ここ最近で、録画をしてまで見たいと思う番組は、NHKのタイムスクープハンターと仕事ハッケン伝。それからJIN。
タイムスクープハンターはもう3rdシーズンになるのかな？
いつも脚本がすばらしくいいデキで、感心せずにいられない。
よく研究された時代考証や微に入り細に入りの作り込みも、さすがのNHKと言わざるを得ないクオリティの高さ。
月代は本物だし、汚しのリアルさは黒澤明ばり。（笑）
事実は小説より奇なりとは言うけれど、”光の当らない、教科書に載ることのない市井の人々”がテーマなのに、最後は壮大で深い感動に包まれる。なんだこのおもしろさは！（笑）
先週は「ピストル郵便配達人」がテーマ。
当時、郵便配達人は護身と郵便物を守るためにピストルを携帯していたそうで。
で、そのピストルを強奪される事件が起こったという筋書きで、なんか黒澤明の『野良犬』を思い出してしまいました（TSHの時代設定はもっと古いです）が、まあ、当時の交通の便や配達経路情報も交え、ほんとに良くできていることで。
しかし真犯人が、ピストル掲げて「大義のためだ！！」と叫んだ瞬間は、SP尾形ファン的にはやっぱ身もだえそうになってしまいました。（苦笑）
”テロリスト”って、アメリカのせいで、まるで正義のヒーローもの中の”悪役”を指し示す代替用語のようになってしまった感があるけど、本来はそういう意味ではないですよね。
いわゆる、思想犯で反体制で、特に過激な暴力行為に出てしまう人をそう呼ぶわけで・・・・。
暴力行為や反社会的な行動は、たしかに罪であり悪となるのかも知れないけど、思想自体の是非は、なかなか第三者には判断がしかねるものじゃないかと。
その時々の情勢によっては、反体制的である方が後に正義になったりすることもある。戦時下の日本で戦争に反対して「非国民」と呼ばれた人たちとかね。
これもSPの中で出て来たセリフだけど、「善と悪の境界線があいまいな現実の世界」って、そういうものだよね。
アメリカはそういう複雑さをあえて乱暴に無視しようとしているみたいだけど。・・・・・
SP革命篇は、たぶんそういうことも含め描こうとしていたんじゃないかなー・・・・と。
・・・・・なんか、「大義のため」という言葉とピストルを見て、そんなことをつらつら考えてしまいましたとさ。（笑）
もうひとつのお気に入り番組、仕事ハッケン伝。
http://www.nhk.or.jp/hakkenden/
これはたぶん、一番最初のパイロット版と思われるアンガールズ田中さんと優木まおみさんの回から見てて、いわゆるアメリカでいうところの「リアリティー番組」というやつに当たるのかな？
これもなぜか毎回、泣きそうになります。（笑）
特に前々回のローソンXピース又吉さんの回は傑作でした。
もともとピースでは又吉派な私（笑）ですが、彼は思った通り、才能溢れる興味深い人でした。
でも、綾部さんの最後の言葉も、今回はすごく良かったんです。
「最後は”考えることが好きな人”が勝つ」
というようなことを言ってたんですが・・・・・。
「考えることが好きな人と嫌いな人といて、『考えるのめんどくさい』となってしまう人より、『おもしろい。どんどん深く考えたい』となる人の方が、結局は伸びる」みたいなことを。
それは、私も常々思っていることでした。
それに、深い思考をするためには、知識と語彙が豊富でなければだめなんだな、とよく思います。
言葉を知らなければ思考を深く複雑化することができないし、まとまらないんですよね、結局。言葉＝知識ですね。
又吉さんが本好きで読書量がすごいことは知っていましたし、だから期待もしていたんです。
彼は期待を裏切りませんでした。
さて、次は特にお気入り番組というわけではないんですが・・・・。（笑）
今日の昼ごろ、プリトヨの原作を読んでいたらつけっぱになってたテレビから「堤真一さん」という言葉が飛び込んできまして。
いいとも増刊号を放送中でした。
さまぁーずの三村さんが、コンサートにまつわるエピソードを披露してて、その中で出て来た話です。
もちろん録画はしていないので、言葉はあいまいですが、以下のような内容でした。
なんでも三村さん、サザンのラストコンサートに行ける機会を得て、奥さまを同伴なさったそうですが、なんと、奥さまの隣の席が堤真一さんだったそうです！
三村さん・奥さま・堤さんの並びで、堤さんは奥さまの左隣。
奥さまは堤さんを意識しすぎて左顔と左半身がおかしな具合になってしまったとか。（笑）
堤さん、脚が長くて、膝が肘掛を越えた位置に来てしまっていたからなおさらで、奥さまは左肘掛のカップホルダーにドリンクを置いていたんだけど、堤さんの脚がそれを越えてきているから、どうしてもドリンクに手を伸ばせなくてますます動揺。（笑）
三村さん、「だってそんなとこに手を伸ばしたら『ヘンタイ奥さん』になっちゃうから！」って。
おまけに右の方にはふくやまさんも座ってて、三村さんの動揺も半端じゃなかったそうです。
夫婦してコンサートどころじゃなくなっちゃったって。（笑）
三村さんが堤さんの名前を出したら、観覧の人から少し歓声があがりました。
女性からもなかなかの人気かしら？堤さん。（笑）
