何があろうと、綾野剛!

俳優綾野剛さんの活躍をずっと見守っていきたい。

フランスKINOTAYO映画祭 コンペティション部門ノミネート!

2014-10-15 15:34:49 | 「そこのみにて光輝く」

 KINOTAYO映画祭 開催趣旨

2006年に設立されたKINOTAYO (キノタヨ)映画祭は、現在フランスにおける唯一の日本映画祭です。KINOTAYO 協会が開催する本映画祭は、日仏の数多くの公共・民間機関よりご支援・ご協力を賜っています。

コンペティション部門ラインナップ発表!

2014年度ソレイユ・ドールのノミネート作品が決定しました。数ヶ月に及ぶ作品選考委員会での白熱の討議を経て、100作品以上の候補作より選出された9作品です。

『共喰い』(BACKWATER) 青山真治監督
『捨てがたき人々』(Disregarded People) 榊英雄監督
『FORMA』(FORMA) 坂本あゆみ監督
『小さいおうち』(La Maison au toit rouge) 山田洋次監督
『Seventh Code セブンスコード』(Seventh Code) 黒沢清監督
『もらとりあむタマ子』(Tamako in Moratorium) 山下敦弘監督
『わたしたちに許された特別な時間の終わり』(The End of the Special Time We Were Allowed)
太田信吾監督
『祭の馬』(The Horses of Fukushima) 松林要樹監督
『そこのみにて光輝く』(The Light Shines Only There) 呉美保監督  

歴代受賞作品
第8回(2013年開催)

  • ソレイユ・ドール(金の太陽) 観客賞(グランプリ):『横道世之介』沖田修一監督
  • 批評家賞:『外事警察その男に騙されるな』堀切園健太郎監督
  • キャノン最優秀撮影賞:『苦役列車』山下敦弘監督

 詳細→公式サイト 

 


その光に希望がのぞく清冽な日本映画

2014-06-05 00:05:01 | 「そこのみにて光輝く」

脇を固める俳優陣はもちろんのこと、中心となる三人の俳優がすばらしい。

綾野剛演じる達夫は、人間というより弱りきった動物だ。

無表情が9割のその顔は支えきれないほどの内面の重さを想像させ、
驚く程地味だが艶やかな色気がある。

菅田将暉は、対象的におどけた軽みで映画に浮力をつけている。
一途さがあり、観ながら深く惹き込まれた。

池脇千鶴演じる千夏。身を売りながら、汚れながら、彼女は無垢な輝きを失わない。

姉弟(千夏と拓児)に達夫を加えた三人が、町の食堂でビールを飲むシーンには、
唯一明るい笑顔がこぼれたが、ものがたりは更に、もうひとつの転落を用意している。

踏まれても、踏まれても、底の底から頭をもたげて来る、雑草のような希望がのぞいている。
不思議だが、私は最後まで前方から差し込む、光のようなものを信じることができた。

清冽な美しさを持つ日本映画だ。漲る弓のような強度がある。

                    (「家庭画報5月号」より抜粋 文・小池昌代)


綾野剛「そこのみにて光輝く」番宣ラジオいろいろ

2014-05-24 11:32:25 | 「そこのみにて光輝く」

今頃ですが、自分の保存用としてアップ。

後で聴こうと思って、まだ聴いてなかったのもあったんだ~

綾野剛【ラジオ】エンタメExpress954 ゲスト:綾野剛
①「目に塩を入れる」役作り   

 

綾野剛の「光輝く場所

 

【ラジオ】木曜JUNK おぎやはぎのメガネびいき 綾野剛 20140410   

 

 

補足:宇多丸が綾野剛主演の映画「そこのみにて光輝く」を激賞


文句なしに傑作!

2014-05-11 15:46:15 | 「そこのみにて光輝く」

昨日の「TBS RADIO ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」 の週刊映画時評 ムービーウォッチ
メンは、絶賛公開中の『そこのみにて光輝く』でした。

辛口批評が多いという評判の宇多丸さんが、文句なしのべた誉め! これだけ誉める映画は滅多にないそうだ。
既に3回もご覧になったとかで、批評も実に細かくて表現が素晴らしかった。昨夜のラジオを聴いてたリスナー
さんで心動かされた人はたくさん居ると思う。元々私のような剛くんファンや菅田将暉くんファンやコアな映画好き
な人は別として、一般の人はさほど興味がない人も多い。「結構評判がいいみたいだけど、暗い映画は嫌いだ

