Takの秘密の木

誰にもいえない気持ちは、誰もしらない秘密の木の洞に、こっそり語って蓋をするんだって。@2046

スケジュール決定

2014-03-01 | 若手俳優さんのはなし
シャーロック シーズン3の放送日が決定しました。
NHK BSの土曜夜9:00からです。

03/18:TV「Marvel Studios: Assembling a Universe」(米国放送)
04/19:映画「キャプテン・アメリカ ザ・ウィンター・ソルジャー」(日本公開)
04/25:映画「アメイジング・スパイダーマン2」(日本公開)ジェイミー・フォックス
05/03:舞台「ロンサム・ウェスト」堤、瑛太(~6/1まで)
05/09:映画「Chef」(米国公開)ロバート・ダウニー・Jr.、スカーレット・ヨハンソン
05/10:映画「ザ・ワールズ・エンド」(日本公開)サイモン・ペグ、マーティン・フリーマン
05/24:ドラマ「シャーロック3 空の霊柩車 <仮>」
05/31:ドラマ「シャーロック3 三の兆候 <仮>」
06/07:ドラマ「シャーロック3 最後の誓い <仮>」

6月頃:映画「ノア 約束の舟」(日本公開)ラッセル・クロウ
08/01:映画「るろうに剣心 京都大火編」佐藤健
09/13:映画「るろうに剣心 伝説の最期編」佐藤健
10/04:映画「蜩ノ記」役所、岡田(准)
10/10:映画「The Judge」(米国公開)ロバート・ダウニー・Jr.
2015年04/25:映画「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」ロバート・ダウニー・Jr.
201?:映画「アベンジャーズ3」ロバート・ダウニー・Jr.

各エピソードの邦題ですが、日本語にしちゃうと失う物が大きいですね。(苦笑)
英語タイトルには原作のもじりとか暗喩とかが含まれてて、凝ってておもしろいんですけどね。・・・・
ま、仕方ないといえば仕方ないのかな。

邦訳の弊害といえば、CAWSもなんかまあ、相変わらずの声優騒ぎがあるみたいで・・・。
CAWSのファルコン(アンソニー・マッキ―)の吹き替えは、俳優の溝端さんが務めることになったそうです。
私は彼個人に特に何の感慨も抱いていないし、そもそも彼がどんな俳優さんなのか出演作を見たことがないのでよく知りません。
以下の記事によると、キャップのファンだとのことですが・・・・本当なのかなー・・・・・と。(笑)
http://cinema.pia.co.jp/news/161215/55988/
アベンジャーズの時もそうでしたが、吹き替えの俳優起用には激怒される向きもあるようなのですが、まあこれを機会に字幕(原語)で観たらどうかとおススメしておきたいと思います。
私には、「本職の声優にしろ」だの「吹き替えの技術がない」だののご意見は正直よくわかりません。
でもこれだけは言いたい。
吹き替え(声優)の演技と役を演じている俳優のそれは別物です。
声優ファンで、その声優さんの演技が聴きたい(観たい)人は、吹き替えで観るのがたぶんベストなんでしょうね。
だけど、それはスクリーンに映っている俳優さんの演技ではありません。まったく違うものです。
できるだけ、オリジナル音声で観ることをおススメしますね。
なぜその俳優さんがその役を演じることになったのか、彼らの才能がいかにして表出しているかを観る愉しみを放棄するのは、本当にもったいないことです。
喋り方や、間や、声の調子に出る細やかな表現を、吹き替えで100%伝えることは不可能でしょう。
単なる刷り込みや慣れだけのために、オリジナルを敬遠するのは愚の骨頂です。
最初は声に違和感があったとしても、早いところオリジナルに慣れることを選んだ方がいいです。
たとえ吹き替えで見慣れた作品であったとしても、オリジナルを聴くことで新たな発見をすることも多いでしょう。
都内の映画館は、吹き替えよりも字幕のスクリーンの方が多いので問題ないのですが、地方はどうなのかな・・・。
でも、観客の声が多ければ、字幕が増えると思いますけどね。

さて、そのCAWSですが、11分間のSneak Peekが流される予定があるそうです。
http://www.hypable.com/2014/02/28/eleven-minute-captain-america-the-winter-soldier-trailer-to-be-released/
映画の公開日からは、ウェブ上で誰でも見られるようになるとのこと。

それから、MCUをフィーチャーしたスペシャル番組「Marvel Studios: Assembling a Universe」が米ABCで放送されるそうです。
http://insidetv.ew.com/2014/02/27/abc-marvel-avengers-age-of-ultron/
この番組の中で、CAWS、ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーそしてアベンジャーズ2の新映像が流れるそうです。
アベ2はいわゆる撮って出しってやつでしょうかねー・・・・。でも主要キャストのクランクインは4月らしいので、俳優さん達はあまり映らないかもしれませんね。

技術者

2013-07-15 | 若手俳優さんのはなし
先日、『永遠の0』の主題歌をサザンオールスターズが担当したというニュースが流れ、映画の一部がオンエアされましたが、とても期待できそうな印象で心がざわざわしています。
原作者の百田さんも以下のようなツイートをされていますし、

監督の以下のツイートもダテではない感じ。


零戦のコックピットに納まった宮部(岡田准一)の目が、表情が、思い描いていた通りのすばらしさで、なんか画面のこっち側で固まってしまった。
あの目。あれがあるからこそ、宮部役には彼が選ばれたんだと思います。
たぶん本編を観たら、期待以上のできなんだろうなー・・・・と。
「泣ける」という煽り文句に魅力を感じる性質ではありませんが、号泣必至なのは関係者に煽られなくても分かります。(笑)

