goo blog サービス終了のお知らせ 

かるい散歩

アテもなく・形式もなく・テーマもなくつらつらと・・
はやしだみきのブログ

秋の夜長は読書

2006年09月15日 03時06分04秒 | 読み物
またサボった。
台風に葡萄に茄子に虫の声とすっかり季節は移りましたね。


■『時生』東野圭吾
初めて読んだ、東野圭吾。
おもろかった~
息子は未来の父親に会いにいき・・・
父はその昔、我が子に会っていた・・・
なーんて、少し切なくもなりあたたかくもあり。

■『じーさん武勇伝』竹内真
新着図書にポツリとあって手に取る。
いやーーおもろかった~。
痛快!ドタバタ!冒険!
じーさんがありえないほど(現実的にはないだろうが・・)活躍する。
あっちいった、死に損なったり・・・
軽々しいじーさんの潔さが楽しい本。

■『人質カノン』宮部みゆき
短編集。
さらりとした読み物。
ホントにさらりとしたつい出会ってしまった人達の、
さらりとした関係。
さらりと読み進めてしまうのが、すこーし物足りない。
「うっっ!」ってな、ハッとするような場面が少なかった。
そのうちもう一度読んでみようかなぁと思った。

■『ぼくのボールが君に届けば』伊集院静
伊集院さん野球好きなんですよね、たしか。
これも全体的にはサラリとしているんだけど、ふっと気持ちが楽になるような本。
前編が野球に何か関係している話。
後悔や忘れられぬ出来事や・・・・そんな物を心に持った人達のふれあいというか、
やさしい交わりというか、そんな感じで。
爽やかさがあった。

■『負け犬』志水辰夫
この方もお初。なんとなく手に取る。
とても長いこと作家をされている方だったことも後で知った。
大人が過去に持っている後悔や罪や、忘れたい出来事や、
そんなものに向き合ってしまうお話。
『ぼくのボールが君に届けば』と似ているようで似ていない。
こっちのほうがチクっとした余韻がある。

向き合うとふれあうことは違うんだよなぁ。
なーんて5冊でした。

BGM:ネットラジオ



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。