とか、「綾野剛が出てるんでしょ」と、最初から敬遠している映画ファンも多い。でも、昨夜の放送があって
からの巷の反応はまた違ってた。「へぇ~!宇多丸さんがそんなに絶賛するならちょっと観てみるか」といった
ツイがあちこちから(笑)「賞を取り巻くって当たり前じゃないか」とも言って下さった。剛くんファンや将暉
くんファンが歓喜したのは言うまでもない。そこのみにての制作スタッフの人達も、昨夜の放送はきっとすごく
嬉しかったと思う。私も何度もブログに書いているが、この映画は本当にスタッフ・キャスト・函館の人達
みんなが一丸となって、作った映画。みんなが心から愛してる映画。賞を取るのが目的ではないけれど、みんな
の努力と熱意が報われる形で賞を取ったらこんなに嬉しいことはないと思う。

まだ観てない人に言いたいことは、とにかく騙されたと思って一度観て下さい。中には性に合わなくて受付ない
人も居るでしょう。でも、大半の人は何かを感じる筈です。暗くて重い気持ちにもなるけれど、きっと後に残る
余韻にジワジワと満足感が来ると思います。そして、何故かまた観たくなる。達夫や千夏や拓児に会いたくなる。
そんな映画です。宇多丸さんもおっしゃってましたが、高橋和也さんがまた素晴らしいです!!
元男斗呼組の高橋さんだったなんて、教えてもらうまで気が付きませんでした。それ位もう「役者」です。
そして、火野正平さんも出演シーンは少ないながら、いぶし銀のごとく光っています。存在感ありました。
もっと、もっと、たくさんの人に、ひとりでも多くの人に観てもらいたい作品。私もまた観に行きます!

昨夜のラジオを聴き逃した方はポッドキャスト(右下にアイコン)からどうぞ!
  
     

           ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル

 

 


真似しちゃった^^

2014-05-11 00:09:37 | 「そこのみにて光輝く」

Twitterで見たこの画像が好きで保存してたんだけれど、考えてみれば自分でも撮れることが判明(笑)

最初はあの火が絶妙と思い、「どうやってライターの火のようにしたんだろう?」って思ってた。
そしたらなんのことはない。あれは後から足したのではなく、朝日が反射した光がパンフ(プレス用)に
最初から映ってたものだった。でもやっぱり最初にこの構図を考えた人、さすがです!! 

勝手に真似させていただきました。ごめんなさい

Twitterの画像  

 

真似して撮った画像^^

    

        


今週のおすすめ映画 『そこのみにて光輝く』‏

2014-05-03 09:28:54 | 「そこのみにて光輝く」

OUTSIDE IN TOKYO に掲載された上原輝樹さんの『そこのみにて光輝く』の映画評です。

私は数ある映画評の中でも、上原さんのこの映画評が一番好きです!

”つい軽々しく、これぞ日本映画!と言い切ってしまいたくなる重々しい傑作である。”

ぜひ読んでみて下さい。→ 今週のおすすめ映画『そこのみにて光輝く』(上原輝樹)


追記:記事全文が好きなのだが、特に私が好きな箇所を記録用に転記。

ブラックホールのような漆黒の、マイナスの存在感を持つ綾野剛が素晴らしいのだが
それは共演の池脇千鶴と菅田将暉を光り輝かせる類いの、無私の素晴らしさだ


敢えて台詞では表現し得ないものを、映画ならではの表現で追求することに挑戦している。
綾野剛と池脇千鶴とのやりとりで、綾野剛が見せる、一呼吸言葉に詰まるリアクションなどは、
監督の演出だけでは到底成し得ないと思われる類いのものだ。


現実と地続きのようでいて、実はそうではない、あくまでフィクションであることの"リアリティ"が、
俳優陣に存分に演じさせる"自由"を与えているに違いない。


本作が現代の邦画に於いては数少ない"俳優の映画"として成立していることに、
日本映画の新たな時代への希望を仄かに感じさせる。

 

 


火付け役が語る苦難の道

2014-05-03 09:16:28 | 「そこのみにて光輝く」

上映中の『そこのみにて光輝く』が予想以上の大ヒットで嬉しいです!

