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ぽちぽち行こう

ぽちぽちいこうからお引越し
昔はテイルズなどゲームのファンサイト
今はほとんど水彩画のお絵かき教室報告になってます

ありがとナナリー

2011-06-20 21:13:00 | ノンジャンル
こんばんは。
もうだいぶ日が経ちましたが、テイルズオブディスティニー2のナナリーを演じた
川上とも子さんが亡くなられました。


ありがとう ナナリー

マイソロ3ではもうかかずゆみさんが出演されていたのですが、
でもかかずさんの演技が達者なのか私の耳が忘れっぽいのか、ぜんぜん気がつかなくて
訃報を聞いて本当にびっくりしました。

残念なことに私は彼女の演技をナナリーでしか知りません。
ケロロの冬樹も2008年以降、桑島さんに代わってからしか見てなかったし。
それ故に、ゲーム中のナナリーの生き様と考え合わせてしんみりとするものを感じます。


それにしても彼女が降板してのち後を引き継いだ声優さんの数や多彩さを見て
彼女の残したお仕事と演技の幅の広さを感じます。
いろんな人に役を引き継いでから二年以上、
もう一度お仕事が出来るように療養なさっていたのでしょうか。
癌という病は、今では検診や抗癌治療の進歩で恢復することもまれではなくなりました。
それ故に、生きる意義と苦しみと死の恐怖を感じさせずにはおかない病だなあと思います。

こんな不甲斐ないテイルズファンですが、
川上さんのお仕事とナナリーの声を偲んで
お悔やみ申し上げ、ご冥福をお祈りしたいと思います。 合掌

では拍手お礼です。

6月19日の午後四時ごろひとぽちいただきました。
見ていただいてぽちっといただけるとほんと、元気でます!
有難うございました!


前回お絵描き教室の続き

2011-06-17 16:17:00 | 美術について
こんにちはー。
お絵描き教室に行って、前々回の日記の絵の続きを描いてきました。

途中の絵はスクロールして前の前の日記を見てくださいまし。



前回と追加して
インディゴと紫で布に色をつけ、
(手前が濃く、奥が薄くを多少気遣いました。
布がむらむらして海の波みたいだなあ。画力がないからではあるけれど毎回布のしわが違って、とまどってしまうのです。)
その他ビンの字やブドウを赤系で補足し、
モチーフの周囲の塗り残しを物が置いてあるように見えるよう意識して青系や青+黄の黒系の色で埋めました。

さあこれからどうしよう。
そうだ、この絵は(ブドウに使った)クリムゾンレーキが決め手になってるんだ、
と思い直して、
背景のもやもや(?)やカップや茶漉しなどモチーフの陰に薄い赤系を重ねて
絵全体をまとめることにしました。

布の右奥の布の塗りが中途はんぱでお風呂の湯気みたいだけど
教室の時間内で仕上げる、ということでお仕舞いにしました。


今回先生から特に批評は無かったです。
質問したこととしては
せ「バックがずっと奥まで同じ色の場合どこら辺でおしまいにしたらいいでしょうか。」
先「自分の感覚でよい。ただ奥の奥まで描きすぎないように。」
せ「水彩画の場合周囲を白く明けた方がいいんでしょうか。端まで塗った方がいいんでしょうか。」
先「どちらでも良い。どちらの作品も展覧会で見かける。」
でした。

今回、布やガラスの扱いにどの生徒さんも苦慮してらして、
私もまだまだの身ではあるのですが
前々回の日記にもあるように一応先生から認めてもらえてたので、
こんなこと書いたら傲慢に思われるかもしれないけれど
他の生徒さんからうらやましがられて(だけなら良いけれど)、
「いいねえ…私なんか」と落ち込まれて弱りました。

私の経験(パソ絵や美術展好き)や資質(線画やパースはだめだが質感を描くのはわりと得意)もあるのでしょうが、
自分自身がもっといい絵が描けたらいいのにと、今もやっかんだり凹んだりしているのに
こんな私にと、なんかすごい面映い気がしました。
スランプやリスペクトや落ち込みは誰もが共有するもの。
自分にも言って聞かせて、共に精進したいものだと思います。

では拍手お礼です。
6月15日の午後9時ごろと今日の午後1時頃ひとぽちずついただきました。
見たよ!の合図みたいでうれしいです。
どうも有り難うございました!






