「衣食足りて礼節を知る」一面の真理ではある。
だが限られたものであり、現実は逆の場合が多いようだ。
貧困時代が永いほど劣等感が強化され影響は永く残る。
貧困を脱した途端自惚れの頂点に達し暴走する例が多い。
「経済が豊かになれば自ずと自由な社会になる」
国際社会の認識であり、グローバル化の錦の御旗だった。
いかに偽善と欺瞞に満ちたものだったかは現状から分かる。
米国は戦後日本をイメージしただろうがトンデモナイ誤り。
礼節を知るには、そのための様々な素養が不可欠。
野蛮人に立派な礼服を着せても中身まで文明人にはならない。
自力で経済発展を遂げたならば民度も上がったかもしれない。
外資に奴隷を差し出しただけの発展は矛盾を増大させただけ。
資本主義による経済成長は格差を生み不満につながる。
(日本の"総中流社会"は例外中の例外だったと思う)
一般には対外侵略やスケープゴート作りで不満解消を図る。
ヒトラーが用いた古典的手法だが今も有効なようだ。
チベットとウィグルはスケープゴートかつ拡張政策と見る。
南朝鮮のスケープゴートは日本。"統一"が拡張政策の代用。
半島の場合が滑稽なのはどちらも妄想の領域であること。
いずれにせよ、日本周辺は危険な国だらけ、が現実である。