原作は6分目まで読んで無理やり途中でやめました。
観てから読みたいと思ったからです。
私は戦時下の日本の軍国主義的な雰囲気が極端に苦手で、これまで零戦というものに興味を持ったことがありませんでした。
原爆や特攻隊や人間魚雷については調べたこともありますが、戦闘機(飛行機)としての零戦について、その性能や当時の技術力については、知りたいと思ったこともありません。
原作を読んで、初めて知ったことがあります。どれだけずば抜けていたのか、圧倒的だったか。しかも忽然と現れた世界最高(当時)の飛行機。
堀越二郎という若い技術者が設計したのだということも初めて知ったのです。

だからのこの夏に、宮崎監督が堀越二郎と零戦を題材にした『風立ちぬ』を公開すると聞いて、不思議なタイミングの合致に驚きました。
『永遠の0』が正月公開になった理由は、『風立ちぬ』を観てからの方がより深く『永遠の0』を観ることができるという思いもあったのでしょうね。

『風立ちぬ』の公開が近づき、ぼちぼちと特集番組が放送されていますが、登場人物紹介として堀越二郎さん本人についても色々取り上げてくれるので、とても興味深いものが多いですね。
宮崎監督が「一番才能のある人は、やっぱり戦闘機に回される」みたいなことを仰ってたのもおもしろかった・・・。
そうなんですよね。
最高の技術はどうしても軍事目的に利用されがちというか。・・・
でも創っている当人は、軍事目的か人道的な目的かとか意識していないことが多くて、ただひたすら、自分の理想や夢を実体化させようと夢中になっているだけだったりする。・・・
零戦も、「性能の高い戦闘機」を造りたかったというより、「機能美の極みを目指した」というのが設計者本人の気持ちだったかも知れないですね。
堀越二郎さん本人が描いたという設計図も紹介されていたのですが、そのあまりの精密さと美しさには圧倒されました。
飛行機一機につき3000枚近い設計図が必要だそうです。
今の時代ならCADとか設計専門のコンピューターグラフィクス・ソフトはいくらでもあるので、あの精緻さ、緻密さを表現するのはそれほど難しい事ではないかも知れませんが、あれらをすべて手書きで、フリーハンドで描いたのかと思うと唖然とするほど美しいです。
あれ、そのまますべての線をワイヤーフレームとして取り込めば、たいしたブレも歪みもなくすぐに3D映像にできそうなぐらい精密でした。


架空の話と並べて書いて不謹慎かも知れませんが・・・。
なんか見たことある感触だな・・・と思ったら、アイアンマンのエンドクレジットの映像でした。
アイアンマンの設計図をワイヤーフレームで立体的に表現した映像なのですが、私はあれが妙に好きでして。・・・
美しい創造物は、構造(設計図の段階)からして美しいんですよね。
Iron Man The Movie End Credits

こちらは架空の想像物に過ぎませんが、ものすごく巧みにリアリティが加味してあって。この設計図を起こせば本当に作れるんじゃないかと・・・。(笑)
実際、アイアンマンのパワードスーツをCGで描く場合は、まず設計図を造ってみて、関節の可動域や動きが理に適っていて不自然でないことを確かめてから、俳優に合成で装着させ、ボディ表面の加工を乗せていくというような描き方をしたそうです(メイキングより)。
それらの細かいリアリティの積み重ねが、トニー・スタークという人物がいかに「才能と手腕のある技術家であるか」という説得力に繋がっていたような気がするのです。
アイアンマン3でもこの1を踏襲するようなワイヤーフレーム・バージョンのエンドクレジットが作られたようですが、採用されたのはペーパーバック風のものでしたね。
とてもシェーン監督らしい選択だと思うし、「Can You Dig It」という曲にはあの映像が一番ぴったりとハマってると思われます。
ちょっとビッグバンド風というかブラスバンド風な、ホーンセクションとサックスが前面に来るような感じで、70-80年代風なカッコよさのある曲で印象的なエンドロールです。
でもワイヤーフレーム版もフルレングスで観たかったなー・・・・。
DVD/BDの特典映像に入ってないかしら?

時代劇な2014年

2013-07-07 | 若手俳優さんのはなし
7/20:映画「風立ちぬ」宮崎駿
7/26;TV「るろうに剣心」佐藤健
8/23:映画「スタートレック イントゥ・ダークネス」ベネディクト・カンバーバッチ
8/30:映画「マン・オブ・スティール」ラッセル・クロウ
8/31:映画「劇場版タイムスクープハンター」要、杏
9/04:BD/DVD「アイアンマン3」発売
9/06:映画「サイド・エフェクト」ジュード・ロウ
9/13:イベント「アイアンマン300%」(ホットトイズが主幹?23日まで)
9/28:映画「地獄でなぜ悪い Why don't you play in hell?」堤、國村、星野
秋 :TV「SHERLOCK3」(イギリスでの放送予定)
12月:舞台「マクベス」堤、常盤
12/21:映画「永遠の0」岡田(准)
2014年:ドラマ「軍師官兵衛」岡田(准)
2014年2月:映画「土竜の唄」堤、仲、大杉
201?:映画「The Judge」ロバート・ダウニー・Jr.
2014年5/9:映画「Chef」ロバート・ダウニー・Jr.、スカーレット・ヨハンソン
2014年夏:映画「るろうに剣心 京都大火編」(前編)佐藤健
2014年夏:映画「るろうに剣心 伝説の最期編」(後編)佐藤健
2014年:映画「蜩ノ記」役所、岡田(准)
2015年5/1:映画「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」ロバート・ダウニー・Jr.
201?:映画「アベンジャーズ3」ロバート・ダウニー・Jr.

