grub が無事入ってしまえば後は何でもないようなもの。
デスクトップ環境をガンガンインストールしていく。XFCE をメインに使うつもりだが、種々のアプリケーションは GNOME 由来のものも活用するということで、ここでは GNOME3 を入れたのちに XFCE を入れる。
これで GNOME3 が入る。
続いて XFCE だ。XFCE の安定版は 4.10。しかし、これは2年前の版である。ちょっと古い。そこで今回は開発版を入れることとする。
今回は xfce-dev の overlay を活用することとした。layman をインストールしたのち、overlay を下記のようにして追加する。
この overlay を活用するために、/etc/portage/package.accept_keywords に下記を追加。
そして emerge
続いプラグイン等をいくつか追加。
なお、キーバインディングを Emacs 風にするには、
を起動し、xsettings の中の Gtk、KeyThemeName を Emacs に設定する。
また、この状態では suspend/hibernate ができない。systemd の電源管理に、バージョン4.10の(古い)XFCEは対応していないためらしい。そこで、xfce4-power-manager では蓋の開閉、電源ボタンの押下などで「何もしない」ようにした上で、 /etc/systemd/logind.conf というファイルに下記を追記する。
これで蓋を閉じれば suspend、電源ボタンをクリックすれば hibernate できるようになる。ただし、どうも hibernate は復帰に失敗することが多い(復帰後、モニタは真っ暗で、caps lock キーの LED が点滅する)。したがって、今のところ XFCE からの hibernate は使用しないようにしている。Gnome3 では GUI から普通に hibernate できるのだが。
ちなみに、xfce の開発状況をのぞいてみると、2014年1月に systemd とのsuspend/hibernate の競合を解決する patch が commit されているようだ。まだmaster branch には commit されていないが、そのうち対応されるものと期待される。
デスクトップ環境をガンガンインストールしていく。XFCE をメインに使うつもりだが、種々のアプリケーションは GNOME 由来のものも活用するということで、ここでは GNOME3 を入れたのちに XFCE を入れる。
emerge -av gnome
これで GNOME3 が入る。
続いて XFCE だ。XFCE の安定版は 4.10。しかし、これは2年前の版である。ちょっと古い。そこで今回は開発版を入れることとする。
今回は xfce-dev の overlay を活用することとした。layman をインストールしたのち、overlay を下記のようにして追加する。
emerge -av layman
source /var/lib/layman/make.conf
layman -a xfce-dev
emerge --regen
この overlay を活用するために、/etc/portage/package.accept_keywords に下記を追加。
# ------------------------------ xfce4
=xfce-base/xfconf-9999 **
=xfce-base/thunar-9999 **
=xfce-base/xfce4-session-9999 **
=xfce-base/garcon-9999 **
=xfce-base/libxfce4ui-9999 **
=xfce-base/exo-9999 **
=xfce-base/xfce4-appfinder-9999 **
=xfce-base/xfce4-settings-9999 **
=xfce-base/xfwm4-9999 **
=xfce-base/xfce4-meta-9999 **
=xfce-base/xfce4-panel-9999 **
=xfce-base/xfdesktop-9999 **
=xfce-base/libxfce4util-9999 **
=xfce-extra/xfce4-power-manager-9999 **
=dev-util/xfce4-dev-tools-9999 **
# ------------------------------ xfce4
そして emerge
emerge -av xfce4-meta
続いプラグイン等をいくつか追加。
emerge -av xfce4-mixer
emerge -av xfce4-datetime-plugin
emerge -av xfce4-places-plugin
emerge -av xfce4-battery-plugin
emerge -av xfce4-power-manager
なお、キーバインディングを Emacs 風にするには、
xfce4-settings-editor
を起動し、xsettings の中の Gtk、KeyThemeName を Emacs に設定する。
また、この状態では suspend/hibernate ができない。systemd の電源管理に、バージョン4.10の(古い)XFCEは対応していないためらしい。そこで、xfce4-power-manager では蓋の開閉、電源ボタンの押下などで「何もしない」ようにした上で、 /etc/systemd/logind.conf というファイルに下記を追記する。
HandlePowerKey=hibernate
PowerKeyIgnoreInhibited=no
これで蓋を閉じれば suspend、電源ボタンをクリックすれば hibernate できるようになる。ただし、どうも hibernate は復帰に失敗することが多い(復帰後、モニタは真っ暗で、caps lock キーの LED が点滅する)。したがって、今のところ XFCE からの hibernate は使用しないようにしている。Gnome3 では GUI から普通に hibernate できるのだが。
ちなみに、xfce の開発状況をのぞいてみると、2014年1月に systemd とのsuspend/hibernate の競合を解決する patch が commit されているようだ。まだmaster branch には commit されていないが、そのうち対応されるものと期待される。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます