橋本病のぼく そして特発性過眠症の僕

橋本病の僕のブログです。ついでに僕は特発性過眠症だそうです。

チラージンを服用しないとどうなるのでしょうか

2011年03月20日 | 橋本病
連日の書き込みをしています。

結構自分自身、心配しているからなんだと思います。

そこで、もしチラージンを服用しなかったらどうなるのか、体験から書きます。

これは個人の経験ですから、すべての方に通じるものではありません。

参考になればと思って書きます。

僕の場合、発病したのはと思われる自覚症状がでたのが9月頃、そして、橋本病と診断されたのが次の年の8月末、チラージンの治療開始が9月。

その後、現在の分量150が決まるまでに5~6年ってところです。

今日の話題の内容は、この9月から次の年の8月までの自覚症状についてです。

・・・

9月頃といえる理由は、目の異常です。

具体的には、周期性や場所、時間などまったく関係なく、急にまぶしくなって目を細めて生活し始めたということです。

よく説明しずらいのですが、たとえば日中、電気のついていない部屋で、雨の日だったとします。

イメージ的にそのくらいの明るさの部屋(どのくらいだ??)の中がまぶしくて、目を細めていたということです。

症状はこれだけで、特に不便ではありませんでしたが、なんだ??って感じでした。

32歳当時、健康に対して不安を感じたことはなく、風邪もめったにひくこともなかったと思います。

この状態で年を越したので、たぶん5か月以上「変だなぁ」位しか考えずに生活していました。

そして、ちょっと変すぎるよなとか思ったので、近所の眼科に行きました。

「まぶしいんです」というのが診察理由。

検査してもらいましたが異常なし。

それからひと月ほどたって、やっぱりまぶしいので今度は市立病院に行きました。

この時の検査のとき、薬を使って瞳孔を少しの時間瞳孔を開いたままにしますよと言われたことを覚えています。

結論は異常なし。

これが最初の自覚症状でした。


次に変だなと思ったのは4月。

これは、よく覚えています。

毎年4月になると1週間ほど同じ内容の仕事を繰り返していました。

たとえると、延々と詰将棋を繰り返すような感じの仕事内容です。

いまでこそコンピュータで処理していますが、当時はまだ人間の頭で対処していました。

特殊なテクニック(というほどでもないのですが、一種の職人芸ですか・・・)が必要なので、一子相伝状態で僕が一人でやっていました。

その時気付いたのですが、「あれ、俺って去年よりバカ?」・・・。

表現が変で申し訳ないのですが、まじめに頭悪くなったなぁ・・と思っていました。

正解であろう結論に達するまでの時間が必要以上にかかっていること。

同じような問題に対して、すぐに答えが出てこないこと。

この時は、はっきりと自覚していました。

ただ、暢気なもので、人間30過ぎると、一年でこんなに頭の動きが遅くなるんだと感心していたのもよく覚えています。

今から思うと、笑ってしまうほどです。