「るろうに剣心」の続編2本の制作が発表されました。
前後編だけど、間を空けずに続けて公開されるのかな?まあ・・・15年はハリウッド大作ラッシュの年なので、14年内に上映した方が賢明かもしれませんね。
7/26には1作目の地上波TV放送もあるようです。

私は「るろうに剣心」の原作をまったく読んだことがありません。
1作目を映画館に観に行った理由は、大友さんが監督をされていて、主演が佐藤健さんだからです。
大友さんは元NHKのドラマ演出家で、私は「ハゲタカ」を見てハマりました。
その後、大河ドラマ「龍馬伝」を手掛け、その際、岡田以蔵役で出演した佐藤健さんに興味を抱きました。
すごく若いのに、他の同年代の俳優さんには持ちえないような独特の凄みや哀愁を感じたからです。
フィクションの人物に地に足を着けさせるようなリアリティを加えられる、稀有な俳優さんだと思います。丁度、「レス・ザン・ゼロ」のRDJを見た時ととても近い感覚を覚えました。
この二人が再びタッグを組んで造る映画だと聞いては見過ごす手はないでしょ、と。・・・
いやー・・・いろんな意味でハリウッドのエンタメ系映画って感じでしたよ。
大友さん、マジだな。マジでハリウッド大作と並べられても遜色感のないもの造ろうとしたんだな、と思いました。・・・それがなんだか、すごくおもしろく感じたんですよね。
作品自体もよかったんですけど、監督のその心意気がひしひしと伝わって来て爽快だった。
そうしたら案の定、どこかのインタビューで大友監督は「マーベル映画を目指した」と仰ってて。(笑)
コミックの映像化にあたり、どういうものを理想とするかと考えた場合、マーベル映画は良い手本になると思うんですよね。
そして、良い俳優さんと、良いスタッフさえ揃えば、原作のコミックの質の高さはお墨付きなんだし、日本ででも絶対にハイレベルなエンタメ映画を作れるはず!という強い意志があったように思えます。
元々の大友さんのセンスから言えば、ダークトーンが強めなDC映画でもよかったと思うけど、そこを敢えてマーベルに行くところが面白いよなー・・・と。
マーベル映画の方が、俳優による遊びの部分を受け入れる感じがあるんですよね。・・・

主演俳優に監督が惚れ込んでいる作品は、大抵、おもしろくなりますね。
その期待に応えられるだけの輝きを、俳優さんが見せることができればほぼ完璧。
監督によって同じ俳優さんでも映り方が違うのを観るのもおもしろいです。(もちろんカメラさんのセンスもありますが)
不思議と、監督の想いって映像に出るんですよね・・・。
監督と俳優が両想いになれなかった作品って、本当に残念だと思ってしまう。
たとえば、黒澤監督と勝新太郎の「影武者」とか。
タランティーノ監督とウィル・スミスの「ジャンゴ」とか。
仲代さんもジェイミー・フォックスもすごく良かったんですけど、でも、監督の希望キャストであったらより大傑作になってだだろうなと想像に難くないのです。
まあ、両想いであっても、傑作にならない作品も山ほどありますけど・・・。(苦笑)
そっちの方が遥かに多いか。

2014年大河ドラマ主演決定!(追記)

2012-10-10 | 若手俳優さんのはなし
岡田(准)さんが2014年NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」に主演することが決まったようです。
http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/2000/134013.html

やー・・・次々と大役が決まって大忙しですね。
充実した30代となることでしょう。

「天地明察」を観た時、ずいぶんと髷が似合うようになったなー・・・・と思ったので、戦国武将ものはとても楽しみです。
蓬髪より髷の方がかっこいいんですよね。

というわけでスケジュール追加。

済9 /15:映画「天地明察」岡田(准)
済10/03:TV「追跡者ザ・プロファイラー」西太后
済10/07:TV「アイアンマン2」ロバート・ダウニー・Jr.
済10/10:TV「追跡者ザ・プロファイラー」コロンブス

10/17:TV「追跡者ザ・プロファイラー」ゴッホ
10/24:TV「追跡者ザ・プロファイラー」マリ・アントワネット
秋  :ドラマ「再会」堤、香川、江口
11/30:舞台「TOPDOG/UNDERDOG」堤(~12/28) 
12/28:映画「レ・ミゼラブル」ラッセル・クロウ、ヒュー・ジャックマン
2013年新春?:映画「永遠の0」岡田(准)
2013年1/12:ゲキ×シネ「髑髏城の七人」小栗、森山
2013年1月:舞台「五右衛門ロック3」古田、三浦(春)
2013年?:映画「俺はまだ本気出してないだけ」堤、生瀬、山田(孝)
2013年3月:映画「地獄でなぜ悪い Why don't you play in hell?」堤、國村、星野
2013年4月:舞台「今ひとたびの修羅」堤、宮沢、小出、小池(栄)
2013年5月:映画「アイアンマン3」ロバート・ダウニー・Jr、ガイ・ピアース
2013年GW:映画「図書館戦争」岡田(准)
2013年?:映画「タイムスクープハンター」要、杏
2014年 :ドラマ「軍師官兵衛」岡田(准)

ラッセルは「ノア」の撮影にもう入ってるみたいだし、RDJは無事怪我から復帰してアイアンマン3の撮影は再開したみたいだし、お気に入り俳優さんたちがみなさん大活躍で、ほんと一ファンとしてなんだか楽しくて仕方ありません。
追っかける方としてもたいへんだけど、でも毎日がわくわくって感じ。
ありがたいことです。

