音速の葦

人間は一本の葦にすぎない。自然のなかでもっとも弱いものである。だが、それは考える葦である・・・

写真投稿のテスト。

2014-10-28 19:02:29 | ミスター・ガジェッター
どうせなら写真で彩りよく。

娘たちに残したい言葉

2012-07-26 21:45:49 | 人生について
まだ死ぬのはずっと先かもしれない。

だけれども、振り返れば終わってしまう、この人生。僕が死ぬまでに娘たちに伝えたい言葉を忘れないように書いておこう。

娘たちに絶対に伝えたい言葉。

「お母さんみたいになりなさい。」

そして、死ぬまでに絶対に言ってみたい言葉。

「好きになるなら、お父さんみたいな人を見つけなさい。」

まだまだ、”お父さん”への道は遠く険しいけれど、僕はこの道を張り合いを持って、楽しんで歩んで行こうと思う。

キチジョー・タローの恋愛論①

2012-06-15 00:14:31 | 恋愛について
36歳。嫁あり。娘が2人いる。

そんなダンディーなキチジョー・タローの恋愛論。みんな、恋の話は好きだろう?

ただし、毒のある文章を書くので、この時点で怒りっぽい人は読むのをやめて欲しい。
(こう書いてもわざわざ読んで、文句を言う人がいる。誰かが屁をこいた時、
必要以上にクンクンして「クンクン、くさいぞ。クンクン、誰か屁をこいたな。
クンクン、まじでくさい。クンクン、くさすぎる。」なんてやってる奴がいるけど、
お前絶対、屁をかぐのが好きだろ、なんて思ってしまう。)

日本政府が少子化対策をまじめにやらないので、誰かが恋の話で、盛り上げて、あわよくば結婚する人増えろ。そんな高尚な気持ちでいきたい。

まず、よくある質問。

「結婚にいたった心境は?」

答えは「いたる」だ。いたったんじゃない。普通に生きてればいたる。なぜなら僕らは動物だから。
どっかの頭でっかちが、「人間は賢くなりすぎて、もう、子孫を残さないでもいいようなところまで来ている」みたいなことを言っている。
なんだ、お前は草のような心で、女子も好きになった事ないし、巨乳にもいっさい、まったく、これっぽっちも心乱されない人生を送ってきたのか?
「あれは一時の気の迷い」、、、なんかじゃない。僕らは動物で、月の周期の影響も受けていて、初潮も迎えれば、精通も迎える。
そして、もっと言えば草の方がまだちゃんと恋愛している。恋愛の方向が子孫繁栄でなければ(2次元に恋なんて愚かすぎる)、草にも劣る。

健全な心で心の声に従えば、誰かをとても愛する気持ち、それはとても美しい感情だということに気づく。
ずっと一緒にいたい、なんて心の底から思ってしまう。だから素直にその心に従おう。

結婚ありき、なのではなくて、愛が全ての先に立つ。結婚は、その愛の対価として、「心の覚悟」を捧げる。
悪魔に魂を売るように。「何かを得るために、何かを捨てる覚悟」。もう一度言う。全ての先に愛が立つ。

結婚とは、その愛に捧げる「覚悟」だ。

夫婦生活、金銭の問題、育児。確かに大変に思えるかもしれない。「覚悟」できないのかもしれない。

でも、ふと思い出してみよう。

自分のご先祖達、ほかの人のご先祖達、みんなみんなやってきたじゃないか?
何だ最近、乗り越えられないほどに急に大変になったのか?

これは妄想きわまりないが、誰か「不幸な人たち」が社会の足を引っ張ろうと、必要以上に大変だと騒いでいるような気がしてならない。

大事なことだ。もう一度言おう。君の親も、祖父母も、親戚のおじさんもみんなみんなやってきた。

それが本当に「覚悟できないほど大変な事」なのか?

そして、真理に到達。

大変だからって「ひとりぼっちで生きていく」覚悟はできるのか?

僕はそれこそが不思議だ。「ひとりぼっちで幸せ」か?

