おもい出し日記

「カーサ ブルータス 2020年 京都の旅。」 今月の本

今年の日本散歩は、12月に京都を予定していました。
京都は散歩したいところがたくさんあって、とても三泊四日では回り切れませんが…。

京都国立博物館・平成知新館がメインで、三十三間堂や帰りにアベノハルカスに行ければ…。
できれば聴竹居(ちょうちくきょ)にいければ、それで十分かなと…いろいろ妄想していました。


そんなタイミングで「カーサ ブルータス 2020年 京都の旅。」の本が目に留まりました。

表紙には見たことのない建物が…。



京都市京セラ美術館、誕生の文字がめにとまり、写真にくぎ付けになってしましました。

1933年竣工した京都市美術館が改修・増築され蘇りました。
現在最古の公立美術館建築です。





設計を手掛けたのは青木 淳さんです。青森県美術館を設計した方です。
青森県美術館の評価は…。
私的にはよくなかった…。

のですが、改修された京都市京セラ美術館は見てみたい!
直感的にそう思ったのです。



美術館正面に設けられたスロープ状の広場がイベント時に人々が座って集う公園になるようにイメージされているようです。

京都に新しい風景をつくり出しそうです。

今年の12月に散歩するのは、だいぶ厳しくなってきましたが…感染問題が落ち着いたら必ず見学したいと思います。

一方、宮城県美術館は…。

京都市美術館のように歴史ある建築を蘇らせる術を最初から持っていなかったことは非常に残念です。

補助金がそんなにほしいのか?
補助金をできるだけ獲得するのが政治の仕事なのか?

補助金を適正に使うのであれば、改修工事をして長く利用してもらうことが生きた補助金となるのではないか…。

京都市京セラ美術館をみてそう思うのでした…。



ルイ・ヴィトン メゾン大阪御堂筋 設計:青木 淳
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