輝いていたい

3つの癌経験者。でも負けないぞ!

優しさ満点

2013年04月12日 23時53分37秒 | 愛する人
今日は主人の月命日です。
まだ3ヶ月しか経っていないのね。。。

まだまだ急に思い出しては涙が溢れてくることがしばしばあります。
電車でぼぉ~と外を眺めている時
お風呂でゆったり温まっている時
なぜか洗い物をしている時・・・

先日は、臨地実習を終えて帰りの電車で音楽を聴いていたら急に涙がこぼれて・・・
ひとりで涙をぬぐっていました。
もう急いで帰る必要はないんだ。。。
帰ってもお帰りと迎えてくれる人はいないんだ。。。

いつも・・・泣いている私に遺影の主人は微笑んでいます。

今日は職場の歓迎会でした。
病院のレストランでやるのが恒例となっている歓迎会。
エレベーターで最上階に昇っているとときに涙がこぼれてきて・・・
それは再三通った病棟へのエレベーターでした。

電車通勤は自分の体調不安もあるので大変だけど、しばらくは主人の思い出がいっぱいある病院での実習は無理だと思いました。
自分の通院で行くのも辛いものです。。。



今日は愛している人の優しさに少し触れたいと思います。


何を買うにしても
どこに行くにしても
「買えばいいじゃない」 
「行ってきたらいいじゃない」 と、自由をいっぱいくれた人。

外食に出ると私の好きなものは必ず残して食べなさいと言ってくれた人。
看護学生だった頃は(その頃に知り合いました)試験勉強している私にお夜食を届けてくれたこともありました。
看護師になり、夜勤に出るときは必ず店で夜食を準備してくれていました。

私が不明の発熱で約1ヶ月入院した時や、子宮の手術をした時は、自分のことはかまわず昼と夜に必ずお見舞いに来てくれた人。
子宮手術後はお腹が痛くて足が拭けずやってくれたこともありました。

甲状腺手術の時は一人での歩行が困難となり自宅でお留守番。
大腸の時は主人も胃がんがわかった頃で入院中。病院内別居。
私の支えになれないと嘆いていました。
一日に何度もメールで励ましてくれたものです。
「大丈夫  祈っているよ  心配いらないよ・・・」

在宅療養していた時にいろいろな話をしました。
そんな時お見舞いのことを話して優しいよねというと・・・
「そんなことしかできないから」と言っていました。
主人自身が苦しかったでしょうに、体調が悪いと言うと「休んでなさい 無理しないで 無理したら自分が辛くなるんだから・・・」などと言ってくれたりもしました。


私に対しては勿論ですが、他人に対しても常に優しい人でした。
人の悪口は嫌がり、争いごとは大嫌いな人でした。
でしゃばらず、物静かなひとでもありました。


優しさにはまだたくさんあります。

素敵な人。
今もだーい好き。
これからもずっと大好き。