橋本病のぼく そして特発性過眠症の僕

橋本病の僕のブログです。ついでに僕は特発性過眠症だそうです。

甲状腺関係の病気の初心者の方へのいたらぬ講座 その1

2016年10月05日 | ひとりごと
大抵がその1で終わるんですがね

甲状腺、特に低下症の場合の1番の問題は多分ご自分のだるさを周りの方にどう理解していただくかということだと思います

もちろん、その前に、病気になったことを受け入れる時期が続きますし、チラーヂンが体に会うまでの行ったり来たりの苦しい時期を超えた頃にぶつかる問題です

たいていの本には、チラーヂンの量さえかくていしていけば、半年程度で体は楽になると書いてあります。

確かにそうですよ、ただし

私の経験からすると、それは、チラーヂンを飲まないで、TSHなんてもう数え切れないくらいの数値で測定不可とでて、FT3、FT4ともに、限りなく0に近くて、マイクロゾームなんか48万倍とかいう数値になって、肝臓と腎臓と膵臓が急激に悪化してグラグラな状態に比べればって意味です。

けして、健康な頃の状態と比較しちゃいけません

最悪な頃に比べて、体が楽になるんです

健康な頃に比べたら、もう、そりゃ毎日大変です。

で、ちょうどその頃、楽になるって、ならないじゃないかとか、周りから、怠け者と思われているんじゃないかと心配する時期が重なると、これはもう大変

心も身体も凹みます

普通の人が、ああ疲れたっていうのと、こっちが疲れたってのが、別世界のものだと認識するのに、僕は十年くらいかかりました

バカでございます

でもね、悲観ばかりじゃないですよ

何かを捨てることさえできれば、体をいたわった、自分だけの人生を送れるんです

何を捨てるのかはひとそれぞれ、そして、その時その時によって、年齢のよって違うかと思います

でもね、何かを捨てる、まあ、正直に言えば諦めることで、違った角度から自分の人生に向き合えることもできるのも事実です

まあ、ぼくはそこまで二十年くらいかかりましたが(笑)

でもでも、病気なんだから、そして決して治らないんだから

治らないもんは仕方ないんだからって、そう思って行くしかなくてね

悲しいけれど、それが現実ってもんだから

だからこそ、自分らしい生き方ができる感じがしますよ

僕はね、くだらない出世合戦から完全撤退ができました

そりゃ、もっと若い連中が出世して行くのを見ると、俺だってとか思います

でも、俺はね、仕事だけが人生じゃなくてね、他にも、本を読んだり、音楽聴いたり、ゆっくりする楽しみってのがあるんだよと、そう思って、気を沈めます

ああ、まだ、だめだね、笑っちまいます

本音言うと、炎上しないでね、でも、本音言うと

この病気はチラーヂン様さえいれば、そう簡単に死にはしません

だからこそ、患者のQOLに関しては甘く見られている節があります

これがね、命に関わるんだったら、みんなそうですかって、ちょっとは気を配ってくれるかもしれないし、自分も限られた命を満たすために辛いけど、色々ゴールに向かって色々となのですけど

炎上しないでくださいよ

悪気はないんですよ

甲状腺は、コントロールできんです

最悪な状態からは脱出できます。確実に。

ただそれが、健康な頃に自分には決して戻らないだけであって、

どっちがいいって、そりゃ、その人その人の考えだからなんてこと言えないですけれどね

ただ、甲状腺の病気ですって言っても、だからどうなんだい、どうしたらいいんだいとなってしまう

怠いんですって言っても、おいらも怠いぜ、頑張ろうぜって感じになる

いまいち、甲状腺の病気って言っても説得力ないんですよね

なんか、低下症それ何?状態って感じかな

で、まず、第一の関門が、みじかな人に理解してもらう努力をしなきゃいけないってことです

でもって、これが一番難しいですねきっと

お母さんだったら、子供の世話もあるし、家事洗濯もあるし

お父さんだったら、仕事もあるし、付き合いを断り続けるのも気苦労するし

どちらかが健康な場合は、ダウンしている低下症の方への文句の一つも来たりして

何デェ、身内だったらちっとは優しくしやがれって、涙の三つも隠しながらひとりごちしたり

とにかく、周りの人に理解してもらう苦しさ、大変さが、難関な感じがしております

あと、俺って、本当に病気だから怠いの?怠け者じゃないのかい?って自分に対する疑心暗鬼

これだけは、やめましょう

だって、お薬もらっているじゃあないですか

途中の表現、申し訳ないところあります

お許しください