(追記)
NHK大河の中村高志チーフ・プロデューサーは、岡田(准)さん起用の理由を「旬な俳優さんで演技力が素晴らしい。目が魅力的。深い目をしている。」と仰ってるんですね。
私もそう思いますーーー!
彼を起用する監督さんは、大抵それを上げますよね。
単なるメヂカラとかじゃないんですよ。信念とか知性とか心ばせとか・・・それが目に奥行とひらめきを与えるというか。
それになぜか、深まれば深まるほど透明感が増すのが目の不思議さで。
聡明さ、というのかな。独特の澄んだ色合い。聡明というのは透徹する心眼なのかも。
大好きな俳優さんはみんなそういう目を持ってる。

追跡者・ふたたび

2012-09-13 | 若手俳優さんのはなし
いよいよ今週末から「天地明察」が公開されるということもあり、岡田(准)くんもプロモーションで露出が増えているようですね。

先日はNHKのスタジオパークに出演し、どことなく恥ずかしげに歴史好きで読書家の一面など見せていて、なかなかキュートでした。
最近は登山に嵌っているとか、初耳な話も結構ありましたね。・・・それもまたお仕事絡みかな?もしかしたら。
「永遠の0」仕様のぼうずはハットで隠してましたが、少し日に焼けてたかしら?
一時期よりは頬がげっそりしてなくて、思っていたほど悲壮感は漂っていませんでした。そういうシーンはもう撮り終えたのか、それともまだ先なのか、わかりませんが。

NHKということもあり、BSプレミアムで放送した「追跡者 ザ・プロファイラー」の話題も出て、大変好評だったということで、新シリーズが放送されることも発表されました。

HPはまだないようですが、番組表によると日程は以下の通り。

BSプレミアム 水曜日 夜9:00~10:00
10/3  西太后
10/10 コロンブス
10/17 ゴッホ
10/24 マリ・アントワネット

新シリーズの映像は出なかったので、これから撮影なのかしら?
ぼうず+ハットの岡田くんかな?
楽しみです。


さてさて。

ここ最近またもRDJにうつつをぬかし気味ですが、邦画も含め、他にもいろいろ観てます。

「放課後ミッドナイターズ」。
これは邦画と言ってもまあ、アニメーション映画ですが、とても楽しかった。
要所要所で細かく効かせたヒネリがとても日本らしいというか。・・・
キュンストレーキとゴスのコンビは、まったく若手お笑い芸人さんのソレですね。(笑)
あのノリのおもしろさが世界に伝わるのなら、日本のお笑いさんも世界で通用すると思います。
ゴスがかわいくてしかたありません。ええやつです。
キュンはキュンでかわいい。キュンさまーーーーとゴスが慕うキュンなので。

「最強のふたり」。
これはゲイリーの「裏切りのサーカス」を観た時に予告をやっていて、その時点で絶対観る!と決めていたのですが、大当たりでした。
フランス映画らしいフランス映画です。
・・・と言っても、一般的に"おフランス映画"というと、お高く止まって小難しいとか作家性が強いとかいうイメージになっちゃうのかな・・・?
これは気取ったところなんかまったくありません。でもすべてにおいて程よい抑制が効いていて、くどさがまったくない。エスプリってこういうことなんだろうな、と。
日本やハリウッドのような、美談を美談らしく美談の方法論で表現した嘘っぽさや大げさ感をまったく漂わせず、かといってカタルシスを造り出すための誇張をし過ぎることもなく、ほどよい苦味の効いたリアルな、そして気の利いたユニークな表現です。
それが本当に気持ちがいいし、素直にじんわりできる。感動を押し売られたような感覚が一切ない。
音楽もシンプルなピアノ曲で、ヘンに盛り上げようって意図満々じゃないのがいい。
それでも、サスペンスでもアクションでもないのに、まったくダレることなく終始わくわくして世界観に入り込んでしまえるような不思議な魅力があるのです。
この手の作品なのに、上映後すぐに「BDが出たら買おう」って思っちゃいましたもん。・・・こんなのショーシャンク以来かも。
疲れた時に何度でも観たくなる作品ですね。

今後のスケジュール

2012-06-03 | 若手俳優さんのはなし
7/ 7:TV「ザ・プロファイラー」(全3回)夜9:00-10:00 NHK BSプレミアム 岡田(准)
-7月7日(土) アドルフ・ヒトラー 野望を狂気に変えた自己愛(仮)
-7月14日(土) クレオパトラ オトコと国を操る才女(仮)
-7月21日(土) レオナルド・ダ・ヴィンチ 完成させられない天才(仮)
7/21:TV「シダの群れ 純情巡礼編」 堤、松雪、風間、小池
8/17:映画「アベンジャーズ」 ロバート・ダウニー・Jr
8/24:映画「プロメテウス」 リドリー・スコット
8/25:映画「るろうに剣心」 佐藤(健)、江口、香川
9/15:映画「天地明察」 岡田(准)
秋 :ドラマ「再会」 堤、香川、江口
11月:舞台「TOPDOG/UNDERDOG」 堤(~12月) 
12月:映画「レ・ミゼラブル」 ラッセル・クロウ、ヒュー・ジャックマン(全米公開?)
2013年:映画「永遠の0」 岡田(准)


