
ちょっと前に愚妻が街角で貰ってきた1枚のフライヤー・・・
琴電の修理工場で働く人々の様子を取上げた写真展。
こりゃ楽しみだ!
お爺は早速出掛けましたな。
:
ケレン味なくひたすら素直に
工場で働く男達の輝きを捉えていると思いました。
電車の主要な構成は金属
しかも鉄である。
鉄というのは、硬くて扱いが大変だ。
しかも薄い板ではなくて、マスのある分厚い部品が多い。
電車のメンテナンス・・・
男の仕事だ。
:
琴電・・・香川県を走る私鉄・・・創業100年
使ってる電車は関東の京浜急行やら京王電鉄から
古くなったものを譲り受け、手直ししたものだ。
そんな基本的なこともオイラは知らなかった。m(_ _)m!!
軌道の幅が違ってたり
連結器の仕掛けが微妙に合わなかったり・・・
これを治さないことには琴電システムの一部とは
なり得ないから・・・
必死のメンテナンスが欠かせないのだ。
今回の写真展は琴電がフィールドを走行している様子を
捉えた写真ではなく、もっぱら仏生山駅に隣接した
修理工場に的が絞られているだけに
シャープで散漫なところがない。
働く人たちの顔が良い
目が良い
鉄を扱う喜びがある。
見知らぬ土地で活躍してきた電車たちをねぎらう視線
これを再度香川県で蘇らせる作業への思い入れ
やがて再生するであろう古い車両に対する
優しいまなざしがある。
それを上手に掬い取ったカメラワークがとても素晴らしい。
見るものは
人間って、こういう側面も持った動物なんだと気付かされる。
会場は広々とした開放感があってピッタリでした。
仏生山修理工場で使われているケ現役の椅子とストーブとか!
写真家に腰掛けて貰って
パチリ☆
失礼致しました。
作者は工場へ入り浸ってのワークだった
それゆえか
車両並びに修理に関する知識は相当なものに達していると拝察しました。
色々教えて頂き有難うございました。
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昨日11月18日~12月4日(日)まで
ことでん瓦町駅ビル高松天満屋8F(宮脇書店左脇奥)です。
是非、全国の琴電ファンや電車フリークには見て欲しいと
思います。
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