自由と正義のための選択肢

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観念論者の国②

2018-02-25 15:13:03 | World Poli...

ドイツてディーゼル車の都市乗り入れ禁止訴訟の判決が出る。
それほどディーゼル車の大気汚染は深刻。判決は火曜日。
本来司法判断になじまない問題。不正の有無とは違う。
原発訴訟と似ているが、被害が現実化している点は異なる。

排出ガス不正は最近VWだけでなくダイムラーでも発覚した。
自動車産業ぐるみ?国が気付かなかった?水俣病の構図では?
環境権や人権の先進国ではなかったか?これもナチスのせいか?
このところドイツの偽善性が次々と表面化しているように思う。

ドイツの人道主義はキリスト教を抜きには考えられない。
宗教絡みで三十年戦争を戦ったお国柄。日本人とは余りに違う。
政治が国民の実感と少々かけ離れても観念論で押さえつける。
東西統一後は反ナチのイデオロギーがアイデンティティでは?

米国は観念ではなく経験主義。国民の実感がトランプを選んだ。
オバマは口先だけのリベラル人形。リーダーシップは皆無。
末期には「自分ならトランプに勝てた」と軽薄な意味不明発言。
オバマ時代を懐かしむ米人はいない。メルケルも同じ運命だろう。

ディーゼル規制失敗の原因は国家的不正と見るべきだろう。
これに対し難民問題はもっと根深い闇が存在するように思われる。
サブプライム問題で世界経済を危機に陥れた元凶もドイツ銀行。
偽善は止めたがいい。このままでは再び国家的精神錯乱に陥りそう。


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