がバンバン蓄積される。

富貴蘭もまだまだ売れている。金牡丹や建国系が30近くで取り引きされている。ただ、昔の勢いはない。

あと少しで見向きもされなくなるだろう。先日は筋の良い建国宝が28くらいで落札された。アレと同じレベルの木が半額に下がるのはいつか?その点に関しては悲観的で、あと4年はかかると考える。ただし、そこから先は早い。そこから2年で七万、さらに1年で四万まで下がる。つまり、あと七年で7分の1まで下がると考える。少し大袈裟だろうか。
建国宝の増殖率は趣味家の減少率を凌駕すると考えている。ただ、ある程度は蘭国が価格を保つために頑張るだろう。好きな品種はいくつも欲しいそうだから、困ったときは蘭国に買わせれば良い。
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Unknown (m.)
2021-10-30 02:08:46
蘭国が新たに富貴蘭を命名。

阿波 山城守 岩見錦 だそうな。

戦国時代、「筑前」とえば藤吉郎。秀吉と筑前地方は無関係である。いや、むしろ無関係だからこそ、勝手に名乗るのだ。
その場合、できるだけ遠い地方がふさわしい。領土意識の強い武将にとって、重要なことだ。

山城守というのは、つまり、現実ではない地方官職の意味がある。

直訳すれば、阿波の山城地方のものではない岩見の斑入りということだ。

命名者本人は、そこまで理解していただろうか?

文面を見る限り、理解できていない。もう少し、勉強した方がよいかな。今回の反省点は、〜守、という表現が架空の地方官職だということを理解できていなかったことだ。思いつきも大事だが、周囲の人間に意見を聞いてみた方が良い。

あさはかなり。
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Unknown (m.)
2021-10-27 01:23:00
ウツボカズラ 磁器タイプ

近年、注目されている。牙のないウツボカズラではトップクラスの人気である。

その最高峰が、磁器フォームである。小さな苗が15万円ほどもする。あまりに人気が高いので、偽物も多い。海外では偽物を本物と思い込む人もいる。

さらには、原産地のフィリピンに乗り込んで、磁器タイプを漁るハンターも現れた。私はこのハンターにはめられて、6万円ロストした。
ややこしいのは、原産地にはさらに良い磁器タイプがいた可能性があるということだ。先日、赤い磁器タイプが25万円で取引された。秘蔵品だそうな。

本家の磁器タイプは、まだ普及していない。命名者シルバーセン氏、アメリカのジェレミア氏から山田氏というのが、本筋のようだ。
国内で生産しているのは山田氏のみである。リストにアップされても瞬間に消える。こればかりは運だ。
本家磁器タイプのホルダーはまだ、数える程度。情報は不足している。磁器タイプの次には、巨人タイプが流行するはずである。こちらは、まだ、ホルダーが10人に満たない。
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Unknown (m.)
2021-10-25 01:10:09
中国から導入したヒガンバナ。

残念ながら、キツネノカミソリ、つまりサンギネアの近縁種であることが分かった。決め手は葉である。

生命力はすこぶる強く、1日水につけただけで、すでに新根が出た。

写真通りの花が咲くだろうか。もし、咲いたら新種と言えるだろう。雑種というのは考えにくい。
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Unknown (m.)
2021-10-24 23:40:00
今週末は、興味深いオークションが目白押しだった。

悩まされたのはマトニアだ。化石にも残る太古のウラジロだ。しかしながら、ビロサと同じ産地だと聞くと、どうしても尻込みしてしまう。ここ数年、国内のシダ猛者たちが挑戦しているものに、私が加勢して意味があるのか?ただ、南極圏の化石植物は暑さに強い。ひょっとするといけるかも。

次に建国宝だ。まだ、人気は健在のようだが、あれだけ良いものがあの価格とは…さすがにピークは過ぎたようだ。調べてみると、219が面白い振る舞いをしている。20万円付近だ。この219が、20万切りを回避している。さて、この219は他のオークションでも活発に入札している。キバナノセッコク舞鶴だ。5万円で最高入札者となっている。はははっ。
もし、落札したとして、どうするのやら…おそらく、キバナノセッコクをブランド化して、一山アテるつもりだろう。
しかし、いまいちだ。
そういうカラクリに気づかない入札者はかわいそうだ。
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Unknown (m.)
2021-10-23 14:23:56
中国産ヒガンバナ。

導入された球根の状態は良かった。葉の様子からラジアタとは別種であることが分かる。しかも、かなりの強健種。根はすべては切断されているが、葉は萎れていない。それどころか、葉は成長を続けていた。一球が3本に分けつしている。

これは、おそらく新種である。

写真通りの花が咲けば凄いことになる。来年の秋である。
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Unknown (m.)
2021-10-23 14:03:30
キバナノセッコクのキャッチアンドリリースが続いている。

出しては落札、落札してはまた出して。まるで回転寿司。ネタがカピカピに乾いた寿司がずっと周っているようなもの。

それにしてもカムイは下品。だらしのない木姿。まだら模様の斑。アントシアニンに汚れた軸(アズキ斑)

デンドロビウムの特性として、一節一芽だから、パカパカよく増える。数はあるはずだ。あんなものの、何が良いのか分からない。カムイとは、アイヌの言葉で、魂の衣、転じて、いけとしいけるものの姿という意味だ。多神教的、自然観である。きっと、このキバナノセッコクはアイヌの人と関係があるのだろう。

マヌケなネーミングはまだまだある。富貴蘭の錦紺冠。紺覆輪だから、この字を当てた、とそこまでは分かるが、キンコンカンと聞いたら普通は学校のチャイムを連想する。何か、学校と関係があるのだろうか。

まだある。玉金剛実生に栗金団という名前をつけるという。
葉に栗の実外皮表面のツヤがあるという。まあ、そこまでは、分かる。で、和菓子の栗きんとんと、何の関係があるのだろうか?何か、思い入れでもあるのだろうか?もっとも重要な語感が悪すぎるのだ。

カムイ、キンコンカン、クリキントン、すべてカス。

しょうもない品種でも名前で売れることがあるが、上の3種はネーミングも品種としてもクズである。

ただ、一生懸命に生きている植物に罪はない。

日頃から良からぬことを考えている連中からは良いアイデアは出ない。そういう連中がのさばる富貴蘭界に未来はない。

悪貨は良貨を駆逐する。今の富貴蘭界に優秀な指導者はいない。園芸JAPANも腐ってる。発行部数も廃刊スレスレのはずだ。
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Unknown (m.)
2021-10-20 00:50:17
さて、ヒガンバナ。

最近、巷では鬼滅の刃なるアニメの影響からヒガンバナの知名度が上がった。

なんとも神秘的な草である。その祖先は中国大陸にまでさかのぼる。日本に渡った個体は不稔性。つまり、原種ではない。

その分布域の拡大には必ずヒトの手が必要だ。株分けをし、植え広げられてきた。つまり、ヒガンバナの分布は日本人の稲作文化の足跡そのものである。

我らプラントハンターにとって、稔性のあるヒガンバナは夢の植物である。大陸にいた祖先たちに想いを馳せ、我々が渡来人の子孫であることを実感する。

そんな中国ヒガンバナが、ついに国内に導入された。まずは基本種。見た目は日本ヒガンバナと変わらない。ひょっとすると不稔種かもしれない。

焔火と名付けられた品種。これは基本種と、別種の自然交雑種に見える。園芸的な完成度はかなり高い。高く評価され、25000円程度の値をつけた。

黄弁に紅いふちどりの品種。これは基本種にかなり近く、雌蕊が長く伸びている。大輪で着花数が少ないので、何かとかかっているようだが、分からない。16000円ほどで落札。

どちらにせよ、本家中国ヒガンバナの血を感じさせるものだった。つまり、本家ヒガンバナには間違いなく稔性がある。

なんともロマンのある話だ。

ヒガンバナで避けて通れないのが、完全素心の国産ヒガンバナである。過去に高額で取引された記録があるが、白いリコリスとの判別が難しく、素人にはわからない世界である。私は見たことがない。ものさえあれば、買うのだが。
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Unknown (m.)
2021-10-17 17:59:36
富貴蘭の起死回生策。

富貴蘭が価格を保てなくなった最大の要因はインターネットオークションである。専門店がいくら高値を付けても、オクで趣味家が安く売る。そして、実際、良いものが安く買えてしまう。趣味家が減少し、供給過多なのでオクでは価格暴落する。

そこで、ダイナミックな提案を一つ。インターネットでの取り引きを禁止してしまえ。そうすれば、市場価値を気にすることなく、存分に高値を付けることができ、富貴蘭界も安定する。もともと、新規参入者はいないので、ダメージはない。これぞ、クソアホ リンドレーの論理である。私は基本的にリベラルであり、自由主義者なので、こうしたやり方は嫌いだ。しかし、ある種の宗教団体のように閉鎖された空間で信者を囲えば、まだまだ延命の余地はある。クソアホ ザコ リンドレーのようなクズを何人か探し、給料を貢がせれば良い。

高級時計店はいつも閑散としているが、経営は成り立っている。それは客単価が高く、極少数の常連が大金をはたいているのだ。

そんな感じになれば良い。
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Unknown (m,)
2021-10-17 02:46:11
ウツボカズラについて。

山田氏のおかげで、ずいぶんと楽しませて貰っている。交配が進み、ドイツ、オーストラリアに並ぶ勢いだ。現在は、ビロサを軸とした交配が熱い。これらが大きくなれば、数多くの名品が生まれるだろう。おそらく、あと10年もすれば、市場にも出回ることになる。まだまだ先の話ではあるが。そのころには、コナン君が頂点に君臨しているだろうか?それとも、さらなる若者が台頭しているだろうか?毎年、少しずつではあるが、愛好家が増えている。ほとんどが若者だ。

ベントリコーサ。ウツボカズラのなかでもいくつかの分野があるが、近年、流行しているのがベントリコーサである。

ことの起こりは、在来系と呼ばれる個体だった。日本に最初に上陸したウツボカズラはベントリで祭の夜店で売られたりもした。丈夫で安価だった。しかし、軽んじられ、忘れ去られたあとに、ブームとなった。白く透明感のある壺は実は珍しかった。高値で取引されるようになり、一気にベントリブームとなった。

次に注目されたのは、緑の袋をつけるタイプ。代表的なものにポリスパスがある。巨大化するというグリーンジャイアントも面白い。また、リップが巻かずにフレアとなるポーセリンもある。これらの銘品は20万円ほどもするが、すぐに売れてしまうのが常だ。

さらなる変異を求めて、ハンターがフィリピンのケソンを目指した。そこで新たな発見が多数あり、ある株の挿木苗が25万円の値をつけた。まさにバブルである。

私はある銘品に目をつけているが、しばらくは手に入らないだろう。無理くり、手に入れてもつまらないし。

そういえば、イモ女がやってくれた。中国から、ヒガンバナを輸入した。これはスゴいことだ。稔性があるかもしれない。さらには新種もいくつか見受けられる。快挙だろ、これは。
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Unknown (m.)
2021-10-16 12:49:01
今から10年前、富貴殿は4万円の値をつけていた。それが、今では五千円である。満月にいたっては4000円である。

私は早い段階から、この低迷期を予期し、予言してきた。ただ、細部まで完全に言い当てたわけではない。

まず、価格崩壊は予想を上回る速度だった。コロナ禍の影響もある。あとは専門店の閉店、専門誌の廃刊が進んでいない。

池袋の誠香園は絶対に赤字のはずなのに、潰れない。都心部の専門店が消えれば、一気に衰退するはずだが、細々と命脈を繋いでいる。刈萱のうどんを5杯食べて、鶴仙を覗いて、金魚を眺めて、帰る。つまり、誠香園には寄らない。入り口と小せがれのしょぼくれた姿を窓越しに観察して終わりだ。

エケベリアの流行を知ったのも、マクロプスの実物をみたのも鶴仙だ。観賞魚店ではご当地金魚の六リンを飽きることなく観察した。誠香園には羆や湖東錦が展示されているが、年々、弱っている。おそらく、すでに枯れているのではあるまいか…小せがれには荷が重い。震災前は逆側に広く店を構えて、品数も多かった。鶴仙の横には山野草店があり、高級品も扱っていた。

もう、昔の話だ。

園芸ジャパンもなかなかにしぶとい。もう何も目新しい記事などないのに、ダラダラと続いている。自然と野生ランのころが良かった。とくに、ヨーロッパの野生ランの紹介は素晴らしかった。あの記事から全てが始まった。今ではオーストラリアの地生ランにまで研究が進み、エナメルオーキッドが栽培されるまでになった。

私は何人かの栽培家や、コレクターに注目している。

あるエビネ作家。交配を始めて40年だという。まさか、と思っていたが、本当らしい。縞えびねや、青エビネ、など海外種の血も積極的に取り入れ、詳細な系統樹も記録している。

着生ラン作家。フーラン、ナゴラン、ボーランをバンダ、アスコ、エリデスなどと掛けている。また、レプトとカトレアを掛けたりと
斬新である。

イモの輸入業者。最近、女性だとわかった。雲南省、チワン自治区から独自のルートで植物を輸入する。

新しい園芸の潮流である。
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Unknown (m.)
2021-10-10 18:24:12
蘭国のブログでカムイなるキバナノセッコクをみた。

実に下品な品種である。あれを良いと感じるのは個人の自由だが、さて、美しいだろうか?だらしなく伸びた矢。葉緑素がまだらに抜け、ところにより、アントシアニンに汚れた葉。そして、南国産の草にも関わらず、アイヌ語で生き物全般を表すカムイという不可思議な銘。どこをとってもカスだ。

まあ、一生懸命に生きている植物に罪はない。

南州達磨という品種がある。キバナノセッコクには珍しく、長生蘭のような端正な姿をしている…って、じゃあ、長生蘭で良くね?

つまり、キバナノセッコクの最大の弱点はだらしのない木姿である。あとは、矢伏せでバカスカ増えてしまうことだ。どんな品種もバイオに頼らず量産できてしまう。ただ、もともと人工交配から誕生した分野なので、時代の最先端とも言える。

今でも、見たことのない品種が格安で流通することがある。生産者がそのまま出しているのだ。蘭国にプロデュースさせれば、何十倍もの価格で取引できるのに。
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Unknown (m.)
2021-10-10 03:48:04
さて。

韓国春蘭、終わりましたね。すべて、私が言ったとおりになりました。

とにかく、下げ止まらない。何故なら、全部インチキだったから。

昔は理詰めで証明してましたが、今なら論より証拠、といえる。

もう、誰も見向きもしません。あとは、大暴落あるのみ。ただ、知りたいのは、交配系統樹。いかにあれだけの品種を作り出したのか。貴重な財産になるでしょう。

つぎは、富貴蘭。これも、ヤバい。うすうす勘づいてはいたものの、現実を突きつけられるとツラいですね。みんな、人工交配種であり、量産されてます。それくらいの覚悟が丁度良い。

本羆も業界で言われるほどの価値はない。他の品種もしかり。

魅力的な園芸植物が氾濫する現代で、悪徳趣味家の巣窟と化した富貴蘭は売れなくなるだろう。最近はそう考える。

まだまだ、底ではない。もっと下がるよ。
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Unknown (m.)
2021-10-09 14:28:33
新しいウツボカズラについて。

連綿と続く歴史のなかでおもだったものをおさえてみよう。

始祖、ダイエリアナ。人工品種中、最高傑作といえる。

中興の祖、ローベン。ダイエリアナに比肩する人工品種。

最新種、ペルビロ。ついにここまで来たか…。

さて、これからウツボカズラはどこへ向かうのか。

日本の最新交配を紐解く。まず、ラヤである。これを軸として新交配が展開する。ビロサ、ハリアナ、エド、、マクロ、…親株ならば40〜100万もする高級品種を掛け合わせる。これらの品種は栽培もかなり、困難で開花に至らしめる人物は世界に100もおるまい。ゆえに花粉のやりとりも重要で、snsが重要な要素だ。

基本的には、幻の天然交配、ラヤ✖️ローウィアイの追及がある。世界に一つ、生息場所も数人のレンジャーしか知らないという。これは300万以上の値がつくだろう。

これからのウツボカズラはこんな感じだ。さらに未来。

近年発見された最新原種が交配に利用される。

ペルビレイ レッド。クロッシー。エルコイデス。黒いトランカータ。レッドヘアリーハマタ。

それぞれの栽培特性が把握され、開花までたどり着けば交配が可能になる。

富貴蘭に先はない。もう、芸も出尽くしたし、何より趣味家人口が激減している。悪いヤツらの密度が上昇し、不快な思いをする趣味家が後をたたない。
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Unknown (m.)
2021-10-06 21:09:15
新しい園芸について。

交配種がより評価されるべきである。

ウチョウラン、エビネは人工交配により廃れてしまった。
ゆえに韓国春蘭では人工交配であることはひた隠しにされている。キバナノセッコクも、あたかも山採りかのように扱われているが、基本、すべて交配種だ。

なぜ、交配種は原種を超えられないか?

パンジーなどは明らかに原種をこえている。シクラメンも、ペルシカムにおいてのみは交配種の勝利だ。ただ、普通、シクラメンといえばミラビレや、コウム、へデリからコルチカムまである。シクラメン 全体からしたら、交配種は敗北だろう。

ではウツボカズラはどうか。たった二例だけ、交配種が原種を超えている。一つ目は襟の幅が広い原種と、牙のある原種の交配により、襟が独特の形態になるという現象。これは原種にはない形質である。
二つ目はローウィアイとトランカータの交配だ。選別されたもののなかには両親の良い所どりをしたものが、稀にある。たとえば、我が家のNo.2だ。日本に何本現存しているのやら。トランカータは挿木できない。つまりは増やせない。どれだけ需要があろうが、ないものはないのだ。

さて、わたしは発想を転換する。ダイナミックに交配を認め、その視点から選別をかける。わたしが認める交配作家は2名。

1人と話したが、さまざまなことが頭をよぎった。とにかく、あまり時間がない。ある種、至高の工芸品といえるが、このままでは日の目を見ずに終わるだろう。いちプラントハンターとして、後世に良いものを残すことは義務である。
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Unknown (m.)
2021-10-06 21:08:14
新しい園芸について。

交配種がより評価されるべきである。

ウチョウラン、エビネは人工交配により廃れてしまった。
ゆえに韓国春蘭では人工交配であることはひた隠しにされている。キバナノセッコクも、あたかも山採りかのように扱われているが、基本、すべて交配種だ。

なぜ、交配種は原種を超えられないか?

パンジーなどは明らかに原種をこえている。シクラメンも、ペルシカムにおいてのみは交配種の勝利だ。ただ、普通、シクラメンといえばミラビレや、コウム、へデリからコルチカムまである。シクラメン 全体からしたら、交配種は敗北だろう。

ではウツボカズラはどうか。たった二例だけ、交配種が原種を超えている。一つ目は襟の幅が広い原種と、牙のある原種の交配により、襟が独特の形態になるという現象。これは原種にはない形質である。
二つ目はローウィアイとトランカータの交配だ。選別されたもののなかには両親の良い所どりをしたものが、稀にある。たとえば、我が家のNo.2だ。日本に何本現存しているのやら。トランカータは挿木できない。つまりは増やせない。どれだけ需要があろうが、ないものはないのだ。

さて、わたしは発想を転換する。ダイナミックに交配を認め、その視点から選別をかける。わたしが認める交配作家は2名。

1人と話したが、さまざまなことが頭をよぎった。とにかく、あまり時間がない。ある種、至高の工芸品といえるが、このままでは日の目を見ずに終わるだろう。いちプラントハンターとして、後世に良いものを残すことは義務である。
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Unknown (m.)
2021-10-01 18:52:28
富貴蘭はダメ?じゃあ、何が良いか。
それは語らない事にしている。ライバルは増やさない。

しかしながら、最近の園芸世界は無限の広がりがあり、多少なら犠牲にしてもよい。自分なら、何に目をつけるか。

たとえば、香の白ハイビスカスである。珍しくもなんともない。昔はホームセンターに並んでいた。

よく思い出して欲しい。エキゾチック社の夏のハイビスカス小苗ロットを。

インスラリスは完全なアルバであり、美しかったが、栽培難。
インスラリスが手に入れば、まだラッキー。どうしても手に入らなかったのは、ハンナラエ。

あのときの悔しさからか、市場に出れば必ず売れる。一万円前後と、決して高くはないが、コンスタントに売れ続け、すでに100万近くの取り引きがされたのではなかろうか。

こういうものが良い。

ウツボカズラならば、サーベル。簡単なわりに人気が高く、出れば高値がつく。プレデターは挿木不能なので希少価値も高い。
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Unknown (m.)
2021-09-30 00:57:20
私が数年前から予言してきたことがドンドン的中していく。

富貴殿が5000円になった。ホームセンターに並ぶ日も近い。

無芸な富貴蘭は無価値。これも実現。羆や建国の青は大暴落。

ただ、勘違いしないで欲しいのは、私は単なる傍観者であって、自分自身は何もしていない。私の予想に反して、勢いを盛り返すなら、それも良かろう。敗北である。

しかし、そうはならない。私はさまざまな視点から、冷静に考えているので予想は外さない。

専門誌の廃刊と、専門店の閉店がまだない。これが予想外。なかなかにしぶとい。これで富貴蘭界は詰むはずなんだが、最後の一手がなかなか決まらない。

おかしいなぁ…
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Unknown (m.)
2021-09-27 00:18:56
最近のサトイモ科の異常なブームをアロイドストームと呼ぶことにする。

斑入りサトイモは昔からあり、そんなに珍しくはない。が、しかし、最近、異様な価格高騰を見せている。

調べてみると、震源はどうやらタイにあるらしい。先日、レッドエンプションという品種に200万円の値がついたようだ。

見たことのない芸をしており、雄大で怪しく、美しいが、さすがに高すぎる。

数人の日本人がこのブームに乗っかろうと苗を集めている。タイに送るのか…。

サトイモは危険だ。気をつけるべし。いくらでも簡単にふえる。
タイの方が温度がある分、有利である。

だが、このアロイドストームはサトイモだけではない。巨大アンス、斑入りアンス、マドカズラ、などなど異常な価格高騰を見せた。

どれも、熱帯生産ができるものばかりだ。あまりにも危ない。
誰が仕掛けているのか?誰が得をするのか?考えれば分かる。

タイのファームとタイアップした日本人だ。
一年以内に終わるブームだ。
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Unknown (m.)
2021-09-27 00:18:38
最近のサトイモ科の異常なブームをアロイドストームと呼ぶことにする。

斑入りサトイモは昔からあり、そんなに珍しくはない。が、しかし、最近、異様な価格高騰を見せている。

調べてみると、震源はどうやらタイにあるらしい。先日、レッドエンプションという品種に200万円の値がついたようだ。

見たことのない芸をしており、雄大で怪しく、美しいが、さすがに高すぎる。

数人の日本人がこのブームに乗っかろうと苗を集めている。タイに送るのか…。

サトイモは危険だ。気をつけるべし。いくらでも簡単にふえる。
タイの方が温度がある分、有利である。

だが、このアロイドストームはサトイモだけではない。巨大アンス、斑入りアンス、マドカズラ、などなど異常な価格高騰を見せた。

どれも、熱帯生産ができるものばかりだ。あまりにも危ない。
誰が仕掛けているのか?誰が得をするのか?考えれば分かる。

タイのファームとタイアップした日本人だ。
一年以内に終わるブームだ。
返信する
Unknown (m.)
2021-09-24 00:24:38
どうやら、当たりくじを引き当てたようだ…

売主が自信満々である。私に対して自信満々ということは、かなりレベルが高い。

もしも、これを一般ルートで入手しようとしたら、どれだけ犠牲を強いられたことか。

あいだに人を介さないこと。人が目をつけてないものを探すこと。将来性を意識すること。

ちなみに富貴蘭はすべてに反する。訳の分からない輩が売り出した、訳の分からない品種、将来性はゼロ。

おっ、神からメールだ。何かしら…

最近は皆、同じことを考えている。実に奇妙だ。

たとえば、富貴蘭の讃歌氏がアリノスシダにハマっているときに、ウツボカズラのN氏はビカクにハマっていた。

まあ、そういう意識高い系にレアものを流す人がいるんだろうね。ジャンルは問わないってことかな。
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Unknown (m.)
2021-09-24 00:24:27
どうやら、当たりくじを引き当てたようだ…

売主が自信満々である。私に対して自信満々ということは、かなりレベルが高い。

もしも、これを一般ルートで入手しようとしたら、どれだけ犠牲を強いられたことか。

あいだに人を介さないこと。人が目をつけてないものを探すこと。将来性を意識すること。

ちなみに富貴蘭はすべてに反する。訳の分からない輩が売り出した、訳の分からない品種、将来性はゼロ。

おっ、神からメールだ。何かしら…

最近は皆、同じことを考えている。実に奇妙だ。

たとえば、富貴蘭の讃歌氏がアリノスシダにハマっているときに、ウツボカズラのN氏はビカクにハマっていた。

まあ、そういう意識高い系にレアものを流す人がいるんだろうね。ジャンルは問わないってことかな。
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Unknown (m.)
2021-09-23 10:57:10
うひゃー、キバナノセッコクが八万円で出とる。

誰が買うねん。秘蔵品でもなし、これから価値が上がるわけでもなし…

八重咲きの蘭は珍しい。もともと実生繁殖は設備がないとできないので、一般趣味家の繁殖法は株分けが主である。だとすれば、八重咲きも特段に増えにくいということはなく、さほど希少性はない。

あれを八万円で買うのは完全にお手付き。誰か引っかからんかなぁ。

10万円で、ある熱帯植物を購入することにした。熱帯植物は要注意。サンスベリアにアグラオネマ、ビカクにアンス、眉唾な植物がヤマとある。しかし、どれもこれもがヤバいのか…実はそうではない。

熱帯植物は温度さえあれば良く増える。タイの園芸家の秘蔵品も野に放たれれば、大量生産の憂き目に遭う。しかし、なかには忘れ去られる佳品もあるのだ。富貴蘭で斑入りの知識も勉強させてもらった。なかでも、三光斑についてはくわしくなった。富貴蘭よりも、葉幅の広い植物ではどんな応用ができるだろうか?そう考えると、ある植物が、見た目以上に価値があるような気がしてきた。タイの本家がなしえなかった変異を日本で狙ってみよう。もし、うまくすれば、激震。N氏を越えることになる。
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Unknown (m.)
2021-09-21 01:12:57
いや、驚いた…

最近は富貴蘭やキバナノセッコクでも実生交配種であることを認めるようになったらしい。

とくに胡散臭かったのが、キバナノセッコクだった。どこかは分からないが、オキナワセッコクやキバナノセッコクを大量に実生している人がいることには気づいていた。…どうも、その辺から縞のある苗が出ているように感じていたのだ。今でもたまに、新しい苗を格安でリリースしている。

それを自然種と偽っていたのだ。韓国春ランと同じシステムである。

富貴蘭もら最近は実生種であることをまったく隠さない。

さあ、予言の続きだ…実生交配のポイントは2代目交配である。ヘテロ個体同士を掛け合わ、ホモを得ることで狙い通りの品種改良を計画することができる。

思いのままに新品種を作り出すことができる。韓国春ランのチャボ中透けのように。

そうなれば、富貴蘭は安くなるだろう。
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Unknown (m.)
2021-09-19 22:05:59
富貴蘭からウツボカズラへ軸足を移し始めたころ、H氏との取り引きが始まった。

世界ラン展から帰る電車のなか、消化しきれない気持ちに満たされていた。東京行きの路銀は往復25000円、当時の私は10万円程度買い物をしないと割りに合わないと感じていた。

それまではいつもアテがあった。中野の鍋屋横丁でエキノドルス アルタミラやら、ウルグアイエンシス レッドやら。
決して安くはない、それらの水草に世界ラン展の戦利品を合わせれば軽く10万は超えていた。年に一度のお楽しみだ。

しかし、いつしか、何も買えなくなった。水草ではエキノドルスブームが終わり、ホシクサも終わっていた。世界ラン展も、全然パッとしない。25000円も払って、手ぶらで帰るのか…

そんな私を救ってくれたのが、H氏だ。西の巨匠N氏が見出したロウベンのキングクリムゾンは秘蔵っ子で、オークションに出品されようものなら破格の値がついたものだ。当然、なかなか手に入らない。ずっと諦めていた。

東京から帰る電車のなかで、初めてウツボカズラを落札した。それが、H氏のキングクリムゾンだ。

以来、10年近い付き合いだ。ときには騙されたこともある。しかし、プレデターを格安で譲ってくれたりもした。

総合的にH氏を応援したい。最近、H氏を批判する輩が現れた。H氏は価格破壊者だという。

なぜだ。それの何が悪い。現代では趣味家と業者の境界線が曖昧になっいる。ときには、趣味家が台頭することもあるだろう。
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Unknown (m.)
2021-09-18 11:29:49
いつも、奇貨を探している。

中国の呂不韋は無名の踊り子に目をつけ、国王に献上。踊り子は妃になったが、呂不韋と通じ、呂不韋の子が始皇帝となった。商人にすぎない呂不韋にとって踊り子は奇貨であった。中国まるっと一つ分の価値があったのだ。呂不韋の眼力を見習いたいものだ。

ヤフオクを漁っていたら、奇妙なシダを見つけた。さして高くもないので、落札できた。それが縁で、さらなる希少植物を案内してもらえることになった。…奇貨である。

昔、アクアリウムバスの主催者である黒田氏から野生のボグネリを融通してもらったことを思い出した。

名古屋の小菅氏からはキンバリーの赤いバリスネリアを購入した。

園芸植物で、唯一無二の個体を探すとき、誰に頼ったら良いだろうか。今、たくさんの若者が台頭している。採り子なのかバイヤーなのか分からないが、希少な植物を多数扱っている。できれば一点ものを狙いたいものだ。
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Unknown (m.)
2021-09-15 00:48:22
さて、最近の富貴蘭市場はいかが?

どうも、私は様々な方面から反感をかっていたようだ。

抵抗勢力というヤツだ。

富貴蘭の相場は下がり続けている。アレがこんなに安く?という場面が多い。

たまに入札件数が多いものを見かけるが、すべて金額が収斂している。昔のように発散し、バブルが起きることもなくなった。最近の趣味家は買い叩く入札に終始している。

できるだけ安く仕入れて、少しでも色をつけて転売するためだ。インターネットを見ない連中は騙されやすい。

私が予言したからこうなったわけではない。勘違いするな。
こうなることが、根拠をもって予想されたというだけだ。

一つの社会現象に過ぎない。

富貴蘭の良さは誰でも簡単に作れること。最近、また体力が落ちたので富貴蘭でもやろうかと考えている。もはや、希少植物を追いかける気力がない。白牡丹や建国殿、羆実生の鉢数を増やして楽しむとするか…

最近はシダ植物に興味がある。松葉蘭の青珊瑚や、イワヒバの希少変異種、天然のノキシノブやビカク、ディクソニアまで。

可愛らしさもあるし、まだまだ未知の種も多い。

ウツボカヅラでは、高山種をたくさん枯らした。今の私には無理である。

ただ、ラヤだけは順調に生育している。これは山田氏の実生品から選別したもので、緑の袋に赤いリップをもつ個体だ。

アッテンボロギも、数株枯らしたのち、強健個体にたどり着いた。レアものたちである。

先日は伝説の山野草を見逃した。ザワザワして、富澤氏に問い合わせたが、先客に越された。しばらくは手に入らないだろう。ひさびさに後悔している。
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Unknown (m.)
2021-09-12 11:15:21
弁護士。

相談するなかで、やはりプロだと感じる場面があった。

相手から賠償金を搾り取る方法はいく筋かあるが、とりあえず全て試す。なかには不調に終わるものも…

ただ、他のものが上手くいけばよい。

「…ともかく、お金に色はついてないからね、どんなお金でも、良しとしなきゃ」

良い言葉だ。次、犯罪に巻き込まれたら、即、訴訟だ。

昔、ヤフオクの質問欄で氏名住所をバラされたことがあるが、いまだにYahooから返答がない。いっそのこと、弁護士に依頼してみるか。
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Unknown (m.)
2021-09-11 15:17:31
弁護士。

生まれて初めて弁護士のお世話になった。

なんとも頼もしい。初めは賠償金が20万円程度だったが、話し合いで95万円にまでハネ上がった。

素人がなかなか表現できないことを、法的な言葉に替えて説明してくれる。さすがプロ。

それにしても、相手方の交渉人のムカつくこと。よくもまあ、20万で済まそうとしたもんだ。

あぶく銭で、希少植物を手に入れようとしたが、断られた。しんどい。
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Unknown (m.)
2021-09-11 14:48:23
富貴蘭をこころざす若者

富貴蘭はヤバいという話をして、富貴蘭に興味が持てなくなるように説得している。

しかし、先日の若者は、なかなかしぶとかった。富貴蘭がこれから、良くなる根拠を5、6くらいあげて、どうだ?という顔をする。

バカかコイツは…?と、思ったが、あまりに稚拙な論理に腹が立つち、ひねり潰してやった。

一つひとつ再度、述べさせて、バカにも分かりやすいように丁寧に論破してやった。ただ、いくつか根拠を述べるが、すべて同じような内容なので扱いやすい。

…それ、富貴蘭じゃなくても当てはまるよね、ですべて終わり。

最後は黙っちゃった。別の観点から、あと数年もしないうちに富貴蘭は終わるよ、と説明したら、そんなんですか?と驚いていた。ヤフオク調べてごらん、と付け足しといた。

三昧がヤフオクでいくら、稼いだか、蘭国がキバナノセッコクを高く売るためにどんな手段を使っているのか、インターネットには記録が残されている。

これヤバいっすね。と感心しているが、こういう悪どい輩はどの世界にもいる。

水草ブームのときも、ブケファランドラの勃興期には見苦しい争いがあったし、ウツボカズラだって、凶悪な趣味家はいるのだ。ただ、その世界が生き残っているのは、そういう悪い輩を打ち消してあまりあるトップリーダーがいるからだ。ウツボカズラではHFCという公的機関が聖地としてあり、技術面では土居技師が頂点に君臨している。さらに後継にはコナンくんが控えている。商業面では山田氏が完璧に趣味家の欲を満たしてくれる。しかも、山田氏の最新交配は、そろそろドイツ
オーストラリアを超えそうである。おそらく、ウツボカズラはまだまだ、伸びる。

富貴蘭会の役員名簿を見てみよう。…誰かいますか?
いないんだな、これが。悪いメンツがポツポツ。

富貴蘭は間違いなく、終わる。誰が何と言おうが、これはどうしようもない。
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Unknown (m.)
2021-09-07 00:39:34
いやぁ、まいったな。お手つき。

毎日毎日、誘惑だらけ。
ゲットできなくても、大丈夫。また新しいレアものが現れる。

私がレアと認定した植物は、世界的にレアということ。素人じゃないんでね。

私は富貴蘭に見切りをつけて新たな園芸世界を旅している。
基本的なことは富貴蘭で勉強した。ありがたかったのは、人間の底知れぬ欲望や見苦しさを教えてくれたことだ。つまりは、その真逆にある世界を目指せば良い。反面教師というヤツだ。

今日は、ある趣味家宅で変異した個体を2種類ゲット。
大事なことは、あいだに人を挟まないこと。マージンで価格が膨れあがってしまう。

現代はおそろしい。情報さえあれば、メール一つで、商談成立。2、3日で自宅に希少植物が届く。産直で。

しかし、栽培は難しそうだ。10年物だそうな、10年でたったの数センチしか伸びない。他の苗は全て枯れ、日本には、つまり世界にはもはや、数本しか存在しないという。なんたる希少性。

園芸って奥深いね。
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Unknown (m.)
2021-09-06 00:52:37
ヤフオクがすごい、通販が熱い。

もはや、ラン展は要らんだろう。毎日、毎日、希少種が発表される。勉強、勉強だ。このサイクルの速さは異常。

嬉しい反面、おそろしい。よほど目が肥えてないと、お手付きを連発してしまう。

だから、ひたすら勉強。昔は書籍に頼っていたが、今やインターネットから膨大な情報が手に入る。信憑性は…書籍よりは高い。古い園芸関係の専門書は、ウソばかりだ。

今年もたくさんの希少種をゲットできた。

今年の目玉はやはり、ウツボカズラの交配種である。

ウツボカズラの世界では交配種は原種より一段低く見られる。
現在、最高評価を受けているのがビロサ、つぎにエド、さらにはマクロ。最後にrhhである。全て、鋭い牙をもつ原種だ。

小さな苗は誰でも手にすることができる。しかし、立派な牙を拝むためには、血の滲むような努力が必要である。

多くの若者がそこを目指している。小学生から、大学生まで。
いかにして冷温室を築くのか、それぞれに工夫がある。

当然、私も高山種の栽培を目指したが、今では諦めている。
今年、エド、ローウィの小苗を相次いで枯らしてしまった。のみならず、高山性の巨大なモウセンゴケも枯らした。

やはり、冷房は必須なのだ。しかしながら、その失敗は他の植物栽培の役に立つ。どんな草でも暑さは苦手。高山種はむりだったが、普通種なら、なんとか夏越しさせられる。

随分と話がそれた。今年の目玉はビロサとペルの交配種。
山田氏が数年前に交配実生に成功し、多くの趣味家が買い求めた。現在、多くの個体が存在するが、私はその一つを入手した。交配種ということで、あまり注目はされず、五万円くらいで落札できた。

この個体の画像を公表したところ、大きな反響があった。おそらく、この個体は古典品種となるだろう。プレデターや、サーベルのように。まれに交配種が原種を超えることがある。ローウィとトランカータの交配のなかに、両親を超えた異次元の魅力を放つものがあったが、それと同じである。

ビロサから、小さいながらも牙を譲り受けたが、暑さに強い。
ペルタータから派手な袋を受け継いだが、鮮やかな赤色をしている。葉は小さいが袋は巨大だ。

誰が見ても、美の極地。
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Unknown (m.)
2021-09-04 22:29:49
プレデターなるウツボカズラ

古典的な品種で、ハマタとトランカータをかけ合わせたもの。

発表当初は大人気だったが、次第に低迷した。ロウアーの袋はかっこいいが、アッパーがダサい。プレデターなる銘は間違いなくロウアーの袋に冠されたもの。

しばらくして、アッパーの袋のいわく言い難い魅力に気づいた。
むしろ、アッパーの方がスゴい、ということになった。しかし、時すでに遅し。販売元のファームは絶版にしてしまった。

トランカータの交配種は増えにくい。

このプレデターは希少種になってしまったのだ。

こうなることを予想しておいて良かった。我が家では今年、ようやく増殖した。やっと一つ増やすことができた。
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Unknown (m.)
2021-09-04 22:20:48
今、必死こいて、ある植物のことを調べている。

昔からあるものだが、いまいち詳しくない。古い書籍、インターネット上のデータを調べ上げるが、まだまだ。

この植物が背負っているモヤは根深い。ある時代にはあふれかえるように存在し、ホームセンターにもあった。しかし、それは乱獲によるもの。その時代の印象のせいもあり、研究が進んでいなかった。

ホームセンターに流通したものはすべて枯れた。出荷元では天然記念物化し、絶滅すら危惧される。では、増殖はどうか?

いくらか、ファームがある。すさまじい努力で培養している。
この雰囲気は私が保持しているブコウイワザクラに近い。

確実に独特な栽培法が確立しているが、肝心の大量生産法には言及されていない。

古いランユリ部会の資料を紐解くと、不可能に近いとある。しかし、新しい資料にはわずかに可能性をほのめかしている。

実に面白い。こういうことを考えると時間を忘れる。
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Unknown (m.)
2021-09-04 11:57:52
青きラン

青いランは素晴らしい。まずはテリミトラ クリニタ。
なんとも言えない魅力がある。濁りのないブルーとはいかなるものか。

テリミトラには香りがあるものもある。交配によって有香の青きテリミトラができるかもしれない。

クリニタは幅広の楕円形の葉を付ける。これがまた、良い。野草として、頂点を極めている。

テリミトラにはさらなる希少種がある。シヴァの女王だ。
複色斑紋花で、葉は線状螺旋型だという。こちらは導入されておらず、交配親となっているだけである。シンデレラという交配種。これを煮詰めれば、純度の高いシヴァの女王が得られるかもしれない。


アフリカの高山帯に青いランがある。これは、蘚苔類に根を下ろしており、明らかに冷温室必須である。

もう一つはオーストラリア…ま、この辺にしておこう。
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Unknown (m.)
2021-09-04 11:32:37
春先、ツリフネソウの芋をタイから買い付けた。

一目惚れである。この手のものは難しいと分かってはいるものの、ついつい。

数万円もすれば諦めたが、安くしてくれた。

どうせすぐ枯れる、くらいの気持ちで、束の間楽しんでいた。

さすがに夏は葉が傷んだが、許容範囲だ。いやむしろ、一枚の葉の寿命が異様に長い。少しずつ新葉も展開するから、かなり豪華な姿になった。

さらに、輸入当初は葉陰で咲いていた花が、新芽の上に突き抜けて咲くようになった。しかも大輪咲。しかも、古茎に再開花する。芋からは、ヒゲのような新根がウズウズと生えている。

いよいよ、これは捨て置けなくなり、学名を確認。再度、輸入できないか調べた。しかし、同じような株はない。
どれもこれも、しっくりこない。葉の色が違う。

私は気が付かぬうちに、選別個体を手にしていた。普通種はダルい姿。私の個体は葉が黒化し、盃状に葉を展開する。丈は縮むが、花は高く咲く。

どうしても種子を採りたいが、何故か結実しない。他花受粉か。ツリフネソウを研究する必要がある。

追想。ツリフネソウには、交配種があった。サントリーかどこか、大手のメーカーがシークレットラブなるものを発表。花も独特だったが、葉が美しい。今では手に入らない。栽培は難しかった。半年ももたなかった。
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Unknown (m.)
2021-09-01 00:21:29
選り抜きには2種類ある。
近い目と遠い目だ。近い目は沢山の小魚から、健康、不健康、雌雄、あるいは変異個体を選り抜く。これは努力というより天性による。生まれもったものだ。
遠い目は、経験値の絶え間ない積み重ねである。物事を多角的にとらえ、自らの道筋を選びとるチカラである。
園芸において私は遠近両方において優れた視野を持っている。実生苗のロットから優秀な個体を選り抜くことは得意中の得意だ。また、これから価値が高まる植物に目を向けることができる。
ただ、あえてそういうことを公表し、ライバルを増やしたくはない。
ゆえに、良くないものを言い上げてみよう。
たとえば、斑入りバナナ。美しい姿にとんでもない値がつくことがあるが、逆に安いときもある。これは危険。安い値が本来の価値である。バナナという植物の性質を調べれば当たり前の話だ。脇芽が大量発生する。
ビカクシダ。これはかなりヤバい。胞子の繁殖力をナメてはいけない。あと、タイのワンダ姫という人物などもいる。つまり、繁殖に有利なタイでは、有力な研究者がばんばん改良している、ということだ。ビカクには不安定要素がある。
マドカズラ、最悪である。ビカクとまったく同じことがいえるが、こちらが一段とタチが悪い。ある特定の人物が、投資しずきて、高騰しすぎたのだ。ある集団にとって、縁起物とされているようだ。ヤバい。
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Unknown (m.)
2021-08-29 03:33:17
洋ラン業者から難物として譲り受けたEria roseum

予想通り、腰水栽培がハマった。サギ草のように育てているが、新芽から針金のような根が多数伸びている。カトレアのように分厚い葉をもちながら、湿性植物なのだろうか。

来年は必ず開花させやる。
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Unknown (m.)
2021-08-29 03:28:44
趣味家から譲り受けた、白牡丹芸の奥地蘭。

いまだに正体不明。赤芽素心ではなかろうか、と調べるが、まったく違う。違ってくれて嬉しいが、モヤモヤする。

ラベルには「中国のラン」とだけ、書いてある。やはり、新種だろうか。譲ってくださった方は洋ランか何かをやっていたらしい。

世界ラン展の手伝いをしていたとか。わたしは娘さんから譲り受けたのだ。

一時期は枯れかかったかわ、元来、丈夫らしく、見事に復活した。花咲けば、何者かハッキリするのだが…
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Unknown (m.)
2021-08-29 03:20:43
杭州寒蘭
中国から大輪素心を導入して、「初ゆめ」と銘打った
正月には必ず開花し、メタリックな翠の発色や、青い構造色をもち、舌には豊かなフリルがある。そして、開花からしばらくすると香りを放つようになる。開花期間は2ヶ月。
ひと茎に9輪ほど花を着け、昨年のバルブからも花芽を出す。
葉の長さは悠に1メートルはあるだろうか。

杭州寒蘭とは、これほどまでに素晴らしいものか、と各地の寒蘭展を見学したが、期待外れだった。寒蘭のなかで、我が家の個体のみが、ずば抜けて素晴らしいのである。

ただ、我が家の個体は青花なので、色味は恋しく、大輪紅花素心には憧れる。

この個体を日本の寒蘭と同じよう育てても、なかなか上手く行かない。まったく根が育たない。多くの杭州寒蘭は作落ちして、みすぼらしい姿になっているが、このままでは我が家の株もそうなってしまう。やはり、杭州寒蘭は豪華絢爛でなくてはならない。まあ、この辺が素人には分からないはずだ。杭州寒蘭の魅力は、なんといっても着花数の多さであり、それでいて凛としていることだ。ホンモノに触れたことのない連中には分かるまい。日本寒蘭はだいたい、下品である。おそらく、強健で繁殖力旺盛なのだろう。香りもしつこい。汚らしい。絵にならない。
この日本寒蘭と杭州寒蘭では、栽培がことなるようだ。とにかく、根が違う。杭州寒蘭は純粋な寒蘭ではないのだろう。根が異常に太い。
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Unknown (m.)
2021-08-26 03:11:44
また、蘭国の蘭友パインツリーがヤフオクに出品している。
カムイだか、なんだか知らないが、懲りないヤツら。

連中はカモの入札を待っている。現在、評価数1360が入札しているが、これはプロ。

彼らが狙うのは、評価数があまりなく、吊り上げ甲斐のある連中だ。たっぷりと煽って、最後はパクリだ。満足出来ない金額で止まれば、最後は蘭国本人が落札するというお決まりのパターン。

今回の木も何回目の出品になることやら…。

ハマった人は残念。まあ、今どきキバナノセッコクやろうとするのは、センスないかな。
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Unknown (m.)
2021-08-21 02:26:45
選り抜き について。

これは大事な技術だが、訓練や努力で身につくものではない。

たくさんの実生苗から、変異個体を見分けることである。

理屈では説明がつかない。しかし、確実なのは、好きという気持ち。この大きさが大事。

あるとき川沿いを歩いていて、どうも樹の裏が気になる。見てみれば、ミヤマウズラが生えていた。見えていないものが見える感覚。

これは、かすかな声である。

たくさんの小魚をみていて、飽きずに2時間ほど地面に這いつくばって、オス、メス、健康、不健康を全て見分けた。何せ、1匹2万円の小魚だ。必死よ。その技術があるから、飼育繁殖に成功した。

かすかな兆しである。

同じ交配のロットナンバーの個体でも両親の形質の配合比率がそれぞれ異なる。ちょっとしたことで、雲泥の差がある。

目にみえる違いもあれば、目に見えない違いもある。

小さな実生苗の段階から、将来性を見抜かねばならない。

それはかすかな気配である。

何より大事なことは、人より抜きん出ることだ。いかに選り抜きが優れていてもライバルが多いようではうまくいかない。誰よりも先に時代を読み、先手をかけること。これが大事。

先日、ユーホルビア オベサの現地球にただならぬものを感じた。これはすごい、と。

あとは、ひたすら調べまくる。何をすごいと感じたのか、そのすごさに将来性があるか。

結局、見送った。数年後に、崩れると判断した。現地球の姿をとどめるには、あまりにも無理がある。下手をすれば、再起不能となる。

そういう判断の積み重ね。
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Unknown (m.)
2021-08-20 01:58:09
アピストグラマの沼にハマった。

キッカケはアガシジのブルーフレーム

胴体はメタリックパウダーブルー、尻尾は炎のような赤。

当然、改良品種なわけだが、あまりにも唐突で驚いた。
ダブルレッドや、ファイヤーとは異次元の表現である。

アガシジで、胴体にパウダーブルーの発色など見たことがない。せいぜい、ウロコの輝青色くらい。それがいきなり、全身青白色である。全身を通り越して、ヒレも青白いから、なお、驚く。

発表当初は、おそらく、相当高額だったはず。しかし、この魚を見て、まず思うのは、偽装されていないか、ということだ。餌に色素剤を混入する、あるいは遺伝子を操作する。過去、アクア界ではおぞましい事例があった。特殊な餌を食べていた青いザリガニ、遺伝子操作された光るメダカなど。

しばらくして、養殖個体が市場に出回ってきた。表現型は保たれている。どうやら、本物らしい。

そういえば、昔、似たようなことがあった。コバルトラミレジーだ。三原色に彩られたラミレジーという魚が、真っ青に改良されてしまった。あまりの興奮に港区のリミックスまで駆けつけたもんだ。

あのときはインドネシアブリードだったろうか。
すぐに価格はこなれた。どんな改良品種もヨーロッパブリードは高価で東南アジアブリードは安価だ。

今回のアガシジ ブルーフレームはどうだろうか?
現在の相場は15000である。

もう一つは、ドワーフスネークヘッドのアリストネイだ。
これまで似たような品種はいたが、こんなに青いスネークヘッドはいなかった。こちらは落ち着いた深青である。

発表当初は一尾70000くらいだったか、いや、値段を調べられなかった。最近になってようやく、17000くらいまでこなれてきた。インド原産だというが、いつか取り尽くされてしまうだろう。

ブルーフレームとアリストネイ、一度は見てみたい魚だ。
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Unknown (m.)
2021-08-16 02:41:36
日本にもケヤリソウが自生していたという。
元水草マニアとしては驚愕の事実。
タカノホシクサという。絶滅は1990年台だというから、これまた驚く。
標本を見る限り、ケヤリソウというよりは、インターメディア、あるいはセタケウムである。つまり、ケヤリソウというのは、あくまで南米のイメージであり、太軸なものはアジア原産だという感覚だ。
標本は明らかに、ロゼットではなく、立ち上がっている。私の目にはセタケウムに見える。
セタケウムを育てることは至難である。なんとか、水槽内で維持しようとしたが、あまりにも繊細でボロボロと崩れてしまう。
自然界ではどのように自生しているのか?
最大の問題点は葉に着く汚れだ。1番しんどいのが、アオミドロにケイソウ。これらが発生すると、途端に巻きつかれて、枯れる。だからといって清らかな水で育てると溶ける。
豊かな土壌でありながら、富水域ではない、という矛盾。まさに水郷地域にしかない光景。
国産のセタケウム。究極の幻である。ホシクサの偉人たちに呼びかけてみようかな。
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Unknown (m,)
2021-08-15 01:49:59
純血オオサカランチュウ。

