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【Gentoo】VAIO PRO 13 に Gentoo Linux をインストールする (その1)

2014年03月04日 21時08分54秒 | Linux
SONY VAIO PRO 13 (SVP132A1CN) に Gentoo Linux をインストールしたときの記録。
なお、基本的な機器構成は、

  • CPU: Core i7-4500U (Haswell)
  • RAM: 8GB
  • storage: 512GB SSD
  • Monitor: touch screen type, 13inch, 1920x1080
  • グラフィックス: Intel HD Graphics 4400
  • 無線LAN/Bluetooth: Intel wireless 7260
  • その他: USB3×2、Intel HD audio など

というのものである。

基本方針



プリインストールで Windows 8 が入っているが、これは消去し、全体をLinux 化する。その上で、Linux 上の仮想PC上に Windows 8.1 (別途ライセンスを購入)をインストールするというのが基本方針である。

プリインストールの Windows 8 はすっかりサヨウナラのつもりなので、リカバリー領域も削除する。したがって、本体だけではリカバリーもできなくなる。いくらなんでも冒険すぎるので、recovery DVD を作っておいた。これは VAIO 付属のマニュアルにある通り。一番面倒な作業である。

CDからのブート



そしてインストールである。インストールには外付け CD/DVD ドライブを用いる。しかし、Gentoo の install CD では起動しない。これは UEFI なためだ。そこで arch linux の力を借りることにする。

外付けドライブに arch linux の bootable CD を入れて電源オン、bios 設定のところで loader.efi や vmlinuz.efi を enroll すると arch linux が起動する。まずはキーボードを調整する。
$ loadkeys jp106

これで日本語キーボードに対応。あとはインターネットに接続できれば Gentoo のインストールができる。

arch linux でのネットワーク設定



arch linux はよくできたディストリビューションで、簡単に無線LANにも接続できる。ここでは hidden essid の WPA2 のアクセスポイントに dhcp client として接続する。ifconfig で調べると無線LANのデバイスは wlp1s0 になっている。これを foobarbaz という essid のアクセスポイントに接続するには、下記のようにする。
$ ip link set wlp1s0 up
$ iwconfig wlp1s0 essid "foobarbaz"
$ wifi-menu wlp1s0

これでネットに繋がった。続いて外から作業ができるように sshd も起動する。
$ systemctl start sshd

これ以降は local で処理しても passwd 設定後、remote から処理してもよい。
続きは次回で…

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