NHK BSプレミアム「裸にしたい男 佐藤健」前後編をようやく見れました。
とてもおもしろかったです。
まったく物おじせず人見知りしない性格というのも意外だったし、でも、高校時代は一人外れてクールを気取ってぼっちだったと言い、ワイワイした大人数の中にいるのがすごく好きというわけでもなく・・・・。かと言って、同じ事務所の若手とつるむ姿は本当に楽しそうで。(笑)
でも、一人で黙々と作業に没頭するのも本当に愉しんでいて。かなりの集中力で自分の世界に入り込むタイプにも見える。
高校は県下有数の進学校で、ほぼ100%が大学に進む中、受験もせず皆と同じにはならないと思っていたと言い。
「俳優は向いていると思うか」という質問には躊躇なく「思います」と答える。
「ふつうです」を、喜怒哀楽と役柄別(岡田以蔵とか剣心とか)で言い分けるシーンは、ちょっとゾクッとしました。
気負ってプロの役者ぶってる感はまったくなく、意識して役作りしている風でもなく、瞬間的に自然にその人物を呼び込む感じ。降りてくるというか。・・・・特に岡田以蔵バージョンにはちょっと泣きそうになった。(苦笑)

外見も基本姿勢もものすごく今の子風なのに、でもどこか一点、思索型で陰りがあるようにも見えるのは、ご両親が離婚されている家庭環境によるものなんでしょうか。
本人はあまり関係ないと思うと言っていましたけど。
堤さんといい香川さんといい岡田(准)くんといい・・・・片親(特にお父さんがいない)俳優さんはなにか独特のものがあるような気がしました。

しかしNHKはやっぱがっつり取材してみっちり内容濃く番組を作ってくれるのでいいですね。・・・・
このBSプレミアムでは、今度、岡田(准)くんがMCを務める歴史番組を放送するそうです。
「ザ・プロファイラー」全3回で、取り上げる人物はヒトラー・クレオパトラ・ダヴィンチ。
岡田くんも海外ロケ取材をがっつりしたらしいので、見応えのあるいい番組になるのではないでしょうか。
GRとか聴いてても、岡田くんの受け答えは如才がないし、真摯な聞く姿勢と独自の感性で切り込み問う姿勢は、なかなか唸らせられるものがあります。声も落ち着いて穏やかで聞きやすいし。選ばれるのもわかる。
NHKのキャスティングはいつも目の付け所がおもしろい。「そう来たか!」的な感じがありますね。
歴史好きな岡田くんのこと、自分でもいろいろ本読んだり調べたりして、さぞかし楽しんでいることでしょう。
彼の勤勉で内省的な雰囲気はNHK好みだと常々思っていたので、ちょっといろいろ期待したい感じです。
ひょっとしたら映画「永遠の0」絡みで、今後も岡田くんに特化したなにかがあるかもしれませんね。

この夏は若手俳優と洋画とオリンピック三昧になりそう。・・・・
「テルマエ・ロマエ」を観たら、「るろうに剣心」「天地明察」のトレーラー・ロングバージョンが入っていました。
観客の反応はよく、楽しみです。


そのテルマエですが、そもそも原作自体が「グラディエーター」っぽいみたいだけど、映像はさらにグラっぽかったです。(笑)
北村さんはホアキン・フェニックスによく似ているよなー・・・・と思ったら、ケイオニウスのフルネームはルキウス・ケイオニウス・コンモドゥス・ウェルスなんですね。
北村さんのキャスティングは、ホアキンに顔が似ているという要素が強かったんじゃないかと思っちゃいました。(笑)
阿部さんは普通にローマ人に溶け込んでてかっこよかったし、上戸さんもかわいかったです。
ところどころ演出にチープ感もありましたけど、コメディ要素が強い感じの作品だし、想像していたよりは良くできた作品だなー・・・・と思いました。ヒットしているのも納得できます。
なんかしみじみと、日本の風呂文化について考えさせられたし。
阿部さんの代表作になりそうな勢いですけど、いいのかそれで?・・・・いいのか。

MIB3も観ました。
トミー・リーの老けっぷりがちょっと悲しかったけど、まあしょうがないっすね。70超えてるんだし。
こちらは「アメイジング スパイダーマン」や「トータル・リコール」のトレーラーが挟まっていましたが、リメイク版トータル~の「ブレードランナー」風味もかなりのもんですね。
原作は同じフィリップ・K・ディックなのでありはありだとは思いますけど、これから「プロメテウス」とブレランの続編が作られようというこのタイミングでどうなんだろうと思ってしまった。
でも、リドリー監督のあの世界観と美術は大好きなので、マニア心はかなりくすぐられました。
「トータル・リコール」も観に行ってしまいそうです。

あ、外事警察も観に行かなくちゃ・・・・。
ドラマもオンタイムで見てたし。

映画出演決定!

2012-05-21 | 若手俳優さんのはなし
岡田(准)くん出演の新作映画が発表されましたね。

『永遠の0(ゼロ)』
http://www.eienno-zero.jp/

原作は百田尚樹さん、監督は山崎貴さん、共演に井上真央さん、三浦春馬さん。

岡田(准)くんは、特攻隊パイロットの役。詳しくは原作や公式や下記URLで。
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp1-20120521-954367.html
これによると、堤さんの後押しもあったようですね。
監督が山崎さんなので、ひょっとしてら堤さんもワンシーンぐらい出演されるかも?(笑)

岡田くんは、つくづく玄人好みの俳優さんなんだろうなー・・・・と。
大ヒット作よりも佳作系の作品の出演が多いような。
脚本家や原作者、監督、共演者等同業者に望まれるタイプかな、と。
ゲイリー・オールドマンやジョニー・デップもそんな感じのキャリアが長かったから、大スター俳優というより、息の長い良い俳優さんになっていくのではないでしょうか。

彼の清潔感と透明感、あの美しい明眸は、クリエイターの心を刺激するのでしょう。
何にでも染まりそうだけど、一方で頑なにキャンバスは白い感じ。
そういう雰囲気は堤さんとよく似てる。

ものすっごく楽しみです。

悪即斬?