復元オオサカランチュウとの違いは何か。

復元にはおそらくナンキンの血が入っている。

絶滅したオオサカランチュウはもともと、ナンキンと近しい関係があったと思われる。これは決して偶然ではない。

まず、背鰭がないことは上見という観賞にとって大事。それはつまり、背中のウロコ並びを観賞していたということ。

その点、ナンキンが優れている。腰が広い。
絶滅したオオサカランチュウも、腰が広かったに違いない。だから復元オオサカランチュウにはナンキンが使われている。

絶滅オオサカランチュウには、ナンキンにはない特徴があったのではあるまいか…

ただ腰が広いだけではなく。ナンキンは紅白のウロコ模様。
絶滅オオサカランチュウにはプリズム様に光るウロコ。

上から見ると、キラキラ光る。

純血オオサカランチュウは、腰まわりのウロコがキラキラ光る。
我が家の3匹は皆、同じ特徴がある。これが、絶滅オオサカランチュウの特徴の一つだったのではあるまいか。宇野系ランチュウに、この特徴は見受けられない。
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Unknown (m.)
2021-08-14 04:38:22
ある洋ラン業者から不明の蘭を落札した。
とにかく難物で入荷以来10年の間に一度しか咲かなかったという。送られてきた株は四つばかり新芽を吹いていたが、3つはすでに黒枯れしている。葉はカトレア類のように肉厚である。

開花時の写真を調べ上げると、これはロゼウムというオサランだと分かった。さらに、調べると上作の鉢には生水苔が生えていることが多い。つまり、多肉質の葉をもちながらも、多水管理が適していることになる。早速、腰水で育てることにした。着生ランを腰水栽培することはかなり危険である。しかし、ほどなく四つ目の新芽が活動を開始してくれた。針金みたいな根をたくさん吹いている。
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Unknown (m.)
2021-08-14 04:19:55
宇野系ランチュウ

飼育歴20年にして初めてコツを掴んだといえる。

富貴蘭の栽培と同じで専門書はまったくアテにならなかった。むしろ邪教のように私の金魚ライフをむしばんできた。

金魚飼育、あるいは観賞魚飼育において重要なことは濾過であり、これに尽きる。間違いなく、エアーポンプで水を動かし、何らかの生物濾過を施すべきである。これさえ守れば大概の魚は飼える。逆にこれをせねば、ピンチが続くと考えて良い。ここでも東先生の記憶が蘇る。東先生は実はお店も営まれていた。私が訪ねると夫人が奥から迎えて下さり、小さな部屋の電灯をつける。所狭しと、小さなプラケが積み上げられており、一つ一つに魚が収納されている。皆、調子は良さそうだった。すべてのプラケに一つずつエアーがかけてあった。

我が家の金魚たちは今、東先生の魚と同じくらい好調だ。とにかく、ものすごい勢いで泳ぐ。バシャバシャバシャという音に驚いて、見ていると、水面から頭を出して泳いでいる。

20年の飼育歴で初めての経験だ。ただ、宇野系ランチュウは難しい。チョイチョイ、調子を崩す。昨日も、更紗のオスに元気がなかった。調べてみると、濾過器に残餌が詰まっていた。

宇野系ランチュウは餌の食べ方がヘタクソだ。仕方のないことだ。顔中に肉瘤がついていて、目や鼻をふさいでいる。これでは食えまい。実際、餌を与えてみると、雰囲気は感じ取って興奮しているが、やはり、的外れな場所をパクパクしている。

残餌を出さないためには、少しずつ給餌するに限る。そうして改善したら、あっというまに調子を取り戻して、またバシャバシャとやっている。一度、調子を崩したからといって、すぐに死なないところが、さすがである。夜店の金魚ではそうはいかない。名作者の選球眼、飼育法の賜物だ。

オオサカランチュウは餌喰いが上手。顔に肉瘤がまったくないので、目でみて確認し、匂いを嗅ぎながら寄ってくる。少しズル賢いのか、うまい具合にヒーターに乗っかって、泳がなくても済むように過ごしている。オオサカランチュウには素焼きの底砂を敷いており、これが金魚にとって良いようだ。妙に調子が良い。たまにオヤツで与えるイトミミズが住み着いていたりもして、生態系が成り立っている。イトミミズが生き生きしているときは、金魚も元気でいることが多い。
オオサカランチュウは尾ひれが弱いようだ。なかなか教科書どおりの形にならないばかりか、すこし、貧弱。これも純血たる由縁だろう。

オオサカランチュウもバシャバシャと泳ぐが、宇野系ランチュウよりもかなり速い。
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Unknown (m.)
2021-08-12 14:59:24
ナルトオウギ。  1950年代に鳴門市の海浜地区で、発見され、その後、絶滅が確認された。20年ばかりして、乾燥標本の種子の発芽に成功。以降、栽培下にて維持されることになる。また、1980年代には韓国の海浜地区で自生が確認されるも、ほどなく消失。

ナルトオウギは絶対していない。海浜漂流植物なのだ。移動跡地が絶滅にみえるだけだ。今でもどこかの海岸で生育し、ほどなく消えているのだろう。そんな、はかない植物を食草にする蝶や哺乳類もいまい。

ロマンあふれる草である。
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Unknown (m.)
2021-08-12 04:22:46
リヘンギアナムについて。

日本でリヘンギアナムを所有しているのは植物園を含めて10〜20くらいか。そのうち、開花を克明に公開しているのは2人。

開花時期を調べると正月である。むむむ。

ホルダーのなかには、根茎が動かなくて往生している人もいる。

我が家の根茎もなかなか動かない。

もし、うまく開花すれば、正月に飾ることになる。

園芸のフロンティアでは苦労が絶えない。

チランジアにおいては、ペイラノイ、クシフォイデスの変種をすべて調べ上げている。我が家ではこのタイプしか育たないからだ。

どうやら、ペイラノイ、クシフォイデス、ゼチェリBは近しい関係がある。共通点は花香があること。花が青みがかっていること。暑さ、寒さに良く耐えるが、ムレに弱い。
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Unknown (m.)
2021-08-11 00:21:00
2003年、チワン自治区で発見されたテンナンショウ リヘンギアナム

まあ、これを超えるテンナンショウはしばらく出ないだろう。
奇妙さと美しさが高いレベルで共存している。

殖えは悪くなさそうではあるが、殖えたからとて、ホルダーが容易に手放すとは思えない。私なら、保険でキープか、別個体と交換してコレクションをする。

ゆえに、多少のリスクを負ったとしてもゲットすべきということで、トライ。私がここにこうして詳述するということは、すでに道は閉ざされたということだ。

おそらく、もう正規ルートでの輸入はできまい。
失敗したらもう次のチャンスはない。

このテンナンショウは常緑性だという。しかも冬緑性だと。
毎日、根茎を確かめるが、いつ腐ってもおかしくはない。

本来、今も葉があるはずだが、輸入時に溶けたという。根茎の見た目は肥料喰いだが、さて、いかに。

難しいなぁ。秋になったら復活するかな。
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Unknown (m.)
2021-08-10 12:34:59
ティランジア。
知識を広げるために、調べる。

ゼチェリ。約18万で日本には数えるほどもないという。

ゼチェリ自体はそこそこある。近所の熱帯魚屋にも入荷履歴がある。価格は5000円程度

ただ、見た目が全然違う。さらに調べるとゼチェリにはいくつか変種があるようだ。

すべて調べ上げる。

同じゼチェリのなかでも、花香をもつものは一つだけである。

変種とされているが、いずれは別種となるだろう。

ゼチェリのB、ただ、価格が高すぎる。さすがに手が出ない。
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Unknown (m.)
2021-08-09 12:27:43
通信販売の発達
富貴蘭に関しても、ランチュウと同じくが言える。
写真で憧れていた品種が即座に手に入る。

ただ、ランチュウには寿命があるが、富貴蘭にはない。
いかに良いランチュウを手に入れたいとしても、系統維持できなければ、ゼロに戻る。富貴蘭はまず、枯れないのでゼロにはならない。

ゆえに本筋のランチュウは常に希少生物であり、その存在は限定的である。私のような目利きにしか分からない。今現在、本筋をコンスタントに供給できる店は一つだけ。

富貴蘭はとにかくよく殖える。しかしながら、新規の趣味家は皆無。よって、供給過多となり、基本的な古典品種の価格は暴落し、コレクターの棚は無価値になる。無価値になると棚の解体が始まり、また供給過多となる。いま、ヤフオクで富貴蘭を検索すると、数百円の富貴蘭がザクザク、ヒットする。

ただでさえ、趣味家は高齢化し、自然と趣味人口は減少するというのに、拍車をかけて趣味人口は激減する。

昔、楠本のオヤジが富貴蘭栽培が小遣い稼ぎになった時代の話をしてくれたが、今では到底成り立たない。

しかしながら、ここ数年は富貴蘭の復興にとって未だかつてない機会だった。雑誌、ブルータスが珍奇なる植物を取り上げ、その中に富貴蘭も意識されていたのだ。さらに、コロナ禍。
巣籠もり需要が発生し、ベランダで用土なしで育てられる富貴蘭にとって、最大のアピールチャンスだった。上手くすれば、若い世代の趣味家を十数名はゲットできた。

残念ながら、全てもって行かれた。用土なしということに関しては、テイランジアに。骨董的な魅力はコーデックスの輸入現地株に。珍奇性は諸々のレア植物に。富貴蘭は全敗。

たまに富貴蘭を好む、若者もいるので、やめた方が良いと説得するが、ほとんど理解する。たまに説得に応じない若者もいるが、どうもセンスがないし、覚悟も甘い。要は、バカクズである。

ウツボカズラを志す若者が、ある悪徳趣味家から40万でタンブユコンのラヤを買うという。…これは救わないと、と説得したが、なかなか頑固で結局購入した。小さな頃から貯金していたという。また、この個体にはビロサの血が流れているに違いないという。…なんたる覚悟。彼は独自に海外から苗を輸入し、守備範囲を拡げている。将来の逸材である。

ウツボカズラの交配苗の末尾にコナンと付くものがある。どうやら、ある少年の名前らしい。彼は栽培の名手で、すでに交配実生も手がけているとか…。聖地HFCの神、土居技師もかなり、期待をかけており、おそらく技師の能力を引き継いでいく者と思われる。

他にも、さまざまな園芸が台頭している。皆、似たようもので、センスのある後継者がドンドン育っている。センスがある故、富貴蘭は絶対に選ばない。選んではいけない。

以前、富貴蘭を志す若者と交流してみた。
最安値になるから、手に入りやすい、とか、人がいない方がやりやすいとか、聞いているとウンザリしてくる。やはり、センスがない。覚悟もない。おそらく何をやっても、ダメな類いのゴミクズだ。そういう奴は仕事もできないから、趣味も充実しない。

若者の勢いは素晴らしい。新しい栽培法、新しい植物の導入。園芸界の発展。

富貴蘭はもう、終わりだ。数年前に予想したとおり。
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Unknown (m.)
2021-08-07 22:22:21
通信販売の発達。
昔、素晴らしいランチュウの写真に憧れていたが、どこか遠い話だった。

それが今では、格安で手に入る。チランジアでペイラノイよりも希少なものは何かと検索したら、すぐ手に入る。

水草ブームのときのアフリカ産ホシクサが欲しいと思えば、これもすぐ手に入る。

ヤバい、ヤバすぎる。良い時代だ。

知識がドンドン蓄積される。毎日が世界ラン展だ。
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Unknown (m.)
2021-08-07 12:44:56
富貴蘭、いよいよ終わりである。
これからは実生交配苗の大量消費時代。ウチョウランやエビネと同じ運命をたどることになる。

安心できるのは、ウチョウランやエビネは格安になったものの、消えてはいない、ということ。エビネに関しては、実生のプロが現れ、まったく新しいエビネを作る取り組みが始まっている。

フウランも同様に洋種との交配がドンドン進んでいる。

一つ心配なのは、フウランはウチョウラン、エビネよりもメリクロンが簡単にできてしまうということだ。希少個体も、数年で大量生産の憂き目に合う。

これから富貴蘭の価格はさらに下がるだろう。あと、5年もすれば、完全に一般草花となる。

では、次に何が台頭してくるのか?それは述べないでおこう。今、一生懸命に集めている。邪魔が入ったら困るので
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Unknown (m.)
2021-08-03 16:48:08
イワヒバ。
どうでも良いと思いながらもなかなか離れられないのが、イワヒバだ。
イワヒバは品種だけではなく、木姿、芽の数、などに価値がある。盆景を最終目標とするゆえ、園芸としては理想に近い。

イワヒバ好きにとって、泰平楽グループには外せない魅力がある。最初に魅力を感じたのは菊水殿。次に泰平冠。今では、悦楽錦。
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Unknown (m.)
2021-08-03 13:12:50
今まで、数十匹の金魚、メダカを落としてきた。
なかには良かれと思ったことが裏目に出たこともある。

気づいたことは、水を回して濾過をかけることの重要性である。昔の指導書には濾過槽の香りとして、湖や河川の香りがすればよし。とあった。

名古屋の北を庄内川が流れているが、200mばかりの橋をわたると、半ばで蒲鉾の板の匂いがする。

我が家の濾過材からも同じ匂いがする。何故、ヒノキの匂いがするのかは分からない。

しかし、その状態になるまで熟成した水に間違いはない。おそらく、すべての観賞魚に当てはまる事実だ。

熟成に必要なのは、溶存酸素と濾過面積の広い優れた濾過材だ。私が使用するピンポン玉サイズの濾過材は一つでテニスコート一面分の濾過面積があるという。多分、嘘。

テニスコート一面分は大袈裟だが、卓球台一面くらいの広さはありそうである。

溶存酸素量を高めるためには、エアレーションが手っ取り早いが、最強の方法は…やめとこう。企業秘密。

川を歩いていると、ヒノキの匂いがする場所には共通点がある。それを実現するだけの話だ。わけもない。

私が世界で初めてスーパーレッドデビルテトラの繁殖に成功したのは、まぐれではない。

スーパーレッドデビルテトラの稚魚の姿を見たことがあるのは日本では私だけだろう。ひょっとするとドイツ人もまだ、見てないかもしれない。ブラジルでは自然に近い状態で繁殖に成功しているから、稚魚をみた人物もいるだろう。

ついつい自慢になってしまった。

自慢ついでに。若かりしころ、私は東先生と直接お会いして、ベタについて問答をしている。東先生の系譜を継ぐ1人である。

今の熱帯魚業界で、東先生とお話したことのある者は何人いるだろうか?ごくわずかであり、そのわずかな面々はそれぞれ、功績を残しているはずである。

分かるまいて、知らぬ人間には。

近所の熱帯魚屋が良い例だ。ペーパーや電動率を気にするあまり、本質を感じることができていない。それは植物栽培にも通底する。

さて、何の話だったか。

若かりし頃、日本全国を旅して各地の園芸店や、観賞魚店を訪ねて回った。その経験が今、ようやく実ろうとしている。
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Unknown (m.)
2021-08-02 22:35:15
宇野仁松氏でした。
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Unknown (m.)
2021-08-02 22:33:12
関東らんちゅう。
二つの流れがある。主流は石川亀吉氏の流れ、石川宗家。
もう一つは宇野仁徳氏の京都筋。

私は宇野系が好きである。大好きなオオサカランチュウとも多少は類縁関係があるのでは?と期待している。

早速、宇野系らんちゅうを入手したが、いくつかの点が気になった。

まず、3歳魚は難しい。来宅して2日ばかり調子を崩していた。
ここ数日、ようやく元気を取り戻した。

前作者の水はすでに濁っていたが、これは濁ったままでも良かったかも知れない。水換え後に極端に調子を崩した。

実際はものすごくパワフルで鯉の滝登りのような泳ぎをしてみせた。らんちゅう体型の魚には珍しい仕草である。

野外、飼育だったのか、昼夜の区別がはっきりとしていて、夜には寝る。

競りにはかなり、手こずった。素晴らしいメスを軸にペアを揃えたかったが、見透かされたのか、なかなかオスを落とせなかった。ダラダラと延長戦が続き、なんとかゲット。

近所のペットショップはしょうもない中国金魚しか扱わないから、仕方がない。

頭巾という表現型に人気があるようだが、これはさらに高額落札だった。
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Unknown (m.)
2021-08-02 18:29:00
いやあ、なかなかの反響。

多くの方々にご納得いただけた。

なぜ、私がそんなサービスをするのか? 理由は簡単。

被害者だからだ。富貴蘭に数百万円も注ぎ込んだ挙句、蘭国に小馬鹿にされ、騙された。

私以外にそういう被害者が出ないように、富貴蘭界が痩せ細るように、日々精進している。富貴蘭界が消えれば良いと考えている。

まずは、新規の趣味家を出現させないこと。趣味人口を削ることが肝要。

コロナによって、しっかりダメージを受けた富貴蘭界。もうあとひと息である、
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Unknown (m.)
2021-08-02 18:28:51
いやあ、なかなかの反響。

多くの方々にご納得いただけた。

なぜ、私がそんなサービスをするのか? 理由は簡単。

被害者だからだ。富貴蘭に数百万円も注ぎ込んだ挙句、蘭国に小馬鹿にされ、騙された。

私以外にそういう被害者が出ないように、富貴蘭界が痩せ細るように、日々精進している。富貴蘭界が消えれば良いと考えている。

まずは、新規の趣味家を出現させないこと。趣味人口を削ることが肝要。

コロナによって、しっかりダメージを受けた富貴蘭界。もうあとひと息である、
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Unknown (m.)
2021-08-01 03:29:19
とにかく頑固である。
まあ、人が何を信じようが、自由。

しかし、計画的な交配実生が行われ、リゾームにより、無限増殖がなされていることは紛れもない事実である。

でなければ、次から次に新しい品種や類似品種が出てくるわけがない。

韓国春ランも少しずつ、人気に翳りが見えてきた。さまざまな点が緩んできて、秘密が保てなくなってきた。

一方で中国春ランは積極的に人工交配を活用し、異次元の品種を多数作出している。メリクロンも盛んだ。

昨日の希少品種が、明日には大衆品種。
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Unknown (m.)
2021-08-01 03:09:48
韓国春ラン。
といえば、チャボ中透である…あれは完全に人工交配種。
最近、その証拠になるようなことが多々あり、誰も疑わない事実とされるようになった。

しかし、根強い信者がいて、なかなか説得に応じない。

いくつか、質問してみた。

ーチャボ中透が自然界で淘汰されないのは何故?

それはバイタリティ。個体の生存力。

ーでは、そのバイタリティが、近年、韓国でのみ発見されることを不自然と感じないか?チャボ中透が自然界において生存力を発揮できるならば、古来から存在すべきだし、日本にも多数存在するべきである。

韓国にはチャボ中透の生存に適した山地が多数ある。開けた草地でチャボでも日を得ることができる。そこからさまざまなバリエーションが発生する。

ー具体的な地名は?

乱獲防止のため、言えない。

ーなぜ、日本にはチャボ中透が、発生しないのか?

産地特性。

ーその産地はバイオラボと考えた方が自然だと思うが?

もう話したくない。

ーでは最後に。さまざまなチャボ中透の自生状況の写真を見せてほしい。産地はきかないから、どのような形で自生しているのか見せてほしい。

写真はない。

ー天然で奇跡の2芸品を発見して、記録をとらないのか?

とらない。守秘義務がある。

ー公開するかどうかは別として、記録はとるべきでは?

もう話したくない。
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Unknown (m.)
2021-07-31 21:35:17
まず、キバナノセッコクの崩れが止まらない。

というか、キバナノセッコクの高値は偽装されていた。

蘭国がパインツリーなる蘭友にキバナノセッコクをヤフオク出品させ、自ら、高値入札して価格を吊り上げる。

最初に裏がとれたときには、我が目を疑ったが、紛れもない事実である。この事実関係の判明は、三昧のヤフオクが発端。

三昧のオークションを観察していると、不可解な入札を繰り返すIDに気づく。そのIDが、面白い建国を落札し、その建国が蘭国のブログに紹介された。

そのidを追跡調査することができるようになった。この手法はリンドレーのIDを調べ上げる際に開発したもので、なかなか優れている。

キバナノセッコク。一般価格はかなり、安い。蘭国が紹介しているような木も、あるところにはあるもので、山野草としてお手頃価格で販売されている。
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Unknown (m.)
2021-07-28 23:38:59
夏はかき入れどき。

夏になると青少年たちが食虫に集まる。

まるで樹液に集まるカブトムシのよう。

まあ、ウツボカズラ界でもマニアな人々はアクが強いから、まずはマイルドな私が応対するか。

将来の幹部候補生たち。太く、強く育てよ。

若手を育てることが趣味界の成長につながる。いかに成長分野とはいえ、まだまだである。マニアックな世界の水先案内人として、役割を果たすとするか…彼らはどんな草を語るだろうか。
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Unknown (m.)
2021-07-28 17:51:54
富貴蘭。
これからは、洋ランとの混血が進み、カラフルな花が増えていくだろう。戻し交配も進み、一見、純血フウランにしかみえないものも。
すると、韓国春ランのように、産地偽装が始まる。フラスコ出身なのに、紀州産だとか、山陰地方産だとか。
突出して良いものができれば、メリクロンで大量生産可能。この点も韓国春ランと同じ。
あとは、ウチョウランやエビネと同じように薄利多売されるようになる。すると、研究室や生産工場が増大する。もはや専門店は不要。その間も、富貴蘭の趣味家は高齢化、減少しつづけ、市場規模は現在の5分の一まで小さくなる。最後は数人となり、終わる。
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Unknown (m.)
2021-07-28 11:38:57
ヤフオク富貴蘭ウォッチング…

「富貴蘭」でカテゴライズして検索し、現在高い順で並べ直すと、最高額の白牡丹50万から以下ズラっと並ぶ。

しかし、入札されているものが少ない。つまり、需要がない。

富貴蘭を保有する者の価値観と、富貴蘭を手に入れようとする者の価値観が完全にズレている。富貴蘭にもはや、価値はない。

昔は高く購入したとしても、増やしたものを売りに出して元をと取ったり、小遣い稼ぎをしたりできたが、今では成り立たない話だ。

安く買わなければ損をする。

そもそも、我々プラントハンターからすれば、あまり希少性がない。誰かが増やした物なんてのは大してレアではない。そうしたものを高額購入するというのはリスクの塊。
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Unknown (m.)
2021-07-24 13:22:45
チランジアのペイラノイ。

今でこそマニアックな品種が多数導入されているが、我々世代にとっては憧れの品種。ハンドブックには載っているが、なかなか手に入らなかった。

数年前に入手に成功し、栽培し始めた。導入前に自生地の画像を確認に、栽培方法をシュミレーションした。しかし、あまりに丈夫なので、鉢に正置したら、一瞬で芽が枯れた。驚くべき速度である。すぐさま元に戻した。以来、芽は増え続け、6頭体となった。

成長は早い方だ。いや、1つの芽は遅いがとにかくよく増える。

絶対にやってはいけないことは、蒸らすこと。寒さ暑さ乾燥によく耐えるが、蒸れると一瞬で腐る。

近所の熱帯魚屋が。趣味家から小さな芽を譲り受け、水槽の密閉空間で管理しようとしたが、当然のように一瞬で溶けた。

そして、超絶難物ということになってしまった。なぜ、育てる前に自生地の環境を調べないのか…

まるで熱帯雲霧林のような環境を用意していたが、ペイラノイは高山の岩場に生えている。日が当たれば酷暑。夜になれば極寒、一日中、風ざらし、…かもしれない。1番ありえないのは充分な水分を与えられることか。

その辺が理解できないとね。
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Unknown (m.)
2021-07-24 13:22:29
チランジアのペイラノイ。

今でこそマニアックな品種が多数導入されているが、我々世代にとっては憧れの品種。ハンドブックには載っているが、なかなか手に入らなかった。

数年前に入手に成功し、栽培し始めた。導入前に自生地の画像を確認に、栽培方法をシュミレーションした。しかし、あまりに丈夫なので、鉢に正置したら、一瞬で芽が枯れた。驚くべき速度である。すぐさま元に戻した。以来、芽は増え続け、6頭体となった。

成長は早い方だ。いや、1つの芽は遅いがとにかくよく増える。

絶対にやってはいけないことは、蒸らすこと。寒さ暑さ乾燥によく耐えるが、蒸れると一瞬で腐る。

近所の熱帯魚屋が。趣味家から小さな芽を譲り受け、水槽の密閉空間で管理しようとしたが、当然のように一瞬で溶けた。

そして、超絶難物ということになってしまった。なぜ、育てる前に自生地の環境を調べないのか…

まるで熱帯雲霧林のような環境を用意していたが、ペイラノイは高山の岩場に生えている。日が当たれば酷暑。夜になれば極寒、一日中、風ざらし、…かもしれない。1番ありえないのは充分な水分を与えられることか。

その辺が理解できないとね。
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Unknown (m.)
2021-07-24 10:05:20
そうか…やはり彼がそうだったのか。神の後継者だそうな。

これであと50年は安泰だな。すでに未来への道筋が立った。

富貴蘭界はいよいよ、衰退滅亡が近い。秒読み段階。

原因は単純で、新規の趣味家を獲得できなかったからである。
指導者不在の期間が長過ぎた。富貴蘭には金銭のやりとりが不可欠で、良からぬ連中が集まり、良からぬことをたくさんする。それに気づいた優秀な指導者たちは皆、去って行ってしまった。

ウツボカズラ界にも似たような人間がいた。自分の苗に何十万の値をつけて売る輩だ。しかし、結局、消えた。人が集まらないのだ。「門外不出」「系統」などが口癖である。

門外不出の系統苗たちは彼とともに消える。世に出ることはない。

水草界では我孫子のシンペイ君が同じ考えの持ち主だった。
東京の黒田氏の方が一枚上手だったようだ。彼は人を集めて活躍している。

やはり、趣味の世界は人が集ってナンボということか。

コナン君が頭角を表したのはおそらく、栽培技術だけではなく実生技術に長けていたからだろう。

富貴蘭に限らず、古典園芸には実生交配にネガティブな印象がある。これも、衰退の一因である。だとすれば、もともと実生に前提があるオモトなどは復活できるかも知れないね。
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Unknown (m.)
2021-07-24 09:33:29
ウツボカズラの交配苗の末尾にコナンとついていることがある。

先日、神がツィッターにアップしていた少年のことだろうか?気になる。

以前、Y氏が小さな実生苗でもすぐに大きくしてしまう少年がいると言っていたが、彼のことか?

すえ恐ろしい。将来は偉大な栽培家か、研究者だろうか?

ウツボカズラは安泰である。若い入門者がたくさん居る。趣味家人口が順調に増えており、かつ、世界各国に愛好家、研究者、ナーセリーがある。
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Unknown (m.)
2021-07-21 22:00:25
ビロサとロブキャンの交配苗が届いた。

生き残るだろうか?ラヤとエピの交配苗も怪しい。

九州の夏の温室を耐え抜いたというドラキュラはどうか?

なんとか堪えている。テンナンショウの王様はどうか?腐ってないだろうか?

そんな中、レアプラントに食指が動く。

葉が1mほどにもなるトケイソウ。そして、水中で育つ真柏

いやあ、世界は広いなぁ。

とくに水中で育つ真柏は幹がトックリ状になるそうな。
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Unknown (m.)
2021-07-19 01:33:16
ウツボカズラ界には、こうした無欲なベテランがチョイチョイ現れる。

かなり栽培技術が高く、完全冷温室を装備している。ほぼ無欲とも思える形で苗を放出する。疑わしいので、調べまくるが、何も出てこない。試しに落札してみるが、苗の状態も良い。

この人たちは何を考えているのだろうか。
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Unknown (m.)
2021-07-19 01:25:24
ヤフオクで希少な植物発見。出品の仕方が下手くそで、あまり皆さん気付かない。これまでに、出品されたものを見たことはない。もし、グラビスなど、上手な連中がやればかなり競り上がるだろう。白個体ばかりが目立つが、赤個体の方が我が家の環境に合う。

あまり、注目されていないようだ。しめしめ…

しかし、やはり一人、気付く趣味家がいる。接戦となるだろう。

富貴蘭界だと、この対戦相手が出品者ということもある。念入りに調べてみる。

どうやら、出品者ではないらしい。ただ、ズブの素人でもないようだ。

あまりにも情報がなさすぎる。なぜ、今頃、ひょっこり現れたのか?持ち主はいつから、どこでこれを入手したのか?日本には古くからある植物だというが、今、どれくらいの個体数があるのか。

出品者は淡々としているが、なぜ、こんなに安く出すのか?

分からない。
返信する
Unknown (m.)
2021-07-18 12:34:48
園芸ジャパンやら、蘭国が交配フウランにお熱をあげてるみたいだから、一つ素人のために解説してやるとするか。

交配フウランの歴史は意外に古く、その起源はおそらく30年ほど前まで遡る。当初、ターゲットとされたのが赤花である。交配であることを伏せながら、世に拡がった。

次に、黄花と緑花である。ここまで来ると思いましたが流石にごまかし切れなくなり、洋種交配であることを少しずつ公表し始めた。一方で緑花の一部は国産山採りであると主張し続けた。たしか、紀州だったか。

次に複色花。今回、園芸ジャパンが紹介したものもその一つ。

まあ、さすがにあれを山採りと言ったり、それを信じるバカはおるまい。ただ、未だに富貴蘭をやる輩は弩級のバカがいるから、釘を刺しておく。あんな自然種はありえない。

さて、本題。交配フウランの今後の課題について。

これからの交配フウランが栄えるかどうかは、開花期間の延長にかかっている。

フウランには高い受粉能力があるせいか、花期が短い。一方で洋ランには一年中咲いているものもある。

デンドロのスカブリは香りを保ちつつ、2ヶ月近く咲いていたような記憶がある。

フウランに近い容姿を保ちつつ、カラフルな色彩をもち、開花が長ければ最高だ。
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Unknown (m,)
2021-07-18 02:35:17
富貴蘭。
最近の花もの交配は目を見張るものがある。蘭国がブログで華乙女なる花を紹介していた。ついつい興味が湧き、調べてしまった。

すぐに交配家にアクセスできた。華乙女の親は紅陽という属間交配種である。華乙女のフウランの血は75パーセント。

ただ、紅陽は洋ラン親として何を使っているのかは分からない。おそらくアスコだと思う。

他にもたくさんの色花が開発されている。園芸ジャパン編集部が、緑弁紅舌の花を紹介していたが、あれは交配としては失敗作だ。

心配なのは、あれを山採りとか、たわけたことをぬかさないか、ということだ。韓国春ランじゃあるまいし。

園芸ジャパンには少し釘を刺してやった。

韓国春ランはヤバいね。いよいよ本性を表してきた。さあ、騙された皆さん、ハンカチの用意を!
返信する
Unknown (m,)
2021-07-17 10:55:43
いまだに、富貴蘭はいくつか育てているが、ピンキリ。

建国の136と109はどうやら、つかまされたようだ。

もう数年にもなるが、青いまま。5つほど子をふいたが全部、真っ青。騙された。やはり、系統木で青はありえない、ということだ。被害額は20万。

一方で素晴らしいのは、奄美の山採り。安い木だが、見たことのない芸を表している。また、羆の実生も良い。これは、やはり萌黄地に紺覆だが、親の羆とは違うスッキリとした魅力がある。
やはり、人が持ってないものが良かった。
返信する
Unknown (m.)
2021-07-17 10:34:36
昨夜、ようやっとビロサとロブキャンの交配苗をゲット。

何度目のチャレンジだったか…。今回はかなりツイてた。

他にも気になる苗があったが、やはり数分で売り切れた。

一つ12000〜20000の苗がバシバシ売れていく。出れば出るだけ売れる。山田氏の快進撃は止まらない。

これらの苗の中から、銘品が生まれるだろう。宝くじみたいな物。

海外の趣味家たちも、驚いていることだろう。日本ではビロサやハリヤナ、マクロ、キナバルエンシスの交配が行われており、趣味家たちに広がっている。

誰がどう見ても、最新の交配苗には価格以上の価値がある。だから、売り切れる。しかし、それを追うだけではプラントハンター失格である。何に価値があるのか…



人が見向きもしない物に目を向けなければ。
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Unknown (m.)
2021-07-14 07:26:47
たとえば、翠宝の大株づくりをしていて、引退することになり、バラす。

そのバラされた木を入手したとして、一体、何をするのか?

大株づくりは前作者が達成しているし、小苗としては大量に余ってるし。

安く買ったとして、誰かに転売できるのだろうか?

まあ、意味が分からないわな。そんなことが多々見受けられる。

今、富貴蘭をやること自体、ナンセンス。それが常識ではないのか?

我々、プラントハンターは見極めるべきだ。何に価値があり、何が無価値なのかを。
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Unknown (m.)
2021-07-14 00:43:46
富貴蘭もキビナノセッコクも散り際。

とくにキバナノセッコクの凋落が激しい。もともと、そんなに良いものではないのに、無理矢理煽ったからだ。だらしない木姿、はっきりしない縞、とりたてて見るべきもののない花容。

縞に汚らしい紅が載ることもあり、ツユクサ科のトラジスカンジアにしか見えない。野生ランとしては野趣として評価できる。

節々の芽から、大量増殖ができる点もわざわいしている。

残念ながら、消えるだろう。

富貴蘭もいよいよだ。投げ売り、安売りが頻繁に起こるなか、新品種は二代目交配の人工品種ばかりである。

そろそろ潮時だ。ここから先、建国、黒牡丹が崩れて、羆や湖東錦まで一気に崩れるだろう。

ウツボカズラの競り合いに負けた。悔しい。
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Unknown (m.)
2021-07-12 00:20:07
ヤフオク。
最高である。まずは洋ラン業者が出した品種不明のラン。
しかも栽培難だという。こういうものに惹かれる。
早速調べまくる。中華圏で粉紅毛蘭と呼ばれる蘭である。エリア ロゼア だ。次に栽培方法、自生地の画像や、栽培農家の鉢環境なぞから、水を好むと予測。カトレアと同じ環境では育たないだろう。次に価格を評価。別の業者がアルバ個体を販売しているが、2000である。やや高い。調べまくると楽しい。

次にイトハカラマツ。良さげな画像についついお手付き。富貴蘭関係者の出品と知り、ガッカリ。出品者側から横槍が入り、落札を免れた。一安心。富貴蘭関係者とはいえ、良い植物を持っている人もいる。皆が皆バカではない。

最後はランチュウである。やはり、宇野系ランチュウの魅力には逆らえない。近所のペットショップならば、かなりボラれるだろうが、ヤフオクならば本物を格安で入手できる。ありがとう。

ついでに出品者の親魚画像をSNSでチェック。まさに薬王ではないか?と思わせる個体だった。

さあ、次は何を見るかなぁ。

レリア ルベッセンスの選別個体が気になる。ひと茎に30輪も着花するとか…ホントかな。
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Unknown (m.)
2021-07-11 18:15:32
先週、キナバルエンシスとハリヤナの交配が発表された。

そう来たか。だとすれば、幻の品種ユタカも視野に入れなければならず、まだまだ頂上は遠いことになる。

ウツボカズラの高級品種は栽培技術の高い人物しか保有できない。それは温度への挑戦である。ウツボカズラが、実は高山植物だからである。欧米が圧倒的に有利。

だからこそ、高級品種を保有する人物たちは尊敬され、高級品種はその価値を保つ。

価値あるものは価値ある人がもつから、価値がある。

残念ながら富貴蘭は、この点で失敗した。羆は素晴らしいが、お金さえ出せば誰でも入手でき、栽培も楽なので、なんとなしに価値が下がる。羆に限らず、ほとんどの高級品種で同じことが言える。

三昧や蘭国など、程度の低い連中が富貴蘭を食い荒らしている。ま、それに気づけないようでは復興もままなるまいて。

富貴蘭に一体全体どんな夢があるというのか。

頂点を極めたかと思えば、さらなる高みが待っている、というウツボカズラ界のような高揚感はない。
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Unknown (m.)
2021-07-08 01:45:06
フウランの花香をラムネの匂いと表現する者がいた。なんと、バカなと考えていたが、終わりがけの花の乾いた香りがラムネを連想させるのである。いや、驚いた。

普通は開花最盛期の花香を表現するべきだが…さすがである。バカにつける薬はない。

名古屋に野生ランの大家がいた。その方から、10年ほど前に黄花フウランをいただいた。
この黄花フウランだけ、花香が強く、ジャスミンに近い華やかさ、フリーティーな甘さを感じさせ、若干のしつこさが、マンゴーを連想させる。明らかにバンダとの交配。

多分、デニソニアナがかけられている。花型はフウランなので、戻しがけもされているようだ。つまり、かなり、昔から人工交配種は存在したことになる。
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Unknown (m.)
2021-07-07 00:02:26
ウツボカズラのゴールが見えてきた。

ラヤとマクロの交配種である。もし、自然交配であれば、200くらいはするだろう。

マクロを栽培下で開花させられたことは、栽培技術が頂点を極めたことでもあり、さらにラヤと交配し、苗を得たということは、自然界を超えたということにもなる。

たとえば、この交配のなかから、選別個体が生まれればそれがウツボカズラの最終形態だといえる。

さあ、あと20年くらいである。ただ、ウツボカズラは人を選ぶ。

私のように空冷設備がない場合はやるべきではない。とほほ。
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Unknown (m.)
2021-07-04 18:58:12
どんな植物でも、てっぺんを狙う。

寒蘭で学んだことだ。我が家の杭州寒蘭を見てから、他の寒蘭を見ると別の植物かと思えるほどの差を感じる。

良いものが一つあれば、コレクションする必要はない。

チランジアではペイラノイ、富貴蘭では建国殿、ウツボカズラではマクロフィラとビーチの交配種。

さて、次は何を行くか。

テンナンショウだ。これを制したい。ユキモチソウやら、ウラシマソウの素心やら、キシダマムシグサの特級品やら、カラス葉テンナンショウやら、たくさん枯らしてきた。今、我が家に生き残るのは、大ハンゲの曙斑のみ。

和名のないフデボテンナンショウに挑んでみることにした。

奇妙な植物だが、おそらく、いずれ注目されることになるだろう。

かなり高価なものだが、いけるとみた。どうやら、増えやすいようだが、それも問題あるまい。

大学生のころ、桃色テンナンショウなるものが輸入され、話題となったが、今までに一度も現物を見たことがない。どんなに良いものでも、その程度である。

今回のテンナンショウも、いつまで経っても普及することはないだろう。フデボテンナンショウは、私が社会人になりたての頃、日本に初輸入されている。グリフィティなどが大量輸入され、一般球根として販売された、あの年に混ざりものとして存在したらしい。
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Unknown (m.)
2021-07-04 18:18:02
金魚をみるときは、仕草だ。

今まで沢山の金魚を死なせてきた。

だから、分かる。金魚は仕草だ。餌をねだる様子、泳ぎ方、などなど。

オオサカランチュウの良さは背中にある。背中のラメ感。これが模様魚と呼ばれる由来か。この金属光沢と、コロコロとした体型が、なんとも、良い。水を割って進む様子も心地よい。
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Unknown (m.)
2021-07-04 13:08:33
麁玉の華という金魚がいた。

津軽錦よりも華奢な金魚だが、希少種であり、上物が少ない。

麁玉の華を何年か育てていた。画像に残さなかったことが悔やまれる。どんな色形だったのか、あまり思い出せない。赤と白がいて、最後まで生きていたのはどちらだったか…

オオサカランチュウには麁玉の華の面影がある。いや、麁玉の華がオオサカランチュウから派生しているから逆か…

オオサカランチュウは、宇野系ランチュウなどにはまったく敵わない。オオサカランチュウが持っているものは宇野系ランチュウがすべてもっている。しかしながら、オオサカランチュウにはいうに言われぬ魅力がある。

純血と呼ばれるオオサカランチュウはまさに、上見に特化した魚である。身体全体が上から見られるために出来ている。

オオサカランチュウに限らず、金魚全般にとってブクブクは大事である。水を動かし、濾過することである。これをするだけです大半の問題はクリアできる
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Unknown (m.)
2021-07-04 12:44:25
チランジア界も、ずいぶんとこなれてきた。

最初は阪急梅田の園芸店でクシフォイデスとアルベルチナを買ったのが、始まりだったか。

名古屋園芸では、イオナンタのアルボマルギナータや、クレステッドを購入したか…かれこれ15年ほど前である。

とにかく下手くそで全部枯らしてしまった。

キセロを枯らしてから、諦めるようになった。ドュラディが枯れて、やめる決意をした。

そんなおり、ペイラノイを入手した。まるで夢のような話である。ペイラノイは幻の品種。

一度は手にしたかった品種だ。詳しく調べてみると、我が棚の環境でも行けそうである。個体ごとの成長は緩慢だが、芽の数がどんどん増える。調子に乗って、草体の向きを変えてみた。

一発で芽が枯れた。少し、ほんの少し、蒸らしただけなのに…

ペイラノイの自生地は過酷である。少しでも甘いと枯れる。

近所の熱帯魚屋が、手広くチランジアをやっている。ペイラノイの小さな芽をプラケースかなんかに入れて大事に育てていたが、一発で枯らしていた。1番やってはいけないことだ。

ペイラノイを見るたびに、チランジアに夢中だった頃を思い出す。

チランジアでも、サルオガセモドキは重要である。幽霊ランの栽培方法が確立されていないころ、海外の栽培家がサルオガセモドキを絡めることで湿度を保って見事に開花させた。

それをみて、弱った湖東錦の軸元にサルオガセモドキを絡めていた。富貴蘭の根は幽霊ランの根によく似ている。

サルオガセモドキが育つ環境に間違いはない。
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Unknown (m.)
2021-07-03 19:39:39
久しぶりにマジマジと白牡丹を眺めたら、芽が一つ、先祖返りをしていた。

真砂系ではなくなっていた。不思議である。真砂系の軸から、旧来の白牡丹が出る。

私はこれを真砂系とは考えない。普通のフウランである。アホどもはこれを真砂系として流通させることもあるだろう。私はそんなことは認めない。
我が家では白牡丹は4本増えている。4本のうち3本は真砂系だから、確率は高い方だろう。

ただもし、売りに出すとすれば、真っ先に先祖返りを出す、という考えも分かる。真砂系も、芸がくらむことがある、というのはそういうことだったのだろう。

真砂系は多ければ多い程、良い。

あぁ、勘違いして欲しくはないが、先祖返りといっても、青が出たわけではない。富貴蘭ハンドブックの表紙のような木が出来てしまっただけだ。20年前ならばまだ、高級品である、。
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Unknown (m.)
2021-06-28 01:24:00
それにしても良い時代になったもんだ。

若いころの楽しみはデパートの新春ラン展。吹上ホールのラン展。年に一度か二度の祭典である。

ナゴヤドームができて、その近所に住み、歩いてラン展に駆けつけたのが、1番楽しかった。そこで幽霊ランを買ったが育て方が分からず、枯らしてしまった。それが今や、栽培方法が確立され、手間なく維持できるようになった…驚異。先日、作場で久しぶりに観察したら、しっかり生きていた。半年以上も放置していたのに。

初めて苗を手にしたときは、一生懸命にフロリダの気候なども調べた。育てられないはずはないのに、何故か上手くいかない。

10年経って、誰かが上手い育て方を見つけた。私はそれを独自に解釈し、さらに工夫した。それがハマった。こんな、簡単なことだったのか。あとはいかに肥培し、上作にこぎつけるか、だ。

それもこれもインターネットのおかげだ。

毎日、ラン展である。希少な植物を買うことができ、栽培方法も模索できる。知識が膨張して仕方ない。園芸狂にとってこれほどの幸せはない。

富貴蘭は完全に時代に乗り遅れた。若い優秀な人材を逃し、かつ、海外進出も失敗。国内の趣味家は高齢化し、引退。建国、黒牡丹の凋落。跋扈する悪徳趣味家。

例えて言うなら、軸まで腐ってる。
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Unknown (m.)
2021-06-27 12:00:23
まあ、富貴蘭は終わりです。

指導者不在が痛すぎる。悪貨は良貨を駆逐する。

信用のおけないバカどもが蔓延り、優秀な人物は皆、去って行った。

私はそれに気づくのが遅すぎた。反省、反省。

どんなに富貴蘭が良くとも、趣味界を支える屋台骨があばらやでは発展もすまい。ましてや、これからはただでさえ苦難の時期。打開策を打てるほどの人材もないし、仮に打開策を展開したとして、それを遂行するどころか、足を引っ張り合うのがセキの山。

この悲しい予測はかならず、的中してしまうだろう。

ウツボカズラにも、似たような御仁がいた。ひねくれた、ずる賢い人物だ。今でも一部の間では神格化され、彼から数十万も出して苗を買う若者もいる。しかし、彼も終わりだ。そうなったらお終いなのだ。

趣味界を支えてきたのは、自己犠牲を払いながら愛培普及を続けた先達たちだ。ウツボカズラでは土居技師である。

なんとも言えない存在感。ペルビレイの栽培方法を世に広げた功績はあまりに大きく、hfcは聖地である。そもそも、兵庫は園芸の聖地でもある。チップウェル、陽春園などがあるが、それらは枝葉であり、その根幹にある地域性は神域ともいえる。

若手を育てることだ…これに尽きる。私は若い人と交流し、そのなかから、未来の軸を育てる。富貴蘭界と同じ轍は踏まない。やはり、ある面欲が強く、ある面無欲な人物に見込みがある。
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Unknown (m.)
2021-06-27 02:57:42
いやいや、簡単な話。

富貴蘭はバンダ類のなかでは北限に位置するというだけ。

夏は熱帯、冬は極寒。葉緑素は欠損。

性質は強いが、ただ、ただ生きながらえるのみ。

海外では無理。
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Unknown (m.)
2021-06-26 20:27:37
海外では富貴蘭は栽培難関種である。

富貴蘭の生育には日本の四季変化が組み込まれている。

かなり、正確に気候に反応している。ゆえに日本では簡単に育つ。しかし、海外では育つまい。 

とくに重要な点が二つ。アレとアレである。

昆虫との関わりとしては夜行性のスズメガの存在が強く影響している。その辺はアングレカム セスキペタレに近い。

海外では、おそらく根が上手く作れないだろう。比例して草体も貧弱なものになる。

では日本では自然作が良いかと言えば、まったく違う。自然の気象に合わせつつ、強化した方が良い。

本日、ブラジルの高原地帯に自生するエピデンドラムを導入した。先週はモウセンゴケだ。日本でブラジル高原地帯の気象を再現できるだろうか?
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Unknown (m.)
2021-06-26 14:02:23
ランチュウことはじめ。

蘭鋳ではなく、卵虫である。

古来、卵は高級品。その卵のような形をした生き物がランチュウ。もはや、魚ではない。なんらかの精霊とされていた。

西日本で勢力を誇っていた。

そこに、東日本で改良された肉瘤の発達したランチュウが現れる。頭が大きく、華やかなので、蘭鋳と呼ばれた。

卵虫は蘭鋳に滅ぼされたのだ。

しかしながら、オオカサランチュウは卵虫の流れを強く汲んでいる。純血オオサカランチュウはおそらく、卵虫、そのものである。

復元されたオオサカランチュウと純血オオサカランチュウはやはり、違う。最大の差異は顔つきだ。純血はフナ顔なのだ。

純血のなかでも、丸手は秀逸である。まさに、錦模様が煌びやかな卵である。
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Unknown (m.)
2021-06-26 12:08:39
今回もまた、更新のタイミングに出くわした。

前回のこともあり、少し選ぼうかと思い、一つの苗を閲覧。

いきなり、在庫切れになってしまった。

他の苗も、全て売り切れ。

ものの数十秒の話である。ビロサとロブキャンの交配種が欲しかった…

ハナクソサイズの小さな苗を大きく育てるのは難しい。

しかし、小さな苗を選別し、大きく育てることで、銘品を得る可能性がある。

トラスマとベントリの交配からsableが生まれたし、ハマタとトランカータからはpredetorを得ている。

同じ交配でも、すべてが銘品になれるわけではないが、ひとたび銘品となれば、なかなか入手できない。現にセイブルやプレデターは幻の品種として高値が付いている。

先日、入手したペルタータとビロサの交配種は個体名こそ、ついていないが、間違いなく銘品となる。中学生の少年が袋の模様が幽霊に見えると指摘してくれたので、Ghost from hellと名付けた。

同交配のなかでも、これほどビロサの性質が出現したものも珍しい。ただ、疑問なのはなぜ前作者が手放したか、だ。
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Unknown (m.)
2021-06-25 01:46:50
やっとこさゲットしたラヤとエピの交配苗。

今までで1番小さな苗だ。

しかも、葉が細い。袋が緑。

今回りりーされた3つの苗を見比べると、もう一つは葉が丸く、もう一つは袋が赤い。

ま、ハズレだな。しかし、大逆転もありうる。

気長にやるか…というか、夏越せるか?
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Unknown (m.)
2021-06-22 22:16:30
ようやくウツボカズラの最新交配種をゲット。

たまたま、山田氏のサイトが更新されたタイミングに遭遇。

オッ、と思い閲覧している間に売り切れ。

ただ、一つだけ、私が閲覧していたのでフリーズしていて、すかさずゲット。

運が良かった。おそらく、オーストラリアや、ドイツなどの海外勢にも引けを取らない交配だ。
ラヤとエフィピアータ。世界初である。

ラヤとローウィアイの自然交配は1本だけ発見されており、まさに究極のウツボカズラである。

エフィピアータはローウィアイに近縁だが、なんといってもボンネットの様な発達した蓋が特徴である。ラヤにもボンネット様の蓋があるので、より強調されることだろう。

今回、入手に成功した苗は間違いなく、究極である。
エフィピアータの維持に成功したのはまだ、最近のことではなかろうか。過去の偉大な栽培家たちに敬意を表したい。

食虫植物400種図鑑では栽培方法不明とされており、開花までの道のりの険しさが慮られる。

富貴蘭のように水をかけときゃ、バカスカ増えるわけではない。

しかしながら、富貴蘭は海外においては栽培難関種である。
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Unknown (m.)
2021-06-20 18:44:15
金魚を迎え入れるとき、前作者の水は大事にするものだ。

今回、純血、あるいは原種と呼ばれるオオサカランチュウを導入するにあたり、しばらく水の様子を見た。

これがまずかった。水が傷んでいたのだ。魚はみるみる調子を崩したので、急遽、エアーで水を回し、ヒーターで最低温度を整え、塩を一振り、我が家の濾過槽の澱を付け足した。

水はまだ、濁っているが、魚は元気になった。

名作者の最期の金魚である。名作者がこの有様。プロならば、輸送前に入念に準備をしただろう。衰えたか。

どんな名人も最期は衰える。それは富貴蘭でも同じこと。
これから各地の大棚が最期を迎えるだろうが、多くの苗が心中するか、あるいはボロボロになって横流しされることだろう。

富貴蘭、また、新たな気づきがあった。与える肥料によって、根の艶が良くなる。根は短いが本数が増える。

与えるタイミングもあるようだ。もう一つ試したいことがある。
まだまだ、有効な肥料があるはずだ。しかし、病原体の接触とも紙一重。
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Unknown (m.)
2021-06-19 11:48:58
地金。…地方特産の金魚の略称。

地金の中でも、オオサカランチュウにはロマンがある。

戦禍に絶滅したというのが定説だが、島根県で密かに命脈をつないでいたという裏話がある。

本当だろうか?島根県といえば、地金、出雲南京の産地である。あやしいことこの上ない。これらのオオサカランチュウは純血と呼ばれる。

まさに幻の金魚だ。何が良いのか?とか、復元オオサカランチュウと何が違うかとか聞かれてもわからない。私は素人だ。

ただ、純血は美しい。ペットショップに流通するオオサカランチュウは間違いなく偽物。
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Unknown (m.)
2021-06-19 11:33:28
クールタイプの洋ランを導入する際、産地を意識する。