その後、ふくやまさんの名前が出た時の方が声が多かった気もするけど、でも、キてますね、確実に。
タイムスクープハンターはもう3rdシーズンになるのかな？
いつも脚本がすばらしくいいデキで、感心せずにいられない。
よく研究された時代考証や微に入り細に入りの作り込みも、さすがのNHKと言わざるを得ないクオリティの高さ。
月代は本物だし、汚しのリアルさは黒澤明ばり。（笑）
事実は小説より奇なりとは言うけれど、”光の当らない、教科書に載ることのない市井の人々”がテーマなのに、最後は壮大で深い感動に包まれる。なんだこのおもしろさは！（笑）
先週は「ピストル郵便配達人」がテーマ。
当時、郵便配達人は護身と郵便物を守るためにピストルを携帯していたそうで。
で、そのピストルを強奪される事件が起こったという筋書きで、なんか黒澤明の『野良犬』を思い出してしまいました（TSHの時代設定はもっと古いです）が、まあ、当時の交通の便や配達経路情報も交え、ほんとに良くできていることで。
しかし真犯人が、ピストル掲げて「大義のためだ！！」と叫んだ瞬間は、SP尾形ファン的にはやっぱ身もだえそうになってしまいました。（苦笑）
”テロリスト”って、アメリカのせいで、まるで正義のヒーローもの中の”悪役”を指し示す代替用語のようになってしまった感があるけど、本来はそういう意味ではないですよね。
いわゆる、思想犯で反体制で、特に過激な暴力行為に出てしまう人をそう呼ぶわけで・・・・。
暴力行為や反社会的な行動は、たしかに罪であり悪となるのかも知れないけど、思想自体の是非は、なかなか第三者には判断がしかねるものじゃないかと。
その時々の情勢によっては、反体制的である方が後に正義になったりすることもある。戦時下の日本で戦争に反対して「非国民」と呼ばれた人たちとかね。
これもSPの中で出て来たセリフだけど、「善と悪の境界線があいまいな現実の世界」って、そういうものだよね。
アメリカはそういう複雑さをあえて乱暴に無視しようとしているみたいだけど。・・・・・
SP革命篇は、たぶんそういうことも含め描こうとしていたんじゃないかなー・・・・と。
・・・・・なんか、「大義のため」という言葉とピストルを見て、そんなことをつらつら考えてしまいましたとさ。（笑）
もうひとつのお気に入り番組、仕事ハッケン伝。
http://www.nhk.or.jp/hakkenden/
これはたぶん、一番最初のパイロット版と思われるアンガールズ田中さんと優木まおみさんの回から見てて、いわゆるアメリカでいうところの「リアリティー番組」というやつに当たるのかな？
これもなぜか毎回、泣きそうになります。（笑）
特に前々回のローソンXピース又吉さんの回は傑作でした。
もともとピースでは又吉派な私（笑）ですが、彼は思った通り、才能溢れる興味深い人でした。
でも、綾部さんの最後の言葉も、今回はすごく良かったんです。
「最後は”考えることが好きな人”が勝つ」
というようなことを言ってたんですが・・・・・。
「考えることが好きな人と嫌いな人といて、『考えるのめんどくさい』となってしまう人より、『おもしろい。どんどん深く考えたい』となる人の方が、結局は伸びる」みたいなことを。
それは、私も常々思っていることでした。
それに、深い思考をするためには、知識と語彙が豊富でなければだめなんだな、とよく思います。
言葉を知らなければ思考を深く複雑化することができないし、まとまらないんですよね、結局。言葉＝知識ですね。
又吉さんが本好きで読書量がすごいことは知っていましたし、だから期待もしていたんです。
彼は期待を裏切りませんでした。
さて、次は特にお気入り番組というわけではないんですが・・・・。（笑）
今日の昼ごろ、プリトヨの原作を読んでいたらつけっぱになってたテレビから「堤真一さん」という言葉が飛び込んできまして。
いいとも増刊号を放送中でした。
さまぁーずの三村さんが、コンサートにまつわるエピソードを披露してて、その中で出て来た話です。
もちろん録画はしていないので、言葉はあいまいですが、以下のような内容でした。
なんでも三村さん、サザンのラストコンサートに行ける機会を得て、奥さまを同伴なさったそうですが、なんと、奥さまの隣の席が堤真一さんだったそうです！
三村さん・奥さま・堤さんの並びで、堤さんは奥さまの左隣。
奥さまは堤さんを意識しすぎて左顔と左半身がおかしな具合になってしまったとか。（笑）
堤さん、脚が長くて、膝が肘掛を越えた位置に来てしまっていたからなおさらで、奥さまは左肘掛のカップホルダーにドリンクを置いていたんだけど、堤さんの脚がそれを越えてきているから、どうしてもドリンクに手を伸ばせなくてますます動揺。（笑）
三村さん、「だってそんなとこに手を伸ばしたら『ヘンタイ奥さん』になっちゃうから！」って。
おまけに右の方にはふくやまさんも座ってて、三村さんの動揺も半端じゃなかったそうです。
夫婦してコンサートどころじゃなくなっちゃったって。（笑）
三村さんが堤さんの名前を出したら、観覧の人から少し歓声があがりました。
女性からもなかなかの人気かしら？堤さん。（笑）
その後、ふくやまさんの名前が出た時の方が声が多かった気もするけど、でも、キてますね、確実に。