2011-10-04 | 若手俳優さんのはなし
『ハゲタカ』『龍馬伝』の大友さんが監督で、たけるん主役ということで、映画『るろうに剣心』関係のついをいくつかフォローしてるんですが、実はワタクシ、この原作漫画未読です・・・・。
あまり、というかどういう内容なのかまったく知らない。(苦笑)

だから、キャラクターに思い入れもないし、「○○は○○さんに演じて欲しい」等の話題には着いて行けず、今回発表されたキャスティングに関して特に思うところもありませんが。
香川さん、出過ぎかも、・・・・と、ちょっと思っちゃいましたけど。

しかしあまりにも頻繁に、「斎藤さんは堤真一さんがよかった」という言葉をつい上で見かけるので、ためしに斎藤一を画像検索などして見てしまいました。

ほほほう・・・・・。・・・・・なるほど。・・・・

たしかに、ビジュアル的には堤さんはかなり近そう。
それに、警察官?の制服は『ローレライ』の白軍服の似合いっぷりからして完璧な着こなしだろうし(笑)、新撰組の和装は当然のごとく似合うでしょう。
殺陣がうまいのは新感線の舞台からして実証済みだし。
うん。たしかに堤さんが良いと思われる方が多いのは頷ける。

・・・・・あー・・・・・洋装姿の殺陣は見たいですねー・・・・・もう、クオリティ高く仕上がるのはわかりきっているし。(笑)
さぞかし危うく艶めかしく美しいでしょうねー・・・・・。

ま、もしかしたらオファーもあったかも知れませんが、堤さんは受けなかったかもしれませんね。
結構、タイプキャスト的な匂いもあるし、SPの時にもあれだけ「アクションはしんどい。本当にしんどいんだから。」って岡田くんに訴えてたこともあるし。(苦笑)

堤さんの名前って、このるろ剣に限らず結構いろいろな作品で「演じて欲しい俳優」として挙げられるような気がするけど、それってなんなんだろうな。・・・・おもしろいな。

たけるんとの共演はぜひ見てみたいけど。
いつか、そんな機会もくるかな。

「天地明察」映画化決定!

2011-06-14 | 若手俳優さんのはなし
http://www.tenchi-meisatsu.jp/

ようやく発表になったようですね!

かねてからの噂通り、滝田洋二郎監督で角川・松竹製作配給で2012年秋公開だそうです。
共演は宮崎あおいさん。
他は、中井貴一さん、松本幸四郎さん、佐藤隆太さん、市川亀治郎さん、笹野さん、一徳さん、染五郎さん、渡辺大さん(謙さんの息子さん?)、横山裕さん(J事務所?)という面々。松竹色が強い感じで。

中日スポーツによると、滝田監督は、
「主人公はピュアな青年。まず、星好きが真っすぐ星を見つめる目を想像した。岡田さんは優しげだけれど芯の強さを感じさせる。後半はすごく男っぽくなるが、その落差をちゃんと演じきれる」「スクリーンを背負えるスター」と仰ってるとか。

岡田くんがこれまで積み重ねて来たことは、ちゃんと通じる人には通じていたってことでしょうかね。
製作にテレビ局が居ないようなのでプロモーションがどうなるのかはわかりませんが(松竹は六本木局が強いのかな・・・・?)、ある意味縛りがないとも言えるので存分にやって欲しいですね。
脚本は『孤高のメス』の加藤正人さん、音楽は久石譲さん。

・・・・もう一人のJ事務所の人が役者としてどうなのかまったく知らないし少々不安ではありますが。・・・・・
監督がうまく料理してくれることを期待します。

16日クランクインで京都で撮影。来年1月完成予定とのこと。
岡田くんの和装は久しぶり。
たのしみっす!

プリトヨトリオ

2011-05-28 | 若手俳優さんのはなし
プリトヨトリオがおもしろすぎて目が離せません。(笑)
あの3人、見た目的にもまったく死角なしだし、話はおもしろいし、ほんと最高!

しかし録画をリピしてついったチェックしてると、あっという間に時間がなくなっちゃってブログにまで手が回りませんね。(苦笑)
怒涛のプロモーションも残すところは、今夜のしやがれと火曜日のサプライズの続きのみかな?
あ、あと、初日舞台あいさつの様子を流してくれそうだから、月曜のめざましとか来週のブランチもチェックしといた方がいいかな。
ちょっとさびしいけど、まだ映画本編は観ていないことだし、当分楽しめそうです。
番組個々の感想は、のんびりちょこちょこ書いていきたいな。

リクシルCMの堤さんと大森さんバージョンも最高っすね!
大森さんの役とぼけてるーーー(笑)堤しゃんは鉄板でかっこいい。(微ボケだけど・笑)
なんかあのツーショットてわくわくすんですけどーーーーー

てことで、続きはまたのちほど。

100%のフォー!

2011-03-27 | 若手俳優さんのはなし

クロワッサンの岡田くん。
ああむずかしい。
あの涼しい目元の透明感が出ない。



真木姐さん、ペケポンおもしろかったっす。
髪がのびてかわいらしい感じで、笹本っぽくない真木さんだったけど、フォーはしっかり弾けてました。(笑)
岡田くんのS面もちらっと見えて。・・・・・

でも、最後に芸人さんたちと輪になって踊る真木姐さんの様子を見る岡田くんは、心なしかうらやましげに見えた。(笑)

プレミアム?