誰かを愛し一生添い遂げる覚悟と、ひとりぼっちでずっと生きていく覚悟。

もう一度、冷静に、クレバーに考えよう。

結婚にいたった心境について。

結論から言えば、こっちの覚悟を選んだのは至極当然。

大丈夫だって!先祖にはきっと君よりグズがいたぜ。彼らもできたんだ。

「不幸な人たち」の社会妨害作戦にだまされず、正しい心に従おう。

結婚、おススメ。僕らは動物。シンプルに考えよう。

ひとりぼっち。ヤダぜ。さみしいぜ。

音速、音速、音速

2012-06-14 23:57:45 | 人生について
音速の葦。それがこのブログのタイトル。

時は過ぎる。本当にそれは音速の如くだ。
あっという間に赤子は大人になるし、僕らはジジイになってしまう。

動物達のようにただシンプルに生きて死ぬだけで満足がいかないように回路を組みかえられてしまった僕らだ。
誰よりも善良に。誰よりも優れて。誰よりも幸福な死を死にたい。

おい、これを読んでる君。そう。君だ。

一つだけ、質問。

「いま、しあわせか?」

幸せな人たち。それを大事にしろ。

そして、不幸せな人たち。それを乗り越えろ。

そして、幸せな人たちにもう一度質問。

「それはごまかしじゃないか?」

一つだけ、僕がはっきりと言えること。

「僕らはひとりぼっちじゃ、天国へは行けないんだ」

忘れるな。誰かを幸せにしろ。今日。いますぐ。

音速の葦。

以上でもって、何度目かの再始動宣言とします。

ひっそりと更新

2009-11-05 02:35:39 | 人生について
久々に自分のブログを訪れた。そして何気なしにスパムコメントなどを削除しながら、アクセス数などを確認してみると、更新もしていないのに昨日は40回ほどどこかの文章がアクセスされたようだ。

きっとGoogleなどの検索エンジンを辿ってアクセスされたのだろうが、それでも自分の考えていることが誰かの目に触れているということ、それは何か不思議な気持ちになる。

きっと明日、私が死んでもBLOGが削除されない限り、私の文章は生きていくのだろう。そしてそれを面白く感じる。

日々の煩わしい雑事に追われる毎日ではあるが、また文章を書きたい。そんな気持ちが強くなった。

いつもそんな事を言いながら、忙しくなってはBLOGを書くのをやめてしまうのだが。

書きたい事など山のようにあるのだが。

僕は耳をふさいでる(11/19修正)

2007-11-19 09:36:40 | 人生について
今日は11月15日。

気付けば、11月はもう半ばになっているし、2007年なんかはそろそろ終わりかけている。

日々は忙しく、平日は朝8時30分までには家を出て、家に着くのは早くとも21時以降だ。

それでもこれは楽な日々であり、きつい時はこれが23時や0時や、人によっては2~3日会社で寝泊りしてたりもする。

私の周りでは、日々はそんな風に過ぎている。

自分の抱える顧客の要求を満たすため、日々努力し、納期を厳守することを心がけている。

それはそれで飯を食うために、とても大事な事ではある。だが、それだけで一日が終わることに戸惑いを感じている。

ビジネス・経済・社会人としての常識。時折、そんなものが無用のものに思えて仕方が無い。それは社会人として致命的な感覚なのかもしれない。

だが、この短い人生である。明日があるかどうかわからないこの毎日、私のやるべき事は、自分が所属する組織が潤うことだけを目的とするもの、それだけではつまらないと思ってしまう。

