きまぐれ日記「あばよ昨日、よろしく未来」

西武ライオンズと鹿児島をメインに更新していきたいと思います。

プレーオフ第1ステージ 第2戦目「西武ーロッテ」

2005年10月09日 23時50分38秒 | 西武ライオンズ(2006)
楽しみにしていたプレーオフ。
仕事中に試合は終わっていた。
2連敗・・・ここで自分の今年のプロ野球は終わった。。。
願わくば・・・31年ぶりロッテの優勝が見たいかな☆

【ロッテ、西武に2連勝、プレーオフ第2ステージに進出】
 パ・リーグのプレーオフ第1ステージ(3回戦制)は9日、千葉マリンスタジアムで第2戦が行われ、レギュラーシーズン2位のロッテが、同3位の西武を3?1で降して2連勝し、リーグ王者をソフトバンクと争う第2ステージ(5回戦制)に駒を進めた。昨年日本一の西武は連覇を逃した。第2ステージは12日、ソフトバンクの本拠地・福岡ヤフードームで開幕する。第2ステージを制したチームは、セ・リーグ覇者の阪神と日本一を懸けて対戦する日本シリーズ(22日開幕)に臨む。
 ○ロッテ3?1西武●
 ロッテは投打がかみ合い2連勝。一回無死三塁から堀の中犠飛で先制。六回にはベニー、今江の適時打で加点した。小林宏は7回3分の2を4安打1失点の好投。西武は打線に元気なく、得点は中村の右越えソロの1点にとどまった。
 ▽ロッテ・バレンタイン監督 西武は3位とはいえ前年王者。2人の先発は強いし、力のある打者もそろっていて、自信を強く持てなかった。しかし強いチームを倒すことは出来ると信じていた。
 ▽西武・伊東監督 勝負事だから勝ち負けはある。「来年は必ず勝てるように、今日からスタートだ」と選手には言った。
 ▽西武・西口 相手の執念が上回った。個人的には、1年間トータルで見ればいいシーズンだった。
 ▽西武・松坂 チーム全体として力のなさを感じた。単純に勝つ力がなかった。
 ▽ソフトバンク・王監督 相手も決まり、いやが応にも気持ちが盛り上がる。シーズン1位と2位で、雌雄を決することになるが、まっすぐ突き進むのみ。
 ◇“ボビーマジック”的中
 第1戦で美技を連発した西岡は、この日先発メンバーから外れた。1番遊撃は小坂。短期決戦では、勝ったときのメンバーは変えないのがセオリーといわれるが、ロッテ・バレンタイン監督の頭にはそんなセオリーは全くなかった。
 その小坂が西口の立ち上がりにいきなり三塁打を放ち、先制のホームを踏むのだから、まさに“ボビーマジック”だ。
 今季、西口から4打数3安打の実績をかっての起用かときけば、笑って「ノー」と否定した。「シーズン中、さまざまな選手が貢献した。小坂もその一人だから使うのは当然だ」
 今季の二遊間は西岡、堀、小坂の3人を組み合わせてきた。守備に関しては一日の長がある小坂だが、西岡の成長で守備固めに回るケースが増えた。第1戦の西岡の好守は、小坂の発奮を誘うには十分。ベテランの胸の内を踏まえた上での起用だったのではないか。
 「選手がどれだけの力を持っているかは把握している。だれがいつどこで出てもやってくれると信じている」と監督は言う。八回には2点差に迫られた直後の2死一塁で、西武に傾きそうな流れを止める役に、連投の藪田ではなく藤田を選んだ。選手への信頼感を起用することで示し、前向きなライバル意識をくすぐっている。
 選手のプライドを傷つけず、きちんと機会を与え、勝っても負けても選手をほめる管理術こそが“ボビーマジック”の種らしい。
 ◇小林、抜群の投球のさえ
 バレンタイン監督がうなった。「思うところに投げられなかったのは、3球ぐらいだったんじゃないの」。それほど、先発・小林宏の投球がさえを見せた。
 小林宏は試合前、しきりにこんな言葉を口にしていた。「僕は大一番で勝ててない」
 理由がある。昨年の最終カード、西武2連戦の初戦で先発。チームは日本ハムと激しい3位争いを演じていた。「ここで勝てば優位に立てる」という大事な一戦合だったが、小林宏は敗戦投手に。今季もレギュラーシーズンのソフトバンクとの最終4連戦で、初戦の先発を任されたが気持ちが空回りし、五回途中5失点で降板。その悔しさが、心中にあったのだ。
 この日はこれまでの失敗をうまく生かした。「大事な試合だからと力みすぎてはいけない」と自分に言い聞かせた。西武先発は今季17勝を挙げた西口。「先に点を取られたらいけない」と、丁寧な投球を心がけた。それが実を結んだ。決め球のフォークがさえ、制球力も抜群だった。西武打線に付けいるすきを全く与えず、勝利をもぎとった。「大一番」で白星を挙げた小林宏は「自信になりました」と喜びで顔を輝かせた。
 今季自己最多12勝をマークした右腕が、勝負弱さを克服し、自信を得たことは、本人のみならず、チームにもプラスとなった。日本シリーズを目指すためには、第2ステージのすべての試合が大一番なのだから。【深町郁子】
 ◇和田、今季最終戦の最終打者に
 九回2死、西武の和田が打席に入った。小林雅の1球目、137キロの変化球を引っ掛けると、打球は遊撃手の前に転がった。ロッテのファンは勝利を確信し、球場は歓喜の声が広がった。
 主砲のカブレラをけがで欠いた西武打線のキーマンは、4番の首位打者・和田だった。「やはりベンちゃん(和田)が打たないと勝てない」とチーム最年長の上田。試合前、和田を中心に円陣が組まれた。打線の軸は、チームの精神的な支柱でもあった。
 その和田を完ぺきに抑え込まれては、手も足も出ないのは当然だった。第1、第3打席は痛烈な当たりだったが、遊撃手の小坂、三塁手の今江に好捕され、4打数無安打。第1戦は1安打を放ったが、初回の得点機に凡打した。
 伊東監督は「(カブレラ不在で)相手に与える圧力はかなりマイナスの面があった」と嘆くしかない。4番の重責を背負わされた和田は「シーズン3位も悔しいし、プレーオフを勝てなかったのも悔しい」。今季最終戦の最終打者となり、悔しさも人一倍だったに違いない。
 ○…2安打1打点と気を吐いたロッテの今江が、守備でも好守を連発し、先発の小林宏をもり立てた。この日は今江にとって妻・幸子さんとの入籍1周年にあたるメモリアルデー。家を出る時、幸子さんに「絶対に打ちなさいよ」とハッパをかけられていたという。攻守にわたる活躍をした今江は「これで家に入れてもらえます」。
 ○…「おかわりくん」の愛称でブレークした西武・中村が一矢を報いた。3点をリードされた八回2死、疲れの見え始めた小林宏の直球をとらえ、ロッテファンで白く染まった右翼席に運んだ。「自分は緊張するタイプじゃないけど、(プレーオフは)緊迫感が違った。来年に生きると思う」と中村。2試合にフル出場して7打数2安打。本塁打は勝利につながらなかったが、来季に向けて大きな収穫となった。
 ★小坂が途中交代 ロッテの小坂誠内野手(32)が五回、死球で出塁した後の走塁中に右太ももに違和感を覚え、六回の守備からベンチに退いた。病院へは行かずに様子を見るという。

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