エクアドル、ペルーはヤバい。コスタリカ、ブラジル、メキシコはイケる。

昔、海浜地区でハウスを営む洋ラン業者がドラキュラを育てていた。

ドラキュラといえば、山梨や長野、東北地方、北海道の業者の得意分野である。

エクアジェネラの置き土産のドラキュラのなかに、耐暑性のあるものがいた。
それが当地の温室で根付き、増殖しているのだ。

そんな話が日本全国でチラホラ。

そんな個体を選別、収集している。

北海道の業者が、九州に送ったドラキュラが無冷温で成長しているという。早速導入してみたが、今のところ、異常なし。

ただ、冬季の乾燥には弱い。

他種ドラキュラで耐暑性個体を発見したがスルー。

我家のドラキュラはこの夏を越せるだろうか。
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Unknown (m,)
2021-06-17 00:23:01
富貴蘭やら、急に色あせた。

なんか、もう一度、若い頃に戻りたい。

青海を観て驚いたり、本羆に興奮した日々。

あまりに知りすぎたし、見えすぎた。

インターネットさえなければ、バイテクさえなければ、もっともっと楽しめたものを。

さて、新しいスタートだ。

自分にしかできないことを探そう。

先日、山田氏のサイトで、運良く苗をゲットできた。最新種ではないが、実にラッキー。

最新種のなかでとくに気になるのは、エピとラヤの交配である。いよいよ、自然界を超越しようとしている。スーパーボンネット個体だ。
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Unknown (m!)
2021-06-15 00:20:57
古典園芸そのものに完全に興味を失いました。

その本質に触れ、実にくだらないと感じます。

価値あるものが埋もれてしまわないよう、さまざまな植物に目を配りたいですね。
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Unknown (m.)
2021-06-14 07:21:15
蘭国のブログで蘭友関連の記事を調べてみましたが、簡単には出てきませんでした。

もう削除されたのかも知れません。自分では手を汚さない狡猾な男だなと、感心したものです。

近隣の山に寒蘭の種を撒き散らかし、苗を得るという記事も興味深かったです。

クワガタで例えるなら、ツシマヒラタを放虫し、本土ヒラタと自然交配させ、中間種を得るということでしょうか。

とにかく、恐ろしい男です。関わりたくないですね。お気をつけ下さい。
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Unknown (m.)
2021-06-13 23:01:24
こんばんは、富貴蘭おたくさん。
昔、彼のブログを愛読していたんですが、蘭友、という存在が良く出てきました。おそらく舎弟のようなもので、留守中の水やりや、ヤフオクの代理出品などの汚れ役を引き受けているようでした。見返りとして、たまに富貴蘭の木を譲り受けているようでした。

まあ、架空の人物かもしれませんが、松村という名字なのかもしれません。今回、評価数211が蘭国本人だということに気づき、過去の記録を調べることができたのは大きな収穫でした。

呆れるとともに、バカらしくなりました。おそらく皆さんはもっと早く気づいていたんでしょうね。富貴蘭には完全に興味がなくなりました。私は私なりに好きな植物と付き合っていきます。

羆や湖東錦も、もはや、霞んで見えます。マジでクソですね。語るに値しないです。
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Unknown (富貴蘭おたく)
2021-06-13 21:23:51
興味深いですねぇ。高知の悪行を周知する良いチャンス到来ですね。あのキバナノセッコクの出品者は高知の代理出品者なのですか?それが証明できれば自分でサクラをやっていることになりますな。
時期富貴蘭会会長とも囁かれる彼がやっている行為としては実に愚かしい。是非広く宣伝して戴きたいですな!
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Unknown (m.)
2021-06-13 17:14:22
評価数211、つまり蘭国の入札記録を調べる。

2回目の三昧オークションで建国宝?に60万、もう一つに30万程度の入札をしている。実際に落札したのは派手柄の建国で8万程度。

直近では、自作の苗を数点、蘭友に代理出品させ、みずから入札している。ただ、全て入札しているわけではなく、夢ナントカという品種には入札していない。

まあ、株式取引ではないから、犯罪ではないだろうが、私には悪質に思える。

ラン趣味者よりも高度な詐欺である。リンドレーにはこういうことが理解できるだろうか?私の怒りの源泉である。
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Unknown (m.)
2021-06-13 13:37:48
このコメント欄の記事を読み返すと、三昧のオークションのときから評価数211を危険視している。しかし、これがまさか、蘭国本人とは、思わなかった。

まるで鬼の首をとったようにはしゃいでいるが、おそらく皆さんは気づいていたのだろう。冷めた目線でずっと注視していたのだ。

しかし、こうなってくると、他の高額落札もあやしくなってきた。富貴蘭を高額で購入することは実は、かなり、かなり、危険なことではあるまいか。だとすれば、数百万も費やした自分はマヌケな被害者である。しかも、いくつかは枯らした。

はぁ、悲しい。

あまりにも高すぎる授業料だった。
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Unknown (m.)
2021-06-13 13:21:10
蘭国の蘭友出品のキバナノセッコク白雪姫の価格が上がり始めた。

現地点で最高入札者の評価数211は蘭国本人である。もしかりに落札すれば、自分の苗を蘭友に代理出品し、自分で落札し、自分のところへ戻ってくることになる。おそらく、次の出品に備えるのだろう。

現地点で次点高額入札者の評価数400?は何者だろうか?純粋な入札者ならば実にむごい。

私の見立てでは、価値としては高く見積もって2万あるかないかである。

理由としては、下取りに出したとしても、さほど値がつかないからだ。

それを苗元自らにグイグイ煽られる。

あるいは評価数400?はグルかも知れない。もともと、キバナノセッコク趣味家でいくつか苗を所有し、価格を捏造することで、価値を偽装している。

これら、一連の行動を証券取引でやれば、犯罪である。
おそらく、そういったことに詳しい人物、さらに富貴蘭関係者の内情に詳しい人物は良心の呵責に耐えきれず引退してしまったのではあるまいか。
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Unknown (m.)
2021-06-13 10:53:06
富貴蘭もいよいよ、終わりだな。

このあとは予想ができない。我々が富貴蘭に興味を持ったのは、讃歌氏のブログからであり、幻滅し、足を洗うキッカケになったのは三昧や蘭国の振る舞いの悪さである。

良くも悪くもインターネットが影響している。ここから先、インターネットを活用できるカリスマ趣味家が現れるだろうか?おそらく、無理だ。良くない循環が始まり、極まる。

富貴蘭はウチワの趣味になる。連中にとっては高級品だから、素人からは信じられない金額で取り引きされ、ますます新規の趣味家ができなくなるだろう。

世の中では富貴蘭は忘れてられていく。 高級品種の価格もダダ下がりとなる
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Unknown (m.)
2021-06-13 01:58:14
三昧が出した派手柄の建国を評価数211が落札し、それを蘭国がブログで紹介。

蘭国の蘭友が出したキバナノセッコクにも評価数211が高額入札している。

これは何を意味するのか?
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Unknown (m.)
2021-06-13 01:49:03
衝撃。

蘭国が三昧から落札した派手柄の建国。記録によれば、落札者は…ま、やめとこう。

笑止。実にくだらない。

もう、関わりたくもない。くだらない。ガッカリ。

完全に腐ってる。ヤバすぎる。やべー。
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Unknown (m.)
2021-06-13 01:43:20
蘭国のキバナノセッコクのオークション。

相変わらず、評価数211が競り上げている。

何者なのかなぁ。三昧のオークションでも競り上げていた。あ、そういえば蘭国のブログで三昧の建国が紹介されとったな。
あれ、もういっぺん調べてみよか。蘭国がいかに振る舞っているか。いや、蘭国の蘭友か?
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Unknown (m.)
2021-06-11 00:45:12
蘭国がまた、キバナノセッコク出品。

よほど余っているのか…しかし、三昧の独り勝ちである。出せば出すほど価値は下がる。

あわれ。

もう少し狡猾な男かと思っていたが。

これでキバナノセッコクは終わりである。

数年前にバカ高く購入した人はホントにかわいそう。これからは、ズタボロに下がる。

しかし、ホントにあわれだ。三昧のオークションに上限なしで入札していた蘭国がここまで、落ちぶれるとは。三昧も、お礼にサクラ入札してやれば良いのに。かわいそうだなぁ。ちょくちょく、ブログ覗いてオチョくってやるか。
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Unknown (m.)
2021-06-10 07:23:42
富貴蘭のオークション。

ほとんど入札がないので、ただ同然の開始価格。

すると、たくさんの入札がある。しかしながら、小刻みに値上がりするのでさほど高くはならない。

買い叩こうとする状況だ。

不自然な価格上昇をみせるのは秋田の三昧のオークションのみ。

どんなカラクリかは知らないが
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Unknown (m.)
2021-06-09 00:43:23
いやぁ、来てるね。

お棚の解体が。どんどんと趣味家は減少してるね。

需要源がなくなり、さらに放出されて供給過多にもなる。ダブル。

古典品種から崩れて、いずれは高級品種まで。時間は待ってくれませんね。
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Unknown (m.)
2021-06-08 01:15:22
園芸ペット界隈。

地味にメダカのブーム再来。何が、というわけではないが、とにかく飛ぶように売れている。

ウツボカズラもブームである。ビロサとビーチの交配苗が欲しいが、まったく手に入らない。

多肉は少し落ち着いてきた感がある。

とかく、どんなブームも、流行を追っているようでは手遅れ。

流行る前に手を打たねば。

今、誰も見向きもしないもの。しかし、価値があるもの。

富貴蘭もいつか、そんなカテゴリーに入れると良い。あと10年はかかるだろう。

ブームには乗らない。意味がない。

今、何に価値があるのか、価値とは何か…
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Unknown (m.)
2021-06-07 02:05:31
さいきん、ビカクシダのポテンシャルを感じる。

ブームが来ており、少し行き過ぎの感があるが、なかなか面白い。

私は胞子葉よりも貯水葉に興味がある。貯水葉に、お好みの固形肥料をしのばせるとき、まるで餌をやっているような気になる。その貯水葉のなかで根茎らしきものが発達し、オッパイのように盛り上がってくる。不思議である。もともとひとつまみの水苔しか、噛ませていないのに、何かが育っている。これは面白い。
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Unknown (m.)
2021-06-07 02:05:22
さいきん、ビカクシダのポテンシャルを感じる。

ブームが来ており、少し行き過ぎの感があるが、なかなか面白い。

私は胞子葉よりも貯水葉に興味がある。貯水葉に、お好みの固形肥料をしのばせるとき、まるで餌をやっているような気になる。その貯水葉のなかで根茎らしきものが発達し、オッパイのように盛り上がってくる。不思議である。もともとひとつまみの水苔しか、噛ませていないのに、何かが育っている。これは面白い。
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Unknown (m.)
2021-06-07 01:53:13
日本が世界に誇る園芸文化とは、盆栽である。富貴蘭などではない。

誰もが手に入れられる素材を扱いながら、誰もが到達しえない境地にある。一つの木に長い時間が刻まれることもある。

これからの園芸はかくあるべし。私が富貴蘭を毛嫌いするのはそこである。

私が描く理想形に近いのがウツボカズラである。誰もが安価に小苗を手にすることができるが、最終形態まで育て上げることができるのはほんの数人だろう。

チャンスは誰にでもあるが、誰も寄せつけない高みがある。

富貴蘭はまったく逆で誰にも手に入らないほど高く、手にいれてしまえば、誰でも簡単に作れてしまう。

ウツボカズラには、次代のスターが沢山育っている。
若者たちだ。大学生から中学生、はてまた小学生。大御所にも、あまり気取りがない。つい最近、神からイイネをもらった。

昔、山田氏から栽培名人の話を聞いた。どんな交配種もすぐに大きくしてしまうという。少しイヤミもあっただろうが、私よりずいぶんと若いと聞いた。その人物が、今、オリジナルの交配種を作っているのではないかと予想している。

まあ、当然、ウツボカズラの界隈にも腐った連中はいる。どちらかといえば、私はそちら側だ。

多少汚いことをしてでも欲しいものは欲しい。
スリランカから、ボグネリを取り寄せたり、ティヌスピカータスを引っこ抜いたり、キンバリーレッドをパクろうとしたり。

富貴蘭はもうすぐ終わる。またそれかよ、と思われるかも知れないが、事実だ。恨みからそう思う部分もあるが、客観的な部分もある。
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Unknown (m.)
2021-06-06 16:00:38
まあ、怨みつらみでついつい悪口になる。

同じような論調で信憑性が疑われる。

しかし、少なくとも三昧以外のオークションは苦戦しているのは事実ではなかろうか?

あなたが三昧でないならば、富貴蘭はやるべきではない。と、冷静に判断できるのでは?とにかく今は買わないこと。これにつきる。
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Unknown (m.)
2021-06-06 01:47:45
蘭国のキバナノセッコク。

前回は不発に終わった。なんとか、評価数211が頑張って入札していた。

今回は同じ木だろうか?また、評価数211が頑張って入札している。

ホント、入札が好きだねぇ…この意味、分かるよね。

富貴蘭関係のオークションは細かく記録をとると、いろんなことが分かると思う。

半分、興味がないし、そんなにヒマじゃないのでやらんけどね。

富貴蘭、とくにキバナノセッコクの価格は偽装されている。

実店舗で、これはね、オークションでいくらで売れたから、というのは詐欺。

まぁ、店に行く人間なんていないとは思うが。

最近は海外勢が多いんだとさ。どういう金額で取引しているか、気になる。

たとえば、ウツボカズラでは海外価格と日本価格は全然違う。当然、日本価格がめちゃくちゃ高い。

もともとメチャクチャ高い富貴蘭は国外でその価格を維持できるだろうか?日本人はクレイジーだ、なんて思われなければ良いが。海外にでるならば、それなりにルールがなくてはならない。このことも昔から予言している。
日本の恥を海外にさらさないように。くれぐれも注意してくれたまえ。

二つ。まず、海外で富貴蘭は育たない。上作は奄美だけである。
次に、海外では評価されない。

これも私が言ったとおりになる…見ておれ。
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Unknown (m.)
2021-06-02 21:47:47
いやいや、やはり、無理だな。

あれだけヤフオクやってたら、納税ルールもキチンとしとるやろ。

よくよく調べたら、富貴蘭は生活動産じゃなくて、30万円以上の貴金属、書画、骨董だな。

まあ、あまり期待はできないな。ただ、納税してなかったら、チャンスだな。30万なんて軽く超えとるからな。
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Unknown (m.)
2021-06-02 21:42:34
1に三昧、2に三昧、3,4がなくとも5に三昧。

あー、気になるなぁ、三昧は納税しとんのかなぁ…

新聞に載るかなぁ、ニュースになるかなぁ。

富貴蘭が生活動産にあてはまるかどうか…
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Unknown (m.)
2021-06-02 21:06:06
あかん。三昧のブログのコメント欄で、納税したかどうか質問しようと思ったんだけど、コメント欄があらへん。

あちゃー。せっかくのチャンスだったのに…ガッカリ。もし、納税してなかったら、潰せたなぁ…。クソゥ。税務署は、どこなんやろか。
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Unknown (m.)
2021-06-02 21:01:04
また、間違えた。

オークションで課税対象になるのは、生活動産の処分により30万円以上の収入を得た場合か、あるいは給与所得者の場合は年間20万円以上の収入を得た場合だそうです。
ん?バッチリ、当てはまってるやないかーい!
意図的に税逃れをした場合は、ペナルティがあるとか。
ムフフ。
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Unknown (m.)
2021-06-02 20:38:08
おっ!!
調べたら、あっさり。

課税対象ですね。確定申告の義務が発生してます。

三昧はきちんと確定申告しとるんかなぁ…、心配だ。

脱税は犯罪だ。大丈夫かなぁ。心配すぎるから、みんなに相談しよ〜っと。
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Unknown (m.)
2021-06-02 20:22:33
また、誤った。

高級品種もキチンと下がりつつある。人気の下がったものから順番だ。

1番激しいのは、残念ながら黒牡丹である。次が、建国系。

先日、高額購入したひとがいるとすれば、ご愁傷様。

これからは真っ逆さまだ。

昔流行った覆輪品種もダダ下がり。驚くような安値である。

…と私に指摘され、無理矢理に値をあげれば、売れなくなる。

売れても地獄、売れなければもっと地獄。

先見性の欠如は、ひょっとすると罪かも知れない。富貴蘭で飯を食うなど出来なくなる時代の始まりだ。とにかく、三昧の独り勝ち。裕福なのは三昧ばかりなり。あいつは上手いことやったよ。是非、ヤフオク探偵で調べてみてね。ホントに税はかからんのかな。
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Unknown (m.)
2021-06-02 18:53:15
買わずにおれば、ガンガン下がる。

悪いが、慈善事業じゃない。閉店や、棚の整理で買い叩けばよい。

まだ、高級品種は下がっていないが、あと少しの我慢。

買わずに待つことにダメージはないが、売れずに生活費が入らないのは死活問題だ。今は買い手が有利。とことん、攻めよう。

高く買って泣きをみるか、安く買って笑うか?どっちが良い?
売れなくなった今がチャンス。高級品種がダダ下がりになるまで待とう!建国宝なぞ、安く手に入るぞ。
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Unknown (m.)
2021-06-02 18:44:05
さて、懲りずに富貴蘭を出品している諸君。

どうかね。私が今まで述べてきたことが、ズバリ的中しているよな?

今回の三昧の出品が暴落前最後。ここからはグングン下がる。
さまざまな理由があるが、すべて結論は同じ。

もう、富貴蘭は売れないし、評価もされない。キッパリと足を洗うタイミングだ。

ただ、ただ、個人て楽しむ程度にしよう。

建国の杜はクズ山に!

誰も悪くはない。もし、落ち度があるとすれば、先が見えたにも関わらず、しがみついてしまったことかな。負債が膨れ上がる前に、撤退する勇気をもとう!
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Unknown (m.)
2021-06-01 07:47:08
いよいよ、富貴蘭も終わりがみえてきた。

各所で棚の整理がはじまっている。うるおっているのは三昧だけか…。

リンドレーを調べ上げるとき、ついでに玉川錦も調べた。方法を紹介しよう。実に簡単。tamagawanisiki 落札額で検索する。
すると、ヤフオク探偵なるサイトにアクセスできる。玉川錦の過去10年程度の獲得金額を調べることができる。ぜひ、試してほしい。税金もかからないだろうから、ボロ儲けである。いや、資産税はかかるか…?一回税務署に問い合わせてみよう。

今回のオークションによって、三昧以外はオークションでは勝てないことがハッキリした。また、三昧の木を第三者や売人が売ろうとしても実は売れないことも分かってきた。

あとは三昧次第である。いよいよ富貴蘭は終わる。
リンドレーほど簡単ではないだろう。あと少し。

それにしても、整理品はあわれ。ほとんど値がつかない。富貴蘭は売れない時代に突入した。
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Unknown (m.)
2021-05-31 01:37:13
海外では富貴蘭が人気があるそうな…

たしかに、国内でこれだけ低迷したら、海外に頼らざるをえないよな。

三昧が抜けたあとのオークション…実に静かである。

富貴蘭で生き残るのは、三昧だけだろう。名前を変えたらどうか…三昧蘭とか。

とにかく、布教活動を進めて富貴蘭を終わらせなきゃ。
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Unknown (m、)
2021-05-31 01:04:40
それにしても、あの枝の出品は面白かった。告発されて消えてしまったが、エルコイデスさえなければ成立したのではなかろうか…

あの襟を巻かないトランカータ。どんな袋をつけただろう?
もし、お金がたくさんあればチャレンジしたかったが…
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Unknown (m.)
2021-05-31 00:58:39
ツィッターの威力。

先日、ヤフオクにて、交配ウツボカズラを入手。

ポイントは葉身と、袋のサイズ比。なかなか稀有な個体。

実物を数日眺めていて、他にも特筆する点に気づいた。

何気に画像をツィートすると、予想以上に反応があった。

中学生の子の発言をもとに個体名を決めることができた。

たくさんの人を知ることができた。私とよく似た人ばかり。

富貴蘭では、こうはいかない。

さまざまな面で。
あとはこの草を枯らさないことだ。残念ながら、高山性の雰囲気が強い。
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Unknown (m.)
2021-05-30 21:48:05
30万のトランカータ、9万のエルコイデス、などなど、魅惑の現地枝が出品取り消しになってしまった…どうやら、裏ルートだったらしい。しかしやはり、枝は怖い。着かなかったら地獄じゃ。
昔、28万の枝を枯らしたこともある。
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Unknown (m.)
2021-05-30 20:35:13
プロ。
三昧のオークションがいよいよクライマックス。

評価数211はどうもプロのサクラである。ギリギリまで攻め上げている。が、決して自らは落札しない。1364はその1つ手前のサクラ…値固めをしている。

どんな輩か、確かめてみたいもんだ。

同じく、ラン趣味者のオークションにも必ず入札がある。こちらも不思議だ。

クソみたいな木に60出すバカ、偽物に入札するバカ…バカに変わりはない。

流行りの植物の世界で中学2年生の少年と交流した。なかなかセンスがある。どうだろう、私の後継者としようか…。

力量のある青少年を集めて新しい園芸を始めてみようか…

まず、富貴蘭に向かわせないこと、これが1番だ。
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Unknown (m.)
2021-05-30 13:37:24
うぉー!
すげぇ。ヤフオク。
ラン趣味者が出品!彼らしい加工画像とクソみたいなネーミングセンスで富貴蘭界を愚弄しとる。

三昧という稀代の詐欺師と見事なそろいぶみ。

最高のツーショットや!!
クズ同士、よく似合うわ。そういえば、リンドレーはどうなった?
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Unknown (m.)
2021-05-29 23:56:46
ついでに。

マドカズラ。異常な乱高下したオブリクア。似た品種もあり、これは素人の手に余る。

ビカク各種。これもヤバい。この植物の増えやすさは尋常じゃない。気をつけなはれ。

逆に赤マル急上昇は……秘蔵品の数々。ラン科においては当然、メリクロンが効かないもの、あるいはメリクロンは可能だが、栽培が困難なものである。さあ、そんな植物を探そう!
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Unknown (m.)
2021-05-29 23:45:07
私が間違っていたようだ…

興味がないから、あまり調べもせずに放言

よくよく調べたら、サクラ、いますね。

発端は蘭国の蘭友のオークション。クソみたいなキバナノセッコクがやたらと高額になっているので入札を調べた…

予想どおり、二つのアカウントが均等に競り合って値段を押し上げている。そのうちの一つが評価数211

こいつは三昧のオークションにも多く入札している。ま、偶然、全ての商品に興味があり、全てに高額の支払いが可能なのかもしれないが、あまりにも、幅が広すぎる。悪いがサクラを疑うのが普通だ。

…限りなく、黒に近いが、大事なことは、一つ。
落札したものを同じような金額でほかに売れるか、ということだ。おそらく、無理だろう。

結局、私が正しい。
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Unknown (m,)
2021-05-29 20:25:53
忙しい一週間だった。新しいデータを提案し、評価された。
月給は蘭ひと鉢にも及ばない。働きアリの悲しいサガ。

さて、三昧オークション。建国宝冠と黒牡丹が盛況。三昧の圧倒的な独り勝ちである。今回のオークションだけで三昧は軽く150万以上も稼ぐ。さすが、カリスマである。累計獲得金額は数千万円にも…。

三昧がオークションに出品すると、刺激されて数名の趣味家も便乗して出品する。…しかし、三昧ほど上手くはいかない。
どんなに良くとも数万円。

もし仮に、三昧の木を落札できたとして、数年かけて増やし、オークションに出品したとしても、お金にはならない。

今回、目立ったサクラ行為はないようにみえるが、建国宝冠と黒牡丹縞の入札者を見比べると、やはり共通する人物が複数いる。なかでもあやしいのは評価数1361だ。節操がない。

こうして吊り上げられて高額落札させられ、売るときには買い叩かれる…これの一体どこに面白みがあるのか…夢中になっている人には分かりにくい。

小さな局所バブルである。痛い目を見ることになる。
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Unknown (m.)
2021-05-25 07:36:36
それにしても富貴蘭のオークションは三昧の独り勝ち。

蘭国はポシャッたし、isは独りよがり。他は小粒。

とくに業者の没落が際立っている。出品のラインナップも、完全に三昧に喰われている。

昔は、三昧の上に讃歌氏がいたが、彼は早々に引退してしまった…

三昧、独り勝ち現象は、決して悪いことではない。そこさえ弱れば、あとは簡単。リンドレーのような次世代の狂信者が出現しないように見守ればよい。

アンチ富貴蘭の布教活動を充実させつつ、来る新時代に備える。
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Unknown (m.)
2021-05-24 20:25:39
三昧の建国宝!予想以上の入札!

参りましたぁ。夏だけ芸を出すという、しょうもない品種を欲しがる人間がいるとは!

やはり、バカは底なし。

それにしても、ヤフオクは楽しい。蘭国が昔、酒のつまみに丁度良いと言っていたが、まさに、まさに。

かたや、三昧が100万以上稼ぎだそうとしているときに、蘭国のキバナノセッコクは……ぷぷッ

残念だねぇ…誰か入札してやれよって思うけど。八万とかいう開始金額が恥ずかしい。まぁ、蘭国の蘭友の出品だからね。

これで翠三蝶は高くは売れなくなったな。幼木で八万なら成木で10万くらいか…?

あとは建国宝だな。どこまで上がるか。
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Unknown (m.)
2021-05-24 07:37:07
昨日の三昧の黒牡丹オークション、どうみるか…

金額としては往時の勢いを感じさせなかった。しかしもし、単価を上げる目的だとすれば、ああいう乱発出品はしないだろう。

三昧自身も、値段にこだわらず安く譲った感覚ではなかろうか。

真の目的は三昧ブランドの黒牡丹の普及である。いよいよ、人気に翳りが見えて来た黒牡丹をしっかりと世間に根付かせるための種まきかな…と。

それは実によろしくない。リンドレー1人黙らせるのにも、かなり手間がかかった。あのような信者的な輩が増えてしまう可能性がある。

数人も出現すれば、次世代の誕生となる。これではいつまで経っても富貴蘭が終わらない。三昧もなかなかやるなぁ…蘭国よりも出来るかもな…
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Unknown (m,)
2021-05-24 01:39:31
三昧のオークション、第二弾が始まった!

今回の目玉は建国宝か。

ブーム時は30くらいまでいってたが、今回はいかほど?

うーん、黒牡丹が8くらいだったから、だいたい全盛期の半額だから、15くらいかなぁ…。

ま、でも建国宝自体、そう大した芸がないから割り引いて12くらいとしとこうか?

たとえ、それくらいで買ったとしても、増やして売る頃には2.3万だからね。長くて、あと数年よ。それまで待つかな。

それより、新しい植物を探さないとね。何がよいかな。
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Unknown (m.)
2021-05-23 20:39:06
三昧のオークションは大盛況だった。

サクラも少なかったようだし。ま、合格点だね。

サクラの見分けかた。しめし合わせた金額までは競り合うが、基準額に達した途端に沈黙する。

複数の出品に同時に入札する。万が一、落札してしまったときのために、株分け可能な木に入札している。

今回は評価数740が怪しかった。本気で欲しがってしまった人は今回もハマったね。かわいそう。
それにしても、安くなかったなぁ…。今回の黒牡丹が芸を表すまで数年はかかる。そのころには、今の10分の1以下まで下がる。この記事を読んで少しでも研究してくれれば良いのだが…



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Unknown (m.)
2021-05-23 13:54:56
うーむ、今回は大したサクラはないみたいだね。

気になるのは、パインツリーの霧島に入札している評価数306。こいつは玉川錦の10万越えの黒牡丹にも入札してるね。こいつが、入札額を釣り上げている。

オークションは最後の二人になってからがキツい。どこまで上がるか分からん。しかも、ライバルは出品者が放った刺客かもしれんしね。

こういうカラクリを知らずに入札してると、ズタボロにされる。
ぜひ、この記事を読んで勉強してほしい。

ウツボカズラや観葉植物のオークションには、終了時刻が固定されているものもある。これはこれでキツい。出品者が淡白で、限られた時間のなかで最高額を提示した人が勝つ。一発勝負。富貴蘭のオークションは、入札があるたびに終了時刻が延長され、入札額をずるずる上昇させる。
なんにせ、サクラにあおられてハマった人はかわいそう。自分も出品する際はプロのサクラに依頼するつもり。本気の人からトコトン搾り取ることができる。
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Unknown (m.)
2021-05-23 01:24:50
おい、誰かパインツリーのオークションにも入札してやれよぉ…上限なしでさぁ。
三昧とかさぁ、かわいそうじゃんか。自分ばっかりさ。

キバナノセッコクも、そこそこ良い植物かもしれんよ。ツユクサみたいな感じだけど、あ、いや、こりゃ失礼。ツユクサは素晴らしいです。ハイ。

まあ、でもアレだな、翠三蝶も2.3万なら買い手がつくかもな。
でも、節々に成長点があることを考えると、デンドロの類に出資する気にはならんわな。

だけど、海外のデンドロには秘蔵品があってさ、みんな知らんだけ。売りに出ないから。

芸が派手すぎて基準よりも数段小型だしね。あ、あとナギランも要注意な。…あるとこには、あるから。

明日、三昧の黒牡丹、どんだけ上がるかなぁ。バカの一つ覚えだけどな。

昔、ウツボカズラにも若きカリスマが居て、いろんな個体をブランド化したんだな。surfaceっていうの。ボロ儲けしてたよ。

数ある小苗のなかから、個性の強いヤツを選んでな。

選球眼ってヤツよ。自分もどちらかと言うと、そっち側。

そんな自分からしたら、富貴蘭の黒牡丹は、もう終わってる。

三昧がB級品として出したヤツを下取りしたところで、三昧が持ってる本チャンには勝てんよ。当たり前の話だけど。

やっぱ、人が目をつけないところを1番に攻めなきゃ。

そう考えると黒牡丹だけじゃなく、富貴蘭全体がもう終わってる。

では、何があるか…これが分からんのだ。ウツボカズラで次に来るのは、アッテンボロギ。いよいよ、日本でも成株が育っている。今までの高山ウツボカズラとは一線を画すだろうね。これは、観葉が好きな人間が皆欲しがる。

最近、調べたのは2013年に発見されたマミラリア。なかなか奇抜な姿で花もデカいんだけど、結論としては花籠の方が好きだね。
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Unknown (m.)
2021-05-22 20:44:57
今週はシロアリの観察よりも、ヤフオクだな。
シロアリの卵も美しいが、ヤフオクは楽しい!
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Unknown (m,)
2021-05-22 19:17:16
しかし、玉川錦。

今回はサクラ仕込んでるんかな。
その辺、キチンとしとかんと、マジで値崩れしちゃうからね。

玉川錦から頼まれれば誰もノーとはいえまい。出入りの業者、趣味家の信者ども、あとは蘭友…いや蘭友は高知の蘭国だったか。パインツリーも、キチンとサクラを仕込めば良いのに。
翠三蝶のオークションは閑古鳥だ。そこそこ、価値があるんだけどな。

大ベテランも勝ち組、負け組に分かれた…

所詮、蘭国は自生地でやってるだけのことだから、あまり評価されない。玉川錦は見事にブランド化に成功した。秋田はまだまだ稼ぐぞぉ。ま、isは価格設定がおかしいから、インチキ感があるな。残念。

どいつもこいつも、オモロい。
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Unknown (m.)
2021-05-22 18:56:26
ヤフオクが、楽しいねぇ…
黒牡丹、まだ、人気があるなぁ。意外だ。
何が良いのかね。

それよりも、虎斑やら、中斑に見える金牡丹の方が気になるな。

白麗宝の20万て。すげぇな。子に紺が乗ってたら、行ったかも。でもさ、こんだけ金牡丹やら黒牡丹やら、リーズナブルになってきたから、あえて得体の知れない品種に行く必要はないわな。

金牡丹、黒牡丹もブームの頃はこんなに安くなかったからね。
もうちょい待てばさらに安くなるだろうから、そんときに買い漁ることにしよう。一発で揃うだろうな。
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Unknown (m.)
2021-05-21 12:56:36
むろん、高知の「蘭友」方式でオークションに参加しまっす。
ブラックリスト入りしてますからね。蘭友ならば、トラブっても大丈夫。
暴れてやるぜ〜フォー!!ビバ、玉川錦!
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Unknown (m.)
2021-05-21 07:48:20
ふふっ。
高知に比べると秋田はメンタルが弱いというか、感情的というか、煽ればすぐに反応してくれます。

もともと お人よしなんでしょうなぁ。

これで、一つ、きっかけが作れました。実に簡単な連中です。おそらく、そこそこ、高値がつくでしょう。

しかし、高値がつくほどに反動も大きい。黒牡丹疲れ、建国疲れ、これが今回のテーマです。飽きる、ってことですかね。
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黒ボタン (こしかた)
2021-05-20 23:42:14
秋田の黒牡丹きましたね。今のところ静かな立ち上がりのようですが、あと2日どうなりますことやら。
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Unknown (m.)
2021-05-19 00:28:02
ウツボカズラ
ドンドンと新しい品種が発見され、新しい交配が発表されるなかで、レジェンドとなりうる品種がいくつか、ある。

同じ交配でも、形質の発現にはムラがあり、その選別は有意義である。

プレデターや、サーベルは古典品種といえる。ザビエルは今一つ。

今、ペルタータとビロサの苗は市場に出回り、皆、飽きているが、ところがどっこい。この苗の中に次世代のスターが隠れている。
そもそも、この交配そのものが快挙であり、海外から注目されている。そのなかの選抜個体となれば、なおさらだ。

まず、葉身の長さと袋の長さが1対1である。これはスゴいこと。
袋の色は紅色。植物体全体に黒い体毛がある。

あとは耐暑性である。これさえあれば、スターだ。

どんなに素晴らしい品種でも、冷温室がなければ育たないようでは駄物。

ビロサよりの形質を示しているだけに、これで耐暑性があれば、奇跡。

世界洋ラン展で、デンドロのヒビキの量産個体が販売されていた。どうやら実生繁殖らしく、個体ごとに変化がある。

なかでも、ボール状に花を付けている個体を見つけた。
早速、家に持ち帰り、栽培してみたら、一年間、咲き続けた。

そこで、その手のデンドロに目覚め、カスバートソニーの交配種に注目するに至った。

予想どおり、3ヶ月以上も咲いている。こちらもやはり、耐暑性がネックだ。

富貴蘭はバカでも作れる。しかし、これからの園芸植物はそういうわけには行かない。
返信する
Unknown (m.)
2021-05-16 20:52:07
富貴蘭、次の出品で、ジ エンド である。
有名人気ブロガーがヤフオクに建国やら、黒牡丹やら出品する、入札がない。→価値がないことが知れ渡る。→他の高級品を出す。→これも、さほど価値がない。…で終わり。

来年の今頃には、ガッツリ値下がりして見る影もないはず。

いま、専門店がドンドン、追い込まれている。安売りしなきゃ、食えないはずだ。…我々としてはここで、もうひと粘り。

欲しい気持ちをこらえて、我慢我慢。勝負師は我慢が肝心。

情に流されたら、後悔します。トコトン、粘る。
安く買って、値上がりするのを楽しみたいか、それとも、高く買わされて日々、資産価値が目減りしていく恐怖を味わうか。

安く、買い叩こう!!趣味家は減る一方。富貴蘭の苗よりも、富貴蘭に興味をもつ人間の方が希少なのだ。

建国の杜→ゴミ山に!ノーモア、富貴蘭。ノーモア、リンドレー!
返信する
Unknown (m.)
2021-05-08 13:46:06
ながらく、葉芸は遺伝しないと言われていた。
鈴虫剣芸など大量生産は不可能だと。

しかし、それは間違い。葉芸のなかには劣性遺伝のものもある。

一見、無芸に見える1代目を掛け合わせることで、1つの形質につき、25パーセントの割合で形質が出現することになる。

それは二次二項式の展開からあきらかである。

有名なメンデルの法則では二つの劣性形質を共存させるために、16分の1まで出現率が下がる。

つまり、富貴蘭ですら科学法則に従うのだ。

これからは、目的意図に沿った人工交配種の時代だ。今までの品種をもとに、大量に品種が作られることだろう。

ときには、それを山採りと偽ることもあるだろう。

もはや、羆だの湖東錦だの至楽などといっている時代ではない。
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Unknown (m.)
2021-05-05 21:35:55
やはり、苦労が人を育てるということやな。

理不尽な境遇に陥ったとき、人は芯から優しくなれる。

リンドレー、小せがれ…

うーむ。アイツらが思うほど甘くねぇんだわ。クソガキどもが…
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Unknown (m.)
2021-05-05 17:10:51
リンドレーにせよ、小せがれにせよ、この時代に古典園芸を志す輩は、大体、ネジがゆるんでいる。

一人一人、お灸を据えるのも難儀やのぉ…。
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Unknown (m.)
2021-05-05 17:07:01
専門店。通販のない、実店舗のテナント料の高い店から潰れていく。

…となると、思い浮かぶのは池袋の屋上だ。

少しかわいそうだ。仕事人としてはペケだったが、人間としては普通だったかもしれない。しかし、自分も社会人となり、働くようになって、あの小せがれの接客態度など、看過出来なくなった。

おそらく、苦労をしたことがないのだろう。傲慢な態度、上から目線で接客する。あれでよく務まるなぁ…いや、務まるはずがない。

先代のオヤジさんは、夢中になって1時間、2時間、話を聞かせてくれた。もはや、客としてではなく、人としてである。

それは何故かというと、オヤジさんが苦労をしたことがあるからだろう。

小せがれには、何一つ足りていない。悪いことは言わない、早く足を洗うことだ。郊外の園芸センターかなんかで、観葉植物の仕入れ担当かなんか、やってみれば良い。植物に興味があるなら。

植物が無理ならコンビニ店長も良い。

どちらにせよ、まずはトイレ掃除からだ。1からのスタートを応援したい。
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Unknown (m.)
2021-05-05 16:25:54
来年の今頃には富貴蘭は全体的に半額以下にまで値下がりするだろう。

建国の杜をクズ山に。の達成が近づく。 

まずはやはり、専門店の倒産があるはずだ。

趣味家と違って売れなきゃ、死活問題。どんどんと下げていき、最期はハジけて散る。ま、先見性がなかったということになる。

値崩れの震源はまちがいなく専門店である。

最期はイロイロともめるはずだ。見苦しい人間模様が浮かび上がることだろう。良い酒の肴になる。
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Unknown (m.)
2021-05-05 16:13:33
キバナノセッコクは予想外である。まだ、需要があるのか、なかなか値崩れしない。

だらしない姿だと思うが、野性味があるともとれる。

あぁ、誰か早くフラスコ増殖してくれんかなぁ…。そしたらスコンッと下がるのに。

一時期、オタカナカフという長生蘭がアホみたいに流行った。
たいして見どころのない蘭だったが、しばらくは高値が続いたのだ。

今となっては需要が満たされ、ずいぶん値下がりしたはずだ。

キバナノセッコクも、需要が満たされればダダ下がりになるはず。ホームセンターの園芸コーナーで野生ランとして販売されるくらいがちょうど良い。
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Unknown (m.)
2021-05-04 15:20:33
調べてみたら、あるわ、あるわ、宝の山が。

しかも、かなり、芳香がある。これを食べるって、すごいよな。

それにしても、リンドレーを沈黙させたことは、大きい。
昨年は5月から活発に動いているが、今年は少なくとも秋までは沈黙だろう。その間に富貴蘭界も衰退するだろうし。

リンドレーが動いたとしても衰退はしてゆくが、やはりスピード感が違う。ああいう、青臭い若手が健在だとズドンッと落ちないのである。

富貴蘭界が衰退する最大の原因は新規趣味家人口の激減である。まだまだ、油断大敵。啓蒙活動を進めていきたい。

建国の杜をクズ山に!!
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Unknown (m.)
2021-05-04 15:06:30
ある生物を飼育して1週間。

当初、環境変化からくるストレスのせいか、腸がドス黒く変色。
ここ数日で、飴色に澄んできた。これが、我が目的の原生動物である。空気に触れると死滅するというが、叢としてなら存在するかもしれない。

これを蘭類の栽培に転用する。道のりは長くなるだろう。

さらに地の利を生かしてさらなる希少生物を飼育することにした。取り寄せたリストには、ナマケモノやキンカジューなども同列にならんでいる。早速、手続きをしてみた。

さらに、現地調査。10数地点視察。わたしと同じことを考えている人物が、1人いるらしく、すでに同じ調査がなされた形跡があった。
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Unknown (m.)
2021-05-02 20:24:16
富貴殿の価格が、富貴蘭界のバロメーターだと述べたのはいつの頃だったか…

その富貴殿にも値がつかなくなった。10,000円を切っている。
これは私が予見した通りだが、予想よりも圧倒的に早い。

次に黒牡丹と建国系の凋落を予見していたが、いかがだろうか?

…これもバッチリ的中である。無理に煽ったことがアダとなり、しぼむのも早い。系統木などといって、しょうもない木に高額を注ぎ込んだ方々…ドンマイ。パァ。

「建国の杜はクズの山」これが私のライフワークである。

剣龍や建国宝を落札できないばかりか、某ブログで小馬鹿にされたことを未だに根にもっている。

ついでにサイコ呼ばわりされ、個人情報を無断で公表されたことに怒り狂っている。

なんとか、富貴蘭界を潰したい。その一心である。
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Unknown (m.)
2021-05-01 03:17:40
真に手に入れるべきもの、レアものとは、何か?

価格ではない。一度目にしたとして、2度とはお目にかかれないものである。

富貴蘭はどんな高級品種であっても、すでにその対象にはない。あと、20年、30年もすれば、いつかは見直されるだろう。今はガタ落ちだ。
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Unknown (m.)
2021-05-01 03:12:56
ヤフオクの入札には2種類ある。

たくさん入札があり、額がドンドン伸びるタイプ
これは入札者が本気で欲しがっている感じ。

もう一つは、格安価格から始まり、小刻みに入札があるものの、価格が伸びないタイプ。

最近、後者をよく見かける。入札がないよりはマシだが、そんなものがいつまで続くというのか…
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Unknown (m.)
2021-04-30 07:36:43
富貴蘭、ここから先はだます、だまされるの世界。
専門店もボランティアじゃないから、嘘の一つや二つはつく。

それがまた、富貴蘭離れに拍車をかけるが、背に腹は変えられない。

ここからは、速い。昔、富貴蘭の相場を決め込もうとする輩がいたが、そもそも、相場とは変動するものなのだ。高級品種が見向きもされなくなるのは時間の問題。

今、建国宝とか、剣龍など売り出しても値がつかないはずだ。

手を出してしまった人は実にあはれ。これからは目減りする一方。

これからは高級品種がアブない。
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Unknown (m.)
2021-04-29 18:28:32
またもや、予想的中。
業者が富貴蘭の古典品種をビニール袋根巻きで格安販売していた。

そのこと予見したのは4年ほど昔の話か…

ここまで具体的な内容が的中したのは初めてのことだ。

富貴蘭界という大樹が今まさに倒れようとしている。

しかし、完璧に消滅することはないだろう。熱狂的な支持者が愛培し続け、来るべき次のブームを待つことになる。

私も、白牡丹や建国殿などには思い入れが強いので、維持し続けるつもりだ。

これからは、高級品種がどんどん値下がりしていくだろう。そう聞くと、喜ぶファンもいるが、価値自体が下がり続けているので常に割高感を感じるはずだ。高級品種の値下がりも専門店が震源地となる。しかしながら、それは専門店の最期の姿となるだろう。その先、売るものがないからだ。

対照的に食虫やビカクの世界は熱を帯びている。ウツボカズラ界ではエドの人工交配種がブームを迎えており、なかなか手に入らない。若い趣味家も多く、栽培法の研究も盛んである。
秘蔵品なる存在も多々あり、なかなか奥深い。

ビカクについては詳しくはないが、いくつか気になる点がある。まず、耐寒性が予想以上に高く、野外越冬が可能だということ。
次にタイのファームで、どこまで改良が進んでいるのか、という点。
熱帯植物であり、胞子で大量生産もできるビカクがここまで流行るとは思わなかった。
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Unknown (m.)
2021-04-25 21:20:09
そろそろ5月。仕事もひと段落。
ぼちぼちオークションに出品してくれるかな…あ?
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Unknown (m.)
2021-04-25 19:04:24
二、三十年もすれば、当たり前になる。

2013年ころには、この新しい技術の農業的な活用が示唆されている。

もっと古い記事もある。

こういった類いの研究は大学院生らが得意とするところだ。

日本は、森林大国である。いつか、誰かがこの技術の有効性に気づき、活用するはず。

うまくすれば、空気中の炭素、すなわち二酸化炭素が地表に沈澱するスピードを倍加できるかもしれない。
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Unknown (m.)
2021-04-24 21:06:25
新しい技術への道筋が開けた。
きっかけは、ダンボール栽培。なぜ、ダンボールで蘭が育つのか?20年考えて、一つの答えにたどり着いた。

誰も思いつくまい。しかし、考えてみれば、当たり前。
なぜ、今まで気づかなかったのか…となる。

さらに、アイデアを具現化するために特殊な道具を用意した。これは、ある程度、限定的。この道具を保有する人物は、それを隠匿している。

しれっと、当たり前のように困難を達成して、道具は秘密にしている。

分からない人間はいつまでもわからない。なんで上手くいくんですかぁ?…えっ?なんもしとらんよ?…なんて。

しかし、自然とは、森林とはなんと偉大なんだろう。
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Unknown (m.)
2021-04-18 14:14:13
neomarica northianaという海外産アヤメがある。園芸マニアなら誰でも知っていて、写真を見れば、あぁ、あれのことね。となる品種。古くから国内導入され、500円程度で販売されている。

それを春蘭だと偽ってヤフオクに出品する輩がいる。9万円。
即座に質問したので、品種を間違えているのではなく、確信犯。調べてみると、家禽系鳥類に詳しい人物らしい。

おそらく、東洋ランは荒稼ぎできると聞きつけたのだろう。…つまり、この人物の裏側に詐欺の本流がある。

クワガタのオークションでリンドレーと同じようなことをしているバカがいた。どこの世界にもいるんだねぇ。警告文を100万で出品。ただ、自分で勝手に相場を発表したりはしてないから、やはり、リンドレーの方が数段上のバカである。どんなバカでもさすがに、オークションのルールは理解ができるようだ。

富貴蘭はいよいよ終焉が近い。ヤフオクでもほとんど値がつかない。
トップランナーたちはどう考えているのだろうか?旧来の品種に値がつかない以上、新品種に頼らざるを得ないが、バイオを公認すれば、ダイナミックに値崩れする。

さあ、どうする?建国も黒牡丹ももう、売れないぞ。ハハッ。

富貴蘭界は数十年前にメリクロン生産の拠点を韓国に移転した。それはなかなか良い判断。衰退するはずの富貴蘭を延命できたのだ。しかし、インチキの印象を醸してしまい、新型コロナ禍における特需を逃し、むしろ寿命は格段に縮まった。
これは完全に人的災害である。

自然に人工交配に移行しておれば、今頃、ビカクと並んで大ブームだっただろう。これほど今の世にかなった植物はない。
しかしながら、富貴蘭が醸すイメージはダーティー。
詐欺が横行し、やたらと高額。ハイエンドなベテラン趣味家はblogで紹介した苗をヤフオクで売りさばいて、数千万も荒稼ぎしている。これでは流行らない。

富貴蘭は近々、終わる。
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Unknown (m.)
2021-04-13 20:00:44
水草ブームは東日本大震災で終焉を迎えた。

発電が不安定になり、趣味で電力を使うことが非難されていたのである。さらには、都心部の水道からは微弱ながら放射能が検出された。
何より、水槽が倒れ、割れてしまった。区別されていたトニナや、エキノドルスが混ざった。そのときはじめて、区別していたものにさほどの差異がないことに気づいてしまったのだ。

夢からさめた瞬間である。ほとんどの人が戻ることはなかった。

ラベルのない富貴蘭を見て、誰が正確に判別できるだろうか?

ほとんどの趣味家には不可能だろう。

富貴蘭にブームが来ていたのは、むしろ、幸運だった。本来、一切流行らないはずのものだった。

様々な条件が重なり、束の間日の目を見たに過ぎないのだ。つまりは今までが良すぎたということだ。
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Unknown (m.)
2021-04-13 07:38:33
ボーナス期を迎えるごとに弱体化する富貴蘭。

あと何回持ち堪えるか…おそらく、あと2回。

今年度中にかなり値崩れするのではなかろうか?

一般的には、園芸植物は巣ごもり特需で値上がりしやすい。

しかし、富貴蘭はその流れをつかみ損ねている。

富貴蘭愛好家が、もともと巣ごもり状態に近いから、さほど変化がないのだ。

今まで、ボーナス期のヤフオク出品で入札されることで価格形成をしてきた。これからはそれも効くまい。

低い客数を高い単価で補ってきたが、もはや高くは売れない。しかも、売れるとすれば店を構えない連中の方が断然有利だ。

おそらく、今年度中に専門店が閉店するだろう。ともすれば、園芸○。パンも廃刊する可能性がある。すでに廃刊したか?
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Unknown (m.)
2021-04-12 19:50:36
富貴蘭関係者の心が折れる瞬間がある。

都心部の専門店が無くなる日だ。

銀座松坂屋の水草専門店が閉店したとき、たしかにあの時、趣味の水草が終焉した。マイナーとなり、徐々に消えていった。

近いうちに似たようなことが起こる。そのときを境に急激な衰退をみせる。

もう一つはヤフオクだ。ボーナス支給時期を狙って様々な高級品種が出品されるはずだ。一時期、建国や黒牡丹など、かなりもてはやされた。秋田や高知は累計数千万の出来高を誇り、温室を新調している。

次のボーナス支給時期のヤフオクに注目してほしい。さて、どれくらい競り上がるか?