観客動員数が云々ではなくて、剛くんが今まで以上に心も身体もすべてを捧げた(大袈裟!笑)
映画だから、ひとりでも多くの人に観てもらいたいというのが本音です。

剛くんだけではなく、この映画に関わった人達の熱意は本当にすごい!
映画化のおかげで、原作者佐藤泰志さんも今俄かに脚光を浴びている。
前作の『海炭市叙景』がきっかけで、ジワジワと注目されるようになったそうだが、正直
『海炭市叙景』が上映されてた時は私は全く知らなかった。知らなかった人の方が多いと思う。
そこのみは脚本も映像も監督もキャストもすべてが素晴らしくここまで話題になってるんだけど
はっきり言わせてもらって、それはやはり「飛ぶ鳥しか落とさない」(笑)今、最も注目されている
旬の俳優・綾野剛を主役にもって来たからこその効果は抜群だったと思う。
「綾野剛がR15に出てるの?」っていうだけでもインパクト大ですから~

話がそれてしまったが、『そこのみにて光輝く』の映画化や作家佐藤泰志ブームの火付け役は
函館シネマアイリス代表の菅原和博さんです。

ムビコレニュース

「映画化が相次ぎ脚光を浴びる作家・佐藤泰志、ブームの火付け役が語る苦難の道」

●菅原和博
1956年3月3日生まれ、北海道旭川市出身。喫茶店経営の傍ら、1983年に自主上映グループ
「アイリス・イン」を結成。1996年、市民の協力を得て「函館市民映画館 シネマアイリス」
を開業する。2010年、佐藤泰志原作による『海炭市叙景』を企画・製作し、製作実行委員会
も代表もつとめ、同作は国内外で高い評価を受け、劇場ヒットを記録した。(ムビゴレより)


「映画芸術447」

2014-04-29 22:02:57 | 「そこのみにて光輝く」

明日発売予定の「映画芸術447」を、一足早くにゲット!

21頁に渡る「そこのみにて光輝く」特集だったので、元々買う予定にはしてたけれど税込で1585円。
ちょっとお高い~ 

         

         

 

剛くんのインタビュー記事は4ページ。(池脇さん、将暉くんは各3ページ)
ほとんどが今までに語っていたことと同じで、特に目新しい発見はなかった。
でも、将暉くんのインタビューの中に度々「剛くんが」という言葉が出て来て嬉しかった。
将暉くんファンは既に何かで読んだ内容かもしれないけれど、私には新しい剛くんのエピソード!

「印象的だったのは、僕と剛くんと星野Pと3人でタクシーでロケ地を巡っていた時に、剛くんが急に
『運転手さん、空気を外からの空気を中に入れる風に変えました?』って聞いて。運転手さんは『変え
ましたよ』って。『ニオイが違う』と。なんてことに気づくんだこの人は!と思ったんですけど、確か
にそうなんですよ」。

(インタビュアー・拓児の自転車の乗り方もすごくいいですよね)
「自転車の乗り方に関しては剛くんですね。ここどうやって乗ろうかな?と思ってる時に剛くんと
こうやって後ろに座る奴いたよなって話をして」。

(この話は舞台挨拶でも聞いたし雑誌でも読んでいたが、ラストの達夫が拓児を殴るシーンについて)
「本来は台本にはなかったんです。剛くんが前もって『何かするかも』って言ってはいたんですが、
直前に、『将暉のここをこうやって殴るから』『そうすると脳も揺れないから』『ただ受け止めて
たらいいから』って言ってくれて。剛くんは不思議なモノを持っているような気がします」。

剛くんも将暉くんのことをべた誉めだし、将暉くんは剛くんを役者として尊敬してくれてるし
本当の兄弟みたいですごくいい感じ。また近い将来、将暉くんとぜひ共演して欲しい!

呉美穂監督、高田亮(脚本家)、福間健二(映画監督・文化研究者・詩人)、荒井晴彦(脚本家・編集長)の
対談はまだ読んでないのだが、その後に続く映画批評で最後の文章が印象に残った。

綾野剛の達夫は、小説の達夫よりも強くて、いい男だ。行動するよりも見られる存在になっているかもしれ
ない。小説の映画化としてうまく行ったという以上に、そして佐藤泰志の感じていた快楽と危険を裏切ってい
ないという以上に、とにかく、この作家があこがれたのはこういう男だったと納得させられるものがあった」。

剛くんも語っている。「僕は佐藤達夫という人は佐藤泰志さんが投影されていると思っています。演じる前も
演じた後も、佐藤達夫はやっぱり強い男らしい人だなと感じました。違いがあるとすれば、演じる前は愛を諦め
ていた印象でしたが、演じた後は愛する覚悟を持った人になっていた」と。。。


画面からあふれる”生”

