Takの秘密の木

誰にもいえない気持ちは、誰もしらない秘密の木の洞に、こっそり語って蓋をするんだって。@2046

追跡者II

2012-07-15 | TV番組の感想
ザ・プロファイラー(2)永遠の女王、見ました。

リ・オリエント。・・・・
ほんと、そうですね。
ユーロはばたばた、ドルはがたがた、BRICSのめざましい成長は、まさにオリエント文化圏の再興隆の感がありますね。
円高もその一環といえますが、どうにも欧米圏の期待ほど、円は強さも盤石感も見せられず、国民自身、世界のイニシアティブを取る気なんてさらさらない感じで。・・・・
文化も何もかもきわめて後ろ向き回顧主義旧態依然とした雰囲気。・・・・もったいないよなー・・・・実力はあると思うのに、日本は。
国への信用が、貨幣価値につながる。
「紙屑・ばら銭に価値をつける」という概念は、等価交換を基本とする経済を革新的に変えた概念ですよね。
それを考案して初めて実施したのがクレオパトラである、という説は初耳でした。
ものすごい創造力、政治力、指導力、実行力。びっくりです。

しかし岡田くんはそれに驚きながらも、特に言及したのが「カエサリオンを失った絶望感」というのは・・・・。
「え!クレオパトラに感情移入?!」
と虚を突かれました。(笑)
カエサルとか他の男性政治家や歴史家にではなく、クレオパトラ自身の心情に思い入れるとは思いませんでした。
やっぱ岡田くんっておもしろーい。
それは彼女の立場が指導者だったからなのか、それとも、彼女のビジョンや彼女自身を支えていたのが家族の存在で、それを失ったら彼女はなにもできなくなる、ということを思いやってのことだったのか。・・・・
『SP』を企画書から立ち上げたことや、これから『永遠の0』に取り組むにあたっての気持ちと、なにかシンクロするものがあったかしら。
またその表現に「愛し過ぎた」という言い回しをしたのもおもしろかった。
三輪さんには「愛に過ぎるということはないのよ」なんてたしなめられてましたけど。(笑)
その「過ぎる」というのは、いろいろなものに愛を込めすぎた、という意味なのか、それとも注ぐ愛のボリュームが大きすぎたという意味なのか・・・。数の問題なのか量の問題なのか、どっちなのかなー・・・・・と。・・・・どっちもか。
それで、自分の愛で自分自身も潰れてしまうということ?
岡田くんったら・・・・もっと詳しくその意味を伺いたかったかも。(笑)

まあ、岡田くんをプロファイルする番組ではないので、自分自身にはそれほど言及せず、専門家のお三人の話を真摯に聞く姿勢は、あぶなげがなく如才なく、やっぱいいっすね。
専門家の先生たちもとても楽しそうに和やかに話してらして、たぶん、喋りがいがある相手であったのでしょうね。
手ごたえのない反応しか返ってこない相手に話すことほど、退屈なもんはないですからねー・・・・。
暖簾に腕押しというか、打てども響かないというか。とんちんかんなのもストレス溜まるもんだと思います。
その点、あの和気藹々とした雰囲気からして、岡田くんは気持ちのいい相手であったのではないでしょうか。
GRもあんな感じのことが多い気がするので、やっぱキャリアを積んでるだけのことはあるなー・・・・と。
先生方、なんか心無しか話し足りなそうに見えたので、そのうちGRのゲストで出てきたりして。(笑)

次週はレオナルド・ダ・ヴィンチ。ロケ映像も多そうで楽しみです。
リ・オリエントの次はルネサンスですか。
フィレンツェの夕日の中の岡田くんは、たいそうお美しいですなー・・・・・。



あ、『太陽の王ラムセス』のこともFRAUのことも書いてない。
ま、番組とは直接の関係はないし長くなり過ぎるからいいか。・・・・

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