もしかすると、これは公開処刑になるかもしれない。
この結果を見て、場合によっては趣味家の心が折れ、ベテラン勢の早期引退が期待できる。

しかしながら、これは実にまずい事態。富貴蘭の終焉が一気に加速する可能性がある。

では何が栄えているのか?やはり、ビザールプラントと呼ばれる植物たちだ。ビカク、モンステラ、多肉、コーデックスなど。
今まさにバブルである。私はこのバブルは長くはもつまいと考える。これらビザールプラントも、熱帯性のものが多く、簡単に殖えるものもあるからだ。
すでにいくつかのジャンルが消失している。

じわりじわりと勢いをつけているのは食虫植物である。これが、実に面白い。私が今ハマっているのがウツボカズラのペルビレイだ。他のウツボカズラとまったく育て方が違う。蘭やサボテンにも似た生態だ。
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Unknown (m.)
2021-04-09 07:41:53
さて、富貴蘭の最終盤の予想。

まず、専門店が倒産。

専門誌が廃刊。

高齢化により、趣味家が激減。

人工交配種の氾濫。

供給過多による苗価格の暴落。

…である。

この流れで富貴蘭は終わっていくだろう。多くの品種が失われることになる。

我ながら的確な予測だと思うが、実は誰が見ても、そりゃそうだろ…程度の当たり前のことのようだ。特段、私が優れているわけではない…残念。

今、園芸界から一つのジャンルが消えようとしている。時代の証人として刮目しておかねば。
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Unknown (m.)
2021-04-08 21:22:29
いよいよ、富貴蘭の最終段階が近づいてきた。

どんどんと予想が的中し、ついに底値が見えてきた。

もう少し時間がかかると思っていたが、アッという間のできごとだった。

園芸界全体を見渡すと巣ごもり需要が発生し、かなり勢いがある。200万、300万の取り引きがザラ。バブルとも言える。

しかし、その波は富貴蘭には来なかった。まったくの素通りである。逆に韓国春ラン、日本春ラン、富貴蘭の暴落三点セットは落ちるところまで落ちようとしている。本来、東洋ランに興味をもつはずだった若き趣味家も、みな、別の園芸植物を志している。当然、私のような中堅の趣味家もほとんどが見限っている。

これから、富貴蘭に新たな資本が投資されることはない。貧しくなる一方である。た、花どきは香りが良いというだけの一般的な園芸植物である。将来的に展望がない以上、取り立ててどう、ということはない。
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Unknown (m.)
2021-04-05 22:07:39
富貴蘭において、古典品種の没落から、交配種の勃興まで、しばらくの間が開くことだろう。

趣味家たちの価値観の変化が追いつかないのだ。やはり、交配種は紛い物だという感覚が強い。

ウツボカズラでも、その傾向が強かった。しかし、いくつかの発見が趣味家たちの価値観を揺さぶることになる。

まず、はじめは、ラヤとバービの交配種であるアリサプトラナである。この奇跡の交配種は両親を凌駕していた。

次にトラスマディエンシスである。ローウィアイとマクロの奇跡的な交配種。このミステリアスな存在に誰しもが夢中になった。

究極はハリアナやキナバルエンシスである。現地でも幻である。さらにローウィアイとラヤの交配種も1本だけ存在するという。

ウツボカズラでは早くから交配種の素晴らしさが認められていた。
それにより趣味家の裾野も劇的に広がったと言える。
栽培人口は増え、若者も多い。若者が自生地に赴き、また、新たな変異種を発見する。するとまた、趣味家が増える。

比べて富貴蘭はどうか?
まったく魅力がない。ただ、ただ、その一語に尽きる。一体全体、何がそんなに面白いのか…分からない。昔は夢中だったが、今ではくだらないと思う。所詮は一般普及品。
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Unknown (m,)
2021-04-05 00:59:49
今、1番苦しいのは、専門店である。
どんな植物でも、マニアックなものは通販で手に入れる。

通販業務に長けていないものは厳しい。

東洋ラン全般に実生メリクロンの波が押し寄せている。
まだ、交配種が劣勢だが、いずれ、交配種が全盛を極めてゆくだろう。

技術のある専門店が有利となる。ラボのあるなしだ。クリーンベンチにオートクレーブ。

交配種でも、素晴らしいものが出始めた。韓国春ランの望月やコテイなど。しかし、より安価なものでも十分に良い。

古典品種は、もう売れない。富貴蘭では建国系や黒牡丹系が最後のブームだったと言えよう。
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Unknown (m.)
2021-04-04 10:03:03
ヤフオクでナルトオウギという植物を見かけた。
種子で25万円。理由は自然下で絶滅しているから。

よくよく調べると、海浜植物であることが分かる。種子を漂わせながら、海岸を転々と移住していく一年草。

おそらく、人知れずどこかの海岸で野生株が根付いていることだろう。

種子には、おそらくなんらかの発芽条件がある。
単純にペットボトルに塩水と砂と種子を入れてシェイクしてみてはどうだろうか?きっと発芽率が上がるはずだ。無責任な考えだが…

なんともロマンのある話。
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Unknown (m.)
2021-03-27 23:25:51
韓国春蘭、日本春蘭、富貴蘭、どれも人工交配が全盛である。
そして、そのことを隠さなくなった。さらにはメリクロンフラスコの存在も明らかになった。

…もう、終わりである。ここからは、エビネやウチョウランと同じ道を辿りながら、廃れ、最後は現在の松葉蘭のようになる。

松葉蘭も全盛期は、大名古屋温泉にて田口氏らが黒龍角と青珊瑚を持ち寄り、区別を試み、失敗したという。

いずれ、富貴蘭もそうなる。本羆と建国殿の区別がつかなくなるだろう。

ヤフオクが面白い。どんな蘭も安くなっていく。以前より富貴殿の価格暴落を予見していたが、もはやすでに、予想以上の順調な暴落である。こんなに予想どおりになるとは…

さらに、予想したとおりに、訳の分からない連中がわいて出てきた。見苦しい振る舞いをしながら、どんどんと趣味世界の品位を底なっていく…秋田や高知の比ではない。

急激に価値をおとしめる東洋蘭の世界。まだまだ見苦しい人間模様が見られるだろう。

ありがとう、リンドレー。グッジョブだな。
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Unknown (m.)
2021-03-22 07:54:21
あと、評価数577も追加。
こいつ、許さん。
しかし、リンドレー、ご指導お願いします、ってどういう意味だ?
よく分からんなぁ…どこまでOKなん?許してもらえるなら、徹底的にやるけどなぁ。さすがに減らず口もたたけんか…
返信する
Unknown (m.)
2021-03-21 21:58:58
相手が出品しなくとも検索する方法を見つけた。
ただひたすら探しまくる。我ながら粘り強いなぁ…
怒りが原動力なんだなぁ…
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Unknown (m.)
2021-03-21 17:45:23
評価数909が910へ。
効率的に検索する方法を考えてみたが、まだつかまらない。

相手が出品中でないと、難しい。リンドレーよりも、こいつを先に。

リンドレーのメンタルを間接的に崩してから、リンドレー本体へ。
評価数46は検索方法すら分からない。
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Unknown (m.)
2021-03-20 21:53:24
良い方法がある。
評価数909をあぶり出す。
まずは、909。

そのあと、リンドレー、最後に46
返信する
Unknown (m.)
2021-03-20 19:28:44
906→909に変化
45→46に変化

909は活発に取り引きしているなぁ…探せば行き当たりそうだな。こりゃ、早い段階で尻尾がつかめそうだ…

45は難しい。偶然見つかるかも…程度だ。道のりは長い。粘り強くがんばりたい。ただ、オークションサイトが消えたら、かなりしんどくなるので、出来るだけ急ぎたい。
返信する
Unknown (m.)
2021-03-19 07:49:25
まずは評価数906から。
業者だけにやりやすい。個人よりも。
早く特定したい。
早く出品せんかな。定期的に評価数はチェック。
リンドレーも906も、丁寧に追跡調査していきたい。
ふざけたマネしやがって、許せん!!怒りで疲れも吹っ飛ぶ。
返信する
Unknown (m.)
2021-03-19 01:06:34
そろそろ評価数906が動きそうだ…
返信する
Unknown (m.)
2021-03-15 07:50:52
リンドレーによれば、idが伏字になっているのはオークションで次点がどうの、こうの…そして、そのあとにアホが鮮やかな切り返しだとか、ホザく。

ホントにバカだねぇ。まず、この発言によって、自らの個人情報が保護される権利を放棄したよな。

次に、リンドレーは文脈をミスリードしている。

要点は、第三者のidを勝手に公表喧伝してはいけない、ということであって、idが伏字になっている理由ではない。

分かりやすくゆえば、リンドレーが参照した定義書に、他人が許可なく第三者のidを許可なく公表し、誹謗中傷の対象として良い、と書いてあるのか?ということだ。

書いてあることを自分に都合よく解釈し、とりまきのアホを
見事に洗脳している。さすがとしか言いようがない。
返信する
Unknown (m.)
2021-03-15 00:32:22
しかしまあ、こういうバカを使いこなさないともったいないよな。

いやぁ、俺も秋田みたいにかつがれて、何千万も稼いでみたいわ…やっぱバカは貴重だよ。
返信する
Unknown (m.)
2021-03-15 00:29:42
しかしまあ、実にマヌケな連中だわ…
idが個人情報じゃないとか、ありえねぇだろ。
ま、墓穴ほったよな。
俺はidを勝手に公表されることは拒否するし、絶対に許さん。

リンドレー軍団はオッケーくれたのでやりやすいが、普通はアウトだよな。ホントにアホはかわいそう…知性は大事。

俺は不正は絶対に許さんからな。ナメた口ききやがって…
返信する
Unknown (m.)
2021-03-14 12:48:26
いや、45と906だけです。

評価数は現在のものが表示されています。
1月の第二週に画像保存したものと比べて、変化があった場合、重要なヒントになります。

まずは906からですかね。これで、ネットを徘徊する反知性主義者を叩くことができます。スカッとしますね。バカどもが…。

ただ、法的に問題があるのはリンドレーだけなのが、残念。あったとしても名誉毀損と個人情報保護法違反教唆くらいで、さほど戦えない。こちらは粗悪品詐欺とはまったく関係ないので、反撃は無効。圧倒的に優位。やるだけです。バカは自爆が好きなんですね。
返信する
Unknown (m.)
2021-03-13 10:53:36
すみません。評価数906です。

あと、質問欄を読み返してみると、評価数45も気になります。45は素人ですね。評価数のズレは取引履歴で確認できます。

徹底。
返信する
Unknown (m.)
2021-03-13 10:22:50
リンドレーはすでに特定完了してます。あとは取り引きするだけです。

質問欄の評価数906を特定したい。時間が経っており、リンドレーのようには行きません。ただ、この趣味界隈の人物であることは間違いなく、そのなかで906という数値は珍しい部類に入ります。
素人ではありません。業者かと思われます。ひとたび、idにたどり着けば、特定までは簡単です。評価数77程度あれば容易なので900以上はアッという間でしょう。 
評価数は増えることはありますが、減ることはありません。
「以上」検索をかけてみます。

ただ、質問欄のメンバーのなかにはidを停止している者もいています。時間が経つと、調査しづらくなることは否めません。

907が気になりますね。907にターゲットを絞りましょう。
返信する
Unknown (m.)
2021-03-12 18:18:53
リンドレーの出品履歴にある品種をすべてフォローしてください。ついでに落札している品種もすべてチェックしましょう。

アカウントを変更している可能性があります。

上限なしで結構。必ず落としてください。あとはなんとかします。
返信する
Unknown (m.)
2021-03-12 07:52:40
リンドレーのidで、フォローを入れれば大丈夫です。
返信する
Unknown (m.)
2021-03-12 07:51:13
その富貴蘭、本物ですか?
その蘭、本物ですか?
と、検索してみてください。それで行けます。
その出品者のidを検索してみると、取引履歴が一覧できます。
ただ、取引終了したオークションページは一定期間が過ぎてしまうと画像が削除され、さらには全体的に削除されてしまいます。データ保存しましょう。

あと、質問欄で発言している人物はなかなか特定できません。
返信する
Unknown (m.)
2021-03-11 07:59:23
さまざまな法律にあらがう稀代の詐欺師リンドレー87

あの10億円CD-R詐欺事件を振り返る。細かいことはいろいろあるが、
もっとも注目すべきは、インターネットのオークションサイトで蘭の相場を公表したことだ。リンドレー87の真の目的は粗悪品詐欺の被害者たちを洗脳することだ。その証拠にリンドレー自身は粗悪品詐欺の被害がない。

リンドレー87の最終目的は秋田や高知のようにインターネットオークションで暴利をむさぼることだ。秋田はおそらく3000万以上は稼いでいる。
リンドレーは過去数年で16万程度しか稼げていない。
これからもリンドレー87の動向から目が離せない。

ちなみに、粗悪品詐欺師たちも、さすがにダメージを受け、なりをひそめている。
高級品詐欺が横行するようになった。
返信する
Unknown (m.)
2021-03-09 07:54:29
粗悪品詐欺は犯罪だったか?
これには疑問がある。悪意に満ちた行為だが、富貴蘭という品種にどれほどの法的規定があてはまるのか。興味のないひとからすれば、どれもこれも同じだ。

むしろ、ありもしないような微妙な差異を主張して、高額な取引を成立させている富貴蘭協会の方が犯罪性が高いのではなかろうか…もし、この考えに異論があるならば、是非、品種特定の法的ガイドラインを整備してもらいたい。…無理だよな。

では、粗悪品詐欺を警告したリンドレーの行為はどうか。
まず、粗悪品詐欺師がデザインした画像を無断で転載している著作権侵害。私のidを勝手に漏えいした個人情報保護法抵触。やってもいない粗悪品詐欺への共謀を示唆した名誉毀損。
何より、明らかにおかしな10億円というおかしな金額のCD-R出品。

おそらく、リンドレーは裁判では勝てまい。

3度の飯より、リンドレー!実に興味深い。
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Unknown (m.)
2021-03-08 20:32:43
あとはリンドレーだ。
著作権違反、名誉毀損、個人情報漏洩、巨額詐称取引などなど、犯罪性の枚挙にいとまがない。

東洋ランの土を落札してから、動きがない。
待ちくたびれたが永遠に待とう…。
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Unknown (m,)
2021-03-08 20:21:12
さあ、いよいよ、私の予想が的中している。
富貴蘭は暴落の一途、二束三文。
こうなると、いつ、かちどきをあげたら良いのか迷う。
世の中には現実から目を背ける輩も多い。そんな彼らにも、私の予想が正しかったことを痛感させるタイミングが欲しい。

黒牡丹、建国を出品しても、値がつかない、ウォッチリストに登録されない。安くしないと、入札がない、という分かりやすい状況が欲しい。

だいたい、有名品種はボーナス支給期を狙って出品される。
その時が勝負だ。建国の社は巨大なゴミの山に大変身。
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Unknown (m.)
2021-03-07 19:31:55
さて、真の希少性を追求するわけだが、だいたい、ドイツ人が行手を阻む。

魚、植物、爬虫類…両生類。どんなジャンルでもドイツ人が先手を打っている。ただ、スーパーレッドデビルテトラのブラジル外での成功は私が世界初であり、どうやら後続もいないようだ。してやったり。

一つ、最近の日本が世界の勢力図を塗り替えていることがある…ま、これも企業秘密としとくか。ただ、すでにブレイクスルーした人物もおり、経済誌からも多いに注目された。私の読みによれば、さらなる進展が予想される。

蘭の部門では、ヨーロッパ、アメリカ勢が圧倒的である。資本元だったロスチャイルド、研究者クーポウィッツ、学識キュー王立協会、サンダー商会などなど調べれると面白い。
カトレアは富貴蘭と同様に富の象徴であった。

東洋ランも、洋ランと同じ宿命にある。50年程度遅れてはいるが…。

洋ランもメリクロンにより、かなり価値を下げた。しかし、市場規模は拡大し、さらなる希少種の発見をとげ、拡大し続ける。
返信する
Unknown (m.)
2021-03-07 19:31:44
さて、真の希少性を追求するわけだが、だいたい、ドイツ人が行手を阻む。

魚、植物、爬虫類…両生類。どんなジャンルでもドイツ人が先手を打っている。ただ、スーパーレッドデビルテトラのブラジル外での成功は私が世界初であり、どうやら後続もいないようだ。してやったり。

一つ、最近の日本が世界の勢力図を塗り替えていることがある…ま、これも企業秘密としとくか。ただ、すでにブレイクスルーした人物もおり、経済誌からも多いに注目された。私の読みによれば、さらなる進展が予想される。

蘭の部門では、ヨーロッパ、アメリカ勢が圧倒的である。資本元だったロスチャイルド、研究者クーポウィッツ、学識キュー王立協会、サンダー商会などなど調べれると面白い。
カトレアは富貴蘭と同様に富の象徴であった。

東洋ランも、洋ランと同じ宿命にある。50年程度遅れてはいるが…。

洋ランもメリクロンにより、かなり価値を下げた。しかし、市場規模は拡大し、さらなる希少種の発見をとげ、拡大し続ける。
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Unknown (m.)
2021-03-07 00:18:24
実生交配で表せないこと、つまり、デザイン出来ない表現とは何か…それは企業秘密である。今ではあまり大きく扱われないことが、近い将来、脚光を浴びることになる。

現在、注目されていることは、すべてイリュージョンだ。それは韓国春蘭が教えてくれた。
チャボ、中斑、素心…これらが自然界の淘汰圧に耐えることはない。特殊な環境で奇跡的に保持されることがあるが、奇跡はそんなにポンポン起こらない。この話を何度もしているが、未だに理解を示さないクソバカがいる。呆れた…。
人工的にデザインされた品種はやはり、安くあるべきだ。しかし、皆、イリュージョンのなかにいる。
大丈夫だろうか?春蘭はメリクロンでカルス化され、大量生産が可能だが…。緑雲がカルス化され、覆輪を得た話は、皆、忘れてしまっただろうか。もともと希少性などない。
では、真の希少性とは何か?それは人知及ばざる領域である。
たとえば龍涎香。海岸の石には誰も興味を示さない。しかし、それは超高額な鯨の分泌物なのだ。龍涎香に殺到することはたやすい。真の希少性とは、龍涎香を自ら見つけることだ。

昔、秋田のアホが、私を批判した。知ってるようで知らない人間だとか、何とか。たしかに、私は過去には疎い。しかし、残念ながら未来については誰よりも詳しい。
過去は秋田や高知に任せる。ハッキリ言ってどうでも良い。
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Unknown (m.)
2021-03-06 17:02:42
東洋ラン全体が、交配実生→メリクロンによって一変する。
今までの価値観は崩れていくだろう。

交配実生ならば優れた個体を大量生産できる。ウチョウランはドンドン豪華になり、エビネはまるでシンビジュームのようだ。春ランは丸花のチャボで、しかも中斑入り!なんてデザインも可能だ。

富貴蘭では二代交配により、葉芸すら改良できるのである。

もはや、これまで…である。
それが、私の論旨。しかし、これではまだ、終わらない。

これらの増殖技術革新は、洋ラン界が先立っていた。
では洋ラン界はどうか?といえば、未だに続いているのだ。

交配実生、メリクロンでは洋ラン界はすたれなかった。
一つにはパフィオの存在がある。メリクロンができないパフィオではいまだに希少個体が存在する。
さらには、数年に一度、新種が発表され、そのたびに根強いファンが現れる。

さらにさらに、実生交配にもできない表現がある。
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Unknown (m.)
2021-03-05 22:49:44
うーむ。良い感じ。
富貴蘭、東洋ラン、そして何より、キバナノセッコク。
順調に暴落している。

富貴蘭がダメになり、韓国交配春蘭チャボ中斑系が大コケした。

キバナノセッコクも色々とあるようだが、所詮、草姿がだらしない。節々に成長点がある。
それに気づいた人が手放し始めたのだ…。そもそも一体何処のどいつだ?キバナノセッコクで煽動しようとしたのは。

あとは、於多賀中斑だ。これが下がれば、ジ、エンド。
そこから先はない。

富貴蘭では、湖東錦と羆は忘れ去られ、韓国交配春ランも、コテイが市場に出回り、暴落。長生蘭はオタカナカフが沈んで終わる。

大棚はクズ山になる。それが何より楽しい!!
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Unknown (m.)
2021-03-02 20:52:21
リンドレーがここ数年、ヤフオクで稼いだ金額はおよそ16万5千。
この金額をどうとらえたら良いのか…
ためしに、リンドレーが崇拝して止まない玉川錦を調べてみた。
結果、測定不能。分かっているだけで、2500万〜3000万。取り引き単価は約7万円。
憧れるなぁ…たしかに、趣味でこれだけ稼げたら楽しい。
リンドレーの気持ちが少しだけ理解できた。玉川錦のようになりたい!!っていう。
やっぱ、カリスマは違うなぁ。
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Unknown (m.)
2021-03-01 00:09:14
クワガタムシ。
輸入当時、鬼珍種とされてきたクーラニネブト。
繁殖最難関種の謎がようやく解明された。

シロアリとの共生関係である。誰も気づかなかった。
近年、肉食アリの飼育ブームがあり、その生き餌として、シロアリの飼育も流行している。その糞をマットに混ぜるそうな。
ネブト採集者によると、クーラニに限らず、野生のネブトの住処にはシロアリが居ることが多いという。

これまで、赤腐れマットやら、温度やら、採卵済みメス問題やら、すべて的はずれであった。

これは蘭栽培にも通じる。的はずれなことをするから、育つものも育たない。

さらにさらに、このシロアリとクワガタの共生は実に興味深い。
ここから先は企業秘密。

分かる人には分かる。こういう事実から、また一つ、蘭栽培の真髄が深まる。

富貴蘭や東洋ランしかやらないようではダメ。

木を見て森を見ずとはまさに、このこと。

森の出来事に細心の注意を払うべし。
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Unknown (m.)
2021-02-23 21:09:24
はじめ、善悪の判断がつかない若者かと思った。
しかし、調べてみると老練な人物だということがわかってきた。
歳も思ったほど若くはない。
単なるバカだろうとタカをくくっていたが、とんでもないワルに遭遇したもんだ。
秋田や高知と肩を並べる老獪さである。
たしかに、判断能力のないバカどもをハメれば、おいしい。しかし、普通はそんなことは発想しない。
リンドレーは粗悪品詐欺には一度も引っかかっていない。被害額はない。リンドレーの目的は同業の詐欺師を叩き潰すことだ。自らの獲物であるバカどもを横取りされまいとする作戦。
のみならず、一度ハマった被害者を二度ハメしようとする鮮やかな手際。
ただ、10億円CD-Rオークションでは、同業詐欺師がデザインした画像をそのまま使用している。作者に了解を得ているとは考えにくく、著作権法違反の可能性が高い。
さすがに考えすぎだが、粗悪品詐欺師とリンドレーが結託している可能性も…いや、これはない。
リンドレーには、なんらかの焦りがある。沈みゆく東洋ラン界のなかで、保有する苗の価値が日ごとに下がるからか。
リンドレーの相場は公表時から、オークションの相場からは乖離していたが、日に日にその差は広がっている。
東洋ランを生業にする人も食っていかなきゃならん。趣味家が減れば、少ない人数の単価をあげなきゃならん。むしりとれるところからは、むしりとりたい。
詐欺師だろうが、なかろうが、そんな感じなのだ。
東洋ランにしがみつく意味、ありますか?もう一度、考えてみよう。
今、私は暑さに強い小型の野生植物にこだわっている。東洋ランで勉強させていただいた経験は大きい。どんな分野でも、詐欺紛いの行為はあるのだ。先日、80万の値をつけたモンステラがすでに値下がり傾向。40万のビカク、ビカクは小苗吹きますよ。胞子繁殖も可能。どんなにあがいても、タイには勝てん。

私が入手したグラキリス、90%以上の石化個体。2度とない個体。日を追うごとに価値を増す。ちなみに、石化個体の種子を蒔いても、遺伝はしない。増殖は接木のみ。しかし、接木をすれば主幹はなくなる。…どうだ?完璧だろ?どっかのアホが希少個体には猛者が殺到する、とかほざいていたが、…バカだね。猛者が殺到するような個体は既にレアではない。後になって、あぁ、アレはもうないんだな…というのが希少個体だ。

富貴蘭、東洋ランは、これからドンドン価値が下がる。値段などあって、ないようなものだ。相場などは、すべてがインチキだ。

通称、スーパーレッドデビルテトラ。日本では私が最初に繁殖させた。一尾7000円程度の魚だが、そこそこレアだ。雌雄判別、稚魚の初期飼料…など、特別な技能を必要とする。こういうことなんだよ。しょうもない富貴蘭とか、東洋ランとかやっとる場合じゃないんだよな。

香港が沈んだ今、スーパーレインボーデビルテトラや、フェナコグラムス ライムグリーンが日本に輸入されやすい状況だ。これらの魚、繁殖に成功したら、ドイツに勝てるぞ。誰か、行けよ!
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Unknown (m.)
2021-02-21 18:26:56
リンドレーの10億円CD-Rオークションを何度も見直してみる。
質問欄。私の抗議に対して、リンドレーの支持者が攻撃を仕掛けてきている。リンドレーが粗悪品詐欺オークションを摘発しているから、そのリンドレーに抗議する私は粗悪品詐欺師の一味だという。
知性が低い。そもそも、粗悪品詐欺に引っかかるようなバカどもだから、仕方がない。おそらく、方角には東西しかないと、思い込むタイプだ。南北を知らないバカどもだ。この手のバカは一度思い込むと、突っ走るから、手駒として使うにはもってこいだ。なんでも言うことを聞くだろう…バカだからね。
その点、リンドレーは優れている。見事にバカどもの気持ちを掌握し、バカどもを意のままにコントロールしている。
バカどもは、リンドレーが真の詐欺師だということに気付けない。
リンドレーの過去数年のヤフオク取引履歴を調べてみて欲しい。彼は一度も粗悪品詐欺には引っかかっていない。あれだけの摘発をするからには、なんらかの被害にあったはずだが、そんな痕跡はない。
リンドレーの目的は何か?バカたちに対するマインドコントロールだ。粗悪品を摘発攻撃し、自らが関係するオークション等を、有利に進める。それらの詐欺は粗悪品詐欺の数十倍の金額で展開されている。
バカどもはリンドレーが公表した相場を鵜呑みにして新たな詐欺にハマる。バカはどこまで行ってもバカなのだ。
リンドレーは粗悪品には手を出さない。しっかりと高級品を落札している。讃歌氏から紺乗りの良い月輪を30万で落札し、白寿という中国ナギランの高級品種を9万で落札している。リンドレーも私と同じように粗悪品詐欺にはいっさい興味をしめさなかったはずだ。粗悪品詐欺なぞ、分かる人間には分かる。
粗悪品詐欺にハマるバカがいることに気づき、活用する方法を思いついたのだ。どうせなら、自分が喰ってやろうと。
なかなかの悪である。
リンドレーは騙される側の人間ではなく、騙す側の人間である。ま、バカには分からないだろうがね。おそらく、相当なワルなんでしょうな。
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Unknown (m.)
2021-02-18 00:14:13
さてさて、富貴蘭もいよいよ売れなくなってきたね。
そろそろ、崩壊するかな…?
もう、値崩れさせないと、もたないね。これからどんどん下がるよ。
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Unknown (m.)
2021-02-18 00:06:26
ビカクの銀華。37万以上で3人せっている。
4人目は22万。
なかなか勢いがある。店舗の定価ならば、この1.5倍くらいか…交配春蘭の紅円舌は40万だが、ここまで盛り上がらなかった。
望月にせよ、コテイにせよ、それらの実勢価格は良くて20万、悪ければ5マンくらいだろう。
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Unknown (m.)
2021-02-17 23:58:41
ビカクの銀華なる品種のヤフオク。
38万だって。
やば〜。熱帯植物のクセにすごいな。
熱帯植物は爆殖するからやばいんだけどなー。
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Unknown (m.)
2021-02-15 20:54:44
どうやら、リンドレーは東洋ランの植え替えをするらしい。これで語尾の数字は78。検索式を全置換しよーっと。こういうことが全自動でできたらいいのに。しっかりとマークしないとね
返信する
Unknown (m.)
2021-02-15 19:13:42
ついに、韓国しゅんらを春蘭が完全崩壊した。もう、誰も買うまい。
やはり、交配種であることがバレたのが痛かった。
次は中国、交配春蘭が流行ることだろう。こちらは交配種であることや、メリクロン増殖であることを隠していない。
さて、誰が1番に導入し、先陣を切るか。そのやり方次第で、今後が決まる。ウソをつかないことだ。韓国春蘭も、望月やコテイがズンドコまで下がって初めて終焉である。さあ、高額で購入させられた皆さん、これから心臓に悪い時間帯。資産の急降下ジェットコースターです。
あとは富貴蘭とキバナノセッコク。これもすぐに下がる。楽しみだね〜。一生懸命集めたコレクションの価値が一夜でパァ〜。建国の杜はクズ屋敷。蘭の国はゴミの島。じわりじわりと近づいて来ている。嬉しいな。
あとは、リンドレーから落札して、直接会って、説教タレて、あぁ、たまらん。楽しみすぎる。春よ、来い。

実はリンドレーが出品しようがしまいが、関係ない。リンドレーの得意先と、連絡をとっていて、今はポロリを期待している。ただ、リンドレーのオクを落札できれば一気に距離が縮む。
返信する
Unknown (m.)
2021-02-15 19:13:15
ついに、韓国しゅんらを春蘭が完全崩壊した。もう、誰も買うまい。
やはり、交配種であることがバレたのが痛かった。
次は中国、交配春蘭が流行ることだろう。こちらは交配種であることや、メリクロン増殖であることを隠していない。
さて、誰が1番に導入し、先陣を切るか。そのやり方次第で、今後が決まる。ウソをつかないことだ。韓国春蘭も、望月やコテイがズンドコまで下がって初めて終焉である。さあ、高額で購入させられた皆さん、これから心臓に悪い時間帯。資産の急降下ジェットコースターです。
あとは富貴蘭とキバナノセッコク。これもすぐに下がる。楽しみだね〜。一生懸命集めたコレクションの価値が一夜でパァ〜。建国の杜はクズ屋敷。蘭の国はゴミの島。じわりじわりと近づいて来ている。嬉しいな。
あとは、リンドレーから落札して、直接会って、説教タレて、あぁ、たまらん。楽しみすぎる。春よ、来い。

実はリンドレーが出品しようがしまいが、関係ない。リンドレーの得意先と、連絡をとっていて、今はポロリを期待している。ただ、リンドレーのオクを落札できれば一気に距離が縮む。
返信する
Unknown (m,)
2021-02-11 18:18:37
いよいよ春蘭が衰退。国産春蘭はとうの昔に衰退していたが、韓国のチャボ交配春蘭が延命してきた

しかし、韓国の春蘭も化けの皮が剥がれてしまったようだ。もう往時の勢いがない。ドンドン値下がりしている。ヤフオクを見ているとよく分かる。韓国春蘭はもうダメだ。

中国産の一茎一花は昔から存在したが、韓国産の春蘭なぞ、昔は存在しなかった。あやしすぎる。
おそらく、日本の赤花ブームの前後に技術者が韓国に渡ったのだろう。多少の財は成したはずだ。

さて、今はマニアックな品種の価格崩壊が進んでいる。望月や、コテイはどこまで下がるだろうか…春蘭はメリクロンが盛んで、これらの品種もどこかで大量生産されているはずだが、ある水準まで下がったら、一斉に放出するだろう。…楽しみだねぇ。
返信する
Unknown (m.)
2021-02-08 19:24:50
カスバートソニー。
残念なことに、冷温室なしでは無理。しかしながら、交配種が賑わっている。なかには親を上回るものも。
昨年、世界ラン展でヒビキというデンドロを購入。1年経った今も咲続けている。この手の蘭が嫌いだったが、目が覚めた。通年開花というのは素晴らしい。
カスバートソニーに、この手のデンドロが交配されたら、最強だ。素晴らしいと思い注目したが、すぐに競合。あきらめた。

近年、ブラジルで発見されたモウセンゴケの最大種。凄まじく魅力的だが、これまた、競合。ガッツリ競り合うか、迷ったが、諦めた。まず、栽培が難しいことと、種が大量に実るそうだから、待っていれば安く手に入るかな、と考えた。いずれ、チャレンジしよう。

ヘレボレス のプライマリーハイブリッド。ヘルツェゴビヌスとクロアチアカス。不明な点は多々あったが、落札。
ブーム時では絶対に入手出来なかっただろう。この時期に開花し、花に不気味な脈模様、さらには繊細なブロンズリーフ。
いつかまた、見直されるときがくる。
返信する
Unknown (m.)
2021-02-07 18:22:49
ヤフオクはとにかくめまぐるしい。
入札しても、すぐに競合してしまう。しかし、すぐに次のターゲットが見つかる。調べて知識を広げて、どんどん諦めて、次へと進む。
今から10年ほど前、ある専門書に自生地が紹介された。何げに素晴らしい個体が映り込んでおり、マニアの間で評判になった。しかし、その直後に紛争地となり、道は閉ざされた。
忘れ去られた幻の個体。ヤフオクで出回っている。
驚いた。国内に導入されていたとは…!しかも、皆、忘れてしまったままだ。これはチャンスかもね。
水草ブームの最末期。数名の採り子たちが、東南アジアの渓流で暗躍していた。彼らは互いに縄張り争いをして仲が悪かった。野生のピクタムや、ブセファランドラ、斑入りクリプトは、彼らの功績だ。その数ある収穫のなかにレアプラントが存在した。ごく一部のマニアにしか手に入らなかった植物。ときを経て、ヤフオクで出回っている。大事に殖やされていることが嬉しい。
富貴蘭のヤフオクは異常である。堂々とニセモノが出回り、ホンモノはアホみたいに高い。高いが猛烈に値下がりしていく。
芸を出しているかいないかよく分からない半端品も数多ある。
挙句、リンドレーのような暴徒、それを擁護するクズどもがウヨついているのだ。園芸界のゴミ箱である。
返信する
Unknown (m,)
2021-02-07 01:23:15
ヤフオクは面白い!
珍しい植物がたくさん!興味深い植物を調べるうちに、知識がどんどん向上する。
いろんなことが分かってくる。世界ラン展がなくとも寂しくない。
ときにリンドレーのような無法者も現れるが、それもまた、楽しみの一つである。昔から、1番怖いのはホンモノだと感じており、警戒している。ホンモノを使った詐欺が1番手強い。競り合っている相手は本当に純粋な入札者だろうか?秋田、高知の連中から教わったことだ。
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Unknown (m.)
2021-02-06 14:01:39
原種の勢いも止まらない。
素晴らしい植物たちが年々、発表されている。
ギアナ高地のヘリアンフォラ、赤い網目模様が入る原種が発見された。
モウセンゴケにも、新種が多数。山の傾斜に自生する素晴らしい原種。
そして、日本の山野草にも。幻の銘品がチラホラ。

何より、モンステラには驚いた。60から始まって80くらいまで上がった。なかなか珍しい値動きだった。
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Unknown (m.)
2021-02-06 12:38:05
原種超え。
近年、原種を超える交配種が見られるようになった。
高山性の洋ランやウツボカズラなど、冷温室なしにチャレンジしたいとは思わないが、頑強な低地性種と交配することで耐暑性が増すことがあるようだ。しかも、容姿も良くなっている。
まさにこれは奇跡。
過去には、ウツボカズラのロウィアイとトランカータの交配選抜苗などがあった。ロウィアイを雄大、端正にして、栽培もしやすいという個体。
今まで諦めて来たことも考え直せるようになった。
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Unknown (m.)
2021-02-06 12:22:29
リンドレーがヤフオクに出品し始めたのは、どうもここ数年のことのようだ。とくに昨年の秋冬は盛んだった。3月、5月に出品した年もある。今までに夏季の出品はない。
リンドレーは讃歌氏から30で月輪を落札している。おそらく月輪には思い入れがあるのだろう。また、ナギランの白寿にも9万投資している。これらは重要な手掛かりとなる。
じっくりと待ち、かつ打てる手は打つ。富貴蘭関係者にも知り合いがいるようだ…。
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Unknown (m.)
2021-02-02 19:10:47
おぉ、たしかに、そうでした。よくご存知で!
秋田と、高知、実に憎たらしいですね。忘れてましたよ。
もともとは、彼らに仕返しをしようとしていたのでしたね。
リンドレーのような小物はどうでもよかった。
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Unknown (富貴蘭おたく)
2021-02-02 09:56:44
mよ、おぬしの戦うべき相手は池袋のせがれの店であり秋田であり高知ではなかったのか?住む世界が違いすぎるのであればその格の違いというものを見せるべきである。オークションを楽しみたいというおぬしの書き込みは詐欺師に利する言動であり全く意味が無い。秋田のブログの記事を忘れたのか?名指しで批判され前ブログを閉じたではないか。剣龍の出品と落札に何があったか良く知っておろう。戦う相手を間違えておる。さあ戦え!格の違いを見せるのだ!
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Unknown (m.)
2021-02-01 19:49:49
リンドレー研究。
ヤフオクの取引履歴を調べている。データが古いと精度が落ちるが、さまざまなことがわかってきた。
リンドレーは一度も詐欺に引っかかっていない。彼と取引しているのは、松永、森岡、廣崎などのメジャーが多い。
彼はあの警告を被害者として出したわけではない。細々と入門種を出品するなかで、詐欺オークションの連中と競合してしまてったようだ。いわば、ライバル関係である。
かなり、良心的な出品者だったようで良質な苗をお手頃に放出していたようだ。それゆえに、詐欺が許せなかったようだ。
MS培地の元を一度購入した経験があり、バイオ技術の知識もあるようだ。
書籍に対する執着があり、古い東洋ランの雑誌や、園芸大百科などを購入した。数年前には、ネプチュ…なんとかという妹系アニメの本を出品している。アニメのことはよくわからないな、、。
返信する
Unknown (m.)
2021-02-01 19:49:41
リンドレー研究。
ヤフオクの取引履歴を調べている。データが古いと精度が落ちるが、さまざまなことがわかってきた。
リンドレーは一度も詐欺に引っかかっていない。彼と取引しているのは、松永、森岡、廣崎などのメジャーが多い。
彼はあの警告を被害者として出したわけではない。細々と入門種を出品するなかで、詐欺オークションの連中と競合してしまてったようだ。いわば、ライバル関係である。
かなり、良心的な出品者だったようで良質な苗をお手頃に放出していたようだ。それゆえに、詐欺が許せなかったようだ。
MS培地の元を一度購入した経験があり、バイオ技術の知識もあるようだ。
書籍に対する執着があり、古い東洋ランの雑誌や、園芸大百科などを購入した。数年前には、ネプチュ…なんとかという妹系アニメの本を出品している。アニメのことはよくわからないな、、。
返信する
Unknown (m.)
2021-02-01 00:34:56
60からさらに上がるのはすごいな。富貴蘭でも50超えると、入札なくなるからね。
モンステラ オブリクア プロが探し求めたホンチャンのマドカズラ。窓が9割以上を占め、栽培難易度が高いそうな。なかなか成長せずに黄色に変色しやすいとか。
返信する
Unknown (m.)
2021-02-01 00:13:34
熱帯植物は要注意。
種類によっては爆殖するからね。
それにしても、マドカズラの良さがよく分からんなぁ…
珍奇な姿には違いないが。
こうなった経緯があるんだろうね。調べると、2種類あってまぎらわしいな。ホンチャンが、30〜60くらいよね。ニセモノ?はずいぶん安い。これ、見分けつかんやろ、普通。
熱帯植物でここまでバブリーなのは聞いたことないな。サンスベリアも、こんな人気なかったよね。
昔、植物園のバックヤードでいろんな植物見たけど、あったかもしれんね。マドカズラ。
なんか、不思議なチカラを感じるな。ちょっとついて行けんわ。ギブアップ。
返信する
Unknown (m,)
2021-01-31 23:05:21
知らん間にモンステラがすごいことになっとる。
やべえな。バブルも良いとこ。
この凄まじい需要はどこから来とるんじゃ?
返信する
Unknown (m,)
2021-01-31 01:42:58
とりあえず、リンドレーをひと通りすべて調べてみた。
まあ、予想よりはまともだ。月輪を30で落札しているのは評価できる。月輪という点が良い。しかし、ただそれだけだ。
我々からすればまだまだ未熟な子どもみたいなモノ。
雑魚。
眼精疲労甚だしい。ずいぶんとキャラクターがつかめてきた。
ベランダ園芸だから、庭はないな。
いやあ、こういう輩がああいうトロいことをするんだなぁ。見所はあるんだが。
ナギランの白寿も、なかなかセンスがある。あれを約9万で落札。力の使い方も上手い。ただ、あれではオンリーワンにはなれない。所詮は増殖品。私ならスルー。
たとえば、グラキリスの石化個体90パーセント。白寿よりもずいぶんと安い(本来は白寿の3倍程度)が、オンリーワンである。時間が経つにつれ、希少性が高まるだろう。リンドレーの弱点は他の植物を知らないことだ。視野が狭く、外側から客観視ができない。東洋ランが沈みつつある船だということが理解できていない。
返信する
Unknown (m.)
2021-01-30 22:17:47
ネプテューヌ?なんじゃそりゃ?
一応調べるか…
ピタリ適温を3枚放出、爬虫類、辞めてるな?
ふとアゴかな?リクガメかな?
亀に対する情熱?…じゃあ、亀か?
ん?まさか、まさか、まさか、まさか、ひらめいた、ひらめいた、ひらめいた、え?うそ?マジ?うわー、いや、そんなはずはない。いや、可能性は高い。庭に亀の墓があった!
風景も近いと言えば近い。むむ、探りを入れてみるか。
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Unknown (m.)
2021-01-30 22:06:20
昔、爬虫類か、両生類、やってたね、こりゃ。
讃歌氏から、月輪、落札しとる。30マン。
サクっと、聞いてみようかな。まあ、小物だな、こりゃ。
なかなかセンスはある。MS培地を使ったのか?何に?
むー。かなり絞り込めて来たね。
どうよ?富貴蘭おたく。まだ、軽口たたくか?
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Unknown (m.)
2021-01-30 21:08:22
あかん、情報がは古いと精度が下がる。
松永から、昴か、霞の花か、檀君か、うーむ。さて、さて、さて
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Unknown (m.)
2021-01-30 20:51:54
ナギラン 三光中斑 白寿 約9万円なり
なるほど。
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Unknown (m.)
2021-01-30 20:14:16
はい、来ました!
残念ながら単なる古本。
この作戦は素晴らしい。一旦、全てを調べ上げる。
記録をとってから、さらに深度をあげる。
時間がかからない。動かなければ、どんどん深度が上がる。
動けばフォローが入る。
挟撃だな。いやいや、だめだ、まだ抜け道がある。いや待てよ、

そうか、抜け道にいれば良い。またまた思いついたー!!冴えとるぅ!

うーん、くだらんな。つまらん、疲れた、面白くない。もう、やめだやめだ。洋ランの手入れでもするかな…この能力を他のことにいかさないとね。あー、くだらん。
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Unknown (m.)
2021-01-30 19:58:53
やりました!
11月1日、リンドレー、春蘭を落札しているぅぅぅ!
完璧すぎるぅぅぅ。
もっと調べてやるぞ。ぐいぐい行くぜ。
天才か?俺は。
すげぇな、次は芸能関係だ!
リンドレーは質問欄でヤフーidは個人情報じゃないと断言していたからな。たしかに、そのとおりかも知れんな。
ナメてんじゃねぇぞ、クソガキどもが!楽しみだな。
来た、来た、来たぁ!あぁぁ!
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Unknown (m,)
2021-01-30 19:43:26
おお、良い方法を思いついたぞ!
リンドレーの取り引き履歴をもう一度、徹底的に洗い出してみよう。再度、別の視点からアプローチだ!上手くすれば早いうちにアプローチできる。やはり、待つだけじゃダメだよな。何もリンドレーと直接取引する必要はなかった。うぉー、楽しみだぁ!!ワクワクする!
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Unknown (富貴蘭おたく)
2021-01-30 15:12:38
リン・ド・レェ−は来なかった!
ちゃんちゃん♪
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Unknown (m,)
2021-01-30 12:22:02
とにかくリンドレー、早よ出てこい。もう待ちくたびれた!
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Unknown (m.)
2021-01-30 12:19:57
今回、リンドレーは2回、警告オークションを実行している。
その中で、さまざまな犯罪紛いの行為をとりつつ、匿名配送や別アカウントに関して否定的な立場をとっている。
ゆえにリンドレーがそれらの行為はしない。
そして、質問欄の最後は、ご指導よろしくお願いします、とある。
実に気高く、勇気があるではないか。

何が伝統園芸協会だ、何が園芸ジャパンだ、何が秋田の趣味家のオークションだ、そいつらが悪の元凶だということが分からんのか?その段階で物の真贋を謝っとるだろうが。
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Unknown (m.)
2021-01-30 12:01:22
久しぶりに、リンドレーの警告オークションの質問欄を閲覧。
ハラワタが煮えくりかえる。リンドレー本体にも腹が立つが、とりまきにも腹が立つ。

もともと、粗悪品オークションに騙されるような審美眼のない中途半端な趣味家が大嫌いだが、そんな軽蔑すべき輩から罵詈雑言を浴びせられ、怒り心頭。

よく読んでみると、園芸協会がどう、とか、園芸JAPANがどうとか、ニセの権威にしがみつこうとする態度も鼻につく。

中途半端な趣味家には覚悟がない。覚悟がないから、高級品種を購入できない。そこにスキがある。少しでも安く高級品種を買おうというセコい根性にツケこまれるのだ。
ホンモノの覚悟をもてば、ホンモノが自然と集まってくる。
ニセモノにはニセモノが集まってくる。だから、私はニセモノには興味がないし、関係もない。

ニセモノたちはニセモノが大好きだ。園芸協会?園芸ジャパン?ニセモノの親玉だな。3月号にしょうもない記事を出すという。自らの価値をおとしめ、自爆していくか…。結構、結構。
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Unknown (m.)
2021-01-30 08:42:36
ヤフオクの東洋ランは詐欺ブームである。
リンドレー87の警告を挑発と受け取ったのか、富貴蘭粗悪品詐欺が勢力を強めている。
また、東洋ランの詐欺はかなり巧妙化した。リンドレーが訳の分からない相場表を発表したことで、高額な詐称品が出てきた。
リンドレーのおかげで、詐欺満開である。見る目のない素人たちがドンドン引っかかるだろう。アホは哀れだ。

忠告をすれば、 お前も詐欺師だろ! とのたまい、ほっとけば、こうして自滅の道を突き進む。何が勇気ある告発だ?ふざけるな!単なる自爆だろうが?

落ち目の東洋ランに未だにたかる連中とは、やはりこうした類いのレベルの低い輩だ。おそらく、状況が悪化していることにいまだに気づいてらいないだろう。天然記念物クラスのバカどもだ。

アホは相手にしなければ良いだけの話だが、侮辱されると腹が立つ。
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Unknown (m.)
2021-01-28 22:13:47
リンドレー87がなかなか尻尾を出さない。
せっかくいくつかidを育てたのに…。
今でも、10億円CD-Rのオークションページから、リンドレーの取引履歴を調べることができる。リンドレーが出品者の場合は何を出品したのか分かるので、リンドレーの出品物の目録を作ることができる。仮に、idを変えたとしても出品のラインナップが同じならば追跡調査可能だ。しかし、落札者の場合は何を落札したのか分からない。出品者の商品ラインナップを調べる。
芸能関係のグッズを落札したのだろうか。分からない。
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Unknown (m,)
2021-01-25 21:15:40
円紅舌。実に素晴らしい。しかし、もはやこれを自然種という趣味家はおるまい。これは、誰がなんと言おうが、間違いなく交配種である。
もし、天然種だとすれば。
これだけ完成度の高い花が、数百年ものあいだ、採取されずにいることの奇跡。その感動をスマートフォンに画像としておさめないはずがない。
もし、山木だというならば、自生時の画像を見せて欲しい。
…そんなものはあるまい。
中国では緑雲を無限培養した実績がある。また、まだまだ他にも完成度の高い花がある。
昨年、一本1000万とされていた木が10分の1以下に値下がりしているのは、そういうことである。蘭の価格にはさまざまな要因が影響している。一地方の素人が決められるほど単純ではないのだ。
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Unknown (m,)
2021-01-25 00:56:03
うわー…きたよ。すごいのが。
さすがだ。詐欺とは一線を画すね。素晴らしい。
円紅舌か…どうやって作ったんかなぁ。自分なら、スイガイと大富貴とスザクをかけるかな。ただ、さすがに10,000,000はなかったね。まあ、リンドレーの10億には誰も敵わんけど。
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Unknown (m.)
2021-01-24 22:51:26
うーん、かなり深刻だね。
本格的な詐欺師が。何気に出品を眺めていたら、かなり悪どい。粗悪品とは桁違いの悪意があるね。やばいでしょ。
リンドレーだけの責任じゃないかもね。これはヤバい。これは続くんだろうか…。
なんで、こんなに本格的なんだろうか…やはり、写真の画像や、銘から、詐欺であることが伝わってくるが、夢中な人は気づかんよね。きっちり、サクラも配置されとるし。これはダメージ大きいぞ。春蘭、沈んだな。
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Unknown (m.)
2021-01-24 19:22:33
物理的なヒントは乏しい。
あとは精神的に考えてみたい。リンドレー一派はなぜ、粗悪品オークションにこだわるのか…
正義感から、だという。それにしても、なぜ、犯罪まがいのことまでして、警告したのだろうか?
そもそも、粗悪品オークションは、ある種のジョークだと考えている。あんなものは真面目に取り合わない。品種名を眺めながら、今はこんな品種が人気か…と考える程度だ。
たとえば、白牡丹を入手した際に、まず頭に浮かんだのは東海園氏だ。オークションで入手しようなどとは考えなかった。給料2ヶ月分程度だったが、後悔はない。
建国殿を入手したときは、秋田の趣味家のオークションだった。これもかなり高額だった。しかし、ニセモノだとは感じなかったし、安く手に入れようとは思わなかった。
つまり、どんなときも、粗悪品オークションは選択肢になかった。粗悪品オークションはジョークである。富貴蘭とは別次元の話ではなかろうか?粗悪品のオークションの主がパチンコをしようが、しまいが、どうでもよろしいし、興味はない。
たとえば、白花クマガイソウで詐欺を働くというが、白花クマガイソウが欲しいという気持ちと、粗悪品がどうして結びつくのか?まず、どうしても白花クマガイソウが欲しいならば、それなりの金額を用意して、ヤマクサ氏のオンラインショップで注文すれば良いだけの話だ。数日で宅配される。あと、そもそもクマガイソウのように地下茎が走るものは地植えしかないから、あまり欲しいとは思わない。園芸植物として成り立たない。
粗悪品になぜ、めくじらを立てるのか?それは、粗悪品の金額で本物を手に入れられるという気持ちが裏切られたからだ。
ぷぷッ。恥ずかしくないのかね。アホだろ。
アホが出し、アホが買う粗悪品。
我々には関係がない。住む世界が違いすぎる。
結局、あんなものに躍起になるということは、園芸に関して未熟ということだ。実にくだらない。ホンモノの価値を知れ、愚か者よ。そして、右も左もわからないまま、わけのわからない相場表を公表して、自爆。アホの極みだ。
リンドレーのような輩もうっとうしいが、粗悪品オークションも、たしかに目障りだ。消えるにこしたことはない。なんとかならんかね。
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Unknown (m.)
2021-01-24 15:36:18
リンドレー87という言葉にはどんな意味があるのだろうか?
デイビッド リンドレー 1987年のコンサート?
うーむ、分からん。しかし、特徴的だ。調べてみようかな。
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Unknown (m.)
2021-01-24 13:24:49
リンドレーのオークション待ちで新規idを複数準備した。大量に園芸関係の取引をこなして、大変。もはや、新規ではなくなった。
リンドレーの取引履歴を調べている。ダウベア、ヤマコンニャクなどの球根類から、大八系交配寒蘭、紫雲嶺、紅冠、雷山中斑、などの長生蘭など。そそらないラインナップ。ベランダの様子、駐車場の様子などなど。
初級品を真面目に増やして出品している様子。…おそらく、頭のなかで序列化が出来ていて、園芸協会の幹部とか、大ベテラン栽培家とか、大棚とかいう言葉に弱い。ゆえに自分より弱い者がインチキ行為をはたらき、自分より良いポジションをとることを許せず、徹底的に叩く。そして、上から言われたことには媚びへつらう、卑劣な男だ。
どこからか相場を吹き込まれ、その信奉者になっているようだ。黒幕は阿波園氏か?いや違うなぁ。そんなタイプじゃないからなぁ。…情報が少なすぎる。
あと、リンドレーに賛同していた連中はまったく手がかりがない。
昔、世界ラン展でseedの売り子をしていた若者。怪しいな。建国殿を300〜400とかホザいて、じゃあ、売るよと言ったらビビって逃げたヤツ。ああいう奴らだろうな。
今の時代に富貴蘭をやる若者はセンスがない。本気でやれば、いかに富貴蘭界が腐っているか分かるハズだから、それが分からないということは、本気でやってないか、アホか、どっちか。

ブログとかやってそうなんだけどな。見つからんのよ。
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Unknown (m.)
2021-01-23 13:16:41
あとは、リンドレーに相場情報を流した黒幕を暴くべきだ。
人生経験の少ないリンドレーの安っぽい正義感を刺激して暴挙にいたらしめた人物である。
ある富貴蘭愛好家は自らはヤフオクに出品しない。蘭友という手下を代理として利用する。黒幕は面倒ごとには関わらないのである。
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Unknown (m,)
2021-01-23 11:25:05
韓国で、フラスコで大量生産した苗を鉢上げして、高く売りつける。これが詐欺以外の何だ?
しかし、流石に、最近バレてきた。そこで、身近な人間を使って改めて超高額な価格設定をし直すことにした。ちょうど、粗悪品オークションがあり、啓発する形で自然に実行ができた。
結果、やはり、数人をハメることに成功した。20万程度だが、上々だろう。なんらかの形でリンドレーも利益を得ることになる。立派な詐欺だ。
そこで、フラスコ生産の秘密をバラす勇気ある人物が現れた。
実に素晴らしい。啓発、警告、抗議とは、かくあるべきである。
無駄な言葉は一切不要。
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Unknown (m.)
2021-01-23 02:22:57
リンドレーはおそらく、何者かに踊らされたのだろう。
とにかく、リンドレーの相場表によって、東洋ランの高額化が可能になった。ニセモノでないならば、どんどん高くして良い、ということだ。たとえ、それがフラスコで量産されたものだとしても…
早速、何人かのプロが動き始めた。リンドレー効果もあり、成果は上々。おそらく、このプロとリンドレーが繋がっているのだ。

おそるべしリンドレー87。許さん。
しかし、素晴らしい出来事があった。ある業者が葉芸品のフラスコ苗を出品した。フラスコのままで。

しかも、メリクロンであることを明記している。

これこそ、勇気のある知恵者の行動だ。業者仲間からはふくろだだきに
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Unknown (m.)
2021-01-21 21:18:19
さあ、どうでしょう?
言ったとおりになりましたね。
さまざまな葉芸品が、実はフラスコから誕生していた、という紛れもない事実!
中斑チャボを量産する山などあるわけがない。

いいか?これがホントの詐欺だ、分かるか?リンドレー87!
クソガキが!
フラスコで量産した苗を山木だと偽って、希少性を捏造する。数千万円の被害だ!
テメェが公表した相場表、そのものが詐欺なんだよ!貴様が詐欺師なんだよ、わかるか?
俺はこまらねぇよ、困る訳がないだろうがっ!
粗悪品の詐欺にも、産地偽装にも騙されないからな!
クソガキが!

