落穂拾い

Gleanings in my life

VAIO Z1R/P で Suspend to RAM (完結編)

2006年06月17日 11時15分57秒 | Linux
やっと完璧にSuspend to RAM が動作するようになった。
数日間の運用でresumeに失敗したことは一度もなし。

結局、最後に効いたのはKDEの設定変更であった。KDEのサービスのKMiloをオフにしたことで、resumeに失敗することがまったくなくなった。KMiloは特殊キーを取り扱うサービスであり、カーネルモジュールの sonypi と組み合わせて使うことにより、Sony VAIO の Fn キーでの操作が有効になる。たとえば、Fn+F3 でオーディオのon/offを制御するとか、液晶の輝度を調整するとか、そういうことが可能になるサービスだ。jdmouseなど他の sonypi と組合せて使うソフトとの違いは、KMiloでは音量調節や輝度調節の様子がグラフィカルに確認できるという点だ。ウィンドウズでFnキーを使ったときと同じように操作でき、ユーザーからするととても使いやすい。

しかし、結果として、KMiloを有効にしたままだと、なぜだかresumeに失敗することがある。原理はわからないが、とにかくKMiloを切っただけで resume に失敗しなくなったので、何らかの関係はあるのだろう。

というわけで、今は jdmouse で音量調節、輝度調節を行っている。調整後の音量がどのくらいなのか、分からないとか不便はあるけど、Fn+ESCで Suspend to RAM ができるように設定できているし(KMiloでは設定の仕方がわからなかった)、満足している。

安定した Suspend to RAM の運用ができるようになって、やっとノートパソコンとしてウィンドウズ並に扱えるようになったなぁと感慨深い。APMの頃は、とっても簡単だったものなんだがねぇ。

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