青エク見てます。

2011-06-14 17:25:00 | 漫画、アニメ
こんにちは。
六月に入って体調も精神的にも安定しているのですが、
のんびりしすぎちゃって日記とお絵描きがおろそかになってました。

日記に画像が無いのはさみしいし
簡単な感想やパロなどちゃちゃちゃとsaiで描きたいのですが、パソコン不調でそうもいかず
かといってアナログで落描きするために絵の具ひろげるのめんどくさい~

とは言え描かないとますますますます画力が落ちていくので、
今バリバリはまっている青エクをラント兄弟で描いてみました。
ペンタブマヒマヒでまどろっこしいけれど楽しかった。
線画はこれ以上まっとうに描くの無理~ (><)
鉄砲超難しい~

赤エク もしくはB☆S

兄弟で出てきて立ち位置で似てる部分もあるので、ついグレイセスと重ねてしまいます。
アニメは声優さんの声も良く合ってていいですね。テイルズの声優さんもいっぱい。
神谷さんの声は神だ~

青エクはアニメ化して評判になって
本屋さんにずらり平積みになってから買ったのですが
いいですね~

買うなら一巻でやめちゃもったいない♪

先が気になってばばばばーっと読み進んでも面白いし、
何度も読み返しても構成や伏線がしっかりしてて面白い。
キャラも立体感が合ってなおかつかわいくて好みです。
ムダに人にすすめて回ってます~

では拍手お礼です。
前回の日記にひとぽちいただきました。
6月3日にふたぽち、6月8日と10日にひとぽちずついただきました!
絵にいっぱい励ましをいただけたのでしょうか。
ここんとこあまり描いてなくて申し訳ないけれど、
またそのうちお絵描き教室の報告をしたいと思います。
有難うございました~~!

静物を描く

2011-06-02 21:59:00 | 美術について
こんにちは。
マイソロ3が大詰めで、裏ダンクリア寸前で死んでばかりいるので
つい無駄に時間を使ってしまっています。

今日もお絵描き教室の報告をします。

前回の二段重ねティッシュは家族に「何か変」と言われ、結局自信を失くし先生に見せませんでした。
モチーフを変えてまた努力したいと思います。

モチーフ

実は下の絵を描いたのち、次のお稽古の日にもう一度並べなおしたもの。
いろんな方向から見て描くと
あとでみんなの納得いく位置に置き直すのってけっこう難しいんだと分かりました。

下絵

いつものことですが、形を取るのって難しい。特に私には><
物と物の距離も。

ざざっと塗ってみました。

影をメインに色のあるものに彩色しました。

ブドウは下地にイエローオーカー+オペラ+バーミリオンを塗って、
上からクリムゾンレーキをぼかしつつ置いてみたのだけれど、
これは自分でも狙った以上に上手くいきました。
色合いも日ごろの自分の使う色からすると、少しシックに落ち着いて
少し新しい色合いがつかめたかなとうれしくなりました。

まだ下塗りの気持ちだったのですが、
先生が
「下の布がまだだが、淡彩として仕上げるならこのまま出来上がりでもいい。
 このままでも瓶だとわかるし、カップも白いものだとわかる。」
と褒めてくれました。
やっぱり褒めてもらえると舞い上がっちゃいますね。

それとこれは生徒さんみんなにも言ったことなんですが
「ここから細かい作品に仕上げていくなら筆を変えタッチを変えないといけない。
 ひとつの作品を描く工程でいつも同じ描き方ではいけない。」
私は最初は調子よく気楽に塗ってて、あとで込み入った部分の処理にてこずって行き詰ることが多いので、
この作品は今の雰囲気を失くさないよう、上手く仕上げたいです。
次も教室で仕上げです。出来たらまた報告しますね。

では拍手お礼です。
前回の日記に拍手をさんぼちいただきました。
映画の感想が参考になったらうれしいです。有難うございました!
「手塚治虫のブッダ」は、全体に丁寧なつくりですが
バトルとかアクションにおいては殊に稀に見る労作だと思いますので、
気になった方は是非見に行って欲しいな!と思います。