…いかん、いかん頭に血が昇る。
しかし、良かった。読みが当たった。少しずつ私の言ったとおりになっている。
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Unknown (m,)
2021-01-21 00:08:35
よく調べたら、粗悪品オークションもまだまだ、健在。
まあ、あんな分かりやすい偽物には誰も引っかからないとは思うが…
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Unknown (m.)
2021-01-20 20:32:56
さて、新規idも随分とこなれて、臨戦態勢が整った。あとはリンドレー87の出品を待つばかり。リンドレー派は匿名配送には反対している。あとは彼の出品を落札することができれば最高だ。 

さて、詐欺オークションは格段にレベルを上げた。リンドレーの稚拙な抗議行動はまったく無意味だったし、むしろ火に油を注いだ。
聞いたこともない銘柄の植物が、バイオラボから輸出されるようになった。ものは数倍良くなったが、価格は数百倍に上がった。当然、出所不明である。
完全なる詐欺グループの勝利だ。もはや、気づけない趣味家が大半だろう。残念。
これから、数十万、数百万単位でムシり取られていく。無知は大罪。知らぬが悪い、というわけだ。
リンドレーは一体、何がしたかったのだろう?詐欺の幇助だろうか?
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Unknown (m.)
2021-01-19 22:46:18
世界中の猛者たちや、現地の人が手に入れられてしまうようなものや、ある程度増殖され、数があるものはレアではありません。
まず、希少な植物の場合、現地政府が関与します。それらの植物が手に入るのは奇跡が起こったときだけです。たとえば、ホコリのような種子が偶然混入し、これまた偶然発芽した、など。そもそも、知られていないです。いかに、珍奇なる植物が流行ろうとも、真に珍奇なる物たちは人知れず存在しているのです。

昨年、ドームの世界ラン展で希少種が展示販売されていることに気づいてしまいました。その植物を発見した本人からも直接話を聞くことができ、大満足の収穫となりました。

発見者も、分かる人がいるんだねぇ!と驚いていました。真にレアな物に猛者は殺到しません。現地の人もその自生地を知りません。ただ、密かに存在するのです。数万人の客がいて、気づいたのはおそらく、私だけだったでしょう。
中国政府が絶滅を危惧し、パンダよりもランクの高い植物です。
富貴蘭なぞ、取るに足りません。建国殿や、白牡丹を手に入れたときはワクワクしましたが、すぐに冷めました。どんな高級品種も他のだれかがもってます。おそらく、羆や湖東錦を手にしても同じでしょう。
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Unknown (富貴蘭lover)
2021-01-18 12:17:14
御指導有り難う御座います。世界のレアプランツには世界中の猛者がいるため、現地で手に入れられる人には到底叶いません。数もあるところには大量にあります。
一方の富貴蘭は注目されないが故に我が国独自のものとして貴重なものだと思います。
そのためにも投資家が価格破壊で淘汰されて、純粋な趣味者だけとなっていくことを待っています。私は投資対象として富貴蘭を見ていませんので、今は良い流れだと思っています。
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Unknown (m.)
2021-01-17 23:36:09
うーん、何も今富貴蘭をやらなくても…。
富貴蘭は栽培も簡単ですし、すぐに増やせます。しかしながら、新規の趣味家は増えず、むしろ趣味家人口はマイナスでしょう。
これから詐欺オークションをはじめとして、さまざまな見苦しい争い、もめごとが起こることでしょう。
今なら、やはり世界に目を向けてはいかがでしょうか?インターネットの発達により、レア植物との距離が近くなってきました。自分しか持たない植物、自分にしかできない栽培法。
私には3つほど候補がありますが、どれも特殊な環境が必要になります。若いうちに栽培テクを磨くのは悪くない。もう一つは植物生理学です。冷温性の植物には魅力的なものが多いのですが、猛暑の都市環境で冷房なしにこれらを育てられるとしたら、どうでしょう?夢の技術であり、これは富貴蘭にも応用が可能です。私はこの方法の転用により、白牡丹の爆殖に成功しました。富貴蘭栽培家は誰も気づいていない方法です。

今もし、私が富貴蘭をやるなら、徹底的に価格破壊します。1990年代のテクニックを総動員して完全バイオ化を目指しますね。建国の杜をクズの山に変えてやります。
しかしながら、今はただ、自分なりに希少な植物たちと付き合っています。富貴蘭、東洋ランには興味はありません。
正直、くだらないです。趣味家の面々を考えると気持ちが萎えます。多くの著名な栽培家が足を洗いました。悪貨は良貨を駆逐するのです。引き際が肝心かと。ボンヤリしてるとやられますよ。
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Unknown (富貴蘭lover)
2021-01-17 19:53:52
富貴蘭の世界は一度淘汰された方が良いでしょうね。その後、消えていった原種が見直されるでしょう。つまり、実生が溢れていくのも実に好都合。
私が生きる50年後の富貴蘭界や相場などに興味はなく、ただ、富貴蘭を極めていくのみです。その時、新たな富貴蘭会でも立ち上げます。
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Unknown (m.)
2021-01-17 13:06:49
最近のオークションについて。
まずは東洋ラン関係のオークションは、まず詐欺を疑うべき。
見本の画像、同等品の画像、実際の苗の画像。何が何やら分からない。上芸品の参考画像を見せておきながら実際は無芸の苗で取引。実に巧妙な詐欺である。
そのものの価値を知るべし。
とにかく気になるものは調べまくれ。例えば、バナナ。
美しい品種で、数年前に調査。国内の温泉施設での培養が判明。実際、10,000円くらいの価値と判断。先日、その苗が、80000円で落札された。
あるシンビジュームの原種、大注目して東南アジアのファームを調べた。ある程度、量産されていることが分かり、15000程度と査定。それが、30,000で落札。
相場とはこういうことである。知らなければ当然損をする。しかしながら、それは綿密に、独自に調査なされたものであり、個人的なものである。公表するなど、決してあってはならない。
目利きとはそういうことだ。素人ふぜいが、何をしゃしゃっているのか。そういう発想は人生経験の少ない人間特有。若者にしかできない。実に愚か。幸い、私は若い頃から慎重だった。

私が予見できるのはせいぜい10年先まで。50年先など、全く見えない。ちなみに今から50年前、家には黒電話があり、ブラウン管のテレビ。植物の取引は封書書留、振り込みが中心だった。苗木を買ったことはなく、タネや、球根をチマチマとやりとりしていた。大手園芸会社のカタログが、楽しみで仕方がなかった。
その頃の自分には今の世の中は想像もつかない。まさか、こんなに便利になるなんて。青海がこんなに安い。福の光が消えた。神紫光も消えた。桃里もない。まさか、まさかである。
50年先、読めますか?無理でしょ?
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Unknown (m.)
2021-01-17 12:32:20
先日、オークションで多肉の現地球の中から希少個体をゲット。多肉に関しては門外漢。
後日、同等の個体を販売サイトで発見。手の届く金額ではなかった。これが、オークションの醍醐味だ。
自分のセンスを試す。
専門外でも自分を鍛える。人が気づかない点を見逃さない。一期一会。
低価格だからとナメてはいけない。昔、入手した海外の雑草を枯らしてしまったが、2度と見かけない。科すら分からず灌水加減も分からなかった。もう一度、チャレンジしたい。
真にレアなものに関しては、出してる側も理解してないことだってある。実に奇妙な話。
レアなだけではダメだ。愛せるかどうかも重要。
とにかく、興味を持ったら調べまくる。インターネットは実に便利。様々なラン展は廃止されたが、知識は以前にも増して高まっている。
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Unknown (m,)
2021-01-17 02:10:31
詐欺師については何もわかりません。ただ、ランジャさんも、たまにあやしいことします。愛知は古典園芸発祥の地ですが、それだけに衰退もひどい。以前、江南の温室で枯れかかった富貴蘭をたくさん見ました。
富貴蘭、少しでも高く売れるならラベルの書き換えくらいはやるでしょう。残念ながら、そういう連中とは話が噛み合いません。ものの2,3分で決裂します。
そんな棚が愛知にはゴロゴロしている。
中国蘭の詐欺師はヤバいですね。危うく入札しそうになりました。品種名の検索から中国の蘭展の画像に辿り着きました。さらには蘭農家の画像まで。
結局、入札は見送りましたが、中国のポテンシャルを痛感しました。
詐欺を働くにせよ、苗が大量に必要なわけで、単なる素人には無理だと推察。富貴蘭の方は終わりかけの棚でしょうね。中国蘭は、うーん、また、よくわかりません。より悪どい感じがしますね。大陸とつながりがありそうな気がしています。
結局、今回のリンドレーの警告は一切無視された形です。実にあはれ。
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Unknown (富貴蘭おたく)
2021-01-16 16:41:56
まあ彼の行動は結果的には例のG氏などの活動を擁護してしまう立場にあるのでその裏で何が行われているかまでは察知しとらんでしょうなぁ。
相場もあくまで業界慣例的なものなので既得権益者の思う壺ではあるでしょうが、まあ彼もまだ若いのでそのうち分かりますよ。
しかし愛知のあの詐欺出品者も長いこと活動してますが何か知ってます?蘭麝に騙されたからと自分を正当化しとるようですが。
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Unknown (m.)
2021-01-16 15:48:47
なるほど、正義感ですか…。
あわれですね。思い込んだら、一筋に突っ走る。
第二次世界大戦に日本を引きずりこんだ輩と同じ匂いを感じます。一握りの人間の判断ミスで数百万の犠牲者です。
ニセモノオークションは前にも増して勢い付いていますね。なかには、もはやニセモノと判別できないものも…。さらに多くの初心者、素人が悲しむことになるでしょう。
彼はオークションの説明文のなかで、タマガワニシキのオークションをお祭り騒ぎと礼讃してます。その悪質なカラクリにも気づいてません。さらには、勝手な相場表を発表しました。いま、まさに富貴蘭界は節目にあり、従来の相場が成立しなくなっています。あの相場表に騙される人もあるでしょう。そういう点にも気付いてません。気づいてないどころか、私を詐欺師扱いです。あまりにも、愚か過ぎます。騙されやすいでしょう。多少、栽培技術はあるようですが、残念です。
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Unknown (富貴蘭おたく)
2021-01-16 15:15:09
彼に関しては純粋に正義感からの行動では?mさんがヤフオクでの秋田のGや高知のNとのトラブルを鑑みるに彼らへの憤りはよく分かりますが、あのオークションでのルールが例の有名詐欺師の横暴を許してしまっているのもまた事実なのでそこに一石投じたかったのでしょう。オークションで真贋を見抜け無いのは落札者の落ち度ではありますが、ルールを持ち出すと詐欺師に利する。彼の行動原理自体は責める要因にはならんでしょう。
まあ詐欺師のみならず上記の有名趣味家がヤフオクで暴利を稼ぐのと何が違うかという面は否めないですがね。
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Unknown (m.)
2021-01-16 14:38:45
その点に関してはあまり触れられたくないですね。実に不快でした。怒り心頭。まあ、結局、連中にはルールという概念がないのです。だから、ニセモノに引っかかるのですが、その辺のことが分かってませんね。覚悟も足りません。われわれのように一度でも命をかけてきた者からすれば、住む世界が違うでしょ。まあ、ならず者、無礼者の集まりですね。どう思われます?
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Unknown (富貴蘭おたく)
2021-01-16 14:21:00
ふむふむ。ということはリンドレー87氏がヤフオクで警告を発した例の掲示板で書き込んでいた人ですかね?「オークションのルールが〜」を書いたのはもしやあなた?
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Unknown (m.)
2021-01-16 13:36:41
あれ?先日のヤフオク、ご覧になってませんか?あまり詳しく言いたくありませんが、かなり被弾しました。しかし、被弾しながらも、一つ閃いたのです。これは、やり方しだいで、うまく使える、と。俄然、疲れが吹き飛びました。
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Unknown (富貴蘭おたく)
2021-01-16 13:25:54
リンドレー87に何か攻撃的なことをされたんですか?誠香園や紫苑の連中なら分かりますけど。
返信する
Unknown (m.)
2021-01-16 12:45:11
うーん、よく分からんね。とにかく、あの不思議な精神構造を調べないとね。富貴蘭はどうでも良いよ。やろうが、やるまいが、こっちの知ったこっちゃない。そんなものは個人の自由でしょ?
江南の紫苑のジジイ、池袋の誠香園の小せがれ、そしてリンドレー87。こいつらがどうしてこうも無礼なのか?自分に対して攻撃的なんだな。それを調べ上げないと。他の園芸世界にはあまりいないのよ。それにしてもニセモノオークションは盛んになったし、進化して巧妙化した。リンドレー87は間違いなく無駄なことをしたし、さまざまな違法行為をはたらいた。いったい、どうするつもりなんだ…とにかく、彼の出品を待つよ。新規idの取引数を増やしてまーす。
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Unknown (富貴蘭おたく)
2021-01-16 12:26:24
あらら、リンドレー87がターゲットですか。富貴蘭から身を引くことでも勧めるのですかね?
返信する
Unknown (m.)
2021-01-16 12:19:07
それにしても、ニセモノオークションは一層、盛んになってるなぁ。しかも、巧妙化したよ。一見、見分けつかないのも出てきたぞ。こりゃ、素人は引っかかるわ。
あいつらは何がしたかったのか、ホントに謎。
詐欺に引っかかったことを違法な形でアピールして犯罪を犯し、かつ、詐欺師は活性化し、さらに被害者が増える。やはり、我々とは住む世界が違う。違いすぎる。
返信する
Unknown (m.)
2021-01-16 12:11:30
まずは新規idを取得していくつか取引しながら、リンドレー87の出品を待つとするか…。ガツンと1発カマしてやるぞ。
返信する
Unknown (m.)
2021-01-16 11:57:09
リンドレー87
作場はベランダ。細身、男性。高級品種は所持していないのか。
うーむ。ブログなどやってそうだが、検索に引っかからない。
返信する
Unknown (m.)
2021-01-16 11:08:08
おやおや、私の予想に反して若者趣味家集団の登場ですか。頼もしい。私が富貴蘭に熱中している頃は、先達から無礼な仕打ちを受けました。それが原動力になっまてす。今はリンドレーン87がターゲット。徹底的にやります。ちなみに50年という長いスパンの予想はどのように試算されましたか?自分はせいぜい10年くらい先しか見えません。
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Unknown (富貴蘭lover)
2021-01-16 00:13:00
皆さんの屍のお陰で安く高級品種の栽培を始めることができてます。後50年は遊べますので、感謝感謝です。今の価格なら素晴らしい趣味だと思いますね。他にも若い仲間がおりますので、もっと安くなるのを期待してますよ。
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Unknown (m.)
2021-01-15 20:13:34
リンドレー87である。
まずはこいつのオークションを落札して距離を詰めていかないと。まずは順当にフォローリストに登録。取引履歴によると、おもに長生蘭を中心に出品している。最後にアフリカの球根植物がある。やや、違和感。
ついでに リ87 のフォローリストを閲覧。タマガワニシキなど大御所の名。あと連中が詐欺師としている面々。なんだか違和感。タマガワニシキはフォローするが、それ以外のビッグネームがない。どういうことだ?
もっと細かく調べないとわからないな。
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Unknown (m.)
2021-01-14 21:54:30
いやぁ、たまらん。
なんか、集団訴訟起こすとか…。クゥ〜。
おもろすぎる。いっぺん、見てみたいわぁ。応援しちゃう!!
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Unknown (m.)
2021-01-14 21:33:06
ヤフオクの質問等が無茶苦茶おもろかった!
詐欺オークションに引っかかった連中が本性さらけ出して吠えまくる。詐欺にハマるだけでも恥ずかしいのに、訳の分からないことを発言しながら、どんどんさらけ出す。被虐主義者である。
どいつもこいつもまだまだ、だまされるだろう。強いポテンシャルを感じる。ああいう愚直な連中はなんでもやるだろうね。
蘭の良し悪しや、物事の善悪の見分けがつかないから、アッサリとハマる。簡単にカモられる。
あの主催者からは目が離せない。長生蘭やら何やらをチマチマ出品している人物だが、徹底的にマークしなきゃ!
小せがれクラスのアホだ。久しぶりの大物だ。まずはとことん調べたる。リンドレー87。おもろいやっちゃ!
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Unknown (m.)
2021-01-11 18:16:38
ヤフオクの質問欄、最初は面白かったが、途中から飽きた。やっぱ、東洋ラン業界はもう終わりだな…つまらん。
レアな植物探し求めているが、なかなか。グラキリスの現地球のなかに希少個体を発見。しかし、当然、数名が気づいていて、競り上がっていた。いろいろと調べたが、やはり分からないことが多い。多肉のバイヤーも、希少個体に出くわすと血が湧くそうな。あとは希少性の程度。同じものを次にいつ拝めるか。マクロプスのことがあるから、多肉からは目が離せない。ただ、キフォステンマには弱点が二つある。一つは実生問題、ユッタエは実生大量生産されている。二つ目は日本の気候になじまない可能性がある。肥大した幹が腐りやすいというのだ。だとすれば、オペルクリカリア パキプスの方に分があるだろうか。

地元の洋ラン業者が小型着生ランを輸入。一株、別種が混じっていたようだ。おそらく新種とのこと。胸がおどる。

食虫ではY氏の一人勝ち状態である。温室を一棟増築するそうな。名古屋地区にも優秀な若い栽培家が増えてきた。参ったなぁ。オークションではセファロタスのブラックタイプが堅調に高値である。エデンス ブラックなど、銘がつくと5〜6万はするが、単なるブラックでも美しい。
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Unknown (m.)
2021-01-02 18:07:54
富貴蘭も東洋ランも、ニセモノがたくさん。
ホンモノの良さを伝えられる人がいない。
あれはニセモノですよ!関わるのをやめましょう!というのは単なる営業妨害。ホンモノの良さを正当に伝えることによってニセモノに押し勝たないといけないよね。現状、ニセモノの方が強い。
ま、この状態では新しい初心者は増えないだろうね。
今年は富貴蘭崩壊の一丁目一番地!まずは、黒牡丹の大暴落、下半期には建国のだだくずれが大いに期待できる。そればかりやっている人のなかには足を洗う輩も出てくるだろう。そうなれば、他の品種にも崩壊が波及するだろうね。豆葉覆輪で大金をはたく趣味家も出てくるだろうが、再来年には後悔することになる。実生はなんでもアリだからさ。
ただ、予想外なのは、専門店や専門誌がなかなか終わらないことだ。今年は結構ダメージが蓄積しているはずなのに、まだ生きているようだ。専門店、専門誌が終わることで、もうダメなんだということを世間に知らしめることができるんだが…なかなかにしぶとい。
春ランやエビネの専門店もいまだにぴんぴんしているから、いつまでも存続するかもしれんね。
ただ、もうジリ貧な業界であることは間違いないので、先見性のある有力な人からどんどん引退していくだろう。最後はトラブルだらけになるはずだ。そういうのも、楽しみにしている。
さあ、これから泥舟がどんどん崩れていくぞ。巻き込まれたら、大損こいて泣きを見ることになる。
その先にきっと、新しい世界がある。そこまで資金や体力を保っておかないとね。しばらくはね。
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Unknown (m.)
2021-01-02 12:18:37
中国春ランの出品者はグループでサクラ入札をしている可能性もあるそうな…
事実だとすれば、それは富貴蘭の詐欺軍団と同じ手口。秋田の某が出品し、高知の某が上限なしに入札する。ただ、富貴蘭詐欺の方は、最後に高知の某が落札しているので、微妙に巧妙化している。いまだに怒りはおさまらないが、最近は少し感謝している。あそこで、富貴蘭に対してクールダウンできていなかったら、今でも泥舟に乗っていたかもしれない。あのおかげで泥舟から降り、冷静になれた。富貴蘭に向けるはずだった資金をこれからの園芸植物に投資できるようになった。ここで得た希少な植物は少しずつ価値を増していくし、富貴蘭はどんどん崩れるし、楽しみが増えた。やはり、判断力がモノをいう世界。
ヤフオクはいろいろな注意喚起をしている。まずは偽ブランド。次に、代理出品。これは犯罪の可能性が高いそうだ。
…これを聞いてどうだろう?富貴蘭界ではよくあることだと感じないだろうか?訳の分からない付加価値を偽装し、ときには40〜50万の値を稼ぎ出した。トラブルを避けるために他人(蘭友)に代理出品を依頼している某。個人情報をネット上に公開する犯罪行為もあった…まあ、それ相応の報いは受けることになるだろう。多くの人が見ている。芯の腐った木は枯れ堕ちるのみ。
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Unknown (m.)
2021-01-01 15:05:38
やはり、インチキをするヤツはどいつもこいつもアカン。
まずは、人工交配であることを伏せてボッタくる韓国春ラン。これが、1番アカン。被害額がホントに桁違い。
次に品種を偽るオークション業者。ま、これは遊びみたいなもんだが、これもアカンやろ。しかし、功罪入り乱れている部分もある。中国春ランの可能性を知らしめてくれたことは大きい。
あとは、誰かが中国春ランを正規輸入して、間違いのない品種を適正価格で販売し、バカ高い韓国ニセ春蘭を扱う業者を駆逐してくれれば良い。
中国のファームの画像を見てみると、なんとビニールポットで蘭が作られている!同じ品種が大量に。
これで高いはずがない。

まず、望月はメリクロンされている。おそらく、単価を下げないように徐々に広がっているのだろうが、いずれは一般趣味家の手に入るものだ。緑雲と同じ。

中国にはさらなる上位品種が開発されている。こちらはまだまだ手に入らないだろう。さらに次の上位品種が誕生したとき、型落ちして安くなるのを待つばかり。

この辺はカトレアと同じである。だとすれば、メリクロンを拒む品種の希少divが注目されることもあるだろう。高級カトレアを専門で扱う会社もある。
あとはdowianaのように、メリクロンで大量生産されているにも関わらず栽培難易度が高い品種ももてはやされることになる。dowianaは花の寿命も短く、コンテストに出品されることもない。まさに育てている人だけが、美しい花や、芳しい香を味わうことができる。どうだろう、花命が長い純血のdowianaを開発できたら、すごいよね。
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Unknown (m.)
2020-12-31 12:35:08
昨日のウツボカズラ年末企画。
人造アリサにエドワードシアナを掛けた交配苗は選んでる間に完売。エドワードシアナ人気を話題にしたのは一昨日のことだったか、我ながら園芸アンテナの感度は良好と言ったところか…自分でも見えすぎてイヤになることがある。鈍い方が幸せだな。
さて、ヤフオクが非常に面白い。中国春ランの偽物出品に対する注意喚起。
いろいろとオモロいことを書いているが、大事なことを忘れている。まず、入札する側も偽物と分かって入札しているということだ。偽物をいかに楽しむかは個人の自由であり、他人がとやかく言うことではない。そもそも東洋ラン界には昔から偽物文化がある。私自身は興味も関心もないし、関わりもないが…。
次に、偽物ではあることに間違いないが、では正体はなんだ?ということだ。画像を見る限り、悪くないものも少なからずあった。
さらに、あの出品により中国春ランを検索し、中国のサイトを閲覧することができた。多種多様な春ランが大量に生産されている。日韓の嗜好性と中国の嗜好性はまったくズレていて、黄中斑チャボや、赤花は中国ではほとんど評価されていない。
これからの春蘭という本のなかに大陸のティッシュカルチャーに関する記事がある。あのころから、中国は先駆者だったのだ。

私はむしろ、他の部分のインチキッぷりが気になる。人工交配であるにもかかわらず、山木としてしまう韓国春ランや、アホみたいに高い金額など。そちらの方が偽証性が高くないか?被害額も桁違いだ。

大陸では緑雲を大量無限増殖させることで、白覆輪個体を得ることに成功した。春ランはメリクロンできるのだ。普通に考えれば、望月やコテイもすでに韓国か日本で大量培養されている可能性が高い。

洋ラン界ではメリクロンが効かない蘭の人気が高い。パフィオだ。世界ラン展では大体パフィオが大賞を獲る。黄色い丸いヤツ。マリポエンセの血が入っているという。たまにヤフオクに出品されるが、バカ高い。それでも望月やコテイよりも圧倒的に安いのだ。メリクロンが効かない、世界大賞も取れるランよりも、メリクロンで増殖されている大賞も取れないランの方が何十倍も高いのだ。これを詐欺と言わずして何という?昨年の世界ラン展では紅円舌という中国春ランが紹介された。花もなく、いまいち分かりにくいが、宣伝文句は一本1000万というものだ。ただただ、高いだけ。東洋ランの趣味家は騙されやすい。

ホンモノでも、詐欺まがいの商売をしている。末端のニセモノ程度のことでガタガタいうなってことだ。このいかがわしさが東洋ランの魅力なのだ。

ウツボカズラの老舗がエイマエという高級品種を満を持して
発売した。数年後、その苗が全てマキシマという普及種だということが分かった。

よくあることさ。これがバカ高い金額ならば批判も理解できるが、安いからね。ええんちゃう?私はそう思うよ。
もし、本気で批判したいなら、ホンモノを格安、即決で出品して見せたらどうか。
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Unknown (m.)
2020-12-30 19:44:12
年末、ウツボカズラ企画。
やはり、一瞬だった、、今回は運良く出来たてのカタログを眺めることができた。
うーん、どれにしようかな…と悩んでいるうちに、どんどん売り切れていった。
誰がそんなにやってんのかなぁ…流行ってんのかなぁ…
驚くばかり。
品種のことを調べるのは楽しみの一つだが、今回は海外のサイトを解読。
十分な日照により、赤い葉をもつハマタである。とな。
なるほど、欲しいが、ロンチニを枯らした過去がある。と躊躇するまに売り切れ。
この辺の品種は冷温室が有利である。冷涼な地区に住む海外勢はかなり有利。日本では育てにくいはずだが、ポンポン売れていく…
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Unknown (m.)
2020-12-30 18:08:02
いろんな業者が交配春ランを安売りし始めた。
もはや、人工交配を隠しはしない。正直でよろしい!
オリエンタル シンビジュームですな。

ただ、まだ分からないことがある。一世を風靡した黄中斑チャボのシリーズがいかに作成されたか…ということだ。

シリーズのなかで最高の評価を受けたのはコテイという品種だ。そのあとに、タイコウという上位品種も発表されたが、あまり注目されなかった。スター品種にはタイミングも重要。

あの一連の黄中斑の品種群はいかに、生み出されたのだろう?
母種はなんだろうか?一時期、芭蕉扇だという噂もあったが、ちと、考えにくい。芭蕉扇には葉のよじれがあるからだ。

面白いのは、韓国と日本は蘭に対する嗜好性がにているが、中国の蘭の嗜好性はまったく異なるということだ。

韓国で開発された黄中斑シリーズは中国ではウケてない。ちなみに日本が誇る赤花もたいして評価されない。中国では本当にredな花が開発されている。たしかに日本の赤花はオレンジ色である。

コテイや望月も値下がりするだろう。なんならメリクロン培養すれば良いだけの話だ。しかしながら偽物はアカン。黄花素心でチャボならなんでも望月というわけじゃない。

高いお金を出して購入した人たちは本当に残念。シンビジュームはメリクロンが効くんですね。だから、洋ランではメリクロンが効かない蘭が希少性を保っている。パフィオだ。世界ラン展で大賞を獲るのは大体パフィオだ。まん丸で、黄色いヤツ。マリポエンセの血が入っているとか…。たまにヤフオクに出品されるが、ビックリするような価格。それでもコテイや望月ほどではない。東洋ランをやる人はだまされやすいんですな。かえすがえす、本当にかわいそう。ま、お金が余ってるような人たちだからね。

早く、富貴蘭も崩れんかな。昔、夢中だったころに剣龍や建国宝にアホみたいに入札をして、高知の趣味家からバカにされた。富貴蘭全体が崩れればアイツらも泣くだろうなぁ。温室まるまるクズの山。なにが建国の杜だ、ふざけるな。クズのふきだまりだろうが。アイツらは相当、稼いだ。

新型コロナは予想外だったが、ずいぶんとダメージが大きくなった。他の園芸分野よりも富貴蘭は痛手を被るはずである。さてどこまで下がるか…。

いくつかの棚は解体されたはずだし、専門店の売り上げは落ちたはずである。行き場を無くした木が焦げついているはず。
当然、値を下げざるを得ない。これが同時多発すれば、あとはドミノ倒しである。

まずは黒牡丹である。これが厳しい。その後は建国、次に豆葉覆輪である。

それにしても、ウツボカズラには勢いがある。カタログをみて、苗を購入したいと思うのだが、瞬間で売り切れている。昔はいくつか購入できたのに、今ではまったく手に入らない。よほど、イカれたマニアがいるのか、大勢が注目しているのか。

ウツボカズラではエドワードシアナを用いた交配がブームを見せている。ひと昔前にはトラスマディエンシスが流行ったが、すでにそれらの品種群はクラシカルである。もうそろそろ、再ブームが起こるだろう。

原種部門ではベントリコーサの野生株ブームが頂点を極めた。ポーセリン、ポリスパスなど超高級品だが、おそらくジャイアントが最強だろう。カタログでは20万で出たが瞬殺だった。画像を確認する限り、ポーセリンよりも良い。ただ、残念ながら私には手に余る。

シンプル系にも熱い視線が注がれてれいる。土居技師がペルビレイの株立ちに成功して以来、皆こぞってあとに続こうとしている。私もペルビレイ レッドなる個体に手を出して挑戦している。難しくは無さそうだが、アッパーは簡単には着かないようだ。日本で最初に赤いアッパーを作るのは誰だろうか?海外のサイトには赤いアッパーの画像があるが、あれはワイルドだ。
ペルビレイを育てていると新しい発見が多々ある。最たるものは耐乾性である。土居技師によれば、灌水にメリハリをつけるとあるから、用土をパリパリに乾かす。数度繰り返したあとに、用土から小さな実生が芽吹いた。これは普通のウツボカズラでは絶対にありえないことだ。種が長期の乾燥に耐えられる。
ウツボカズラ発祥の地とされるマダガスカル島に近いセーシェル諸島に産するが、その自生環境は他のウツボカズラとはかけ離れているのだ。このウツボカズラを作りこなすためには、セーシェルの岩場の環境を調べる必要がある。

サラセニアも地味に盛り上がっているようだ。過去に有名なファームがいくつかの品種を発表した。対して注目されなかったが、そのファームが閉園してプレミアがついたようだ。
サラセニアには切り花としての価値もある。アメリカの法廷ドラマ、グッドファイトをみていると、ちょいちょい生けられている。海外では大御所、マイクキング氏がいる。彼から苗を購入することは事実上不可能に近い。マイクキング氏由来の個体を追跡するのも楽しい。

モウセンゴケには女性ファンが多い。正直興味はない。しかし、いくつか気になることがある。一つには、オーストラリアの球根ドロセラである。この自生地の近くに地生ランがたくさん生えている。そのなかに、私が注目する次代のスターがいる。先日、ツィッターで日本の若者が注目していたが、学名までは分かっていないようだった。あと、20〜30年したら普及するかもしれない。因みにシバの女王ではない。もう一つは南米産のモウセンゴケである。こちらの自生地にはホシクサや、蘭など私の大好物がウジャついている。日本人は先入観に弱く、一度難物と思い込むとドツボにハマるが、いくつかの種類は栽培可能のようである。

さて、次は多肉植物について…
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Unknown (m.)
2020-12-29 13:08:53
昔、春ランの業者に、実生でしょ?と訊いたら、エラく怒られた。
そんな疑いの目をもつ人間とは喋りたくない、とさ。
今、ちゃぼ春蘭のすべてが実生であることに疑いの余地はない。あの業者をシバきたおしたい。
それほどまでに山木であることにこだわったわけである。
これから、富貴蘭においても同じことが起こるだろう。
たとえば、金剛宝が玉金剛からの芽変わりだとうそぶいたり、御神渡がスイカ殿からの変異だとしてみたり、どちらも実生から選別されたものだし、とくに玉金剛の縞は狙って実生で出せる。金剛宝も、御神渡も実生富貴蘭である。
そして、実生富貴蘭には2代目交配品種がひかえている。
豆葉の芸品はすでに増えているはずである。さて、どうなることやら。
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Unknown (m.)
2020-12-29 01:49:30
昔、奄美フウランの幻日という品種に憧れていた。その後は影虎である。どちらも今では名前を聞かなくなった。
また、富貴蘭に黄玉殿という品種。名古屋ドームのラン展が廃止された翌年、吹上のラン展が一回だけ復活した。たしか、そこでシードが展示していたのを見たのが初見である。四万くらいだったか…さほど高額ではなかった。
それが数年前に、バカ高い値段をつけていて驚いた。大した売りのない品種なので不審におもっていたら、案の定、消えた。
無理な価格操作をすれば、シッペ返しを喰らう。それは植物に対して失礼だ。昔、我孫子のしんぺい君と話したことがある。彼は異常なプライドをもっていて、絶対に安売りはしなかった。
草でも魚でも安くはしない。我々の仲間にあっては異色な存在で、かなりなイケメンであり、オシャレのかたまりのような男である。彼はピクタムトリコロールの仕掛け人の1人である。
ウツボカズラのグラビス氏も似たような考えをもっている。先達からいく筋かの品種群を受け継いでいるが、絶対に安売りしない。
彼らの考え方は性に合わない。
高く売れば良いということではないのだ。無駄に高く売る方が植物が痛むことになる。
富貴蘭では黒牡丹や建国において高値が続いてきた。今やブームも去り、冷却期間である。これからの実生時代を考えると、やはり色褪せたセピア色の存在。さまざまなインチキや詐欺もあった。ここらで静かに休ませてやろうではないか。
建国には究極芸として建国殿があり、黒牡丹は葉が細すぎて芸にならない。どちらも終わっている。それなりには素晴らしいが、そんなに盛り上がることではない。ここからは自然と値下がりすることと、芸のない木を偽って取り引きすることが増えてくるだろう。あまり、良いことはない。
東京の黒田氏はなかなかの剛腕だった。欲しいものを頼めば必ず探しだす。彼もピクタムトリコロールの仕掛け人の1人である。ルドウィジアのピロサ、エキノドルスのアルタミラ、クリプトのボグネリ、どれも格安に素早く探してくれた。世に知られる前に…である。
どちらかと言うと、黒田氏の考え方が性に合う。彼が香里園のナチュラからウルグアイエンシスレッドをレンタルした話は面白い。生粋の関東人の黒田氏と、バリバリ関西人の泉氏が話し合う様子は想像するだけで面白い。
一つ不気味なのは、カレックス氏である。彼は中部地方の有名人だが、一度チラッと顔を見ただけである。
バリスネリアのキンバリーレッドを譲ってもらった。
ブームに関係なく、いまだに水草ライフをエンジョイしている。
ひょっとすると、熱帯魚の東先生に近い存在かもしれない。
全国各地、植物を求めて走り回ってきた。いろいろな思い出がある。
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Unknown (m.)
2020-12-28 02:47:50
来年は豆葉の覆輪品種が売りに出されるはずである。発表以来、ある程度は増殖したはずである。
それ以外の品種は対して売れないので、単価を上げるしかない。おそらく、一本100万以上だろう。
しかし、残念ながら芸は甘い。あとに来る2代目交配品種からすれば、弱い。
富貴殿など、一世を風靡した品種が現在では二束三文になっているように、豆葉の覆輪品種もすぐに下がる。これは趣味家人口が極端に減少しているからである。
まずもって需要が弱い。覆輪品種は狂いなく増殖し続ける。間違いなく供給過剰になる。
早ければ来年の下半期には人気に翳ってくるはずだ。
それ以外の品種は上半期から、ひたすら、だだ下がりである。とくに建国、黒牡丹は大暴落となる。まさに転換期である。
多くの品種が、消えた。奄美の銘品のかずかず、覆輪品種のあれこれ、今では見る影もない。おそらく値段がつかない状態。
需要はないが、高値で売りたい。売り出せないうちに、消える。
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Unknown (m.)
2020-12-27 12:12:01
今はまだ、交配実生品種の一次ブームといったところ。
豆葉タイプの芸品のほとんどが実生だが、ただ、大量の実生生産から偶発的に出現した品種群である。
意図的にデザインされた品種はまだまだ、本領発揮していない。有名なのは覚王山という品種。紅孔雀に富嶽をかけたようや感じの芸。ずいぶんと普及しており、これから安くなるだろう。ただ、紅孔雀も、富嶽も一代交配で形質が出やすいものであり、劣性遺伝を乗り越えた2代目交配は未だに世に出ていない。2代目交配は、一見、普通に見える個体がヘテロであることを予想、期待し、掛け合わせ、ホモ個体を狙うものである。一度、ホモ個体を得られれば、遺伝純度が100%になり、形質を絵の具のように使いながら、新しい品種を作ることができるようになる。その技術を確立しているのが、中国東洋ランである。
しかし、そうなったら、価格の大暴落は避けられない。
私はそうした新しい交配品種群を2代目交配品種と定義づけている。2代目交配品種はどれもまだ、小さな苗である。
これらの品種は今までの品種とは別格である。おそらく、デザインされたことを伏せながら高額で取引されることになる。
高額である理由としては、2代目交配ですら、すべてが上手くいくわけではない、ということになるだろう。
それにより、旧来の古典品種はだだ下がり。無論、1代目交配の価値も下がる。
しかしながら、2代目交配は高確率で品種をデザインできるので、2代目交配品種自体も値を下げてゆく。この辺はウチョウランやエビネ、日本春ランと同じ流れだ。
あとは、2代目交配の技術者は唯一、勝ち組だということだろうか…莫大な利益を得るだろう。
ま、なんにせよ、実にくだらない。
どうせまた、私の予想どおりになる。
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Unknown (m.)
2020-12-20 18:32:37
まずは、豆葉の実生斑入がより広く流通するだろう。新品種として発表されてから、すでに増殖もかなり進んでいる。小出しにしながらの高額取引だ。金持ちのバカが引っかかる。
玉金剛の白覆輪品種である。半年はこれでもつ。
一方で黒牡丹は大暴落である。葉も細く、縞として上芸品種が存在しない。なんで、あんなものに夢中になっていたのか、ということである。いや、大暴落ではなく、消えるというべきか…
高いお金を払って手に入れたものを誰も安売りしたくはない。
一方で質の低い黒牡丹や、偽物を出す人は増え続け、次第に何が何だかわからなくなる。こうして、黒牡丹は数年内には消える。品種が消えるというのは、よくあること。一世を風靡した奄美フウランの芸品も今ではほとんど名を聞かない。そういうことだ。黒牡丹が消える頃には趣味家人口は今の7割くらいに減少している。来季は暴落の一丁目1番地。ガツンと下がることだろう。お次は建国である。こちらは黒牡丹よりも少し息が長い。単純に葉幅が広いからだ。それだけ芸風が広い。ただ、こちらも実生富貴蘭の影響は免れない。なんだったんだ、あれは?ということである。さまざまな系統が存在するが、そのほとんどがインチキである。増えすぎた木を売るための方便と、それに引っかかったバカどもだ。わたしも見事にハマってしまったバカの1人だ。
実生をしなくても芸が進化するという建国、黒牡丹。本物の実生品種が活躍すれば当然消えるさだめにある。よく頑張ってくれた。ただ、暴落はこの2品種に止まらない。新しくない品種はどんどん下がる。
理由は簡単で、みんな持ってる上に、だれも欲しがらないし、育てれば育てるだけ増えちゃうからだ。これで下がらないワケがない。とっくに採算ラインを下回っているが、まだまだ下がる。
足を洗ってホントによかった。ずいぶんと損をしたが、まだマシな方かな。
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Unknown (m.)
2020-12-20 12:56:56
すでに、多くの実生品種が隆盛を極めている。とくに玉金剛の実生品種は多岐に渡り、芸の幅も広い。
玉金剛からはまだまだ良品が生まれることだろう。その先にデザインされた実生品種の流行がある。1代交配では表現されなかった劣性形質が意図的に2代目交配されたものだ。
この実生技術により、既存の品種のミックス複芸が可能になる。たとえば、大覆輪轡虫、黒龍の金牡丹など。
次第になんでもありだということが分かり、ガタンと値が下がる。
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Unknown (m.)
2020-12-19 20:29:15
富貴蘭界…来季は大暴落が期待できる年。
今年、下半期に建国、黒牡丹が見事にコケた。
もう、売れない。次は交配実生品種ということになる。
実生交配苗はどんなに良くとも希少性はない。とくに蘭科の植物には当てはまる。次から次に素晴らしい品種が出てくるだろう。古典品種や高級品種もどんどん価値を下げてゆく。
一時期、一世を風靡したウチョウランやエビネが今や見る影もないのは、ひとえに実生交配による新品種の乱発に原因がある。そうなれば、富貴蘭も終わりだ。一般化するが、一般花卉としては地位を確立できずに消えていくことだろう。
来季はそんな大崩壊の一丁目1番地なのだ。
中国大陸のシンビはすごい。人工交配であることも、メリクロン量産であることも隠さない。それでも、民衆が買うし、売れる。資金が循環し、また、新しい品種が生まれる。枯らしても、買えば良い。
日本人からみると、信じられないような花がバンバン安く売られている。
富貴蘭界は縮小の一途、そういうわけにはいかない。
やれ、あの人がヤメただの、あの店が閉まっただのそういう話に事欠かない。現役世代からすれば、今あえて富貴蘭をやる意味がない。ほかに魅力的な植物がたくさん紹介されているからだ。富貴蘭関連のイベントの画像を見てほしい。あと数年で趣味家が半減することがよくわかる。そんなものに魅力は感じないし、ましては投資しても焦げ付くだけだ。センスのある人間からどんどん足を洗うことだろう。来年が楽しみだ。西武百貨店の屋上も、さぞスッキリすることだろう。かわりに鶴仙が拡大するか、やまくさが入ってくれると、ありがたい。
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Unknown (m.)
2020-12-14 06:00:48
さて、どんな植物を追い求めるべきか。
近所の園芸センターは閉店してしまったが、ヤフオクには日々目まぐるしく珍しい植物が登場する。
一品物を狙っているが、これがまた難しい。
増殖された余剰苗はすでに一品物ではない。

白い芽のシンビジューム。これはおそらく、遺品整理品で出品者もあまり理解していなかった。入手して数年、再び見ることもなく、園芸品種なのか、普通種なのかも分からない。ただ、ただ、まっしろい芽を出す珍しいシンビジュームである。

手乗りサイズのカクチョウラン。著名なファームが輸入苗を出品。端正な花に惹きつけられ、競合のすえ、14000円で落札。予定の数倍。届いた苗を見て、驚いた。手のひらサイズの可愛い姿。葉はビロード地。これはすごい。これもまた、再見なし。iospeにも類似する品種はない。おそらく新種。

湖南山茶、青花。…これはすごい。なぜ、私のところにあるのか。
小さな挿木苗が2万円しており、異常な高値に興味を持って購入。大輪の青い椿で、強い香りがある。葉の表面には油斑状の光沢がある。まず、湖南山茶は普通ピンクであり、無香である。また、香りのあるツバキはルチエンスのように小輪のものが多い。この湖南山茶青花は研究者が現地から持ち帰ったものであり、おそらく、その研究者とは荻巣先生ではなかろうか?
返信する
Unknown (m.)
2020-12-08 21:55:28
あと一歩のところまで来た富貴蘭界崩壊。
コロナの影響もあり、ずいぶんと早まった。
まだ足りないのが、都心の専門店の閉店、専門誌の廃刊だ。
ここまで来たら一気に駒を進めたいところだ。今年いっぱいでなんとかならないだろうか?
コロナがおさまって、また、池袋の屋上へ行けたとしても、小せがれが居たらメシがまずくなる。せっかくのうどんもシケてしまう。
コロナがおさまったら、新しい店が入って活気付き、新時代の幕開けを感じさせる屋上であってほしいのだ。
新たな風を感じながら、ざるうどんをノドに掻き込む。食道を通過する冷たい食感とともに勝利の感触が込み上げて来る。
あぁ、ナメた接客をする商人はやはり、淘汰された!富貴蘭界は着々と縮小し続け、いよいよ自分の思ったとおりになる。

屋上の店には安からぬテナント料が発生しているはずであり、専門誌には安からぬ印刷料がかかるはずである。
どう考えても採算はとれないはず。赤字赤字の連続だろう。

店が閉じ、専門誌がなくなれば、いよいよ富貴蘭価格は大暴落するだろう。これから数十年は新たな需要がなく、他の植物からしたら面白みがない。

ほとんどの品種は持ち主とともに闇に消えるだろう。普及してない品種は存在しないに等しい。それで良い。

古い品種は古い考えとともに消えるべきだ。そこからは交配により、新しい品種を作って行けば良い。
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Unknown (m.)
2020-12-02 23:33:10
予想はあらかた、的中した。
富貴殿が1万を切るようになったし、黒牡丹や建国は売れなくなった…それで良い。
あとは、都心部の専門店の閉店と、専門雑誌の廃刊だ。
楽しみだなぁ…もし、そうなったら、富貴蘭界はガタガタと音を立てて崩れていくだろう。
今まで、興味のなくなったものをここまで追いかけたことはない。やはり、憎たらしさのおかげである。
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Unknown (m,)
2020-12-01 18:48:48
富貴蘭に夢中だった頃、雑誌で天優の山採り時の写真をみた。
片斑で芯止まりの木から、覆輪の株に進化していく様子。
誰もが写真におさめる光景だろう。
しかし、近年、日本全国で発見される新しい富貴蘭には自生時の写真が一切存在しない。
今の時代、カメラがなくとも気軽にスマホで撮影できるにもかかかわらず、誰も画像をもたないのだ。
不思議でしょ?不思議すぎるでしょ?
事実は一つ。それらの富貴蘭はフラスコから生まれたのです。奇跡でもなんでもありませんし、どんなに芸が良くとも、すぐに新しい品種を作れます。
まけば必ず芸は出る。f2交配なら、なおのこと。
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Unknown (m.)
2020-12-01 00:06:42
あれは四国を旅しているとき…
阿南らへんで専門店に入った。寒蘭、春蘭、山野草。
当時流行の葉繰りの詰まった小さなフウランが置いてあった。
亀のなにやら、とか仏塔がどうの、とかいろんな名前で呼ばれていた。
そのなかの一つから、ビョーンと長い葉が伸びていた。店長曰く、薬が切れてしまったらしい。ホルモン剤を使ってチャボ風に形を変えているのだという。
お客さん、よく気づいたね…
こちとら伊達に全国回ってませんよ、店長。
たしかに、こんなものが自然に生えるわけがない。どう考えても淘汰されてしまうだろう。
30年前といえば、ちょうどバイオ技術が普及し始めたころ。
それ以降に発見された富貴蘭には自生状況の証拠写真はない。なぜなら、彼らのほとんどはフラスコ出身だからだ。

私の意見をバカにする者がいた。知ったようなことを述べておりながら、何も知らない…と。
たしかにその通りだ。実は対して富貴蘭のことは知らないし、興味もない。
しかし、この件に関しては、ただ、ただ、自生状況の写真を見せてほしい、それだけである。
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Unknown (m.)
2020-11-30 21:18:01
玉金剛を蒔けば金剛宝が出たし、翠華殿を蒔けば御神渡、
建国を蒔けば建白。
蒔けば必ず何かが出る。しかし、今は交配によって芸をデザインできる。象徴的なのは富嶽柄である。この柄は決して優れたものではないが、高い確率で遺伝する。よって既存の青芸品と交配して富嶽柄をちょい足しできるのだ。
このように芸品は創作できるようになった。つまり芸品は、もはや奇跡でもなんでもない。
中国春蘭は人工交配を隠さない。しかし、価値は下がらない。それは何故か…中国には日本の10倍以上の人口があり、かつ、趣味家が増えているので需要が担保されているのだ。
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Unknown (m.)
2020-11-29 13:49:22
富貴蘭、実生時代黎明期の思い出。
あのころ、1番初めのインパクトは大波青海だった。
実生が効くと分かるや否や、大量生産が始まり、若かった自分にも買える金額になった。
そのころはまだ、青海や轡虫、鈴虫は実生が効かないと言われていた。
しばらくして、大波青海に縞があるとか、豆葉品種に縞が出たという話が伝わってきた。これは実生による大量生産品のなかから、偶発的に縞が出たということだ。
ときを同じくして、奄美フウランの芸品も多数発表されるようになった。奄美フウランは冬季の休眠が浅く、温度をかけると成長し続けるので、洋ランと同じように即成栽培ができた。大量生産された奄美フウランから、偶発的に芸品が出た。
この流れが黎明期である。
韓国から素晴らしい豆葉の縞が上陸した。細かいことは覚えていないが、麒麟樹だったか、緑彩宝だったか…。
高値で取り引きされたが、次から次に出てくる。どうも、フラスコ内で無限培養されているらしいことが分かってきた。
高値で買った趣味家はガッカリしたという。
これが黎明期の終わりである。
実生技術を少し通り越して、カルス形成、あるいはフラスコ内での多芽体の発生に成功し、縞品種の量産を可能にしたのだ。
さて、実生時代中期。
最大の話題はやはり、白牡丹実生事件である。これほど趣深い話はない。当初、蘭展に見事な芸をした白牡丹の小苗が大量に流通した。ついに白牡丹もか…という感じだった。その前に豊明殿が実生量産されていたので、白牡丹も実生量産化したと思いこんだのだ。ところがどっこい、実生苗のほとんどが青くなった。
白牡丹芸とは、幼木芸だったのだ。実生量産によって富貴蘭の芸に対する理解が進んだ。
話はまだまだ続く。量産化された実生白牡丹のなかに、親を超えるものや、進化したものがあったはずである。玉金剛にせよ、翠華殿にせよ、豊明殿にせよ、実生量産により、進化品種が必ず誕生している。…ただ、それがどこにあるのか、分からない。
また、実生白牡丹は、実は失敗ではなかった。あれはあれで良しなのだ。あそこで止めるから、失敗にみえる。しかし、さらに取り組みを続ければ、驚くべき結果をなしていたことだろう。つまり、芸を理解できたということは…、、

