年中さん他リトミックですが、自分の娘はまぁおいといて、このところのレッスンで急に大人になったなあと思います。
まず、ものの奪い合い が少なくなりました。
ちょっと前までは、何かと争いが絶えず、 音符カードの取り合い。 リズム譜の取り合い。 何かっちゃモメる。
どうでもいいことでモメる。 たくさんあってもとにかくモメる。
急に静かになったので、嫌な予感がしてピアノを弾きながら振り向くと無言で揉みあっていた。
のパターンが、年が明けてからはなくなり、お迎えにいらした保護者様にもお伝えしているのですが、比較的平和なレッスン
になっています。(笑)
そして、リトミックの下地があるので、始めたばかりのピアノはもちろんグイグイ進みます。
教材に購入していただいた楽譜と別に、ほぼ毎回私が用意する初見用の楽譜の音名はスラスラ読み、弾きはじめて三回
くらいでノーミスで普通に完成。 のパターンが多いです。
拍子も何分の何拍子かは曲を聴いただけで言い当て、私がピアノを弾くと2小節分はかなり簡単にリズム聴音できる
ようになりました。
これは、やはりリトミックの下地があることが大きいんですよね。
どの楽器に進むにしろ、リトミックで、
強い 弱い 高い 低い 大きい 小さい 音の階段 即時反応 などを、2歳 3歳 4歳 で、体幹から覚えていると、
楽譜を読み始めたときに、「知識」 としてではなく 「身体で覚えた反応」 で 演奏することの違いですよね。
私の時代は、あまりリトミックというのは普及しておらず、周りの子供と同様に、大手の音楽教室で鍵盤を学びました。
それはそれで良かったと親には感謝しておりますが、いろいろな知識を経たいま、40ウン歳になって、一人で部屋で
リトミックをいまだに練習しています。
思うように脳も身体も動いてくれず、自分のできなさに歯がゆいことも多々ありますが、こんな学問に出会えたことも、
時代の変容に感謝する日々ではあります。