べるふぃの相馬眼研究所

独学で学んだ馬学で相馬眼を鍛え、セレクトセールの期待馬をピックアップしていきます。
馬の知識、学べます

馬の見方1 馬体のバランス3 距離別に見た馬体の特徴~マイル・中距離

2014-03-04 20:00:17 | 馬の見方

 

マイル・中距離

マイラーというと、コンパクトにまとまった小柄の馬を想像するが、中距離馬は一般に大柄で筋肉質。

中距離馬は480Kg~500Kgを超えるものが多い。

頭は中等大で、頸は太くて長くたくましい感じを受けるが、柔軟さに欠ける。

喉の線はかなり長いが、頭礎の幅が広いので柔らか味は無い。

胸幅が広く、胸郭の奥行きと幅が大きく豊かな容量を持っている。

アバラの張りが強く、胸の深さはやや浅く見える。

 

背から腰の線がやや長く、時々背と腰のつながり目(腰接)の長すぎる者もいる。

尻は大きくてたくましく、筋肉のよく発達した股と一緒になって後躯がとりわけ立派に見える。

尻の傾斜は中等度で肩は傾斜して長いが、肉付きがよく、肘の筋肉が盛り上がって頑丈そうに見える。

 

四肢はやや太くて関節が大きい。

前膊と脛の筋肉が分厚く、踏歩の力強さを感じさせる。

蹄は大きく、蹄の反回に力があって地面を踏みにじるような歩き方をする。


以上がマイル・中距離馬になります。

次回は短距離馬です。



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