ここか
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Unknown (m.)
2020-11-29 13:49:14
富貴蘭、実生時代黎明期の思い出。
あのころ、1番初めのインパクトは大波青海だった。
実生が効くと分かるや否や、大量生産が始まり、若かった自分にも買える金額になった。
そのころはまだ、青海や轡虫、鈴虫は実生が効かないと言われていた。
しばらくして、大波青海に縞があるとか、豆葉品種に縞が出たという話が伝わってきた。これは実生による大量生産品のなかから、偶発的に縞が出たということだ。
ときを同じくして、奄美フウランの芸品も多数発表されるようになった。奄美フウランは冬季の休眠が浅く、温度をかけると成長し続けるので、洋ランと同じように即成栽培ができた。大量生産された奄美フウランから、偶発的に芸品が出た。
この流れが黎明期である。
韓国から素晴らしい豆葉の縞が上陸した。細かいことは覚えていないが、麒麟樹だったか、緑彩宝だったか…。
高値で取り引きされたが、次から次に出てくる。どうも、フラスコ内で無限培養されているらしいことが分かってきた。
高値で買った趣味家はガッカリしたという。
これが黎明期の終わりである。
実生技術を少し通り越して、カルス形成、あるいはフラスコ内での多芽体の発生に成功し、縞品種の量産を可能にしたのだ。
さて、実生時代中期。
最大の話題はやはり、白牡丹実生事件である。これほど趣深い話はない。当初、蘭展に見事な芸をした白牡丹の小苗が大量に流通した。ついに白牡丹もか…という感じだった。その前に豊明殿が実生量産されていたので、白牡丹も実生量産化したと思いこんだのだ。ところがどっこい、実生苗のほとんどが青くなった。
白牡丹芸とは、幼木芸だったのだ。実生量産によって富貴蘭の芸に対する理解が進んだ。
話はまだまだ続く。量産化された実生白牡丹のなかに、親を超えるものや、進化したものがあったはずである。玉金剛にせよ、翠華殿にせよ、豊明殿にせよ、実生量産により、進化品種が必ず誕生している。…ただ、それがどこにあるのか、分からない。
また、実生白牡丹は、実は失敗ではなかった。あれはあれで良しなのだ。あそこで止めるから、失敗にみえる。しかし、さらに取り組みを続ければ、驚くべき結果をなしていたことだろう。つまり、芸を理解できたということは…、、

ここか
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Unknown (m.)
2020-11-28 17:16:45
だいたい、富貴蘭は嘘だらけ。
ヤフオクを見てほしい。まずは画像が不鮮明なインチキ品。
次に聞いたことがない銘の得体の知れない品。
綺麗な芸をしているがバカ高い品。
棚を整理したと思われる解体の品。
実に惨めだ。終わりがけの趣味とはこんなものか…

富貴蘭は将軍発祥の園芸である。散り際も美しくありたい。
散々、批判してきたが、すべて時代の流れだったような気がする。今、あえて富貴蘭をやる意味も必要もない。魅力的な植物がたくさんあるのだ。
誰も咲かせたことのない花を咲かせたいし、評価もされたい。そのために工夫をする。人と同じことはやらない。
ただ、若い人たちが騙されてしまうのはできるだけ助けたい。
先日、とある大学生が30万近い大金でウツボカズラを落札した。キナバルエンシスの可能性がある、とか。しかし、実際、キナバルエンシスはもう少し安い。…小苗であれば。
カタログ更新されるたびにエドワードシアナや、ハリヤナの交配種を購入しようと試みるが、まったく買えない。ベントリコーサの名品は15〜25万はするだろう。ウツボカズラに集中しないと成果は出ない。
ただ、若いころに購入したマクロフィラの交配は未だに発表されておらず、私だけしか持たない逸品である。それが純血のマクロフィラに勝るとも思わないが、未だかつてないウツボカズラになるだろう。これからのウツボカズラに必要なことは、冷温室がなくとも珍奇な姿を楽しめるということだ。いかにして、高山性のウツボカズラを都市環境に順化させるか。いくつもの世代更新、交配かつ、戻し交配など。
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Unknown (m.)
2020-11-28 10:40:23
韓国の山は都合が良い。
春蘭のチャボが欲しいと言えばチャボが生えてくるし、中斑が欲しいといえば、これも自然と生えてくる。チャボ中斑が欲しいといえば、それも生える。では赤花のチャボはどうか?と思えば、なんとなんと、それも生えてくる。おそらく、なかなか世界平和が成らないのは、韓国の山で祈らないからだ。韓国の山は何でも叶えてくれる。
ただ、条件がある。素晴らしい春蘭が多数輩出するが、自然下でどのように生えていたのか、その画像は存在しない。
今の時代、普通種のなかに変異種が生えていたら、まずはスマホで撮影して、保存するのが当たり前だと思うが、それはないのだ。
これは、日本にも当てはまる。全国各地で寒蘭、春蘭、フーランの芸品が発見され続けているが、何故か画像が少ない。
私は一つだけ見たことがあるが、一つだけである。
ちなみに、蘭類の実生交配技術の確立は1990年代であり、フウランを含むバンダ類のカルス形成技術の開発は2000年のちょい前くらいである。
不思議なことに、その辺りから、全国各地でさまざまな芸品が見つかるようになった。おそらく、日本各地で蘭を育てる山がドンドン増えているのだろう。
昔、日本春蘭赤花ブームがあった。普通の春蘭に混じって、赤い花の春蘭が生えている。ハンターたちが血眼になって日本全国を駆けずり回った。その時代の話はさまざまな雑誌に書かれていた。そのエピソードはNHKの洞窟おじさんというドラマにも出てくる。
その時代、当然、他の植物の変異個体も探していただろう。
日本の山も素晴らしい、たくさんの変異個体が産出し続ける。
羆が欲しいと思えば羆が生えてくる、縞が欲しいと言えば縞が出てくる。フウランというのは、よほど変異に富んだ植物なんでしょうな。しかしこれは、日本だけの現象。海外のバンダ類には起こらない不思議な現象なんですね。ありがたや、ありがたや。
これからも、いろんな変異個体が発表されるでしょう。画像なしでね。自分なら画像に撮るけどな。スマホでな。
そうやって発表される有象無象にどれだけの価値があるかッてこと。
これだから、実生交配時代は怖いんだよ。
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Unknown (m.)
2020-11-26 23:23:26
黒牡丹が完全に沈んだ今、残すは建国ばかりなり。
おそらく、建国はアッという間に下がる。黒牡丹よりも芸の幅が広いが、そのかわり、実生が浸透している。しかも、カルス保存もされているとか…
これは中国春蘭の緑雲から簡単に白フクリンや黄覆輪がでたように、バンバン変化種を量産できるということだ。
すでに、建国にも実生白覆輪があるという。実生が効くということはなんでもアリということ。
建国は全部下がる。とくに芸のない木は。
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Unknown (m.)
2020-11-26 01:10:04
中途半端な富貴蘭はもう、売れません。
よく分からない名前のよくわからない芸の品種…、これはふつうのフウランです。
芸を現さない黒牡丹や建国もしかり。
あと、やらせブームの品種はもう、ガタ落ちでしょう。
玉金剛や翠華殿の実生品種はヤバい。
趣味家は減る一方なのにやたらと実生品種は殖えます。早い段階で過供給になり、暴落するでしょう。
あ、それ、ウチにもあるよ。この前、貰ったんだよ。なんてね。

今は富貴蘭をやるときじゃない。あと少し我慢しよう。まだまだ下がる。
今は、盆栽や、多肉の現地球、未知の植物に積極的にチャレンジすべし。
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Unknown (m.)
2020-11-23 18:29:04
ヤフオクで売りが続く富貴蘭ですが、昔の価格では入札件数がのびません。
有効なのは1円スタートです。小刻みながら入札件数がふえます。そして、出品木の評価がキチンと決まります。恐ろしいほどの安値ですが、それが現在の富貴蘭の実力です。どんな安値でも落札された以上は取り引きせねばなりません。
インチキはいずれバレて、しっぺ返しを喰らいます。
黒牡丹、建国ブームが過ぎ去った今、実生交配富貴蘭がいよいよ注目されるでしょう。
4〜5年もしたら、それにも飽きて、富貴蘭は終わります。その辺はエビネやウチョウランとまったく同じ道をたどるでしょう。
売れるうちに売る…これは大切なことです。いずれは無価値になるものに、値がつくのは素晴らしいことです。
あと、富貴蘭には入門者がいません。趣味家は減少の一途です。どんどんと市場規模は縮小されるでしょう。
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Unknown (m.)
2020-11-22 18:46:03
さて、賢明な栽培家は建国を手放し始めましたね。
センスのある人間ほど引き際が良い。
評価されるうちに売り、評価が底うちしたときに買い戻す。
そうすることで、価格崩壊をプラスにとらえることができる。
株式投資と同じです。
ただ、何も手を打たないと始まらない。市場価格に振り回されるだけです。

ウチョウラン、エビネ、どちらも強烈なブームがあり、その勢いで実生交配が盛んになりました。素人に毛の生えた程度の栽培家も自作のクリーンベンチで大量生産できたのです。その頃は封書や書留で取り引きしていました。市場に大量の良質な苗木が溢れ、価格は大暴落しました。良いものを人間が簡単に作れるからです。一時期、原点回帰的な流れが起こり、旧来の天然品種が見直されましたが、往時の勢いはありません。

たとえば、ホームセンターで実生ウチョウランの素晴らしい花を見つけたとします。それを殖やしたところで、誰も評価しません。なぜなら、次々と良いものが新しく生まれているからです。実生交配の園芸で評価されるのは栽培家ではなく、交配を行う研究所です。パンジービオラの某氏や、クリスマスローズの某氏、ウツボカズラの某氏。彼らには独特なセンスがあり、素晴らしい品種をどんどん作り出します。

たとえば、カトレアのメロディフェアやシンビのアイスキャスケードを丹念に増やしても、誰も買ってくれません。園芸ショップに行けば売っているからです。当然、毎年新しい品種も発表されています。

富貴蘭も、ここで終わりです。既存の品種にこだわる必要はありません。実生交配や、メリクロン技術により、欲しいものがどれだけでも作り出せるのです。
あとは、センスのある交配作家が現れれば、それで終いです。
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Unknown (m.)
2020-11-21 20:55:26
交配実生富貴蘭。
すでにいくつかの品種が発表されているが、これからどうなるのだろうか。
今までの交配富貴蘭には2つのパターンがあった。
実生大量生産するなかで、偶然に芸が出た物と、狙ってできた物。
これまでは前者が主流だったが、これからは後者が盛んになるだろう。
葉芸品を狙って作るのだから、すごい。
実生サイトをみると、魅力的な交配がたくさんある。玉金剛の縞、程度は簡単に作れるとのこと。
今、盛んに行われているのが、複芸品狙いの交配だ。
どんどん新しい苗が出てくる。しかも格安で。そのうち、既存の品種を凌ぐ物が現れ、さらに、矢継ぎばやに良いものが現れる。しまいには、何が良かったのか分からなくなる。
交配ウチョウランや、エビネ、春蘭がたどった道である。
どんどん、安くなり芸は派手になっていく。
もはや、希少性はない。駄作の苗はホームセンターに並ぶことだろう。
良い物だからと言って評価されるとは限らないのが、園芸の難しいとこ。
趣味家は減少しているのに新品種は以前とは比較にならない早さで発表されるものだから、古い品種はどんどん隅に追いやられる。1番、まずいのは、やはり黒牡丹、建国である。新しい実生品種を目の当たりにするにつけ、何だったんだアレは?となり、評価はかなり下がるだろう。所詮、実生には敵わないということ。
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Unknown (m.)
2020-11-20 23:25:49
富貴蘭に次のブームはない。
黒牡丹、建国系ブームは交配実生技術を持たない趣味家たちのシンボルだった。そのブームが過ぎ去った今、次は必ず実生交配の時代が来る。
実生交配は何でもアリである。古くはカトレア、シンビ。最近ではエビネにウチョウラン、春蘭、寒蘭。
高付加価値は崩れ去り、一般化が加速する。実生交配とメリクロンの合わせ技により、富貴蘭もついに一般化、庶民化するのだ。…そうなったらもう最後。価格はだだ下がりである。大量のコレクションはクズの山。
日本春蘭の過去の銘品と同じように、ビニールで根巻きにされて3本4,000円で売り叩かれるようになる。
これから、富貴蘭の価値が上がることはない。
しばらくは実生交配品種がもてはやされるだろうが、それもつかのま、いずれは廃れる。
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Unknown (m.)
2020-11-19 23:18:17
建国殿もまた、値崩れ。
ヤフオクで明らかに良い建国殿の二本立ちが出品された。
驚くのは即決の設定額。
たしか、30万〜40万だった…
正直、ガッカリ。私が建国殿を落札した時は55だった。ずいぶんと値下がりしたもんだ。
来るぞ、来るぞと身構えていたが、アッという間だった。
歯を食いしばって高額で手に入れたのに、たった数年で半額近く下がった。
富貴蘭も、いよいよ終わりだ…。私は損する側なのでツラい。
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Unknown (m.)
2020-11-15 18:50:03
白牡丹。
白牡丹実生事件により、白牡丹の性質が明らかになった。
幼木で芸を表し易く、成木では青になり易い。よって古来、葉をむしりとって木を若く保ったり、複数所有して、できるだけ多くの幼芽が出るように工夫した。
さらに成木でも青くならない木が選抜され、注目を浴びた。
この選抜種の登場により、煩わしい工夫なく、気軽に白牡丹を楽しめる時代が到来した。先人の努力に感謝。
その辺のことが理解できないバカがいる。
真っ白い芽が出て、スーパー白牡丹だという。その辺の詐欺師と変わらない発言だ。画像をよく見ると親木がどんどん暗んでいる。じきに青になるだろう。真っ白い芽も、すぐに青い新葉を出すようになる。楽しみだ。なんと説明するだろうか…
選抜されていない白牡丹は全て不安定である。その芸は春の霞のように儚い。
選抜された白牡丹の芸はチカラ強く、そう簡単には消えない。成木でも純白の新葉を出し続けるし、新しい芽は全て純白芸を受け継いでいる。
この選抜された白牡丹こそ、純粋な白牡丹とするべきである。古い白牡丹は、春霞とし、新しい白牡丹の母種とすれば良い。
簡単な話だ。旧来の白牡丹はどんなに良い芸を表してもいずれは青になる。その不安定な芸が高額でやりとりされるのはしのびない、、
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Unknown (m.)
2020-11-15 09:14:55
ヤフオクの中国交配春蘭。
画像いじりが気になる。花の位置がおかしい。
私はこれらの中国交配春蘭の名前を検索することで中国交配春蘭の奥深さや、勢いに気づくことが出来たし、いづれ、日本にも上陸し、東洋ラン界を席巻することを予見した。
しかし、これではうまくいかないだろう。
中国交配春蘭の印象が悪くなり、本格的な有名品種が上陸できない状態になりそうだ。もし、中国交配春蘭の本格品種が上陸すれば、韓国交配春蘭の コテイや望月の価値は過去となり、新しい時代のページへと進むこととなる。
返信する
Unknown (m.)
2020-11-15 09:10:52
ヤフオクの中国交配春蘭。
画像いじりが気になる。花の位置がおかしい。
私はこれらの中国交配春蘭の名前を検索することで中国交配春蘭の奥深さや、勢いに気づくことが出来たし、いづれ、日本にも上陸し、東洋ラン界を席巻することを予見した。
しかし、これではうまくいかないだろう。
中国交配春蘭の印象が悪くなり、本格的な有名品種が上陸できない状態になりそうだ。もし、中国交配春蘭の本格品種が上陸すれば、韓国交配春蘭の コテイや望月の価値は過去となり、新しい時代のページへと進むこととなる。
だが、インチキのせいで、日本の趣味家がスムーズに中国交配春蘭へ移行できない。
きちんとした商売をする新しい業者が次の時代を作るだろう。
メリクロン技術は必須だから、ある程度大手かもしれない。
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Unknown (m.)
2020-11-14 22:40:36
なんだか、品種投票を実施したとか…
うーむ、意味不明。目的は何だ?古典品種の魅力発掘だろうか?
勢いのある業界はそういうことはやらない。たとえば、あなたはどのウツボカズラが好きですか?とか、意味不明である。
そんなこと言ってる間にカタログが更新され、話題の実生苗が飛ぶように売れていく。ヴィロサの交配苗は間違いなく値上がり必至なので、どうしても手に入れたいが、瞬間的に売り切れる。おそらく、世界の趣味家も注目していることだろう。しかし、残念、まだ日本でしか手に入らない。また、いつものように輸出していくだろうが、まだ先の話だろう。好きな品種?バカか?そんなものはない!今、発表されている最新品種に注目するだけよ!…とまあ、こんな感じ。
多肉でも同じことが言える。つべこべ言わずに買う!それしかない。私が悔やんでも悔やみきれないのが、マクロプスだ。購入を躊躇しているうちに、流通しなくなってしまった。なぜ、なぜ?たまに見かける木はバカ高いし。何が好きか?アホか?そん何言っとるうちに、買え!ってね。
買うこと自体が投票だし、値段の高騰にこそ、目を凝らすべきだ。
ただ、ただ値下がりしていくモノに無理くり投票して何の意味がある?無駄なこと。
玄人ぶって、渋好みをえんじるもさのも、一興か…
たとえば、御簾影が好きです、っていうととなんだか、ツウっぼいよな、たしかに。ハハッ、バカげてら!一生やってろ。
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Unknown (m.)
2020-11-14 13:09:42
黒牡丹沈没の影響か、ヤフオクの富貴蘭にほとんど入札がない。
サクラ入札もお休みだろうか?いや、サクラ入札はカモが捕まらないと発動しない…だっけ。
さて、建国。昔はなんでかんでも欲しかったが、私のように建国殿を所有する人間は、建国の縞に注目する必要があるだろうか?
必要ない。建国殿さえあれば、未熟な芸の木は一切不要。
むしろ、高くつく。今の時期に本気で富貴ランが好きなら、1発で、頂点を獲るべきである。羆、湖東錦、である。
うーんとお金を貯めて、1発である。本羆さえあれば、他の品種は不要。で、次の植物へ進むべきである。
寒蘭で最高の花を手に入れたとき、やはり頂点を極めるべきだと実感した。そして、それで卒業で良い。グダグダと品種を集めることでコストが上がる。
愚の骨頂は黒牡丹である。ベテランの棚で出た芸の甘い黒牡丹をバカ高く買う。それはベテラン栽培家に貢いでいるだけである。当然、より良い木はベテランがキープしている。そのベテランを越えることはできない。
建国系でも、芸のゆるい木を買えば、2、3本で本ちゃんの建国殿が買える。その辺はセンスと気概の持ちようだ。
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Unknown (m.)
2020-11-09 23:18:03
黒牡丹ブームに先駆けて、青物ブームがあった。
豆葉を中心に人気が高まり、ピークには一本一千万を超えた木もあったとか。
しかし、即座に実生量産技術が開発され、価格は下がりブームは終わった。
黒牡丹が脚光を浴びたのはその頃だ。青にして、青にあらず。
内なる芸を秘めていて、白縞、黄縞などを表す。
それは、実生量産技術に対するアンチテーゼであった。
無菌室をもつ技術者たちが実生選別を繰り返し、優位に新品種を発表する。
技術のない昔ながらの栽培家が、たどり着いたのが黒牡丹という幻想である。
無菌室という設備がなくとも、新しい芸を生むことができる。
しかし、喧伝が過ぎた。たしかに、100本つくっていた場合、変異を発生させる確率はかなり、高い。他品種では1つあるかないかだろうが、黒牡丹ならば4,5本は出るかもしれない。
しかし、一本しか親木を栽培しない場合、変異発生率が、0.01だろうが、0.05だろうが、さほど関係ない。とにかくほぼ、変異は出ない。もし仮に出たとしても、良い状態で安定することはない。派手ならば枯れる、地味ならば青になるの両極端だ。
黒牡丹を育てるメリットはない。ま、好き好きだが。
同じことが、吟風、建国、などにも言える。
江戸時代、富貴蘭はなかなか殖えない植物だった。どんな品種でも貴重品で価値があった。現代では、肥料や、冬場の保温技術、管理法の研究が尽くされており、素人でも簡単に増せるようになった。驚くほど安価である。
現代、あえて富貴蘭を選ぶ必要はない。若いうちにオンリーワンを目指すべきである。盆栽の銘木や、多肉の現地球、新しい珍奇植物など、探せばキリがない。あえて富貴蘭を選び、大金を無駄にするのはナンセンスである。
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Unknown (m.)
2020-11-08 22:01:45
中国交配春蘭類。花茎がおかしいことになってますね。
不自然なことはやめた方が良いです。
インチキをすれば、あとから必ずシッペ返しを喰らいます。
富貴蘭の二の舞にならぬよう…
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Unknown (m.)
2020-11-07 22:15:44
金牡丹は、黒牡丹よりも良い。芸がハッキリしているからだ。崩れるタイミングは遅く、かつ、金額的にも黒牡丹よりも高どまりする。
といっても、やはり飽和状態なので下降していくだろう。分かりやすく言えば、富貴殿とさほど変わらない。
来年は建国崩壊暴落の年。いよいよである。近年、富貴蘭ブームを牽引した黒牡丹、建国が消失すれば、商材が枯渇し、富貴蘭界は消える。
私は格安にて建国宝やスーパー剣龍を入手できる。これは、情勢を正確によみ、待った者の特権だ。ありがとう、コレクターの諸君。
しかし、残念なことに富貴蘭に対する興味がなくなったのも事実。富貴蘭は、価格が底値に向かいつつあり、買いのタイミングなのに、どうでも良いんだよな。
建国宝なり、剣竜なり、今ではどうでも良い。むしろあの程度の植物によくもまぁ、夢中になったもんだ。私も未熟でしたよ。
今はやはり、今しか入手できないものに注目しないとね。
盆栽とか、サボテンの現地球とかね。もう、人から譲ってもらうことにウンザリしたよ。
でも、来年は楽しみだ。ヤフオクで建国をチェックするぜ。
返信する
Unknown (m.)
2020-11-07 09:12:29
ヤフオクを見ていると、黒牡丹の完全崩壊を理解していない出品者を見かける。
ブーム絶頂期の価格設定で出品して、入札ゼロで終わる。アホだ。
ブームに踊らされて注目してみたものの、さほど良くなかった。というのが趣味家の評価である。正直飽きられているので、これから、ズンドコまで下がる。
唯一、高騰しているのは秋田が出している木だ。相変わらず根強いファンがいて、多数入札がある。しかし、秋田信者による入札であり、増殖株を他人が出しても入札はない。
ただ、黒牡丹がホームセンターで販売されることはない。一般観葉としては価値がないからだ。やはり、玄人好みの品種として一定の価値を保つだろう。
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Unknown (m.)
2020-11-06 21:07:55
黒牡丹が完全に崩れ去った…。
もはや、見る影もない。昔、10万で落札した黒牡丹。
今は2万程度…トホホ。
最終的には1万まで下がる。金牡丹はもう少し高い。どんな金牡丹も一律3万、行くか行かないかとなる。
さて、黒牡丹コレクターのみなさん、…残念。見事に散りましたね。もともと、さほどの実力はありませんでした。雑誌にうまいこと乗せられちゃいましたね。
さて、来年上半期は建国がガタ崩れします。多分、一気に行くでしょう。建国コレクターのみなさん、もう、遅いですよ。今からはなかなか売れません。覚悟して下さい。
来年の今頃は、いよいよ本羆がゆらぎ始めるでしょう。富貴蘭、完全崩壊まであと少しです。
あと、5年はもつかな?と考えていましたが、予想以上の展開でした。コロナ禍の影響が強いようです。
富貴蘭ハウスはゴミの山、もう誰も見向きもしなくなります。
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Unknown (m.)
2020-11-05 20:31:46
富貴蘭も、いよいよ終わりが近づいている。
まったくもって、予想通り。いや、予想以上だった。コロナ禍の影響は大きい。
不思議なことに、コロナ禍は食虫植物や多肉には好影響を与えている。食虫植物をこころざす若者が増え、苗が手に入らなくなった。これからも、優良な品種や苗が日本から発信されるだろう。
コロナ禍は富貴蘭に負の作用を及ぼした。黒牡丹ブームの終焉を早め、建国をも衰退させてしまった。もはや、追うべき品種が見当たらない状況である。そこで羆実生たちが注目を集めたりしている。そもそも、趣味家たちも、ずいぶんと疲弊してしまった。一部のハイパーマニアはヤフオクを利用して一回で百万円近く稼いでいるが、それ以外のメンツは沈黙である。
韓国の実生工場も、パッタリと新品種の発表を停止してしまった。
これから、ガタガタと、値崩れを起こしていくだろう。ここからは、早いよ。
ちなみに、数年前に26で入手した木は今では7千円である。ヤバいでしょ、これ。
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Unknown (m.)
2020-11-02 23:54:02
富貴蘭に見切りをつけるとき、ガックシとくる感覚がきっかけとなる。
これは失恋の感覚に似ている。それまで良いと信じていたものが突然、色あせる。
まず、羆の青なぞは良い例である。ハイエンドマニアたちが処分に困った羆のナレノハテを、高いお金を払って買った。きっと良い芸が出るに違いないと、胸を高鳴らせるも、いつしか、ダマされたことに気づき、ガクッとくる。…なんとも、あわれである。
このガクッとくる感覚が引き金となり、多くの人が富貴蘭を止めるだろう。雑誌の責任も少なくない。
木瀬羆、神の雫、友禅、…黒牡丹、建国…たくさんのガクッが予想される。一部のハイパーマニアは、一回のヤフオクで百万円を稼ぎだす。超絶高級品種を購入し、温室を新設し、旅に出て、孫に小遣いを渡す。生涯獲得金額は大企業の部長クラスだ。
ガッカリした我々の血を吸って太った蚊は軽々と冬を越す。

他人のガッカリはさらに連鎖する。
夢は醒めた。富貴蘭は終わりだ。これから業界規模はどんどん縮小する。中国交配春蘭の影響で、望月、こてい などの春蘭も値下がりするだろう。その余波も無視できない。そして何より、富貴蘭でも人工交配が発展し、なんでもありになりつつある。
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Unknown (m.)
2020-11-02 22:33:02
また1人富貴蘭を卒業した。最後は羆の青を育てていたそう。かわいそうに、見事に騙されましたね。羆の青から本芸羆は絶対に出ません。高く買わされた挙げ句、大事にしていたそうです。彼はそれを安く売り払って、富貴蘭をやめました。
面白みのない富貴蘭をやめて、どこへ向かうかは人それぞれ。
オススメは盆栽である。富貴蘭は栽培が簡単過ぎて、持ったもん勝ちであった。盆栽は人を選ぶ。素材はごくありふれた樹種ながら、幹に先人達の栽培歴が刻まれ年輪となり、蓄積している。
ウツボカズラのように冷温室が必須ということもない。
オペルクリカリアのような奇妙な多肉を盆栽に仕立ててみても面白い。
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Unknown (m.)
2020-11-02 18:54:18
次は建国系。
これは間違いなく大暴落する。
先日、ヤフオクで建国宝が45万の値をつけた。出品者からしたら、大金星である。
考えて欲しい。夏にしか芸をしない品種がそんなに良いだろうか?
似たようなボンヤリした芸に景虎、幻日、などなど過去にはあるが、建国宝はさらに芸が劣る。
今回のヤフオク、少なくとも23〜35万までは入札者2人による一騎討ちだった。出品者には強力なサクラがいて、天井なしに入札することを考えると、かなり危ない。熱望する素人が煽られまくった可能性がある。しかも、他の人間は冷めているので、そんなに高く評価していない。転売するとしても半額以下である。
建国宝は実力以上の価格を付けてしまった。
まずはここから暴落するだろう。建国宝が暴落すれば、次は覆輪系、さらには本丸の建国殿へと暴落は大連鎖する。
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Unknown (m.)
2020-11-02 06:09:52
富貴蘭、黒牡丹について。
そもそも、私が黒牡丹に興味を持ったきっかけは自然と野生ランである。だから、ヤフオクで讃歌氏の苗を必死で落札した。
しかし、今になって思う。…黒牡丹って、そんなに良いか…?と。
いや、決して悪くはない。渋いし、芸が奥深い。しかし、そこまでではない。まず、葉が細い。どうしても縞が荒く感じてしまう。芸が不鮮明だし、派手だと枯れる。
園芸品種としては、まさに玄人好みである。衰退し、趣味家が減少するなか、さらに限られたマニアが熱狂している。
ただ、黒牡丹、金牡丹も全てのマニアに行き渡り、さほどのコレクション性もないので、需要がなくなり、古典品種と同じように価格は暴落する。なにより、増えやすいのが最大の欠点である。趣味家はどんどん減るのに、苗はバンバン増える。
次は建国系だ。
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Unknown (m.)
2020-11-01 18:18:11
もし、中国交配春蘭が上陸したら、日本春蘭、あるいは韓国交配春蘭は吹き飛ぶだろう。
一昔前なら、業者が中国で安く仕入れ、日本で高く売ることができたが、インターネットが普及した現在では不可能である。同時に山採りであるという嘘も通用しない。そういうあからさまな嘘がまかり通ったのは韓国交配春蘭までである。インターネットとはおそろしいものだ。
中国交配春蘭の上陸がもたらす影響はそれだけではない。
今まで骨董的な価値があった東洋ラン。株を割って希望者に譲る。人気品種には高値がついた。
しかし、中国交配春蘭では割子を待つ必要がない。フラスコで増やされた苗を買えば良いのだ。好きなだけいくらでも。
木を殖やして小遣い稼ぎ、というのがなくなる。利益を得るのは研究所だけである。研究所はたくさん交配実験、選別を繰り返し、ドンドン新品種を発表する。
それが現在の中国交配春蘭である。中国交配春蘭をみたとき、韓国の春蘭が人工交配種であることがよく分かる。よく似たものがあるのだ。あ、造れたのね。って感じ。誰がなんと言おうと、これは事実。
春蘭でも富貴蘭でも、自然下で変異個体を発見したならば、画像を残すべきである。スマホで簡単に証拠写真が残せるのに、自生写真が一切存在しないのは異常事態である。
ほとんどの品種がフラスコ出身である。それは悪いことではない。ただ、苗の単価は下げるべきである。
増殖技術の向上により、旧来の古典園芸は一般化せざるを得なくなった。消費化の始まりである。薄利多売をなす研究所だけが生き残るだろう。
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Unknown (m.)
2020-11-01 13:53:46
うーむ。中国の交配春蘭が面白い。
おそらく、いくつかの原種を使用しているので、バラエティに富んでいる。
一茎一花や九花では緑花が美しかった。それが今や様々な色彩があり、量産されている。
展示会の画像からは熱気が伝わってくる。隣り合って展示されている花のバラエティ。観ている人達の近さ、密度。
日本では東京で春蘭の展示会を開いても、同じような花が並び、観客が少なく閑散としている。
おそらく、私がこのようなことを言うと、日本春蘭には良さがあり、今のままで良いという輩が出てくる。
うーむ。そういう考えが趣味の世界をダメにする。確かに日本春蘭は良いが、世間では受け入れられがたい。勝手に一人でやる分には問題ないが、…。仙人にでもなるが良い。
それにしても何故園芸JAPANは中国交配春蘭を紹介しないのだろうか?図鑑を作ったら、そこそこ分厚いのができるが。
あとは、この交配春蘭がどのように上陸してくるかが問題だ。
今の日本春蘭の数十倍の規模を持つ世界である。どこから手をつけて良いやら。
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Unknown (m.)
2020-11-01 13:53:39
うーむ。中国の交配春蘭が面白い。
おそらく、いくつかの原種を使用しているので、バラエティに富んでいる。
一茎一花や九花では緑花が美しかった。それが今や様々な色彩があり、量産されている。
展示会の画像からは熱気が伝わってくる。隣り合って展示されている花のバラエティ。観ている人達の近さ、密度。
日本では東京で春蘭の展示会を開いても、同じような花が並び、観客が少なく閑散としている。
おそらく、私がこのようなことを言うと、日本春蘭には良さがあり、今のままで良いという輩が出てくる。
うーむ。そういう考えが趣味の世界をダメにする。確かに日本春蘭は良いが、世間では受け入れられがたい。勝手に一人でやる分には問題ないが、…。仙人にでもなるが良い。
それにしても何故園芸JAPANは中国交配春蘭を紹介しないのだろうか?図鑑を作ったら、そこそこ分厚いのができるが。
あとは、この交配春蘭がどのように上陸してくるかが問題だ。
今の日本春蘭の数十倍の規模を持つ世界である。どこから手をつけて良いやら。
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Unknown (m.)
2020-10-28 00:18:16
夜更け。
ヤフオクの中国の交配春蘭が気になる。
うそつけ、と思い調べた。
中国のサイトへ…ヤバすぎる。ヤバイ。マジやばい。
どれもこれも、凄い。純粋や春蘭ではなさそうだが、芸がブッ飛んでいる。これが来日したら、日本の春蘭は終わる。間違いない。
1番、面白そうだったのは、豆弁の南帝。韓国や、日本の交配春蘭は完敗である。科学力の差が出た。
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Unknown (m.)
2020-10-27 23:17:33
富貴殿は競り上がらなさそうですね。
彼は紺の乗りやすい系統だと宣伝しているらしいですが、どうでしょ。古い木は皆、そんな感じになると思うんですが。
しかし、富貴殿は代表的な品種。14500円では割りに合いません。
建国宝や、黒牡丹などは人気ですが、一方で古典品種は売れません。
それにしても、建国宝や黒牡丹はそんなに良いですかね。真新しいだけで、分かりにくいと思いますが…。富貴殿は誰が見ても良いです。今が買いでしょうね。
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Unknown (こしかた)
2020-10-27 22:12:01
あと23時間ありますが、富貴殿が14500と以前ほど上がらなくなりましたね。これが、「行き渡った」という状態なのでしょうか。2年くらい前無理して勝負に行かなくてよかったと思います。
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Unknown (m.)
2020-10-26 20:39:41
いやぁ、参りました、建国宝。すでに35。
建国系の人気はまだまだ現在ということなんやろか?
調べてみると、競り合っているのは取り引き回数500を超える2人。少なくとも23付近から2人の競り合いが続いている。
つまり、他の入札者はかなり早い段階で見切りをつけている。
もし、落札して殖やして売るとしても、次は下げざるを得ない。
この2人、どんな人物なんだろうか。取り引き回数500はヤフオクヘビーユーザーである。買うだけでなく、出品もしている。おそらく、単なる一般人ではあるまい。この2人が建国宝の価格をつりあげている。
さて、この建国宝という品種、さほどに価値があるのだろうか?
私は懐疑的である。曙芸が弱いので成長期以外はくらんでしまう。良い品種だが、さほどの価値はない。
たとえば、金牡丹や白牡丹のようにくらむのに1年以上かかるならば、カッコ良い。あるいは、この品種をもとにさらなる変化を求めるならば意味はある。しかし、単独で眺めたときにどうしても見劣りする。
建国も、崩れるとすれば、この建国宝からだろう。無理に上昇した価格から、一気にズドンと値下がりする。趣味家たちもガッカリするわけだ。
最初に値崩れするのは、この建国宝である。
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Unknown (m.)
2020-10-25 21:55:03
言ってるそばから、秋田がヤフオクに出品!
実に面白い。いくらまで上がるか。
不思議なのは入札する人たち。手に入れてどうするのかな。
成長過程は秋田がブログで公開しているし、転売するにしても、秋田から直接というわけではないから、安くなるんだよね。
たとえば、私が入手したとして殖やして売るとする。もはや、秋田ブランドは通用しないのよね。たった数年でも手垢がつけば、価値はなくなる。あと、もう黒牡丹は買い手がいないと思うんやけど。あと、葉も細いから芸の幅もないし。
それなのに秋田から買うということは、…どういうことなんやろ。
しかし、すでに10万超えとるんだよね。さすが。

あとは建国宝だ。昔みたいに40超えたりするんかしら?
まあ、あまり良い品種でもないから17、18で止まるかな。
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Unknown (m.)
2020-10-25 18:26:03
実際のところ、韓国交配春蘭の こてい や、富貴蘭の羆、湖東錦など1本200万とか300万とか宣伝したところで、売れないのが現状である。ようするにそこまでの実力はない。
黒牡丹にも同じことが言える。10万円スタートして入札されるわけがない。たとえ、20、30で入れたとしても2万くらいからスタートしないと入札はないだろう。しかも入札があったからといって、煽ってみても、逃げられるだけである。どれだけ出しても欲しい、のではなく、安いから買ってみようか、という程度なので。
そう、忘れていた。富貴蘭趣味の衰退を低下させている要因。
優越感の喪失。高いお金をだして手に入れたはずの木を、今では格安に手に入れられる。優越感に浸ったり、尊敬や羨望の眼差しを浴びたり…。それらのことがなくなってしまうのだ。
あぁ、それね、先日私も落札しましたよ、とか、昔は高かったでしょう?大変な時期に買いましたね(半分バカにされている)とか。
恥ずかしい限りだ。ま、ある意味、先を見る眼がなかったので仕方がない。
そんなことより、ウツボカズラである。いくつもの課題がある。黒いトランカータが大量に発見されたという。ロブキャンなのか、ネブラなのか?混じりかも。最初に漆黒の巨大袋を作るのは誰か?もし普及すれば一般花卉産業にもインパクトを与えるだろう。
アッテンの巨大袋を国内で最初に作るのは誰か?そもそも何故、大きく作れないのか?
クロッシーを作りこなすコツは何か?
幻のベントリはどのように着袋するのか?
究極の交配苗の実力はどこまで向上しているのか?
1本200万のユタカとは何者なのか?
どれも語りだしたらキリがない。
今、夢中に勉強している若者たちがいずれ、さらなる普及に尽力することだろう。ただ、ウツボカズラは人を選ぶ。
苗を手に入れることは簡単だが、育てることが難しい。
地下水を散布する、特殊な冷房機器を接続する、高山植物の管理法を応用する、などなど、なんらかのテクニックがない限り、育てることができない。残念ながら富貴蘭ほど簡単ではない。
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Unknown (m.)
2020-10-25 15:08:22
黒牡丹、金牡丹のブームは何故、収束したか?
大きな要因は、飽和である。数少ない熱狂的な富貴蘭ファンに行き渡った。しかも、さほど明確な芸でもないので面白みに欠ける。
しかし、評価されるべき品種ではある。ヤフオクでは設定価格が高すぎて、入札がなく、実勢価格が分からない。
誰か1円スタートで出してはくれまいか?いくらまで入札されるだろうか。2万円くらいまではいくだろう。
現在、黒牡丹や金牡丹に昔ほどの価値はない。物にもよるが、10年前の価格に対して、2割か3割くらいである。
買っておきなはれ、金牡丹。昔、自然と野生ランに載っていたセリフ。さあ、後悔の時間の始まりである。
誰も欲しがらない木。昔、払った金額は当然回収できないままに価値は暴落の一途。
日に日に目減りする資産価値。しかし、1番怖いのは自身の気持ちである。無価値なものに向き合えなくなり、枯らしてしまう。なんとも可哀想。
ここから先はトントン拍子に行くだろう。建国、豆ばの縞、韓国春蘭…価格はみるみる下がっていく。
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Unknown (m.)
2020-10-24 22:40:49
さて、富貴蘭の価格大暴落はいつ起こるか?
これは謎である。1番有効なのは、株式の特殊な計算式、関数に様々な引数を当てはめてみることである。
残念ながら、そこまで賢くない。
カンと経験に頼るしかないが、日本春蘭や、ウチョウラン、エビネの衰退は参考になるだろう。
たとえば、エビネ。私が子どものころは、まだまだ天然種がかなり高価だった。キリシマの銘品、ヒゴ、ヒゼン、なんとか小町やら、楊貴妃やら、ジエビネなら渡川などなど。それが、いつからか、格安に取り引きされるようになり、交配種がはびこるようになった。
日本春蘭は小春が最後である。以降は交配種全盛。
ウチョウランはかなり早い段階で衰退した。紅光仙…大白鳥とか…あとは完全に交配種全盛だ。
やはり、交配種の完成度が、天然種を超えたあたりから、衰退していくようだ。衰退というよりは一般化という感じか。
マツバランは、…あれ?違うな。万年青も違うな…
ラン科の植物だけかな。
ラン科の実生技術がなかなか確立されなかったということか。
富貴蘭や、韓国春蘭も、交配種であることを隠すわけである。
人工交配であることが明るみに出たら、即座に終わるだろう。
しかし、すでに人工交配種は浸透しているからね。
その点、ウツボカズラは安泰。次から次へと新種が発見される。人工交配種はもはや、異次元レベル。奇跡の交配苗は1年物でも2万円するが、すぐに売り切れてしまう。昔よりも断然手に入りにくい。趣味家がどんどん増えている。
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Unknown (m,)
2020-10-24 11:21:31
黒牡丹、金牡丹ブームは去った。
ヤフオクで安値で出ても、もう誰も飛びつかない。それがある程度の範囲で認識されると、ある日突然、値下がりする。
沢山集めていた人はあはれである。
さて、次は建国だ。これは羆に近しいので、建国が倒れたらいよいよ富貴蘭全体が危ないことになる。
もう新しい趣味家が増えることはないので需要が高まる可能性はなく、価格はさがる一方だ。
正直、自分もいろいろとやらかした。夢中になってしまって大金を浪費した。こんなに早く衰退するとは思わなかった。
売れるうちに売らないと痛い目に遭いますね。自分はまだマシな方かも。最後に持った人が負けです。最後は足元を見られて安く買い叩かれるんでしょうなぁ。そんな木の末路は悲惨なもんです。早いうちに専門店に避難さすべきでしょう。彼らには責任もあることだし…。
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Unknown (m.)
2020-10-23 16:38:37
ただ、今回のラジャ28万円落札事件はやりすぎである。
N氏はキナバルエンシスの可能性もある、と宣伝しているが、どうだろう?
本物のキナバルエンシスが購入できる金額である。若い彼が入札に競り勝ったものの、競合相手の他2人はサクラ入札である。
若い彼が この個体を渇望していることをオク前にTwitterで公表してしまった。
当然、誰もが知ることとなる。二人で競り合っている途中で私がTwitterで警告をする。
すると別の3人目がタイミングよく現れ、若い彼と競る。そして疑惑のラジャが本物のキナバルエンシス以上の価格で取り引きされることとなる。
ちなみにキナバルエンシスが暑さに強いというのは聞いたことがない。
貴重な種は、誰でも冷温室で管理するとは思うけど。
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Unknown (m.)
2020-10-22 21:01:20
予想以上の人物だった。
ウツボカズラのヤフオクで出会った若者。
なんとも青臭いというか、イカくさいというか、、
将来は植物園の学芸員になり、希少なウツボカズラを展示したいという。
荒削りだが、良い。彼ならきっと、HD氏の技術を継承して、我ら趣味家たちの福音となってくれるだろう。

ウツボカズラ栽培は私が理想とする園芸世界に近い。
最高稀品のマクロフィラは実生技術や、クローン技術により量産されており、誰にでも挑戦権がある。しかし、アダルトまで育て上げることができる趣味家は数名である。
その数名は皆、独自の高度な技術を保有している。ウツボカズラは人を選ぶ。

富貴蘭は丈夫で強健。誰にでも簡単に作れてしまう。だから、苗を所有できるかどうかで勝負が決まってしまう。

さまざまな嫌がらせの原因はそこである。所有されたら、最後。技術のない趣味家は黙ってしまうしかない。

だから、所有させないことにこだわる。おそらく、稀少な品種を所有するにはなんらかの通過儀礼がある。

お金が払えるだけではダメである。所有したあとも忠誠を誓う。ということだ。実にアホらしい。

ウツボカズラには、まだまだ、新種がある。2000年以降に発表された新種で、アダルトまで育てあげられたものは少ない。

さらには奇跡の交配種もある。やはり、ロウィとラジャの交配種である。野生下では世界に一つしか、確認されていない。

私が知らない品種もある。一つ200万円する。しかし、すぐに売れる。私が知る余地もない。

富貴蘭や春蘭のようにごまかしで高値をつける必要はない。売れるのだから。
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Unknown (m.)
2020-10-22 21:00:39
予想以上の人物だった。
ウツボカズラのヤフオクで出会った若者。
なんとも青臭いというか、イカくさいというか、、
将来は植物園の学芸員になり、希少なウツボカズラを展示したいという。
荒削りだが、良い。彼ならきっと、HD氏の技術を継承して、我ら趣味家たちの福音となってくれるだろう。

ウツボカズラ栽培は私が理想とする園芸世界に近い。
最高稀品のマクロフィラは実生技術や、クローン技術により量産されており、誰にでも挑戦権がある。しかし、アダルトまで育て上げることができる趣味家は数名である。
その数名は皆、独自の高度な技術を保有している。ウツボカズラは人を選ぶ。

富貴蘭は丈夫で強健。誰にでも簡単に作れてしまう。だから、苗を所有できるかどうかで勝負が決まってしまう。

さまざまな嫌がらせの原因はそこである。所有されたら、最後。技術のない趣味家は黙ってしまうしかない。

だから、所有させないことにこだわる。おそらく、稀少な品種を所有するにはなんらかの通過儀礼がある。

お金が払えるだけではダメである。所有したあとも忠誠を誓う。ということだ。実にアホらしい。

ウツボカズラには、まだまだ、新種がある。2000年以降に発表された新種で、アダルトまで育てあげられたものは少ない。

さらには奇跡の交配種もある。やはり、ロウィとラジャの交配種である。野生下では世界に一つしか、確認されていない。

私が知らない品種もある。一つ200万円する。しかし、すぐに売れる。私が知る余地もない。

富貴蘭や春蘭のようにごまかしで高値をつける必要はない。売れるのだから。
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Unknown (m.)
2020-10-20 19:59:33
日本各地から 様々な羆もどきが発表されている。
その産地は人里離れた場所であることが多い。
いつからか、自然が人間の希望を叶えてくれるようになった。
春蘭のチャボ中斑が流行れば、沢山でてくるし、富貴蘭の羆もどきが、評価されれば、同時多発的にあちこちで発生する。
いつから、自然はこんなに都合が良くなったのか…。
ちょうど、無菌播種や、メリクロンなどの技術が開発されてからである。自然がそんなに都合が良いのならば、ついでに、台風や地震、温暖化も止めてもらえまいか?
これから、自生のフーランから富貴蘭を発見する予定の方々に提案したい。次に発見したときは、是非、自生状態の画像を残してはいかがだろうか?天然で紺覆中斑を発見しているのに、画像として記録に残さないのは実にもったいない。
羆もどきは所詮、偽物にすぎない。羆が手に入らないから、まがい物でしのいでいるのだ。そんなに堂々とすることではない。
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Unknown (m.)
2020-10-19 20:20:44
ヤフオクのウツボカズラ。サクラ入札に若い子が引っかかっていたので、富貴蘭を引き合いに出して忠告した。
オークションで数人がグルになって入札者から大金をむしりとるのは、富貴蘭界ではよくあるテクニックであり、今、ハマりつつありますよ。と。
最初は納得していたのに、やはり落札したいということで、30万円で落札してしまった…。聞けば学生さんだという。かわいそうに。完全にハマった。それでも良いと言う。後悔はない、と。
食虫植物の集会、競りには若い子や女性たちがたくさんいて、大金をはたいていく。数年後、増殖した苗を競りに出す。
どの人も、栽培が上手い!冷房施設を自ら改良したり、光源を工夫したり、あるいは、ボルネオ、コタキナバルまで自生地訪問に行くという。ついていけない。富貴蘭くらいが自分にはちょうど良いかもしれない。富貴蘭はアホでもできる。
ウツボカズラは海外にも幅広いネットワークがあり、世界的な趣味である。高度な栽培技術をもった神たちが複数存在する。
彼らが本気を出せば、東京都心部でも極地帯の植物を栽培できるだろう。ちなみにワインセラーなぞは、誰も使わない。ワインセラーでは高山性のウツボカズラは育たない。
若い子たちの情熱や工夫はとても新鮮だ。しかし、やはりテッペンは自分でありたい。いずれ、伝統園芸も立て直していきたいが、食虫や多肉の世界でも存在感を示していきたい。
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Unknown (m.)
2020-10-18 08:32:39
東洋ランの値崩れが起きそうである。
中国での実生交配から優れた品種が多数発表された。しかも、まさかの安値である。
こうなると今までの高級品種は何だったんだ?ということになる。チャボ中斑ばかりを輩出してきた韓国の山は閉山するかもしれない。次はどんな品種が生えてくるかな?東洋ランの趣味家たちが情報に疎いのが、まだ救いである。ひょっとすると、無知な趣味家を狙った詐欺が横行するかもしれない。これは奥地蘭ですよ、とか。
もはや、伝統園芸は壊滅的状況である。バイオで無限増殖ができるから、一般花卉程度の価値しかない。
となると、洋ランに目をむける人間も現れてくる。洋ランの世界もなかなか難しい。むしろ、富貴蘭なぞより、競争や騙し合いが激しい。様々な要素が複雑に絡む。
カトレアでメリクロンが成功して以来、メリクロンが難しいパフィオが主役になっている。
どの世界でも一品物が強いのだ。その点、私が中国から入手した素心大輪寒蘭は他に類がなく、また、中国から再度の輸入もないので、価値が保たれるだろう。
これに勝る寒蘭は今のところ存在しない。天下を手中にするというのは実に気持ちが良い。そろそろ寒蘭展の季節。どんなに素晴らしい花が咲いていたとしても、どんなに誇らしくても、最高品種は私が所持している。しかも、かなり異次元な差。
ついつい、ほくそえんでしまうのだ。うふふ。
杭州寒蘭の魅力は間違いなく透明感である。プレウロ サリスや、オーストラリアの頭巾蘭のアルバ個体だけが持っているような透明感。それは日本の寒蘭にはないし、杭州寒蘭でもピンキリである。
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Unknown (m.)
2020-10-14 22:05:04
先日もまた、富貴蘭に興味を示す若者をひとり説得した。
やめといた方がいいぞ、と。いろいろと説明するも、なかなかふに落ちない模様。
嘘だと思うなら、池袋の誠香園に行ってみろ、と。
1発でハラ落ちしてくれた。誠香園は富貴蘭の良くない点を全て体現している。凄まじい説得力。
百聞は一見にしかず。って、まだ存在してるんだなぁ…テナント料、払ってんのかな。
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Unknown (m.)
2020-10-10 13:44:54
韓国春蘭が天然種だと仮定すると、韓国の山にはこれから流行るであろう品種が大量に眠っていることになる。
まさに宝の山だ。韓国の山には大量の変異個体がある、ということになる。変異個体が多いということは環境からのさまざまな圧が緩んでいるということだ。
花はジバチに媚びずとも、何者かが受粉を助け、葉には多少葉緑素が欠けたとしても充分に生存できる。適度な光と湿度と温度に満たされることで、厳しい環境下では生きられない変異個体が生き残るようになる。花は変異し、葉は化ける。
韓国の山は魔法の山だ。

って、そんなわけないだろうが‼︎ その山はバイオ研究室だ。クソヤロー。ふざけるな!
韓国で作出される品種は絶対に大量生産が可能である。中国でされているように、切り刻んでフラスコで増やせるのだ。

ひとたび、それが明るみに出れば、現在高価な韓国春蘭は大暴落するだろう。残念ながら、バイオのチカラは凄まじい。
さあ、それでも韓国春蘭に手を出しますか?