2014-04-28 23:10:52 | 「そこのみにて光輝く」

あちこちの新聞で映画評が掲載されたけれど、こちらは毎日新聞愛知版。

剛くんがインタビューでいつも「”ナマ”の自分で勝負することが大事だと思った」と語っていたとおり、
観る側にもそれがしっかりと伝わっていたんですね。中島に殴られ達夫が鼻血を出すシーン。その鼻血が
ポタポタと落ちるのだが、あれが”ほんものの鼻血”だと聞いた時、剛くんの本気をこれ迄以上に感じた。

毎日新聞の「芸術食堂」というコラムで、大同大学准教授/フリーアナウンサーの小島一宏さんは、コラムの
タイトルを「画面からあふれる”生”」と書いて下さった。

「ラストシーンに激しく心揺さぶられながら、秀逸な題名だとつくづく感心した。

それぞれが手さぐりで新しい家族を作ろうとする物語でもあるし、つらく切ないラブストーリーでもある。
3人に関わる人々のさまざまな愛や性も切実だ。脚本も演出もカメラワークも実に見事だ。特に”匂い”と
”湿り気”が画面からあふれ出る。 

そして、主要キャストそれぞれが鮮烈な印象を残した。あまりの衝撃に見開かれた、綾野さんの潤んだ瞳。
我を忘れて怒りに震える菅田さんの狂気。絶望と深い悲しみの中で、かすかに微笑む池脇さんの神々しさ。
どの顔も忘れられない」。

 

       


「そこのみにて光輝く」…踏み出す願い、愛まばゆく

2014-04-28 22:18:01 | 「そこのみにて光輝く」

4月25日付読売オンラインの映画評を今夜やっと読んだ。

物語のあらすじはどれも同じなので(笑)、あらすじ以下のところを記録用に転記。

     ~:*・゜☆.~.:*・゜☆.~.:*・゜☆.~.:*・゜☆..:*・゜~☆..:*・゜☆..:* ~

いま地方都市で生きるということ、家族がいるということ。夏の函館の曇り空の下、見えない天井に
頭をぶつけながら生きているような登場人物たちの境遇は厳しく生々しい。だからせめて、愛を求め
人を恋う。呉監督は、物語の舞台の空気をしかとつかまえ、その中に登場人物を解き放つ。そして、
それを演じる役者たちは、鮮やかな化学反応を起こしてみせる。観客の目に映るのは、行く末はともかく、
信じられる、信じたくなる愛を見つけた者たちのささやかなまばゆい光だ。

どの役者の演技もいい。とりわけ綾野は、これまでにない男くささで役に説得力を与えている。
菅田の存在も大きい。「傷だらけの天使」で水谷豊が演じた亨をも思わせる好演は、主人公の魅力を
際立たせ、映画全体の空気を愛すべきものにしている。

物語、場所、役者。その全部が生きている出色の恋愛映画だ。2時間。テアトル新宿など。(恩田泰子)


そこのみにて光輝く

2014-04-27 14:29:04 | 「そこのみにて光輝く」

今日はテアトル梅田に『そこのみにて光輝く』を観に行くつもりだったんだけど
どうも朝から体調がよくないので予定変更。家でHDDの整理や、、、、
いや、まだそれしかしてない( ;∀;)

映画の評判がすこぶるよくて嬉しい限り~!
ただ私としての不満は、ツイッターでの最近の映画評が、拓児を演じた菅田将暉くんばかりを
べた誉めのこと。体当たり演技の池脇さんを絶賛する声も多数。

確かに将暉くんも池脇さんも本当に素晴らしかったと思う。池脇さんの脱ぎっぷりや、あの体当たりの
演技は私も正直驚いた。小汚くて明るくて純真な拓児を将暉くんは見事に演じている。池脇さんの演技も
もちろん文句なし。ただ、拓児や千夏の方が達夫よりもはるかに印象に残る役であることは確かだ。
人間像として、達夫は内面からがほとんどで、表に大きく出て来るのは千夏や拓児だ。観終わった後に、
達夫よりも千夏と拓児の印象が強く残るのはいたしかたない。でも、剛くん演じる達夫の存在感を
なぜ一般の人はあまりわかってくれないのかなぁ? 専門家の人はちゃんと見てくれてるんだけど・・。

ま、別にいいんですけどね。そこにみは綾野剛あっての映画だし、作品や共演者が誉められるのは
剛くんもきっと自分のことのように喜んでいる。自分に対する評価より(絶対)作品だもんね^^。

    