そして、週末は日々の疲れを癒すだけで終わってしまう。この生活では、私はきっと満足して死ぬことができないに違いない。

私はやりたい事をやっていないのかもしれない。だからこんな事を考えてしまうのだろう。もしくは、やりたい事を実はやっているのに、それに気づいていないのかもしれない。

貧困はささやく、「お前の生活はお前が思っている以上にうまくいっている」。

暴力はささやく、「それでもお前の生活は安全の中にある」。

不幸はささやく、「無いものねだりはやめて、今あるものに感謝しろ」。

そうなのかもしれない。そうなのかもしれない。

それでも、遅くまで働き、家に帰ってテレビを見ながら、ビールを飲み、妻と少し話をし、そして寝るだけの毎日。

そんな日々を送れと耳元でささやく誰かの誘惑に。

僕はまだ耳をふさいでる。

この国の礎(いしずえ)に

2007-10-25 09:15:19 | 人生について
この国の礎に はかなく散った多くの魂がある
君の悩みも迷いもすべて 彼らと同じ人間の本質にある

ある日ページを開いてみよう そこには君と同じ悩みを持つ
ある人生の一場面が きっと広がっていることだろう

だから

自分ひとりで考えなくていい
誰かが答えを持っているんだ

君の悩みも迷いも悲しみも 
きっと君はそれを特別だと思うかもしれないが
ある瞬間に66億もの人が息する世界
そしてその前に続く静かなる礎たち
 
誰かは必ずその答えを持っている

だからまずは助けを求めてみるんだ
誰かがきっと馬鹿馬鹿しいと 君を笑い飛ばしてくれるんだ

一人で悩んでいたって 自分の望むカタチと世界の求めるカタチ 
その差をいつまでたっても 埋めることなどできないのだよ

だから乗り越えろ 自分を乗り越えろ
今そうしたいことと 逆のことをやれ

悩んだらまずは その部屋を飛び出すんだ

学校でいじめられようと
友達に裏切られようと
彼氏にふられようと
親に死なれようと
死に到る病に冒されようと

力強く生きていくやり方がこの世界にきっとある

不幸だと思うその自分 

自分を乗り越えろ

ジャパハリネット、ありがとう

2007-10-09 21:03:06 | 今日の独り言
このジン・ソニックの大好きなバンドであるジャパハリネットが今年いっぱいで解散する。彼らはただいま解散ツアーの真っ只中だ。そして、この解散ツアーも10月14日の彼らの故郷である四国・松山でのライブで以て終わる。そしてその後のスケジュールは白紙だ。

昨日10月8日、ラスト2のライブ、東京での最後のライブが恵比寿のLIQUIDROOMで行われた。

週末は娘の世話をせねばならぬという役目がある私ではあるが、一期一会、今回は嫁と娘にスマンと手を合わせて、私はこのライブを観に行くことにした。

彼らのライブを観るのは初めてだった。彼らのファンは(想像通り)自分より若い人ばかりで、31歳になる私は、会場の中、若干浮き気味ではあった。

だが、しかし。

彼らのステージが始まると、私はそんな事は全て忘れた。

LIQUIDROOMは定員800人という小さな会場である。

そのステージで焔立つ魂。そして一体となる観客。皆で声を合わせ、力いっぱい歌うこと。

それは宗教的とも言える空間。だがそれに抗うことなく一体化していく。

ボーカルであるけんじろの声が響く。心に、心に。

私が音楽に求めているもの、そこにはそれがあった。

音速のその先。私はそれを感じることができた。

悩み、迷い、愛するもの、夢、希望、そしてそれらを統べるもの。

彼らは歌う。

「大人は子供になり、子供は大人になろう。そうすれば失くしたものに きっと気づいてくれるでしょう」

彼らは歌う。

「はにかんで心から 愛する人がいるのなら それだけでこの今を 生きた意味があるでしょう」

ヒットチャートに名前を連ねること、それに何の意味があるのだろう。

解散、それが何だというのだろう。

彼らは今日を生きた。私は彼らに会い、そしてその魂を感じた。永遠の中の一瞬。それが輝けるかどうかが、この人生の価値でしかない。

みんなの好きなものなんて、どうだっていい。僕の好きなものを君も好きになってくれるとうれしい。

色々思うことがある。色々言いたいことはある。ただ、心から感謝したいのは、昨日のステージがポジティブなものだったということだ。解散だからセンチになろうなんて、ファンのエゴに過ぎない。