「手塚治虫のブッダ」を見た。

2011-06-01 15:51:00 | 映画、小説やドラマなど
こんばんは。
今日は映画の報告をします。
日曜に予告どおり「 手塚治虫のブッダー赤い砂漠よ!美しくー」を見てきました。
製作はよくある「製作委員会」
実際は東映アニメーションで、
なんでも東映六十周年企画なんだそうです。
(が、映画の冒頭にあったのみでそんなことはあまり表にも出ずパンフにも書いてありませんでした。なんでだ。震災で遠慮しているのかなあ。)
東映アニメーションはいわずと知れた超メジャーな会社です。
監督は「聖闘士星矢」とか「ドラゴンボール」を手がけたベテランの方で、
作画監督は「エウレカセブン」や「神様家族」に関わった方(そう思えばなるほどと思えるような絵柄です 私は好き)だそうです。

手塚治虫の「ブッダ」というとお釈迦さまの生涯まんまと思われがちですが、そうでもない。
今日日の大河ドラマがそうであるように、
物語の流れをよくするよう、作者の伝えたい主人公像になるよう、主人公の生涯の意味づけをするよう
かなりの割合で登場人物が書き加えられていたり、仏伝の内容が前後したり変更されたりしています。(漫画の巻末にどこを変更したか註釈がつけられてました)
どんな部分が追加されたかと言うと、私が見る分では、シッダルタ(出家前のブッダ)が王位を捨てて出家しようと思うほどの「人間の苦しみの有り様」を描こうと
あるいは差別から逃れるために身分をたばかり、あるいは明日の糧のために盗みを働き人を殺し、あるいは自国の存亡や己の名誉のために戦争に自らを巻き込んでいく、そんなキャラクターたちが、
人を変え立場を変え、時を経て、何度も、何度も、描かれています。(もちろん仏伝中の人物も含まれます。)
それが読者にとってはその場で寄り添うべき「主要人物」として、しかも純粋であった筈がいつしか「野心」に翻弄されていく人物として描かれています。
手塚作品では少なくないのですが、今の時代「野心」を持つ主人公なんて珍しいですよね。
私なんか読んでいて辛いくらいなのですが、それが今回アニメ化されるに至ってどのようにまとめられているか気になっていました。

で、長くなりましたが、アニメではどうだったか。
ストーリーについてですが、シッダルタの誕生以前から出家まで、長い時間軸の中に大きく分けてふたつのストーリーがあったのですが、
大胆にも時間軸をふたつに折って、重ねて、二人の主要人物が共有する時間軸にまとめ上げてありました。
その分エピソードがが削除されたり登場人物に矛盾もありましたが(タッタは永遠のショタッ子?)
系統の似た話を繰り返すことなく、チャプラとシッダルタの生い立ちや生き様の対比にも成功して、すっきりとまとまったシナリオになったと思います。
あまり残酷なエピソードはカットしてあってほっとしました。
しかし、残されたストーリーにはかなり忠実であったと思います。

この映画の真骨頂は
手塚作品を語るにも拘らず、手塚キャラやテイストをそぎとって
独自の演出で、創りきったということにあると思います。
独自の演出…  なんか上手く言いにくいんだけど、プリキュアとか、ドラゴンボールとか、「東映アニメーション」の王道作品って水戸黄門みたいに東映アニメーションらしいテイストみたいなのがあると思うんですよね。ストーリーがメジャーで、バトルが得意で、キャラは現実的でもなくメルヘンでもなくニヒリズムも無く明るくてエンターティメントに徹して独自のアニメキャラとして存在いる感じ。うーんますますわからん。

ではここで個別に映画の感想を。
★人物 
ちょっと古の少女マンガぽくもあるけれど(岡野玲子さんのイメージイラストのせいかな)今に通じる絵柄でプロポーションも整ってました。キャラクターの多彩なアングルからの作画も均整がとれてて、うーん、さすが…!!という感じでした。手塚キャラの柔らかさは抜いてあったけれど、まるきりキャラ設定無視、では無かったと思います。原作では白目むいてたバンダカがハンサムでよかった。

