アニメ「夏目友人帳」第12話『五日印』の感想です。
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森の中で邪鬼に「五日印」という呪いの印を腕に付けられてしまった夏目。
「五日印」とは、五日かけて生気を吸いつくすという呪いだった。
夏目を追ってくる不気味な影。←これ、かなり怖いです。
夏目はこの呪いから五日間逃げ切れるのか?――というお話でした。
ニャンコ先生、夏目の呪いの印に触れていきなり小さくなってしまいます。
イカリング・フライの真ん中に座って食べている姿は幸せそうでたまらなく可愛いのですが、
今週のニャンコ先生は用心棒としてはあまり役に立ちませんでした。
今回、「友人帳」を使って妖怪を使役(というほど大げさではないですが)する場面が初めて出てきますが、
呼び出すのには、魔法陣を描いて更に数滴の血が必要(本当は生爪の一枚ぐらい要るらしい)なのです。
「友人帳」使うのも結構大変…と思いました。
妖怪って頼みもしないのに来る時はどんどん勝手に来るのに、こちらから呼ぶ時にはこんなに面倒だなんて……。
ピンチの時に急に呼び出すのは無理のようです。
やはりニャンコ先生が頼りですね。
さて、呪いに詳しい妖怪・ヒノエ登場!です。
ヒノエは男嫌いで夏目の祖母のレイコが大好きな妖怪です。
あれ…? 私原作を読んでいる時はずっとヒノエは男だと思っていたのですが、
アニメでは何だか女の人っぽいです。どっち?? 声優さんも女性の方でした。
ヒノエが男か女かで夏目に懐く時の印象が変わってくるのですが。
ヒノエの勧めで影を祓える「式」を呼び出すことになりました。
夏目が巻物を投げて「式」を呼び出すこのシーン。
私が期待し過ぎていたせいか、ちょっと地味に感じました。
せっかくのアニメなのですから、もっとドドーーン!!と派手な演出をしてほしかったです。
(原作ネタなので以下反転します)
式を召喚した時に、夏目が突然転んでいますが、ここは原作ではちっちゃな式をかばって倒れたのです。
夏目の優しい気持ちを表現した場面なのですが、アニメではちょっと分かりにくかったです。
でも、ちっちゃくても強力な式でした。見事、影を祓ってくれました。
原作ラスト、ヒノエが風邪で寝込んだ夏目を見舞いにきて、
「しかし夏目は何か嫌いじゃない。
男と思わなければどうということはない」
というドタバタシーンがなかったのは残念でした。
次回は、悲しいですが最終回、第13話はアニメオリジナルストーリー『秋の夜宴』です。
予告を見ますと、妖祓い人の名取さん、柊、子狐ちゃんご出演です!
さて、嬉しい情報が飛び込んで参りました! 「夏目友人帳 Ⅱ期」決定です。
「続・夏目友人帳」 2009年1月よりテレビ東京系にて放送開始!!
何で「続」をつける必要があるの…とかは置いといて、嬉しいーー!
*トップ画像は左からビーニーの Hippity、ベッツィー、Floppity です。