今出せる最高のものを出す。それ以外何もいらない。輝けるときに輝いてやれ。

私はそれを感じることができた。

青春ロックとか青春パンクなんて音楽業界がつけた分類は、彼らも私も恥ずかしいのかもしれないけれど。

これは紛れの無い、そう、青春そのものだ。

ジャパハリネット、ありがとう。

そして、サヨナラ、また会う日まで。

アイデンティティ

2007-10-04 09:26:18 | 人生について
人は迷う。関東に出て10年以上になるが、町を出てみていつも思うこと。それはみんなみんな迷い、そして困っているんだ。

自分のアイデンティティなんて、あやふやで、そこにあって、そして気付かないもの。そんなものを追い求めている。

自分に個性が無いんじゃないか、そう悩む君にはきっとアイデンティティがある。周りと同じでいい、特別に目立たなくていいというのも、それはアイデンティティだ。

自分のアイデンティティを求めて、雑誌に載っている個性的な髪型・ファッションを次々に試す人に比べれば、小学生の時からカリアゲ一本、年中ネルシャツ(夏は半袖、冬は長袖)でブレの無い奴の方がずっとアイデンティティがあるように思える。

でも、変なことにカリアゲの奴は自分は個性が無いと思い、そしていつまでも定まらないマスコミに作られたいわゆる『個性』を追い続ける人はそれが個性だと勘違いしている。

みんなみんな個性を求めてブランド物を買いあさるが、みんなみんな持っているものが同じになっている。アキバでバンダナを巻いているオタク。彼らのバンダナには信念がある。

特別な自分。他と同じこと、他と違うこと。

誰かに自分を認めて欲しいというその気持ち。

アイデンティティを確立するには、迷いながら落ち着き先を探すしかないのだと思う。とにかくあきらめず、心の声に従って、やりたいことをとことんやってみることだと思う。

誰かに非難されても、ブレないその気持ち。それがアイデンティティであり、つまりは生きる力だ。

いつかアイデンティティなんて気にすることのない日が来たら。その日、君はアイデンティティをきっと、手に入れていることだろう。

そして、君はやっと自分の人生を歩み始めることになるだろう。

この世界に生をうけた、君の人生のその本懐を。

ボクは祝福しよう。

君は明日死ぬだろう

2007-10-03 22:43:03 | 人生について
君は明日死ぬだろう。

そんな風に宣告されたらボクはいったい今日に何をするだろう。

一目散に家に帰り、娘を風呂に入れ、少し遊び、寝顔を朝まで見ているのだろうか。妻はただそばにいてくれればいい。朝まで朝まで。ボクと一緒に起きていてくれればいい。

明日生きる保証はどこにもない。それなのに世の中は暇つぶしを押し付ける。日々はただ奪われ、そして僕達は老いていく。

だからといって今日に何をするべきかなど、どこにも答えは無く、ただただ路頭に迷うのみ。

真っ白な空間で、服もテレビも携帯も荷物も何も無い。そこに裸で座る自分を想像する。ボクはそこで何を望むだろう。

真っ白な空間で、ボクは自分を幸せだと思うだろうか。-問題ない。
真っ白な空間で、ボクはこれまでの人生をまあまあだと思うだろうか。-問題ない。

真っ白な空間で、ボクはこの先、生きていくことを望むだろうか。-問題ない。

なんだ。だったらボクは明日どう生きるかだけ。

今はそれ考えるだけでなんとか生きていけそうだ。

ボクのもろくも崩れやすいそんな自分の人生を、輝きながら輝きながら。

魂の指し示す方。ボクはもがきながらもがきながら。

親や兄弟やその家族が幸せに生きていくことを望んでいる。
自分の娘や甥や姪が健やかに育っていくことを望んでいる。
妻がボクと結婚して幸せだったといつか感じてくれることを望んでいる。
昔に好きだった女の子がみんな幸せに暮らしていることを望んでいる。

ある日朽ち果てるこの魂の果てに。

ボクを好きな人がいてくれれば、結局のところ他に何もいらないのかもしれない。

明日死ぬとしたら。

今日、ボクはみんなに感謝しよう。