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ぽちぽち行こう

ぽちぽちいこうからお引越し
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今はほとんど水彩画のお絵かき教室報告になってます

今日はおでかけ

2006-09-20 23:07:07 | 美術について
皆さんこんばんは。

今日は一人で外出(ちとさびしいけど)。
今日は生け花の展覧会を見ようと思って
電車に乗ったら、
電車の広告で美術展の広告がぶら下がっていて、
大好きなベラスケスの展示もあるみたいだったので、
よーし、ついでに寄ってみよう、と
一人の身軽さで
両方見に行くことにしました。

タイトルは
「ヨーロッパ肖像画とまなざし
16-20世紀の顔」
タイトルどおり
ルネッサンスの後期から20世紀までの肖像画の描かれ方の変遷を追うというものでした。
最初は様式に乗って描かれていたのが
次第に描かれた人物の個性が垣間見えるようになり、
演出も見えるようになりました。
そして、写真の出現とともに
人物に肉薄するというより
画家の個性や芸術性が作品に投影されるようになった、というものでした。

お目当てで行ったベラスケスは思ったほどではないけれど
シャンパーニュという人の作品で
目力があっていいなぁと思う作品がありました。
帰る前に前にもう一度舞い戻って見てきました。

また、セザンヌやゴッホがあったけど
二人なんて性格の違いがまざまざ。
 セザンヌはモデルが固まりみたいで色彩とか造形の面白さはあっても
 モデルに対する愛情も(奥さんだった)感じられないのに、

 ゴッホは色が踊っていて、相手に対する思い入れが感じられて
 モデルの郵便配達夫が
 将軍様のようだった。

また、ミュシャやロートレックのポスターもあった。
 ロートレックの帽子とマフラーを付けた俳優のポスターは
 簡潔なのに存在感があって、すごいなーと思いました。

顔や指の陰影、服のしわ、宝石など光り物の表現は
 レベルが違えど絵を描くものとしては参考になるし、

絵のタッチや題材の拾い方、見せ方に個性が出るのは
 こちらもマジェさんに集うお絵描きの人たちと同じだなーと思って帰って来ました。


生け花もよかったですよ。
家元の作品など流木としだれ柳を組み合わせたようなもので
生け花じゃなくてオブジェでしょ、といいたくなるもの。
荒涼とした雰囲気が冬の海を思わせるようで見ごたえがありました。

もちろん、水際を生かした、素朴な草花を使った生け花もよかったです。

絵や花を見て受けたものが少しは自分ののこやしになったかも、です。

拍手お返事
>小桃さん
こちらこそ絵を拾ってもらって有難うございます。
いただいてもらえるとうれしい…。
皆さんにおもてなしを、と思いつつ、
結構自分にウレシイものを描いちゃったかも!!(爆) です。
こっちこそ、バトンまわしてもらって有難うございます。
日記、楽しみにしてますね。


他に拍手してくださった方、有難うございました。

それではおやすみなさい。
いっぱい書いたので、今日はバトンはお休みします~。