     ~:*・゜☆.~.:*・゜☆.~.:*・゜☆.~.:*・゜☆..:*・゜~☆..:*・゜☆..:* ~

『そこのみにて光輝く』試写。つい軽々しくこれぞ日本映画!と言い切ってしまいたくなる
重々しい傑作。ラブシーンが秀逸ながら、この映画ほどラブストーリーという言葉から遠い所にある
映画もなく、そもそも”愛”という言葉は西欧舶来のものであったことを、この映画の登場人物たちは
思い出させてくれる。

『そこのみにて光輝く』、やはり綾野剛は素晴らしい。
それは共演の池脇千鶴と菅田将暉を光り輝かせるような、無私の素晴らしさだ。
『共喰い』で初々しい演技を見せた菅田将暉の弾ける無邪気、池脇千鶴の強さと哀しさ、
火野正平の地獄から届いたような声、伊佐山ひろ子の絶望、すべてがそこに存在していた。

                         (3月26日 上原輝樹 Twitterより)

 


自分は作品を支える「裏方の一人」

2014-04-14 23:39:18 | 「そこのみにて光輝く」

これまで、何十冊という雑誌や新聞に「そこのみにて光輝く」のインタビュー記事が出ていた。

どの記事を読んでも、剛くんのこの映画に対する愛が滲み出ている。
「綾野剛」という役者の、真摯で情熱的で謙虚な姿勢も一貫している。

映画の全国公開を目前に今日ネット掲載されたシネマトウディの単独インタビューを読んで、
改めて剛くんの言葉が胸に響き、「やっぱり私は綾野剛が好きだ」と再認識した。
今更だけど・・(笑)

『そこのみにて光輝く』綾野剛 単独インタビュー

 


函館への思い・・ 綾野剛

2014-03-22 10:17:31 | 「そこのみにて光輝く」

今朝こちらのNHK「おはよう北海道」に出演の剛くん。(7:37~数分)

インタビューは19日の舞台挨拶前に芸術ホール控え室にて。
舞台挨拶とは違う衣装で、黒のスーツをびしっと決めて登場。
ネックのペンダントが印象的だった。指輪は大のお気に入りの例のやつ(笑)

今まで出演した映画は全部愛しているが、(できあがった映画を観て)これほど自分が愛してると
思った映画は初めて。人がいるところには血が通い、人がいないところには血は通っていない。
函館は街と人が共存している。人々(の心)が開いている。イメージは青。生っぽい感じ。
特に夕方から夜に変わる一瞬はぐんじょ色。
函館弁を覚えるのに苦労はなかった。地元に何人か友人ができたので、彼らと時間を過ごし
常に函館弁を耳に入れ、自然と覚えた。好きな函館弁は「やめれ」。
映画を通じて何かを訴えたいとは思わない。愛を諦めた女と愛に飢えてる男の短い時間の
愛をこの映画を通じて何か感じれもらえば幸いです。 (by 綾野剛)

(↑今、裏覚えで書いてるので、帰宅したら修正するかもです)

剛くんはこの映画は原作がすばらしいだけではなく、この映画を製作しようとした人たち
みんなの熱意が素晴らしい。スタッフ全員が力を出し切った作品。自分の思い入れも
今まで以上。と熱く語っていました。全国公開は4月19日(土)からです。

ひとりでも多くの方が「そこのみにて光輝く」を劇場に観に行ってもらえることを
私も心から願っています。

 

あ、思い出した! この映画が出来上がったとき、「日本映画ができたと思った」
と冒頭で語っていました。剛くんの言わんとしてる意味、汲み取って下さいね^^。


『そこのみにて光輝く』、函館ロケ地ガイド

2014-03-21 09:59:15 | 「そこのみにて光輝く」

今日の函館はどこもかしこも真っ白です!!

昨夜から雪がかなり降って、今日も風が強く雪の可能性も高いとのこと。
夜の函館山や無理っぽ(><)

こんな天気じゃロケ地めぐりも無理かなと懸念してたけど、だんだん明るくなって来ました!
せっかくここまで来てるので、今日もがんばってロケ地めぐりして来よう~

函館市公式観光情報サイト「はこぷら」で19日の舞台挨拶の模様がアップされてます。
そこのみにて光輝く、函館ロケ地ガイド

剛くんが函館でいいなと思った場所は自由市場。しょっちゅうぶらりと行って海鮮丼を食べていたとか。
私も昨日行って来ました!お店は2件しかないし、多分(きっと)ここかなというお店で海鮮丼を注文。
でも、剛くんのことは聞けなかった~  あかんたれですー(笑)

 

 

 


函館の舞台挨拶

2014-03-20 21:03:53 | 「そこのみにて光輝く」

昨日から函館です。

は~るばる来たぜ函館ーー♪    って、かなり古いですがそんな気分。
こちらはまだ雪が残っています。そして今日はまた一段と寒いーーっ!!