1度、中国の蘭カタログを御覧になると良い。今までにないような東洋ランがビニールポッドで大量生産されています。その一つでも手に入れて韓国の畿道で取れた、とすれば、なかなかの高値でさばけるのでは?
返信する
Unknown (m.)
2020-10-10 11:18:48
東洋ラン、現在、中国では盛んに品種改良がされているようだ。
ヤフオクで、素晴らしい東洋ランが廉価で出品されている。インターネットで品種名を検索すると、いろいろなことが分かる。
中国では一般花卉と同じレベルで品種改良して大量にガンガン作っている。
そのことから、韓国でも同じことが起こっていると推察される。

チャボが流行れば、山からチャボが見つかり、中斑が流行れば、山から中斑が届く。黄花素心が良ければ黄花素心が山に生える。

そんなわけ、ねぇだろうが!クソヤロー!超常現象かて!
人をバカにするにも程がある。それで大金をせしめるのだから、立派な詐欺だ!

確かに、品種改良されたものにも高価なものがあるようだ。しかし、それは遅からず大量生産され、廉価になる。シンビジュームはメリクロンできるのだ。
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Unknown (m.)
2020-10-06 19:50:12
いよいよ、本命である。建国宝がヤフオクに。
さて、いくらの値がつくのか…?
一時、夢中になった品種だが、今ではまったく評価していない。
つられて入札なんてありえないので、安心して見ている。
ある意味、審美眼が試されている、と思う。あの芸にいくら出せるか?私は17000円くらい。
ある意味、勝負のカンも試されている。次に建国宝を買う人間はいるだろうか?いくらで売れるだろうか?
冷静に考えれば、損含みである。
植物ハンターとしては、飽きられたものを安く買い取ことには抵抗がある。
一時期、あれだけもてはやされた品種である。格安で落札されれば、少なからず悲しむ人がいるだろう。無理をしてでも価格をあげたい。しかし、それをやると衰退が一気にすすんでしまうのだ。
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Unknown (m.)
2020-10-05 01:43:16
富貴蘭界がどの程度衰退したのか…知る由もない。
確認できるのはヤフオクの出品内容と入札状況だけだ。
データとしては価格崩壊が進んでいる。もはや、専門店は成り立たないレベルだ。それに比べて、食虫の専門店は凄まじい勢いである。出せば売れる。また、温室を建て増しするとな。多肉専門業者も同様に凄い。
富貴蘭界には終止符が必要。今はコロナだから、と控えめに言われているが、あからさまに終焉を印象づける場面。
実際の競りである。これが衰退すれば、富貴蘭界は事実上解散となる。コロナは治まったのに、盛り上がらない。という場面だ。
昔、展示会や競りの画像をみて、富貴蘭界が異様に高齢化していることを感じた。これは長くないな…と。今、さまざまな要素が絡み合い、富貴蘭界の終わりが ググッと近づいてきた。
あと少しである。
もはや、起死回生もあるまい。園芸○。パンの廃刊や、都心部の専門店が閉店すれば、かなり打撃になる。
松葉蘭や観音竹、万年青、春蘭と同列にならぶ、マイナーな趣味世界となるだろう。そうなれば、さまざまな高級品種が格安で手に入ることになる。
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Unknown (m.)
2020-10-04 18:59:28
価値がない品種。
第一に富嶽を交配親にした豆葉散斑品種。芸にブレがなく優秀だが、実生がきくこと、次々と新しい品種が作れることを考えると、古典園芸品種としては無価値。シクラメンや、贈答用のシンビジューム程度の存在。増殖も良いので西出都などと一緒にホームセンターで売られるようになるだろう。2000〜3000円かな。
第二に系統木の青。
たとえば、玉金剛実生のルビー根とか、建国136、109など。
本来、本物の系統木を育てていると、高い確率で良芸の子が出る。一方、どうしても無芸な子も出てしまうのだ。しかし、実際に系統木から出たということに変わりはなく、系統木として譲渡しても詐欺ではない。持ち主からしたら、もはや芸が途絶えたことは明らかだが、出来ることなら高額で処分したい。
逆に将来性のあり木は絶対に手放さない。当たり前だが、母数が大きい方が良芸品が得やすい。雫という品種を思い出していただきたい。かなり高い確率で大覆輪の子を産むとのことだったが、実際、そんな話はほとんど聞かない。耳摺り品種ですら、そんなだから、青くなった場合はほとんど不可能だろう。
将来性のなくなった系統木。将来性がないから流通している。将来性が見込まれる場合、絶対に流通しない。
そんなものに手を出すヤツは馬鹿だ。
第三に建国、黒牡丹。
これは無価値ではない。やはり、評価されるべき品種群。
しかし、人気が高かっただけに価格の暴落が激しい。
これから購入する際は損含みであることを考慮すべきだ。まだまだ値下がりするだろう。人気のピークはとうに過ぎている。
そう考えると、この品種群が1番ヤバいかもしれない。

話は変わって、白牡丹の栽培について。昔、枯らすのが怖いから夏場に冷温室で管理した人がいた。案の定、暗んでしまった。真砂系も、管理を間違えれば暗むのだ。暗んだ真砂系はどこかで流通しているだろうが、マジで最悪である。そんな木は当然無価値だし、人を欺くという意味においてマイナスである。しかしながら、一生懸命生きている植物に罪はないので、普通のフウランとすべきである。1度暗んだ木が、芸を戻すことはない。
栽培法としては、専門店が推奨するやり方はマズい。乾いてから水やり、とか、いろいろ。あれはすべて間違っている。1本の白牡丹から4本の純白の子を産ませた私からすると、ぜんぜんダメ。今年は2本の子を独り立ちさせたが、専門店の言うことなんか一つも聴いていない。ちなみに冷温室を使ったのは、専門業者である。私の栽培法はどちらかというと、「おかしいんじゃない?」と言われている。
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Unknown (m.)
2020-10-03 02:15:39
一つの趣味世界の終わりを目の当たりにしている。
それは、まさに星の一生の終わり、超新星爆発に似ている。
1度、熱量をもって集められた富貴蘭の苗たちは引力の低下により、崩壊し、爆発する。つまり、安値で売り飛ばされ、方々に散りゆく。
その後、真に貴重な品種だけが再収集され、コアなマニアによって保護され、次のブームの核になり、新しい星となる。
どうせ、この予想も当たってしまうだろう。
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Unknown (m.)
2020-09-30 19:47:22
ウツボカズラ栽培の世界には神が何人かいる。
どの神にも自己犠牲の精神があり、日本あるいは世界におけるウツボカズラ栽培の普及に尽力している。
とくに土居技師は偉大。セーシェルウツボカズラの栽培に世界で初めて成功し、ノウハウを惜しげもなく公表した。しかしながら、それでもセーシェルウツボカズラの栽培に成功する人は少ない。やはり、なかなか真似できない。
富貴蘭の世界には神がいない。すでに他界されている。
戦中、希少な品種を維持し続け、戦後にはその普及に努めた人がいた。自己犠牲なくして語りえない話だ。
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Unknown (m.)
2020-09-28 01:28:38
実生といえば、羆実生もある。
我が家にあるのは、天王植木が浜名湖花博に展示したものの直系。
入手して10年にもなろうか、当時が懐かしい。
芸は複雑。萌黄縞だが、質は朝日殿系。親とは似つかないが、実に面白い。
根が細く、葉も細く短く、つくりにくい。
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Unknown (m.)
2020-09-27 19:37:51
10年ほど前か…白牡丹実生事件。
白牡丹の実生が皆、良芸品だった。「なんだ、白牡丹は実生がきくのか…」と、白牡丹は暴落。
大量に生産された実生小苗はどれも親をしのぐ良芸だったが、数年のうちにほとんどが暗み、無芸品となった。
我々は白牡丹が若いうちだけの曙芸だということを学んだ。
先人たちはこのことをよく理解していて、白牡丹の木を出来るだけ若く保つように手を加えてきた。
実生によって、品種に対する理解が深まった。
青い木から白い芽が出る…これはおそらく白牡丹実生の成れの果ての姿であり、もはや、フウラン程度の価値しかない。
それを白牡丹の良系統だと言っているのは詐欺である。良系統ならば、親木の新葉も白く曙芸をしめしているはずである。
良系統の白牡丹は株立ちになっても芸にムラがない。
素立ちに近い再生木で、やたらと芸が良いのは疑わしい。もし、そんな木があるなら、5年後の姿を確認すべきである。台切り、芯止め、葉毟りなくして、芸を保っているかどうか…。
中国や、韓国は東洋蘭の交配実生改良に成功している。とくに春蘭はすごい。よくもまあ、ここまで出来たもんだと、思わせてくれる。中国の一茎、韓国のチャボなど超絶高級品である。
いつのまにか、日本は取り残されてしまった。
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Unknown (m.)
2020-09-26 20:08:21
山木神話。
交配種よりも天然種の方が価値が高い。これを山木神話という。さまざまな交配種が天然種として発表されている。
よぉ〜く考えたら、分かるが、熱くなっていると信じてしまう。
日本春蘭赤花、歌麿を使った交配からチャボが出た。リゾームはフラスコ保管されており、需要に応じて無限に瓶出しが可能である。これは園芸では当たり前の技術で、悪いことではない。たとえば、ウツボカズラのラヤをトーマス アルト氏が無限増殖させた。これにより、自生地の乱獲を抑止出来たし、誰もが4000円程度でラヤ栽培にチャレンジできるようになった。ちなみに、ラヤの山木は20〜30万くらいする。
話がそれた。歌麿実生チャボである。あれ以来、日本各地で赤花チャボの発見が相次いでいる。今から、数十年前に日本春蘭、赤花ブームが起こり、名だたる蘭商が日本全国の産地を駆けずり回った。この時期にたくさんの赤花品種が発表されている。現在、世を賑わす天然の赤花チャボはこの目利き蘭商の探索をかいくぐってきたというのだ。
…そんなわけがない!どこのバカが信じるものか…。
韓国春蘭のチャボ中斑もまったく同じ。ただ、中国は完全に開きなおっているから、すごい。天然だろうが、交配だろうが、とにかく切り刻んで無限増殖にかける。流石である。
富貴蘭に関しては、まだまだ実生は厳しい。まぐれ当たりで良い品種が出ているだけである。散り斑は上手く遺伝できるようになったが、縞はどうか。
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Unknown (m.)
2020-09-20 22:50:04
杭州寒蘭。大輪素心を中国から導入した。
その素晴らしさに感動し、早速、余剰苗を目当てに各地の寒蘭展巡りを始めた。
しかし、どこへ行っても良い花がない。長旅を終えて帰宅したとき、我が家の花が1番良いことを実感する。
上野グリーンクラブで無理くり、覆輪品種を入手してみたが、やはりダメである。くだらない。
結局、良いものは一つあればよい。寒蘭は我が家のものがあればそれでよい。集める必要がない。
きっと富貴蘭も同じだ。良いものが一つあればそれでよい。多分、本羆1鉢でよいのだ。
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Unknown (m.)
2020-09-20 22:18:15
昔、ヤフオクに建国宝が出品された。某ブログにて紹介され、満を持しての出品である。是非、入手したいと入札を続けるが、一向に治まらず、40を超えた。
後日、競り合っていたのは出品者の近しい友人だということが分かった。その人物のブログには詳細が述べられており、上限なしの代理入札とのことだった。競り合った私を小馬鹿にするような内容もあり、なかなか手強い連中だと感じた。
結局、落札はできなかった。彼らのメリットは何か…?それは品種価格のつり上げである。ブログで品種を紹介し、ヤフオクに出品する。世間がいかに反応するか、確かめる。
このメソッドによって連中は莫大な利益をせしめた。実際、ヤフオクで余剰苗をさばくのは本望ではないはずだ。競りや、出入りの業者によって流通させている。ヤフオクよりも利鞘がある。
今、趣味家減少により、価格維持がままならなくなった富貴蘭。なんとか、ヤフオクで価値を偽造しようとしている。
斑入りの棒蘭、キバナノセッコク、などなど、2人で競り合って入札価格が高騰している。局所バブルである。
これらのバブルが消失すると、本格的な衰退期。すべて破格の安さで手に入るようになる。しかし、もはや魅力も感じられなくなっているはずだ。催し物で、水苔巻きにされ、ビニールでラップされ陳列される。最終日には3つで3000円だ。
そのころには、別の植物が跋扈していることだろう。
建国殿と本羆の違いが誰もわからない時代になる。
とにかく今は買わないこと。自分もかなりガッカリしているクチだ。18近かった長州芳がいまや、…。
そんなんばっかだ。
次に有名品種が出品されたときに入札してみるとよい。どんどん上乗せ入札されるはずだ。富貴蘭はヤバいよ。
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Unknown (m.)
2020-09-16 21:25:37
ヤフオクの富貴蘭の出品価格が高すぎる。
一昔前の価格が設定されていて驚く。本来は半額、下手をしたら三分の一がいいとこだ。
実際、入札はなく、売れない。ヤフオクで落札されなかったことが瞬時に知れ渡り、実店舗の販売や、競りにも悪影響を及ぼす。富貴蘭の価値はこれから、どんどん下がる。まさに公開処刑。実店舗の財政はすでに苦しいはずだ。
数年前から予言していたが、いよいよ的中しつつある。
建国や黒牡丹が予想以上に崩れた。その他の、旧高級品種が猛烈に下がっている。一晩ごとに数パーセントずつ下がっているのだ。
趣味家がいなくなった園芸は無惨。最後はパタリと消える。
富貴蘭には今までに消えていった園芸植物の香りがプンプンする。あと少し。
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Unknown (m.)
2020-09-12 21:11:54
富貴蘭、高級品種の最低価格が下げ止まらない。
一昨年、ヤフオクに本羆が出品された。落札価格は30程度。
小苗ではあったが、安かった。
自動車はおろか、バイクも買えない価格だ。ずいぶんと話が違う。本羆はもっと高いと聞いていた。
思わず、スクリーンショットを撮ってしまった。今度池袋に行ったら、小せがれに突きつけてやる。…あれ?あの店、まだやってんのかな。
本羆にかぎらず、チョイチョイ高級品種が低価格で落札されている。低価格といっても、他の園芸植物からしたら、まだまだ高額である。それでも全盛期からすると大暴落である。
まずは専門店である。売れなきゃ食えないから、下げざるを得ない。そこで、潰れるかどうかだ。もし、生きながらえても地獄が続く。資金繰りは悪化の一途。
もし、潰れたら…、これは深刻である。富貴蘭はいよいよ、衰退していく。
どんな趣味でも専門店の存在は大きい。とくに、富貴蘭は大きな資金力がないと実生交配ができず、新品種を開発できない。
そのへんが、メダカやクワガタと違う。
富貴蘭はまだまだ下がる。これからは苦難の時代になるだろう。認知されない趣味を続けるのは辛いものだ。バブル時代を知っている者にはコタえるね。
しかし、センスのある人間は数年前にこの状況を予測していたから、スゴい。きっと、中枢で何かあったんだろうね。
軸が腐った木には虫が入って、どんどん弱る。最後はパタンと倒れる。
そんとき、いろんな品種がタダ同然で手に入るはずだよ。
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Unknown (m.)
2020-09-05 14:02:35
たとえば、こんな辛さ。
われこそは選ばれし者ぞと、高級な富貴蘭を買う。黄玉殿、花観月、金牡丹、…などなど。優越感にひたるのも束の間、日に日に価値が下がる。
しまいには、自分よりも低そうな連中がホクホクとした顔をして、それらの品種を購入し、所持するようになる。もはや、富貴蘭をやることに意味がない。
こういう考えを否定するヤツはクソバカ野郎だ。植物に対する純粋な愛をアピールしたいなら、植物学を究めればよい。

さて、早い段階で富貴蘭に見切りをつけて、パキプスやマクロプスに目をつけ、手を出した人間がいた。当初は裏ルートが健在であまり脚光を浴びなかった。しかし、当局が本気で輸出規制し始めると、入荷がパタリと途絶えた。実生による発芽率は高いが幹がなかなか太らない。すると、これらの希少な多肉に付加価値が付くようになった。とくに幹模様が良いものは銘を与えられ、富豪から富豪へと国境をまたいで移動するようになる。
富貴蘭には誰も見向きもしない…アホ。殖え続けるわりに趣味家は激減し、世の中から忘れ去られる。
そのころ、富貴蘭を格安に集める人間がいた。バイオのチカラも借りながら、新しい富貴蘭を流行らせていく。自らが頂点として君臨しながら、繁栄する。仕掛け人としては一流。そんなシナリオだ。
まずは、この暴落期を、静観する。
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Unknown (m.)
2020-09-01 19:35:37
富貴蘭価格の暴落。
暴落は突然。ある朝、目覚めたらやってくる。
いろいろな園芸ブームがそうだったように…。
夢中になっている人間たちは、気づかない…乗っている船がとけてなくなっていることに。
沈みゆく意識のなかで、自分の愚かさに気づくのだ。
一生懸命集めた水草。いつのまにか、見かけなくなった。海外への採集便も今は昔。威勢よく競い合っていた採り子たちも、もう消えた。
チランジアやら、多肉やらにとって変わられてしまった。
富貴蘭もそうなる。敗北の朝に、所有していたら、それは負債だ。毒饅頭を喰らうのは誰だ?
こんな状況でも、富貴蘭を買い集めるバカがいる。まさに天然記念物だ。バカだから、業者の言いなりに何でも買う。
こういう愚直なバカは大事にしたい。次世代のリーダーになるかもしれない。しかしながら、センスのある趣味家はすでに気づいているので、去り際をはかっている様子。
やめるが勝ちですよ。昔、高価購入したものが、どんどん値割していくのは辛いもの。いったん、やめたら楽になる。損切り。
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Unknown (m.)
2020-08-30 16:49:46
富貴蘭、いよいよ、古典品種に値がつかなくなってきた。
業者泣かせな時代の到来である。
古典品種だけではなく、比較的新しい品種もダダ下がりである。とくに、芸が短調でよく殖えるものは売れない。いかに隆盛をきわめていたとしても、格安価格となるだろう。
ちょっと前に高い金額で買った人たちは本当にかわいそうである。しかし、業者に寄付したと思えば、死に金ではない。
雫、黄玉殿、木瀬羆…残念である。ずいぶんと目減りした。
これからは、金剛宝、御神渡、などが急落するだろう。なにより、建国系はガタ下がりになる。どうも黒牡丹はもう少しだけ長らえそうである。
動かない蘭に価値はない。羆にせよ、湖東錦にせよ、高値で動くから意味がある。言い値ばかり高くて、買いがないということは、それだけの値打ちがない、ということだ。
専門店は蘭を動かすために、下げざるを得ない。往時の値を知るわれわれは驚くばかりである。
高値で買った蘭を大事に育てていたら、ほとんど価値がなくなり、しまいには誰にも注目されなくなっていく。実にあはれ。
買わなかった自分の判断が本当に良かった。あのとき、剣龍や建国宝を落札できなくて良かった。今思えば、あんなカスみたいな芸に何十万も払おうとしていた自分はアホ。
あのとき投資を切り替えて、パキプスを輸入した。おそらくパキプスはこれから価値が出てくる。なかなか良い判断をしたものだ。現在、パキプスを輸入したとしても、活着しにくいだろうし、そもそも、輸出規制が本格化するだろう。実生はほとんど、太らない。となると、いやでも成木には価値が付く。しかも、幹模様によっては盆栽として個体銘がつく可能性がある。正解はパキプスだった。ピクタムじゃなくて、パキプス。ピクタムはタイに行って細切りしたら、爆殖してしまう。
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Unknown (m,)
2020-08-12 19:54:51
富貴蘭や柄物春蘭の独特な商法に、「青を売る」というのがある。
これらの趣味世界では葉に縞が入るなどの芸を売り買いするのだが、芸のある植物を育てていても、たまに無芸な「青」を産むことがある。普通は廃棄すべきところだが、流通させることがある。
芸によっては、一見「青」にみえるものが、実は弱い芸を継続させていることがある。それは特定の品種に限られる現象。しかし、その「青」の流通を一般的な縞の品種に拡大したことで詐欺が横行するようになった。どうしょうもない「青」になんとかして付加価値をつけ、法外な高値でさばきたい。そこで「系統」という偽のブランドが誕生したのだ。
この「系統」という言葉のもとにさまざまな詐欺が発展し、富貴蘭界の一つの特徴となった。しかしながら、「系統」という言葉を鵜呑みにするバカがいる。しかも、そういうバカに限って資産がある。おそらく、もともと資産家の出で、お人よしなんだろう。売る側からしたら、大事にしたいカモである。カモがネギを背負ってヨチヨチと歩いてくる。羆や、湖東錦以上の希少なバカである。こういうバカは保護しなくてはいけない。ちょいちょい、良い思いをさせながら、できるだけむしりとる。バカのくせに資産をもつから仕方がない。おそらく、できるだけ殖やさないよう指導が入っているはずである。とにかく、本芸を売ったとしても、貸し出したような感覚であり、いずれは取り返す予定だ。枯らされるのは痛いが、バカバカ殖やされるのはさらにマズい。
話がそれた。とにかく、「青」や「系統」の売り買いはほぼ詐欺である。
しかし、真砂系白牡丹のように芸をともなう系統は信用に足る。その真砂系白牡丹にも青を探して、流通させたタワケがいる。バカだ。
まず、白牡丹は作る人間を選ぶ。ヘタクソが作ると濁ってしまうのだ。さすがの真砂系も、へたに作れば青くなる。その青を売り買いするから、バカである。売る側もバカだが、買う側もバカだ。秋田の言い方を真似するなら、スーパーバカである。かなりの希少性。バカには何を説明してもわからない。バカゆえに話が通じないからだ。
どんな「青」でも「系統」でも、一度、「芸」が戻ってから売り買いすれば良い。それが普通の商売だ。「芸」を待たずに売り買いするなら、仲間うちにとどめるべきだ。市場に流通させることがあってはならない。
もし、「青」「系統」を買わされそうになったら、そんなに良いのに、何故、芸がないんですか?と返せばよい。それでも食い下がるなら、芸が出てから、また見せてください。と。
2度と見ることはないだろう。富貴蘭は今、泥沼状態。いろんな悪事が横行している。みんな必死なんだね。
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Unknown (m.)
2020-08-10 12:51:00
先の大戦も、勝ち目がないことを確信していた人物が、少なからず存在したはずである。
ロシア、清、という大国に立て続けに勝利した成功体験が判断を狂わせた。清、ロシアとアメリカの最大の違いは距離感である。日本からみて、あまりにも遠い。しかも、途中に軍事拠点がない。アメリカは地理的防衛力が高い。それは日本に関しても同じことが言えるが、日本にはアリューシャン列島、ポリネシア、ミクロネシアなど、複数の軍事拠点的な島嶼が存在する。よって、地理的防衛力はアメリカが優勢であった。かつ、太平洋で戦闘をする際、やはり膨大な燃料が必要となることも予想されたはずである。日本とアメリカ、どちらが燃料資源にめぐまれているか…答えは明白だ。兵站という観点からすれば日本は戦う前から負けていた。素人でも分かることを当時の軍人が分からなかったはずがない。
それでも戦争に踏み切ったのは、古来からある神風的な発想と、清、ロシアに対する成功体験による判断の狂いからである。
アメリカからすれば、真珠湾攻撃は渡りに船で、船団の南下を傍受解読していたが、あえて放置した。日本に攻撃をさせ、日本を叩く大儀名分を得た。また、戦意高揚のプロパガンダにも利用し、アメリカ国内で反日感情を煽ることにも成功している。当然、膨大な国家予算も獲得している。その予算がパサデナの研究所に流れ、原爆が開発された。また、原爆が投下されたときも、その甚大な被害を知るまでは、多くのアメリカ人は罪悪感を感じ得なかった。
…つまり、日清、日露で勝利したことが日本の運命の分岐点となってしまったのだ。
勝利を礼讃する思想がのちの大敗北を招き、数百万人の国民の命を奪った。
勝利すらしていない先の大戦の、戦闘機を礼讃し、植物の名前につけることがいかにタワケなことか、分かるだろう。
そんなことをしていたら、いつまで経っても国際的な理解は得られない。
たとえば、新しい観葉植物にB-29という名前が付いていたらどう感じるかね?
人としての品位の問題だな。富貴蘭をやる人間が1番苦手とするところだ。
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Unknown (m.)
2020-08-06 23:08:58
たとえばだよ、もしアグラオネマの新品種に、エノラゲイって名前がつけられたら、どう感じるかってことだよ。
いちいち、説明しなくても分かるはず。品位が疑われるぞ。疑われてるけど。非常にバカげている。
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Unknown (m.)
2020-08-06 22:53:09
原爆。
非武装市民に原爆が投下された日。
植物に、戦闘機の名前つけるの、やめようぜ。アホだと思われるぞ。アホだけど。美しくもなんともない。悲しいだけ…
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Unknown (m.)
2020-08-06 10:22:22
いよいよ、白牡丹を株分けすることになった。初めて殖やす植物が白牡丹ということになる。
いろいろな植物の栽培に失敗してきたが、富貴蘭ほど簡単なものはない。
富貴蘭ができないならば、すべての園芸を諦めた方が良い。
無茶苦茶簡単である。
しかし、富貴蘭はなかなかオンリーワンになれない。どの品種も、他の誰かがもっている。ちょっとした変異をもとに、スーパーなにがしというのはバカがすることだ。幼稚。
オンリーワンの植物は意外な感じで転がっている。海外から輸入された洋ランのなかにまぎれていたり、生産農家の棚下で息をひそめていたり、遺品整理で譲り受けることも…。
カクチョウランの白花で、10cm程度の品種がある。iospeで調べても似た品種しか出てこない。花は同じだが、大きさが決定的に違う。いつか、新種登録をしたい。
遺品整理で白い奥地蘭に出会った。白いと言っても、葉が白い。花は赤いという。これはかなり良い。中国では何か呼び名があるだろうか?ひょっとしたら新種かもしれない。
ある著名な栽培家が、非電力冷温室の製作に成功し、インドネシア高山帯のウツボカズラを開花させた。他種との人工授粉により、二つの苗が得られた。片方は温室に残り、片方は我が家へ。もう、10年近く経つがこの交配は未だに成功例がない。日本の栽培技術が世界に誇る交配種である。開花例すらないのでね。
たとえば、ラヤとロウィアイの交配すら、いまだに成果はないので、究極の逸品といえる。
ベトナムと中国の国境で、現地の行商人から蘭を購入。根元から見慣れない植物が芽生え、みるみる巨大化。パンダよりもさらに絶滅に瀕する野生植物である。12箇所の自生地は中国政府が管理していたが、すでにいくつかは消失した。芽生えた苗を日本の研究者が中国に持ち込み、鑑定を依頼したところ、葉脈が既存のものより2本多いことが判明。これは亜種の可能性が高い。ベトナム近辺に未知の自生地があることを示唆している。
…どうだろう?希少というのはこういうことをいう。富貴蘭なぞ、園芸のなかでは初心者マークなのだ。
だから、私は富貴蘭の栽培に関しては誰の意見も聞かない。適当に水をかけとけばなんとかなるし、むしろ私より上手く作る趣味家はあまりいない。
アフリカの高山に青い大輪性の野生ランがある。寒冷雲霧林である。なんとも素晴らしい。まだまだ、チャレンジすべき植物はある。
どうだろう、たとえば池袋の小せがれは何を栽培できるだろうか。おそらくササユリやスズムシソウも作れないだろう。ズブの素人だ。自生地に学ぶこともなく、ただ昔ながらの維持的な栽培を続ける。それでは何も上達しない。富貴蘭を乾かすということは、つまり、死だ。私はそう考えている。
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Unknown (m.)
2020-07-31 10:04:38
紫苑を検索すると、なんとジジイが栽培法解説とかしている。
20年早いわ。ヘタクソ素人のくせに。
内容はどっかの本から代用したのか、よく言われるヤツ。鉢の中に水がたまると腐る、とある。ハハッ、だとしたら、自生地では梅雨時にフーランはみんな、腐って枯れることになる。いつも根が濡れてるからね。ほんと、クソだな。
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Unknown (m.)
2020-07-31 09:02:16
夏が来れば思い出す。
富貴蘭、金閣が欲しくて江南の紫苑に行った。炎天下のなか1時間くらいはかかった。
いろいろな品種を見せてくれたがどれも胡散臭い。指先が葉に触れた途端、店主が怒り、店を追い出された。お前のような汗かきが触ると枯れるだろうが!礼儀のない奴は出て行けというようなことを言われた。
怒鳴り散らそうか迷ったが、暑さもあり、大人しく店をでた。滞在時間は5分程度だ。
今でも、紫苑の温室を思い出す。低い天井、停滞する空気、すっぽ抜けした富貴蘭。つくづく、ヘタクソだなぁと感じたのだ。
紹介された品種も、だいたい偽物だろう。たぶん、ヤフオクでつかまされて、本物だと信じているに違いない。
当時の胸糞の悪さが、まるで昨日のことのように思い出される。いつか、必ず仕返ししてやるから、覚えとけよ。
あのジジイの顔を思い出すと、アドレナリンが出て、シャキッとするんだよな。ちなみに、フーランは海沿いにも自生があり、多少の塩類では枯れない。専門業者のくせに、無知だな。1度自生地を調べると良い。
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Unknown (m.)
2020-07-25 20:40:49
これから富貴蘭は最終局面をむかえる。最後に高価買取をして大損こくのが、初心者の若者であってはならない。
これからは富貴蘭を安く買い叩くべきである。とくに黒牡丹、建国は、無芸ならば普通のフウランだという感覚でなければならない。…これはなにがしの系統だから…と返して来たら、じゃあ、なんで芸がないんだ、このヤロウ。とすかさず、返すべし。
そのうち良くなりますから…と来たら、じゃあ、テメェがやれよ、クソヤロウ。と。
向こうは何も言い返せない。なぜなら、向こうは詐欺師だから
。最終的には何も買わない。そのうち、安値を提示して泣きついてくる。そのとき、全部まとめて千円で。と。…実はそれでも高いくらいなのだ。もはや、雑草ほどの価値もない。
無芸な木はドンドン叩けるが、無意味である。芸のある木をいかに買い叩くか。まずは買わないことだ。興味のあることは匂わせながら、買わない。とにかく買わない。新しい需要はないから、待てば待つほど値が下がる。趣味家は生活かかってないから、下げないだろうが、専門店はドンドン下げるだろう。
おい、いつになったら下げるんだ、このヤロウ!買ってやらねぇぞ、クソヤロウ!…で、帰る。
これぐらいの強気でなければ、カモにされてしまう。富貴蘭を扱う人間は初対面でも上からものを言ってくるので、しっかりと応戦すべきだ。所詮は誰でも栽培できる植物であり、希少なチランジアや、ネペンテスからすれば、レベルは低いのだ。
専門店だからといって、上手く管理できるとは限らない。江南の紫○、池袋の誠○園など、恥ずかしくないのか?というレベル。それは、店主に情熱がないからである。われわれ、マニアからすると、どうして物足りないし、話もかみ合わない。彼らが説明してくる管理栽培法は、枯らさない程度のものだ。常に考えるべきことは自生地ではどうか、ということだ。どんな場所に生え、どんな季節のどんな環境で良く生長するか…。おのずと答えは見えてくる。一般に推奨される管理法は自生地の小康状態を再現したもので、無難なだけである。新しい植物を導入する際にとりあえず、海外のサイトや、論文をあさるが、富貴蘭でもかくあるべし。そういう基本ができない連中だから、多少見下しても問題ない。
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Unknown (m.)
2020-07-25 00:43:28
於多賀中斑も暴落。
もう誰も興味ないんだなぁ。あんなにチヤホヤされたのに。
於多賀中斑ばかり買ってるバカがいたけど、さみしいだろうね。
やはり、新しい趣味家を育てなかったのは大失策だね。
富貴蘭もドンドン下がってる。加速度は予想以上だ。あと少しで、大崩壊が始まる。
富貴殿はドップリ危険水域に浸かっているので指標にならない。
黒牡丹や、建国は木に良し悪しがあり、ムラがあるから使えない。たとえば、近年出てきたスター品種が下がったら、末期といえる。
豆葉の覆輪やら、覆輪と虎の複芸である。たとえば、70,80で買った木を殖やして売りに出したら、20,30になっている。アホらしくなって、売れるうちに売って、供給過剰になってますます下がる。スコンスコンと下がって、趣味家自体がいなくなる。
若い趣味家を育てないということは、すなわち終わりを意味するのだ。ヤフオクで、30〜40の入札をしてもブロックされて落札出来なかった。悔しかったが、諦めもついた。この趣味はやめようと。そして、多くの若手に警鐘をならそうと。富貴蘭はやべえからやめろ、と。
今、園芸はブームだが、富貴蘭は見向きもされない。ざまぁみろ。それどころか、ニセモノやら、やたら高い価格やらが目立って、ますます人が離れている。
すべて、私の予想どおりだ。
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Unknown (m.)
2020-07-10 00:09:17
富貴蘭および伝統園芸のその後…
富貴蘭には後継者がなく、すぐに忘れ去られる。もうすでに3割が消えつつある。
富貴蘭は後世にどのように伝わっていくのか…。マニアックな趣味として細々と続いていくだろう。そして、遠い未来でブームを迎えるはずだ。
主流となるのは、やはり珍奇な植物たちである。観葉、多肉、盆栽が廃れることなく続き、いずれ、新たな伝統となる。
そのころには、本羆や、湖東錦は当今見当たらずとなる。おそらくは絶滅していることだろう。
しかし、私は一趣味家として、こういう園芸があったということは伝えていきたい。夢中になっていた時代があるからね…
ただ、本業は食虫、洋ランである。やはり、富貴蘭には魅力がなくなった。追いかける価値がない。前人未踏の植物に挑んで、新しい発見をしたい。誰もがそう考えている。
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Unknown (m.)
2020-07-10 00:09:06
富貴蘭および伝統園芸のその後…
富貴蘭には後継者がなく、すぐに忘れ去られる。もうすでに3割が消えつつある。
富貴蘭は後世にどのように伝わっていくのか…。マニアックな趣味として細々と続いていくだろう。そして、遠い未来でブームを迎えるはずだ。
主流となるのは、やはり珍奇な植物たちである。観葉、多肉、盆栽が廃れることなく続き、いずれ、新たな伝統となる。
そのころには、本羆や、湖東錦は当今見当たらずとなる。おそらくは絶滅していることだろう。
しかし、私は一趣味家として、こういう園芸があったということは伝えていきたい。夢中になっていた時代があるからね…
ただ、本業は食虫、洋ランである。やはり、富貴蘭には魅力がなくなった。追いかける価値がない。前人未踏の植物に挑んで、新しい発見をしたい。誰もがそう考えている。
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Unknown (m.)
2020-07-07 21:58:34
いよいよ、黒牡丹、建国が下がり始めた。いやぁ、まったく、予想通りの展開だ。
富貴蘭界は規模が小さく、予想外のファクターがない。だから、数年前から価格動向が予想できる。おそらく、本気をだせば統計数式で表現できるだろう。
黒牡丹、建国の暴落は、実は暴落ではない。もともと、芸があいまいで、そこまでの実力はなかった。そこに、いろいろと系統化して付加価値を偽装していたのだ。手にした途端に魔法が醒めて、騙されたことに気づく。ちなみに、我が家の建国109.136は真っ青なままである。4本子を吹いたがすべて並フウランである。
なにが、no.1だ、なにが、…系だ。嘘ばかり。
こんな、信頼性の低い商売をしていたツケがいよいよまわってくる。
クソみたいなウソでボロクソ稼ぎやがって!
感覚的にはまだまだ下げどまらない。まず、名前だけの無芸なクズ木が格安で販売させる。徐々に本芸も捨て値で出てくる。それは専門業者から出る。食って行けなくなって、出さざるを得ないのだ。
その局面が買い時だ。さまざまな本芸品をウソのような破格の安値で買いたたく。
そのかわり、もはや次の買い手はいない。安いから、というだけで手を出せば取り返しはつかない。
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Unknown (m.)
2020-06-29 00:52:15
作場にフーランの香り。クチナシの香りに近い。おそらく、ポリネーターが近縁なんだろう。スズメガやね。
昔から、フーランの香りをラムネの匂いと表現した記事を読んだ。なんとも、あさはか。
匂いの感じ方は人それぞれだが、ラムネはない。まず、ラムネにもいろいろあって、どのラムネか分からない。ちなみに我が地方のラムネの匂いは全然違う。酸を感じさせる匂いなのでフーランの花の香りとは相容れない。
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Unknown (m.)
2020-06-21 15:12:21
いよいよ、暴落、富貴蘭。
最近は翠宝が多い。あの翠宝がこの値段で?みたいな感じだが、いずれ誰も見向きもしなくなる物だ。富貴殿も同じく…。初夏の花時にホームセンターに苗トレーなぞに入れられて売られるようになる。西出都や御城覆輪とならんでね。
まったく予想通りの展開。
過去の予想のなかでは、次は園芸ジ○パンや伝○園芸の廃刊。その次が都心部の専門店の閉店、そして高齢化した趣味家たちの引退と、棚の解体による過剰供給からくる大暴落が始まるはずだ。
ジワリジワリと終焉が近づいて来ている。最後は松葉蘭や、日本春蘭と同じように過去の遺構となる。
実に哀れだ…。たまに強気な価格設定のオークションを見かけるが、悲しくなる。もう、そんな価値ないんだよ。
バカが1人、真砂系の白牡丹を購入してハシゃいでいた。軸元に子がついていて、プラスになる、とか考えている。バカはどこまでもバカ。そんなわけないだろ。これからバンバン下がるというのに。ほんと、店からしたら美味しい客だよな。カモネギくんだ。
これからは、黒牡丹、金牡丹、建国系が本格的に下がるだろう。
羆、至楽、…なぞは下がらないだろうが、価格を支える趣味家の絶対数は少なくなり、価格を維持できる保証は格段に脆弱になるだろう。最後の購入者はドク団子を喰らうことになる。おそらく、高齢者だろう。すべて、予想通りに進んでいく。
富貴蘭が栄え、滅びるプロセスを目の当たりにしている。バブルに振り回された感もある。あとは韓国次第である。
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Unknown (m.)
2020-06-20 20:31:57
古朝鮮の黄縞、良い。墨はどうなったのか…もっと良く見たいが。韓国、やっぱスゴイ。
誠香園の小せがれも、韓国留学でもして、パイプ作れば良いのに…
それにしてもまだ誠香園あるのかな?苅萱のうどん!コンブ、スタミナ、つけ麺…あぁ、食いたい!
今月末あたり行ってみようか…ついでに小せがれのアホづらでも拝んでな…あの店は長くない…行けるうちに行って冷やかしとかないと。いや、でもいざ行くと隣の観賞魚店やら、鶴仙に行っちゃうからね。ついつい、疲れてスルーしちゃうんだよな。なんだか、帰りの新幹線が気になり始めたりして。
やはり、苦労を知らない人間はダメだ。使い物にならない。
もし、自分がアイツの上司だったらトイレ掃除から徹底的に叩き込んでやるんだけどなぁ。人様が店に来てくださることがどれだけありがたいことか分らせてやるんだが。ボンボンだな。やっぱダメだ。ただのクレーマーかな?いやいや、俺の言ったとおりになるから、見てなよ。世の中、そんなに甘くないぜ。
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Unknown (m.)
2020-06-15 01:19:52
君子蘭かぁ…くだらねぇ。
園芸ジャパンで、パーマネントの苗が誌上頒布されたとき、ドキっとしたんだよね。でもすぐに冷静になった。まず、実生苗ということは、種子による大量生産が可能ということだ。だとすれば、すぐにさがる。
いろいろ考えた結果、自分で君子蘭を交配育種しない人間にはあまり価値がないという結論にたっした。多分間違いない。
パーマネントに興味があるだけなら、ちょっと待てばすぐさがる。達磨やら、赤花がそうだったようにね。
それよりも、手に入れるべき植物はあるよ。オンリーワンを目指さなきゃ…パーマネントはくだらない。交配育種して新しい品種を目指さない人間には価値がない。
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Unknown (m.)
2020-06-09 19:32:53
富貴蘭の栽培法
成長期には、朝、晩の水やりを欠かさない。ただ、昼の水やりは休日のみ。
肥料は毎日、コツコツと与える。ここで手を惜しまない。毎日毎日、コツコツと。このコツコツが大事。
自生地などでは、過酷な環境下にいるが、栽培はこれで良い。
乾いてからの水やりは致命傷。危険だ。
危険な栽培法が流布している。
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Unknown (m.)
2020-06-07 23:48:07
白牡丹警察
ニセモノ、青、いろいろとある。文句ばっかりで、いやになる。
そもそも、旧来の白牡丹から出た青が芸を戻すことはない。
たまに軸元から、白い子を吹いてぬか喜びする程度。
青は普通の奈良県産のフーランだ。ニセモノよりタチが悪い。ひとつひとつの品種を確立するという程度のことが、そんなに難しいかな…。あいまいな線引きがいずれ富貴蘭を弱体化させる。信頼なくすよ、ほんとに。白牡丹は黒牡丹と違って、暗んだら価値がなくなる。それを流通させる業者もバカだし、買うやつもバカ。自分たちの世界が崩れやすくなるのが、わからんのか。結局、そういう目先の欲で滅んでいく。…あわれ。アホの集まり。
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Unknown (m.)
2020-06-07 18:47:01
キバナノセッコクに関しては私は否定的だが、業界の動向はどうか?
ヤフオクでは結構入札があるようで、なかなか高値。
しかし、入札者はパラパラ…、うち数名はサクラだから本命は多くて2人、…といったところか?
かわいそうに、この本命たちはカモられる。本人はまったく気付いていない。しかし、こういう人種はだいたい、小金持である。痛くも痒くもないのだ。こういう類いのバカがシルバーマネー片手にノコノコやってくる。売り手からしたら、なんともありがたい。
内実を知ることは大事で、流れを読まねば後悔する。どの植物がどれくらい良くて、需要がどれくらいで、在庫はいかほどか…。ヤフオクはサクラ入札によって価格を擬装できる。キバナノセッコクにはそれほどの価値はなく、買った途端にストンと値下がりするだろう。すると誰も興味を示さなくなり、雑に扱われるようになる。植物からすれば迷惑な話だ。キバナノセッコクは野生ランとして、そっとしておくのが1番良い。ま、すぐに私のいうとおりになる。
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Unknown (m.)
2020-05-26 18:26:26
建国殿もすこぶる丈夫である。白鳳が好きで2回枯らしたが、建国殿は我が家に来てから葉を1枚落としただけである。その間、新葉は8枚展開している。
さらに、新しい栽培法により、これからますます勢いづくはずである。建国殿、白牡丹、ともに丈夫で作りやすく、良く殖える。
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Unknown (m.)
2020-05-21 01:05:18
ポケット事典から。
建国殿も変わった。建国の縞に建国殿が付いている。
中斑は縞木からの出物という扱いだ。
しかし現在では子が全て中斑になる建国殿がある。白牡丹同様に株立ち仕立てが可能である。
この建国殿には曙や東洋殿のような安定性がある。
やはり建国殿も確実に建国殿をうむ建国殿のみを建国殿とし、それ以外は出物建国とすべきである。
建国殿も白牡丹も、ひとつの結論に到達したのである。
皮肉なことに、図版やら事典を再発表する体力が、今の富貴蘭界にはない。
あとは本羆と湖東錦の普及である。
若かりしころ、富貴蘭に夢中になっていたが、私もいくつかの目標をすでに達成している。
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Unknown (m.)
2020-05-17 21:06:24
久しぶりに富貴蘭ポケット事典を拝読。昔、増田園芸で紅寿のオマケでいただいたもの。
紅寿は枯れたが、事典は生き残った。表紙には白牡丹。あの頃は固唾をのんで憧れていた。
今の白牡丹と随分違う。子が紺覆輪であがるのは変わらないが、柄が違う。松葉を散らしている。今の白牡丹は松葉は散らさない。ボヤボヤとした感じで絣のように緑が入る。やりようによっては、虎斑のように作ることもできる。昔の白牡丹ではそんなことはできないだろう。解説によれば、木姿は雄大とあるが、おそらくそれも変化した。現在の白牡丹は昔より、やや小ぶり。
今の白牡丹の芸は歓喜天や、故宮の芸に近い。とくに故宮の解説は、そのまま今の白牡丹の解説として使えるほどだ。歓喜天や、故宮に、芸くずれの縞や、青が出ないように、今の白牡丹からも縞や青は出ない。基本、紺覆輪中斑で軸は白いので白い子しか出ない、単純な話だ。
事典をめくると、春霞という品種が出てくる。白牡丹が地味化したものだという。シャレてるネ。ただ、見苦しい連中にそんな粋は通用しないってか。何でもかんでも白牡丹だとさ。
今の白牡丹からは地味な木は出ない、これも昔と違う。むしろ、紺縞が流れることの方が珍しく、貴重な現象である。
今風の白牡丹を育てている趣味家はあまり、しゃべりたがらないが、皆、同じことを感じているはずだ。特筆すべき点はすこぶる丈夫で、繁殖力が強いことだ。何故かは分からないが、富貴殿よりも圧倒的に殖えやすい。暑さ、寒さ、乾燥に強く、冬越しも、シワシワでOK。
今様の白牡丹は小豆島の真砂氏が古い白牡丹から選別したものである。個人的には今様の白牡丹を白牡丹とし、古い白牡丹はすべて春霞に格下げすべきである。
白牡丹とは、親木になっても純白の新葉を出し、暗むのに4年ほどかかる。しかるに、冬場でも上から2〜4枚は白い葉が着いている。また、子は全て同様の白牡丹となる。…これが、白牡丹である。これ以外は良くて春霞、悪ければ単なるフーランである。銘とは、芸についた名であり、木についているのではない。
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Unknown (m.)
2020-05-16 03:01:07
富貴蘭、崩壊の道標
ちょっとオーバーですが、最近気づいたことを1つ。
なんとか、手持ちの富貴蘭を売り抜きたい趣味家も現れはじめたわけですが、トレンドとして、ブログで紹介し、オークションに出す手法があります。
それ自体、いろんな木が観察できて良いのですが、画像を通すと、なんかヤバいです。撮影者の気持ちのようなものがグイッと伝わってくるのです。
蘭に対する愛情といいますか、画像を観るこちら側に対する敬意といいますか…
ま、私なんかは最高です。だから、私と同じような蘭の写真が撮れる人間を尊敬します。
人をあざむこうとする人間の画像は共通して醜い。どんなに美辞麗句を尽しても、こればかりは偽装できないんですね。
蘭に対する愛情はごまかせませんよ。
富貴蘭の葉の表面に水が通り、極彩色に見えたことがあるでしょうか。それは画像にはできない姿です。その様子を見ながら、新しい栽培方法を思いつくわけです。良い画像が撮れる栽培者は上手い栽培方法を知っているはずです。雑な画像しか撮れないバカ者は蘭を詐欺の道具としてしか考えてません。
最近、そういう不敬なバカ者が増えているのです。
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Unknown (m,)
2020-05-15 01:24:28
大同丸良いですね。しかし、数年前、ウェブ販売で購入を迷った記憶があります。価格は随分と下がりました。あのとき、買わなくて良かった。
もはや、危険水域の富貴蘭…といいつつ、まだまだ人気があります。今は古典品種や、ブームのすぎた品種が投げ売りされているに過ぎません。本格的な崩壊の目安は金牡丹、黒牡丹、建国の値崩れです。10年程度前から、業界が必死こいてブーム化してきたのですが、そろそろほころび始めるころです。みな、夢から覚めたように手放しはじめます。そのときに、キチンと芸があるかどうかが大事。やれ、no.1だとか、109だとか、スーパーだとか、そういう無芸品が1番ヤバい。系統ということが、いかに欺瞞に満ちていたか…思い知らされるだろう。まだまだだと思っていると、アッという間に崩壊は進みます。今は金牡丹が少しずつ危険水域に達しようとしているところです。
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Unknown (m.)
2020-05-12 20:52:07
韓国春蘭、望月について…
最高貴品 望月の多くは日本に持ち込まれました。しかし、韓国が好況になると、また、韓国へ里帰りしました。
蘭は経済状況により、国をまたいで右に左に移動するんですね。
富貴蘭は日本ではもてはやされません。これからは、タイや中国、ロシア、アメリカなどへ輸出されることでしょう。しかし、そのほとんどは枯れます。
われわれが、インドネシアの高地から、希少なウツボカズラを取り入れようとしても、なかなか定着しません。何故なら、自生環境と、日本の環境が乖離しすぎているからです。富貴蘭に関しては、例えばバンダのハビエルやバーネシーを育てられる人は確実に上作できるでしょう。しかし、バーネシー、ハビエルともにさほどは普及していないのです。
さらに、海外では葉芸はまったく評価されません。富貴蘭を苦労して作るくらいなら、カトレアやら、バンダを作った方がよい、という価値観です。
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Unknown (m.)
2020-05-12 17:21:46
そうですか。富貴蘭でも中国勢が優勢ですか。まあ、資本にはかないませんね。ただ、中国の園芸は韓国のそれより、かなり野生的です。シンビジュームに関して言えば、日本、韓国よりも多くの原種を保有し、かつ、実生交配とメリクロンの合わせ技も市民権を得ています。良い木がお値打ちで買えるようです。
一度、種木を保有したら、トコトン実生や、メリクロンを仕掛けるでしょうね。
バイオの品種もたくさん出てくるでしょう。…で、富貴蘭は一般化しますね。ただ、中国の人には富貴蘭の良さがイマイチ伝わらないんじゃないかな…と思います。ハルオチアを愛する人々ですからね。富貴蘭は物足りないんじゃないでしょうか。残念ながら、富貴蘭に関しては日本よりも中国に活路があるのかもしれません。
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Unknown (富貴蘭おたく)
2020-05-12 13:19:35
一部の高級品を除いては登録品でもほとんどただ同然で売られてますからね。最近は聞いたこともない名前の品種が大量に出回ってますからmさんの言う通りになって行くでしょう。
問題はハイエンドマニアが囲っている増えにくい高級な優良系統の海外流出が続いていることです。セリ会ではこのほとんどを韓国業者が買い占め、2.3倍の値段で中国の富裕層に流しています。国内のこういった品種は趣味家が墓まで道連れにするか、業者に売っても国内で買い手が見つからず海外の富裕層に流さざるを得ない状況となるでしょう。
国内の趣味家は安い意味不明の実生を可愛がり、貴重な国内産の優良品種は海外富裕層により温存される。そのうち「韓国風蘭」として出回るでしょう。現にすでにその動きがみられます。
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Unknown (m,)
2020-05-12 01:16:34
未来へ…
ではどうするべきか。今は富貴蘭は待つべき。まだまだ下がる。まだまだ下がる。おそらく、とことんまで落ちるだろう。多くのハイエンドマニアの引退が相次ぎ、さらなる過剰供給が始まる。そして、投げ売りとなる。そのときに、無料で入手するのが理想だ。おそらく、今から6年くらい先のこと。
1度、そうなり始めたら一気に崩れる。赤花春蘭がそうだったように…あるいはウチョウラン、エビネがそうだったように。
今は本当にレアな植物を目指すべきときだ。これから先手に入らなくなる植物たち。そこに丁寧に目を向けるべきだ。
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Unknown (m.)
2020-05-12 01:03:27
危険水域からの…
さて、これからの富貴蘭。どうなるか。
一つ、参考になるのが、赤花春蘭である。
昭和の時代、赤花春蘭のブームは絶頂を迎えた。一応、小春あたりで、芸が完成した。もう、これ以上はない、と。その後、実生交配により、新品種の開発が盛んになった。すると、見たことがないチャボの赤花が大量に誕生し、各地で開花が報告された。また、時を同じくして、千葉の山中から同じ形質の野生花が発見された。
…分かるだろうか?このからくり。やはり古典園芸では山木であることに価値がある。ゆえの産地偽装である。
つまり、天然種で行き詰まった赤花春蘭は実生交配に進み、大量生産に成功、しかし、付加価値を高めるために天然種として偽っているのだ。究極、国外に品種改良の拠点を置くという手もある。ある国では似たような春蘭が一斉に発表されることがある。チャボの中斑が良ければ、そればかり。白の押上斑が良ければ、そればかり。しかし、また別のある国では、実生交配大量生産を隠さない。次から次へと新品種を作り出し、安価で売りまくる。
富貴蘭においても、必ず同じことが起きる。出尽くした感がある富貴蘭、これから聞いたことがない銘品がたくさん、現れるだろう。それらはすべて、国外の研究室で交配選別されたものだ。ほぼ、無価値である。
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Unknown (m.)
2020-05-10 19:06:39
危険水域とその指標
富貴蘭界の拡大縮小を読み解く指標としては、富貴殿の価格推移があります。
富貴殿は富貴蘭全体を象徴する品種です。すべてにおいて、これ以上に富貴蘭らしい品種はありません。
初心者が、まず目指すのは富貴殿です。この殖えにくい品種にいかほどの値が付くかが重要。採算ラインは5万〜10万あたりかな…と思います。これくらいの値段でないと専門店は成り立ちません。
それが今や、4000円程度です。1本殖やすのに4〜5年かかる富貴殿がこの値段ではバカらしくなります。富貴殿が過剰供給により、超絶飽和状態にあるのです。
それ以外の品種も同じ末路を辿ることでしょう。
建国なり、黒牡丹なり、羆なり、…その存在を知る人は極端に減り、高くて数万円という状態になるはずです。
松葉蘭とよく似ています。太平楽は今の建国殿と同じくらい人気がありましたし、青珊瑚や黒龍角は羆や湖東錦にたとえることができます。しかし、今や誰も見向きもしません。
専門店や、専門誌は良く見ておくべきです。
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Unknown (m.)
2020-05-09 21:35:01
今回のオークションを振り返って…
① 建国、黒牡丹の人気が、低下し始めた。
まだまだ、人気はあるようですが、一時期ほどではありません。こうなると一気に値下がりする可能性が出てきます。熱狂的な投資家は極少数で、趣味人口はかなり減少しているので、スコンと下がります。趣味家は強気な値段設定ができますが、専門店はそうはいきません。売れなければ、生計が立たないのです。富貴蘭を調べるときに、専門店の価格設定を知ることは重要です。今、危険水域に突入していることが実感できます。