2011-03-24 | 若手俳優さんのはなし
クロワッサンPremium、検索と消毒を済ませました。

正直、こういう雑誌があるということを初めて知りました。
ファッション誌の棚を見ても、なかなか見つからなくて、ちょっと諦めかけてたら生活誌?寄りのところでぱっと目に飛び込んできて。
頭のページからパラパラめくっていっても「50代の着こなし」とか「更年期」とか、私の年齢ではまだあまり身近ではない類の内容が多くて、「・・・・これ、本当にSP載ってるの?」と少々疑念が浮かび始めた所で、すばらし過ぎるツーショット写真が!!
おそろいの青のコーディネイトでたいへん美しい二人です。

記事の内容がまたとても良くて。
他の雑誌でも載ってたけど、堤さんが、「岡田くんはリーダーシップとか表だって盛り上げて行くのは、得意な方ではないタイプだけど、とてもよくその役割をこなしてた。」というようなことを仰ってたのがおもしろくて。
堤さん、よく人を見てらっしゃるし、岡田くんのことよくわかってらっしゃるんだなー・・・・・とつくづく思って。
しかもそれをわかった上で、でもその役を彼にちゃんと任せて、うまくさりげなくフォローもする、という、まさに「理想の上司・尾形像」そのものって感じじゃん。(笑)
岡田くんが「見守ってくれてて安心する」とか、「目と目だけで演技できる人」とか言うのは当り前かもねー・・・・・。
5年後ぐらいにまた共演したいねと、堤さん。
50代の堤さんも変わらず素敵でしょうね。岡田くんは30代半ば。いい年頃です。
たしかGOOD LUCK!!ぐらいの時が、堤さん、37,8ぐらい?
いいっすーーーーーーっ!たまらんです!岡田くんも絶対素敵になってるはず!
楽しみだーーーー。

しかしVERY?だっけ、その時も思ったけど、SPプロモーション関連の掲載誌って、かなり年齢層広い感じが。
40代はまあ、堤さんがそうだし当然だと思うけど、50代以上も対象なんだなー・・・・と。・・・・
劇場に来ている方も、老若男女、かなり幅広い印象だったけど、深夜ドラマだったというのがいい方向に作用してるのかな?

写真がすばらしいから買いたくてしかたなかったんだけど、今のご時世、やっぱかなり躊躇が・・・・・。
その本屋さん、入口の脇に募金箱置いてたし。・・・・
他の記事が、私個人にとってもう少し有意義だったら買ってたと思うけど、たった数ページのために払う金額としては、贅沢というか。
難しいところ。流通と経済のためには消費活動は控えてはいけない。
実際、ここんところの東京は、なんか沈みこんだような雰囲気だし。・・・・・
でも今は、無駄遣いせずにプールして、まとまった金額を募金に回す気分、かな。・・・・

とか言って、明日になったら衝動に駆られて買っちゃうかも。

革命篇0号試写

2011-02-06 | 若手俳優さんのはなし
SP総務課さんついったによると、先日、関係者向けに0号試写が行われたとのこと。
主に出演者さんたちのつぶやきが掲載されているけど、かなり納得の行く良い作品に、仕上がってきているみたいですね。・・・・
期待、しています。


邦画、がんばってほしいんだよなー・・・・・。
世界中のどんな国の人々にも伝わるような、普遍性のあるものが、創られるようになって欲しい。
それは製作側の映画人にしても、出演する俳優さんにしてもそうなんだけど。
どんな人の鑑賞にも耐える、本物が、出てくるといいなー・・・・・と。
サッカーは、そうなりつつあると思うんだよね。
「日本製」はクオリティが高い、すばらしい、是非とも観たい、と世界中の人から思われるように、なって欲しい。

SPに関しては、前後篇に分けて上映したことは、正直、未だくすぶっているものを私は感じています。
料金払って鑑賞しに来た観客に対して披露するからには、一作品としての完成品であるべき、単体で高いクオリティに達しているべきだと、私は思うので。
革命篇は2時間以上の作品になりそうだし、野望篇と併せたら3時間以上の上映時間になってしまう。だから、分けざるを得なかったという判断は、理解できないことはありませんけど。
でもなーんか・・・・一種の甘えを感じてしまうというか。・・・・
それを言ったら、ドラマ映画全体がそうなんですけどね。
先にドラマを観ていることが前提になっているから、ドラマ未見者の観客はあまり考慮されていないわけで。
そこには当然、「言語や文化が違う人が初見で観ても尚、引き込まれるものがある作品」なんていう観点はあまりないわけで。・・・・
SPに特化していえば、生身のアクションシーンはすばらしいしとてもクオリティが高い、"警視庁警護課第四係機動警護班"というシステム自体、日本独特のものだから興味深い点もあると思うし、日本の政治家や政治に対する感覚もとても日本的でおもしろい部分もあると思う。
でも総じて言えば、役者さんおよび脚本家はがんばってる、で、落ちちゃってる段階なのかなー・・・・と。