昨日の舞台挨拶は、やはり一味も二味も違いました。函館の主催者の方の熱い思い入れや、
剛くんや呉監督の函館愛もひしひしと感じられました。

剛くん、久しぶりに函館に戻って来て嬉しそうだった!!

MCを担当された方もさすがに函館の人!函館はむろんのこと映画の内容もよくわかっていら
っしゃるので質問内容がよかったです。つい数日前、某映画祭クロージングで某放送局の新人(?)
アナウンサーのもどかしいMCを聞いたばかりだったので、よけいに内容が濃くてよかったです!!

剛くんと呉監督もすごくわきあいあい! 出て来るなり剛くんが監督の傍に寄って立って、
七五三みたいでしょって(笑) その前に、剛くんが登場したときの歓声、すごかったです!! 
黒のロングコートに黒の胸空きシャツ、黒の細いズボンがめちゃかっこよくて、私も思わず
「かっこいいーー!!」と声に出しそうになりました。出さなかったけど・・^^。

この映画で監督はとにかく「愛」を描きたかったとのこと。愛のあり方や考え方は人それぞれ
違うけれど、この映画を観て、それぞれの人が「愛」について、改めて何かを感じたり考えたり
してもらえたら嬉しいと。

剛くんは「この10年ほどの間に、10年前迄には考えられなかったいろんな事が起こっています。
みんながあまり直接会話をしなくなったように思う。愛されるべき人が愛されてなかったり、
自分を愛してない人も増えている。人は誰でも愛されるべきであり、愛することの大切さを
もう一度考えてもらえたら幸いです」(言葉は違ってるし、ニュアンスがうまく伝わるか心配ですが・・)

「今夜は(久々に会った友人たちと)飲みに行くけれど、もし見かけてもツイートしないで下さいね」
とも言ってました。呉監督も「そっとしておいてあげてね、お願いだから」って。

剛くん、楽しい時間を過ごせたかな? 誰もツイートしたりして、剛くんの大切な時間を邪魔したりは
しなかったかな? 今日はもう東京ですね。本当は3泊位したかったけど、ドラマの打ち上げもあるし、
仕事もあるので帰らなきゃならないとのこと。ドラマの打ち上げって、「ロンググッバイ」かな?

剛くん、とても函館が好きなようです。雑誌のインタビューでも語っていたように、舞台挨拶のときも
地元の友達が10人ほどできたそうで、毎晩一緒に飲み歩いてたと言ってました。男というものは
自分の限界に挑戦してみたくて・・なんてことも語ってたみたい。監督も「綾野くんはカットがかかって
仕事が終わるといつもすぐに消えてた。毎晩明け方近くまで飲んでるみたいだったけど、朝はちゃんと
仕事に来てたとか。一度だけお酒を抜いた日があったそうだけど、かえってその日が体調が悪く、
どよ~んとした顔をしてたそうです。

書きながら思い出したこと。最初、監督も剛くんも「達夫はこんな風じゃないだろうか」「ここはこういう
風にした方がいいんじゃないだろうか」と意見を出し合ったりしていたけれど、ある日からどちらも何も
言わなくなったとか。剛くんが達夫を自然に演じることによって、監督は「ああ、これが達夫だよね」と、
演じてる剛くんから達夫という人物をわからせてもらえた。というようなことを言われてました。
(それってすごい!) 

忘れないうちに書いておきたいこと、まだいっぱいあるんだけれど・・。

ペンダントのこと。ボーイズトークとガールズトークのこと。美味しいカレースープのお店のこと。
招待されて開店前に食べに行って、翌日スタッフが行ったら「あ、綾野剛のサインがある」と
言ったこと。剛くんが朝ひとりでぶらぶらと自由市場に行って海鮮丼とか食べてたこと。

ものつくりセンターのパネル展は写真撮影OKだったので、たくさん写真を撮って来ました。
写真は帰宅してから、おいおいアップします。

明日は函館山に登りたいんだけど、お天気が心配です。
剛くんが函館山に登ったかどうかは知らないですが、せっかくだから函館観光もして来ます!