志賀高原 たかまがはら温泉 白樺林の温泉露天風呂の宿

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4月3日

2014年04月03日 08時33分40秒 | Weblog
天気 快晴 気温2度

全国的に暖かいようですが夜間は氷点下に下がっています。
プルークからパラレルへの移行時の話題を書きましたが
学生のスキー実習などでよく見かけるのは、体を回して曲がったり
怖がって後傾姿勢になり、お尻を振ってスキーのテールをずらして
曲がっている姿をよく見かけます。
本来であればイントラがスキーを押し出して曲がる事を教えればよいのですが
1人10人位受け持っていますので1人1人見て教えるのは難しいです。
修学旅行の学生さんにはイントラがそのような滑りで教えているのも見かけます。

また、ご両親や祖父母がお子さんに、そのような滑り方を伝授しているのも見かけます。
確かに曲がりますが、それ以上上達もしませんし特定の筋肉に負担が掛かり
怪我をする率も高くなります。

後傾姿勢で曲がっていますと、くぼみやコブなどで下半身で吸収が出来なく
転びます。

人とぶつかって怪我をされたお客様は、だいたい相手が突っ込んで来た
相手からぶつかって来たと話されますが、とっさにキチンとしたプルークで
急制動が出来れば防ぐ事ができます。

一番その方の滑りが判るのは、気を抜いた時どのような姿勢をしているかで解ります。
例えばリフト乗り場に向かうような緩やかな緩斜面で、思いっきり後傾姿勢のプルークで
向かっていれば、後ろを滑っている方が遅いと思い前に出て割り込んだとします。
ぶつかると思い後傾姿勢のプルークではスキーのテールしか効きません。
キチットしたプルークならスキー全体を使いますので急制動が効きます。

例えば時速100キロ出せるとしたら100キロからプルークで急制動が出来ないと
危なくて滑っていられません。

初心者のプルークと上級者のプルークは見ていればはっきり違いが判ります。
来シーズンに向けて、こっそり練習するならキッチリとしたプルークの練習を
してみてください。スキーのセンターに乗っている感覚さえつかめれば
アイスバーンや急斜面怖く無くなります。
また、自分の滑りを一番実感出来るのもアイスバーンや急斜面です。

私自身も実は滑りながら修正しています。