でもSPに関してはしょうがない部分もあるんだろうな、とも思います。
この作品は、岡田くんと脚本家の金城さんの持ち込み企画だと聞いています。
要するに、製作側(テレビ局)が言いだしっぺで誰よりやる気満々、てなわけではない。
俳優である岡田くんが企画書を作って、テレビ局や方々を自ら廻って頼みこんで、製作費を出してもらって造ってもらっている立場というか。・・・・
だからその製作時期やその規模・環境、上映するタイミング等については、出資者および製作者側の判断に拠るしかなく、企画を出した岡田くんや脚本家にはそこは口出しできないところ。
だって、お金と人手、出してもらってるんだもん。(苦笑)
製作側には製作側の都合や優先順位があるわけで、どの時期にはどの作品を上映したいか、とか、誰が主演の作品を優先的に宣伝すべきか、とか、まあいろいろプライオリティはあって当然なものだし、SPはその順番待ちをするしかない立場。
企画書を持って廻っていた時期から考えれば、造ってもらえてるだけマシ、って言い方もできてしまう部分は、あるんだよね。・・・・・
それはたぶん、岡田くん自身が一番分かっていることみたいだし。・・・・
でも、机上の空論とも言える大きいプロジェクトを自らの手で現実のものとさせた経験を踏めたことは、岡田くんにはとても価値のある前進だったと思うし。たぶんこれからも、どんどん前に進めて行く気は満々みたいだし。(笑)
公安・田中役の野間口さんの「SP第四係人物調査後記」からも、その辺は感じられるかな、と。・・・・

「製作側の志」については、SP製作のために集まったチームはみんな前向きな人たちだったみたいだけど、まあ・・・・組織に所属してその中で動くのが大変なのは、どこも同じでしょうね。
機動力の鈍い組織は、チャンスロスが増え徐々に衰えていくものだと思うし。・・・・
サッカーと同じかな。(笑)
個々がレベルアップして、変化や刷新を恐れずどんどん前進していくことが今は大事って、思いまふ。
それがやがて、全体を活性化することに繋がる、と、思いたいので。・・・・・

Move Over(改訂追記)

2010-12-10 | 若手俳優さんのはなし
SP総務課さんTwitterによると、SPはムーヴオーバーが決まったそうで。
良かった。・・・・・
なにしろ冬休み・正月に向けて、続々と大作と呼ばれる作品が公開されてるんで、SPはスクリーンを押さえられず、早々に上映終了にされるかと思ってたもんで・・・・。(苦笑)
だいぶキャパの小さいところに押しやられるようですが、それでも、まったく無いよりはいい。
厳しい競争の中でしぶとく生き残ってくれて嬉しい。
革命篇のプロモーションが始まる頃まで、上映できればいいんじゃないかなー・・・・と。細々とでも。
それにしても、堤さんの息使いも楽しみ。(笑)
ペアルックの堤さんと岡田くん、見たかったなー・・・・。


さてさて、本日からは「ロビン・フッド」、明日からは「ノルウェーの森」の公開で、私は今日ロビン鑑賞の予定でしたが、どうもそうは行かない雲行きに。・・・・
正月休みに入ってからの鑑賞になりそう。
映画館の予約状況を見るに、ノルウェーはなかなか活況のようですが、ロビンは~・・・・・ま、しょうがないね。
やっぱ早めに観に行かないとヤヴァイかな。

録画しといたスタパの松ケンさんのことも書きたいけど、余裕がない。
トラン監督のコメントだけでも・・・・・
「自分は今後も、ケンイチと親しい間柄になる気はまったくない。
なぜなら、今後も、彼に俳優として私の作品に出演してもらいたいからだ。
俳優としてどんな事ができるのか、今後も興味深く見て行きたい。
だから、近しい間柄にはなりたくないんだ。」
とかなんとか。・・・・
こういうタイプの監督さんって、というかクリエイターって、多いよね。
役者と距離がある方が、創造性を刺激されやすいというか。自分のイメージを何のノイズも感じずに投影しやすいとうか。
想像が自由に羽ばたき易いのかな。
リドリー監督とラッセル・クロウの間も、近しいようで結構、距離があるような気がする。
分からない知らない、sense of wonderや謎に包まれた部分が常にあるからこそ、何度も使うんだろうね。
お互いに、「俺の底なんか、そう簡単には見えないぞ!」と思ってそう。(笑)


(追記)

これはBoxOfficeが発表した興行収入をグラフ化したもの。
円⇔$換算の関係で、日本で発表されているものと数字にズレがありますが、あえてすべてBoxOffice発表のもので統一しています。
初動(公開初週週末2日の累計)が5億円前後の作品をラインナップしてみました。
累計70億を超える大ヒットと呼ばれる作品は、必ず初動2日で10億前後を記録するので、同列に並べてもあまり意味はないでしょう。
(ちなみに初動10億前後のグラフは以下。アバターの特殊な動きは、3Dという要素の牽引力を示したと思う。)


また累計15億前後の興収の作品は、だいたい初動は2億に届くか届かないかです。
ひょっとすると5億前後の作品が一番振り幅が大きいかな・・・・?最終興収がどうなるかは複数要素が重なり合った結果です。
アマルフィや西遊記といった作品は、いわゆる夏休み興行なので、当然、かなりの高推移になります。
また、興行途中で何らかの賞を受賞したり、梃入れ的プロモーションが連打されれば、それなりの推移が出るものと言えるでしょう。

SPは・・・・・冬休み公開でもなく、もちろん、GWやSWなど大型連休もない中で公開された(要するに興行側の期待値は高くなかった)わりに、初動5億は驚くべき好反応だったといえるでしょう。
それに、ウィークデイの稼ぎが意外と大きいのも特徴かな。
推移としてはそこそこながらなだらかで自然な流れだったと思いますが、やはり5週目あたりから完全に横ばい傾向になってしまってますね。
ちょっと、何らかの梃入れが必要かな、と思いますが、今プロモーションをやるバジェットはそもそもないでしょう。
配給会社の扱いも、メディアの扱いも、まったく期待できないので、まあー・・・・・しょうがないっすね。
草の根でがんばってるのが現状、かな。
そう考えると、悪くない感じ。(笑)