★動物。
手塚治虫というと、愛らしく擬人化された動物が魅力ですし、残酷な物語の緩衝材になったり、彼らがブッダの超人性の演出に一役かう部分が原作にはあったのですが、
そこも潔く捨てて、動物は大変リアルに表現されてました。
いや、現実に近いような動物の動き、殊に戦闘シーンでの馬の作画と動きに感心しました。戦場なので馬のモブシーンだらけなのにしっかりと動いている~
どれだけの労作であろうかと感心しました。

★アクションとバトル。
さすがバトルの東映動画~ と言う感じですごかったです。
戦士の決闘シーンで剣と剣が打ち合って火花を散らすシーンではキャラクターの動きも良く、ひらめいた剣がこっちに向かって来るのでとは錯覚するほどのリアリティがありました。戦闘時の音響が良かった。
また、なんといっても圧巻は戦場のシーンで、先ほどの馬もそうですが、兵士もあれだけの大画面に大勢手書きですみずみまで描きこんであって、しかも動いていて
映画、さすが記念作品
と思わせるだけのど迫力がありました。ベン・ハーとか十戒みたい。物量の説得力。
戦いのあとの赤茶けて累々と広がる兵士の遺体はそれぞれが違う姿勢で倒れていて、これが実写なら見ていられない感じで、私個人的には、因果により戦争や死から抜け出ることの出来ない人間の苦しみがこのシーンから一番伝わった気がしました。
★静かな場面について
パンフだと、静かなシーンの人物の視線や動きに心をくだいたとありましたが、残念ながら私的には普通にスルーして見てしまいました。動作もですが、作中人物の言動に意外性を感じる感動ががなかったから。原恵一さんや高畑勲さんなどの演出と比較すると生身の人間の心からにじみ出てくるような動作の機微を感じることはできなかったです。だからといってこの作品にマイナスの印象を受けたわけではありません。
ただ、ラスト シッダルタが手を合わすシーンで、それでシッダルタの「仏性」を伝えようとするなら、数多くの遺体をすり抜けて知り合いの遺体だけに手を合わすのは不自然だし、その遺体から武器も抜かずに目を閉じるのは一般人の感覚からしても不自然だと思いました。
★声の出演
吉永早百合(ナレーション さすが違和感無く上手かった)とか吉岡秀隆(主人公 ひ弱なシッダルタに声が合ってた)能の家元の人(能の声の出し方かもしれんが、あまり上手いとは思えなかった)など一般?の俳優さんの他
水樹奈々さん大谷育江さん、玄田哲章さん折笠愛さんとか櫻井孝弘さんとか、テイルズでもおなじみの豪華声優陣が脇をがっちり固めてました。
水樹奈々さんがいつもと違う雰囲気ですごかったですー。
★まとめー
手塚治虫作の「ブッダ」とがっぷり四つになって、格闘して
誠意とお金と時間と手間をかけて、東映アニメーションのセンス(?)でもう一度作り上げたような作品でした。 見 ご た え あ り !

  仏 教 度 ★★☆☆☆
  手塚治虫度 ★★★☆☆
 「ブッダ」度 ★★★☆☆ 
スペクタクル度 ★★★★★
 アクション度 ★★★★★
  ていねい度 ★★★★★
 芸が細かい度 ★★★☆☆
いったい誰に
見て欲しいの度 ★★☆☆☆ 
  東映動画度 ★★★★★
  力 作 度 ★★★★★

いっしょに行った人に「どうだった?」と聞いたら
「私はギャグが好きだし、好きなタイプのアニメじゃない」と言いつつ
 5点満点中 4.5点 と言う評価でした。

映画館に来てた人は六十くらいの夫婦連れが10組位の入りでした。
私達がおっとびっくり最年少くらい(^^;
若い人が飛びつくとも思えんし、血が飛び出るから子どもにも見せにくい。
でも、これだけ丁寧に作ってある作品、もっと多くの人に見て欲しいな、と思いました。

ペンタブが正気を振り絞って描いた絵。

ながなが失礼しました。

では拍手お礼です。
前回と前々回の日記にひとぽちずついただいています。
また、5月29日と5月30日の拍手にひとぽちずついただきました。
どれもお絵描きへの応援ポチではないかな、と思います。
励みになります。 有難うございました!
次回はお絵描き教室の報告をしますね~♪