②古典品種で原点回帰を目指す
 今回、素晴らしい大江丸が出品されていました。価格は伸びませんでしたが、大江丸にしては上々でしょう。さすがです。ハイエンドマニアの棚には優秀な古典品種がゴロゴロしています。なんとかして、陽の目を当ててやりたいわけです。
 とりわけ"スーパー"化はスゴいです。スーパー剣龍は大成功しました。これでガッツリ稼ぎました。まさにマジックです。

③キバナノセッコク
 別のマニアがキバナノセッコクの葉芸品を出品していました。まったく注目されませんでしたが、実は最近よく見られます。
限界が見え始めた富貴蘭にかわり、新しいコンテンツを模索しています。長生蘭は高芽、矢伏せで良く増えますが、キバナセッコクはさほど増えないようです。なんとかブームを作り、資金源にしたいわけです。しかし、キバナセッコクはブームにはなりません。だらしない木姿、汚らしい芸、などなど。キバナセッコクよりも、葉芸を楽しむにふさわしい原種が海外デンドロにあります。

まとめ
彼らはまだまだ元気。ブログや、雑誌などを広告にして、まだまだ稼ぐつもりです。1度、財を成してますから、体力もあります。スーパー化に気をつけながら、上手に付き合いましょう。あと、建国宝などの新しい品種にも要注意です。
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Unknown (m.)
2020-05-09 14:37:07
彼のオークションは富貴蘭界にとっては本丸です。雑誌まで宣伝協力してるようなものですから。ワンチームで盛り上げてますね。しかし、少しずつ冷えてきているような気がします。
落札額、注目度も。彼の木は素晴らしいですが、そこまでの価値はありません。富貴蘭の価値全体が低下してるうえに、趣味人口の拡大成長も見込めないので、すべて焦げつきます。
ま、自己責任です。彼の木は、彼が売るから価値がある。第三者が殖やしても、芸がなければ意味がありません。そういった意味で今回のオークションを見直すと、全部、良くない木ですね。せいぜい、4〜5万円です。まあ、夢を買ったのかな。彼は今回もガッツリ儲けました。なかなかのやり手です。
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Unknown (富貴蘭おたく)
2020-05-09 13:53:19
凄いですねーヤフオク。記事を遡って見れば分かりますが、安く仕入れた株立ちを温室で増殖。分割して一眼レフカメラで綺麗でしょ〜って撮影。ブランド化して売り出し。しかしあれでも買う人もいるんですね。入札にどれくらい関係者がいるのやら(笑)
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Unknown (m.)
2020-05-07 22:56:26
オークションをチェックしたら、元白牡丹の木が6万円、超えてました。ヤバいですね。良くならない木を出す人間、良くならない木を買う人間。まだまだいるんだなぁ…。参りました。富貴蘭はやはり、そういう世界なんだな。
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Unknown (m.)
2020-05-07 22:50:48
彼は金の亡者ですからね。獲れるときに獲れるだけ獲っときたいという感じです。世の中がどうとか、関係ありません。オークションでカモれる初心者(金持ち)を探しているわけです。
夏しか芸をしない建国と、チョイ縞が出る黒牡丹…もう飽きました。これから富貴蘭はどうなるのでしょうか。
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Unknown (こしかた)
2020-05-07 21:03:29
10品ですでに100万超え。ニュースでは新型コロナで不況と騒いでいるのに、富貴蘭やってる人達は、お金持ちなんですね。お金持ちなら、チャリティーオークションにして、売り上げの一部を貧しい人に寄付すればよさそうなものですが。
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Unknown (m.)
2020-05-02 22:34:49
またまた始まりました。巨額集金活動。いやいや呆れるなぁ。しょうもない木ばっかりだしやがって。しかし、足を洗ってみると、何が良かったのかわからない。多分、素人にも良さが分からないだろう。なぜ、こんなものに25万近く払うの?ってね。でも、その感覚が正解なんだよ。讃歌さんのブログとか観て、良いなぁ、と思い、ついつい、突っ込んじゃう。みんな良いと思ってるはずだから、こんなに入札あるから、ってさ。全部イリュージョンだよ。誰もいないし、良くもない。お金払って手に入るものはダメ。
支配下に入るだけのこと。もっと選ばなきゃ…。たとえば、世界ラン展の2日目の夜に、販売品の中にどれだけ絶滅危惧種や、門外不出種があったか…。そういうのを探す眼を養うことだ。
「え?わかっちゃう?すごいな、こんな人いるんだね。」だって。
分かるんだよ。目の端に入ったものは絶対に見逃さない。
一生に1度の出会いだ。そんな超絶レア植物でも5万円だよ。さあ、よく考えてみよう。そこにそれだけの価値はあるのか…誰が得してる?誰が損してる?よく調べたら分かるよ。
いつもの詐欺師なんざ、可愛いもんだよ。だって、あんなに分かりやすいし、額も小さいし。見てみなって!どんだけいってる?あの入札のいくつかは、依頼入札だよ。気をつけなきゃ。実にくだらない。
しかし、世界ランの2日目の夜になんでアレが残っていたのかは疑問だね。目的のventricosaは業者間取り引きになっちゃったみたいだし。業者は内覧で獲りにいくみたいなんだけど。
ventricosaも謎が深い。結局、ピンクのやつは普通のアルバらしい。でも、ヤフオクでは最後まで伝説の技士と競り合ったっぽいから。彼は何を考えていたのか…。オークションの不思議な設定に気づいたから勝てたけどあと、1分伸びたら死んでたな。まぁ、良い。いずれ分かるやろ。
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Unknown (m.)
2020-04-28 19:06:41
真砂系白牡丹牡丹の青を拝見した!噂には聞いていたが、あるんだなぁ。うまくやらないとウチのも青くなるんだろうな。昔、ある業者が、白牡丹を大事にし過ぎて、暗ませていた。自分なら白に戻せるな、と思っていたが、やはり、1度暗んだら、戻らないようだ。しかしながら、真砂系白牡丹の青というのは、色んな意味で矛盾している。どんな解釈をしたにせよ、結論としては真砂氏を冒瀆したことになる。そういうことは肌感覚として、理解されるべきなんだが…。青くなった段階で白牡丹ではないし、ゆえに真砂系でもない。白牡丹の真っ白い幼木をスーパー白牡丹とか言っているバカがいるが、そんなものはあり得ない。
成木になっても白い新葉を出し、すべての子が白中斑で上がる。これを正真正銘の白牡丹とすれば良い。ただ、それだけである。真砂氏の長年の努力により見出された品種だが、その青を流通させることで、真砂氏の偉業にケチをつける趣味家、業者がいる。真砂の野郎は系統選抜したというが、こんな無芸な子もいるぞ、と、こういうことだ。本来、門外不出となり、この世から消えても不思議ではない木が、世に広がっているのは、間違いなく真砂氏の功績であり、人徳である。貴重な出物の木でも、大事に囲って墓場まで連れて行ってしまう御仁も多い。
たとえば、ある御仁は出物の三光中斑の木をもっていたが、生涯門外不出とした。本人からすれば所有欲を満たして、気持ちが良いかもしれないが、木からしたら、悲劇である。天の恵みとして誕生したにも関わらず、その所有者とともに世を去らねばならない。それに比べてたら真砂氏は偉大だ。後世の我らが楽しめる蘭を残してくださった。
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Unknown (富貴蘭おたく)
2020-04-20 11:28:39
奄美系はだめですよ。増えるし丈夫だしであんなものに高額出して買う人の気がしれない。すぐ値崩れします。
ロスジェネは影響してるでしょうね。おそらく次に業界引っ張るのは高知のあの人とか秋田のあの人とかですかね。ある程度高齢世代が好むものではありますが、さて今多肉や珍奇植物全盛の若い世代が高齢になった時富貴蘭に移ってくるのかな?どんなアピール戦略を考えているのか見ものですよ。
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Unknown (m.)
2020-04-19 19:57:15
しかし、もともと富貴蘭には若い趣味家はいなかったのです。偉大な名人たちは若かりしころから頭角を表していたようですが、一般的には歳をとってからの趣味だったんですね。山野草やら、一般花卉やら、盆栽をやって、最後に手間いらずな富貴蘭に落ち着く。
だから、グリーンクラブのイベントの画像が高齢化していたとしても、当たり前なんです。問題なのは、次の高齢世代が育っていないことです。ロストジェネレーションと呼ばれ、ただでさえ可処分所得が少ない世代です。富貴蘭には見向きもしないでしょう。現にしてません。先日、またブルータスがビザールプラント特集を出しましたし、さらには食虫の図鑑も新装発刊されました。完全にもってかれてます。しかも、今や富貴蘭の生産拠点は韓国です。ブーム再来で喜ぶのは韓国です。とくに株式をやっている人は敏感ですから、さっさと撤退します。いつまでも将来性のない分野に投資するのは愚の骨頂。中途半端な品種は痛い目を見ますよ。1番ヤバいのは円窓です。ああいう感じが1番ヤバい。
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Unknown (m.)
2020-04-18 00:11:51
そうですね。グリーンクラブのイベントの写真を拝見しても、明るい展望はもてませんね。食虫植物のイベントは面白いですよ。超絶レア品種の購入権をジャンケンで争奪しあったり、若者や、なんと女性もいます。伸びしろを感じます。
エケベリアの即売会なんなは、ほぼ女性で、しかもかなり高額な苗が動いてました。
富貴蘭界は、残念ながら長くはありません。観音竹、オモト、松葉蘭、赤花春蘭ように滅亡してゆくでしょう。誰しも気づいていますが、なかなか手は打てない感じです。希少品種は門外不出の状態で、失われていくでしょう。昔、豊橋の富貴蘭業者が三光中斑の玉金剛実生を保有していたので、子を購入したかったのですが、譲ってもらえませんでした。そういう木は存在しないことと同じです。所詮は単なる出物で、我々趣味の人間には関係ないのです。知らぬ間に消えます。所有者も忘れ去られます。富貴蘭の希少品種も、今は高額かもしれませんが、あと数年のうちには暴落します。それに気づいてしまったので、今は遠回りしてます。あと、何年かしたら手に入りにくくなりそうな植物たちを集めては枯らしてます。
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Unknown (富貴蘭おたく)
2020-04-17 20:34:30
昨年上野のフウラン展に足を運んだところ、講演会などでも爺さんばかり。知った顔ばかりだね?なんて身内の戯れに辟易したものです。全国区のイベントでこれとは失望もいいところ。若い人間には見向きもされず、そのつもりも無い。ただ自分たちが楽しければそれで良いという連中ですよ。
良心が残っているのなら希少な品種はさっさと後継世代に渡してほしいもんですな。
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Unknown (m.)
2020-04-15 21:28:12
これからの富貴蘭はひたすら受難。
毎日、値崩れしまくる木を眺めることになる。あぁ、先月はあれが下がった、今月はこれが下がった…。〇〇万円で購入したのに、今は〇〇〇〇円だ。血反吐をはきつつ働いて得たお金はどこへ行ってしまうのか…。株式ならば、相場が持ち直せば価値がもどる。しかし、今富貴蘭界からは人そのもの、相場そのものが消えつつあるのだ。富貴蘭の催しものでは会場を見てみるがよい。一見、熱気を感じたとしても、それが10年、20年と続くようには思えない。ただでさえ、ロストジェネレーションである。趣味家はいなくなる。もし仮に今の富貴蘭界に身を投じる若者がいたとして、彼にセンスがあるとは思えない。本来、次世代の富貴蘭界を担うはずだった人間たちは、センスのかたまりなので、富貴蘭には一発で見切りをつける。この時代に富貴蘭に固執する必要がない。
これからは、少ないパイの奪い合いだから、とことんむしりとられるし、毒まんじゅうを誰がくらうか、という局面になる。
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Unknown (富貴蘭おたく)
2020-04-12 23:32:17
ありがとうございます。
なかなか興味深い。趣味家を大事にする業者は生き残っていくでしょう。真摯に向き合って仕事している様はこちらからも分かりますからね。出来ない店は消えていくことでしょう。
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Unknown (m.)
2020-04-12 22:51:45
梅原氏とは1度しか会ってませんが、良い人ですよ。梅原氏も二世ですが、かなり優秀です。なんか、若い頃にいろいろと苦労されているようです。少し話しただけで相通じるものを感じました。植物に対する純粋な愛情をお持ちです。
コミュニティは…別世界でした。やはり、富豪もいるのでね。
梅原氏のすごいところは、どこの棚に何があるかを熟知していることと、木の将来性を見極める眼力です。
熱帯魚の世界で、黒田 氏という方が居ますが、雰囲気がそっくりです。お二人とも、現状に危機感をもっていてイベントを立ち上げたりします。魚と植物。趣味の世界は結局、趣味家を育てることなんですね。
梅原氏も賢い方なんで悪口は言わないでしょうが、富貴蘭を牛耳っている連中がヤバいことは理解しているはずです。
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Unknown (富貴蘭おたく)
2020-04-12 16:12:03
国内の業者だと東海園の動向を注視しています。mさんも過去の記事から推測するに白牡丹でお世話になってるかと思いますが、ここはお得意様の富貴蘭愛好家でクローズドコミュニティを形成し、新規品種をコミュニティ内でのみ流通させ価格形成の後、外部に出していくスタイルで商売されてます。この業者のブログで近年30代からの若手愛好家が紹介されることが増えてきましたが、見えない趣味層の開拓がわずかですが進んでいるものと思われます。
梅原氏と会食もされているそうですが、国内での需要に関して何か有効な手がかりなどお聞きになってますか?もしご存知ならコミュニティの健全性についてもお伺いしたいです。
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Unknown (m.)
2020-04-12 15:22:36
む?韓国?マジですか。素晴らしいですね。しばらくは韓国に頑張ってもらいましょう。我々が韓国、中国に遅れをとってしまった原因は、バイテクです。日本では中韓に先駆けて1900年代の末にはメリクロン技術が開発されています。しかし、伝統園芸文化は格式を重んじて、メリクロン技術に蓋をしてしまいました。中韓はメリクロン技術を発展させ、今に至ります。
今、日本がなすべきことは、第一に伝統の継承です。いかに韓国ががんばろうと、富貴蘭は日本発祥なのです。発祥地の責任として、その起源を正確に記録保存する必要があります。海外からすれば、かなり興味深いはずです。次に、遺伝子工学の導入です。メリクロン技術では中韓に後塵を拝しましたが、いち早く先手を打ちたいところです。30年もすればまた、日本が富貴蘭の中心として返り咲くことでしょう。
二世はあかんです。例外もありますが、やはり、ただ継いでいるだけのこともありますからね。我々のように富貴蘭に惚れこんではいないわけです。そんな二世が我々に対して小生意気な口を聞くので、カチンとくるのです。
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Unknown (富貴蘭おたく)
2020-04-12 13:51:13
久々に覗いてみると淡々と語られているコメント欄で気づきました。
面白い!私も若い世代として共感するところは多々ありますね。2世代目の面々には私も遭遇したことがありますが、正直もうちょいがんばれよ?と思います。あれではセンスある趣味家は満足せんでしょう。
動向で気になるのは韓国です。近年実生で成果を上げ、多言語対応のネットショップが多数立ち上がっています。国内のセリ会でも韓国の業者が良品種を買い占めているようです。若い世代の趣味家も増えているようで、積極的にネットで発信し始めています。
このままだと国内はほぼ全滅に近い状態となるでしょうね。有名どころのハイエンドマニアも対策を講じる気配も無いですし。このあたりどう思います?
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Unknown (m.)
2020-04-12 03:34:17
インターネットオークションでヤバいのは、サクラの存在。
まず、出品者はブログで自身の苗をブランド化する。古来の品種銘にスーパーをつけて…。たとえば、スーパー白雲閣という感じで。
出品したら、他のマニアと結託して、入札価格を際限なく吊り上げる。本気で欲しいと思っても、絶対に手に入らないか、めちゃくちゃな金額を支払うことになる。たとえば、夏にしか芸をしない建国は40万まで上がったし、剣龍も同じである。
1度、その金額で取り引きされれば、のちもそうなる。インターネットオークションは広告がわりだ。
この手法で、ボロクソに儲けた。このことを批判すると、かなり嫌がり、嫌がらせをしてきた。住所や氏名を公表し、ブログでサイコパスよばわりしてきた。よほど、腹が立ったのだろう。図星だからね。ヤフーと話し合っているがなかなか、進まない。早く証拠をいただきたいのだが…。かなり高額。
富貴蘭、伝統園芸には嫌気がさした。消えて欲しいな。
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Unknown (m.)
2020-04-11 08:24:52
希少な植物の取り引きでは最大限の注意を払う。昔、スリランカの植物を取り引きしたことがある。スリランカでは固有の動植物の国外持ち出しは禁止されている。
まずは交渉人の力量である。いかに話をまとめるか。
次に植物の真贋である。見たこともないから、学術論文と照らし合わせる。
交渉人が優秀なので、偽物ということはない。
希少な植物を買うときは全草確認が必須。信頼できる採り子、交渉人か、あるいは自身の目で見ないとね。球根だけとか、茎だけとかはヤバい。だから、クマガイソウ、ヤマシャクヤク、やまゆりは危ない。葉や花が傷みやすい。
異次元のインチキをするのは富貴蘭である。しょうもない昔ながらの白牡丹に、スーパー白牡丹などと銘打ってブランド化しようとする。スーパー化は過去にも例があるが、法外な価格で取り引きされる。建国などもヤバかった。成長期しか芸をしない昔ながらの建国にワケのわからない名前をつけて、数百万円の取り引きを成立させる。騙される方が悪いと言わんばかりにめちゃくちゃやる。蘭百姓などと言われるが、そんな可愛いものではない。蘭盗賊である。連中は初心者を良いカモだと考えている。ボーナスシーズンを狙って、蘭を売りに出す。かなりヤバい富貴蘭の世界である。植物そのものは美しいが、関わる人間は、この上なく醜悪である。
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Unknown (m.)
2020-03-30 00:33:19
若い趣味家が1人居たとしても、意味はない。人口の話をしている。若い世代の趣味家たちがいて、古典入門品種を購買する状況が理想だということだ。
特異な若者が1人だけ富貴蘭を育てる、というのは品種の保存には有効だが、趣味としては成り立たない。
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Unknown (m.)
2020-03-28 16:29:36
数年前、富貴蘭界を牽引する著名な趣味家が白牡丹の派手柄幼木をスーパー白牡丹とのたまった。旧来の白牡丹は幼木では派手柄になることが多い。成木になると無芸になる。そんな木も台切すると思い出したように白い芽を吹くことがある。
昔から白牡丹を若く保つ工夫がされてきた。葉をむしったり、早分けして複数の幼木を管理したり。
小豆島の真砂氏のもとで白牡丹は変異した。紺覆輪中透となり、三光中斑と同じくらいの安定芸となった。ただし、紺覆輪は葉に乗りにくい。この真砂系白牡丹は成木でも新葉が白く、高い位置から出る子も白い。ゆえに増殖率はかなり、高い。
この真砂系白牡丹を、「白牡丹」とするべきである。キチンと芸をこなし、キチンと殖える。
真砂系以外の白牡丹はすべて、「春霞」である。春の霞のように芸が儚い。前述の著名な趣味家の「春霞」も順調に暗んでいる。いかにも春霞だ。しかし、栽培技術が高いので、白ガチな幼木を量産できるのだ。
真砂系白牡丹からは、いずれ、覆輪個体や、紺覆輪中透の個体が現れるだろう。スーパー白牡丹?春霞の間違いである。
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Unknown (m.)
2020-03-23 23:51:17
富貴蘭、どんどん値が下がってますね。要らない、売れないの連鎖が続いてます。もはや、生業として成り立たない。
量産できない富貴蘭が、メリクロンのシンビやデンドロと同じ価格。苦しいでしょう。
しかし、こうなることは十分に予想できていたはずです。だから、優秀な人たちは直前に引退しました。実に鮮やかです。
これからは、ガッカリの連続です。一生懸命働いて得たお金で集めた富貴蘭がシーズンごとに価格をさげていく。頼みの綱だった建国、黒牡丹までガタガタになっていくことでしょう。
もう少し具体的に言うと、芸が安定し、殖えやすい品種はアッという間に無価値になります。たとえば、三光中斑。覆輪。虎斑など。…つまり、ほとんどの品種です。縞は論外。もともと、無価値です。
安心してください。間違いありません。数年のうちに実現することでしょう。大事なことは売り抜くことです。価値があるうちに株を動かす。流れが止まったとき、株をもっていた御人が負け。株式と同じですね。さすがは富貴蘭。
しかし、富貴蘭には高いポテンシャルがあります。数十年もすれば、また、見直され、必ずブームは来ます。
さて、次は得体の知れない実生品種が登場するタイミングです。ジリ貧を打開するために聞いたことがない銘品が現れることでしょう。これらも全て、毒饅頭です。
火影、青軸豆葉の縞など過去に多くの品種がフラスコから誕生しました。本来、数千円のものが高額で取り引きされました。
眼力のない御人は地獄を見ます。きっと、全て予想どおりに展開するはずです。
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Unknown (m.)
2020-03-19 23:31:48
冬、春はオフシーズン?
関係ない。富貴蘭は絶えつつある。ここから先は加速度的に価格崩壊が進む。見苦しい争いも避けられない。最後に誰が損を喰らうか…である。
おそらく、高齢初心者は、徹底的にむしり取られるだろう。カモネギである。
実際、そういう御人がいる。暴落前に、ばんばん、上手い具合に買わされて、ガツンと下がり、そのあと、安値で買い取られる。
簡単に言うと、富貴蘭界に多額の寄付をしたということだ。
センスのある人間ならば、富貴蘭がもう長くはないことが、ヒシヒシと感じられる。優秀な人間から、ドンドンと足を洗うはずだ。
ちょっとニブいアホが今から投資を始める。…そんな御人はセンスがないから、何をやってもアカん。
センスのない奴、アホな奴は自己理解、状況認識がないから、結構、堂々としている。
これからの富貴蘭はヤバい。バカどもが跋扈する世界になるだろう。…少し熱を冷まして考え直すべきだ。
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Unknown (m.)
2020-03-19 23:31:38
冬、春はオフシーズン?
関係ない。富貴蘭は絶えつつある。ここから先は加速度的に価格崩壊が進む。見苦しい争いも避けられない。最後に誰が損を喰らうか…である。
おそらく、高齢初心者は、徹底的にむしり取られるだろう。カモネギである。
実際、そういう御人がいる。暴落前に、ばんばん、上手い具合に買わされて、ガツンと下がり、そのあと、安値で買い取られる。
簡単に言うと、富貴蘭界に多額の寄付をしたということだ。
センスのある人間ならば、富貴蘭がもう長くはないことが、ヒシヒシと感じられる。優秀な人間から、ドンドンと足を洗うはずだ。
ちょっとニブいアホが今から投資を始める。…そんな御人はセンスがないから、何をやってもアカん。
センスのない奴、アホな奴は自己理解、状況認識がないから、結構、堂々としている。
これからの富貴蘭はヤバい。バカどもが跋扈する世界になるだろう。…少し熱を冷まして考え直すべきだ。
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Unknown (m.)
2020-03-17 19:37:21
富貴蘭どころではない。中国産のシンビジュームがエラいことになっている。
ウチョウランやエビネは実生交配で、なんでもありになって終わった。希少性が損なわれたのだ。しかし、中国産のシンビジュームはブッ飛んでいて、面白い。奇妙キテレツ、多種多彩。
なにより、バカ安い。しっかりとメリクロンが効いている。どんな花もすぐ量産。…それが良い方向に行くから、大陸はすげぇ!
所詮、シンビジュームは量産できるんだよな。高い金額で買うのはバカらしくなる。やはり、巨大な趣味人口には敵わない。
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Unknown (m.)
2020-03-14 17:56:20
富貴蘭の価格崩壊…実のところ、どれくらい進んでいるのか…、1番ひどいのは古典品種の青物だ。誰も欲しがらないうえに実生が利いてしまう。次には古典品種の雄、富貴殿、満月らへん。10年前は4〜5万していたが、今は1万を切る。
次に来るのは建国系だ。一世を風靡したが、そろそろ崩壊する。玉石入り混じった状態で放出されることになる。そのつぎが、黒牡丹系。…最後は羆である。しばらくは誰にも見向きもされないが、何十年かしたら、また、ブームが来る。
とにかく、ここしばらくは安値が続くだろう。
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Unknown (m.)
2020-03-14 17:39:27
前にただのクレーマーと書かれたが、どうだろうか?ただのクレーマーが予想したことがドンドン的中している。何度も繰り返すが、富貴蘭および誠香園に未来はない。残念ながらこれは事実だ。誰が何と言おうと変わらない。クレーマーでもなんでもない。実力のないものは消えるというだけの話。
次は園芸雑誌の廃刊、店舗の閉鎖…これだ。まず、月刊の園芸雑誌だが、内容が実に下らない。同月のものを数年分比べるとほとんど内容が変わらない。発行部数はジリ貧状態のはずだ。
まずは隔月になり、次に季刊になり、最後はなくなる。
たまに、良い記事はある。ここ1年手にとることもない。しかし、もし、中国のシンビジュームを特集してくれたら、買う。墨ラン、四季ラン、春ラン、春寒蘭。天然種、交配種、メリクロン生産、培養土の有機質含有量、などなど、興味は尽きない。しかし、そのレベルまで取材する資金体力はあるまい。所詮は東洋ラン仕入れ業者の現地ルポ止まりである。業者に都合の悪い内容は伝わらない。戦時中の大本営発表みたいな感じになる。個人のツィッターや、ブログの方が内容が良い。
そういえば、誠香園のレジ脇に雑誌が積んであったな。義理を通してるんだろうが、何冊売れてることやら。小せがれには先見性がない。せっかく若いんだから、ブログくらいやれよ。ま、余計なこと書いてボコられるのがセキノヤマか…。
雑誌に誠香園、どちらもなぜ続いているか分からない。不思議な資金源があるようだが、そのうち絶える。これは事実だ。
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Unknown (m.)
2020-03-09 19:00:08
2020.3.9
少しずつ、予想が的中している。富貴蘭界の人口は着実に減少し、苗の過剰供給状態となった。古典品種に価値がなくなり、棚の価値が急低下している。棚を放棄し、引退する趣味家も多い。すると行き場をなくした苗が、過剰供給に拍車をかける。
富貴蘭は終わった。
では、本来、未来の伝統園芸を支えたであろう、若きスーパーマニアたちはどこへ向かったか。snsを見る限り、多種多様である。多肉、食虫、熱帯性下草などなど。それぞれの世界観を構築している。そしてお互いにつながり、切磋琢磨している。もはや富貴蘭など見向きもしない。…それで良い。富貴蘭の独特の敷居の高さが仇となり、若いチカラをとり込むことに失敗した。富貴蘭に未来はない。
予想外なことが一つ。中国の台頭である。はじめは中国から輸入した杭州寒蘭の根を見て、驚いた。全然作りが違う。春蘭、墨蘭、秋ラン…どれをとっても、レベルが違う。さらには、その品種の多様さである。天然変異個体もさることながら、明らかに改良交配が成功している。そして組織培養で格安に流通している。昔は、かなり中国に差をつけていたのに、アッという間に追い越された。
科学技術や、若いチカラを取り入れられずに、富貴蘭は滅んでゆく。
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Unknown (m.)
2020-03-01 13:54:24
やはり、変だ。観葉、洋ランに全盛の勢いがあるなかで、なぜ富貴蘭が消滅しつつあるのか?観葉、洋ラン、どちらにも近いのだから、バカ受けのはずである。
やはり、指導者達の責任は重い。優秀なスーパーマニア達が、優秀だけに嗅覚が優れていて、足を洗ってしまった。あるいは高齢化で引退した。
すると、カスのようなバカどもが幅を利かせるようになった…衰退はさらに加速し、富貴蘭の平均価格はガタ落ちだ。なんとかして、バカどもの鼻を明かしてやりたいものだ。誠香園などそもそも取るに足りない。自然に消えていくだろう。問題はバカどもだ。
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Unknown (m.)
2020-02-29 20:17:19
さらに明確な誠香園の末路を予想。
2パターン。
その1、現在の奥の間がなくなり、入り口だけになる。露店商のような感じ。小せがれはその状況に耐えられず、撤退。のち没落。数名のパトロン的な顧客も高齢化が進み、小せがれを支援できなくなる。
その2、即刻退去。とにかく客数が少なすぎて、西武が別のテナントを考える。たとえば、四国やら、やまくさやら。自分が担当なら、即時実行である。あんな店はいらない。西武の経営を意識するなら、やはり、みんなが楽しめる店が良い。シルバー世代をターゲットにするとしても、人寄せ効果が高い方が良い。
増田園芸、小川ガーデン、ランジャ、えのき佳風園、阿波園芸、東海園、実生園、…どの店も素晴らしい接客。
最低なのは、江南の紫苑、池袋の誠香園、ドームのseed園芸
だ。とにかく、ひどい。態度も悪いが、扱う木もあやしい。真贋もさることながら、木の状態がヤバイ。
seedは、昨年のドームでの応待である。素人同然の若造が、建国殿は300だという。じゃあ、売るよ、と答えたらシドロモドロ。小せがれと変わらない。
海外展開なぞ考える暇があったら、世界ラン展のブースを充実させろっての。
いよいよ終わりを迎えつつある富貴蘭界。洋ランやら、観葉はこれから伸びてゆくだろう。そちらに吸収されていく。
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Unknown (m.)
2020-02-28 00:31:50
技術もない、接客もできない、革新もない、…まったくどうしようもない。あれで仕事が務まるなら、世の中苦労せん。
我々が日々ストレスとともに働くあいだ、小せがれはただただ
、座ってる。羆や湖東錦は調子を崩す。
我々が汗水流して働いた資金を片手に店に行けば、小せがれは「いらっしゃいませ」の一言もなく、蘭の値段を尋ねれば、逆にいくらだと思うか?と訊き返してくる。
私をクレーマーという輩がいるが、どうだろうか?
富貴蘭程度の希少性は大したことないのに、何をつけあがっているのか。
世界には凄まじい希少植物がある。それはある程度のマニアになれば、それぞれに分かる。私の場合、中国大陸に一種、オーストラリア大陸に二種、キナバルに一種、発見している。それらの希少植物からすれば、富貴蘭なぞ、所詮は普及種。
そういうことが小せがれには理解できない。悪いが、園芸のなかでは富貴蘭は初級だ。なんら、特殊な設備を必要としない。東北で上手に作りこなすマニアもいる。それくらい簡単なのだ。たとえば、東京都心で、ウツボカズラのヴィローサを作りこなせるだろうか?よほどの設備がないと、無理である。小せがれにはササユリ一つ、満足に作れまいて…
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Unknown (m.)
2020-02-25 21:16:51
ただのクレーマーと思われないために、誠香園の最期を予想しておこう。
ある日、西武から知らせがくる。設備を拡充したいので奥の間を開け払ってほしい、と。ただ、テナント料は今まで通りでお願いします、と。
気ぐらいのたかい小せがれは、これに耐えきれず、すんなり立ち退く。…そこからが地獄だ。ネット通販も、したたかさもない小せがれは、現実に耐えきれず、アルバイトなどを始めるが、人に頭を下げることをしらないので、長続きしない。若いとはいえ、つぶしが効かず、ジリ貧の毎日だ。なんとか、古い顧客の住み込みの棚係として仕える。その間に古典園芸はずいぶん衰退する。ただ、栽培技術を要するような難物だけが流行る。たとえば、カトレアのダーウィアナのように、メリクロンが効くが、選ばれし者のみが育てられるような植物だ。これから、古典園芸は超絶氷河期に入る。意外にもプロたちが肌で実感しているだろう。
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Unknown (m.)
2020-02-24 22:13:08
誠香園の小せがれのすごいところは、デパートの屋上に店を構えながらも、接客をしないことだ。質問しても、ナメた態度をとるし、答えも要領を得ていない。富貴蘭に関しては素人に毛が生えた程度。
本羆や湖東錦がドンドン調子を崩している。プロでも難しい貴重な木を素人が、枯らすとは…。しかし、このコメント欄のはじめにも、擁護者らしき人物の発言がある。本人かな?とも思ったが、どうやら支持者がいるらしい。だったら、もうちょっと教育してやれよ、と思うが、バカにつける薬はない。
不思議なのは、あの状態で店が続いていることだ。来年には池袋西武の屋上から撤退しているだろう。と、去年も考えたが、なかなかにしぶとい。やまくさに、店を譲れば良いのに…。
返信する
Unknown (m.)
2020-02-17 21:16:45
世界ランで善戦していたブースはどこか。やまくさである。他のブースの半分くらいのスペースに倍以上の苗を整然と陳列し、オリジナル品種もたくさん。植物のバリエーションも豊富。店主は雑誌にもよく出てくるが、とても気さく。お互い、植物の良さが分かるもの同士、楽しいひとときを過ごせた。あとは、欧州勢である。彼らの瞳のなかにも、植物に対する飽くなき情熱を感じた。杭州寒蘭につながるキューベイのアルバを実生していたり、やたらと無葉蘭を作ってみたり、なにより、未知のバニラを2種類も紹介してくれた。
誠香園の小せがれも、こういう情熱や、接客を学ぶべきだ。
屋上の店は誰かに任せて、ドームにブースでも出したらどうか?一般の客から、どう見られるか。マニアたちからどのような評価を受けるか。
今のままではダメなことを痛感できるだろう。1度、社会に出て働いてみたらどうか?我々が富貴蘭に払ったお金は、どういう苦労の対価なのか、分かるはずだ。そしたら、自然と心のこもった「いらっしゃいませ」が言えるようになる。がんばれ!小せがれ。ただ、現実は甘くはないぞ。
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Unknown (m.)
2020-02-16 13:37:55
2020.池袋誠香園を訪ねた。パッと見、店がなくなったように見えた…。「オッシャ〜!」という喜びと同時に寂しさも感じた。自分もまだまだ…。
実際には店は存在する。両側の多肉屋と観賞魚屋がそこそこ賑わっているので存在感がないのだ。しかも、店の前はデパートの物置にされている。
入店すると、小せがれが鎮座してテナント料の督促状か何かを読んでいる。やはり、こいつは筋金入りの馬鹿だ。
繁盛している店が多いこの屋上スペースでは、この店ね静けさは異様だ。客がいないのにどうして成り立つのか…。それはパトロンの存在だ。何十万という高額商品を購入することで、この店を支えている。そんな客が数人おれば良い。だから、我々のような客には用はない。だから、いらっしゃいませの一言もない。
自分はこういう世界は嫌いだ。この誠香園に代表される古い園芸風土には消えてもらう。そして、新しい世代にバトンをつなぐ。
こいつらは、パンジーでは商売できない。蘭の希少性に寄生するパラサイトだ。蘭から希少性をとっぱらってやれば、チカラを失うだろう。
しかし、誠香園は長くはあるまい。もう店内もスカスカ。羆も湖東錦も葉を落としていた。
返信する
Unknown (m.)
2020-01-12 20:29:38
さんざん誠香園を批判してきた。
では、もし自分があの店を経営するなら、どうするか…
これは難しい。

まず、富貴蘭、東洋蘭はすべて、取っ払う。今どき、希少種を購入するなら、オークションだからだ。

そう考えると、店を出す意味がなくなる。銀座松坂屋の水草屋はインテリアの方向で攻めていたが、結局、立ち退いた。

デパート側からすれば、キチンと集客してくれなくては困るのだ。屋上に向かう客が途中階で消費行動をしてほしい。

だとすれば、やはり、流行ものに乗るべきなのだ。
まずは、苔リウムである。お洒落なガラス容器の中でコケ、シダ、キノコを育てる。あくまでインテリアとして。

次に、ビカクシダ、豆盆栽、チランジア、イワヒバである。インテリア性も高く、土も少なくて済む。

ある程度時間が経ったら、叢と提携して、インテリアに特化した多肉をプロデュースする。お隣さんとタッグを組むのもあり。

最終的には叢とは手を切り、盆鉢で多肉を育てるという独自路線を開く。また、若い世代の居住空間に合う、掛け軸や、お香、などをさまざまな価格帯で展開する。

どんな、フェイズにおいても通底するのは、お洒落であることと、自然を感じさせること。それが、都心部で求められる園芸の姿だ。

あの誠香園の小せがれはどんなビジョンを展開するだろうか?

ブルータスと組んでも良いし、西畠清順と組んでも良い。時代のチカラを使わなきゃ。

今のままだと、誠香園は消える。デパート側からしたら、早く立ち退いて欲しいはずだ。かわりに、より集客力のあるテナントを入れたい。デパートは、催事にせよ、販売にせよ、命をかけて精選している。屋上も新しく整備した。にもかかわらず、旧態依然とした誠香園が居座っているのだ。うどん屋も、鶴仙も繁盛している。嫌がらせでもなんでもして、追い出したい。小せがれにはその辺の心理が分からない。ものを売り続けるというのは難しいことなのだ。ボンボンには無理。よほどの器量がないと。

地方でこじんまりと温室を構えて、インターネット取引きでもしながら、ジリ貧破産を待つべし。

それとも、伝統園芸が若い世代のなかで返り咲くか?
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Unknown (m.)
2020-01-08 21:34:57
私は建国殿には、うるさい。葉の先で斑が切れているようなやつは、認めない。
世界ラン展で、ある富貴蘭専門店が建国殿を出していたが、あれは建国の縞だ。
建国殿は、必ず建国殿を産む。そういう木だけが建国殿である。
店員に、そういう建国殿はないのか?と聞いたら、300万〜400万くらいするという。…ありえない。
嬉しくなって、じゃあ、売ってやるよ、と言ったら、…黙った。
…これが富貴蘭界である。
今、富貴蘭の価格は急下降しており、どんなに高くとも150万くらいだろう。1本300とか、400とか、そんなハッタリは通用しない。建国殿も40〜50くらいだろう。建国殿を200〜300で仕入れたら、大損害。
これから、騙される人も出てくるだろうが、それも趣味の醍醐味なのだ。
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Unknown (m.)
2020-01-03 20:08:26
富貴殿が売れなくなったら、富貴蘭界は終わりだ。
そんなに増える品種じゃない。しかし、安定した芸で、偽物が存在しない。よくよく考えたら、すごい品種なのだ。ギボウシで言うなら、寒河江。
この富貴殿に値がつかないということは、もはや新規の入門者がいないし、これからも趣味人口が先細りするという悲観的観測が市場に蔓延していることを意味する。
富貴殿で1万円を下回ると、プロは成り立たなくなる。廃業が増えてくるはずだ。
古典品種で稼げないとなると、比較的新しい品種で稼がざるを得ない。
ベテランがこれ見よがしにブログで紹介し、そこに出入りする業者がさばく。なんとも安直なパターン。
最近は、金牡丹系が元気だが、その元気もいつまで続くやら。
建国はすでに廃れつつある。理由は、あまりにも青が多いからだ。金牡丹ならば、青にも価値があり、黒牡丹と称されるが、建国は普通に青い。しかも、青のままである。
多くの趣味家が系統木に騙された。
限られた趣味人口のなかで、無理に需要をあおり、荒稼ぎする場面が増えてくるだろう。熱心な入札者が2人おれば、どこまでも値上がりするのがオークションだ。3回目のオークションがあったならば、3人目の入札者は驚くほど安価に落札できる。
今の富貴蘭界は陽だまりの樹に似ている。恵まれた樹冠部は旺盛に茂っているが、根元は腐っていて存在しない。
もう、先のない趣味なのだ。近年でいうなら、日本春蘭の赤花ブームだ。今さら、光琳やら、福の光、女雛には誰も投資しない。昔からは想像もつかないが、今では5千円未満の話である。
どんなに素晴らしい蘭でも、趣味家が減り、需要がなくなれば、価値はないのだ。じりじりと根元から枯れてゆく富貴蘭界。
小さな身内のバブルで喜んでいる場合ではない。
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Unknown (m.)
2019-12-30 14:57:42
実のところ、富貴蘭および誠香園なぞどうでも良い。
真に語るべきは園芸全般の変容である。
今年の夏にサンリョー園芸センターが閉店し、名古屋から大型園芸店が姿を消した。
勢いがある状態での終焉となった。良い終わり方である。
我々マニアは、すでに園芸店を必要としなくなっていたのだ。それぞれが、独自に種苗を輸入、または生産し、インターネットオークションで販売できる。
流通革命が、園芸にも影響している。もはや、園芸店などの仲介業者は必要ないのだ。必要なのはマニアックな知識と行動力をもった個人である。
こう考えたとき、浮かぶのは東海園氏である。あるいは観賞魚では旧feed on氏、観葉植物なら花宇氏。
こうしたブローカーたちが繁栄する時代になるのだ。
園芸店に漂うあの懐かしい香り、今の季節ならプリムラの香りだろうか。あの幸福な感覚は今となっては贅沢である。
もし、実店舗に勝機があるならば、香りと味である。インターネットでは伝わらないこれらの感覚を押し出せば、インターネットオークションに対抗できるだろう。
たとえば世界ラン展ではフレグランス部門の拡充が存続の鍵となる。
香りの質にこだわった品種改良である。富貴蘭ならば、見た目はまったく普通のフーランながら、昼も香る、とか。あるいは四季咲き性である、とか。
そこに葉芸交配をすれば、富貴蘭界は広がりを見せるだろう。
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Unknown (m.)
2019-12-30 12:47:01
インターネットオークションといえば、富貴蘭では堂々と偽物が横行していて、面白い。
あれだけ分かりやすいと、むしろ親切だと感じてしまうから恐ろしい。
ワザと偽物を買うことはあっても、まず誰も本気で引っかからないだろう。
しかし、もし、仮に目の前に、偽物の亀金と、本物の亀金を並べられて、100%判別がつくだろうか。無理だと思う。程度の問題もあるだろうが、私自身、亀金を見たことがないから、わからないのだ。強いて言うなら、新葉の元の部分が見えれば、なんとなく分かるが、新葉のない時期だとマズい。
多くの趣味家が同じような感じである。あの、偽物出品はそこを皮肉っているのである。
所詮、同じだろ?と。お前ら、分からんだろ?と。分からんものに価値を付けることは無意味だ、と。
その点に関しては、富貴蘭界に否がある。分かりにくいことを利用して、いろいろと価格操作しているからだ。
最たるものが、韓国富貴蘭だ。韓国の富貴蘭生産には間違いなく日本人が関わっており、未発表の品種が温存されている。一度、その一端を垣間見たことがあるが、衝撃的だった。年数をかけて、幾らかの品種が公表されてきたが、まだまだである。
ただ、彼らにもかなりの誤算があって、まさか、こんなに早くバブルが萎むとは思わなかったのである。いくつかの超絶品種は消えてしまうだろう。
話はそれたが、富貴蘭は終わる。とにかく、腐ってる。苗を売っぱらって棚を解体するのも良いが、いかに品種を保存するかも、大事だ。
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Unknown (m.)
2019-12-30 01:23:25
それにしても、すごい。
ブログで手持ちの苗を紹介し、インターネットオークションにかける。
これをやる人間が多い。商人と趣味家の境がなくなった。昔からよくあることだが、出してる物に品位が出る。
とにかく、金が欲しい、とか、いらん苗を始末したい、とかは下の下だ。富貴蘭は滅亡期にあり、棚の崩壊が感じられる。
素晴らしい出品もある。たとえば、夜中の3時にウツボカズラの出品をチェックしていたら、かなりヤバい苗に出くわした。定額出品で、ちょっと信じられない品種だった。多分、業者から買うと18万くらいの品種が、格安で。びっくりしている間に落札されて消えた。食虫業界に対する価格破壊のチャレンジである。
私は彼を心底応援しているが、すると、別の人間のオークションに参加できなくなった。不思議な現象である。
富貴蘭では一部の連中と対立関係にあるので、連中からブラックリストに入れられるのは分かるが、食虫の件は納得できない。そんなこんなで食虫にも興味がなくなった。結局、自分がパイオニアじゃなきゃダメなタイプなのだ。
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Unknown (m.)
2019-12-27 19:52:05
かれこれ、15年ほど前だろうか、小さな白牡丹が大量生産されたことがあった。しかも、どの苗も上芸である。実生は成功したかに見えた。しかし、10年経つと、実生苗が皆、くらみ始めた。
白牡丹の曙芸が、幼木にしか現れないということが分かった。先人たちは、白牡丹の芸を継承するために木の若返りをはかり、なんらかの施術をしていた。
一つには、台切りや、葉むしりなどもあっただろう。白牡丹の芸が出るも出ないも運次第だったのだ。しかし、近年、成木でもくらまない白牡丹が選別された。歓喜天や、故宮と同芸の白牡丹だ。この白牡丹にいたっては、斑が木全体に行き渡っているため、確実に白牡丹を産む。しかもすべて紺中斑である。同じ白牡丹でも別物である。白牡丹に博打の要素など一切あり得ない。
台切りをして真っ白な白牡丹もあるが、それは古い白牡丹の現象。それをスーパー白牡丹とかいっているバカがいるが、全く分かっていない。恥をかくことになる。あと、4年もすれば青い葉を出すだろう。そして、若返りと称して葉をむしることになる。また、白い子が出て、スーパー白牡丹だとはしゃぐだろう。この一連のサイクルも、軽く、7、8年はかかる。バカも時間がかかるのだ。あと、博打的要素の白牡丹は危ない。本当に系統がよいなら、必ず確保すべき木なのだ。そこそこの値段で流通する、ということは、状態の良いうちに早いとこ売っぱらって、稼ぎたいということ。斑に青い松を散らすような木は危険。ま、わからんやつはわからんだろう。白牡丹にせよ、建国殿にせよ、きちんとしたものがある。きちんとしたものがないのは湖東錦。
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Unknown (m.)
2019-12-15 01:01:54
ヤフオクで、ラン科植物の同定依頼出品があったが、すぐさま、野生のオモトであることを見抜いてしまった…やはり、俺はすごい。自分でも怖いくらいだ。
富貴蘭はいずれ、終わる。間違いない。驚くほど、思ったとおりだ。
多肉の勢いが止まらん。全部もっていかれた。富貴蘭はおわりだ。分かったか?
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Unknown (m.)
2019-12-08 14:13:39
語尾の草ってどういう意味なんかな。
まあ、軟弱過ぎて議論にもなりませんな…。最初から、コメントとかしなけりゃいいのに。
誠香園を擁護するのは、構わんが、私とは相容れない。
恩も忘れないが、仇も忘れないタチでね…。雑に扱われたことは忘れない。誠香園と江南の紫苑。富貴蘭からは卒業したが、未だに鮮明に覚えている。
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Unknown (m.)
2019-12-08 11:59:40
沈黙で草
ひょっとして小せがれ本人か?
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Unknown (m.)
2019-12-08 00:51:18
富貴蘭にかぎらず、希少な植物はインターネットを駆使して手に入れる時代になりました。実店舗に高いテナント料を払うことはリスキーですね。
それでもなお、実店舗を置くのは対面販売にこだわっているからです。しかし、その対面販売がおろそかになっているようでは先が思いやられます。
たとえば、増田園芸ではホームランアイスをご馳走になり、かつ、富貴蘭のポケット辞典をいただきました。また、実店舗を幸園では、本羆やら、建国殿の話を1時間近く、話していただきました。豊橋の蘭奢では送迎していただき、東海園さまには食事をご馳走になりました。
はるか遠方から来た客を大切にして下さるのです。…どうでしょう?池袋誠香園は?客がいますか?商品の品数は増えてますか?
移転前と比べてみてください。…なぜ、衰退したのでしょう?隣の鶴仙園にはひとだかりができていますよ?
私はクレーマーでしょうか?私の意見が的を得ているとは思いませんか?時間がすべて、証明してくれます。
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Unknown (m.)
2019-12-07 15:29:57
まぁ、見ていてください。
時間が証明してくれます。
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Unknown (Unknown)
2019-12-07 08:46:33
ただのクレーマーで草
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