武田山には約720年前、銀山城が築城され、麓では代々武田氏が守護(一時解任された時もある)を勤め安芸国を統治していたが,その後、約470年前に滅亡している。この間の約250年間の武田氏や重臣たちの墓石が武田山の麓に散在している。
しかし、地元の人でもこれらが意外と知られていないので、調査し、ホームページ(HP)で紹介する事とした。調査は、ほとんどを、地域の歴史愛好家や墓石が私有地にある古老などに聞き、約2ヶ月間を要した。まだまだ未聴取のもの、埋もれたまま、のものなど多くあると考えられるが一応の区切りとして、4月1日に”HPの【歴史情報】”に掲載した。墓石は五輪塔墓が多く、一部完全な形のもの以外は部分的なものが無造作に、お寺の境内、畑の隅、竹やぶの中、共同墓地内などにあった。今回HPに掲載した事により、歴史あるこの地域の見直しや郷土の史跡学習の一助にもなれば幸いです。
一方、調査で明らかになった所を、「 HP掲載前に実際に皆で見て廻ろう 」という企画がまとまり、3月8日、WeLove西公会員及び地域の有志14名で[武田氏関連の墓石めぐり]を実施した。メンバーの多くの方から「初めて知った」とか「住んでいる地域の歴史をたどっていくことは面白く興味もわいてきた」などの感想を戴いた。
また、この企画は[広島ケーブルテレビ]からも注目され、約2時間半の密着取材を受け、3月17日~23日の1週間放映された。 K,N
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