一般に、日本人は謙譲を美徳とし、韓国人は自己主張を称賛する。
其の他、多くの点で日本人と韓国人は対照的特性を示す。
これが国民性だが、先天的要因だけでは説明しきれないだろう。
勿論、文化や教育は大きな要因だが、それらが全てでもないと思う。
私見だが、国民性は一時代前の支配層の性向ではないか?
色々あっても、民衆は支配階級の生活や行動様式に憧れを抱くもの
虐げられても、虐げられているが故に、支配階級に憧れるのだ。
社会が自由になると、それが一般民衆の行動様式の中に現れるのだ。
一昔前の支配階級は、日本では武士、韓国では両班である。
武士は質実剛健、質素倹約を旨とする生活が基本だった。
両班の生活がどうだったかは、外国人である我々には詳らかでない。
ただ、朝鮮通信使に関する資料から、武士とは大違いだと分かる。
1910年の韓国併合後、日本は朝鮮半島の近代化を推進した。
様々な近代的制度を導入し、各種社会インフラも整備した。
それは同時に両班階級の理不尽な特権を廃止することを意味した。
両班の恨みは尋常ではなかったが、其れをそっくり韓国人が継承?
これが韓国人の親日派弾圧や反日運動の根底にあるようだ。
「日本が全てを奪った」は実は「近代化で全てを失った」という事
知性の低さも大きいが、両班への自己同一化は否定できまい。
韓国人の行動を理解したいのなら、両班を徹底研究すべきだろう。